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Canada

Season2005 Canada, Yellowknife 12/22

20041222-01.jpg成田発19:00のエアカナダでバンクーバーへ向けて出発。オーロラ旅行は結構回を重ねているが、カナダは初めてでなにもかも目新しい。飛行機のアナウンスも必ず英語とフランス語。機内の日本人もカルガリなどスキー場へ行く人も多い。
イエローナイフまではバンクーバーまで9時間、エドモントン(1時間半)、イエロナイフ(1時間半)だが、入国手続き、乗り換えにそれぞれ3時間かかり、到着は夜9時の予定。長い1日のはじまりだ。
どこについてもきょろきょろの私たち。ふんふん、ここにこれがあって、搭乗口はこっちになるわけね、という感じ。エドモントンでは航空券を搭乗券に変えてもらうためにうろうろ。いただいた地図にめざす航空会社のカウンターがない。位置変更?出発3時間前なので、あきらめて食事。モンタナというお店でたべたが、なかなかおいしかった。
その後、出発案内の画面を見ておどろき。まったく同じ時間19:42に私たちが乗るファースト・エアとカナディアン・ノースと2機イエローナイフに向かうことになっていた。へえ?。無事搭乗券をGETし、ロビーでぼ?としながら本を見ていた(読んでいたではなく)。空港ではつぎつぎいろんなアナウンスが流れている。「ん、ねえ、今ディレイとかナインオクロックとか聞こえなかった?」と夫に話しかける。彼も私同様長い移動でぼ?としている。「え、そうか。着く時間をいったのかなぁ」。またぼ?モードに戻った私。搭乗時間になり、搭乗口に行ってびっくり。私たちが乗る予定の飛行機が遅れて21時になっていた。え、え???。早速これですか?!

20041222-03.jpgなんで?!しかも同タイムのカナディアン・ノースはオンタイムで出発らしい。カウンターは人でごったがえしていた。やっとの思いでスタッフに私がむこうの飛行機と変更してほしいというと、もう時間がないのでトランクは変更できない、という。一応カナディアン・ノースのカウンターに行って確認する。「席はあるので$20で変更はできるがあなたの荷物がファースト・エアにあるので変更できない。変更するには時間がない」とのこと。目の前でカナディアン・ノースの人が搭乗するのをむなしくみていた。
搭乗案内の画面をみると遅れのマークの赤がびたびたとついているので、私たちだけではないけど、しかし同タイムの飛行機が飛ぶのにぃ。無念、ともう一度搭乗案内画面をみるといつのまにか出発時間が22:30に変わっていた。げっ。
結局離陸したのは24:00近く。エドモントン空港で7時間待ったことになる。イエローナイフ着は日付も変わって1時30分頃。機内のアナウンスで「Good Morning」と言っていた。どこがグッドなの。

20041222-02.jpg今夜はホテルチェックイン後、オーロラツアーに行く予定だったけど。。。空港で現地旅行社の人と会い、このままオーロラツアーに行くという。荷物はホテルに運んでくれるそうだ。大事な防寒着が入っているトランクがなかなか出てこない。旅行社の別のスタッフが言ってくれたら、何とさっきのカナディアン・ノースで届いているという。なんで???他にも今ついた人のがいくつかあったそうです。とにかくあってよかったけど、頭の中には?がいくつも残りました。
そこからバスで30分ほどのVeeレイクへ。ロッジ(本当は船で夏は湖に浮かんでいるそうです)で暖をとりながら、オーロラを待つ。日本で見た今日のここの天気予報は晴れ。期待していたけど。。。結局雲が厚く、雪まで降り出してオーロラをみることはできませんでした。
ホテル着朝5時。長い長い1日でした。イエローナイフは遠かったぁ。

機内食:日本食を選択 酢の物、寿司、煮物、ごはんに味噌汁
朝食:おかゆ 梅干、ひじき煮、しゃけ
昼食(空港売店):ツナサンド、ミルク
夕食(モンタナ):ロールしたピザみたいの、チキン、ビーフシチュー

Season2005 Canada, Yellowknife -> Enodah 12/23

20041223-01.jpg朝11時に目がさめる。すぐ電話がなり、現地旅行社ボスのMr. Ragnarから昨夜はオーロラが見えたか、今日は4時半にむかえに行く、とのこと。ホテルのチェックアウトは11時なので、フロントに伸ばしてもらえるか聞きに行く。2時まで、と言われたけど頑張って4時までにしてもらう。
入浴、食事、荷物の整理をして、もう一休み。目がさめたら15:00過ぎ。あわてておきてかたずけ。トランクをひとつホテルに預けていく。時間前にMr. Ragnarがきてピックアップしてもらう。若いスタッフのアド、ジャストンと3人できてくれていた。30分ほどハイウェイを走った後、雪上車に乗り換え。エンジンにガソリンを供給するケーブルが凍って折れてしまったとのことで修理。すごいなぁ、自分でやっちゃうんだ。
出発後、しばらく走ってからまたオイル漏れした。においがきついからと私をさきにスノーモービルで運んでくれる。ドライバーのアド君の運転にあわせ、体を右、左と倒して雪のふきだまりを越えていく。さぞかしロッジは寒いんだろうなぁ、と思う。突然目の前にロッジが数件見える。暗くて全体は見えないが、まんなかに三角のモニュメントみたいなのがある。ロッジのいくつかは電気がついており、何もない雪原の真ん中では見るからにあたたかそう。メインロッジに入るとバーサという女性が待っていてくれた。暖かいのみものとスナックで男性陣を待つ。
20041223-02.jpg
10分後くらいに雪上車着。みんなすぐ荷物を降ろしたりして働いている。
私たちのキャビンはメインロッジのすぐ向かい。キャビン内はきれいであたたかく、明るく快適。電気湯沸しポットがあるので、持参した湯沸かし器も不要。今夜の宿泊は私たちだけなので、他の人への気兼ねもない。ただしトイレは戸外。
このロッジ、サマータイムは70%がアメリカ人、残りがヨーロッパ人で日本人はほぼゼロ。冬は99.9%が日本人なんだそうです。「なぜ?」と聞かれてつまる私たち。私たちのたどたどしい英語でご理解いただけたのでしょうか。。。不安。
外は相変わらず雲が厚くほんのり小雪が舞っています、今夜は望み薄です。

朝・昼食:カップラーメン(塩味、カレー味の二種)
夕食:サラダ、チキン、付け合せの温野菜(おいしかった)&ワイン(と)

Season2005 Canada, Yellowknife Enodah 12/24

20041224-02.jpg結局昨夜は曇りでオーロラを見ることはできなかった。オーロラ予報ではActiveなのに。。。
8時半に朝食。ベーコンエッグにトースト、フルーツという典型的な朝食。おいしくいただいた。
今日はアイスフィッシングに行く。市内からの客9人が10時半に到着。到着日にオーロラ・ウォッチングで一緒だった人たちもいて、ご挨拶。11時頃湖のまんなかに出発。氷に穴をあけて釣り糸をたれるのはアラスカでのアイスフィッシングと同じだが、釣れる魚がアラスカでは体長20センチくらいの鱒を参加者ほとんどが釣ることができた。が、ここのは大きい。今回釣れたのは11名中1名だが、なんと95センチもある大物。昼食にすぐ刺身にしてくれ、ノーザン・パイクというこの魚、とってもおいしいのです。鯛のようでこりこりしていて大感激。昼食は暖かいテントの中。バッパローのスープで体があたたまりおいしかった。その後、みんなも時間ぎりぎりまで2匹目をねらって頑張るが、結局この1匹のみ。う?ん、残念。

20041224-01.jpgロッジに戻ってツアー客は一人3発づつシューテイングをして帰宅。ロッジはまた私たちとスタッフだけになり、さびしくなった。
空には相変わらずの厚い雲。さっきの人たちは明日帰る人たちもおおく、ビジターノートに「オーロラ見ないと帰れへん」と書いている人がいたがまったく同感。私たちだって10日あるとはいうものの、そろそろ会いたいんですけど。この日のために頑張って休暇をとってきたのだから。オーロラ・ウォッチングはリスキーな旅で、毎年追いかけている友人たちの中には2週間、まったく見られなかった翌年は2週間でっぱなし、という人もいる。まあ、とにかくそのときその時間を楽しんで過ごせれば、と開き直ることにはしているつもりですが、ゼロっていうのはいやだなぁ。フィルム、山ほどもってきているんですけどぉ。

朝食:ベーコンエッグにトースト、フルーツ
昼食:ノーザン・パイクの刺身、バッパローと野菜のスープ、パン夜:スパゲティミートソース、サラダ、ガーリックパン、ケーキ & ワイン(と)

Season2005 Canada, Yellowknife Enodah 12/25

20041225-01.jpg昨夜も曇り&雪でオーロラを見ることはできなかった。アラスカのSさん、Hさん、そちらはどうですか?。ここはオーロラさえでれば一晩中みることができるし、お部屋もメインロッジも暖かく、飲み物もスナックも用意してくれてあるし、電気湯沸しポット(日本のメーカー品でした)まである。本当にいいところですが、雪が降っていたんじゃどうしようもない。
今日もアイスフィッシングに連れて行ってくれるとラグナーは言ってくれたけど、疲れもたまっているので遠慮することにし、ゆっくり休むと共に、ロッジ周辺をロケハン。こっちからオーロラがでたらここ、むこうのときはあの木をいれて、と歩き回り、汗をかくほど。これが無駄になりませんよーに。FOXらしい足跡を発見。今日は気温も低いし風もあり寒い。アイスフィッシング組7名は釣れているかしら。(後で聞いたら50センチ位のを1人釣ったそうです)

2004Y1225-01.jpg我が家の今回の防寒は昨年度購入したフェールラーベンのジャケット(スウェーデン出身のRagnerはとても喜んで何度もほめてくれました)、アシックスのズボンと羽毛ズボン下、靴は今回購入のバフィンのカンブリア。靴は使用後部屋に戻ると中靴を出してかわかすのが冷たくならないコツだそうです。今のところ「本番」の出番はないが使用感は快調、快適。
今夜はクリスマス。ディナーにいつもの「若い衆」のジャスティンとアドは帰宅したらしくいないが変わりにミセスラグナーと息子(13才)、チーフ夫妻がきていた。にぎやかにクリスマス・ディナー。海老、ターキーとごちそう。おいしくいただいた。2004Y1225-02.jpg
ラグナーに日本から持ってきたプレゼントを渡すと、ロッジの名前入りのシャツをもらった。「海老で鯛を釣った」ようで申し訳ないやら、うれしいやら。
昼間結構雲が厚かったが、夕方4時頃上空に雲の切れ間があった。今夜はきっと。。。と張り切って準備。
昼間は風が強くものすご?く寒かったが夜になって風はだいぶおさまってきた。空はどんどん晴れてきて、8時半頃、湖のむこうのぼ?としているのがオーロラらしいと、夫がデジカメでとってみる。見てみると二重の緑の帯。やっぱり!いそいでロッジに戻り、準備していたカメラを三脚ごとかかえて出動。1時間くらいロッジのデッキや下におりてうろうろ。一年ぶりの撮影で私はきょろきょろ。これでいいんだよねぇ?。
しばらくすると薄いオーロラは消えてしまい、きれいな星空になった。27日が満月のために、月は煌々と雪原を照らし、デジカメの写真は昼間のようだ。
やった?。ここにきて4日目にしてやっとオーロラに再会できた?

朝食:パンケーキ、ソーセージ、サラダ、オレンジジュース、フルーツ
昼食:カップラーメン
夕食:サラダ、海老、ターキー、ハムステーキ、マッシュポテトなど温野菜、アップルパイ

Season2005 Canada, Yellowknife Enodah 12/26

20041226-01.jpg朝、ふと目が覚め、ベットから窓を見ると明るい。え!ということは10時頃?出発時間は聞かなかったけど、今日は朝のうちに市内へ戻るはずだった。あわてて起きる。夫に「もう外があかるいよ」と言ったら「朝あかるいのはあたりまえなのにぃ」とねぼけている。
昨夜、というか今朝ベットに入ったのは朝の5時過ぎ。もっちろん、オーロラが出ていたからでーす。特に3時くらいから4時半の間は結構強くなり、近眼の私でもくっきりとみえました。S字になったり渦になったり、2本、3本と広がってゆらゆらゆれたり。
おしむらくは月。27日が満月の月は煌々と雪原を照らし、外をあるくのに困らないくらいです。月ってこんなに明るかったのね、と東京に住みむ私は改めて思うほどでした。イコールオーロラが。。。
でもでもとっても楽しくて、5時に寝る前にも何度も外にでて「おしまいかなー」と空を見上げたのですが、きれいな月夜、星空でオーロラはきれーいになくなっていました。
で、起きてから大急ぎで荷物を突っ込み、12:00にロッジ発。夫の運転するスノーモービルでハイウェイまで30分ほど走る。体は防寒しているけど、残っている目が寒い。でもしゃべったりうたったり、顔の筋肉を動かすと、けっこう寒くないことを発見。

20041226-02.jpg車に乗り換えて市内へ。ビルの林立する大都会にきた感じ。すぐ買い物に行く。あちこちで日本人がうろうろ。私たちも含めて目立っているなぁ。懐中電灯や食事の材料などを購入。スーパーで先日ご一緒したWさんご夫婦と会う。昨日帰宅予定だったが、オーロラを見ることができなかったので、滞在を伸ばしたとのこと。そうよねぇ、わざわざここまで来て、見られないなんて。
ホテルで入浴、夕食。夜に備える。
夜9時ホテル発のツアーバスでVeeLakeへ。直前に別GPもホテルロビーから出発していた。日本人がたくさんきているようだ。ここでは各旅行社がオーロラウォッチング用のロッジとかテントを持っていて、そこに案内しているらしい。
ロッジではイヌイットのファミリーがきて話をしたり、スタッフ手作りのケーキやあたたかいスープが用意してありました。でも最高のサービスはすばらしいオーロラですが、こればっかりは自然相手。今日も雲がきれずに見ることはできませんでした。帰る頃、少し雲がきれて星が見えましたが、月はにじんだままでした。

ブランチ:トースト、ゆでたまご、アンチョビ、フルーツ
夕食:サーモンステーキ、温野菜、オニオンスープ、ごはん、洋ナシとりんご

Season2005 Canada, Yellowknife Enodah 12/27

20041227-04.jpg10時に目が覚める。本日15時トラウトロックロッジへ出発なのでまたまたロビーに行って、11時チェックアウトを14時までのばしてもらう。前回と同じ人。すぐOKしてくれた。よかったぁ。
朝食後、かたずけをしてから買い物。寒い部屋から暖かい室内に戻った時、めがねがくもらないようにゴーグル(スポーツ用品店)、同じくカメラ保護用のジップロックを購入。大き目のビニール袋を用意していたのでもっときちんと密封するためです。
ホテルに戻り、私はSPAでマッサージをしてもらう。オイルマッサージだったがかなりからだがほぐれました。
ロッジに持っていかない荷物を前回同様、ホテルにあずけて迎えを待っていると、MR.RAGNARではない男性が来て、私たちをピックアップしてくれた。彼が最初困ったようにドックが。。。という。何のことかよくわからない。が車に乗ってわかった。こちらはDOCのことと思って話しているから話が通じないのであって、大きな黒いかわいいDOGが車にいた。彼らも2日間、ロッジに泊まるので、わたしたちをひろってくれたらしい。途中で買い物をしていた奥さんを乗せハイウェイへ。このご家族、マイク一家はすてきな旦那様、奥様とかわいいおじょうさんと息子さん&DOGのジェイのGood Familyでした。

2004Y1227-01.jpg途中待っていたRagnarと会い、スノーモービルに乗り換えてロッジへ。夫も運転にだいぶ慣れたとのこと。確かに昨日よりも上手でした。途中空を見上げるとうす暗くなった空に大きなアーチ状のオーロラ。わおぅ、もう出ている!
ロッジは前回同様のNo.3。暖かくしてくれてありました。荷物を所定の位置に置き、オーロラ撮影の準備完了。メインロッジに行き、談笑しているとマイクがオーロラが出ている、という。急いでロッジにもどりカメラを担いで撮影開始。メインロッジ入り口のベランダはGood Locationで東西南北、ウォッチに最適だ。凍った湖の上にオーロラが出ていて1時間ほど楽しませてくれた。昨夜オーロラツアーに参加したが、やっぱりヴューポイントのロッジがいいなぁ。
夕食はマイクのワイフ、キャサリンが作ってくれた。息子のジェイソンが「○○は好きか?」と聞く。わからない。実物をみせてくれたら餃子のようなもの。クリミアのものだそうで、ポテトとチーズが包んであり、サワークリームをかけてたべる。ロールキャベツはこちらでは「キャベツロール」。どちらもとてもおいしくておかわりして食べた。
男性陣は食前にビール、食事の時はワイン、食後にはウィスキー、日本酒とかなり飲んでいた模様。

2004Y1227-02.jpgマイクはFirst Airにお勤め。イエローナイフ到着日に飛行機が遅れて、First Airにあんまりいい印象を持っていない私でしたが、彼のおかげで払拭。とってもすてきな男性でした。まあ、飛行機は安全が一番なんだし、と今はあのいらいらを忘れて余裕です。
夫は昨夜あんまりねむれなかったとのことで、英語の聞き取り試験のような会話の途中から眠りそうなので、私たちはキャビンに引き上げる。外はクリア。何となくもやもやとオーロラがあるが、濃くなるまでにはもう少しまたないといけないようだ。
うたたねしていた夫が22時半頃、目さましたのでメインロッジへ。CNN放送でスマトラ沖地震と津波の被害を見る。4万人以上の死者とか。南の島の津波の映像が繰り返し流されていた。日本では「津波てんでんこ」といい伝えられ、津波がきたらとにかくそれぞれ自分で逃げろ、といわれているが、地震がない国ではほとんど経験がないのでしょうか。津波の警報が出ていなかった、というニュースを見ながら、被害が広がらないことを祈るばかりです。
11:30頃、マイクとキャサリンが「おやすみなさい」とキャビンに戻るのを見送ろうと一緒に出た瞬間、空に大きな2本のオーロラ。またまた急いで撮影開始。

2004Y1227-03.jpgこの夜は薄くなってきた、とか、冷え切った、と思ってロッジに戻るとまた強くなるという状態で、ゆっくり休むことができないくらい連続して出ていました。満月の月がものすごく明かるいのに、オーロラもそれなりに見ることができましたので、これが新月だったらすっごくきれいだったと思います。オーロラ予報では今日はmoderate、明日はActive。明日は久しぶりにブレークアップを見ることができるのでしょうか。わくわく。
朝4時頃まで撮影。まだオーロラはありましたが、南からかなり雲が出てきたこと、オーロラはかなり静かになってきたし、ほとんど休めなかったので、冷え切っており、終了することにしました。キャビンに戻ってあたたまって休む。ねる前も何度も外を見るが「もういいか」という気持ちにもなったので寝ました。

ブランチ:おにぎり、豆腐のスープ、野菜、果物
夕食:魚の燻製やカニなどの前菜、サラダ、ロシア風餃子、ロールキャベツ、ソーセージ、アップルパイ
夜食:カップうどん

Season2005 Canada, Yellowknife Enodah 12/28

20041228-02.jpg朝食は9時、といわれていたのに起きたのは9:48。いそいで食事後そのままアイスフィッシングにいける準備をしてメインロッジへ行く。食事をどうぞ、といわれ見ると二人分にしてずいぶんあるなぁ、とお皿にとり食べだしたら、マイクたちもお皿にとっている。えっ、待っていてくれたの?とあわててあやまると彼らも起床が早くはなかったとのこと。気を使わせないように言ってくれたのかも、と思いながらお礼を言う。(でもきちんと通じたかな?)
アイスフィッシングは11時出発を12:30に変更。犬のジェイはお留守番なのでぐずっていた。かわいそうだけど寒いしなぁ。
今日は6人で釣り。一人はつれるといいな、と思ったが、子供たちは釣りよりも穴に張る氷をすくって遊んでいる。「Hole Clearn?」と二人で交替に来る。かわいいけど、やってもらったばかりでまだ氷がはっていないので仕方なくお断り。結局お昼までに誰も釣ることができず、今日はお刺身なしの昼食でした。あたたかいテントで冷え切った体を内と外から暖め、再度釣りにチャレンジ。で、お魚さんたちは今日はクリスマス休暇中のようでした。

2004Y1228-01.jpgロッジに戻って暖をとる。夫はあっという間に高いびき。5時半頃キャビンの外を見ると、オーロラが見える。あわてて夫を起こす。彼はねぼけたまま防寒、カメラの準備をして飛び出す。風もあり、すごく寒い。少し写真をとってキャビンに戻る。私はそのあとトイレに行くが、あんまりにもオーロラがきれいなので、戻ってまた写真。夫は少しいて「寒い」とまたひっこんでしまった。でも東の方から強いオーロラがつぎつぎ湧き上がってくるので、写真を撮りながら夫のいるキャビンのほうにむかって2-3回大声で呼ぶが聞こえないらしい。むこうでMr.Ragnerが「Toshi、Aurora!!」とすごい声で呼んでくれていたので、夫も飛び出した模様。この後、すっごく強くなり、空いっぱいに広がり、つながって輪っかになり、さらに大きなカーテン状でひらひらゆれて、手が届きそうなくらいに下がってきました。十六夜の月がまだ東に低く、東の林にさえぎられて暗いうちのオーロラでしたので、とってもきれいでした。こんなにきれいなのを見たのは久しぶり。。。写真はごく一部分しか撮れないけれど、空一面のオーロラはこの寒さと共に体験しなければわからない。。。と感動しながら、結局7時半くらいまでうろうろ、どきどき、ばたばたしていた私たちです。

2004Y1228-02.jpg夕食の頃は昨日だったら絶対カメラをかついで動き回っているくらいのオーロラがでていましたが、さっきのブレイク状態の後では薄くて、何より寒くて食事に専念。おいしくて楽しいディナーでした。
夕食後も同じような状況だったし、夫はメインロッジのソファで寝てしまうので、キャビンに戻って、一休み。「チェック、チェック」と私は外を見るときれいなオーロラ。戻って30分たっていません。またあわてて支度をしカメラをおきっぱなしのメインロッジへ。
この後、薄くなったり、強くなったりの繰り返し。風が強くて寒いのでロッジに入るともう強くなっているという状況で、休めませんでした。3:20にキャビンに戻り、寝る準備。でも外を見るとまたオーロラが。。。着替えたり、また外に出たりを繰り返す。私は4時頃ダウン。今日はきれいなのも見たし、満ち足りた気分で寝てしまいましたが、夫はその後も出たり入ったりしていました。オーロラさん、ありがとう。

朝食:ベーコン、豆腐の料理、トースト、フルーツ
昼食:バッファロースープ、バヌック(パン)
夕食:海老の前菜、サラダ、バイソンのお肉、サーモンのカレー味、ごはん、パイ

Season2005 Canada, Yellowknife Enodah 12/29

20041229-01.jpg今朝は朝食10時絶対守らなければ、と思って寝たが、夫はがそごそ。暗いうちに目がさめたので気になって外を見ていたらしい。彼が9時過ぎにトイレに出かける音で私も起きる。窓の外は明るい。どんどん日が長くなっている。アラスカのバーローでは冬至後1日6分昼間の時間が延びるので、ここもそれくらいかな。とするとこちらにきて30分は夜が明けるの早まっていることになる。朝食後、Good Familyのオルソン一家がにぎやかに帰っていった。プレゼントまでいただいて、本当にホントにお世話になりました。
この日は1日のんびり。睡眠不足を解消したり、半紙に筆で「賀正」と書いて、持参のミニ鏡餅と一緒にメインロッジに飾ったりしていました。

2004Y1229-01.jpg夕方、暗くなると落ち着いていられず外に出たり入ったり。5時15分くらいに東の空にオーロラ出現。けっこうきれいでしたので月が昇る前に、と三脚をかついで外に。7時くらいまでうろうろしていました。今日は私たちだけなので、夕食もさっさと終わり、メインロッジで腰をすえてオーロラを待つ。外は晴天で星がきれい。気温はマイナス34度。でも風が強く体感温度はけっこう低かったと思います。オーロラは強くなったり薄くなったりを繰り返していましたが、夜11時頃、冷え切ってロッジにいると夫が「見るだけでもいいからすぐおいで」と叫ぶ。外にでるとまん前に横に大きなオーロラが出ており、それがものすごく激しく動きながら光が裾を走っていく。赤(ピンクがかった)がはっきり見え、「すごい!」「わぁー!」と叫んでいるだけで写真は撮れませんでした。短時間ですがものすごくきれいでした。
この後も強弱はありましたが見ることができましたが、薄くなってほとんど消えてしまった、とロッジに戻って時計を見ると1:39。朝の4時までがんばりましたが、結局この後は見られませんでした。

ブランチ:フレンチトースト、たまご、ソーセージ、フルーツ
夕食:キャベツなどのサラダ、ビーフステーキ、ポテト、スナック

Season2005 Canada, Yellowknife 12/30

20041230-01.jpgいよいよロッジとお別れ。今朝は8:30朝食、10:30出発する、と言われていた。今まで何度も寝坊しているので、昨夜は(というか今朝)4:30頃横になったが、気になってほとんど」ねむることができませんでした。
スノーモービルで出発。ちょうど日の出の時間で、朝日に雪原が輝き、とてもきれい。車に乗り換えた時はマイナス39℃。地元の人たちも「Cold」を連発していました。途中、サン・ドック(彩雲)が見えた。写真をとろうと止まってくれたが消えてしまった。
今日の午後はカリブー・ウォッチング。8人乗りの小型飛行機で空からカリブーを探し、湖に降りる。ここはアラスカのように千、万という大群はいなくて、数十?数百程度なんだそうです。離陸後、下をじっと見つめるが、木なのかカリブーなのかわからない。途中夫がひざをこんこんとたたくのでそっちを見ると、30頭程度の群れ。そういえばちょっと動いている。40分位とんだ後、着陸。カリブーが必死で逃げていくのが見える。すらりとした手足でかっこいい。

20041230-02.jpg着陸した前方にもうひとつの群れがいるという。降りて前方を見るが小さくてよくわからない。が、「何がきたのかな?」という感じで、どんどんこっちに寄ってくる。はじめは茶色一色だったカリブーが、白に茶色のてんてんまではっきり見えてきた。すぐ横まできて、一列に並んでこちらを見ている。約30分くらい見ていたが、とっても楽しかったです。でも寒くてやっぱり30分くらいがいいところかもしれません。
夕食は手作り。ホテルは前回と同じでも部屋が違うと置いてある鍋やお皿の数や種類が違う。ここはお鍋とフライパンが各1つだけ。フロントできいてもないという。でもご飯をたくと後はフライパンしかなく、ゆでるのもなにもかもこれでやった。夜9時ピックアップでオーロラツアーへ。ここではスタッフ(Canadian EX)が常に外で見ていて、出てくると教えてくれるので、とても楽です。

2004Y1230-01.jpgWさんご夫婦や、カリブーウォッチングで会った人たちと再会。今日も次々きれいなのを見ることができました。到着後じきに強くなり、1時間くらいうろうろ。撮影に明るい月がじゃまだし、みんな同じような写真になってしまうので、車を入れたり、テントを入れたりと私なりに工夫をしていますがさて、どうでしょうか。寒くて冷え切ってきたので、カメラをジップロックに入れ、三脚をキャビン前室の三脚たてにおいて、ジャケットをぬいだら、すぐ夫の「写真撮らなくても、見るだけおいで!」の声。急いでジャケットをはおる。まわりの人も「出てるんですか?」と一緒に飛び出す。その後、12:30くらいに強いのが出た後は雲が広がり、その上にオーロラが出ているのが見えるが、切れ間はほとんどなくなってきてしまいました。

朝食:トースト、目玉焼き、ベーコン、フルーツ
おやつ:カップラーメン
夕食:温野菜、かにかま、白身魚しいたけソース、スープ、ごはん

Season2005 Canada, Yellowknife 12/31

20041231-01.jpgゆっくり起床。10:30.う?、久しぶりにぐっすり寝た。
食事後、ショッピング。まず銀行に行ってUSドル→カナダドルにしてもらう。私の事前チェック不足で、USドルがつかえるだろうと思ってきたら、まったくダメ。えー、アメリカのとなりなのにぃ。で、買い物はALLクレジット・カードを使用している。昨日のカリブー・ウォッチングはカナダドルで支払ってほしい、といわれていたので、カナダでの換金初体験。窓口とCDがあるが窓口利用者が圧倒的に多い。USドルは一人200ドルまでしかチェンジしてくれない(銀行のはしごをしました)。窓口の銀行員が愛想いい。これはどこのお店もそうですが、あいさつを必ずかわすので、日本とは違うなぁ、と感じます。今日はもっぱら「Happy Nwe Year」「You too」プラス笑顔でした。
この後、お土産を買ってホテルへ。SPAで1時間のマッサージをしてもらう。
夕食は手作り。本日で最後なので何でも使い切る。自炊するとわかっていたらあれもこれも持ってきたのですが、昨日あたりから年末年始のせいかやっていないレストランも多く、結局はめんどうなので自炊をしています。ちかくに大きなスーパーもあり、買い物は便利です。


20041231-03.jpgいよいよ最後のピックアップでオーロラツアーへ。キャビン前の温度計はマイナス40度をさしている。寒い!とにかく寒い。キャビンで暖かい飲み物を飲んでいるとスタッフが「もう出てますよ」。え、まったりする時間もないのぉ。
外に出ると2本のオーロラの筋。それがどんどん伸びて明るくなり、あっちからもこっちからも筋がでてきて上空で合体。空一面のオーロラ。「すごーい」「きゃー」の歓声の中、ピンク色の光が走り、きらきら輝いたり、ゆらゆらゆれてしっかり楽しませてくれました。やった?、これで今回のオーロラ旅行は「6勝4敗」の勝ち越し。3連敗からのスタートにしては良い結果です。
11時過ぎにおさまってきたのでキャビンに戻る。ジャケットも何もかもきんきんに冷えている。マイナス41度。

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この後もさきほどより薄いけどオーロラは出ていましたが、先ほどの強いのを見た目には写真を撮る気にはなれなかった。
キャビンで年越しそばをいただき、カウントダウン、花火と楽しいイベント。そらにはうっすらだが「年越しオーロラ」。オーロラさん、今年もありがとう!

ブランチ:ごはん、ハム、ほうれん草のおひたし、豆腐、りんご、洋ナシ
夕食:かにかま、豚肉のハム、しいたけたまねぎのブラウンソース煮込み、ほうれん草のバター炒め、野菜スープ、ごはん、洋ナシ

Season2005 Canada, Yellowknife 01/01-02

2004Y1231-02.jpgオーロラ鑑賞は2時終了。ホテルに戻ったのが2時半。それから荷物をパック。防寒着はほとんど空気なので一生懸命つぶしてトランクへ。その他もろもろかたずけて終わったのは3時半をすぎていた。少し横になり、5時にタクシーで空港へ。運ちゃんは早すぎるという。国際線なのに?と思っていくと、確かに私たちが到着一番。カウンターはまだ開いていない。5:30過ぎに空港職員がきて準備開始。けっこうのんびりなのね。セキュリティに時間がかかるとかいろいろ言われていたけど。


20050101-01.jpgイエローナイフ-エドモントンのファースト・エアほぼON TIME。今日は飛行機に3回も乗るので、前の2本は遅れてほしくない。エドモントンで出発案内の画面を見ると私たちが乗るのは時間通りだが、遅れを現す赤色とキャンセルの黄色がびたびた。やはりここは寒冷地。厳しい条件下での運行なのでしょう。安全第一とはいえ、時間通りに飛んでね。
エドモントン発の飛行機は搭乗したのも動き出したのも少し遅れた。成田行きまで待ち時間が2時間半ほどの予定。が、放送で「第二エンジンが凍ったのでゲートに戻る」という。え?。戻ってから飛行機の下で荷物を入れているところを開けている。どうなっちゃうの?、とどきどきしていたら、疲れきった様子の日本人がたくさん乗ってきた。それまではがらがらだったので???とは思っていたけど。今来た人たちの話しが聞こえた。イエローナイフ7:30発のカナディアン・ノースが1時間以上遅れたけど、この便が一度出発しかけたが戻ってきてくれた。バンクーバーからの大阪便は12:40で間に合うかどうか、とのことだ。ひえ?、そういうことだったのね。
このエドモントン-バンクーバー1時間40分の予定を1時間ちょっとで着きました。空港では日本人スタッフが「大阪行きはD71で?す」と叫んでいるし、大阪に行く人たちは国際線の方に走って行くしの緊迫した状況でした。20050102-01.jpg


私たちは1時間後の13:40発なので少し余裕。成田までは9時間40分のフライト。昨夜ほとんど寝ていない私たちは爆睡。アラスカ沖を飛んでいる時間はまだ明るくオーロラもそしてマッキンレーはみえませんでした。成田着陸少し前、夕日に映える富士山がきれいでした。

機内食:オムレツ、ソーセージ、クロワッサン
機内食:サーモン、ビーフステーキ、ポテト、りんご、デザート
機内食:ビーフの煮込みかけごはん

Season2005 Canada, Yellowknife Summary

カナダは1回だけの経験ですが感じたこと、反省などあれこれ
オーロラ鑑賞 町の中のホテルではよほど強くない限りは無理。B&Bやホテルによっては見えるそうです(湖のそばなど)が、写真撮影は?郊外のロッジは一晩中OKだが2つくらいらしい。
オーロラ・ツアー 私たちはカナディアンEX(現地旅行社)に参加。スタッフがみんな若くて親切でした。インターネットなどで申し込む人が多いせいか、きている人も若い人が多いように感じました。特にスタッフが客の名前を覚えるスピードには感心。お世話になりました。
ロッジ・ライフ 今回宿泊したのはトラウト・ロック・ロッジ。町からハイウェイを30分走り、更にスノーモービルか雪上車で30分のところ。オーロラ鑑賞には最適。メインロッジでは居ながらにしてオーロラが見えます。キャビンは暖かく、オーナーも親切。食事はそれなりにおいしい。難はシャワーなし、トイレが戸外ということ。最初はすこし大変でしたが「そういうもの」と腹をくくりました。マイ便座シートを持参し便利でした。
ホテル・ライフ 今回はシャトー・ノバに宿泊。こじんまりしたホテルでスタッフも親切。キッチン付となしがあり、キッチンの電気調理器は結構強力でごはんは10分くらいで炊けた。
お金 カナダドルに換金orTCにして持参すること。現地の銀行で換金は面倒。US$は使えない。
イエローナイフへのアクセス 日本-バンクーバー、エドモントン、イエローナイフと3回乗る。イエローナイフ-エドモントンはファースト・エアとカナディアン・ノースの2社。私の1回だけの経験で行きはファースト・エア、帰りはカナディアン・ノースが遅れた。乗り継ぎ時間は長いとつらいけど、短いとひやひや。帰りにバンクーバーで泊まる人も結構いた。同じ泊まるならイエローナイフがいいなぁ。

Season2005 Canada, Yellowknife 09/07

0907-1.jpg昨日九州に台風14号が上陸。今朝は日本海にぬけているが、旅行に影響は?と2-3日前から気になって、気になって。今回は出発前からどきどきです。17:25離陸予定の航空機だが心配なので、13:00成田着の成田エキスプレス。到着後、ゆっくり食事後、お店をのぞいたり、結構楽しく過ごしました。で、結局ALL時間通り。バンクーバー(晴れ)、エドモントン(晴れ)で5時間待って、夜の9:40にイエローナイフ(小雨)着。遠い。。。
ホテルで必要な荷物を用意し、すぐにオーロラ・ワールドへ。今回はレイバン・ツアーという会社の観測施設。町から約30分。観測小屋、ドーム、観測デッキと施設が整っている。でも人も多くて。冬でなくてもこんなに来ているんですね。



0907-2.jpg夜中の12時頃着いたが、スタッフが地理案内をしてくれている間に、既に薄いオーロラが南から北に出ている。思わず「お?!」。これがどんどん濃くなってきた。あんなに雲が厚かったのに、真上は完全に晴れて天の川がきらきらまたたいている。その川のようにオーロラが!でも人が多いのと、道案内の電気が案外明るいので、暗いところを探して写真を撮る。到着早々なので写真の撮り方もわすれている私。あたふた、あたふた、あ?、楽しい。
今日は到着日ということもあり、2時間しかいられない。オーロラが広がっているのを横目に帰る。モデレートというところでしょう。
ホテルに戻り、まわりをうろうろするも、よくわからずあきらめる。オーロラは見えるが、町明かりがあかるく写真は撮れない。まだ着いたばかりなので、明日ロケハンすることにし、あきらめて寝る。長い1日だった。爆睡。

夕食:機内食(魚、ステーキ)
朝食:機内食(おかゆ)
夕食:スモークチキンのサンドイッチ(エドモントン空港)
夜食:(観測地にて)バヌック(先住民のパン)、白身魚のチャウダー/カップラーメン

Season2005 Canada, Yellowknife 09/08

0908-3.jpg朝9時に起きる。その前に電話が鳴ったが、とったら切れてしまった。明日行くロッジのオーナー、ラグナーかな?外を見ると晴れ。今日もオーロラ、見えるかな?シャワーをあび、目を覚ましてから、朝食の準備。朝食後、ロケハンと買い物。池のそば、と聞いていたが、けっこう遠く、カメラと三脚をかかえて夜中にいける距離ではないことがわかった。ぐすん。やっぱり町中ではみることはできても写真は無理なようです。
14:00出発でキャメロン滝へのハイキング。途中、紅葉がきれい。黄色くなったしらかばの葉がお日様に照らされて、輝くよう。 ハイキングは鳥やりすも見ることができ、ハイキングコースも気持ちよく、とても楽しめました。ずっとお天気だったのに、町に帰り着く直前に雨。大きな虹が180度、くっきり見えた。


0908-1.jpg今回はキッチン付のホテルを頼んでいたので、自炊の準備をしてきている。前回は特に包丁がなくて苦労をしたので、ナイフも持参しました。お米を炊こうとしたら、ふたがきちんと閉まるおなべがひとつもない。ヒータータイプの熱源で火力が強く何とか炊けたが、ちょっと苦労。

今日は21:30集合でオーロラ鑑賞。
一度エキスプローラー・ホテルに行き、そこからバスで観測地へ。

0908-2.jpg



外をみると既に出ている。下に雲はあるものの、けっこう強い。今日も期待できそう。わくわく。今日は観測地内のドーム2へ。観測地には観測小屋やロッジがたくさんあり、それぞれのパーティ毎にそこで待機したり、夜食やホットドリンクをいただく。外気温は摂氏5度。真夏日で熱帯夜の東京からきた私たちには天国のような気持ちよさ。長袖のポロシャツにカシミアのセーター、ゴアテックスの上下と東京の冬のようないでたち。真冬のマイナス30度とくらべると、体も軽いし、フットワークも良い。こりゃ、楽だ。
オーロラは11時から12時くらいまではまあまあ、その後は雲がふえてきた。晴れて星がきれいなところもあるが、オーロラはみえない。1:30にホテルに戻ることになっているが、一人30$で2時間時間延長。でもたいしたことはなかった。今日はクワイェット。ホテル着4時。眠い。

ブランチ:梅のおにぎり、インスタント味噌汁
夕食:白身魚のチリソース、ハムのスープ、きゅうりの塩もみ、ご飯、ラズベリー
夜食:(観測地にて)バヌック、カリブースープ/カップラーメン

Season2005 Canada, Yellowknife 09/09

0909-2.jpg朝11:30時に目がさめた。今日も電話。ラグナーの大声。16:00にてんぷらさんが迎えに行くから、との昨日もらったメモの内容。

今日は曇り。風も強く、歩いている人はマフラーをしている。
シャワーを浴び、朝食。その後エノダ・ロッジに行く3日間に使用するものと、ホテルに置いていくものに分ける。終了後、夫はweb更新。私はとろとろ。
迎えに来てくれたマイク・てんぷらさんは明日からのわたしたちのフィッシング・ガイドとのこと。てんぷらさんとは後でラグナーに聞いたら、釣れた魚をてんぷらをしてくれるから、とのこと。


0909-1.jpg水上飛行機は私たちとてんぷらさんだけにしては大きいサイズ。乗ってみてまたびっくり。ドラム缶がで?んと3本。パイロットが耳栓をくれ、効果的だったが、鼻栓もほしいくらいでした。飛行時間は12分。近い!空から見ると湖の木々が黄葉しており、まるで菜の花畑のようだ。きれい!
私たちが乗ってきた飛行機に10名ほどが乗って帰っていった。今夜の客は私たちだけのよう。

9ヶ月ぶりのエノダ・トラウト・ロック・ロッジ。ラグナーもコックのバーサも同じ顔で迎えてくれた。雪で真っ白だった冬と違い、岩がごつごつ。なるほどロック・ロッジの意味がわかったような。でも木々が黄葉し、まわりの草が赤くなっていたり、苔も生えていたりで、あるくとふかふか。きれいだ。

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それから温室があり、トマトやパセリ、レッド・ビーツなどを栽培していた。
夕食はカリブーのお肉。これをとったときの写真をラグナーに見せてもらう。今年の夏のフィッシングやカリブー狩の話などを聞く。夏季の日本人客は私たちだけだそうだ。
冬と違い、トイレは水洗、シャワー室もあり、びっくり。快適。

ブランチ:ハムのソテー、のり、うめぼし、インスタント味噌汁
夕食:カリブーのお肉(おいしかった)、サラダ、ライス、バヌック、おつまみにかにかま、クラッカーなど
夜食:バーサの手作りパウンド・ケーキ

Season2005 Canada, Yellowknife Enodah 09/10

0910-2.jpg昨夜は雲が厚く、オーロラを見ることはできなかった。厚い雲の上にオーロラが出ているのがわかる。こことあそこの3本、というように。でも朝まで雲は晴れてくれなかった。ぐすん。
9時起床。昨日、ラグナーには8時朝食、9時フィッシングといわれたが、夫が「早すぎる。10時朝食」と言って、みんなに大笑いされた。ねぼすけ、と思われたのでしょうね。で、実際には9:30朝食、10:30出発。
空はどんよりぶ厚い雲。ボートで湖面にでるも風が冷たい。もっと防寒してもよかった。なにしろ旅行の準備をしたときの東京は連日30度以上の真夏日、熱帯夜の中。まさかこんなものはいらないだろうけど、と思って入れた衣類を全部着て、腰に貼るカイロをつけている。ちょっとあなどったようだ。
フィッシング・ガイドはマイク・てんぷらさん(マイケル・ハリソンさん)。ボートには3人で乗り、私は景色を見たり、写真を撮ったり。釣るのは夫一人。考えてみればぜいたく。でも黄葉の木々にかこまれた静かな湖、わしやカナダ雁、白鳥が飛び、の?んびりとした時間はとってもリッチな気分にさせてくれます。


tenpura.jpg午前に夫が何回かひっかけて2匹釣り上げたところで、キャンプできる島に上陸。"てんぷらさん"一人がもくもくと働き、すてきな昼食を作ってくれました。おいしい!!!
午後の釣りには雲が晴れてきて、わたしはうとうと。夫はやはり数回ひっかけて2匹はキャッチ&リリース。最長で70センチクラス。1m以上のいわゆるトロフィー・サイズは明日までお預けとしてロッジに戻る。
シャワーをあびた後、夫は熟睡。昨夜も何度も外を見に行っていたし。今日のオーロラ予報はHigh。実は昨日もHighだった。残念。でも今夜こそ。。。
今朝は空いっぱいの雲。釣りも午前中は風に震えるくらいだったが、午後はどんどん晴れて、雲が切れ、お日様が顔を出し、暖かかった。

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ロッジに戻った5:30過ぎにはまたいつの間にか雲いっぱい。今夜はHighだというのに、と思ったが、でも風が強いので、期待。夕食後、22:00に目覚ましをかけて横になる。今日は釣りもたのしかったし、ベリー摘みもしたし、と一生懸命理由をつけている私。21:20、くらくなりだした外を見る。雲いっぱい。夫はたかいびき。私も横になり、持参の本を読む。と、ラグナーがロッジのドアをドンドンとたたいた。「Mr. & Mrs Ohoshi, Aurora!」えっ、30分前は雲だらけだったのに。夫はパジャマのまま外に出て「縦筋だ!」とあわてて着替えだした。


0910-4.jpg今日はコロナ型のオーロラで筋がとても長く、まさに空から降ってくる感じのオーロラだ。ちょうど大玉の花火が開いたあと、筋をひいて落ちてくる、あのイメージ。それが大きくひろがり、カーテンのようにゆらゆらしたり、つながって横に大きな丸を作ったりの連続。時々雲が出てきて邪魔をするものの、風が強くしばらく待つとまた切れる。なにしろ雲が出てもその上のオーロラが、この湖の真っ只中のロッジ周辺を照らし、東京の夜のようにあかるい。薄いときはデッキにすわって空を楽しむ。本当にきれいだ。

朝食:ベーコンエッグ、トースト、メロン、ぶどう、ジュース
昼食:とれたてパイクのてんぷら、ラグナー・ファームのフレッシュ・トマト、オニオン、パセリなど
夕食:ロースト・ビーフ、サラダ、マッシュポテト、豆、ラズベリーとレッドベリーのパイ
夜食:カップラーメン

Season2005 Canada, Yellowknife Enodah 09/11

0911-1.jpg今朝は4時頃就寝。3時過ぎに空は一面ぶ厚い雲に覆われ、あたりも暗くなるほどだった。ところどころ雲が薄いところはオーロラが透けて見え、オーロラの形がはっきりするところもあったが、星はまったくみえなくなってきたので、あきらめて寝た。夫は横になってから、もう一度、外を見て2カットくらいシャッターを押してはいたが。
朝、9:40に目覚ましがけたたましく鳴り、起きる。体が重い。10:00に朝食、11:00出発でフィシング。今日はラグナーが「後で使い方はてんぷらさんが教えてくれるよ」といいながらハンマーを私たちの分、持ってきてくれる。
空はぶ厚い雲。着ることができるだけ着、さらに貼るカイロを2つつけて出発。更にてんぷらさんも防寒用コートを持ってきてくれている。防寒はばっちり。


0911-3.jpg船はぐんぐん飛ばして、ある島へ。そこで原生林の中を、ちょっとしたハイキングとアメジスト掘り。クランベリーを摘んだり、ムースの足跡を見たりしながら奥へ。
そこにはかつてダイナマイトで掘り起こして、掘削した後がある。美しい紫色の結晶の石がごろごろ。適当なのをお土産に、とカンカンと掘る。足元は岩場で、その谷間に土があり、落ち葉でふかふかのじゅうたんのよう。ベージュの海藻のような草は、カリブーが冬に食べるのだとか。だいぶ古い狼の糞も教えていただきました。そして小さなグリズリーの足跡まで...


0911-2.jpgその後、釣りに。私は暇なのと睡眠不足でうとうと。途中から雨も降り出した。ランチにとプレッシャーをかけられながら、夫は頑張るも3時近くになっても釣れないので、ロッジに戻り軽食。冷え切った体もすっかり温まったので、再度チャレンジ。50センチくらいのBabyサイズがやっとかかる。70センチクラスを釣り上げたところで、今日は終了。
今日はエノダでの最後の夜なので、オーナーの出身地のスウェーデンの前菜。彼はインターネットで取り寄せている、とのこと。ウォッカとともに出してくれ、夫は食後ダウン。外は雨。今日はだめかもしれないな。

朝食:パンケーキ、ソーセージ、フルーツ
軽食:キムチ入りカップラーメン、白身魚の燻製、ラグナーの野菜
夕食:スェディッシュ前菜(えび、魚の燻製などと野菜)、チキン、ライス

Season2005 Canada, Yellowknife 09/12

0912-1.jpg夫は昨夜、12時近くにむっくり起き出し、外に出たり入ったり。1時間半くらいぐっすり寝たら、目がさえてしまったとのことで、小雨の空を眺め、あっちが明るくなった、こっちが明るい、とうろうろ。風が吹き付ける音がするので、横になっても気が気ではないらしい。雨雲の上のオーロラをデジカメで撮っている。私も4時頃起こされて、着替えて外に出る。たしかに上空に雲に透けてオーロラが見える。今日もコロナ状の縦筋のオーロラ。でも雲がしっかりあるので、メインロッジまで行って、また戻って、着たまま横になる。夫は出たり入ったりを5時過ぎまで繰り返し、「あきらめた」と眠りについた。


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今朝は8時朝食で、夫は食後最後の釣りに。私は荷物の片付け。10:30過ぎに夫は「No Fish」と言って戻ってきた。アタリはあったものの、釣り上げるにはいたらなかったとのこと。ガイドの"てんぷら"さん、3日間ありがというございました。
12:00前に水上飛行機出発。イエローナイフまではパイロット込みで4人乗りの小型飛行機。でも着いたときには飛行機いっぱいの荷物。これからくるお客さん用らしいたまごやフルーツなどがどんどんおろされていた。



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今夜はオーロラ・クルーズ。ところどころ晴れ間がのぞくものの、雲が多い空。今夜がラスト・チャンスなんだから晴れてね。
ホテルのチェックインは15:00から、といわれ、ゆっくり昼食をとり、ショッピング。晩御飯の材料などを調達してホテルにチェック・イン。あ、キッチンがない。フロントに行って、キッチン付と交換してほしいと頼むと、今日は満室なので喫煙室しかないとのこと。そこでもいいや、と行ってみるが、臭いがきつくて我慢ができず、元の部屋に戻してもらう。お姉さん、ぶうぶう。私だってぶうぶう。しばし悩んでから、電子レンジ(とコーヒーメーカーしかない)で作ってみる。何とか食べられた。


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21:30集合でオーロラ・クルーズへ。今日は最後だし、船からではきれいに写真はとれないし、と撮影は半分あきらめて行ったが、実際にはクルーズは15-20分程度。無人島に観測用ドームが設置してあり、撮影にはうってつけ。いつの間にか空は晴れ渡り、あれほどあった雲がなくなっていた。
出発時点のやっと暗くなった空に、既にオーロラが出現。クルーズから見るオーロラは幻想的。島に下りた直後からオーロラがアクティブに。真っ暗な無人島がこうこうと照らされる状態で、私たちはすっかりハイになった。湖に写るオーロラや対岸の町明かりの入ったオーロラなど、足場の悪い中、うろうろしながら撮影。うーん、最後の最後のプレゼント。今日は目視でオレンジ、ピンクも見ることができました。オーロラさん、ありがとう。

朝食:オートミール、トースト、フレッシュジュース、フルーツ
昼食:ベトナム料理レストランで春巻きとビーフのヌードル
夕食:カレーライス、トマトサラダ

Season2005 Canada, Yellowknife -> Narita 09/13-14

0913-1.jpg明け方2時にホテルにバック。外をみると明るい町の照明にもかかわらず、くっきりとオーロラがまだ見えている。かなり強い光だ。
でも今日は寒い!出発時点でマイナス5度Cだったが、途中から風も強くなり、体感温度としてはマイナス10度Cくらいの感じだった。今回は寒さを侮った。私の準備不足だった。二人とも風邪をひかなくてよかった。もって行った貼るカイロ10個は既に使い果たし、着れるものは全部着ていった。が、寒い。撮影の最後は靴の中の指がかじかんでじんじんしていた。
最後の夜にハイなオーロラをプレゼントしてくれた今回の旅行に感謝。今回は雲ばかりの夜もあったが、それでもオーロラがはっきりわかったので6戦全勝(っとしておこう)。
5:50ホテル発で空港へ。エドモントン、バンクーバーと帰国の途に着く。(バンクーバー空港にて)

機内食:オムレツ、ヨーグルト、フルーツ
機内食:ステーキ、ホタテ、ケーキ、フルーツ
機内食:おにぎり、アスパラスープ、フルーツ

Season2006 Canada, Whitehorse 12/23

051223-02.jpg成田発19:00のエアカナダでバンクーバーへ。年末年始を海外で過ごす人々で空港はごったがえしていた。手荷物検査に長蛇の列。飛行機に乗ってから飛び立つまでもずいぶん待っていました。こんなに混んでいるのは初めてです。
機内では今夜に備えてひたすら寝る。飛行機は満席。
バンクーバーにはほぼオンタイムで着。入国審査、税関を過ぎ、14:30のホワイトホース行きを待つ。空港はここも混雑していたが、このあたりはすいており、横になって寝る。
ホワイトホースへは2時間30分のフライト。小さい飛行機。オンタイム。空港で待っていた現地旅行社の人から「私、大星さんからメールをもらったことがあります」とのあいさつにびっくり。オーロラゆめ倶楽部で写真展をやった同時期に、ニコンでオーロラ写真展をやっていた谷角さんでした。とってもまじめそうな好青年です。
 車で40分ほどでマーシュ湖のほとりのイン・オンザ・レイクに到着。びっくり。今までいろいろなところでオーロラを見てきましたが、「本当にこれでいいの?」という位設備の良いところなのです。

051223-01.jpg24時間OKのジャグジー、地下のアスレチック・ルーム。お部屋はきれいで暖かい。こんなリッチなところで過ごせるなんて!昨年のエノダ・ロッジはほとんど私たちだけでしたが、ここは日本人ビジターが多く、おしゃべりも楽しく、新しい友人がたくさんできました。
おいしい夕食後、外に出るもオーロラは気配もない。満天の星。バンクーバーもホワイトホース空港も曇りだったのに。
何度か外に出る。今年はここは暖冬だそうで、気温はマイナス1度C。重い防寒ジャケットが暑い。湖面は全面凍結しており、湖からロッジを撮ると、後ろが北面にあたり、なかなか良い感じだ。

機内食1:サラダ、シーフードシチュー、フルーツ
機内食2:クラムチャウダー、ヨーグルト、フルーツ
ディナー(イン・オンザ・レイク):サラダ、ラム or ビーフステーキ、ポテトのクリームグラタン他温野菜たっぷり、洋ナシのパイ包み
夜食:カップカレーうどん

Season2006 Canada, Whitehorse 12/24

051224-01.jpg朝10時にけたたましく時計がなり目が覚める。今日はお部屋の引越しがあるのでお昼過ぎまで寝ているわけにはいかない。もうろうとしたまま朝食へ。
昨夜(というか今朝)は3時くらいから4時20分位まで、薄いがオーロラが出現。それ以前の2日間は見えなかったそうで、みんなで歓声をあげた。写真も数カット。初日からオーロラに会うことができほっとする。
5時過ぎには全天雲に覆われてきたので、あきめてジャグジーへ。あったか?い!とつかりながら空を見上げるといつの間にか、また星がきれいに見え、コロナ状のオーロラが薄く見える。夫は体がまだ温まっていないのに、急いであがってカメラを用意。私はゆっくり温まりながら空を見上げていました。爆睡。


051224-02.jpg「お引越し」終了後、荷物を出し、横になる。4時過ぎまで、とにかく寝た。
ところで持参のパソコンが昨夜クラッシュ。使用途中にカラコロと音がし、再起動しても立ち上がらない。どうやら「お亡くなり」になったようだ。ショック。web更新、DVDの視聴、録音してきたCDも聞くことができない。
夜、新しい客が8名到着。今夜の夕食はにぎやかだ。カレンダーの休暇のとりやすさのせいか、教員が多いようだ。
外は曇り。雲がとぎれるのを待つ。

ブランチ:ハム、チーズ、ジュース、パン、フルーツ
ディナー:サラダ、ハム or チキン、ズッキーニ、ライス他温野菜たっぷり、フルーツのクリームのクレープ包み
夜食:ラーメン

Season2006 Canada, Whitehorse 12/25

051224-06.jpg夜中の12時に焚き火をやるよ、といわれ、湖に下りていく。空にうっすらとオーロラ。雲もあるが、真上にアーチ状と少しひらひらしたのが3本くらい出ていた。しばらく写真をとったりして楽しむ。
1時半ころ、名古屋からきている3人組のロッジ(シャーレ)でラーメンをご馳走になる。キッチン付きですごくきれい。ロフトになっており、ここもいいなぁ。
ひとやすみして帰り、外を見るもやはり雲が多い。4時頃、薄いオーロラ。木々を通してみるとなかなかきれい。ロッジの南のベランダで撮る。
その後、雲がビッチリ出たので、あきらめてジャグジーへ。真上は星が見えるものの、まわりは雲に覆われてしまっていた。5時半就寝。


051225-02.jpg10時過ぎに起きて食事に。空は雲いっぱいだが、今晩のしあわせを祈る。
食後、ロッジの周りを散歩。ムースの足跡をみつぃけた。親子連れらしいのもあり。りすが走り回っていた。
ロッジにもどり、入浴と昼寝。あたふたした日常と違い、の?んびり。パソコンが壊れた「おかげ」で結果としてゆったりとした時間がありあまるほどでき、それを楽しむことにする。
谷角さんが夕方来たので、オーロラ写真の話など楽しく会話。今日の夕食は16名。クリスマス・ディナー。おいしいお食事でした。

ブランチ:ハム、チーズ、ジュース、パン、フルーツ
ディナー:ターキー、マッシュポテト他温野菜たっぷり、チョコレートケーキ
夜食:ラーメン

Season2006 Canada, Whitehorse 12/26

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昨夜から今朝にかけてはNGでした。空がうっすらと明るくなり、雲の上にオーロラが出ているのがわかるものの、雲は切れてはくれませんでした。朝5時に帰宅する人を見送ってからジャグジーに入り、寝ました。気温はマイナス10度Cとそんなに低くはないものの、寒い夜でした。






051225-05.jpg10時に目覚ましがなり、起き上がったのは10:55。朝食は11時までなので、あわてて下に行く。
にぎやかに朝食。きのうはみんなそれぞれ3時、4時、5時過ぎまで起きていたが、あきらめて寝たとのこと。
外は曇り。雪が風に舞い上がり、湖の対岸が白くなってみえません。散歩。きつつき3羽ウオッチ。木の皮をすごい勢いでつついていました。
夜に備えてしっかり就寝。
夕食は15名。外は快晴。

ブランチ:ハム、チーズ、ジュース、パン、フルーツ
ディナー:ターキースープ、魚orポーク他温野菜たっぷり、ラズベリーケーキ
夜食:おそば

Season2006 Canada, Whitehorse 12/27

051225-01.jpg昨夜は苦戦。ぼんやりしたのが少し見えただけでした。厚い雲が空にあり、なかなかとれてくれない。ところどころ星が見えてくるときもあるが、また、雲に覆われて見えなくなってしまう。初日から一緒だった名古屋3人娘が5時に帰るので見送り、その後6時過ぎまで粘るが、あきらめて寝ました。ミニマム。
朝10時過ぎに起床。11時出発でホワイト・ホースの町に行く。途中、ユーコネーズという滞在型ロッジで客をピックアップするというので、ついでに中を見せていただく。アットホームなロッジで、ここもなかなかよさそうです。





ag1228-00.jpg町に出た目的はパソコンのハードディスクを購入できるか、みてみよう、ということでしたが、今日は12/26がはボクシングデーといってクリスマスの翌日は大バーゲンなのだそうです。で、今はボクシング・ウィークでセール中とか。
私たちはユーコン川に沿って散歩。ゴールドラッシュを描いた大きな壁画が目を引く。「ミッドナイトサン」なんとかというショップが多い。夏の白夜を売りにしている町なんですね。大型スーパーまで歩く。
ロッジに戻ると町よりも雲が多く、ちょっとがっくり。ジャグジーに入り寝る。

ブランチ:ハム、チーズ、ジュース、シリアル、フルーツ
ディナー:サラダ、ダックorビーフのパイ包みみたいの、トマト他温野菜たっぷり、チョコレートケーキ
夜食:ラーメン

Season2006 Canada, Whitehorse 12/28

ag1228-01.jpg昨夜はスタートが早く、忙しく長い夜でした。夕食前は空一面の雲だったのに、9時には星が空一面にまたたき、天の川もくっきり。北の空の星もバッチリ。そのうち、北の空が白く輝きはじめ、オーロラがアーチ状態に。「よし」と機材をかかえ、林の中や、湖の方にとウロウロしながら撮影。気温マイナス10度C。防寒着の下は汗だく。
動きがないので部屋に戻り下着を着替えていると、北のオーロラが三重になってきたので、また外に行こう、と話しているうちに、突然のブレイク。ロッジで暖をとっていた人たちにあわてて声をかけ、カメラをベランダへ。2?3分と短い時間でしたが、動きが激しく、オーロラの下にピンクやオレンジの光が走っているのが見えました。大興奮。
その後は光が強くなったり弱くなったりを繰り返す。ロッジや林、遠くの山をバックに写すも、新月が近く星以外の光はなく暗い。


ag1228-02.jpg5時に帰る人を見送って暖をとる。外を見ると東の方に動きはないものの面白い形のオーロラがたくさんでているので、ロッジ南面のベランダに出て撮影。東の空一面に広がっている。軽装のままだがあわてて外へ出てカメラをかまえる。夫が叫ぶ。「ワッ!点滅している。点滅オーロラだ!」確かに電飾のように点滅。そのひとつひとつがものすごく大きく、空をバックにピカ、チカ!これが1時間以上続いた。こんなに大きいのは写真には無理。真上なので、椅子にすわって見上げていた。6時半ごろ、冷え切ってロッジに戻る。感動。
ところでアラスカのベテルスに滞在の友人からもオンタイムでwebにオーロラ報告と写真が送られてくる。時差が1時間あるので、ほぼ同時刻に同じようなオーロラ出現。緯度の関係であちらは真上、こちらは仰角60度くらい。(今年の9月にイエローナイフで真上のオーロラをずっと見ていて、帰国後2週間ほどむちうち状態でした。我が家では「オーロラ頚(くび)」と呼んでおりました。でも痛かったです。ぐすん)


060102-02.jpg目が覚めたら12時半。ごろごろしていたら、ロッジスタッフが清掃、シーツ交換に来てくれた。朝食時間は過ぎていたが、ロッジが用意してくれていたパウンド・ケーキなどをいただく。1989年からオーロラ・ウォッチングしている群馬のIさんとしばらく話をしてから部屋に戻りまた寝た。5時半過ぎに起きる。曇り。でも夜中にはまた晴れてね。

ブランチ:パウンド・ケーキ、バナナ、ジュース
ディナー:キャロット&ジンジャースープ、チキンのローズマリー焼きorハム、コーン、ポテト他温野菜たっぷり、クランベリーサンドケーキ2切れクリーム付き(Big!)
夜食:おそば

Season2006 Canada, Whitehorse 12/29

051228-02.jpg昨夜は苦戦でした。というか前夜、きれいなのを見ているので、目が上がってしまい、薄いオーロラはシャッターを押す気がしないのです。
11時頃、東の空にたて筋のオーロラが出現したので、急いで出動。防寒対策をして外に出ると、もう薄くなってきてしまいました。北の空が明るいので、湖の上をウロウロしながらオーロラを待つも強くならず撤収。この繰り返しでした。空一面の雲、というわけではありませんが、おとといのすっきりした満天の星と違い、雲のむこうにオーロラがぼんやりみえたり、雲の切れ間から見えたりです。強くなったり弱くなったり、が弱くなりっぱなしになったので、みんな5時にひきあげました。quiet。


051229-03.jpg今朝は10時におきて食事。体がだるいのでひと休みし、ジャグジーに入ってまた寝る。3時すぎに目が覚め洗濯。窓の外を見ると、真っ白な雪山に夕日があたってきれいなので、カメラをかかえて行くことにする。防寒にもたもたしていたら、夕日は山からはずれてしまった。夫も起きだして一緒に散歩。夕日をカメラに納めてから、オーロラ・ウォッチング12回目のIさんが泊まっているロッジ(スプルース)でお茶をごちそうになる。キッチン付きで北窓のお部屋。ここもいいなぁ。
夕食は21人。(日本人から見て)外国人の方が多い。他に自炊している人もおり、ロッジは満杯。ここの予約がとれず、他に泊まってから1-2泊する人も多い。
今夜は12/24到着で6泊目のIさんと福岡の(我が家でつけたニックネーム)静か姫、計3名の最後の夜。期待している。

ブランチ:ハム、チーズ、ジュース、シリアル、フルーツ
ディナー:カレー味のクリームスープ、ビーフステーキ(おいしい!)or魚、緑のマッシュポテト、焼きトマト他温野菜たっぷり、メレンゲ(カラメルソース)
夜食:カレーうどん

Season2006 Canada, Whitehorse 12/30

051229-05.jpg11時過ぎに起床。実は私、歯が痛い。12月中旬に治療したのが、ここ2-3日、ものすごく痛くなってきており、熱を持ってうずいている。朝食は持参の簡易湯沸かし器でおかゆにチャレンジ。ここの朝食は9時から11時の間に各自自由にとるビュッフェスタイル。内容はごらんの通り毎日同じだが、他に小さい電気釜でごはんをたいてある。細長いインディカ米でぱさぱさ。それにどうみてもごはんのおかずになるものがなく、しいていえばゆで卵くらいか。私は念のため持参したジャポニカでチャレンジ。梅干とのりしかないけどおいしい。



051231-02.jpg昨夜も苦戦。滞在の残り日数が少なくなってきているのであせりすら感じる。
夕食時に曇っていた空も9時には晴れわたり、北の空があかるくなってきた。強くなってきたので、カメラをかかえて出動。でも、じきに弱くなる。部屋に戻り期待。北にうっすら出ているものの、雲がかかったりでうすくなり、またぐっと明るくなりの繰り返し。3時過ぎには雲が広がり、空一面暗くなってしまった。
5時に帰る人をお見送りをして休む。明け方7時半過ぎにふと目が覚めて北の空を見ると結構明るい。夫を起こしてデジカメで撮ってみてもらうと何とブルー。朝焼けらしい。quiet。


051229-04.jpg今回は本当に「ゆっくり旅行」。持参のパソコンがクラッシュのため持参のDVDも見られない。たっぷりある時間でweb-siteのリニューアルを考えていたが、これもおあずけ。持ってきた本3冊はすでに読み終わり、おとといから編み出したセーターは、このままいけば完成しそうだ。TVもなく、こんなにゆっくりした時間は日常では考えられないので、大事にしたいとも思う。
ディナーは9連泊のドイツ人1名、イギリス(マンチェスター)からのカップル、バンクーバーからのファミリーと日本人は少数派。オーナーのカーソンさんが毎日ディナーの説明をしてくれるのですが、今日の英語はものすごく早い。いつもは日本人のためにゆっくり話してくれていたんですね。とにかく「ポーク」と「サーモン&トラウトグラタン」だけ聞き取れたからいいや。
カーソンさん曰く。今日は小雪。みなさんはオーロラが見られないとがっかりするだろうが、われわれは雪がいいんだ。スノーモービル、犬ぞり、その他雪のアクティビティがあるんだから、ですって。
で、夫曰く。ユーコン・ゴールド(ビール)はGood。レッドワインもいいぞ。

ブランチ:おかゆ、梅干、のり
ディナー:サラダ(えび、フルーツ入り、セサミソース)、ポークorサーモン&トラウトのグラタン、カリフラワー、ガーリック味の青菜他温野菜たっぷり、チョコレートケーキ
夜食:ラーメン

Season2006 Canada, Whitehorse 12/31

051231-01.jpg10時半に起床。昨夜用意していたおかゆを炊く。昨夜の夕食時、夫が「どなたか痛み止めをお持ちですか」と言ったら、二人の方が痛み止めをくださった。昨夜はいただいた市販のお薬を飲んだ。少しおさまった。今朝はドクターのくださった薬を飲んだ。痛み止めと炎症を抑える薬までいただいた。ぐんと楽になった。一応、ハンカチをぬらしてベランダに出して冷やし(すぐコチコチになる)ほっぺにあてている。本当にありがとうございました(時差ぼけなどで体調がくずれ、免疫力が下がるんだそうです)。
うー、よかった。帰りまで我慢できるか、ちょっとナーバスになっていたところでした。
昨日は小雪。外は雲でいっぱいだったので読書に編み物。今はインターネットでいろいろな情報をウオッチすることができるので、カナダの衛星天気予報で今後の雲の動きをチェック、雲が切れるのは3時頃、とのんびり待つ。本当にその頃に空に星がまたたきはじめ、北の空にうっすらと明るいオーロラが見えてきた。みんないっせいに出動。気温マイナス9度C。楽だ。

051229-06.jpgしばらく見てから部屋に戻る。外を見るとまだうっすら出ている。ベランダでジャケットをかぶって見ていると、薄いレースのカーテンのようなオーロラが空からぐぐっと下がってきて、私のすぐ目の前までおりてきた。手を伸ばせば届くような感じ。裾は色が濃くて、その下に雲があるものの、それがちょうどカーテンが風に揺れているように見えた。30分くらいの長い時間ゆらゆら。薄かったけど、すっごくきれいでした。
この後、さらに薄くなってしまいました。雲もでてきた。5時半に帰る人たちをお見送りしてから休む。quiet。でも私はmoderateにしてもいいな、と思いました。

ブランチ:おかゆ、梅干、のり
ディナー:シーザーサラダ、ラムorチキン&温野菜たっぷり、オレンジチーズケーキ
夜食:ラーメン

Season2006 Canada, Whitehorse 01/01

060101-00.jpgあけましておめでとうございます。今年はカナダ・ホワイト・ホースでロッジスタッフのジョニー、それから宿泊客でカウント・ダウンをし、シャンパンで祝いました。
オーロラもお正月休みらしく、webで予報をみると弱い上に、空いっぱいの厚い雲。5時にお世話になったKドクター親子(ディナーのときはきちんと正装でした。すごい!ドクターはお母様。お嬢さんもとっても素敵な感じの方でした)をお見送りする時も晴れてはくれませんでした。気温マイナス9度C。2敗目。
朝9時過ぎには目が覚める。外は雪。ロッジのPCを見るとメールが来ていた。すでに帰った方々からのご挨拶やらここで撮った写真など。便利な世の中ですね。
朝食後に散歩。ロッジの犬2匹がすぐについてきて、というか先導してくれる。でもね、そうするとりすが見られないのです。でもマグパイという尾の長い鳥を数羽ウォッチ。今夜は私たちの最後の夜。この雪雲が消えてくれるのを祈るばかりです。

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午後1時半頃、外を見るといつの間にか雲が切れてお日様が出ている。初日の出は見られなかったが、初日にはかわりがないので、防寒対策をして写真を撮りに出かける。
部屋に戻って横になるも、いよいよ帰りかと思うと、あれこれ考えて眠れない。起き上がって荷物の整理、と思っても、朝5時のピックアップなので、防寒着、防寒靴、三脚などカメラ関係は最後の最後まで使うので、結局部屋に荷物をぶちまいたような状態に。
ディナーも最後。K先生のおかげで食事も辛くなく食べられるようになりました。で、10日間、毎日違うメニュー、違うデザート。リサさん、カーソンさん、ジョニーさんに感謝。本当にみんなおいしいし、量もたっぷりでした。
夕方仕事でいらした谷角さんにもごあいさつ。9月上旬の紅葉がきれいなのでぜひまた来てください、とのお話にグラッ!私たち自身はもちろんですが、両方の親も元気でいてくれますように。

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夕食時に今日来た人たちからTVドラマの影響でイエローナイフの予約が取りにくい、との話を聞く。年末発のJALのフェアバンクス直行便もキャンセル待ちが20名以上だったとか。テレビの影響ってすごいですね。
オーロラをみるのはどこがいいですか、と良く聞かれます。でも場所ではなくて、太陽フレアが発生しているか、空が晴れているか、で決まるのですから。2005年9月中旬はそりゃあきれいでしたよ。何しろNASAが太陽活動が活発だ、とわざわざ発表するくらいだったんですから。

いつものブランチ
ディナー:ローズマリーとビーフのスープ、ローストビーフorサーモンのトマトソースとたっぷり温野菜、コーヒームース
夜食:バナナ




Season2006 Canada, Whitehorse -> Narita 01/02-03

060101-04.jpg元旦の夜から2日朝にかけてが、今回の私たちの旅の最後のオーロラ・ウォッチング・チャンス。前夜2敗目だったので、気持ちはちょっと落ち込み気味。
ディナーのときに元日に来たオーストラリアのカップルはオーロラを見に来た、とのこと。今回は本当に「外国人」が多かったです。今までオーロラを見に来ているのは日本人ばっかりで、アラスカでは「日本人がアラスカの空を買いきった」とまで言われていたのに。この夜のフェアバンクスのオーロラ・クリーク・ロッジも半分はアメリカ人だったそうです。
夜10時半すぎ、北の空がうっすら白くなってきた。今夜が最後なので、とにかくうすくてもなんでも写真を撮ることにする。11時半くらいまで楽しみ、ロッジに戻る。しばらくするとまた濃くなってきたので、再度出動。今日は星がきれいだ。北斗七星、オリオン座などくっきり。湖面におりていくとオーストラリアンの女性がオーロラはまだだから、とロッジに戻ろうとするので、あれがオーロラですよ、というと「オ?」とまた湖面に戻っていった。焚き火をしていたので気がつかなかったらしい。

060103-01.jpgしばらく撮影。うすくなったので戻る。1時20分。荷物の整理を始めるが、外はまた濃くなってきた。夫は外へ、私は窓からウォッチングしたりかたずけたり。1時半すぎに東から西へ大きなアーチ。下がかなり濃くなってきたので、部屋の明かりを落とし、窓辺に椅子を持っていって眺めた。そのうちどんどん濃くなり、白からグリーンに。北西からカーテンをひくようにうねうねと伸びてきたり、北東に大きなアーチが2重になり、さらに縦筋オーロラが次々と出現。きれいだ。(夫は外にいたので、湖面から歓声が聞こえたそうです)2時半過ぎまで続く。帰国する私たちに最後のプレゼント。今回No.2のオーロラでした。モデラート。で、結果は8勝2敗。

帰りはバンクーバー発の成田行きが1時間ほど遅れましたが、まあ順調。(イエローナイフからの帰国は3便に乗るのですが全部遅れたそうです)。成田着1月3日夕方4時45分。入国検査は今まで見たことがないくらいの長蛇の列。ごった返していました。気温プラス7度C。でもなぜかとっても寒く感じました。東京ではオーロラがみられないからでしょうか。

朝食:ロッジ製。パン、ハム、チーズ、ヨーグルト、みかん
機内食1:和食 鮭の照り焼き、煮物、えびなど
機内食2:スープ、天丼

Season2006 Canada, Yellowknife 09/06

20060906.jpg夜7時発の飛行機でバンクーバーへ。数日前、台風接近の予報だったので早めに空港へ。成田は雨。新第一ターミナルは広くてショッピング・アーケードのようだ。バンクーバー、エドモントンと乗り継ぎイエローナイフへ。成田を離陸してから18時間半。自宅を出てから計算すると。。。遠い?。イエローナイフへは7月から運行をはじめたACで。30分のディレイ。小さい飛行機で手荷物の一部を搭乗直前に預けた。まだ円滑にいかない部分も多く、2時間のディレイやロスト・バッゲージも多いと地元紙にも書かれたとのことだが、私たちのトランクはちゃんと届きました。
一度B&Bにチェック・インしてからオーロラワールドへ。空一面に雲があり、星は見えない。昨日、おとといはよかったらしいのですが。。。雲の上にオーロラが出ているのは感じるが、カメラをセットする気にはなれませんでした。
オーロラ音楽家(?)のコンサートあり。そういえばチャタニカにもそんな人がいましたっけ。
2:45B&B着。他の客もいるのでそ?と部屋へ。寝る前に何度か外を見るが雲は厚いままだった。爆睡。

機内食1:和食 そうめん、もずく、金目鯛の煮物、デザート
機内食2:おかゆ
ディナー:エドモントン<空港で鳥の手羽揚げ、スープ
夜食:北極岩魚のスープとバヌック(パン)

Season2006 Canada, Yellowknife 09/07

20060907-1.jpg9:30起床で朝食に。メアリーさんの作るおいしい朝食をいただく。パパから夏シーズンの日本人は私たちが初めて、でも冬は日本人でいっぱい、との話を聞く。去年、エノダロッジでも同様の話をしたので、日本人は冬はわんさか、ということでしょうか。オーロラワールドの話では今年の夏は今週がピークとか。グループが多いので、B&Bに来る人は少ないのでしょうね。
ここベイサイドB&Bは湖に面したかわいい建物で、食堂には日本人のおみやげらしい「和物」がたくさんありました。今のオーナーは引越しをするので今ここは売りに出ています。いくらかは聞きませんでしたが、結構お高いそうです。ここがクローズすると残念がる人がたくさんいるのでしょうね。



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昼はロケハンと散歩。目の前のロックの上がオーロラ撮影にいいかも。今回はオールドタウンに泊まっているのではじのほうまで歩いてみる。かわいいお家がたくさん。岩がごつごつしており、それを利用して建っている。
夕食は近くのレストランで。湖沿いの水上飛行機の発着場。この湖産の魚を食べる。食後にダウンタウンまで散歩。夜7時を過ぎてお店はどこも閉まっているが、リカーショップは開いていた。夫の寝酒のビール、アークティック・レッドを購入。カナダでやっとアラスカアンバー並みのビールに出会えたとか。外は夜8時を過ぎ、夕焼けがきれい。昼間空いっぱいだった雲も晴れて、街ち行く人が今晩のオーロラはゴージャスだよ、と挨拶とともに声をかけてくれる。期待しています、私も。

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夜10時半にお迎え、といっても徒歩5分の船着場へ。今日のクルーズは私たち二人だけ。貸し切りで、スタッフが3人の豪華版。約20分でハイダウェイ・アイランドへ。出航後、空を見上げると薄いオーロラが見える。空には星がいっぱい。今日は期待できそうだ。
島に到着後、私たちは早速カメラをセット。オーロラが3本でている。しばらく写真を撮っていると、どんどんアクティブになり、いくつかの筋がまとまって大きな円になり、それがはじけてきらきら輝く。カーテン状にゆれたり、たて筋にわかれたり、すそを薄いピンク色がはしる。これだけ大きくはじけるとカメラではどうしようもなく、とにかく目にやきつける。スタッフも全員みていた。わーい、きてよかったぁ。


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今夜はこれが一番おおきかったが、その後もうすくなったり、強くなったりで、帰りの時間1:50までたっぷり楽しませてくれました。昨年もここでいい思いをしているので、好印象度がさらにUPです。
気温は5度くらいか。昨年寒かったので、今年はダウンのズボン下も用意。東京の冬でも暑くてはけないが、はいているのを忘れるくらいなので、結構寒いのだと思う。長時間外にいたので、しっかり防寒しているが、足の指が冷たくなってきた。それでも冬に比べると楽々なので、ずっと外で眺めていられ、瞬間的に強くなるのもしっかり見ることが出来た。今日はモデラート。

ブランチ:フルーツヨーグルト、マフィン、ベーコンエッグ、トースト
夕食:サラダ、オニオンスープ、マッスル貝、ホワイトフィッシュ
夜食:バッファローのスープ、カップうどん

Season2006 Canada, Yellowknife Blachford lake Lodge 09/08

20060908-1.jpg9:00頃目が覚める。すでに起きていた夫が日本の姪や友人とスカイプで通話。B&B前の映像を送る。映像も声もしっかりと送受信できたとのこと。
今日は快晴。お日様がまぶしい。夜さえ晴れてくれれば、昼間は曇っていてもかまわないんだけれど。。。
おいしい朝食後、今日の夕方奥地のロッジに行くので準備
夕方、B&B向かいのAirTindyまでのお迎えが来る。荷物を渡して人間は歩いていく。ここは水上飛行機の乗り場で、小さい島々へ行く便の飛行場。続々と到着する人々は釣竿や網などを運んで、大騒ぎ。小さい子供たちは一緒にはしゃいだり、ころんで泣きべそかいたりと大忙し。
ブラッチフォード行きは男女2人づつとパイロット&たくさんの荷物。約25分のフライト。飛び上がると白樺の黄葉がきれいだ。グレート・スレイブ湖は小さい島がたくさんあり、空から見ると島の集合の中に大きな池がたくさんある、湿地帯のようにも見える。それとも温暖化で水面が上がったのでしょうか。


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ブラッチフォードに着水してドックに着くと、ロッジのスタッフが大勢きて荷物の積み下ろし。んっ、その中に日本人発見。日本語であいさつしてみるとやはり日本人。(前に日本人と思って話しかけたら四世で日本語を話せない人がいたので)ワーキング・ホリデイで来ている道子さん。私たちは彼女にとって2ヶ月ぶりの日本語を話す相手だそうです。
ロッジのオーナーのマイクさんの案内でロッジライフの説明を受ける。私たちにもわかるようにゆ?っくり説明してくれました。ありがとうございます。彼のお嬢さんは私たちと入れ替わりでイエローナイフに戻りましたが、近く出産予定とのことで、おじいちゃんは心配そうでした。で、最後に道子さんにロッジ周辺の案内をしてもらい、オリエンテーション終了。
夕食はと?ってもおいしいものばかりで、ここにいたら太ってしまいそう!本当のほんとにおいしいです。
外は雲があつく夕食後、一休み。現在、23時。外は十六夜の月が煌々と光り、強風に雲はすっかり飛ばされている。後はオーロラを待つばかり。

ブランチ:6種類のフルーツ、ブルーベリーとラズベリーのパンケーキ
夕食:ホワイト・フィッシュ、ラムチョップ、サフランライス、野菜、デザート
夜食:ミニカップヌードル

Season2006 Canada, Blachford lake Lodge 09/09

20060908-4.jpg昨夜は結局オーロラは見られなかった。空は晴れたり、曇ったりの繰り返し。でもだんだん雲が多くなってきてしまった。月が煌々とあたり一面を照らしているので、もしかしたら薄いオーロラが出ていたのかもしれないが、肉眼ではわからなかった。
夜11時頃にジャグジーに入る。屋外にある大きなホット・タブ。久しぶりにお湯の中でゆっくり体を伸ばして、気持ちがいい。
私たちの部屋は5角形になっており、3面が大きな窓ガラス。寝ながらオーロラが見えるので、あきらめて寝た後も、寝返りをうつたびに目をあけて外を見る。月明かり、雲。。。でした。


20060909-2.jpg朝はベーコンの焼けるにおいで目が覚めた。夫はカメラを持って部屋から出たり入ったり。きれいな朝焼けを撮っていたとか。眠い!彼が釣りにでかけるので、仕方なく起床。私は食後、一休みしながらこの日記を書いています。これからベアベルをつけ、熊スプレーを持ってトレイル一周に行ってきます。
今日の夫の午前の釣果はパイク6匹だったそうです。キャッチアンドリリースなので証拠は写真のみ。スタッフのアルバートさんに手取り足取りお世話になったそうです。本人は楽しそうにもどってきました。


20060909-5.jpg昼食後、ホットタブに入ってから昼寝。夕方、二人で4Kトレイルに行く。午前は私一人だったので、2Kコース。こわがりな私が一人でベアベルとベアスプレーで武装していくのはちょっとした「肝試し」状態でしたが、二人で行くと熊よけにおおきな声で話しながら、で怖さも半減。それよりも白樺の黄葉がきれいで足を止めることしばしでした。
きれいな夕焼けと雲がぽかぽか浮かんでいる空。先週までは雨が多く、ここのお客さんたちもトレイルにもいけず、釣りもびしょぬれだったとか。私たちはおかげさまできれいな空、黄葉をみることができました。これで後はオーロラを待つばかりなのですが。

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夕食後、ひと休みして9時過ぎに目がさめる。空には雲が多く、月の形が一定していない。ということは風があるのだから、と本を読んだり、MLBのwebを見たり。12時頃、トイレ帰りにバルコニーに出てみると、雲は多目ながらオーロラ状の白いアーチ。雲かなぁ???と思ったので、夫にデジカメで確認依頼。「オーロラだよ、それも2本も出ている」というのであわてて仕度。

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ロッジを入れたり、逆さオーロラに挑戦したり、と撮影。2時間半ほど二人でうろうろ。十七夜の月がまぶしいせいか、それとも光が弱いせいか、薄いオーロラですが、たっぷり楽しませてくれました。

朝食:(と)フルーツ、目玉焼き、ソーセージ、ポテト (ゆ)フルーツ、フレンチトースト、ポテト
昼食:スープ、グリーンサラダ、パスタ(ゆ)、ハムサンドイッチ(と)
夕食:鮭、ポークのワイン煮、ポテト。ブロコリのチーズ味、サラダ、焼き立てパン、ブルーベリーのケーキ
夜食:ミニカップうどん梅味





Season2006 Canada, Blachford -> Yellowknife 09/10

20060910-2.jpg昨夜(今朝)は2時半から3時まで雲多目のため、休憩。3時には空がクリアになったので、また外に出て4時までねばる。薄いものの、それなりに濃くなったり、カーテン状になったり、ひらひらゆれたりでした。満足して寝る。
朝、ふっと目が覚めると8時。7時50分につけていた目覚ましにも気がつかなかった。急いで仕度して朝食へ。さすがに眠く、食後また横になる。夫は朝のコーヒーが効いたとかで、眠れずに凪状態の湖面にうつる景色を撮影に行く。鏡のようになっていて黄葉の木々が完全に逆さに見える。ロッジ裏手に作っている有機ファーム・ボランティアのカップルとおしゃべりしてきた。
昼食時に日本人スタッフの道子さんにお願いしておしゃべり。ロッジのことなどいろいろ教えてもらう。ワーキングホリデイで来ている笑顔のかわいい娘さんです。

20060910-4.jpg食休みしてから最後のホットタブ。Goodです。
ブラッチフォードもこれでお別れなので、なごりの散歩。夕陽に対岸の黄葉が映えてきれいだ。ここ居たのはたった3日ですが、黄葉が深くなったようです。鳥の鳴き声が時々響く。返事をしてみると一瞬とまどった後にまた鳴きだす。ルーンというんだそうです。ここに来た夜に聞いたときは狼の遠吠えかと思いました。
道子さんたちスタッフにおくられ、水上飛行機で約30分のフライト。黄葉の島々とたくさんの小さい湖、池。イエローナイフの発着場のそばにはかわいい水上ハウス。今は湖に浮かんでいるけど、冬には凍結して陸続きになるのでしょうね。降りるとロッジのオーナーのマイクが待っていてくれた。

06-026-22.jpg夕食は近くのレストランで。外を見上げると、暮れ初めてまだほの明るい空にオーロラが。時間は9時半前。あわてて支払いを済ませて町が一望できるロックの上、パイロット・モニュメントへ上る。デジカメで撮影するも、空がまだ明るいのと、月が煌々としているので写らなかった。今日は幸先がいい、と勇んでオーロラワールドへ。
到着後1時間くらいは雲が多く、オーロラは見ることが出来なかった。一緒のバンで行った人たちも、三々五々、戻ってきて暖をとっていると、外に居た夫が「出てるよ?」。みんな急いで外へ。これから約1時間ほど、今回のナンバーワンというのが出ました。動きが早い、色は緑、赤、オレンジ、ピンク。大きさ、高さもBigSizeで、こうなるとカメラはほんの一部しか撮れませんので、最後はただただ見とれました。昨夜までと違い、見ている人も多くにぎやか。「こんどはあっちよ?」「きれい」「すごい」「ありがとう」、果ては拍手する人までいました。みんな大興奮。

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雲でいっぱいになってきたのでドームに戻りスープを飲んでいると「出てますよ?」の声。雲の切れ間に長くて大きなオーロラがしばらく私たちを楽しませてくれました。いや?、きれいだった。私たちは2時間の時間延長。他の人たちが帰った後、ひとしきり雨。その後、また雲の切れ間にくっきり出てくれました。オーロラさん、ありがとう。アクティヴ。

朝食:フルーツ、クレープ、ソーセージ、ポテト
昼食:トマト味のスープ、グリーンサラダ、チキンサンドイッチ
夕食:ハウススープ、いちごとピーナッツのサラダ、エスカルゴ、バッファローの網焼き
夜食:バッファローのスープ、ミニきつねうどん、アークティック・チャーの燻製(ブラッチフォード・ロッジシェフ製)

Season2006 Canada, Yellowknife 09/11

20060910-7.jpg9時ごろ起床。昨夜というか今朝の4時半にB&Bに戻り、夜食を食べてから寝たのが朝の5時半だった。夫はブラッチフォード・ロッジのシェフからいただいたアークティック・チャーの燻製に舌鼓を打ちながらアークティック・レッド(ビール)で祝杯。ねむい?。
朝食は普通は9時までなのに、私たちには毎日特別に10時に作ってくれました。本当においしい朝食で、メアリーさん、感謝です。
シティバスでダウンタウンまで買い物に行く。途中まで私たちしか乗客がいなかったこともあり、運ちゃんがしゃべる、しゃべる。数年前まで日本の旅行者向けの会社で働いていたそうです。それから釣りも趣味だそうで、夫と盛り上がっていました。ダウンタウンでバスを降りて、買い物が終って歩いていたら、くだんのバスの運転手がもう一巡したようで、すれ違いざまに手を振ってくれました。
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今晩は今回の旅行の最後のオーロラ・ウォッチング。今晩も「ありがとう」と言わせてね。
夕食はB&B近くのBackBayにあるWildcatCafe。散歩の時にここを見ていたが、あまりに年代もののお店で、実際にやっているとは思わなかったほど。ところが、昨夜オーロラ・ワールドで「おいしかった」という話を聞いたので、行ってみる。本当に古いお店だが、働いているのは若い女性と男性。味も雰囲気もなかなかでした。食事中、外は本降りの雨。ぐ。。。


06-029-01.jpg夜10時半過ぎにOldTownの港からクルーズ出発。約20分でハイダウェイ・アイランド着。昼間の雨で足元がすべる。空は一面の雲。出発前に見たwebの天気予報で雲の動きをチェックしたが、期待できそうもない感じ。ただひたすら雲の切れ間を待つ。
12時過ぎに外にいた夫が「薄いけど出てきたよ」というので、カメラをかかえて外に出る。西の空に大きなアーチ状のオーロラが見えた。薄いけど、今日はシャッターをおせないかも、と思っていたので、とにかく撮影開始。それなりに濃くなってきた。1本から2本になったりとしばら濃い、薄いを繰り返す。はじめ西側で撮影していたが、ドームを入れて撮影しようと場所を移動。一人で濃くなるのを待つ。
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しばらくするとドーム上部の薄かったのが濃くなってきてブレークアップ。夫が「強くなっていますよ?」とドーム内に声をかける。(本日のクルーズ参加は5名。他にスタッフ3人。事前にドームに来て私たちのために準備をしてくれていたのに、夜食をいただける時間がなくなってしまいごめんなさい)
オーロラは2本、3本と別れ、つながり、激しくゆれたり、裾がピンク色になったり、と私たちを喜ばせてくれました。ただただ歓声。さっきまであった雲は私たちのま上だけ切れていて、長くてきれいなのを次々とみせてくれました。



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1時50分には港に戻るのですが、みんなトイレに行く間もないほど、ずっと出ていました。が、この時間になるとなんとまた全天は雲に覆われ、まるで「帰りなさい」と言っているよう。これは私たち5人の日ごろの行いがよかったから、ということにして帰途につきました。モデラートかな。

ブランチ:フルーツサラダ、ベーコン、目玉焼き、ポテト、トースト
夕食:グリーンサラダ、スタッフド・チキン、チャーのリゾット
夜食:ミニカップラーメン、アークティック・レッド(ビール)、燻製




Season2006 Canada, Yellowknife 09/12-13

朝の2時半にB&Bに戻る。静かに、急いで帰る準備。3時過ぎに横になり、5時半に起きる。うう、眠い。
7:15イエローナイフ発、エドモントン、バンクーバー経由で帰国。現在、バンクーバー空港。ここまでは順調。バンクーバーで友人からの携帯メールの返事。自分の携帯がそのまま使えるので便利だ。
今回の結果は4勝二敗。アクティブ1回、モデラート2回、クワイエット1回。まあまあの結果となりました。いや?、今回も楽しい旅でした。お世話になってみなさん、ありがとうございました。写真のできあがりが楽しみのような、こわいような、が今の私です。

朝食(機内食):オムレツ、フルーツサラダ
機内食1:日本食 野菜の煮物、鮭
機内食2:牛肉のせご飯

Season2007 Canada, Yellowknife 12/22

20061222-1.jpg飛行機代が12/23から高くなることもあり、今年は12/22出発。ちょっと長い冬休みになった。
成田発19:00.それから延々とバンクーバー、エドモントン、イエローナイフへ。その後オーロラ鑑賞に行き、ホテルへ戻ったのは朝4:00。時差16時間。ながーい1日だった。
現在、朝の5時。
飛行機はエドモントン行きもイエローナイフ行きも遅れて、イエローナイフ着22:50。その後荷物が出るのにまたまたものすごーく待たされてホテルに入ったのは23:45。それから頑張って出かけたのに空は小雪が舞う曇り。昨日、おとといはよく見えた、との写真を見せていただくが、今の空は分厚い雲に覆われているので見上げても真っ暗。
しかし2時すぎ頃から北東方向が明るくなりだし、星がにじんで見えてきた。真上はだんだん雲が切れてきて、北斗七星がくっきり。
そのうちなんとなくぼやっと黄色みがかった白っぽいのが見えてきて、どうやらオーロラらしい。まあ、見えなかったよりいいか、と見ていたらだんだん星がたくさん見えてきて、西には大きなアーチがぼんやり。とにかく見えることは見えたのでまず1勝。眠いー!

機内食A:和食 前菜、そうめん、赤魚の煮物、もずく、野菜の煮物など
機内食B:おかゆ 卵焼き、きんぴらなど
機内食C:まき寿司or牛肉のオイスターソース(イエローナイフ便)
夜食:カリブーのスープ、揚げバヌック(パン)

Season2007 Canada, Yellowknife 12/23

20061223-1.jpg目が覚めたら10:30過ぎ。カーテンをあけると晴天。
昨夜、あれからどんどん天気がよくなっていったんだなぁ。
街中に泊まっているので残念。
やっと起き上がり、支度をして買い物に。外の気温はマイナス21度C。昨夜は雲の「おかげ」でマイナス7度C。寒い=晴れなので私たちにはうれしい。もこもこ着ているので歩くのにも時間がかかり夏なら10分位のスーパーで買い物して部屋へ戻ったら12時40分。




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それからカレーライスを作り、食べだしたのが1時間後。途中から猛然とねむくなり、かたずけも早々に横になった。ここを2泊にしておいてよかった。
3時間ほどぐっすり寝た。寝ている間に9月にブラッチフォードレイクロッジでお世話になった道子さんからスカイプがあったもよう。現在市内のホテル勤務とのことなので、会えるといいな。
ロケーションフリーで日本のテレビを見る。東京品川の自宅から遠くはなれたカナダの極北の地で"親分のカツ!"が見えるなんて、すごい。
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今日はベックスケンネルから犬ぞりで行くオーロラ鑑賞。寒そー。
20時ピックアップで出発。犬ぞりでKamLakeの小島に行く。着いてしばらくすると東から薄いオーロラ。大きなアーチ状。きたきた、と楽しく撮影。途中キャビンで暖をとったり、夜食をいただいたりして、ゆっくり鑑賞。今日は私たち夫婦とアメリカ人のご夫婦、オーロラワールドスタッフのSさんと静か。23:15頃出発し、ちょっとうすくなっちゃたオーロラ3本に見送られながら、犬ぞりで戻る。


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犬ぞりステーションから帰ろうと空を見上げるとオーロラ。迎えに来てくれたスタッフが「これはブレークアップしますよ」と言った瞬間、きらきら、ぴらぴら(というか、うまく書けない。。。)と大きく動き回り、裾をピンク色の光が走るし、黄色、透明感のある緑色ととってもきれい。「わーっ!」「きゃぁーっ!」と声をあげてしまう。真っ暗なところならともかく、街はずれとはいえ道路も家々も煌々と明るい街明かりの中、こんなにきれいなのが見えるなんて。ホテルに戻ったのが12:30。ベランダからもくっきりと肉眼で見ることが出来た。5Fだがちょっと高台なのでしょう。今日は満足の1日でした。

ブランチ:ビーフカレー、ハムのサラダ、ヨーグルト
夕食:おにぎり(梅干)、インスタント味噌汁、りんご
夜食:豚肉のスペアリブ、カップヌードル

Season2007 Canada, Yellowknife Enodah 12/24

20061224-1.jpg昨夜は郊外のロッジだったら見られるのに、という気持ちがあるせいか、夫はあまりよく寝られなかったそうです。私はぐっすり。。。で、11時頃起きてごはんを炊き、昨日のカレーの残りを暖める。サラダとともに朝食。その後、また休む。まだ寝不足と時差ぼけでぼーとしている。
2時頃、イエローナイフで働いている道子さんが来てくれ、しばらく楽しいおしゃべり。先住民族のことなど学んでいる彼女。きらきらしていました。楽しい時間をありがとうございました。
夕方5時ピックアップでエノダ・ワイルダネス・ロッジへ。市街地から30分ほど車で走ってから雪上車で30分。凍った湖の上を重たい雪上車で行くのだからすごい。どれだけ凍っているのか。。。



20061224-2.jpgオーナーのラグナーさん、コックのバーサさんとも1年3ヶ月ぶりの再会。コテージはいつもと同じNo.3。そして、今日の夕食もおいしかったです。
コテージで荷物を整理していると夫が「出てるよ?」。時間は8時。身支度してカメラをかついででかけるも薄くなってきた。もう少し待つことにする。今夜は長そうだ。
その後、断続的に強弱が続くもブレークアップするほどではなかった。薄い雲も掛かっているようだ。
久しぶりのエノダなので、あちこち思い出しながら歩き回る。雪は前回よりも少ないものの、林の中はずっぽり足がはまってしまう。
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23:00頃、濃くなってきたので、カメラをかついで出動。3本のアーチが合体して、空いっぱいに広がっている。ところどころ濃くなったり、ゆらゆらゆれたりを撮影。30分くらいで薄くなる。
その後、キャビンから出たり入ったりするも薄いままで、雲も出てきた。3時くらいまでねばり、あきらめて寝る。クワイエット、でも3勝目。

ブランチ:ビーフカレー、ハムのサラダ、ヨーグルト
夕食:チキンのつめもの、ライス、豆、サラダ
夜食:マフィン

Season2007 Canada, Yellowknife Enodah 12/25

20061225-1.jpg昨夜は横になったあとも「オーロラがでているかも」と気になって何回か外をみたが、どんどん雲が厚くなっていった。8:30にもうろうとして起き上がり、朝食へ。今日はアイスフィッシングのイベントがある。旅行社のツアー客と一緒に、釣り場に行くことになる。私たちの宿泊にも付いているのだが、二人きりのときは寒いし寂しいので遠慮している。今日も移動は"black-one"という名の雪上車だ。ロッジから北西に向かって15分ほど移動し、ポイントに着く。
過去二回、ここでオデコの夫は、最初から本気モード。それというのも、開始早々に女性がノーザンパイク75センチを釣り上げたからだ。
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が、彼も65センチのリンコッド(たら)を釣り上げ、"にこっ"。
結局あわせて2匹。あたりがあった人はいるものの釣り上げる前に逃げられて残念が3回でした。釣って湖に上げられた魚はそのままで冷凍状態に。これをラグナーがお刺身にしてくれ、みんなで舌鼓を打った。こりこりして、ほどよく冷えており、おいしかった。
ロッジに戻り、ツアーの人々はシューティングして帰宅。私たちはキャビンで休む。外は雪。キャビン前の3段の階段が新雪で真っ白に覆われている。今夜は雪らしい。ホワイト・クリスマスだ。ぐぐぐ。。。
とはいえ、ここエノダは快適で、あたたかい室内、静かな環境と本当にのんびりする。雪がふると(というか、オーロラが出ないと)することはないが、こんなにのんびり、豊かな時間を日ごろ持つことはできないので、じっくり楽しむことにしている。もっともこちらに来て4日目で、まだ寝てばかりいるが。

朝食:ベーコン、エッグ、トースト、フルーツ
昼食:刺身、ムースのスープ、バヌック(パン)
夕食:えびの前菜、サラダ、ポーク、温野菜、ポテト、レモンムース
夜食:

Season2007 Canada, Yellowknife Enodah 12/26

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昨夜は、夕方から雪はやんだものの、雲の切れることはなかった。おかげで、断続的に睡眠し、この間の蓄積した睡眠不足は解消できそう。今日のアイスフィッシング客は2名。私たちは釣りのお誘いをお断りして、ロッジ周辺のロケハンや、お気に入りポイントまでの通路確保に当てることにした。昨日雷鳥をみかけたあたりに行ってみるが、今日はいなかった。他に昨日見たウイスキージャックというブルーの鳥もロッジ周辺にはいない模様。ムースの巨大な足跡発見。本物をみたいなぁ?。
持参したデジカメのマクロ撮影を調べるのがおくれて、到着した晩にあちこちで見かけた5ミリ程度の雪の結晶は、昨日の積雪で埋もれてしまった。つぎの機会を待つことにしよう。




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今回の新兵器。普通の時(上)、寒い時(下)。ちょっときつめにしっかり編んだ。夫のは濃いグレー。快適。こちらのツアー会社の人にほめられ、ちょっとうれしい。「かわいいー。売れますよ、これ」だって。
夕方、オーナーの家族や友人等があつまり、今日はにぎやかな夕食。息子は2年前に比べるとすごく身長が伸びていた。クリスマス・パーティでは私たちにもいろいろ話しかけてくれた。でもわからないことも多くて。。。でもオーロラのことをネイティブはナカということはわかった。それからオーロラが下がってくると死んだ人につれていかれちゃうので口笛を吹いてはいけない、あっちに行け、とするなど面白いお話でした。もっと英語を勉強してこなくちゃ。
夕食後、曇り空なのでひと休み。11時近くに外を見ると月がにじんで見える。更に時間とともにくっきりしてきたし、真上の星も見えてきた。よし!と出たりはいったりしているうちにまた見えなくなってきてしまった。えーん。で、メインロッジに行き、TVやパソコンで天気予報をチェック。うーん、苦戦しそうだ。2時までねばりキャビンに戻る。2敗目かなぁ。

朝食:パンケーキ、ソーセージ、フルーツ
昼食:ビーフと野菜のスープ、パン
夕食:七面鳥&ハム、マッシュポテト、温野菜、デザート(ケーキとパイが<5種類、フルーツゼリー)

Season2007 Canada, Yellowknife Enodah 12/27

20061227-1.jpg昨夜は、3時ごろ就寝。外はまっくら。全天雲に覆われていた。
朝、目覚めると体が軽い。睡眠不足と時差ぼけが治ってきた模様。夜、ぐっすり寝ているというのはうれしいことではないけど。
朝食後、夫はwebリニューアル作業。私は読書、していたけどそのうちぐっすり。しばらくしてから散歩へ。まずトイレ。
ここではトイレに行くのも大変。暖かいとはいえ外はマイナス14度C。オーバーズボンに重たいジャケットを着、スノーブーツをはいてでかける。(暗いときには懐中電灯も持参)外のトイレなので、オーロラが出ているときは用を足しながらオーロラ鑑賞ができるんですが。寒いのですぐ凍ってしまうせいか、臭いはあまり気になりません。マイ便座シートを持参していくのですが、それでもお尻が冷たいです。
ロッジ周辺はすっかり雪に覆われているが、目の前は湖、建物の下はごつごつした岩。前に9月に来た時には岩だらけなのにびっくりした。ところどころ木が見えるのは小島で、夏ならボートで行かなくてはならないところを、今はしっかり凍っているので歩いて行ける。この方向にオーロラが出たら、この島のこの木を入れて、とロケハン。途中の木が密集しているところで真っ白な雷鳥2羽に遭遇。

20061227-2.jpg今日がエノダ・ロッジの最後の夜。睡眠は十分足りているので、今晩は雲が切れるまで頑張るぞ、とゲームをしたり本を読んだり、DVDを見たりして粘る。空はところどころ雲が薄くなるときもあるが、全体は厚い雲で覆われている。とはいえ昨夜、おとといには見えなかったイエローナイフの町明かりが遠くにぼうっとオレンジ色に雲に反射しているので、少しは薄い模様。でも時々雪が降りだすしで、3時半にあきらめて寝る支度。4時に横になるときも外はまっくら。
部屋のストーブの炎が大きくなったのに気がついて夫が起き上がって外を見る。部屋が冷えてきたので、暖房の火が大きくなったと思い、パジャマのまま外に出ると満点の星。私もその音で目覚め、外に出てびっくり。さっきまでまったく星がみえなかったのに。
急いで着替えて外にでる。マイナス21度C。降るような星。星座表を見ているようなくっきりとした北斗七星、プレアデス星団、天の川。。。オーロラらしきものがぼ?んやり見えるがカメラを構えるほどではなく、メイン・ロッジで暖をとりながらひたすら待つ。わくわく。これでなくっちゃ。東の空があかるくなってきた8時まで見ていたが、いいオーロラにはであえなかった。晴れたのにぃ。3敗目。

朝食:パン、ベーコン、スクランブルエッグ、フルーツ
昼食:ビーフと豆のスープ、ホットチーズサンド
夕食:ビーフステーキ、ベークドポテト&トマト、チョコレートケーキ
夜食:赤いきつねと緑のたぬきのミニカップ

Season2007 Canada, Yellowknife 12/28

20061228-1.jpg朝食後、荷物をかたずけ熟睡。4日間、お世話になりました。ここは本当に静かでのんびりできていいところです。バーサの作ってくれる食事もおいしいし。オーロラが出ればいうことなかったのが残念。
お昼に起きて散歩。お日様が雪に反射しきれい。きのうまではお日様にもあえなかったもんなぁ。









20061228-2.jpgのサムネイル画像今日は韓国人大人5人、子供4人のパーティがアイスフィッシング。終了後の市内戻りにあわせて私たちもラグナーの雪上車でバック。ホテルまで送ってくれるのはイヌイットのお父さん。1昨年、VeeLakeでファミリーで見えた方。で話も弾んで市内へ。途中お願いしてスーパーに寄ってもらう。ダウンタウンではなくものすごく大きなスーパーだった。ゆっくり買い物がしたかったなぁ。



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20時ピックアップで犬ぞりで行くオーロラツアー。今日は20名近くのお客さんとスタッフで大賑わい。でも空はずっと雲に覆われ、あきらめかけていた。帰る頃にあれだけあった雲がすっかりなくなり、準備で犬をつけている時にうっすらオーロラが出てきた。走っている間もず?とうっすら。ドッグステーションから帰りの車に向かう時に前回同様きれいなオーロラが。明るい光の中、大きくカーブしたり。きのうまで一晩中見られる環境にいたのにぃ。私たちと入れ替わりでエノダに宿泊しているKさんがうらやましい!

朝食:シリアル、パン、ゆでたまご、フルーツ
昼食:クラム&サーモンチャウダー、ピザトースト、フルーツ
夕食:シーフードエビチリ、サラダ、味噌汁、ごはん、グレープフルーツ
夜食:バヌック、カリブーとポークのお肉

Season2007 Canada, Hay River 12/29

20061229-1.jpgのサムネイル画像今日はヘイ・リバーへ移動。飛行機は17:30なので、昨日ホテルのチェックインの時に16時まで使用をお願いしてあり、朝はのんびり寝ているつもりだった。が、夫は相変わらず(?)休みとなると元気で7時に起きてこちょこちょ動き回っている。ホテルの朝食はコンチネンタル・スタイル。好みのものをいただいておき、後で食べることにし、キッチンでごはんを炊いて食べる。朝10時日の出。東の空が真っ赤に染まってきれいだ。
17:30の飛行機でへイ・リバーへ。ベテルス行きのような小さい飛行機を想像していたが、けっこう立派。とおもいきや客席は半分。どうやら半分荷物らしい。でもちゃんと客室乗務員が居て、飲み物とスナックのサービスもあったんですよ。
空港にはB&Bのリックさんが迎えに来てくれ、途中買い物をしてB&Bへ。湖沿いのまわりに明かりがないところ。うん、これなら撮影には向いている。

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全部で7部屋あるが、今晩は私たちだけ。リックさんの丁寧な説明が延々と続き、途中で私はクッキング開始。夫は半分眠い目をこすりながらの「英会話教室」状態。で、8時半頃「See You Later」とお帰りになり、9時にやっと食事を終えました。
雲はところどころ切れているものの、おぼろ月。オーロラがぼんやりと漂いだしたのは、明け方の5時50分ごろから。縁起物なので数カットシャッターを切ると、うす雲が街明かりを映しているのがわかる。このまま強くなるのを待つが、7時に就寝。

朝食:ごはん、シーフードサラダ、きゅうりの塩もみ、梅干、のり、りんご
昼食:ベーグル、ヨーグルト
夕食:Bigソーセージ、アスパラガス、トマトのサラダ、ごはん、味噌汁
夜食:マフィン、コーヒー




Season2007 Canada, Hay River 12/30

20061230-1.jpgヘイ・リバー第一夜はミニマム。明け方に薄い雲を通して低い位置にぼんやり見えただけだった。あ?、腰を抜かすようなのとは言わないので、そこそこいいオーロラを見たい!
11時過ぎに起きて外を見ると快晴。朝食後散歩。気温摂氏プラス2度。暑いくらいだが、風が強く冷たい。ここはハーバー・ハウスという名前の通り、港にあり、すぐそばに大きな船が何艘も氷に閉じ込められている。湖には「おみ渡り」ができており、対岸に教会が見える。すごく静かで、時々スノーモービルが走る音がするだけだ。20061230-2.jpg







夕方、リックさんがきて今日来る予定の人はキャンセルになったので、1月2日までは私たちだけだという。西向きの私たちの部屋から夕焼けが見え、空には月が煌々と光っている。夫はクロスカントリーの実地訓練をリンクさんから受けている。「歩くようではなく、スライディングですべるのがクロスカントリー」なんだそうです。


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今日のディナーはハンバーグ。しっかり食べて今晩に備える。21時ごろ外に出ると、しっかり雲。うそっ、昼間はあんなに晴れていたのに....
24時ごろ、雲が切れたので湖に行く。うっすらとオーロラが出現。わ?い、6日ぶりにシャッターが切れるぞと意気込むも、月明かりが強く、なかなか難しい。いま朝の5時近くで、水入りです。

ブランチ:ごはん、スープ(ソーセージ、きのこ、トマト、たまねぎなどの野菜)、ピクルス、りんご
夕食:ハンバーグ、温野菜、味噌汁(赤だし)、ごはん、煮りんごのシナモンかけ
夜食:おしるこ、マフィン

Season2007 Canada, Hay River 12/31

20061231-1.jpg昨夜は24時以降、ほとんど外にいた。気温摂氏0度なのでめちゃめちゃ寒くはないが、風が強く、外に長くいるとそれなりに寒かった。
オーロラは。。。なんと言っても満月が近い月が明るくて。。。それに負けない強いオーロラが出れば月とともに撮るという楽しみもあるのでしょうが、昨日のは薄くて薄くて。雲なのかオーロラなのか、といううっすらを、デジカメで確認しながらの撮影。じっと見ているとたしかに濃くなったり、カーテン状にゆれたりなんですが。
とはいえ久しぶりのカメラの出動で、明け方まで頑張りました。5時過ぎになると月も弱くなったのですが、オーロラも弱くなり、6時過ぎに撤収。かたずけ、入浴後7時に就寝。爆睡。

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11:30起床。体が重い。今朝はメニューを変更しおかゆにする。うーん、お米から炊いたおかゆはおいしい!
食後、HAY RIVER 沿いの散策。対岸の教会と周辺の村に行く。とても雰囲気のある教会だ。
ロッジに戻り、夫はクロスカントリーのプラクティス。ロッジ周辺を数回周回するだけで、汗だくとなり、シャワーを浴びてお昼寝。
今晩は大晦日なので餃子パーティ。二人だけでちょっとさびしいがおいしく出来た。外は晴れ。13夜の明るい月が輝いている。

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夜、8時過ぎくらいから雲が出てきて、月がにじんでみえるようになってしまった。雲が切れるのは12時過ぎになるのかなぁと、ごろごろしていると、突然リックさんがきてこれからファイヤーワークスがあるから行こう、と言う。防寒対策をして出発。例年今頃はマイナス30度なのに今年は暖かい、とのこと。本日は昨日よりは寒いもののマイナス3度。
ダウンタウンの川のほとりの大きな焚き火で暖をとり、元旦になった瞬間に花火があがる、という。リックさんの奥さんや、息子さん夫婦にお会いしました。
また住民は4000人ということでしたが、大勢の人で、わいわいという感じです。実際には12時少し回ってからのスタート。30分ちかく打ち上げ花火があがり、とてもきれいでした。リックさん、ありがとうございました。楽しい年越しができました。

ブランチ:すりおろしりんご、おかゆ、のり、ハムともやしの和え物、きゅうりの塩もみ
夕食:手作り餃子(焼き&ゆで)、茹でアスパラガス、ごはん
夜食:ぜんざい、焼きおにぎり

Season2007 Canada, Hay River 01/01

今年もカナダで新しい年を迎えました。いろいろあるけど、今年もがんばろうっと。

いつものように、遅い起床のあとは、ロケハンをするでもなく、Web-siteの更新などで時間を費やす。夫はスタートレックのビデオを熱心に見ている。
夕方新たに2人が到着。ふたりっきりでさびしかったところにYOUNGカップルが。にぎやかになりました。リックさんが今日はお魚料理をしてくれるといっていたが、これから食事に連れて行ってくれる、という。ムースやカリブーのお肉もあるよ、と言われ、レストランかな、と思ったらなんと先住民のNew Years Celebrationだった。

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公民館みたいなところに人がいっぱい。次々と200人位あつまってきた。先住民の言葉と英語で挨拶や話をしてくれるが私たちは「???」状態。食事は中央のテーブルに山となっているので、いっせいに取りに行くと大変だな、と思っていたらボランティアをお願い、と司会が言ったら、次々とみんなに取り分けてくれた。その種類と量の多いこと。

20070101-4.jpgスープ、サラダ、バヌック(パン)、お肉、デザートもそれぞれいろんな種類があって、少しづついただいたがものすごい量になってしまった。バヌックはそのまま持ち帰ることに。食後は歌と踊り。私たちも入れてもらっておどってきました。星野道夫氏の本に出てくる「ポトラッチ」という集まりもこんな感じなのでしょう。楽しかった?。

23時をまわり外へ出てみると天気予報を覆して星空。うっすらとオーロラのアーチすら出ている。同泊のカップルに「ぼんやりと出ていますよ。これから強くなりそうです」と伝えて私たちも出動。

24時過ぎから南天に踊り始める。ようやく結氷した湖に閉じ込められている船とオーロラの構図で写真が撮れると動き回りました。
途中、夫のカメラのレリーズが脱落していることに気づくも、そのまま撮影続行。強弱を繰り返しつつ、3時ごろには沈静化しました。その後も多少強くなるものの、出動までにはいたりませんでした。

ブランチ:ごはん、のり、きぬさやとハムのソテー、きゅうりの塩もみ、味噌汁
夕食:たくさんのスープ、サラダ、バヌック(パン)、お肉、デザート
夜食:バヌック

Season2007 Canada, Hay River 01/02

20070102-1.jpg今日は昼間はよいお天気でしたが、夜になるにしたがって、雲が多くなってきました。夕方お買い物にNewCityまで連れて行ってもらい、ゆっくりスーパーなど見てまわる。女性3名がジョインし、にぎやかに。オーナーのリックさんがお魚料理をしてくれました。とてもおいしくいただきました。外は小雪。晴れるのを期待して待つ。
7名でおしゃべりしたり、DVD(ラピュタ)を見たりで4時過ぎまで頑張るがあきらめて寝る。夫は5時半まで。7時半にも目覚めてチェックしたがずっと小雪でした。

ブランチ:ごはん、のり、サラダ、味噌汁
夕食:ホワイトフッシュのグリル、ビーフシチュー、サラダ、ごはん
夜食:ポテトチップス

Season2007 Canada, Hay River → Yellowknife 01/03

20070103-1.jpg今回の旅行もいよいよ最終日になってしまいました。今回のオーロラはお天気にはばまれイマイチの結果でした。また2週間という今までで最長の旅行でしたが、過ぎてしまえばあっという間で、これなら1ヶ月だって大丈夫、と変な「自信」を持ちました。早くリタイアしたいよ?。
で、今日は散歩とB&Bのみなさんとの楽しいおしゃべりの1日。気温マイナス15度C。今回のヘイリバーで一番寒い日でした。湖のおみ渡りの方の歩いてみましたが、10分歩いてもまったく近づく気配もなく、かなり遠いようです。おみ渡りはなんと高さ2メートルもあるそうで、クロカンかスノーモービルじゃないと行けない距離です。
夕方、飛行機の運行状況をwebでチェックしたら2時間半のディレイ。B&Bのみなさんの作るお食事をちょっといただいたりして時間を待つ。
イエローナイフまでは40分のフライト。到着後ホテルに向かうタクシーの中から雲の上のオーロラが見えました。ホテル着22時。ホテルは13階なのでチェックしてみるものの、雲は厚い。ヘイリバーで知り合ったみんな、見えているといいなぁ。

ブランチ:ごはん、のり、梅干、サラダ、味噌汁
おやつ:おもちの磯部まき、焼きおにぎり、野菜のパスタ
夕食:おかゆ、魚の酢漬け、ピクルス、味噌汁

Season2007 Canada, Yellowknife -> Narita 01/04-5

20070104-1.jpg朝7:15の飛行機で帰国。イエローナイフ-エドモントン-バンクーバー-成田、と長い帰国の時間。イエローナイフ発が尾翼の氷を溶かすために10分、バンクーバー発が機体交換のために1時間半の遅れ。でも安全第一。私たちは何事もなく寝たり食べたりで帰りました。東京は気温8度C。思わず空を見上げてみると、「曇り」でした。

朝食:機内食 オムレツ、クロワッサン、フルーツ
機内食1:日本食 前菜、そば、鮭の重ね焼き(みたいな)ごはん、味噌汁、デザート
機内食2:パスタ(夫はきのこご飯)、フルーツ

Season2008 Canada, YellowKnife 12/22

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今年も金曜夕方に職場のみなさんに手を振って送ってもらい、冬休みに入った。皆さん、ご面倒をおかけしまーす。
で、土曜日午前中に最後のかたずけ、お掃除をして横浜駅12:30発のNEXで出発!と思ったら5分も走らないで電車はSTOP。横浜と東神奈川の間で異常音がしたので、確認作業とか。えーっ。でも15分ほどで動き出しました。ほっ。
成田ーバンクーバーーイエローナイフまで、途中待ち時間も含めて計17時間。成田もバンクーバーも多少遅れたものの、1時間遅れで着きました。昨年までのエドモントン経由に比べると楽でした。バンクーバーからの直行便、冬だけでなくお願いします、エアカナダさん。


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空港で名古屋のSさんと再会。彼はレンタカーで行動するそうです。
現地旅行社にホテルまで送ってもらい、近くのお店でピザを購入。夕食を食べて、夜に備える。バンクーバーはみぞれだったが、ここイエローナイフではまあるい月が出ている。今晩はどうでしょうか。

夜10:40にプレリュード湖着。空にはたくさんの雲。雲の切れ間から月が煌々と。東京で見る月に比べて、本当に明るく感じる。オーロラ・ワールドの建物や道をくっきり照らし出してくれている。

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雲はどんどん切れて、西方向にうっすらオーロラ出現。月のあかりに邪魔されてはいるもののカーブするのがはっきりと見えた。1年ぶりのシャッターを押す。気温はマイナス20度くらい。防寒を完全にしているせいか、暑い位。でも顔を出して外に長くいるとほおのあたりが冷たくなってくる。
4時近くまでねばったが、うっすらオーロラにしか出会えなかった。でも初日から出会えた!

機内食:和食(煮魚ほか)&おかゆ
昼食:スナック(機内食が出ると思ったらなかった)
夕食:ピザ、野菜スープ
夜食:(オーロラワールドで)カリブーのスープ、バノック(パン)、(部屋に戻って)春雨スープ

Season2008 Canada, Yellowknife -> Fort Simpson 12/23

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朝9時過ぎに目がさめる。夫にホテル1Fにコンチネンタル・スタイルの朝食をとりにいってもらう。だるいー。
10時過ぎに起き出して、朝食、かたずけをしてチェックアウト、空港へ。13:50の飛行機でフォートシンプソンへ向かう。ローカル都市へのフライトは待合室からなんとなくローカル。コートもネイティブな感じのを着ている人が多いし、子供が走り回り、話しかけると、子供はものめずらしそうにしているが、大人の反応はかなりいい。
飛行機は小型で、アラスカのベテルスロッジに行くときと同じ感じです。でも驚いたのは機内食が出たこと。しっかりいただきました。


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空港でとなりのお兄さんに声をかけられ、なんとバノックランドの人。彼の妻がホストのローリーさんでした。ローリーはとても細くてキュート。かわいいBABYが二人。私たちを見てはにかんでいました。あしたはだっこさせてくれるかなぁー。
ロッジは大きくてきれいです。日本人はほとんどこないけど、夏は目の前の川でのフィッシング、近くの山への登山でにぎわうとか。(世界遺産のナノハ国立公園の入り口なのです)
いいオーロラがでるとロッジのロビーで消灯して楽しめるとのこと。でもでも、今日は分厚い雲に空一面覆われています。ううう。



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ところで、今年はここに来てあれこれ忘れ物に気がつく。昨年は各種準備万端でしたが、今年は11月末に転居したこともあり、ちょっと気合が足りなかったようです。何よりお米!!!イエローナイフのスーパーでジャポニカを売っているのを見ていたので、今年は持ってこなかったのです。昨日は疲れたこともあり、スーパーまで歩いていく元気がなく、今日ここのスーパーに行ったら、お米は8キロ入りのインディカ米しかありません。仕方なく買ったものの、当然おいしく炊けませんでした。ううう。反省。
夕食後、睡魔に負けてひと休み。3時間くらい寝た。夫はロッジから川までラッセルして道を作ってくれた。後はオーロラを待つだけ。

朝食:ベーグル、マフィン、ヨーグルト
昼食:機内食)ハムサンド、みかん、ヨーグルト
夕食:バッファロースープ、サラダ、ビーフステーキ、磯部まき
夜食:味噌煮込みうどん

Season2008 Canada, Fort Simpson 12/24

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昨夜は雲が厚く、雪まで降り出し、オーロラは会えなかった。3時まで頑張ったが、あきらめて寝た。ここのロッジはインターネットOKなので、ロケーション・フリーで日本のテレビを見て時間を過ごした。午前3時は日本時間翌日の夕方7時になる。
朝9時半過ぎに起床。B&Bの用意してくれた朝食をいただく。焼きたてのバノック(地元のパン)。普段ほとんどたべない夫も2切れ食べた。フルーツたくさんのボールもうれしい。おいしかった。
午後、オーナーがリカーショップまで連れて行ってくれた。ついでに町の観光も。「ここがナースのみの老人施設で、グランマがいる。ここがマッケンジー川。ポリス。政府官舎。ガスステーション。もうひとつの小型飛行場。ゴルフコース」などなど。


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ところでリカーショップだが今日は3時から6時までの3時間だけの営業。クリスマスのこともあり、店の中は長蛇の列。びーっくり。みんな楽しそうに抱えて帰っていった。
戻ってから雪かき。オーロラがでたときのために道を作り、大汗をかいた。

夕食後、空を見上げるも雲。今日も苦戦しそうだ。

ブランチ:焼きたてバノック、フルーツサラダ、シュース、ミルク
夕食:水餃子、ごはん、ピザ
夜食:春雨スープ

Season2008 Canada, Fort Simpson 12/25

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昨夜も雲が厚く、オーロラに会えませんでした。空は満月のせいかず?っと白色。月はおぼろに見えることはあっても、星はまったく見えませんでした。
今日はクリスマスプレゼントに狂喜する子供たちの声ととびはねる音でめがさめました。夫は飛び起きてロビーにあるカメラを撤収。ロッジのツリーの下のプレゼントの山をあけるというより包みをむしっていました。
子供4人、大人6人がプレゼントの山を前におおさわぎ。とてもほほえましい光景です。多くの子供たちがこうして大切に育てられているんですね。
1年分の買い物を全部ここでするのかしら、というくらいたくさんのおもちゃ、洋服、本の山でした。それともここのうちがリッチなだけ?


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今日のブランチはオーナーのご両親の家でごちそうになった。徒歩10分くらいのところにある、おーきなおうち。4年かけて製作中だそうで、中を拝見させてくれました。床暖部、薪ストーブ、すてきな照明でした。
夜はクリスマスパーティにジョインさせてくれました。おばあちゃん、ご両親、兄弟、その子供たちとにぎやかなファミリーパーティです。お食事もとってもおいしかったです。私たちはずーっと英会話教室状態。外はぶ厚い雲に覆われているし、何だか英会話の短期ホームステイのような状態になっています。2才半の子供の英語も大分聞き取れるようになってきたし。う、なぜだか悲しい。。。

ブランチ:フレンチトースト(いちごソース)、ベーコン、エッグ
夕食:サラダ、ターキー、ポテト、温野菜、アップルパイ
夜食:マンゴ、りんご

Season2008 Canada, Fort Simpson 12/26

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昨夜も雲がさらに厚く、満月直後の17日の月なのに、外はまっくら。月明かりどころか雲が厚く、地上にとどかないほどでした。ただただ読書と日本の夕方のTVを見ていた私たち。。。
明け方3時すぎまでねばって休みました。私は9時半過ぎに起きたけど、夫は目がさえてしまいほとんど眠ることが出来なかったとのことで、朝食後ぐうぐう寝ている。
今日は朝食後、散歩にいくつもりだったが、夫は寝ているし、窓から見える川の対岸がかすんできた。散歩に行っても鳥やウサギどころか隣家の大きな犬しかいないと思うと行く気にもなれず、結局B&Bの中にいた。今日はビーフシチューを作る予定だったので、早めに準備し、じっくり煮込む。後は読書のみ。あーあ。


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今夜も小雪のフォートシンプソン。でも11時過ぎに月がぼんやり出てきて、どうやらその周りに星が見えて、窓から外を見ていたらオーロラが見えて。。。ということであわてて出動。雲の上だけど、カーブしたり、うねうねするのがはっきり見え、久しぶりのシャッターを押しました。まあ、練習練習。。。隣家の大型犬たちは夜はつながれているらしく、出てはきませんでしたが、ずーーーっとほえていました。うるさい!
ということで久しぶりに1時間ほどうろうろし、あっという間でした。楽しかった。

ブランチ:フルーツサラダ、焼きたてバノック
夕食:ビーフシチュー、チャーハン
夜食:ビーフシチューの残り

Season2008 Canada, Fort Simpson 12/27

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昨夜は部屋に戻った後は、雲がどんどん厚くなったようで、外は暗くなってきた。3時までねばってから寝た。どんなものでもとにかくシャッターを押したので、ちょっと気持ちが高揚。あしたはもっと晴れますように。
朝は10時近くに起床。下に下りて朝食を作ってくれるのを待つ。あと1晩。どこか行きたいところはないか、といろいろと気を使ってくれ、近くのアイスロードに明日、連れて行ってもらうことになった。
食休み後、小雪の中、あたりを散歩。隣家(といっても結構離れている)の大型犬がすぐに「お出迎え」。ぎゃんぎゃん。送られながら湖までの道や林の中を歩く。鳥のは声を聞くが、見ることは出来なかった。りすを夫は見ることができた。日の光がだんだん強く感じる。きっと雲がどんどん薄くなっていると思う。わくわく。


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月が8時半すぎにのぼり、星もにじんでいない。向かいの川の上にカーブしているのはオーロラ。それ!っと10時少し前にカメラをかついで外にでるも小雪が顔に冷たい。あれ、ということは真上は雲。今日も雲の向こうのオーロラのシャッターを押しましたが、途中からは見るのみに。1時間ほどで静かになった。
本日は気温マイナス25度C。寒かった。

ブランチ:焼きたてバノック、フライドエッグ、ハム
夕食:ビーフシチューの残り、チキン、ごはん
夜食:春雨スープ

Season2008 Canada, Fort Simpson -> Yellowknife12/28

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結局昨夜も雲の向こうのオーロラでおしまい。夜中の1時頃、オーナーのブレットが近くの湖まで月を撮りに行かないか、と誘ってくれたが、その間にオーロラが出るかもしれないし、とお断り。いろいろ気を遣わせてすみません。
ということで、翌日はまたゆっくり起き、ブランチの後にかたずけ、3時過ぎにランチをごちそうになり、4時過ぎに空港へ。5時から1時間のフライトでイエローナイフに着いた。ローカル路線は相変わらずののんびりした感じで、いいですねぇ。
フォートシンプソンは例年はこんなに雪がないそうですが、今年は雪が多く、夏は雨が多かったそうです。晴れさえすればロッジの目の前にオーロラが踊るのを見ることが出来る、という絶好のロケーション。オーナー夫婦は感じがよく、子供はかわいい。ロッジは快適でとてもよいところでした。今度来るときは晴れてねぇー。

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日中にイエローナイフに戻り、ホテルで夕食。インディカ米を炊くのも大分上手になりました。今日は時間があまりないと思っていたので、持参のレトルトのカレー。ご飯の量が多いかな、とおもいつつ、二人ともぺろっと食べました。
9:25ピックアップでオーロラ鑑賞へ。各ホテルを回ってからの移動で現地着10:40。今日はこれまでのバンと違い、大型バス。日本も冬休みに入り、ゲストが増えたようです。
プレリュード湖に着くとすでにオーロラがでている。満天の星。こういう夜を待っていたのよねぇ?、と久しぶりの感触にひたりました。時々弱くなるものの、けっこう楽しませてくれ、特に2時頃にとてもきれいなのを見ることが出来ました。オーロラのカーテンの下に肉眼でうすいオレンジが確認できた。やったー。でも午前4時ごろには空いっぱいの雲。
ホテル帰着5時。お風呂に入り、ベテルスにいる仲間とスカイプして寝る。疲れたー。

朝食:焼きたてバノック、フルーツサラダ
昼食:ムースの骨付き肉のグリル(おいしかった!)ごはん、温野菜
夕食:レトルトの銀座カレー、野菜、スープ
夜食:おしるこ

Season2008 Canada, Yellowknife12/29

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プレリュード湖のツアーから朝帰りで爆睡中、朝9:30にルームクリーンのお姉さんに起こされる。昨夜(というか今朝方)はぼーとしていたので、札をだすのを忘れていた。夫が起きたついでに、とロビーに行き、ジュース、ミルクを持ってきてくれた。
10時半過ぎ、起床。体が重い。外は晴れ。こちらに来て昼間にサンサンとした太陽が顔を出すのは初めて。
近くのホテルのロビーで前にブラッチフォードロッジにいたMさんと会う。11月の写真展にも来てくれたのだが、ゆっくりお話できなかったので、ランチしながら話す。知り合いと会えるのは楽しい。元気で新しい仕事も趣味も頑張っている様子。影ながら応援しているからね?。


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今日ははじめてオーロラ・ビレッジのオーロラ鑑賞ツアーへ。ピックアップは20:15とオーロラ・ワールドより約1時間早い。鑑賞地は市内から30分。途中、他のホテルの客をピックアップしながらなので、現地着21:30。今日はまさに「満点の星」。今回の旅行で一番の星の数々。きれいー。既に薄いオーロラが出現。鑑賞地内の説明が終了したのが22:00。凍った池に面してティービーが立ち並び、雰囲気はGOOD。暗い中をカメラをかついで小高い丘へ。広いのでけっこう大変。でも見晴らしがよい。
22:30頃から少し強くなったので撮影。寒いので一度休憩し、外に出たら、ちょうど強くなりだしたところで、久しぶりに何ロールも撮った。0:30頃、1時半頃にブレークアップに近い状態。かなり長くて大きなカーテン状のオーロラが出現。みている人から歓声があがった。よかった、今日があって。よかった、また感動できて!

朝食:ミルク、フレッシュジュース
昼食:ベトナム料理店で春巻きとビーフ(orチキン)麺
夕食:白身魚のチリソース、ご飯、温野菜、スープ、マンゴ
夜食:おしるこ、味噌煮込みうどん

Season2008 Canada, Yellowknife -> Narita 12/30-31

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オーロラビレッジは鑑賞の時間が早く、2時間延長しても現地2時で終了。まだしっかり出ているオーロラをうらめし気に見ながら帰途に着いた。一晩中見られるところにいるときに、こういうのがでてくれればよかったのにぃ。でも今日は本当に星もいっぱいで、寒かったけど楽しく、あっという間で、夜食を食べに行く時間もありませんでした。オーロラさん、ありがとう!
ホテルに戻り、荷物のパック。防寒着、防寒靴二人分だけで大型トランク1つがいっぱいになる。



071230-01.jpg7:15ピックアップで空港へ。これでもバンクーバーまでの直行便のおかげで出発時間が1時間半ほど遅くなった。エアカナダさん、ありがとう。
今日はディレイもなく、時間とおりにバンクーバー、成田へ。バンクーバーに期待に胸膨らませて降り立ったのがつい昨日のようだが、もう終わってしまったと思うとさびしい。あっという間でした。
日本は気温6度C。イエローナイフとの気温差32℃。横浜駅に降りると大晦日の風は冷たい。オーロラが出ないのに寒いだけなんだけだもの。
自宅に6時10分頃着。夫は駅反対側に早速フィルムを現像に出しに行く。できあがりが楽しみです。

朝食:マフィン、ベーグル、フレッシュジュース
昼食:キムチ麺
機内食:和食(おそば、牛肉のニンジンとごぼう巻き など)機内食:ホタテと野菜乗せごはん、フルーツ

Season2008 Canada, Banff -> YellowKnife 09/09

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バンフはカルガリーから車で2時間のところにあり、お昼の飛行機だが、朝食後すぐに出発。昨夜、初めてwebチェックインを体験。来るときバンクーバーーカルガリー間の座席が二人とも3席の真ん中で、離れてしまったで、今度はとなり同士ですわれるかな、とチェック。8列のとなり同士でゲット。最後のページを印字してもってこい、とのことだが、もちろんプリンタまでは持参しておらず、空港でも印字できるとのことで、安心して寝た。
カルガリー空港はけっこう大きく、きれいで、バンフの印象と同じく大人の観光地の感じ。今回はじめてのカナディアン・ロッキー。3泊の滞在でしたが、ホテル前のポプラの木々がこの間にすっかり黄色くなりました。あれもこれも、もっとしたかった、と大好評。次回はもっとゆっくりしたいなぁ。

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イエローナイフまでは2時間ちょっと。雲がだんだん切れて、晴れ。気温は6度C。風もあり、ちょっと寒いです。木々が黄葉しており、とてもきれい。ガイドによるとオーロラはここのところいい、とか。そりゃそうですよね。この冬のよかった日から計算して来ているんですから。
ホテルは毎度同じのところでキッチン付。チェックイン後すぐ、タクシーを呼んでもらい買い物に。ここでは自炊なので、4日間の食料の調達。朝食は軽食がホテルが用意しているので、夕食を中心に二人両手いっぱい購入。帰りのタクシーの運ちゃんに「すごいねぇ」と笑われた。 夕食後、仮眠。熟睡。


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夜22:40ピックアップでオーロラ・ビレッジへ。ガイドによると団体も入っており、結構忙しいとの事。今日は雲が多く、時々みぞれ。2、3回雲の切れ間に瞬間的に見られたが、後は雲の上のオーロラだけ。クワイエットかも知れないけど、見え方はミニマムだね。

朝食:ホテルのコンチネンタルの朝食(トーストとワッフル)
昼食:バナナ(機内食なし)
夕食:海鮮チリソース、ソーセージ、野菜
夜食:スープ、カップラーメン



Season2008 Canada, YellowKnife 09/10

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お昼近くまで熟睡。ホテルのコンチネンタルの朝食を夫が取りに行ってくれ、目が覚める。よく寝た?、もっと寝たい!
今日のオプショナルは、バッファロー街道まで往復6時間あまりのドライブ。1カップルと私たちとガイドの5人で13時に出発。往復500K。時差ボケと睡眠が不規則なこととで眠い!ついこっくりしてしまう。気づけば夫とガイド以外はみんな寝ていた。

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バッファロー保護区に入ってすぐ、大きな真っ黒いバッファロー出現。他の車も止って撮影しているのに、悠然と草を食べている。思いのほかバッファローはでかい。人を見ても平然としていた。う?ん、楽しい!
この後、2頭を発見、他にも景色がいい所、あちこちフォトストップしてくれ、楽しいドライブでした。
空には分厚い雲が1日たれこめている。夜には切れてね。



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今日は鑑賞地22時着。昼間あんなに雲が厚かったのに、ところどころ星が見えている。早速時間延長をお願いして3:20まで居られる事に。
ぼんやりしたアーチ状のオーロラが消えたり、またぼぉ?としたりを繰り返す。雲が流れていて、星がでたり、また隠れたり。でもせっかくだから、と数カット、シャッターを押すも気が乗らず、ロッジに戻って暖を取る。
短時間でまた外へ。どこがいいか、うろうろ。1:30頃、ぼぉ?が少し濃くなり、裾が黄色に。やっとせっせとシャッターを切る。そのうちまた全天に雲に覆われ、星が見えなくなる。「昼間、雨が降ったりで1日黒い雲が出ていたんだから仕方ないね」と話していたら、西側に雲の向こうのオーロラがすっごく明るくなっているのがわかる。上はすごいことになっているね、と話していたら、そのすぐそばに星が出てきて、どんどん全天晴れてきた。やった?!どんどん成長して反対側とつながり、うず状になり、そのまわりにカーテン状のがあらわれて、裾がひらひらして、と約1時間楽しませてくれました。オーロラさん、ありがとう!

ブランチ:ホテルのコンチネンタルの朝食(マフィン、トースト、ベーグル)、ブルーベリーとクランベリーのヨーグルトかけ
夕食:カレーライス、ソーセージ、野菜
夜食:バッファローのスープ、カップラーメン



Season2008 Canada, YellowKnife 09/11

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昨夜のオーロラ・ツアーからの戻りが今朝の4時15分。かたづけ、暖まって休んだのが5時過ぎ。今日も起きたらお昼近く。今日は昨日炊いたご飯をおかゆにしてたべる。スーパーで買ったピクルスの瓶詰めがどう格闘してもあかないので、ロビーのお姉さんに頼んだらすぱっと開けてくれた。なんともはや。。。




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13:00発でキャメロン滝へのハイキングに出発。パッケージのお客さんもきており、けっこう大勢だ。でも外は雨。現地も雨が強ければ黄葉見学のドライブになりますとのこと。でも雨はほとんど上がっており、出発。ガイドが植物や先住民族の生活などを説明してくれる。片道30分程度のトレイル。私たちは2005年3月に来ており2回目だが、とっても気持ちがよく、楽しめました。黄葉がきれいです。
ホテルに戻り17:00。夕食の支度をしてから入浴。鶏の手羽のロースト。おいしくできました。秘密はヘイリバーの調味料、バックスエディ。お肉やお魚にふりかけてローストするだけ。



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オーロラ鑑賞3日目。夜11時から2時半前、ひたすら晴れるのを待ちました。ずっと雨でした。
待機場所のひとつであるダイニングルームでは、モニターに映し出されるオーロラに向かって、デジカメ撮影する人々まで出現。

朝食:おかゆ、サラダ、ピクルス、ベリー(ブルーベリー、クランベリー、ストロベリー)のヨーグルトかけ
おやつ:ベーグルとマフィン
夕食:サラダ、マッシュルームのスープ、鶏の手羽のロースト、ごはん
夜食:

Season2008 Canada, YellowKnife 09/12

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今日もゆっくり起床。毎晩遅いので、朝は起きられない。。。
ここのホテルは1Fにコンチネンタルの朝食があり、パン、ヨーグルト、果物、飲み物があり、とても楽です。キッチン付のお部屋なので、私たちはお部屋に持ってきて、自前のサラダ等と一緒にいただきます。キッチン付だと体調が良いし、経済的でもあります。
休憩後、お散歩&お買い物に出発。ホテルの裏の小さい池や、ロックの上などを散策。う?ん、ここならオーロラ鑑賞から戻って、まだ出ていたら写真が撮れる、などと話しながら。
この後、グレート・スレーブ湖にそってオールドタウンの入り口まで散歩。地元の人が行く「何でも屋」さんでお買い物をし、ダウンタウンへ。エクスプローラーホテル裏のNIVEN湖のトレイルを歩く。結構大きな湖で、鳥がたくさんいました。
お天気はたまにお日様が顔を出す程度でしたが、昨日に比べればはるかに良いので期待です。

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ホテルに戻り休憩。今日の夕食はビーフのロースト。おいしくできました。最後の夜なので、残ったお野菜は全部入れてスープに。夕食後、窓の外を見るとまんまるいお月様。

オーロラ鑑賞4日目で最終日。鑑賞地に着いて空を見上げると、全天を覆う雲。その切れ間から、ときどき星が瞬く。ようやく天空の隙間からオーロラが恥ずかしげに顔を出した。
今回のオーロラ鑑賞はこれで終了。いつもに比べ4晩とチャンスが少なかったが、やはり9月のオーロラウォッチングは楽です。私の服装は下は木綿のズボンに羽毛のズボン下、ゴアテックスのオーバーズボン、上は長袖とフリースとゴアテックスの上着。手袋に毛糸の帽子、マフラー。これで暑くないのです。東京の冬でもこんなに着ていません。でもでも、冬の防寒着から比べると動きやすいし、軽いし、はるかに楽です。何より気温が2度Cとか0度Cで、マイナス何十度ってことはありませんから。
後は帰国のみです。読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

朝食:おかゆ、サラダ、野菜スープ(昨夜の残り)、ピクルス、ベリー(ブルーベリー、クランベリー、ストロベリー)のヨーグルトかけ
おやつ:ベーグルとマフィン、果物
夕食:サラダ、残り野菜のスープ、温野菜、ビーフのロースト、ごはん
夜食:カップラーメン(カレー味)

Season2008 Canada, YellowKnife 09/12


080913-01.jpgオーロラ鑑賞からホテルに戻ったのが朝3:45。帰国のためのピックアップ時間が朝5:50。入浴して荷物の片付け、お部屋の整理で寝る時間はなし。
帰りはイエローナイフーエドモントンーバンクーバーと2回乗り継ぎ。どれもオンタイムで成田まで到着しました。成田、気温27度C。蒸し暑い。
さあ、また次回のために頑張ってはたらかなくっちゃ。

機内食:(朝食)ホットの方(エッグ)を選択
機内食:(夕食)夫はビーフ、私はチキン
機内食:(朝食)マーボー豆腐(お豆腐が厚揚げだった)


Season2009 Canada, YK Enodah 12/20

081220-01.jpg今日から「冬休み」。夫は昨夜は最後の仕事で午前様だったが、「今日は忙しいの」と8時には起こす。急いで朝食、洗濯、年賀状出しと二人で手分けして済ませる。お掃除ロボットにスイッチオンしてから近くの横浜中央市場へ。お正月用品の買い物。分厚い数の子昆布、お刺身、生ハムなどなど購入。帰宅して冷凍するものは小分け・空気抜きしてパック。でかける準備終了。
YCATから成田までバスで1時間半。渋滞もなく到着。が、飛行機の出発が1時間10分遅れるとのこと。バンクーバーでの乗り継ぎ時間、1時間半に。何とかなるか。。。
搭乗時間もどんどん遅れ、結局成田を離陸したのは定刻より2時間以上ディレイ。でもバンクーバーには1時間程度の遅れで着陸したが、入国審査、再手荷物検査などなどでイエローナイフ行きに飛び乗ったのは出発直前。でも間にあってよかった?。イエローナイフ着3時。夏と違って直行便は楽だ。


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空港でエノダのスタッフにピックアップしてもらい、郊外のエクストラフードへお買い物。その後、ロッジーオーナーのラグナ夫妻と会う。奥さんは相変わらず若い。ロッジに行く前に、カメラの防寒用に白金カイロの燃料を探す。ほしい買い物がなかなかなく、街中のスーパーをうろうろ。たまたま出会った現地在住の日本人に教えてもらい、小さなコンビニで購入。そこから途中、雪上車に乗り換え、エノダロッジ着7時。外はマイナス35度C。ずっと荷台にあったトランクはひえひえ。荷物を出すだけで指先がこごえてしまいました。

で、今夜のオーロラは。。。初日なのにたっぷり楽しませてくれました。8時すぎには北にうっすら広がり、食後の9時にはあわてての準備終了で出動。あっちをうろうろ、こっちをうろうろして疲れたから休もう、とロッジに戻った時間が10時半。それからはうすくなったからとロッジに戻り、ジャケットを脱いで外を見るとまた濃くなって外へ。の繰り返しが1時過ぎまで続いた。その後はどんどん薄くなり、星もにじんできた。どうやら雲が出てきたららしいので、キャビンに戻り、休憩。3時過ぎに就寝。外はすっかり暗くなっていた。今日は特別強いオーロラはなかったが長く楽しませてくれたし、でモデラート。

機内食1:和食 そば、たらのあんかけ他
機内食2:オムレツ
夕食:サラダ、ガーリックトースト、スパゲッティミートソース
夜食:塩ラーメン、オレンジ

Season2009 Canada, Yellowknife Enodah 12/21

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朝、寒くて目が覚める。寝ぼけまなこでキャビンの中をみるとなんとドアが少し開いている!寒いわけだ。ドアキーが凍って固まり、あいてしまったらしい。室温は5℃。今晩からは何か抑えておこう。
11時にブランチ後、ロケハン。空いっぱいの雲。見るとけっこう動いているので、今晩までにはきれるといいな。
エノダロッジはオーナーのラグナー、コックのバーサとおなじみのスタッフ。私たちのつたない英語につきあっていろいろ会話してくれる。また、夜食(ココア粉末・カップめん!・フルーツポンチカップ・缶詰)、お湯と準備してくれている。

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ブランチの後は少しロケハンしてからキャビンへ。熟睡。夕方まで寝たり、起きたりと、睡眠不足を取り戻す。夕方、表に出ると空いっぱいの雲。あれー、日本を出るときの天気予報はずっと快晴だったのに。夕食後、メインロッジで雲が切れるのをひたすら待つ。昨夜はあんなに忙しかったのに、読書が進む。むむむ。。。起きているので、ロッジ用意の飲食が進み、トイレに通う羽目になる。ここの冬のトイレは屋外。雪上にいろいろな動物の足跡がみえる。ムース、きつね、それから何かな?。昼間はオーナーが雷鳥が来ているのを教えてくれ、夫が真っ白な冬毛の5羽の写真を撮ってきた。(私は寝ていました)。

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ここエノダ・ロッジはイエローナイフの市街地から離れた湖沿いにあり、一晩中オーロラをみられる絶好のロケーション。来シーズンにはオールシーズン使用可能なトイレを備えた新しいキャビンが4棟増設されるそうです。ますます快適になっちゃう。
で、オーロラは、日中からの曇りがなかなかきれず、1時過ぎにはキャビンに戻って寝る準備。屋外のトイレに行くと、なんと晴れてきているではないですか。パジャマからもう一度防寒着に着替えて出動。薄いけどしっかりオーロラを見ることが出来ました。2勝目。

ブランチ:トースト、ソーセージ、マッシュポテト、フルーツ
夕食:フレッシュサラダ、チキンと野菜、ライス、ブルーベリーパイにアイスクリーム
夜食:ポテトチップ、フルーツ

Season2009 Canada, Yellowknife Enodah 12/22

081222-02.jpg今日はアイスフィッシング。9時朝食、11時出発。出かけるときに、日本人ガイドとネットワークの技師がきていた。私たちがでかけている間に無線LANがつながるようにしてくれるとのことです。素敵!
ここでのアイスフィッシング、私は5回目。でも1匹も釣り上げていないので、今日こそ、と張り切ってでかける。防寒対策も考えられるだけしたつもり。でもでも。。。結局釣れませんでした。お魚さん、いるのかなぁ。。。
誰も釣れなかったので昼食はおさしみ抜きでカリブーのスープとバノック。午後も頑張るも、釣果なしでした。
日本人ガイドは愛ちゃん。プリンスエドワード島在住で、この冬の間はイエローナイフにいるそうです。

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ロッジに戻ると今日も雷鳥がたくさん飛来し木の芽をついばんでいました。ふくふくでかわいい。で、ネットワーク工事が4時過ぎに終了。無線LANの接続確認は、この日記を書いているVAIOで確認。無事接続して、みんなで歓声を上げました。メインロッジだけでなく、20メートル離れたキャビンでも使えます。SKYPEもOK。快調、快適です。
オーナーのラグナーは、「グッド、グッド、グレートサービス、アット、カスタマー」と雄たけびを上げています。くるたびにリクエストしていましたが、うれしい。
これでカナダのお天気ページで雲の流れが観察および予測ができ、随時休憩が取り易くなります。

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夜7時の食事にメインロッジに行くときに既に太い帯状のが出ていて、あわてて食べていたら、出かけているラグナーから無線電話で「出ているよー」コール。あわてて外に見に行き、急いで食事をすませ、あっちをうろうろ、こっちをうろうろし、バッテリー類がみんなへばってきたので、11時前にメインロッジにもどり、休憩。外にはまだ出ています。今夜は長そう。。。
空には薄いオーロラがずーっとあり、特に2時半から4時半頃には北東からと南西側からの筋がつながって、カーテンが何枚も広がり、形をいろいろ変えて楽しませてくれました。時々裾を強い光が走り、黄色やピンクに。大分ばらけたし、冷え切ったのでキャビンにバック。


081222-04.jpgさすがに眠く、寝る支度をして、パジャマでもう一度外を見ると北西の空に濃いオーロラが。ジャケットとオーバーズボンを着てキャビン前でデジカメで少し撮り、あきらめて寝ました。
楽しかったー
忙しかったー
長かったー!

朝:シリアル、トースト
昼食:カリブースープ、バノック
夕食:てりやきビーフステーキ、ポテトグラタン、インゲンなど
夜食:カップラーメン、フルーツ



Season2009 Canada, Yellowknife Enodah 12/23

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昨夜(今朝)は5時半過ぎに横になり、すぐに寝てしまった。結局オーロラは一晩中出ていて、「8時半頃に出ていたよ」と朝、ラグナーから聞いた。私たちは最後は納得して寝てしまいました。
食後は睡眠。夫が時々、雷鳥がきてるよ、ロケハンでいいところ見つけたよ、とか言っていました。また、ラグナーが休みなく働いている音が聞こえていましたが、私はひたすら寝ていました。夕方4時すぎにすっきり起床。日本時間朝の8時。


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ラグナーがドック横に「オーロラデッキ1」と来年出来る新キャビンの土台の雪をかいてくれ「オーロラデッキ2、オーロラデッキ3」ができていました。すごい。
今日は晴天、太陽風も強そうで、今晩は長そうです。気温マイナス35度C。寒いけど、うふふな私です.
夕方、暗くなると既にうすいオーロラが北東方向に出ていました。NewAuroraデッキでデジカメで撮影練習。なかなかGood。ラグナー、ありがとう
その後、待てど暮らせど、薄いまま。起きているとバーサが用意してくれた何か食べちゃうし、飲んじゃうしで、トイレに行きたくなるし、トイレは戸外で寒いし。。。とひたすら待つ。。


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こまめにチェックするも2時少し前、急に明るくなり、大急ぎでオーロラデッキ3へ。大きなカーテンが3本くらいあり、それが順番に濃くなって、光が強くなり、カーテンが伸びたりゆれたりが1時間半ほど続きました。静かになったのと、気温マイナス40度Cを超え、バッテリー類の元気がなくなったのでキャビンに戻り、休憩。待ったかいがありました。

ブランチ:ベーコン、フライドエッグ、パン、フルーツ
夕食:フレッシュサラダ、カリブーと野菜、ライス、パン、ブルーベリーマフィン
夜食:サラダ、マフィン、ブルーベリーパイ、カップめん

Season2009 Canada, Yellowknife Enodah 12/24

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今日シャワーオプションの日だ。郊外のロッジであるエノダは、冬季にはジャグジーは稼動しません。電源もすべて自家発電です。そんなわけで長期滞在時はシャワーオプションをはじめたようです。
街まで雪上車と車を乗り継いでゆく。雪上車は凍結した川沿いに街道までトウヒの中をすり抜けてゆく。これまでのキャタピラーの跡をトレースすることもあるが、ちょっと脇を通ることもある。スノーモービル用にも道を作りながら走ってゆくのだろう。
途中車の前を雷鳥が驚いて飛び立つ白い冬毛に尾羽の裏側の黒さが際立つ。



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シャワーオプションの場所は公営の室内温泉プールでした。料金は大人9CAD、55歳以上は4CAD。シャワー、サウナ&ジャグジーに入ってきました。シャワー後、ジャグジーに肩までつかる。気持ちいいー。先生と小さい子供が大勢入っていた。白人って本当に色が白いですねぇ。
その後、ラグナージュニアにピックアップしてもらいビジターセンターなどを見学。時間調整してラグナーとJoin。Coopなどで買い物をして、エノダにバック。夫は雪上車の激しい揺れをものともせずに爆睡。
遠いけど、本当にさっぱり、すっきりしました。
これからシャワーオプションに行かれる方へ。水着を必ず持参すること。



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19:00ロッジにバック。外は晴れているもののオーロラはまだ。夕食後、熟睡。22時少し前に目が覚め、外を見ると大きなアーチ。トイレに行ってからデジカメで撮影。本カメを出動しているうちにうすくなってしまった。気温マイナス30度。
11時半くらいから1時間程度湖の上で撮影。カーテン状の大きなオーロラが3本から4本出現。まあまあの程度。それほど濃くならないうちに薄くなってゆく。オーロラが濃くなると周りがかなり明るくなり、足元まで明るい感じになるが、薄くなってくると、とたんに周りが暗くなる。オーロラってすごいなぁ。



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その後もうすいオーロラは出続けていましたが、なかなか強くならず、時々外にでてデジカメ、本カメをむけてみるも、前夜のようなきれいな筋が出たりや光りが走ることはありませんでした。朝5時まで頑張って就寝。
5勝目、強さはクワイエット

ブランチ:オムレツ、ソーセージ、パン、フルーツ
夕食:フレッシュサラダ、ビーフの串焼き、ベークドポテト、キャロット、チョコレートケーキ
夜食:フルーツ、カップめん


Season2009 Canada, Yellowknife Enodah 12/25

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メリークリスマス!
10時半起床、ブランチ11時。空はうすい雲で覆われているものの、切れ間から朝日が顔を出しています。ロッジのまわりには雷鳥が7羽、マグパイという鳥が2羽を"ウオッチ"。鳥ってこの寒さの中で外で生きているんだからすごいですよね。
その後は睡眠。15:30過ぎに目覚め、空を見上げると朝より厚い雲。でも夕陽もしっかり見えているので、夜は晴れることを期待。
さて、今夜はLADYが2名見えるそうで、ラグナーが先ほどいそいそと迎えに出発しました。ここエノダに宿泊するのは4回目ですが、イエローナイフ在住のカナダ人家族が二泊一緒だっただけで、他はいつも貸切状態。日本人客と一緒になるのは初めて。今日から帰る日までに3組見えるそうで、とっても楽しみにしています。(内、1名は知人、待ってるよー)


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今日も暗くなったときからうすーいオーロラが出現。なかなか濃くなってくれず、メインロッジでロケフリで日本のテレビを見たり、ウォークマンで落語を聴いたり。。。2Ladisも来ないなぁ。飛行機が遅れているそうです。23時半過ぎ、薄いながらも濃くなってきたので、撮影開始。と、雪上車が帰ってきた。今日中に着いたんですね、よかった、と思ったら、ラグナーの話では空港で待っていたけど来なかったそうです。えーっ!、ラグナーもバーサもずーっと準備していたのに。。。で、あと一人、愛ちゃんが来ていました。で、この頃からオーロラはだんだん濃くなって、大きくなって、形を変えて私たちを楽しませてくれました。1時半過ぎに沈静化したので、休憩。今日も寒い。マイナス40度C。その後、薄い雲に覆われ、小雪が降ってきたので、あきらめて寝ました。寒かった。

ブランチ:スープ、ベーコンエッグ、ツナサンド、パン、フルーツ
夕食:サラダ、ベークドポーク、ポテト、野菜、チョコレートケーキとアイスクリーム
夜食:フルーツ、カップめん

Season2009 Canada, Yellowknife Enodah 12/26

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Aurora Deck-1 Aurora Deck-2 Aurora Deck-3


081226-04.jpgラグナーが二日目に作成してくれたオーロラデッキ。三日目にはデッキナンバーがついた。 午後に2Ladis着。バンクーバー空港降雪のため、国際線が大幅に遅れ、長い旅だったようです。お疲れ様でした。エノダは一気ににぎやかになりました。 夕方ラグナーが「ハグランドで道をつくろうじゃ」と誘ってくれました。湖の氷の上は20センチ程度の雪が積もっています。写真を撮るための道を雪上車で作ろうという嬉しいお誘いです。さっそく、「あの島の手前を左に曲がって」とハグランドの助手席でコースを誘導し、新しい撮影ポイントは出来上がりました。 夕食後、空を見上げても星はほとんど見えず、小雪。今晩は長くなりそう、とひと休み。夫はビールのせいもあり、熟睡。


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本日11時半過ぎ、あれだけあった雲がすっかりきれいになり、北側のオーロラがはっきり姿を現してきたので、出動。これが弱いながらも長く楽しませてくれました。寒いのでロッジに戻ろうとすると、濃くなり、また見ていると薄くなるので、戻りかけると濃くなり。。。でした。特に1時過ぎにかなり大きく広がり、みんなで歓声をあげました。 外はマイナス30度。昨日より暖かい、とはいえ、外にいると少しでも出ているところから冷気が身体に入ってくる。雪の上に長時間立っていると足も冷たい。 3時半。かなり薄くなったのでキャビンに引き上げてきました。
アラスカ組もフェアバンクス着で同じオーロラを見ていたとの連絡あり。

ブランチ:パンケーキ、フルーツ、スープ
夕食:サラダ、サーモン、ライス、温野菜、ブルーベリータルト
夜食:フルーツ、カップめん

Season2009 Canada, Yellowknife Enodah 12/27

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昨夜は結局5時半まで頑張るもすっかり暗くなってしまったので、寝た。無線LANのおかげでロケーションフリーで日本のテレビを見ることもできるようになり、フィギアスケートの全日本選手権をみながら待っていました。すごい!
夕方友人とKさんファミリーが2時間遅れでイエローナイフ着。バンクーバー空港の降雪のため、国際線、国内線共に大幅に遅れたものの、本日のディナーまでには間に合ってよかった?。ということで本日のディナーは9名プラススタッフ3名のにぎやかな夜になりました。
外は雲に覆われ、小雪。食後ひと休みをし、11時頃起きてメインロッジに移動。ネットで雲の動きなどをチェックし、オーロラの出現を待つ。


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1時近くに雲はあるもののうす?いオーロラがかなりはっきりしてきたので、まわりを起こして出動。それなりに大きくなって存在をアッピールしていた。2時半過ぎまで楽しむ。今日はマイナス30度だが風が強くて体感的にはかなり寒い。
この後も断続的にオーロラが出現。うすいものの楽しませてはくれました。特に4時頃から5時すぎまで、南側に大きなオーロラが出現。とても長いし、空いっぱいに広がってくれました。で、風が強く寒いので、建物の影に入りながらの撮影。寒かった?。

ブランチ:サンドイッチ、フルーツ、スープ
夕食:前菜=北極岩魚のスモーク、クレイフィッシ メイン=サラダ、ターキーと詰め物、温野菜、マッシュポテト デザート=パイ(ルバーブとブルーベリー)
夜食:フルーツ、カップめん

Season2009 Canada, Yellowknife Enodah 12/28

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昨夜はだらだらとオーロラが出ていたこともあり、5時半すぎまで見ていた。で、薄くなったので、睡眠。今日は9時朝食でアイスフィッシングです。目覚ましが8時半になって「おきなくちゃ。。。」とうとうとしていたら愛ちゃんが起こしに来てくれました。Thank You。
朝食後、荷物をパッキングしてから雪上車&スノーモービルでアイスフィッシングへ。先日のリベンジ、と頑張ったのですが、結局寒いばかりで釣れませんでした。お刺身、食べたかったー。


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ロッジに戻る途中、雪上車が"シーオットー"というラグナーの声で緊急停止した。後発組のスノーモービルの状況確認も同時に行われた。
お世話になったバーサ、愛ちゃん、山口からきているOさんとMさん、Kさんファミリーとオーロラゆめ倶楽部メンバーのKさんと別れを告げ、市内のホテルへ。
ホテルはロッジから雪上車と車で1時間ちょっとのところですが、シャワー、トイレ付で、レストランで食事と突然都会にでてきた気分です。ホテルの反対側には湖があり、遊歩道になっていてちょっと暗いのでそっちサイドをリクエストしておいたのですが、その通りとってくれていました。但し、それでも街中。明るいです。よほど強いオーロラでないと見えませんね。
レストランで名古屋のSさんと再会。彼は今年も車であちこち撮影しているとのことです。

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今日から二日は市内からのバスツアー。
バスで市外に出たらすぐにスタッフの「出てますよ?」。ビレッジに着いて約1時間ちょっと、結構きれいに見えました。その後は薄いのでデジカメでちょっと撮っただけです。
それよりなにより、今日のビレッジは200名以上で、昨日まで静かな生活をしていた私たちは「人あたり」状態。
バッファローの丘にいったら黒い影が40人近く。出現したオーロラに「○△ちゃんみ、みてる?っ」「みてるよ?」などの声があがる。
近頃感じ方がうすくなったな。気をつけなくっちゃ。

朝食:ベーコン、卵、トースト、フルーツ
昼食:バッファロースープ、バノック
夕食:オニオングラタンスープ(クラムチャウダー)、かにの前菜、サーロインステーキ、マッシュポテト
夜食:バッファロースープ、バノック、カップめん





Season2009 Canada, Yellowknife Enodah 12/29

いよいよ最後の日になりました。過ぎてしまえば10日なんてあっという間です。。。今夜が最後のオーロラ鑑賞。初の10連勝に「挑戦」です。(^^)/~
ホテルの室内が乾燥して、静電気はバチバチ、のどはひりひり、なので、朝10時過ぎに近くのスーパーへ買い物。ジュースや果物を調達してくる。ついでに明日の朝食も。明日は7時半過ぎに空港へ向かうのですが、JASS便は食事が出ないので、しっかり食べていかなくっちゃ。
お昼に以前ブラッチフォード・ロッジでお世話になったMさんと会う。食事しながら楽しいおしゃべり。今は東京で働いている者同士(正確には彼女と私、夫は神奈川に2年前に転勤だけど)が、毎年ここイエローナイフで会っているって、楽しいですよね。で、彼女も今回のバンクーバーの降雪で飛行機が大変だったとか。また、バンクーバーで宿泊してきたので、降雪でいかに大変だったか、という話に花が咲きました。Mさん、これからも頑張れ?。
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夜はゆめ倶楽部のメンバーでもある愛知のSさんと会食。イエローナイフ情報を交換しました。
夜はきのうより更に人が増えたビレッジへ。人がいないところ、いないところを探して撮影。小雪が舞う中、10時頃からごく薄いオーロラ出現。それが強弱をくりかえしましたが、寒くなったきたので11時ごろテービィーに引き上げカメラにカバーをしていたら、大きなアーチが出現。更に1時間ほど楽しみました。
今日も人が多いし、明日は帰国のパッキングのために時間延長をせずにバック。眠い!
10戦10勝。初めての全勝です。この後も天気もよさそうですので、今オーロラ・ウォッチング中のみなさん寒さに負けずに頑張ってください。

ブランチ:ベトナム料理、かに爪、春巻き、ビーフルードル、えび野菜焼きソバ
夕食:今日のスープ、アークティックチャー、リブ10oz、マッシュポテト
夜食:バッファロースープ、スープ春雨

Season2009 Canada, Yellowknife Enodah 12/30

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朝7:45ホテルのロビー集合で空港へ。持参のジャケットを空港ロビーで脱いで圧縮ビニール袋に入れて空気抜きをする。コンパクトになったジャケットをトランクに入れてから預け、手荷物検査前に作っておいたサンドイッチを食べる。こんな私たちって浮いているかも...(^^;
バンクーバーから成田に向かう飛行機は右側のシート。アラスカ上空はすっきり晴れていて雪に覆われた大地がきれいに見えた。マッキンリー、ブルックス山脈、ベア・ウォッチングに行ったキングサーモンなどなど身を乗り出してしばし眺めました。今、あの山の向こうに友人のSさん、Hさん、Tさんがいると思うと、何かとても感動的でした。
成田も晴れ。横浜に向かうリムジンバスの中から、夕陽に浮かぶ富士山がきれいに見え、有終の美をかざってくれました。オーロラさん、今年もありがとう。

朝食:ハムときゅうりのサンドイッチ、ミルク、みかん
昼食:チーズとブロッコリのスープ、サラダ、パン(カップヌードル)
機内食1:鶏肉に煮物、ごはん、フルーツ
機内食2:鮭ごはん、フルーツ


Season2010 Canada, Yellowknife Enodah 12/20

1年ぶりのオーロラ旅行。今年は秋もこられなかったので、カナダも1年091220_0001.jpgぶり。飛行機はほぼオンタイム。バンクーバー空港はずっと工事中だったところが終了し、広くきれいになっていた。お店が増えた。2ヵ月後にオリンピックを控え、にぎやか。
バンクーバー空港はみぞれ、イエローナイフ空港は小雪。あーらら。

出迎えはロッジのオーナーのMr.ラグナー。あれ、私ってこんなに英語が下手だったけ、というくらい会話に苦心。いつも帰るころに頭が英語になってくるんだった。
空港からバン、ハグランド(雪上車)と乗り継いでロッジへ。インドアトイレのあるNewロッジ。広くてきれいだけど、今までのロッジになじんでいる私たちはちょっと使い勝手がまだなれない。それに、せっかく昨年から開通した無線LAN、メインロッジから離れすぎ繋がらない(涙)。ノートはメインロッジに置いておこうっと。
091220_0005.jpgコックのバーサもお元気。4人でディナー。日本のTVスタッフが今朝帰ったとのこと、ビジターノートを見ると結構メジャーなレポーターさんたちだった。あーん、1日遅かったー。でも1泊だけで雪のためオーロラは見られなかったんですって。
外は小雪。気温マイナス20度C。長旅で眠いのでとにかく少し寝ることにする。

機内食1:前菜、魚の野菜あんかけ、ご飯、味噌汁、フルーツ
機内食2:おかゆ、フルーツ
昼食:バンクーバー空港でデニッシュとジュース
夕食:野菜サラダ、温野菜、ビーフ、マッシュポテト、フルーツ、チーズケーキ
夜食:カップラーメン



Season2010 Canada, Yellowknife Enodah 12/21

昨夜は結局みられなかった。2時頃、空に星がまたたいていたので、091220_0004.jpg急いで支度をしたが、メインロッジにむかうまでには星は雲に覆われてしまった。
その後、4時過ぎまで粘るもあきらめて就寝。早速1敗。
11時ブランチなので、重たいからだで起き上がる。やはりインドアトイレは楽。昨年までは夜中や明け方にトイレに行くのがおっくうで、意を決して行くと、寒さのために目が覚めてしまった。今年はおかげでぬくぬく。
食事後、夫はお散歩。私はロッジに戻り、またぬくぬく、とろとろ。
午後2時過ぎに目が覚めて外を見ると夕日がきれい。雲はあるものの晴れ間も結構広がっている。今夜はどうかな。天気予報に夜と今日、明日はイマイチの模様。

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夕食後、メインロッジでチャンスを待つ。今回は本やDVDのほかに編み物を持ってきた。ベストになる予定だが、どこまで」できるかな。
9時過ぎに様子を見に行った夫が薄いオーロラの写真を撮ってきた。おう、これで1勝1敗だ。

ブランチ:ジュース、ベーコン、フライドエッグ、ハムとチーズのサンドイッチ、トースト、マッシュポテト、ヌードルスープ
夕食:野菜サラダ、温野菜、チキンのパン粉焼き、フルーツ、チーズケーキとアイス
※太っちゃう。。。夜食:スープでおこげ、あさりの味噌汁、ロッジ用意のスナック

Season2010 Canada, Yellowknife Enodah 12/22

昨夜も結局その後はみられなかった。雲は厚く、小雪091223_0001.jpgが舞い、切れてはくれなかった。あの9時に撮ったときが奇跡的に雲がきれたようだ。すっごくくやしい1勝1敗。
ブランチの後はお散歩。ラグナーが雪上車でトレイルを作ってくれているので歩きやすい。ここを夜、カメラをかかえて来たいなぁ。空にはどんより雲。ううう。
ロッジのそばにレッドフォックスがきていたそうだが私たちは会えなかった。マグパイ(鳥)が長い尾をたてて凍った湖に止まっていた。

夕方、メインロッジでバーサの用意してくれたスナック(野菜など)を食べながら、天気予報を見ると、曇りの日が伸びている。えー、明日から晴れると思っていたのにぃ。ぐぐぐ。 091223_0002.jpg

夕食後の21時ごろ、斥候に行っていた夫が戻ってきた。「余りフィルムの消化用のオーロラが出ている」とのこと、早速ニューキャビンに戻り、頭部と顔の防寒対策をして、出動。
3日目にしてやっと今シーズンの初シャッター。うすかったのがだんだん大きなアーチになってきた。あー、今年もこられてよかったー。ということで22時半ごろまで、あっち、こっちと歩き回る。これで2勝1敗。よかったぁー。

ブランチ:ジュース、ソーセージ、ハムとチーズのサンドイッチ、パンケーキ、ヌードルスープ
夕食:野菜サラダ、ポーク、ポテトグラタン、温野菜、デザート夜食:カップめん、スープでおこげ、ロッジ用意のスナック等


Season2010 Canada, Yellowknife Enodah 12/23

昨夜は21時から22時半までの1時間半がうそのよう091224_0002.jpgに、その後は小雪で、結局厚い雲に覆われたままでした。2勝1敗。
今日はこれからシャワーオプション。ブランチ後、片道雪上車40分、バンで40分。街中のプールに行く。シャワーとジャグジー。もちろん温水プールもある。気持ちいいー!
身体の芯まであたたまった。その後、博物館、ちょっとショッピングをしてラグナーにピックアップしてもらい、またバン、雪上車でロッジに戻る。今日はお昼寝なし。夕食後の外を見に行った夫が「出てるよー」。キャビンに戻り、カメラその他一式の準備。時計を見ると20時40分。昨日ロケハンしたところで22時まで撮影。091224_0001.jpg



まだ明るかったが、休憩に戻る。その後も強弱をくりかえし、楽しませてくれた。4日目にしてやっとオーロラらしいオーロラに再会の気分。今年も見られてよかったぁ。3勝目。

ブランチ:ジュース、オムレツ、トースト、きのこのスープ、フルーツ
夕食:野菜サラダ、ベークドサーモン、ポテト、温野菜、デザート(レモンムース)夜食:カップめん、ロッジ用意のスナック等

Season2010 Canada, Yellowknife Enodah 12/24

昨夜は今回一番のオーロラでした。時間としては20時091224_0006.jpg40分くらいから朝の2時まではシャターを押せるようなのが出ていました。私たちはひたすらうろうろ。キャビンまわり、林の中、湖のほうに行ったりと。前回足が冷たかったので、今回は足ごしらえを準備してきましたが、今のところ快調。でも、カメラは。。。準備不足で、あわてることが多々ありました。いつの間にか設定がずれていたり、レンズにびっしり霜がついていたり。マイナス25度の中、5時間以上も酷使されたんですものね。本当の本当にお疲れ様です。
ブレークアップはなかったので、モデラートといったところでしょう。楽しく忙しい時間でした。3勝。
で、今朝は11時のブランチに遅刻。6時から起きて準備してくれたバーサ、ごめんなさい!
昨日シャワーオプションで市内まで行った時、オーナーは無線LANの強めのものを購入してNewキャビンでもLAN接続が可能なように手配してくれた。
これでメールチェックなどできるようになった。
091225_0001.jpg朝食後、真っ白な雷鳥のお散歩発見。かわいい。その後、私たちもお散歩、カメラの設定の確認、読書など午後はゆったり過ごす。
夕食はタコス。「今日はタコ」と言われたので「オクトパス?」と答え、大笑い。「ス」が聞こえませんでした。
昼間はクリアな空だったのに、夜に入って空いっぱいの雲。でも風が強いので切れるのを読書と編み物をしながら待つ。夜中の12時半頃、北面に雲間から緑色のオーロラ。西を見るとアーチ状のが薄いけれど3本、4本。しっかし。薄い雲があるようで月も星もにじんでいました。その後も「夜は長い」と粘り、2時前に東と西をつなぐ大きなアーチが薄いけど出現。待ってました、と出動。薄い雲も結構出ているので、カメラはフィルムの私は手ぶらで、デジタルの夫のみ。オーロラの後ぼやっと薄い雲が写っていましたが、だんだん薄い雲がなくなり、きれいなオーロラに。
1時間ほどして薄くなったので、メインロッジに戻り、091225_0002.jpg入る前にもう一度見上げると、面白い形に。これが急に成長して激しい動きとなり、結局今夜撮影のベストショットはこの1分間にとったカットでした。
3時半をすぎたらさっきまでがうそのようにあたりは暗くなり、星も見えなくなったので、キャビンに引き上げ。就寝した5時近くまで外をちょこちょこ見ましたが、雲のせいかごく薄いのがぼんやり見える程度でした。4勝。

ブランチ:ジュース、ゆで卵、ツナサンド、スープ、フルーツ
夕食:前菜、タコス、サラダ
夜食:カップケーキ、カップヌードル



Season2010 Canada, Yellowknife Enodah 12/25

昨夜は休んだ後も「もしかして?」と見たりしたがイマ091226_0001.jpgイチ。星が見えるし、うすーいオーロラは確認できるものも、それまででした。朝はゆっくり起床。ラグナーが部屋にお水のボトルを持ってきてくれた。
ブランチ後はシェイプアップを兼ねてキャビン前のお掃除。けっこうむずかしい。
午後はひたすらお昼寝と読書。休めるときに寝ておかないと。。。
夕方からはメインロッジでNewお客さんを待つ。昨年ここで一緒になったTomokoさんとその仲間、計4名と日本人スタッフのタイガくん。日ごろは街のおすし屋さんで働いているとか。
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ロッジは一気ににぎやかになった。
クリスマスプレゼントもいただき、ターキーのディナー。にぎやか。
外は分厚い雲。マジックにカメラ教室にと昨日までとはうって変わったにぎやかさ。
外は小雪になってきた。今夜も長そうだ。

ブランチ:ジュース、オムレツ、ツナサンド、ワンタン、やきそば
夕食:前菜、サラダ、温野菜、ターキー、ひき肉のお料理、マッシュポテト、ブルーベリー(orアップル)パイ

Season2010 Canada, Yellowknife Enodah 12/26

昨夜は2敗目。一晩中、小雪が舞っていた。昨夜来た人の内、091228_0001.jpgカメラをセットし、テストまでして待っていたが、2時過ぎにあきらめて引き上げた。その後、何度かチェックするも雪だった。
今朝、ブランチに行くと、カイトスキーのガイドが2名来ていた。渋い人は俳優のニコラス・ケージに似ている。ますますにぎやかに。
で、私たちは街へシャワー・オプション。
今夜のディナーの後は演芸(?)。踊りにトランプマジックにと大賑わい。外はまだ雲多目。
ひたすら待って編み物が進む。オーロラを見に来たのにぃ。

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12時少し前にうっすら。オーロラ写真初めての方々がまず出動。その後、私たちもうろうろ。雲が多めだが、アーチ状のが2本、3本。昼間の強風が収まり、歩いていると全身あせだく。1時半くらいまで楽しませてくれた。昨日来たメンバーから歓声があがった。
その後も時々薄くなったり、濃くなったり朝の4時過ぎまで粘り、就寝。5勝2敗。

ブランチ:ジュース、ツナサンド、トースト、ベーコン、スクランブルエッグ、ターキースープ、フルーツ
夕食:前菜、サラダ、温野菜、ポーク、ベークドポテト、デザート
夜食:カップラーメン

Season2010 Canada, Yellowknife Enodah 12/27

今朝7時過ぎ、ぐっすり寝ている私たちをロッジのオーナーがたたきおこしてくれました。091228_0003.jpgねぼけまなこで外を見ると点滅オーロラ!。大急ぎでパジャマの上にジャケットとオーバーズボンをはおり、カメラをセットしてもらって飛び出しました。点滅オーロラが全天に広がり、とってもきれいなオーロラでした。寒かったー。
だんだん明るくなってきたので終了しキャビンの戻りベットに倒れこむように寝る。11時にブランチをいただき、カイトスキーの上手な人たちを少し見学。たこをあげて飛ばしながらすべるので、丘がなくてもすべることができるんだー、へえー。
もうれつに眠いー。これって1勝?

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午後はひたすら寝る。夫は夜は1時間から1時間半おきに起きて、空をチェックしているので、昼のほうが熟睡しているようだ。
夕方、私はメインロッジでおしゃべり、編み物など。今日からもう1名追加。茨城からみえたOさん。このwebサイトを見てくださったとか。ますますにぎやかに。
夕食後もわいわいとウェイティング。外は曇、雲、雲。あー、今夜も長い。

ブランチ:ジュース、ハム・チーズサンド、パンケーキ、ソーセージ、ターキースープ、フルーツ
夕食:サラダ、スパゲッティミートソース、ガーリックトースト、チョコレートケーキ



Season2010 Canada,Yellowknife Enodah 12/28

昨夜は3敗目。朝、外は雪。キャビンの前にはしっかり雪が積もっていた。091230_0003.jpg
9時半に朝食後、アイスフィッシングに出発。雪上車とスノーモービルで約20分ほどのフィッシング・ポイントに到着。穴を開けてもらって、糸をたらす。昨年はものすごく寒かったので、今年は防寒対策ばっちり。おかげで雪の中の釣りでも大分楽です。
昼食までに釣れればおかずになる予定でしたが、釣果なし。ムースのスープとバヌック(パン)で体をあたためました。午後再チャレンジ。とたんにスタッフのマックスが70センチのノーザンパイクを1匹ゲット。わーい、これで今夜の前菜はお刺身だ!
釣果はこの1匹のみ。ロッジに3時過ぎに戻って一休み。ZZZ。
昨日くらいから私たちのキャビンが暖かい。キャビンには4部屋あって、全部うまってそれぞれ暖房しているので全体が暖まっているようだ。CO2削減に役立っている?いやその逆?091229_0002.jpg


7時の夕食に行こうとキャビンを出ると雪が積もっている。あれからまた降ったのね。
にぎやかな夕食後、夫はまた寝てしまう。外は10時頃から月が煌々と地上を照らし、サンドックならぬムーンドック状態。雲いっぱい。
しばらくしたらデジカメが北面にうっすらオーロラを確認。みんな急いで出動。うーん、しょぼいなぁ、ほとんどのメンバーはロッジに戻る。直後、夫が「濃くなってるよー」。みんなでまた再準備。たくさん着るのでもたもた。。。
この後、あちこちうろうろして2時半すぎに戻る。よかった、今日もみることができて。6勝目。

朝食:トースト、オートミール、ゆで卵、フルーツ
昼食:ムースのスープ、バノック(パン)
夕食:ノーザンパイクの刺身と生野菜の前菜、温野菜、ポテト、さけの杉板焼き、クレープ(デザート)

Season2010 Canada,Yellowknife Enodah 12/29

昨夜はあの後にオーロラがでることはなく、4時過ぎに引き上げた。091230_0005.jpg
今朝、このところ氷上の餌場にFOXが訪ねてきていたが、ようやくカメラに抑えることができた。105mmと遠方だが、空気感が伝われば...
今日は3回目のシャワー・オプション。TomokoGPと私たちの計6名。TomokoGPはとても元気に泳いでいた。私たちはひたすらぬくぬく。お土産屋さん経由でロッジに戻ったのが夕方。もう一休み。ZZZ


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今日はTomokoGPの最後の夜。スェーデン出身のオーナーが地元から取り寄せた前菜(クレイフィッシュ)で盛り上がる。外は快晴で星がまたたいている。今夜はきっと、と更に盛り上がる。今日のステーキはじゃこう牛。私の人生で初物。とってもおいしい。
食後もロッジでおしゃべり、編み物などでオーロラを待つ。ロッジ内には三脚が林立。早く外で使いたいよぉ。
22時半にロッジがミニファイヤーストームをあげてくれた。THK、ラグナー&マックス。

ブランチ:スープ、目玉焼き、パン、トースト、フルーツ
夕食:スウェーデンのクレイフィッシュ(ザリガニ)、にしんなどの前菜、サラダ、ベークドポテト、トマト、じゃこう牛のステーキ、ガーリックトースト、ホットアップルパイ

Season2010 Canada, Yellowknife Enodah 12/30

昨日は1日よい天気。朝日に雪面が輝き、とてもきれいだった。暗くなると共に、091231_0001.jpg満点の星。しっかし。オーロラは気配もなし。気温はぐんぐん下がりマイナス42度Cまで。表にでると芯から寒い。
明け方には空いっぱいに雲が広がり、雪も降ってきた。月だけが明るい。
朝5時にTomokoGPの4名とOさんの5名とスタッフのマックスが小雪の中の、お見送り。みなさん、お気をつけて。
で、この夜は結局4敗目。
ブランチは私たち2人とスタッフ2名で静か。今夜ゆめ倶楽部のPさんがジョインする。
午後は散歩、と思ったが、マイナス35度と風で寒くて出かける気になれず、メインロッジとキャビンでごろごろ。ここに来て10日が過ぎたが、お日様が高く、しかも輝きが増している。


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きたばかりのころは太陽は地平線からわずかに顔をだし、赤いまま西の方に移動して沈んでいったが、今はもう少し高く上っている。ここイエローナイフは緯度が低いので冬至でも日が出るが、もっと北のほうでは白夜の逆で真っ暗な日々はさぞ寒いだろうなぁ。
今夜も月が煌々と昇ってきた。月も太陽と同じく高く昇ってくると、色もどんより月から冴え冴えとしたウサギがくっきるわかるようになってきた。
Pさんはオンタイムで到着。早速元気で明るい笑い声を振りまいてくれる。夕食後、3人でねばる。月明かりに照らされ、ごくごく薄いのが12時過ぎから見えた。月に負けるな!

ブランチ:ヌードルのスープ、ツナサンド、トースト、ポテト、スクランブルエッグ、フルート
夕食:前菜(クラッカーにチーズなどをのせて焼いたもの)、温野菜、ライス、チキン、デザート
夜食:カップラーメン

Season2010 Canada, Yellowknife Enodah 12/31

昨夜は紅白歌合戦を見たりしながら、4時くらいまで粘ったが薄いまま。091231_0003.jpg
証拠写真を撮ったけど、とにかく1勝は1勝ということで。。。太陽活動が弱いなぁ。。。
朝は10時前に起床。きれいな朝焼け。今日も良い天気。ブランチ後、キャビンでのんびりしているとスタッフのあきちゃんが「サンドックがきれいですよ」と教えてくれる。太陽の左右に大きな虹のように光り輝いている。まぶしい!。
私たちにとってもエノダにとっても初の12連泊も今日が最後。いいなぁ、この静かで広大な大地と空気感。今夜がここでのラストチャンス。オーロラさん、頑張れ?。
昨夜、オーロラ待ち時間にここにきてから編み出したベスト完成。夫へのプレゼント作品です。


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夜はラグナーファミリーも来て、にぎやかにニューイヤーズイブを祝う。バーサとあきちゃん、ラグナーも手伝ってのディナー作り。メインロッジは1日中、良いにおいがしていました。ひとつつまみ食いさせて?
途中からネイティブインディアン語教室。ありがとうはマッシュー、大変ありがとうの場合はチョをつける。え、日本の超なんとかと同じ、と盛り上がる。発音はむずかしいですが、メモリました。
12時前にはシャンパン片手にカウントダウン。とおもいきや、どの時計が合っているの、と騒いでいるうちに12時になってしまい、ラグナーが花火をどんどんあげ、私たちはデッキで鑑賞。手に持っていたグラスをデッキのてすりにおいて見ていたら、そのまま凍り付いてしまいました。寒い?。

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その後、みんなで談笑。2010年の抱負を順番に話す。ラグナーの息子のレックス君が「もう少し仕事を手伝う」と言って親を喜ばせていました。私?よく遊び、よく遊ぶ、です。
で、オーロラは。。。外は晴れて寒いばかりで気配もなし。でも今夜は19年に1回という大晦日のブルームーン(1ヶ月に2回満月が来る場合の2回目をいう。月の色は普通)を見ることができたんだから、と3時半にメインロッジを引き上げ、4時過ぎに就寝。さびしい。。。

ブランチ:フルーツ、ハムと野菜のサンドイッチ、フレンチトースト、ソーセージ、トマトスープ
夕食:前菜(えび、野菜、にしんなど)、クレイフィッシュ、フレッシュサラダ(2種類)、アイスバイン,肉団子、マッシュポテト、デザート(ホットアップルパイとアイスクリーム)

Season2010 Canada, Yellowknife Enodah 01/01

あけましておめでとうございます。初日の出はあたり一面を照らしながら、100101_0004.jpg
地平線から低く昇ってきました。
8時半朝食後、作りかけのカンファレンス棟の中を見せてもらってから11時出発でイエローナイフのダウンタウンへ。今日も良い天気。スタッフとゲストのみなさん、特に私たちの到着4日前から準備してくれたラグナーとバーサ、多謝です。
ホテルの近くで買い物をして、ランチと入浴後、就寝。眠いよー。
夕食はホテルのレストランで。ステーキをしっかり食べて、今夜は写真をとるぞ?。



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20時半ピックアップでオーロラ・ビレッジへ。約30分の行程。結構混んでいたが、昨年の200人超えに比べれば静か。外はお月様煌々、星もまたたいている。が、オーロラは今夜も気配もなし。だから静かなのかな。みんな手持ち無沙汰でうろうろ。今年は中国人もご一緒。カナダの観光ビザが取りやすくなった、とのことで、これから中国人観光客が増えるそうです。
12時半に撤収。ホテルに1時過ぎに戻り、片付けて就寝。久しぶりに外をチェックすることなく熟睡(チェックは夫の担当でしたが)

朝食:フルーツ、トースト、ベーコン
昼食:カップめん、バナナ
夕食:シーザーサラダ、ジャコウ牛のステーキ、温野菜
夜食:バッファローのスープ、おしるこ

Season2010 Canada,Yellowknife 01/02

今朝は熟睡のせいかすっきり目覚めた。快晴。100101_0005.jpg
支度をしてホテルのロビーでMさんと待ち合わせ。外が寒いので彼女、真っ赤な顔でやってきた。外に出てみるとマイナス36度。確かに寒い!
近くの中華レストランで食事。やきそばもチャーハンもすごい量!3人で一生懸命食べても半分くらい残ってしまった。ごめんなさい。デザートも超特大。
オーロラのこと、彼女の学校の様子など楽しい会話で時間はあっという間に過ぎた。現在、アルバート州で勉強中の彼女。頑張れ?。
で、午後はロケフリで箱根駅伝を応援しながらのんびり。

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夜8時半にビレッジへ向かうバスが出発してすぐ、空にアーチが。現地までの30分がもどかしいくらい、どんどん濃くなっていきました。着いてカメラをセットしたらちょっと弱くなってしまいましたが、その後、強弱をくりかえし、ここ3日ほど見えなかったので、ゲストたちから歓声があがっていました。荷物のパッキングがまだ、と思いつつも時間延長。しっかし。手足の寒さは限界を超え、人が多いのでカメラの番を夫婦で交代でしながら暖をとるも、じき「強くなったよ?」と呼ばれる状況でした。 2時にあがってもまだ強く出ているのをうらめしげに見ながらホテルへ。オーロラウォッチングにエノダは本当に快適です。ここでは「暖かさ」が何よりのおもてなし。エノダのロッジ、キャビンで寒いって感じないし、必要なものはすぐに取りにいけるし、着るものは1枚は確実に違います。(なのにビレッジは寒い)。でホテルに戻って入浴。これだけがエノダにないものだけど。荷物を片付けながら、ときどき窓の外をみるも、エノダにまだ居るPさんが見たよー、と連絡くれたカラフルなのは見えるはずもなく片付け終了後ダウン。

ブランチ:春巻き、餃子、ワンタン、五目焼きそば、えびチャーハン、デザート(アイスクリームorブルーベリーパイ)
夕食:持参のカレーうどん、バナナ
夜食:おかゆ

Season2010 Canada, Yellowknife 01/03-04

朝7時に目覚ましで起きる。昨夜、というか今朝は4時過ぎに横になったので100102_0002.jpg
体が重い。7時半過ぎにロビーに行くと7:40ピックアップのバスがもう来ていた。即、イエローナイフ空港へ。トランクはエアカナダは機体が小さく24キロまで、ファーストエアは32キロまでと差が大きい。このため荷物を3つに分けて調整した。バンクーバー、成田とOn Time。






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今回は私たち初の現地2週間滞在。最後は見飽きるかな、と思いつつも念のためビレッジを予約しておいたが、結果としてよかった?
エノダに比べると限られた時間とはいえ、有終の美を飾ることができました。今回は8勝6敗。太陽活動が弱いせいか不調で、まともに写真を撮れたのは12/24,12/27朝の点滅オーロラ、1/2の3回。今後の活性化に期待。何はともあれ、オーロラさん、今年もありがとう!

機内食1:機内食2:


Season2010 Canada, Yellowknife 01/05 Native Language

新年会でのネイティブ講座(日本語<-->ネイティブ・インディアン語)

日本語 カナダ・インディアン
ありがとう マシューチョ
グラス(カップ) エザリボ
フォーク ベグゥorパッコー
ナイフ ベorベス
コアorツァイ
オーロラ ナカッorハカナカッ
スィーン
あなた ニー
アルコール ジェイティ
はい ヘッエン
いいえ イッレ
あかちゃん ベビア
ブルーベリー ジュイワ
カリブー エックホ
ムース ディンディ
ティ
私の足 セッザ
私の靴 セッケイ
私の手 セッラ
あなたの足 ネッザ
あなたの靴 ネッケイ
あなたの手 ネッラ
ムースの毛皮 ディンディケイ

Season2011 Yellowknife, Enodah Island 3/1

YCAT14:45のリムジンで成田空港へ。20110302-04.jpg春休みにも間があり、バスも空港もすいていた。
今回はwebチェックインにトライ。日本の国内線では経験あるも、国際線とカナダの国内線。これでいいのかな、と予約番号とパスポート番号などを入力。今回は2回乗り換え3路線に乗るが前の2路線と最後の1路線の航空会社が違うのでちょっと心配。
荷物を預けるカウンターでwebチェックインはマスト?と聞いたら、空港でまたずに発券できる、席を変更できるなどがメリットで、無理にして来なくてもいいですよ、のお答えでした。
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バンクーバーまでは30分ほど遅れたもののほぼ予定通り。離陸直後、気流があるので低い高度だったための遅れとか。
映画を見て食事をして、少し寝 た。バンクーバーでは時間たっぷり。4時間半あるが、ラウンジで軽食をたべ、うとうとしていた。そろそろ時間?と掲示を見たら20分のディレイ。 20分くらいなら、とカウンターにいくもなかなか搭乗できず。結局45分遅れ。でも次のフライトまで50分あるので大丈夫、と急いで行くと、なんとこちらは1時間半のディレイ。眠たくてぼーっとしながら一人で待つのって長い。
結局2時間15分遅れで22時15分発。エドモントンを離陸し、1時間くらいたったころからオーロラが見えだした。でも私は翼の後ろなので翼のあかりが邪魔。
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イエローナイフ着23時50分。空港に降りたらラグナーがいない。荷物が出てきてもいなければ電話をするかな、と思ったら外から入ってきた。よかった。
荷物も無事出てきて、防寒服を着込む。気温マイナス30度C。空港から少し離れるとすぐそこ、という感じでオーロラ。大きくてきれいだ。ラグナーが言うのに、今年は昨年に比べて良い、とのこと。午前1時頃、雪上車乗り換えポイント到着。
オーロラは、ちょうどブレークアップという感 じ。写真を取りたい?。小さいデジカメがあるも三脚がない。手持ちで撮ってみるがやっぱりダメ。車の乗せられるところにおいてみたが。。。とってもとれません。早く、早くと気持ちがはやる。
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2時少し前に着。他に女性が2名。キャビンに入りカメラの準備と身支度。あわてているのでなかなかうまくいかない。やっと何とかセットして表にで ると外はだいぶん静かになっていた。
まあ、落ち着いて撮ることはできますが。。。先客からオーロラの色について聞かれる。白以外をみたいんだそう です。ぜいたくな。。。肉眼では白。でもさっきも下を薄いピンクが走っていたよ。オーロラは薄いながらも強弱をくりかえし、それなりに撮れるの で、練習と思って撮る。薄くなってきたのでメインロッジで一休み。あ、ケーブルがない、とキャビンにとりに外にでるとまた少し形がおもしろいので 撮影。
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またメインロッジに戻ると真っ暗。電気がきれたらしい。無線LANのもともきれているのでネットの設定もできない。困ったなぁ。メインロッ ジは暗い上に暖房も切れる。(キャビンはプロパンなので寒くはないけど)
3時半くらいまで外にいるも、だいぶん弱くなったのでキャビンに戻る。4時ごろにはあれだけ明るかった空が暗くなり、オーロラは薄い一筋だけ。 さっきまであかるかったのはオーロラだったからね。でもシャッターを押すとけっこう明るいオーロラ。困った。寝むれない。結局、5時までねばり眠さに負けて寝た。もう薄かったし。

機内食1:和食 そば、煮物、すきやき風煮物、デザート
機内食2:おかゆ、サラダ
機内食3:タコス、温野菜
機内食4:クラッカー、チーズ
夜食:サンドイッチ

Season2011 Yellowknife, Enodah Island 3/2

朝、となりの部屋の足音で目が覚める。8時半過ぎ。20110302-17.jpg
聞くと朝食は9時。11時出発でシャワーとショッピングに行くと昨夜聞いたっけ。ショッピング はともかくシャワーは今日行かないと、次のチャンスは3/6になる。ということで私も2Ladysと一緒に行くことにする。
でもその前に、と昨夜 できなかったネットワーク接続を試みる。電気は先ほど大きな音がして再開した。よかった。
で、何とかネットワーク開通。自宅へメールを送信。日本時間夜中の1時半。これで夫が起きたら安心してくれるでしょう。困ったことにネットワーク も携帯もつながらないと陸の孤島にいる気分になる。それはそれでいいことかもしれないが、カメラのことやそのほか聞きたいことが多く、ちょっとおこまりさんでした。
朝食後、昨夜のかたずけを少しして出発。後はあとだ。
雪上車、車を乗り継いでダウンタウンまで1時間半。久しぶりのプール、ジャグジーは気持ち良い。同行のお姉さまは昨日スノーモービルで緊張して腕 がいたい、とプールでしばらく泳いでいた。上手だなぁ。

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2組のベビーとママが一緒にジャグジー。BABYが私を見るのであやす。まさにブルーアイ のぽっちゃりタイプ。だっこしてもいいか、と聞くと「sure」と抱かせてくれた。
お姉さまたちと一緒にかわりばんこにだっこ。
俳優のようだ、とママは喜び、子供はほっぺにチュウしてくれた。アレックスくんとナンジーちゃん。babyもママもかわいい。
この後、アイスロード経由スシノースでランチ。そういえばここに入ったの、初めて。
お客さんは私たち以外はカナディアン。スーパーのパック寿司のイメージだ。ショッピングの後、また1時間半かけてロッジに戻る。
ちょうど夕焼けタイム。今日は1日、お日様はまぶしく、夕焼けもきれい。
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夕食は明日帰るお姉さま2人のさよならディナー。3泊しかしないのに、初回から全勝。東京と埼玉にお住まいなので、秋の写真展のお知らせを約束。とっても明るいよく笑う楽しい方々でした。ご一緒できたのが1日だけなんて残念。
夕食後、メインロッジでのんびり。9時過ぎくらいからうすいオーロラがイエローナイフの町の方から筋状のがのびてきて、湖の対岸の方におおきな アーチを作る。2本3本と現れ、カーテン状になったり裾がゆれたり。
ゆるやかでしたが写真撮影向けのオーロラです。気温マイナス35度。今日は マイナス40度になる、との予報。ロッジで時々暖をとりながら外に出る。うーん、なかなか強くはならないなぁ。
じっとしていると睡眠不足がたたり猛然と眠い。今日の車の中も眠れなかったし。夜は長い。
ところでコンパクトデジカメの液晶モニターがアイスロードで写真をとった後、液晶が光らなくなった。これって使えないよね。夫がくるまではマーク?のみ。大切に扱わなくては。
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12時少し前に外に出たら、結構明るくなってきたので、撮影開始。あっちから光が伸びてきているが、イエローナイフの町明りが反射していやだなぁ、と撮ってはみるものの、使い物にならないものばかり。
それがどんどん広がって、更に幾筋もがくっついたり、成長してあたりはものすごく明る くなりました。
3人で「わーい」「きれい」「すっごい」「色がわかるぅ」「今までで一番動きが早い」と大盛り上がり。
大きなコロナ状になり、ゆれ たり、更に周りが下に伸びてきて、オーロラにかこまれ、オーロラの真ん中にいるような気持ちに。最後のほうにものすごい速さでカーテンがゆれ、光 が走って行った。ありがとー、おーろらさん!
約1時間半、大きく成長してブレークアップ。パニくっていたから写真のできはわからないけど、目では堪能しました。

明日から2日間、ここに客は私一人に。かなり満足しちゃったし、さびしいからもううちに帰ってもいいかな。って来たばっかりか(^^;;
でもきっと撮影す るオーロラの基準があがっちゃうよね、私。これくらいなら撮らなくてもいいや、って。
マイナス37度の中、1時間半はきつかった、って文句言えない?
2時過ぎるとあれだけ明るかったのに外は静かでしかも暗い。その後、多少濃くなったりはしたものの、空全体に薄いオーロラがどよーんとしているだけ。
私は5時まではメインロッジで頑張る。後半は日本でちょうど夕食時の夫にskypeで眠気を振り払うのを手伝ってもらったけど。
眠いー。
4時半過ぎには帰国するお姉さまの早い朝食の用意にバーサが起きてきた。お疲れ様です。&おやすみなさい。

朝食:サラダ、パンケーキ
昼食:お寿司(北極イワナのにぎり、アボガド巻、えびの天ぷらとサラダ巻)
夕食:サラダ、鶏肉のグリルのグレービーソースかけ、ライスと温野菜、フルーツクレープ
夜食:カップラーメン

Season2011 Yellowknife, Enodah Island 3/3

今日は朝の6時から12時までぐっすり寝た。うーん、久しぶりに20110303-001.JPG深く寝ました。12時半食事。食事の後、バーサとレックスが今朝帰国したお姉さま方使用のとなりの部屋のお掃除をしていました。
ありがとうございます、私が寝ていたので気を遣ってくれて。

昨日の写真をPCに取り込む。あれ?、うそ?、ひどい。みんな飽和しちゃっている。
一番明るかったブレークアップのは全滅だ。その前後のはまあまあ。涙。。。。
やっぱ興奮状態だったしね。夫からは今回はデジタルなんだから途中で撮影状態を確認しなよ、と言われていたけど、モニター画面は霜がついてにじん でいたけど、あ、撮れているな、と思ったのにぃ。。。

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外は今朝もよい天気。昨日との違いはうすい雲が点々と。
ふて寝しよっと。くくく。。。

ちょっとうとうとし、3時過ぎに気を取り直して起き上がる。昨日、一昨日とメインロッジのそばだけで写真を撮ったけど、今日は少し他でも、と周りを歩いてみる。ひとりぽっちなので、怖くてあんまり遠くにはいけないけど、それにしてもロッジの前と横だけじゃどうしようもないもんね。
夕食後、メインロッジでバーサの初孫の写真を見たり、編み物をしたりしてのんびり。
外は暗くなった時点で既に薄いオーロラに覆われている。早く大 きくなあれ。さすがに10時近くなると眠くもなってくる。よし、ちょっとくらい早くても、と身支度して表にでる。
あ、ちょうどよかった。10時半頃から約1時間、幾筋にもなって現れたオーロラを湖側から撮る。

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昨日の(過去もそうだけど)反省で今日はシャッ ターを切る時間を短くし、こまめに撮影状況見てみる。
5秒?3秒きざみで数カット撮るのでものすごい数が撮れ、8GBのメモリーカードが3日目で いっぱいになり、2枚目に差し替えた。
昨日の悲しい失敗がなければ今日はあんまり撮らなかったかも。教訓、失敗は成功の元、ってなるといいな。
1時間ほどで静かになった。新月が近い今、オーロラが薄くなると本当に真っ暗。星はきれいだけど、暗い。
その後も少し濃くなると表に出て、薄くなると戻るの繰り返し。ぼや?っとずっと出てはいるんです。でも、ひとりぽっちは大変。きっと見逃してもい るんだろうなぁ、いいのを。
でもマイナス41度。薄くなってくると暖かいところに戻りたくなっちゃのよねぇ。

PCでアラスカのライブカメラを表示させ、そのとなりにロケフリで日本のテレビを見ながら待っている。アラスカもここも同じだな、と思っていた が、突然アラスカに大きなオーロラ。

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こちらは外に出てみるも何もなし。あれ?。でもそんなはずはない、と身支度をしてスタンバイ。
そのうち白い筋 があらわれ、どんどん濃くなってきた。え?、アラスカからここまでオーロラは20分できちゃうんだ。こりゃあ、楽だなぁ、としばし撮影。でもこれ ホント?
後半はカメラが挙動不審に。寒過ぎるんだ、こりゃ。アラスカはマイナス13度だそうですが、ここは既にマイナス45度。外に出ると一瞬にして全身が凍るような空気に包まれ、ちょっとでも隙間がある と容赦なく冷たい空気が身体に入ってくる。
4時半すぎには撤退。寝る支度をしながらこまめに外をみる。時々ちょっと濃くなったりしたけど、部屋の窓から眺めるだけにしました。いや?、寒 い!

昼食:チーズトースト、サンドイッチ、スープ
夕食:サラダ、サーモンのグリル、ポテト、ライスと温野菜、アップルパイとアイスクリーム
夜食:カップラーメン

Season2011 Yellowknife, Enodah Island 3/4

寝たのが朝の6時近かったので、10時に起きるのが辛かった。20110304-01.jpg外は晴れ。昨日と同じように雲があるものの、お日様はきらきら。一面の雪原に反射、ものすごくまぶしい。
朝食後、昨日の写真を取り込み、メモリーカードを空にする。取り込み済みだけど、削除のボタンを押す時、ちょっと勇気がいる。変なのばっかりでも 同じ瞬間は2度とないんだし。削除前にもう一度、撮影時間を見る。前日より全体に短くなっているが、短すぎると暗いし、光っている部分だけしかな い。長いのは飽和しちゃっているところはあるが全体にはきれいなオーロラになっていたりする。
今までも反省の繰り返しだが、帰国し、現像後なので日にちもたっているし、後の祭りのせいか、すぐ忘れていた。今回初めてデジタルで撮っているので、まずいところを毎日見せつけられている気分だ。
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もうひと眠り、と横になるも1時間くらいで目が覚める。今日も少しお散歩。マイナス20度台だと寒く感じないし、夜中に比べて薄着なのにちょっと 歩くと汗だく。ラグナーたちがマイナス20度以下になると辛い。今年は辛い、と言っていたのを体で感じる。
ここでは地球環境と言っても部屋の温度を下げると命にかかわる。でも昨年からソーラーパネル設置。エコを考えているようだ。夏はけっこう発電するよ、とのこと。
確かに。ここでは冬は昼がすごく短いけど、夏には夜がない。

昨夜というか今朝3時ごろ学習したオーロラの速度はアラスカからここまで20分、を実証(?)するためにアラスカライブカメラを立ち上げておく。 今日はどうかな。 20110304-03.JPG

第一ラウンド モデラート 8時半過ぎから約1時間。1本の筋がどんどん成長し、大きな楕円形を描く。アラスカはまだ明るい。

第二ラウンド クワイエット 東側と北側うすいアーチ伸びてきた。が、じきに薄くなる。9時50分から20分くらい。アラスカはまだ明るい。

第三ラウンド ミニマム こちらの期待に反してすぐ薄くなる。1時30分から10分間。アラスカはなし。
2時頃、アラスカに濃いアーチが出現。何度もチェックしたがイエローナイフには来なかった。

第四ラウンド クワイエット 3時半ー4時15分程。アラスカライブから30分後くらい。ただしあちらは半円形のアーチ状だったが、こちらは龍が くねるように伸びてきて、湖の対岸に降りて行ったあと、薄いカーテンが低く現れました。東の町あかりのあたりがきれいだったので写真は少なめ。

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空はものすごくきれいな星空。明日は新月。星景写真をやる人にはぴったりだな、と見とれるも寒い。気温は外に出る度に下がり3時現在マイナス45 度。
こちらの平年の最低気温はマイナス26度。ロッジスタッフがそろって"COLD!"と言う訳だ。

ブランチ:トースト、目玉焼き、スープ、フルーツ
夕食:サラダ、えびグラタン、ポテト、ライスと温野菜、ホットバナナとアイスクリーム
夜食:スナック

Season2011 Yellowknife, Enodah Island 3/5

今朝も5時頃まで粘った。空にはまだ薄いオーロラが3本ほど20110305-01.jpg広がっていたがずっとあるので活性化はしそうもないので、退散。
キャビンは1棟に4部屋あり、無線LANのステーションに一番近いAの部屋。暖房の目盛りは到着しと時のままにしておいたが、他の3部屋の暖房が止まっているせいか、昨日あたりから寒いので、今日は1目盛りUPした。
天井が高く、照明に羽がついているので空気をかきまぜようと動かすがノイズがひどい。
そうだった、そうだった、去年と同じ、と少し動かしてから止める。
午前10時半、ブランチ。外は快晴。気温マイナス32度。今夜もどこまで下がるやら。
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午睡の後、メインロッジに行くと薪ストーブがついていて、とっても温かい。暑いくらい。バーサのマフィンとフルーツで目を覚ます。今日の午後、女性2名が到着。2晩一人だけだったが、一人ぼっちから解放される。写真を撮るには一人は気楽でいいが、やっぱりさびしい。いいのが出た時は誰かと喜びを分かち合いたいもんね。

夕焼けが終わるころ、ラグナーの息子、レックスがムーンが、と呼びに来る。え、今日は新月でしょ。でも日が沈んだ後の赤い夕焼けの中に上弦の細い三日月。写真とったけど、わからないだろうなぁ。

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第一ラウンド クワイエット 東から薄い筋が伸びてきて、天頂で波打つように揺れた。短時間だったけどきれいだった。10時半から15分

第二ラウンド ミニマム 10時50分から12時くらいまで。時間は長かったけどうすく動きも少ない。ぼわ?っと出てきて、しゅ?んと消えていく。の繰り返し。

この後、ごく薄いのが出ているものの、カメラを出す状況ではない。アラスカライブもきれいな星空。
本日到着の2Ladyは明日はアイスフィッシングのために2時過ぎに引き上げた。
ひたすら私は一人、待つ。ほっぺたが少し凍傷か。温かい部屋に入るとジーンとする。昨日かな、おとといかなぁ。。。


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2時半過ぎにアラスカ・ライブで赤いのが見えていた。これって肉眼ではどうなの?とこまめにチェックするも、30分以上たっても何もない。で、私は3時半に撤退。
きれいな星空にオーロラはほとんどなし。キャビンに戻り、寝る支度をしながらこまめにチェック。4時半頃、東から幅の広いのが見えた。しばらく部屋の中から見る。うーん、1枚位シャッターを切るかな、とオーバーズボンとジャケットを羽織り、靴を履く前にもう一度外を見ると、消えていた。

おやすみなさい。今日はクワイエット。

ブランチ:トースト、オムレツ、オートミール、フルーツ
夕食:サラダ、骨付き豚肉のグリル、ポテト、カリフラワ、アップルパイとアイスクリーム
夜食:バナナ



Season2011 Yellowknife, Enodah Island 3/6

今日はKさんたちがアイスフィッシングなので、9時朝食。とにかく20110306-01.jpg頑張って起きる。外は曇り。夜までに晴れますように。
ランチは1時。その前後は横になる。ぐっすりは無理だけど、うとうと。ウォークマンで落語を聞きながらとろとろ。

夕方4時前に起き上がってメインロッジへ。お茶を飲んだり、まったりしているとバーサが呼びに来た。雷鳥がいる。
急いでついていくとスタッフ・キャビンの後ろに数羽。カメラをむけるもオーロラに焦点距離をあわせてあり、あちこち触るもうまくとれない。こういうときはちびデジカメが元気だといいのに。
真っ白でふくふくの雷鳥。今日は昼間の気温がマイナス22度と暖かい(!)ので出てきたとのこと。木の芽をついばんでいるのか、カチカチ音をさせている。

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メインロッジ下に作ってあるイグルーにレックスの勧めでもぐって入ってみる。入り口が小さいので大丈夫か、と思ったが、私のお尻も何とか通ることができ、入ってみると広くて明るい。
今日の空は雲がいっぱい。夕食後、外に出てみると真上は星が確認できるが、他はにじんでいる。今晩はどうかなぁ。

8時半過ぎ、夫着。早い!。ディレイもなく、順調。イエローナイフ便には元気な日本人がたくさんいたとのこと。オーロラ・ビレッジは混雑していることでしょう。

夫とラグナーが遅い夕食を食べているときに、薄いオーロラ出現。あれだけあった雲がなくなっている。私たち「先住民」3名はスタンバイOK。彼は落ち着く間もなく出発。林の方に行こう、古い家の方に行こう、と一緒に歩き、汗びっしょり。1時間ほど、楽しませてくれて、静かに消えていった。モデラートか。

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キャビンに戻り、風邪をひいたら困るので、下着から全部着替える。今日はマイナス26度。顔にあたる空気は冷たいものの、マイナス45度と同じ服装では暑いようだ。
メインロッジで祝杯をあげて歓談。交代でチェックに行く。入ってくる様子で何も言わなくてもすぐわかる。
12時半過ぎに出たKuさんが「また濃くなってきたよ?」。みんなでまた身支度して出動。ロッジ下のイグルーに懐中電灯を入れ、一緒に撮ってみよう、と一斉に行くが、企画倒れ。イグルーはきれいに撮れなかった。いつものように東のイエローナイフの方から筋が伸びてくる。あちらは雲があるのか、町明かりがいつもより更に赤い。良い場所を求めて歩きまわるも、1時間をまわると薄くなってきたし、人間も寒くなってきたのでメインロッジへ。1時45分。クワイエット、でも長かった。
と、休憩していたら、外にいたKoさんから「めっちゃきれい!」の声。見ると東から南にかけてきれいなオーロラが広がっていた。カメラは三脚からはずしてあるし、私はしばらくそのまま見ていた。途中、戻ろうか、どうしようか迷いながら結局そのまま30分くらい見る。

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今日は休めないね、と外と中の繰り返し。2時半過ぎからは東に大きく広がったが、最後はどうもにじんでいる。雲がまた出てきたらしいが、それでもオーロラははっきり見えているので、かなり強いようだ。星がほとんど見えない。
今日はもうお休みください、という神のお告げ、と思い3時半過ぎに退散。外はまた星空とうすいオーロラ。
今日は動きは少ないながら長時間楽しめました。日本から来た長い1日の夫も落ち着いて写真を撮ることができました。

朝食:ベーコン、パンケーキ、フルーツ
昼食:サンドイッチ(ハム、チーズ、野菜)、スープ、フルーツ
夕食:サラダ、スパゲッティ・ミートソース、ガーリックトースト、アップルパイとアイスクリーム
夜食:カップラーメン

Season2011 Yellowknife, Enodah Island 3/7

朝食9時のために起きるも辛い。目が腫れている。特に花粉症20110307-02.jpgの症状がまだ治まっていない夫が目がかゆいとしょぼしょぼしている。
Kさんお二人はスノーモービル、私たちは雪上車で出発。途中で車に乗り換え、温水プールに行く。今日はおそうじでジャグジーに入れるのは1時間後、といわれたが、ぬるくてもいれてくれた。ぬるめの温泉につかっている感じで、じっくり暖まった。
アイスロード経由ランチへ。ジャグジーに入っているときからお腹がすき、ラーメン食べたい、春巻きもいいね、と話していたので、中華に行く。4人でわいわいお食事後、お買いもの、ビジターセンター見学経由でロッジに戻る。ラグナーはこの間に歯医者さん。歯を抜いたとのことで、痛そうな顔をしていた。
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ロッジに戻るときれいな月が登る。新月からちょうど3日目にあたり、まさに三日月。朝は雪だったのに、今夜も快晴だ。
夕食時に既に東から西に1筋オーロラが現れる。Kさんお二人は明日の早朝帰国するのでさよならディナー。ラグナー心づくしのクレイフィッシュの前菜。でも彼は歯を抜いたばかりなので食べられないけど、食べ方の説明をしてくれた。
デザートのときに、既にKoさんは撮影開始。ちょっと薄いけど、オーロラはしっかり何本もあり、昨日着いたばかりの夫が「練習に撮ってくる」と言っても、「先住民」3名は「いってらっしゃい」とにこやかに送り出した。
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9時過ぎに、外にいたkoさんから声がかかり、全員出動開始。夫と林の方に行き、東のイエローナイフの町明かりがみえないところでしばらく撮影。
薄くなったし、冷えたので戻って温かい飲み物を飲んでいるとまた声がかかる。あわてて出るとものすごく強くなっていた。やすむ暇なくおおあわてで出動。これがどんどん大きくなり、活性化してブレークアップ。空いっぱいに広がり、私たちにコロナ状に降るように降りてくる。林の方に行った夫以外の女性3名で「わ?」「きれい」「すっご?い」「泣いちゃいそう」と大きな声。私たち全員、オーロラに包まれた感じで、とにかくきれいでした。
私はロッジの前で撮影。前回の反省で短めに、と思ったが、興奮状態になっているし、途中で三脚の首がぐらぐらしだしたので、そのケアをしているうちに鎮静化。約40分。大興奮でした。
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その後、3回ほど小ブレークアッといった感じになり、なかなかゆっくり暖まる&休むことでききず、興奮状態から落ち着いて飲み物をゆっくり飲めたのは2時過ぎ。約3時間半、たっぷり楽しめました。いや?、良かったよぉ。
この後は薄いオーロラが全天に広がり、ときどきアーチ状やタオルをくしゃくしゃにして広げたようなかたちになるも強くはならず、5時近くに撤退。オーロラさん、ありがとう!

朝食:トースト、ベーコン、オートミール、フルーツ
昼食:春巻き、五目焼きそば、五目チャーハン、酸辛湯
夕食:クレイフィッシュ、サラダ、スタッフドターキー、マッシュポテト、温野菜、アップルパイとアイスクリーム
夜食:カップラーメン

Season2011 Yellowknife, Enodah Island 3/8

2Ladysは結局寝ないで、5時半朝食、6時出発で帰国の途に就いた。20110309-001.jpg彼女たちは3泊で、日ごとにどんどん良いオーロラに遭遇。ブレークアップも見ることができたのだから、とても幸せな人たちだ。はまっちゃうかな。。。
私たちは11時ブランチなのでゆっくり起きる。ぐっすり寝た。昼食後、昨日の画像データを取り込んだりしてから、また横になる。今日はのんびり。一晩中おきていて、昼間は寝る。キャビンは快適、おいしい食事はバーサが準備してくれる、とここは最高だ。
4時前に起床。今度は完全に目が覚めたので、夜に備えて準備開始。カメラに衣類に。今日の昼間の気温はマイナス15度。外に出ても寒く感じないが、風が強く冷たい。空には雲があるもののお日様も元気で、きっと夜には晴れてくれるでしょう。
画像データが大分たまり、夫が持ってきてくれたBDに書き込む。7日間分でかなり時間がかかっている。お散歩にメイン・ロッジ下のイグルーで撮影。中は広くて結構暖かい。
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夕方、ケンさん到着。明日の夜からラグナーが不在になるのでピンチヒッター。なぜ遠くの州から飛行機にのってまで彼がきたのかは分からないが、そういうルールらしい。ラグナーは明後日、気温プラス34度のインドへ出発。カナダ観光局のインドへのプレゼンテーションに同行するとのこと。気温差80度。歯も抜いたばかり。身体に気をつけてね。
今夜の空はぶ厚い雲に覆われ、小雪が舞っています。しかも風速20メートルの風が吹いていて、気温マイナス22度だけど、とっても寒い。部屋の中にいても風の音がごうごう聞こえる。エノダの風見鶏がきいきい音をたてて回っている。
待ち時間が長いので二人でテーブル卓球。卓球クラブの夫に私が2?1で勝ちました。うひょひょ。
1時半少し前から東から南西へ大きなアーチが2?3本、雲の中から顔を出した。星がところどころ見えているので、晴れるかもしれないけど、どうする?何時まで粘る?と相談。
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「トイレに行ってくる」とメインロッジからキャビンに向かった夫がすぐ戻ってきて「ものすごく明るいよ」。
えっ、とジャケットだけ羽織り、外に出ると、星がほとんど見えない濁った薄黄緑色の空でブレークアップと思われる動きのオーロラが姿を現した。ものすごく早い動きでぐにゅぐにゅとくねり、ピンクの光が駆け抜け、また戻ってきて、もう一度向こうに走って行った。「すごい!」「ピンクピンク!」。
カメラを運び出す間もなかったけど、しっかり目に焼きつけました。雲がなければなぁ。瞬間芸で沈静化。それにしても風が強く、しかも寒い。
その後、どんよりオーロラが出るも、雲も厚い。カメラを出す気にはならない。3時前に撤収し、寝る準備をしながらこまめに外をチェック。だんだん星空になり、うすいオーロラが広がっていた。夫が何度か外に出て、デジタルで撮影したが、大したことなく寝る。
今夜ってやっぱりActive Levelかなぁ。。。悩ましい。

ブランチ:スープ、トースト、目玉焼き、チーズ、フルーツ
夕食:サラダ、ベークドサーモン、ポテト、温野菜、焼バナナアイスクリーム
夜食:(夫)ワインに焼き鳥缶 (私)しじみの味噌汁と吉野葛

Season2011 Yellowknife, Enodah Island 3/9

朝からすばらしいお天気。昨日の夜中は雪だったのに。。。それ20110310-01.jpgにもかかわらず出たオーロラって、どんなにすごいのだったのかしら。
今日はアイスフィッシング。気温マイナス32度、強風なので、持ってきた防寒衣類を着られるだけ着て、モコモコと出かける。昨日到着したケンさんの雪上車運転で行く。
今までに私はここでアイスフィッシングを何回やったのだろう。片手では足りないけど、10回は超えていないと思う。が一度も釣れない。きっと今日もそうなんだろうなぁ。夫は前回1匹釣ったのみ。
風が強いので、私たちのそばに雪上車を風よけにおいてくれたが、それでも寒い。釣り始めてすぐ、ケンさんにヒット。私が釣ったような顔をして写真を撮らせてもらいました。いつも通り、釣果なし。でもケンさんのおかげでおいしいお刺身をいただけました。ありがとうございました。
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ロッジに戻り、夫はじきに寝てしまう。ラグナーは何やかやとお仕事をして5時少し前に帰って行った。インドでのお仕事、身体に気をつけてね。

第一ラウンド Quiet 20:30-21:30 食後、メールを見たり、甥とSkypeしたりしていたら、空に大きなアーチ。ちょっと薄いけど今日からカメラを夫と交換したので小手調べ(?)。マイナス38度にびびって着過ぎなのか、ちょっとあるくと大汗。東から北西に幾本もの過ぎが伸びてきた。動きは少なく落ち着いて撮影。
ロッジに戻りネットをみたら「本日大規模クラスX1.6の太陽フレア発生」(!)地球に届くのにどれくらいかかるか夫は計算。さて、いかがなりますやら。アラスカ大学の予報では今日と明日はActive。今日はフィルム・カメラの私。フィルムをたっぷり用意して「その時」を待つ。

第二ラウンド Moderate 10:00-11:00 東から西へ、きれいなアーチが出てきたので、湖の小島の方に降りて行く。時々濃くなり、揺れる。月との饗宴もきれいだ。気温マイナス40度。

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第三ラウンド Active ?2時 で、ロッジに戻る途中からどんどん濃くなり、困った、休めない、と撮るも人間もカメラも寒さに悲鳴。特に1時半頃の東から南、西にかけてのブレークアップはものすごく足が長いオーロラが天頂から舞い降りてきた。
気温マイナス45度、風があり体感はそれ以下。しばらく撮影するとカメラを三脚からはずして中に入れるも、外を見るとまた出したくなり、忙しかった。

第四ラウンド Moderate 3時半?4時半 月も沈みオーロラは薄くなり、外は暗くなったしカメラをロッジにしまう。オーロラはまだ出ているも、寒くて。少ししてから薄いオーロラを夫が撮影し「赤が強いよ」というので、私もまたセットし、外に出る。薄いのがどんどん濃くなり、コロナ状に広がりレースのカーテンのようにゆれ、縦の筋がくっきり見えました。

5時に撤収。薄いのはまだ出ていたものの、鎮静化。今日はカメラトラブルと人間の指先が冷たくなったのの対応が忙しかったです。ああ、楽し^^

朝食:トースト、オムレツ、ベーコン、チーズ、フルーツ
昼食:ノーザン・パイクの刺身、ムースとビーフと野菜たっぷりのスープ、場ノック(パン)
夕食:前菜、サラダ、ミートローフ、マッシュポテト、温野菜、レモンパイとアイスクリーム
夜食:(夫)ワイン、焼き鳥缶、カップラーメン (私)しょうが湯、しじみの味噌汁

Season2011 Yellowknife, Enodah Island 3/10

今日も朝からすばらしいお天気。でも気温マイナス35度。外は20110310-000.jpg相変わらず冷凍庫状態だ。
今日はのんびりday。11時ブランチ。午後もうとうと。目が覚めてからは、ロッジではミニ卓球や太極拳などで身体を動かすも、バーサが私が好きなスナックを作ってくれる。困っちゃうなぁ。きっと太って帰るよ、私。

夕方、昨日ラグナーと一緒に帰って行ったジュニアが戻ってきた。今日はスタッフ3人と私たちで総勢5名。若い子が一人いるのはいいものです。
で、夕食後、外はまだ夕焼けの名残があるものの、青い空に既にオーロラ。

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午後8時。早速出動。夕方、夫がラッセルして作ってくれた道でロックの上まで行ってみる。夕焼け、上弦の月、オーロラが一緒にとれるも、空がやけに赤い。
夕焼けの影響って大きいのねぇ。
でも、でも、もしかして今ブレークアップ?!まだ明るさが残っているのでオーロラは全容をみせていないのに、激しい動きと走る光。
1時間ほどでバック。もっと見たいけど、特に手の指がかじかんで痛い。
この後も今日はずーっと出続け、カメラと人間のことを考えて早めの休憩を心がけるも、11時半頃からブレークアップ。私はロッジで暖をとっていたら、夫から声がかかる。

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急いで支度して出ると、昨日のブレークアップ同様、南の方に大きなオーロラが広がっている。昨日も今日も南に出るって、どんなオーロラ?!
どんどん広がり、あたりはものすごく明るくなった。すごーい、と今日もやっぱり興奮状態。特に天頂から降りてくる足の長いオーロラはどのアングルでとればいいの?
後半、ブレークアップ前から林にいた夫はギブアップ。でもどんどん強くなるので声をかける。「足が冷たい」「カメラの調子が。。。」といいながらも、空を見上げると、予備カメラをひっぱり出してきた。
ピンクの光がものすごい速さで走り抜け、足の長いオーロラのエッジは紫が出ている。なんだこりゃ、太陽フレアのせい?!ちょっと静かになったところで、夫はワインで乾杯をしたほどです。

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今日はまったく休めない、と贅沢な不満をもらしているも、さすがに1時過ぎには鎮静化。うすく残ってはいるものの、あたりは大分暗くなり、月も西に傾き、もうじき沈みそうだ。オーロラはずーっと出続け、薄い、濃いを繰り返しました。

それが。。。

2時過ぎに名古屋のSさんとニュージーランドのKちゃんからの「地震、大丈夫ですか?」メールを読む。何それ、とwebニュースを見てびっくり。ロケーションフリーを立ち上げる。うん、これが立ちあがるということは自宅も電気も大丈夫ということね。
NHKニュースで、東北地方と関東でおこった地震と津波のニュースにしばし呆然。たち戻ってから家族にメール。でもきっと携帯、つながらないよね。ここではネットワークとメールしか通信手段はないし。気分はすっかり盛り下がり、カップめんで暖まってから、撤収。5時半頃寝ました。

日本からこんなに離れたマイナス45度の世界で、心配してもどうしようもないけど、どうかみんな、無事でありますように。
被害がひどいことになりませんように。

ブランチ:フレンチトースト、ソーセージ、チーズ、フルーツ
夕食:前菜、サラダ、ポークチップ、ごはん、カリフラワーとブロッコリ、レモンパイとアイスクリーム
夜食:(夫)ワイン、ポテチ、カップラーメン (私)しょうが湯、バナナ

Season2011 Yellowknife, Enodah Island 3/11

今日はシャワーオプション。ケンさんが初めて一人で連れて20110311-0006.jpg行ってくれる。雪上車があたたまるまで想定以上に時間がかかり、出発が少し伸びたものの、全体的には順調。途中、雷鳥の写真をとったり、楽しく行く。とつぜん夫が外を指さし「オーロラだぁ」「うそ」。どう見てもオーロラ形状の白いものが太陽がまぶしい中、空にふらふら浮いている。形をかえ、濃さを変え、何となく黄色や赤が見えるような気までする。
月が明るいオーロラ写真を見た人から「オーロラって昼もでるんですか」と聞かれたことがあるが、まさに真昼のオーロラだ。コンデジでISO100、露出補正を-2.0にして撮影。
シャワーは地元のプール施設。水着に着替えてシャワーを浴びていたら突然停電。暗い中、ジャグジーに行くと夫が入っていたので、となりに入ってほっとしてるとスタッフから出て、の声。ぶくぶくも出ていないもんなぁ。スタッフにいつ回復するの?と聞いても「わかりません」のすげない返事。
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仕方なくそのまま待ち、電気が復活したところで着替えて外に出た。待っていたケンさんがいうにコンビニに新聞を買いに行ったが、みんな停電したよ、とのこと。
昼食はベトナム料理店へ。私はシーフードメン。米粉のメンでおいしかった。その後、ダウンタウンで少しお買い物し、再びケンさんにピックアップしてもらってロッジに戻る。短いシャワータイムのために大変なツアーだった。
帰りの車の中で寝ていた夫はロッジに着くとそのままダウン。寝てしまう。私はメインロッジへ。バーサから今朝、私たちがでかけてすぐ狐のジンボーイがきたよ、と聞く。なぜかBOYだけでママはこないそうだ。(写真は3/7のもの)
私はPCをチェック。朝出発した時は日本時間12日朝2時頃だったが、今は午前9時頃になっており、家族や知り合いから無事連絡が入り、涙がでる。よかった、よかった。
それぞれが書いてくれるなまなましい内容に、改めて地震のすごさを知る。横浜でも震度5強。おそろしい。

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夕食後も日本のテレビやネットでニュース・ウォッチング。この頃から日本のテレビもロッジの大画面テレビのCNNも福島原発事故報道中心に。地震に津波に原発事故。
え?!どうなちゃうの?!と胸がふさがるような思いでテレビにくぎ付け。
外は小雪。雲を通して、月、星、それからオーロラも見える。気温はマイナス35度。テレビを見ていた私たちの心も冷え切って、3時をシオにキャビンに戻って寝た。どうかこれ以上、ひどいことになりませんように。

朝食:トースト、オムレツ、ベーコン、チーズ、フルーツ
昼食:ベトナム風メン
夕食:前菜、サラダ、チキンのカレー味のグリル、ごはん、温野菜、アップルパイとアイスクリーム
夜食:(夫)ワイン、アーモンド、カップラーメン (私)カップラーメンを少しもらう

Season2011 Yellowknife, Enodah Island 3/12

当初の予定では今日はアイスフィッシング。20110312-0001.jpg
3/11に日本を出発し、フィッシングに来る予定だった3人の日本人が、成田空港閉鎖で飛行機が飛べず、カナダに来られなっかったためキャンセル。私たちはどうする?と聞かれたが、二人だけならいかないことにし、のんびりすることにした。

昨夜、あれだけ雪だったのに、今日は晴れ。ケンさんが出入り口などの積もった雪を機械で吹き飛ばしていた。気温マイナス19度。風があるので体感はマイナス26度。寒く感じないからすごいよね。

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日本の被害状況を見ては、不安と心配で胸がいっぱいになる。フライト・キャンセルが相次ぎ、日本国内の交通がズタズタになっている今、ここカナダにいるのは安全ともいえ、予定通り旅を続けることにし、それなら気分を入れ替えてここでの日々をしっかり楽しもう、と話し合う。
災害発生後はオーロラが出ていても撮影する気にはなれなかったし、昨夜の雪はある意味、私たちに覚悟を決めさせてくれた。
昼間はメインロッジでのんびり。と言いながらもまた日本のニュースをテレビやネットで見てしまうが、編み物したり、DVDを見たり、自宅のようにくつろいでる。ここエノダは今日が最後の夜。空には雲はあるものの晴れている。夜までもってね。
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今日はさよならディナー。ケンさんがステーキを焼いてくれた。ポテトにトマトも熱々。私は12日、夫は7日間、お世話になりました。バーサ、おいしいお料理をありがとう。
食後、外に出ると小雪。昨日と同様、昼間はあんなにいいお天気だったのになぁ。月はかなりはっきり見えるし、そばに星もみえる。仕方なく今日も日本のニュースを見る。津波被害の全容がまだはっきりしないのに、次々大変な事態が起こっている。どうなっちゃうんだろう。。。
政府発表の時に手話通訳者が着くようになった。ニュージーランドの影響か。東京の仲間たちが頑張っている。
夫はアバターのBDを見ている。日本の映画館で3Dで見たのにぃ。
ところでカナダはサマータイムを採用。今夜、というか13日1時59分の次は3時になる。間違えないように、夜のうちにロッジスタッフと一緒に時計を進めて、明日の朝ご飯の時間を確認した。
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今夜は長丁場と覚悟してはいても、雪は降ってくるし、星はまったく見えなくなるし。ニュースを見ていても気が滅入るし、で3時に引き上げる。
着替えて洗面をし、横になる。しばらくして外チェックしていた夫が「クリアになっているよ」「え?、さっきあんなに雲が厚かったのに、どれどれ」と交代して窓からのぞくと天頂から足が長い大きなオーロラ。急いでパジャマの上に防寒ズボンとジャケットを羽織り、カメラを出す。20分くらいでなくなってしまったが、とにかく今日も見ることができた。
おやすみなさい。

ブランチ:スープ、トースト、目玉焼き、チーズ、フルーツ
夕食:サラダ、Bigなビーフステーキ、ベークドポテトとトマト、カリフラワー、ガーリックトースト、ゼリーとアイスクリーム
夜食:味噌汁

Season2011 Yellowknife, Hay River 3/13

今日からサマータイム。こちらではDaylight Saving Timeという20110313-0001.jpgそうだ。朝食準備に6時半に起きたバーサは、外の暗さに「あれ、時間間違えた?」と一瞬思ったそうだ。すべてが1時間前倒しで動くのだからすごい。
もしかして電力不足の日本も今年はサマータイム導入になるかも。戦後の電力不足の時にやったとか検討したとか聞いたことがあるけど。
前回、雪上車のスタートに手間取ったこともあり、今日は安全のために予定よりさらに時間を繰り上げてエノダ出発。ロッジはしばらく閉鎖なのでスタッフ3人で念入りな戸締り後、全員雪上車に乗る。ミーティング・ポイントで車に乗り換え空港へ。当初の予定より2時間も早く着いてしまった。
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カウンターで搭乗券をもらい、荷物を預ける。重量オーバーだけど、まあいいわ、と無料。この後、カフェでのんびり。ネットはつながるし、マッサージ機はあるしで、時間はあっという間に過ぎました。
前回同様、今回も手荷物検査なし。ローカル路線とはいえ、すごいなぁ。飛行機は前半分は荷物、後ろ半分に人がのり定員18名。フライト時間実質30分程度だが飲み物にスナックにとお姉さんの愛想もいい。
ヘイリバー空港に予定通り着。B&Bのオーナーのリックさんが迎えに来てくれる、と思ったが、いない。持参の携帯がつながったので電話。Sorryと来てくれたのは若いお兄さん。彼、さっき空港にいたなぁ。
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ここの日本人客は留学生やワーキング・ホリデイなどの若い人中心。だいたい飛行機で来る人はめずらしい、と前回言われた。きっと彼、若い日本人が来ると思っていたので戻ったらしい。
その彼、ジョーダンはしゃべる、しゃべる。ものすごい早口。日本の家族は大丈夫か、仙台の人口はどれくらいか、などなど。で、B&Bは今は彼がやっているそうです。
お店で今日からのお肉、お魚、お野菜などを購入してからB&Bへ。
久しぶりの料理。持参のお米を炊き、お決まりのカレーライス。バーサのお料理もおいしいけど、毎日だと日本人の胃袋にはちょっと重い。
外は快晴。天気予報では曇りになっていたけど、何とか持ってくれるといいな。
前回ここに来たのは2006年の年末からお正月にかけて。特に変わっているところもなく、ゲストは今朝一人帰ったが、今夜は二人だけ。ロビーもお風呂、トイレも使い放題。別荘かウィークリーマンションにいるようなものだ。
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夜10時過ぎから薄いオーロラが1本、2本と出現。11時少し前に支度して出発。公園のあずま屋みたいなところまで途中ラッセルしながら行く。
ついた頃からどんどん濃くなり、おおきく広がった。昨日、おとといとろくに写真を撮ることができなかったので、夢中になってあちこち撮る。気温マイナス25度。1時間がすぎ、雲が増えてきたので戻ることに。でも寒さを感じない。楽だ。そうよ、いつもこれぐらいの気温だったよね、などと話しながら。
あずま屋の近くまで来たらオーロラはまた大きく、強くなった。B&B前の大きなトウヒの木を入れて撮影。薄くなってきてから中に入った。約1時間半。楽しかった。
この後はどんどん雲が広がり、外は暗くなっていった。天気予報を見ても晴れる状況にはなかったので、お風呂に入り3時就寝。やっぱりお風呂はいい。

朝食:オートミール、トースト、チーズ、フルーツ
昼食:YK空港のカフェ「Bush Pilot」でハム、チーズ、ローストビーフのサンドイッチ
夕食:サラダ、カレーライス、味噌汁
夜食:梅おにぎり



Season2011 Canada, Hay River 3/14

目が覚めたら10時過ぎ。ぐっすり寝た。お風呂に入って寝た20110314-0001.jpgせいもあってか、身体が軽い。遅い朝食後、リビングでのんびり。静かだ。
このB&Bはグレート・スレーブ湖のほとりにあり、ハーバーハウスという名前通り、すぐとなりはドックで、大型の船が何艘も停泊。今は氷に閉じ込められている。ドックの対岸にはかわいい教会があり、前回は歩いて行けたが、今回はスノーモービルの跡がなく歩いてはいけそうもない。B&B前のトウヒの木は大きくて、写真写りがいい。

湖には諏訪湖でいう御神渡りが3メートルくらいの高さでできている。ここから1.5キロほど先なので、スノーモービルかクロスカントリーで行くしかない。夫はそこでオーロラ写真を撮りたい、と言っているがむずかしいでしょうねぇ。

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夫はジョーダンにリカーショップまで連れて行ってもらう。昨日は日曜日なので閉まっていたためだ。ついでに私のお買い物を頼む。どこのお店でも「日本人か、今回の地震は大変だね」「家族が大丈夫?」と聞かれたとのこと。
そういえばCNNでは地震直後に電話で10$寄付案内を出していた。本当に直後で、そのすばやさにびっくりした。

午後4時頃、湖の方に撮影のための道作りに行く。踏み跡がない雪面を二人でラッセル。45分ほど行ったが、全身汗だく。B&Bに戻ってシャワーをあびる。エノダは食料はもちろんお水もみんな町から運んでくるので貴重品。少しのお水で何でも行うが、ここでは蛇口をひねるとお水、お湯が出て、日頃当たり前のことがありがたい。

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お昼から雪が降りだした。夜になってもやまず、天気予報でも一晩中雪。でも明日は晴れになっているので、夜中過ぎには晴れるかもしれないので、明け方まで頑張ることにする。今夜は3人なので、それぞれがこまめにチェック。
2時過ぎくらいからにじんだ月が見え始め、だんだんはっきりしてきて、星もにじみだした。
いいぞ、と見ていると、4時半前に薄いオーロラが南から北にアーチを描く。わーい、と3人で外に。シャッターを切ってみる。月のそばなので、長時間露光もむずかしい。うーん。雲の中のオーロラだけど、雲にしか見えない。
でもとにかく見ることはできた、できた、と更に薄くなった頃、戻る。
うー、今のところ2週間全勝ってか(;_;

朝食:たまごおかゆ、味噌汁、りんご
昼食:うどん、オレンジ
夕食:サラダ、エビチリ、スープ、ご飯、ベリーとプリン
夜食:おしるこ(お餅入り)

Season2011 Canada, Hay River 3/15

今日もぐっすり寝たので、すっきり目覚め。11時少し前。同宿の20110315-0002.jpgSちゃんは既にお散歩1回終了で2回目に出て行った。若い!
ブランチの後はのんびり本を読んだりとたらたら。で、ミニ卓球選手権大会を開催。小さいラケットだけど、けっこう楽しい。
卓球台にしたテーブルに世界地図があり、今回のSちゃんの旅行ルートを教えてもらう。北欧からヨーロッパを東、南と通り、大西洋を渡ってカナダ。トロントから60時間以上かけてバスを乗り継いでのヘイリバー着。
明日、カナディアン・ロッキーに移動しバンクーバーから帰国。1か月の旅を終えるとのこと。すごいなぁ。

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夕食は今日は時間をかけてビーフシチューを作る。夫はワインをおいしそうに飲んでいる。
夕食後、夕焼けがきれいなので、表に出てちょっと撮影。寒い。気温マイナス20度と先日までから比べれば、気温は高いが風もあり、やっぱり寒い。
今夜は月も星もしっかり見えている。後はオーロラだけだ。3人でこまめにチェックするも見えるのは星だけ。ときどき「あれは。。。?」という時は夫がデジカメでチェックするも雲で、むしろその後ろにオーロラはごくごく薄く広がっているだけ。

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午前2時過ぎには月がにじんできた。雲が全体に広がってきた模様。アラスカのライブ・カメラも星だけ。天気予報は下り坂。NOAAは1のオンパレード。アラスカの奥地に今居るHさんから電話。あちらもオーロラはなしだそうです。
2時半にあきらめお風呂に入って寝る。起きていると結局日本のニュースに釘付け。横浜の我が家も計画停電でロケフリが切れた。
おやすみなさい。明日は良いことがありますように。

ブランチ:ミルク、ホットオープンサンド、りんごとヨーグルト
夕食:ビーフシチュー、北極イワナのグリルと野菜、ご飯
夜食:カップラーメン




Season2011 Canada, Hay River 3/16

朝7:15に出発するはずのSちゃんが、私が目覚めた7:20に廊下20110316-0001.jpg
にいた。お迎えが来ないという。8時の長距離バスでバンフに行く予定なのに。電話をし、7:40過ぎに出て行った。ほっ。

再度横になり、10時半に起床。外は曇りだが、ところどころ雲が切れてい陽が差している。夜までに晴れてくれないかなぁ。天気予報は1日中曇り。明日にはお日様が顔を出しているので、明け方まで頑張るしかない。
ブランチをたっぷり食べ、今日は夫はwebサイト関連作業、私は書道をする。今までやる気にならなかったけど、今はふたりだけで時間はたっぷりあるので、せっかく持ってきたものを広げる。

午後3時前にエクササイズに道を作りにラッセル。先日作った道にたっぷり雪がかぶっていた。今晩、この道を通ってカメラをかついできたいねぇ。と話す。湖の上に何か文字が。良く見ると。。。「I love Hay River」あれ、今朝出発したSちゃんかな?

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夕方、SKYPEから固定電話に向けて約25分以上の通話ができるSkypeクレジットのバウチャー(クーポン)が提供された。これを利用して日本に電話。両方の親の声を聞く。声はそれなりに元気そうでよかった、よかった。ここでは携帯もそのままつながるし、で何かと便利。最大の欠点は静電気。どこを触っても大きな音と共に緑色の光が出る。どこをさわるにもまず放電させてから触らないと「ピチッ」と痛いほど。夫に湯呑を手渡すだけピチッ。PCを触るとピチッ。トイレの照明をつけようとしてピチッ。この電気、有効利用できないの?

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それともうひとつ。ここだけではないが、ものすごい乾燥。毎日小物を洗濯し、タオルを濡らしてかけているが、鼻の奥まで乾燥しきってのどが痛い。マスクをして寝るがいつの間にかはずれちゃっているし。

で、今夜は長丁場、とベットに横になって雲が切れるのを待つが、朝5時過ぎても全天曇り。あきらめて寝る。晴れてくれないと、日本のニュース漬けになって不安感がつのるばかり。とぶちぶち言いながら寝る。あっちもこっちも晴れてー!
でないと、我が家のお食事レポートになっちゃうぅ。

ブランチ:味噌汁、ご飯、スクランブルエッグとサラダ、ぶどう
夕食:ビーフシチュー、鳥の手羽のグリルと野菜、ご飯
夜食:スープはるさめ


Season2011 Canada, Hay River 3/17

昨夜はずっと雲が晴れず。お天気もさえないし、オーロラ関係20110317-0005.jpg
データもさんざん。あきらめて5時就寝。

起きたのはいつもと同じ11時前。外は曇り。ったく。
今日はこちらではセント・パトリックデイ。アイルランドにキリスト教を広めた人らしい。日本ではなじみがないが、人口3,500のこの町に教会は8つもあり、どこかでは何かやっているのでしょう。カナダのニュース番組CBC Newsを見ているが、グリーンがどうの、といろいろなものが緑色になっているのを紹介していたのがこれらしい。

めざましにベリーとヨーグルトを食べ、ひと休みしてからブランチの用意。お天気もオーロラも悪いと、このwebもまるでお料理webになってしまいそう。

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ここはB&Bだが朝食はオーナー用意のパンやシリアル、りんごなどを自由に食べてください、というスタイル。ときどき彼がきて何か不足のものがあるか聞いていく。ついでにものすごい早口でおしゃべり。
シンクは背が高い私には快適な高さで、ものすごく大きいオーブンがある。昨日初めてオーブンを使用。かつてアラスカのノーザンスカイロッジのオーナーが私の夕食作りを見て、いろいろやるのね、自分はいつもオーブンだ、と言っていたのを思い出す。
ついでにリビングには大きな白クマのはく製。背中に2か所、弾痕がある。かつてエノダにもあったが、昨年度からなくなっていて、聞いたらレンタルだったので返した、と言われた。へえー、ここではこういうものも貸し出すのね、と思った。
土曜日までここにいる予定だが、天気予報はイマイチ。ということは昼も夜ものたくさんの自由時間が二人にあることになる。今日はじっくり書道。3時間ほども集中してやってしまった。何もしないとつい、日本のニュースに見とれ、暗澹たる気持ちになってしまうもの。

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今夜も曇り。気温マイナス7度。こちらに来てからの最高気温。雲が厚いんだろうなぁ。
仕方なくここまで撮りためた写真の反省会とレーティングをする。PCに取り込み直後には気がつかなかったことがたくさんあり、時間つぶしにはぴったりだった。
途中、22時頃、ジョーダンさんが今仕事帰り、といいながら牛乳とバナナ、パンを補充しに来てくれた。「自分の家にいるようにくつろいでいるねぇ」と言われてしまった。
2時過ぎ撤退。天気も予報もよくなる芽はなく、早々に引き揚げる。

ブランチ:味噌汁、ご飯、ソーセージと野菜のゆでたもの、ブルーベリーとクランベリーのヨーグルトかけ
夕食:ビーフステーキ、野菜サラダ、スープスパゲッティ


Season2011 Canada, Hay River 3/18

昨夜は久しぶりに早く寝たので、朝8時過ぎに目が覚める。外20110318-0001.jpg
は曇り。がっかり。
ちょっとネットを見て今日は自宅の計画停電がないのを確認してから、また横になるがじきに起き上がった。

今日は食事も久しぶりに3食作る。朝と昼は軽めにした。相変わらず特にすることがなく、書道、卓球、デジタル写真データのレーティングなどを行う。
写真データはいつもは帰国後に行うが時間があるので、使えるもの、そうでないものと5段階評価。あ、ここはこうなっていたのね、と新しい発見があり、時間が経つのが早い。

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夕食後ものんびり&レーティングの続き。他にやることないもんなぁ。
今日も天気予報もオーロラ予報も芳しくない。アラスカに居る友人の報告では、あちらは昨夜晴れてはいたが、オーロラはさえなかったとのこと。
こういう時はひたすら待つしかなく、ラグナーに「ギャンブルと同じ」と言われる所以だ。
他のギャンブルはしないんだけどね、私。

こちらのニュース番組のトップはここ数日はリビア情勢。日本の災害の扱いがどんどん短くなってきた。
日本のテレビも災害関連一辺倒からドラマや民放のCMも再開され、少しづつでも落ち着いてきているのだろうか。普段はうるさいとかしか思わないCMやバラエティが、実は平和の象徴だった、と変なところに感心。

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深夜になっても雲は厚いので、一度ベットに横になる。2時間後の3時頃に起きて空をみると、月と星がにじんでいる。これはよし、と着替えて待機。にじみは一進一退。5時過ぎに夫が外に出て、あたりをデジカメで撮り、あきらめて寝る。ここ数日、何だかなぁ。。。

朝食:味噌汁、のりトースト、ソーセージとセロリのしょうゆ炒め、トマト、バナナ
昼食:たまごうどん
夕食:サーモン・ステーキ、サニーレタスのおひたし、パプリカ、ご飯、味噌汁、ベリーとプリン
夜食:スープはるさめ、吉野葛ゆず味


Season2011 Canada, Hay River 3/19

10時過ぎに起床。だるい。へイリバーに来て1晩しかオーロラが20110319-0001.jpg
見られていないと思うと、何か元気が出ない。今回はここにくるまでが良すぎたもんなぁ。
まずいつもの日本のニュースチェック。うん、おどろくようなことは起きていないな。かわいい姪からメール。そうか、計画停電やガソリンの入手がむずかしくなっている、などの理由で児童館は大忙しなんだ。
しっかり朝ご飯というかブランチの後、今日も書道。午後にはスノーモービルに乗るかい?と言われOKと言っておいたので、ジョーダンさんを待つ。こないなぁ。で、「待っているんですけど」電話。彼のママが出て「連絡しておくわ」。
それなら、とこちらも準備完了。さあ、いつでもOKと部屋のカギをロック。「え、部屋のキーなんてないよ。もらったのは玄関のカギだけだよ」
えっ?!!!仕方なくまた電話。「わかったわ、待っててね」との返事。

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それから1時間経っても、1時間半経ってもこない。再度電話。「連絡してあるから、もうすぐ」とのお返事。それから30分くらい経ってから、ニュー・ゲストと一緒に現れた。彼、ご家族と一緒にお出かけだったそうです。
彼のおうちはおとなり。すぐ戻ってきてスノーモービルでアイス・プレッシャーへ連れて行ってくれた。午後から空は晴れ、青い空、広い湖に横に一筋、氷が盛り上がって路を作っている。今日は風もなく、日差しがあかるくきれいだ。昨夜、小雪が舞っていた時のこちらの天気予報の表現はアイス・クリスタル。たしかに表面があちこちきらきら光ってきれい。いわゆる諏訪湖のお神渡りと同じで、氷結する時の盛り上がりだが、高いところは3メートル以上あり、登り降りも大変だが、けっこう楽しかった。スノーモービルで5分。でもクロスカントリーでは30分以上かかりそうだ。歩いては。。。むずかしそう。
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今夜はYさんとKさんがジョイン。私たちの最後の夜をにぎやかにしてくれる。オーロラさん、待っているからね。夜9時、教会の後ろからオレンジ色の満月がどよんと昇る。でっかい。今日は星もきれいにまたたいているが、オーロラは。。。まだです。若い二人は外で撮影の練習。カメラマンの仕事をしていたことがある、というKさん。ご本人はオーロラははじめてと謙虚だが、水平の撮り方、カメラ・アングルなどとても上手。さすがです。
この後、肉眼ではわからないが、湖の向こうにどうやらオーロラらしいのがうっすらとカメラで確認。それ、とみんなで出動。私たちは5日間、オーロラらしいオーロラを見ていなかったので、弱くてもパチパチ、シャッターを押す。それにつけても月が明るい。でもこれだけ見られるんだからそこそこのオーロラなのだろうが、月光に負けてしょぼく見えてしまう。
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でもYさんとKさんが初オーロラと喜んでいるのを見れば、私たちももっと自然のすばらしさを謙虚に受け止めなくては。
この後、ちょっと濃くなる、ごく薄くなるを繰り返す。
明日の朝、帰国の途に着く私たちは3時に撤収。荷物のパッキング。その後も表に出ていた彼らの写真を見せてもらうが、静かながらも、濃くなったりして楽しませてくれていました。
今回、私は19戦14勝5敗。ブレークアップを数回見ることができたので、とっても幸せでした。次回はもっと上手に撮影するぞ!

ブランチ:ご飯、味噌汁、ソーセージ、きゅうり、梅干し、焼き海苔
夕食:肉じゃが、カレーうどん、ベリーとプリン


Season2011 Canada, Hay River 3/20

7時過ぎに起床。だるっ。パジャマなど最後の荷物をパッキン20110320-0001.jpg
グ。1週間もいたので、あちこち広げていた。忘れ物はないか最終確認。大丈夫。
朝食後、ジョーダンさんが8時に迎えに来てくれ、空港まで。長い間、お世話になりました。
エドモントン経由でバンクーバーにいくのだが、荷物は通しで手配できないので、一度エドモントンで受け取ってね、と言われた。乗り換え時間がたっぷりなので、いいけど。。。
ここも手荷物検査はなく、小さなプロペラ飛行機は定員18名。今日はBABYも含めて10名。2時間のフライト。
エドモントンでは再度カウンターへ。チェックインは昨日webでやっておいたので、荷物の預けなおしのみだが、自分でベルトラインに運ぶ。ここは、普通に手荷物検査。待合室に落ち着いてから、飲み物を買いに行ったら、お姉さんに「ここで働いている人?」と聞かれてしまった。防寒ズボンのせい?色あせた藍染の上着のせい?^^
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飛行機は時間通りにバンクーバーに到着。荷物を受け取り、タクシーのりばのほうに行くも、待っている人はいるものの車の影はなし。では、とカナダラインの方まで歩く。ジャケットと防寒ズボンが暑い。汗だく。脱ぐと荷物になるから仕方がない。遠くに雪をいただうた山々がきれいだ。カナダラインの入り口のチケットを購入。でも、これってどこでチェック?乗り口でも降り口でも改札口らしきものなしだし、人もいない。チケットっていらなかったの?
電車は初めは地上を走っていたが、途中から地下に潜る。どこもエレベーターがあるので、乗り換えもスムーズ。バラード駅で外に出たら、今夜のホテルは目の前。3週間、ひっそりとした景色ばかりだったが、突然の大都会。
チェックイン後、着替えて、夕方なのにまだ明るい街中へ。観光者なのか、人が大勢だ。信号を渡るときにビルの谷間に山々が見える。大きくてカッコいい。
日本人向けのコンビニに今回の災害の募金箱があり、ホワイトボードに頑張れニッポン・メッセージ。

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今晩は中華料理。お腹がものすごくすいていたので、たくさん注文しすぎて食べきれなかった。残してごめんなさい。
途中のスーパーで買い物をしてホテルに戻る。明日のフライトのwebチェックインをし、荷物の最終パッキング。ホテルの窓の下はプールとジャグジー。結構にぎわっていて、楽しそうな声が響く。
今頃アラスカやイエローナイフ、ヘイリバーでも歓声が響いているといいな。

朝食:おにぎり、味噌汁
機内食:クラッカーとハム、チーズ、チョコレート
夕食:上海楼にて 小ロンポウ、豆腐とシーフードのスープ、牡蠣のガーリック味、おこげ、野菜と春雨、お菓子





Season2011 Canada, Vancouver, 3/21

20110321-0001.jpg昨夜は横になったら、すぐ寝てしまった。朝、すっきり起床。
10時間近く寝た。バンクーバーで1泊するのも、疲れがとれていいなぁ。
ホテルはダブルベット2つと大きく、お部屋も快適。インターネットは有料だけど1階のスタバを利用すれば、そこで無料でできるのでそこで朝食後、ネットをチェック。飛行機は、今のところ時間通り飛びそう。日本は、あ、福島原発、またまずいことになっている。ちゃんと飛行機、飛んでくれますように。もう祈るしかない。
フライトは午後三時。午前中は近くをお散歩するつもりだったが、結構な雨降りなのであきらめ、ホテルのとなりのショッピング・センターをぶらぶら。それにしてもスタバが多いなぁ。昨日、街中でもたくさん見たが、ホテルのロビーにあるのに、すぐそばのショッピングセンター内にもあるなんて。これでみんな成り立っているだったら、カナダ人はよほどのスタバ好き?古いコーヒーショップはみんなスタバに変わっちゃったの?
子供たちが雨の中、ホテルの温水プールできゃあきゃあ遊んでいる。
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11時過ぎにホテルをチェックアウトし、タクシーで空港に。カナダラインは市街地は地下鉄なので見ることができなかったが、こうしてみると郊外は素敵な住宅地。おうちはもちろんだが、道路も広々していて気持ちが良い。ところどころに桜と思われるほんのりピンク色の街路樹がある。日本に帰る頃は花見だ、とお気楽に旅に出た私だった。 フライトは時間通り。座席はガラ空き。来る時はほぼ満席だったのに、この時期、日本便は帰国する日本人プラスアルファだけなのだろう。福島沖を大きく迂回して成田に着陸した。

成田から横浜までのバスから見る景色はいつになく暗く、横浜駅周辺で買い物しようとしたら、デパートもスーパーも18時までで閉店。相鉄は休日ダイヤで、通勤客がホームからあふれそうだ、と階段規制。 自宅は震度5強、と聞いていたけど、被害は食器棚を開けた時にワイングラスが転がり落ちて割れただけだった。ほっ。
明日は9:20から予定されていた計画停電をやらないとのこと。信号が消えることがないので、安心して車で買い物に行ける。と、早速現実が待っていた。

朝食:スタバでパニーニ、サラダ、飲み物
昼食:空港でサラダとやきそば
機内食1:(日本食)前菜(酢の物、刺身など)、鮭の照り焼きと豆腐、しいたけの煮物、味噌汁、デザート
機内食2:フルーツ、ラヴィオリ(パスタ)



今年は久しぶりにすばらしいオーロラに出会うことができ、19日間ものオーロラ・ウォッチングを満喫することができました。
エノダとハーバーハウスでお会いした方々も良い方ばかり。またゆめ倶楽部の仲間とも現地情報を交換したりでき、楽しく過ごすことができました。みなさま、スタッフの方々にお礼を申し上げます。

今回の私の結果(ゆ)
 ◎ オーロラ・ウォッチング(複数回のブレークアップに遭遇)
 ○ オーロラ撮影(へたっぴぃだけど、出たのがきれいだった)
 × ハープシール・ウォッチング(来年に期待)
 ◎ 初めての3週間旅行(いや?、飽きないもんですねぇ)
 △ 夫の花粉症の転地療養(目は到着後1週間で治まるも、鼻は帰るまでダメだった)
 △ 日本での大災害(個人的には何も問題なかったけど、精神的にちょっとまいった)
旅行先で覚えた英単語はDisasterとRadiation。むこうのテレビの日本報道で毎日大きく出ていた。


Season2012 Canada Toronto-> Montreal 3/2

2012年3月2日(金)雨

横浜は朝はくもっていたが、10時頃から雨が降り始め、家を出るお昼前には本降りに。そのためかタクシーがいつもより時間がかかった。
とはいえ、電車もバスも順調。成田空港行きのバスはすいていた。春休みにはまだ早いし、というところか。

でも飛行機は私の周りは満席。一番後ろまで見に行ったわけではないけれど、赤ちゃんから若者、お年寄りまで万辺なく居た。おそろいのジャージの高校生のグループもいた。

20120302-0001.JPGトロントまで11時間半。長いけど、食事後、横になったらすぐに寝た。ん、起こすのは誰?と目を無理無理あけると、隣の夫。窓側席でオーロラが見えるよ、とコンデジで写した写真を見せてくれる。窓の外を見るが、遠くにかすかにそれらしき光。でもこれくらいなら起こさないでほしかった。。。
ね、っとしっかり目覚めた目で夫は得意そうな顔。はい、もう1勝っていいたいのね。おやすみ。

私たちは初トロント。バンクーバー空港は遠くにカナディアンロッキーの山々が見えるが、ここは大都会。山はまったくなし。入国審査、税関検査後、国内線への乗り継ぎ。トロントは大きな空港だ。表示に沿ってセッセと歩き、再度手荷物検査を受ける。さっき電光掲示板で見たD24に行くと、あれ?便名と時間が違う。再度電光掲示板で確認。D33になっている。あわてて移動。これがまた遠い。やっと着き、搭乗手続き後、座席に座って、ほっ。機内放送はここはフランス語が先。次に英語。どちらもものすごく速い。まあいいや。乗っていれば連れて行ってくれる、と思ったら、まわりがみんな立ちあがって手荷物を下ろし、降りる様子。まだ飛んでいないのに?!夫が乗務員に確認したら「エアクラフト チェンジ」。今度はD41に行ってひたすら待つ。17時発が18時に変更。機内への案内開始が18時過ぎ。結局1時間半遅れで、モントリオールに着いた。トロントから1時間なのにここは雪景色だ。

モントリオール空港は首都の割にはこじんまりな感じがしたが、一部しか知らないからなんともいえない。今夜は空港内のホテル。20時近くになってからのチェックイン。歩いて行けるところでよかった。
ホテルは空港内とは思えないほどきれいだし、音も思ったより静か。シャワーをあびて横になる。長い1日だった。

機内食1:和食(おそば、酢の物など前菜、すき焼き風煮物、ご飯と味噌汁、香の物)、フルーツ、アイスクリーム
機内食2:おかゆ(卵焼き、たらこ、塩鮭など)、フルーツ
機内食3:スナック(クラッカー2種、チーズ3種類、フルーツに野菜)

Season2012 Canada Montreal -> Magdalen Islands 3/3

2012年3月3日(土)くもり

20120302-0002.JPG夜中に何度も目が覚める。日本との時差14時間。身体がついてきていない。外を見ると横殴りの雪。こちらは寒い国だから、雪には慣れているとは思うけど、明日時間通りに飛んでほしい、と心配。
初めてオーロラを見に行った時も大雪でシアトルで足止め。でもすばらしいオーロラに出会えた。スムーズに着いて素晴らしいのに出会いたいけどなぁ。

ホテルをチェックアウトし、エレベータを降りたら出発ロビー。こりゃあ楽だ。自動チェックインをし、荷物を預け、レストランで朝食をとり出発ロビーへ。
今日は飛行機は1機にしか乗らないが、途中ケベックとガスペを経由していく。つまり各駅停車。プロペラ機でしかもすごく揺れた。アラスカでもカナダでも小さい飛行機は何度も乗っているが、今日のは定員40名。乗務員のお姉さん、早口でよくしゃべる。

マドレーヌ島には時間通り14時着。ホテルからお迎え。日本語を話すまゆみさんが待っていてくれた。ホテルまでは車で10分ほど。一面雪の中、ぽつぽつとかわいいおうちが建っている。横浜のうちの近所に最近スゥェーデン・ハウスが建ったが、あの感じ。こういうところだと映えるね。

20120303-0002.JPGホテル着。とってもかわいいホテルだ。チェックイン後、簡単な説明。ハープシール・ウォッチングは日に3回ヘリコプターで飛ぶが、今日の3回目は悪天候で飛べなかったとのこと。今日到着組は明日は最優先で乗ることができる。どうか飛びますように。
ここのシステムは到着翌日に飛び、その後はエントリーして、空きがあればいける、というもの。行かないとすることないよねぇ。オーロラと同じ、かなりリスキーなツアー。ラグナーに言わせるとこれもギャンブルだろうね。
ホテル内で出会う人は日本人もそうでない人も、みんなすごいカメラをかかえている。世界中のカメラマンや愛好家が集まっているのでしょう。

3時からの町のスーパーに行く車にのせてもらい、ビールやジュースなどを調達。帰ってからホテルの周りを写真を撮ろう、と表にでたが、強風。くじけてじきに戻る。部屋に入ったらもうぜんと眠くなり、横になったらぐっすり。

7時前に起きて、夕食。メニューが全部フランス語か英語。適当に頼んだが、日本のファーストフードのように写真付きだったらいいのになぁ。あれってユニバーサルデザインだよね、と話しながら食べた。

明日は朝7時のフライト。45分前には講習ともし氷河から海に落ちても浮くという、ムスタングスーツを着るなどの準備がある。その前にご飯も食べなくちゃあだし、と準備をして早々に寝る。なんかだるい。

朝食: ジュース、トースト、スクランブルエッグとハムとポテトとフルーツ
昼食: スーパーのサンドイッチ、ジュース
夕食: スープ、グリーンサラダ、サーモンのベーグルとロブスターのパニーニ

Season2012 Canada Iles-de-la-MADELEINE 3/4

2012年3月4日(日)晴れ のち くもり

昨夜は雨が窓ガラスをたたいていたので、今日の天気を心配して寝たが、目が覚めてみると、うっすら朝焼け。時差ぼけのために夜中から明け方まで、何度も目が覚め、5時半朝食、6:15に集合。

20120304-01.jpgムスタングスーツ(防寒のためと海に落ちた時に浮く)とブーツを借り、あざらしウォッチング・マナーのビデオを見て、準備完了。みんなでいそいそとホテル裏のヘリポートへ。朝日が海のむこうから顔を出し、まわりでシャッター音が響く。いよいよだ。3機のヘリコプターに別れ、スタッフの指示で乗りこみ、シートベルトをセット。ヘリのハネがまわりはじめた。わくわく。と、突然回転数がぐんと落ちた。

え?。少ししたら、降りるよう指示。
ええっ?!他の2機は飛んで行ったのに、私たちには数分待つように言われ、更に修理に30分ほどかかるので、建物内で待つように言われる。
えええっ?私たちだけ行けないの?
その後、通信系の障害で、3機で連絡を取り合うので飛べない、この時間はキャンセルで、私たちは午後2時のフライトに変更、とのこと。
ええええっ?!ここまで来ていけないなんて。。。
島内観光の車を出すのでどうぞ、とのこと。部屋で午後までじっとしている気分にはなれず、日本人4人、東京のKNさん、茨城のKBさんと参加することに。仕方がないけど、こんなにお天気がいいのに、ひどいよね、とぶつぶつ。

20120304-08.jpgマドレーヌ島は6つの島からなっており、今日は中央部の観光。8時半から11時半まで。ガイドのデーミアンが丁寧に説明。但し、フランス語圏の人の英語。昔は冬はマイナス20度くらいまで下がったそうだが、今日はマイナス2度。温暖化の影響が出ているようです。
町の中はカラフルなおうち、主要産業のロブスター漁の船やトラップ、教会は舟のかたちをしていたり、とそれはそれで楽しめました。凍った海の上に点々と小さい小屋は穴釣り用。途中のチーズ工場でコーヒーを頼むと、レシピをみながら丁寧に入れてくれた。本当にのんびりした町なのね。

ホテルに戻り、昼食。朝行った人たちはみんな陽に焼けた顔をしている。いっぱい居たそうだ。いいなぁ。
1時半に今朝借りたムスタングスーツとブーツを着用し、スタンバイOK。空には雲が広がっているも、明るい。スタッフは2時のフライトも大丈夫、との返事。
予定の時間を30分ほど過ぎてヘリが戻ってきた。TV朝日のクルーが一緒だったので、時間がかかったのかな。他に海からNHKも来ているそうです。
で、私たちも30分遅れで出発。私たちが乗ったヘリは朝行けなかった日本人4人と陽気なミッチとルース夫婦の6人。今度はちゃんと飛び上がった。
GPSの軌跡を見ると、ホテルから南西方向の流氷の上のようだ。

20120304-0010.jpg島周辺の海の流氷はかなり薄く、途切れ途切れだし、海が透けて見えるのばかり。でも、凍結の模様がモザイクのようでなかなかきれい。
その氷の色がだんだん濃くなった頃、氷の上に点々を細長いゴマのようなものが見えてきた。ルースが「seal!」と指をさす。うわあ、すごい量。あっちにもこっちにもどっさり。だんだん近づくと、ゴマのとなりにしろくてちいさいのがうごめいている。赤ちゃんだ。黒1つに白ひとつ。雪の上には胎盤らしきものがところどころ見えている。いずれ鳥が全部始末してくれるらしい。
こんなにいっぱいいて、ヘリはどこに降りるんだろう、アザラシを踏みつぶさないか、と余計な心配をしていたが、そこはプロ。3機とも無事到着した。

20120304-02.jpg降りたら、そこはアザラシのコロニー。いるいる、いるいる。防寒靴にアイゼンをつけ、ストックを持っていざ出発。ストックで氷の薄いところかどうか確認しながら歩く。
ガイドが1匹の赤ちゃんのそばに。ルースが上手に近寄り、並んで写真を撮っている。私も、と他の赤ちゃんに近づくが、人間を見るとキュウキュウ泣きながら逃げて行く。結構早い。親は穴の中に飛び込むが、親を驚かせないようにしなくてはいけない。
しっかし。かわいいなぁ。ルースが静かにさせた赤ちゃんと私たちも写真を撮らせてもらう。うーん、かわいい!
ごまちゃんあれこれをよく見てみると、器量も性格もいろいろだということがわかる。近寄っても鼻の穴をふぅと膨らませるだけの子、ガォと歯をむく子、身体を触らせてもらってもじっと我慢している子。毛の色が生まれたての黄色の子、白が少し出てきている子、完全に真っ白な子。もうかわいい!!!

20120304-07.jpgと夢中になって2時間。あっという間でした。雲の切れ間に夕焼けで薄赤くなってきて、ごま子ちゃん、ごま夫ちゃんたちも寝てしまう子がちらほらし出した頃、集合のホイッスル。楽しかったぁ。

帰りのヘリでは少しとろとろ。今日は1日が長かった。マドレーヌ島独特の赤茶色のがけに雪がかぶり、食べかけのチョコレートケーキみたいなのが見えてくるまでに約20分。17時半着。大満足でした。

部屋に戻って水着に着替え、ホテルのジャグジーに。肩までたっぷりつかって暖まり、動き回って汗びっしょりの身体も頭もさっぱり洗った。大量の洗濯物はコインランドリーで洗う。でっかい洗濯機が1回1ドル。
このホテル、お部屋も広いし設備も充実。超快適。

朝食: 目玉焼き、ベーコン、ポテト、トースト、フルーツ
昼食: ハンバーガー、グリーンサラダ、ポテト 
夕食: トマトクリームスープ、パン、ロブスターや貝などが入ったパイ包み焼き

Season2012 Canada Iles-de-la-MADELEINE 3/5

2012年3月5日(月)雪

早朝、起きて外を見る。まだ真っ暗。でも雪が降っている。夫がフロントに今朝7時のヘリは飛ぶのか、聞きに行ってくれるが、まだ未定とのこと。それならいつでも出られるように、と準備。6時にレストランで食事をしていたらまゆみさんが1時間様子を見る、と言いに来てくれた。

20120305-0002.jpg食後部屋でまったり。外は明るくなったが大粒の雪がしっかり降っている。今日のヘリは朝7時のみなので、少々遅れてもアザラシが居るあたりが晴れていれば飛ぶから、とのこと。

振り返ってみれば、日本から延々2日がかりで来て、きのうは早朝から長い1日だった。いつもと違う筋肉を使ったせいか身体もあちこち痛い。ゆっくり休めるのはうれしくもあるが、待っているだけ、というのも辛く、二人で交代でロビーに行き、情報収集。「今日は無理そうなので8時半の島の東部観光に行ったらどうですか」とも勧められたが、この大雪の中、寒いだけ、と部屋でまったり。

お昼前までゴロゴロ。身体が痛いのは治らないので、それならと二人で太極拳を行う。身体のすみずみまで伸ばして気持ちがよかった。その後、私は太極扇の練習。ノートの小さい画面を見ながらってむずかしい。
20120305-0001.JPG結局雪は降りやまず、今日はキャンセル。ぐすん。
仕方がなく、昨日の写真を見て、反省会。すっかり舞い上がってしまったが、被写体のかわいさは腕にかかわりなくGood。かわいい!!!氷の上にいる白い動物なので白に白。上手にピントがあって毛の1本1本もきれいに写っているのはやはりいいけど、何と言ってもごまちゃんの表情が一番だ。うーん、行きたい、行きたい!
それから夫が旅行のwebサイトをUPしてくれた。

夕方、ジャグジーに入りさっぱり。夕食後、館内で実施されている小原玲さんのスライドショーを見る。報道写真家から動物写真家に転身し、ここマドレーヌ島に20年通っているそうだ。その間、地球の温暖化をウォッチ。そうだよね、アラスカの氷河に何回か行っただけでも感じたもの、私。

明日は最終日。私たちは10時半のヘリにエントリーされている。どうか晴れますように。

朝食: クロワッサンサンド(ハム、チーズ、トマト)、ポテト、バナナ、ヨーグルト
昼食: カップめん、グレープフルーツ 
夕食: クリームスープ、スパゲッティミートソース
(夫はコンソメスープ、豚肉のりんごソースに温野菜添え、クランベリーケーキ)

Season2012 Canada Iles-de-la-MADELEINE 3/6

2012年3月6日(火) くもり のち 小雪

明け方見た夢は八百屋さんで野菜をたくさん買っているところ。身体が野菜不足だと言っているのかな。レストランの食事だけでは野菜不足になるので、スーパーで果物を買って食べているけど、まだまだ足りないようだ。

今朝はゆっくり起きればいいのに、やはり早く目が覚めた。一昨日の夜には二人とも目の下に隈ができていたが、昨日ののんびりのおかげで戻ったようだ。早朝の飛行機で帰る人をお見送り、と思って5:30にロビーに行くも、今朝はだれもいなかった。アザラシ室の入口に貼り紙。「今日のアザラシ・ウォッチングはパイロット判断により全て中止」って、これ昨日のことだよね?!

6時半すぎにはスタッフがヘリの周りをうろうろ。準備開始。よかった。空はどんよりだけど、今日は飛びそうだ。ヘリポートへの出入り口がホテルの2階でお部屋と同じフロア。ちかくに行くと、カメラマンの井村さんが様子を見ていたのでしばしおしゃべり。しばらく待っていたが、もう少し時間がかかりそうなので、4階のレストランに行き、朝食を食べながら、ヘリが無事飛び立つのを見送った。よかった、今朝は3機とも飛んで行った。

私たちの出発時間10時半まで手持無沙汰。外ばかり見ている。あれ、小雪が舞っている。大丈夫かなぁ。でも空があかるくなってきた。と一喜一憂。
8時半に島西部の観光に行く人たちを見送ると、もうすることは何もなく、時間より早めにアザラシツアー準備室に行き、ムスタングスーツを着、ブーツを履いて待つ。
ほぼ時間通りにヘリは戻り、降りてきた人たちはみんなにこやか。いっぱいいたよ、楽しんできてね、と声をかけてもらう。
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指示されたヘリは最初に飛ばなかった機体。でも今日はちゃんと飛び上がった。行くまでにどきどきだ。どんよりした雲の中、25分飛んで今日の観測地着。一昨日に比べて、さらに南下したポイントで、アザラシの数も少し少なめか。
ヘリが着陸するまわりに居た親子が必死で逃げて行くのが見える。ごめんね。
ヘリから降りると強い風と雪。寒い。もういちどしっかり防寒を確認し、アイゼン(現地ではクランポンという)をセットしてもらっていざ出発。昨日今日の降雪のせいか、おとといよりも表面に雪がかぶっている。
20120306-0002.JPGまず、近くにいる親子のところへ。キイキイ泣きながら逃げる子。カメラを首からはずし、横になっていざって近か寄る。あれぇ、今日の雪はべたべたの水分多め。手袋もカメラもぐっしょりになってしまった。風が冷たいし雪も降っている。ガイドが寄ってきて穴が雪に覆われてわからなくなっているところがあるので、必ずスティックで確認してから歩くようにあらためて注意があった。

20120306-0001.JPG数頭のごま子ちゃん、ごま夫ちゃんに遊んでもらった。しかし、風が強く寒い。はーい、と片手をあげていた子がねんねした頃、あと10分だよ、とガイドに声をかけられた。
ヘリから大分離れていたので、戻りながらパチリパチリ。
いやぁ、今日も楽しかった、寒かった。

帰りは30分。ホテルに戻り、まずジャグジー。身体の芯から冷えたのでまずたっぷり暖まり、さっぱりしてから遅めの昼食。島名産のマッスル貝で乾杯。食事の間に終わった洗濯物を干し、ちょっと横になったらぐっすり寝てしまった。夕方6時過ぎに目が覚め、外を見ると相変わらずの曇りだが、真上にお月さま。明日は晴れだ。いいなぁ、明日行く人。


朝食: エッグベネディクト、ポテト、フルーツ、紅茶
昼食: アスパラガスのスープ、マッスル貝、サーモンのピザ、ケーキ
夕食: 今日のスープ、ロブスターのパニーニ、チキングリル、ケーキ

Season2012 Canada Enodah Island 3/7

3/7(水)マドレーヌ島は小雪、モントリオール&カルガリーは晴れ、イエローナイフは晴れ

今日はエノダへの移動日。おととい大きな太陽フレアが出ているので、気持ちがはやり、よく眠れなかった。ただの時差ぼけかもしれないけど。

20120307-0001.JPG5時半ロビー集合で、空港につれていってもらう。チェックイン後、レストランでもらったランチBOXを食べてから、手荷物検査。プロペラ飛行機は時間より早めに飛んだ。日本人は私たちと茨城からきているKBさんの3人。ガスペ、ケベック経由でモントリオールへ。ケベックでは外に出て足を伸ばすことができたが、小さい飛行機で寒かった。

モントリオールでKBさんとお別れ。彼女は生まれて初めての海外旅行が一人旅のマドレーヌ島。すごいなぁ。
私たちはカルガリー便に乗り換え。予定では4時間待ちが、更にディレイでもう1時間20分後になるという。ラウンジの椅子でとろとろ。結局2時間遅れでカルガリーに着いた。
カルガリーからイエローナイフは3時間待ちの予定だったが、遅れのために1時間と短くなり、トイレに行ったりしていたらあっという間。待合室は急に日本人が増え、にぎやか。


ほぼ時間通りにイエローナイフ着。出てきたトランクから防寒着を出して着ていたら、ラグナーが迎えにきてくれた。今年は暖かい、とのこと。また、中国人の客が増えたそうだ。
乗用車から雪上車に乗り換え、ロッジ着12時。今日も長い1日だった。

20120307-0005.JPG荷物の整理をし、メインロッジに行ったら、昼間のアイスフィッシングの獲物のお刺身と、そのアラをつかったスープを出してくれた。香港のAさんが作ったそうだ。おいしい。野菜がたっぷり入っていてものすごく幸せな気分。

幸せ、といえばPCでオーロラ関連データを見てびっくり。3/5にX1.4の大規模太陽フレアが発生し、わくわくしながらここまで来たが、更に3/7にX5.4というとほうもない太陽フレアが発生したとのこと。地元のテレビがカナダ中でオーロラが見える、と報道しているもよう。

が、外は晴れているけど、オーロラはまったくなし。まあるい月が煌々と光っている。

---
空には、金星と木星が明るく光り、月のそばの火星で5Dm2と60DのLiveViewを使ってFocus合わせをおこなう。うっ、コンタクトにしたので手元が見えない。ここは大胆に勘で合わせる。

2時頃に縦筋の弱いオーロラが出現。早速出動する。とはいえ、一年ぶりのオーロラ撮影。あれっ、ワイヤレスリモコンRC-6が動作しない...。ゴマちゃんとのツーショットに使っただけなのに!?。電池交換するも無反応。LEDもつかないし...
---(by Toshi)


朝食: ランチボックス(パン、マフィン、りんご、ジュース)
昼食: サラダ、スープ
夕食: サラダ、おひょうとごはん、アイスクリーム
夜食: ノーザンパイクの刺身、アラと白菜のスープ

Season2012 Canada Enodah Island 3/8

3/8(木)晴れ

朝食は9時半。私たち二人だけの時は11時のブランチにしてもらうが、先客が居る中、わがままはいえない。
昨夜は、というか今朝は5時半までねばり、寝たのは6時過ぎなのでだるい。体内時計はさぞ目を回していることだろう。

20120309-0008.JPG太陽フレアのこともあり、オーロラ関連情報はすべていつになく高く、期待の割には昨夜はしょぼいオーロラだった。もっとも満月なのに、F2.8で5秒でうつるのだから、モデラートなんだろうなぁ。同宿の人から太陽フレアが出ているのに、なんで強くならないのか、聞かれるが、聞きたいのは私。オーロラ予報はめったにない5なんだから。

エノダの気温は十分わかっているつもりの私たちだが、マドレーヌ島に行き、寒さに少し慣れた気分になっていたせいか、寒さが辛い。昨夜は最低マイナス38度C。防寒靴は移動のときに履いていたので、中に汗をかいたのもあり、早々に冷たくなるし、顔の出ている部分は凍傷になるか、と思うほど冷たかった。
油断大敵。夫が14年前アラスカで替えバッテリーを暖めるためズボンのポケットに入れた時の凍傷もどきは未だに治らない。ロッジに戻って再度防寒をし直して外に出ると、さっきの薄いのはなくなっていた。

昨夜は肉眼では薄いのが数回出た程度だった。今日は朝からきんきんの晴れ。今夜への期待は高まる。

朝食にメインロッジに行く。あ、てんぷらさんだ。バーサは先週までで今週は彼にチェンジしたとのこと。食後、もう一度横になる。夫はなにかごちょごちょやっていたが、私はすぐに眠ることができた。目が覚めたら夕方の5時。起きるか。

20120309-0005.JPG昨日の中国人4人は昼間イエローナイフ(YK)に戻り、中国瀋陽のニューゲスト2名がガイドと一緒に夕方着いた。夕食前に既にうっすらオーロラ。今日はいいぞ。急いで食事をし、お茶を飲んでいると、表に出たラグナーの声。「オーロラが出てるよ」。みんな急いで外に。さっきうっすら出ていたのが、おおきな波のようにうねっている。わあ、とキャビンに戻り、あわてて防寒をし、カメラをかかえて外に。あれ、さっき習ったシャッターのリモコンがうまく働かない。ねえ、おじちゃん、動くようになったけど思う通りに終われない、ねえおじちゃん、あれ、またきれなくなっちゃた、ねえおじちゃん、と夫に3度ほど確認してもらい、やっと思うように動かせるようになった。あ、でもほっぺが異常につめたい。凍傷になりそう、と一度キャビンに戻り、再防寒。あー、時間がもったいない。

それにしても強いオーロラ。私のレンズはF1.4だが、1秒から5秒程度でシャッターを切った。メモリ、大丈夫かな。とにかくガンガン。ピンクや黄色、濃い緑色、紫色がはっきり見える。写真には赤く写っているんだろうな。動きも激しく、忙しい。

20時から歩きまわって1時間ほどしたら月が昇ってきた。明るい。明るすぎ。雪面が黄色に見える。
しばらくすると月のせいか、赤がみえなくなってきたし、薄くなってきたのでメインロッジに戻る。この間、1時間半。うー、よかった。

20120309-0006.JPG第2ステージは10時頃。強い弱いを繰り返すものの、月が出る前ほどの色は出ず、気分はちょっと盛り下がる。昨日だったら絶対撮影しているクラスだったが、薄くなりだしたら早々にメインロッジに引き上げる。50分ほど楽しんだ。

第3ステージは11時半頃。東と北は大分雲が出てた。薄いアーチが見えたが、どうする、と話していたら動きが激しくなってきた。これは撮らなくては、と急いで準備。着替えだけでなく、カメラを三脚から外していたので時間がかかる。その間におおきな動き。カメラをセットする夫のとなりで「うわぁ」「きれい」「すごい」と叫んでいる私。ごめん。
やっと撮影できるようになり、セッセと撮るも、雲がどんどん湧き上がってくる。動きが静かになってきた30分後にロッジに戻る。うー、忙しかったね、と話していたら、突然ボンッと音がしてメインロッジの電源が落ちた。停電だ。そうだ、去年もあったけど、ここは自家発電。なにかの拍子で切れてしまった。

仕方なく荷物をまとめてキャビンにバック。暖房はプロパンガスなので切れる心配はない。部屋の中では二人のヘッドライトのみ。
月のまわりには星が見えているので、暗い中でも辛抱して外を確認。1時半ごろ、雲の切れ間にオーロラ。コンデジで撮ってみるもまわりは雲いっぱい。2時過ぎにあきらめて寝る準備。

今日の夜は曇りの天気予報だった割にはたっぷり楽しむことができた。楽しかった、と横になる。
夫が1時間おきにチェックしてくれたが、雲は暑くなるばかりだった。

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RC-6の動作について、改めてマニュアルを見たが、セルフタイマーモードにしておく必要があったんだ。
あわてていて気付かなかった(^^;; (by Toshi)
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朝食: フルーツサラダ、ベーコンとソーセージ、オムレツ、パン
夕食: グリーンサラダ、スパゲッティトマトソース、ガーリックトースト
夜食: カップヌードル

Season2012 Canada Enodah Island 3/9

3/9(金)雪

昨夜は夫が1時間おきに外をチェックしてくれたが、結局厚い雲におおわれ、雪が降り出した。残念。条件がそろっているのに。。。

20120309-00b1.JPG今朝は5時過ぎに二人とも起きた。停電は復旧している。それなら、と昨日の撮影データの取り込み開始。うわぁ、とおもわず声が出る。オーロラが赤い、でかい、きれい。すごい、すごい。
ん、それにしても寒い。外は雪なのでしんしんと冷えている。ここのインドアトイレのキャビンは4部屋で1棟。昨日CとDの客が帰ったので、暖めているのはAとBのみのせいか、建物のあたたまりかたが悪いようだ。室温設定のレベルを1つあげ、しばらくしたら暖かくなってきた。ほっ。

朝食時間にあわせてメインロッジへ。この頃には横殴りの雪で、外は完全にホワイトアウト。100メートル先のメインロッジに行くのに遭難しそうだ。

朝食後は部屋に戻り、私は横になる。夫はPCに向かって何かしていたり、横になっていたり。まあ、大して寝ていない模様。私は、うーん、実質3時間くらい寝たかな。

5時半過ぎにメインロッジに行く。中国客はスノーモービルと釣りをしたりと忙しい。今日は3匹も釣れたが、1匹は放し、残り2本をお料理。お刺身をどうぞ、といただいた。中国客の奥さんがスープと煮物にしてくれた。彼女、昨日から見た中で一番生き生きとキッチンで働いていた。うーん、おいしい。たっぷり食べた。おいしかった。これが前菜ってどんな夕食なんだ、今日は。

20120309-0009.JPG7時前に日本人の若いカップル2名とロッジのキッチンスタッフのMEさんが到着。急に日本人比率がアップ。スタッフは更にHMさんが追加。週末にきているとのこと。
8時過ぎに雲の切れ間から金星と木星が見えだした。この二つは大きいのですぐわかる。そのうちオーロラの筋が見えだした。急いでキャビンに戻り準備。キャビンの前で撮影。おおきな丸いオーロラが数本。ところどころ濃くなり、ピンク色が見える。
わーい、とシャッターを押して見ると、手前に雲がびっしり。雲を通して見えているのに、こんなに強いんだ。さすがオーロラ予報で初めて見た6のExtrime+。でもなんでこんな日に曇がいっぱいなの?!
写ったオーロラは雲の上だけど、しっかりピンク色。ぐぐぐ。。。

そのうちまた雲に覆われ、我々は遅いディナータイム。今日はクリスマス・パーティ?!というような豪華でにぎやかな夕食でした。おいしかった。これでオーロラが出ていればいうことないけど。。。

20120309-0010.JPG10時半過ぎほどからキャビンに引き上げる人がポツポツ。外は真っ暗。満月直後の今がこんなにくらいはずはなく、いかに雲が暑いか、ということだよね。
うちも11時半過ぎにバック。ビールとワインですっかりいい気分の夫はダウン。私一人でオーロラ待ち。何とか雲が切れないかなぁ。

夫はアルコールの力も借りて寝たけど、1時過ぎに月が顔を出し、星も見えてきたので起こして出動。薄いのをしばらく撮影。それにしても風が冷たく寒い。外は下の方に雲があるものの、クリアになりました。ところどころぼんやりオーロラが一晩中出ていた。アリバイ写真をとったけど、ちょっとねぇ。。。これでExtreme+なの?!


朝食: フルーツサラダ、パンケーキ、ごはんとポテトのグラタン風、ベーコンとソーセージ
夕食: 前 菜=本日中国客が釣り、料理したノーザンパイクのお刺身、スープ、アラ煮
     メ イ ン=グリーンサラダ、マッシュポテト、チキンの丸焼き、チキングリル
デザート=ケーキ
夜食: カップめん

Season2012 Canada Enodah Island 3/10

3/10(土)晴れ

昨夜は4時半までねばり、5時過ぎに就寝。外にはずっと薄いオーロラは出ていたが、あばれることはなかった。シャターを押すとオーロラがあることがわかるが、写真としてはどうにもこうにも。。。なのであきらめた。うーん、こんなもの?!

横になって30分ほどぐっと寝たところで、目が覚める。異様にすっきり。ん、なんかお腹のあたりが寒い。というか、部屋が寒い。暖房がとまったのかな、とそばに寄ってみる。温風は出ていない。ヒーターそのものも冷たい。しばらく布団にくるまってじっとしているもどんどん寒くなってきた。室温が下がっているのを感じる。
起き上がってメインロッジに言いに行こうしたら、夫も起き上がって一緒に行く、という。治っても暖かくなるまでには時間がかかるし。

20120310-00b1.JPGメインロッジに行ったら、明け方、私たちが引き揚げた時のまんま。つまり、まだ誰も起きていなかった。仕方ない、とストーブのそばでまったり、どよよんとしていると、暫らくしてキッチンスタッフのNOさんが来た。外で夫から伝言を聞き、ラグナーに伝えた、とのこと。
ガス欠らしくプロパンを交換してくれたら、元気よく白い煙を噴き上げていた。

今日の朝食は日本食。ご飯に出し巻き卵、中国人の張さんお持たせのお漬物。うーん、おいしい。炊飯器は日本製ではないけれど、ジャポニカ米がおいしく炊けていました。

食後、張さんたちはYKに戻るので、記念撮影をしてお別れ。夫とヤングカップルは釣りに行く。夫は釣りの準備をごちょごちょしていたが、私は横になる。やっと眠れる。ぐぐぐ。。。

午後3時過ぎに夫が戻ってきた。今日は3匹も釣れたという。今まで何度も何度も行ったけど、1匹釣れただけなのに。釣れると楽しいよ、と満足顔。彼は片づけのそこそこに横になりぐうぐう。

私は夕方5時過ぎに起き、今日、日本時間3/11の日本経済新聞をiPad2に取り込んですみずみまで読む。あれから1年経ったんだ。去年はネットとロケフリで日本のテレビを見続けたっけ。
今年はこうやって新聞の朝刊夕刊を毎日ダウンロードし、紙よりも早く読めるようになった。これはこれでとっても便利。20120310-0001.JPG

起き上がってカメラをPCにセット。昨日の撮影データを吸い上げるセットをしてから、メインロッジへ。スタッフがおにぎりを作ってくれた。おいしい。お腹、ぺこぺこだったの。^^
キャビンに戻り、カメラ2台目のデータを吸い上げる頃には夫も起きてきた。きのうのオーロラは薄かったけど、その割にはそこそこ頑張ったよね。

今日の夕食はまたまた豪華版。日本人スタッフの気合が入ったメニュー。デザートもおいしかった。
昨夜までの中国人客とガイドがいなくなり、今日の客は私たちとヤングカップルの日本人4名。キッチンスタッフの女性2名とガイド他いろいろこなすテンプラさん、オーナーのラグナーと総勢8人。なぜか静かなゆったりとした夕食でした。

20120310-0002.JPG食後、キャビンに戻るときに空を見上げるとうっすらオーロラ。それっ、とコンタクト・レンズを入れ、防寒をしてカメラをかかえて外に出る。うん、さっきのうっすらがかなり濃くなってきた。いいぞ。シャッターを押してみる。あれ、暗闇に緑の筋が1本。うーん、月の出の前だもんなぁ。しばらく外をうろうろ。身体もまだ寒さに耐えられそうなので、少々薄くなっても頑張る。も1時間半過ぎたころにメインロッジに引き上げた。薄くて。。。

キッチンスタッフの2名が明日以降の食事の準備を遅くまでしていた。こんなに遅くまでありがとうございます。


朝食: ごはん、ホテトサラダ、ダシ巻き卵、チキンとセロリのスープ、ベーコンとソーセージ、中国のお漬物
間食: おにぎり、しょうがのたまごスープ
夕食:グリーンサラダ、野菜たっぷりトマト味のスープ、コロッケ、ビーフ・ステーキ温野菜添え、クレープ(アイスクリーム、フルーツ、チョコレートソース)

Season2012 Canada Enodah Island 3/11

3/11(日)晴れ
サマータイムスタート

昨夜、夫は12時前にはメインロッジのソファに横になり、とろとろ。前夜、ほとんど寝ていないのに、昼間釣りに行ったので、睡眠不足。私も十分足りている、とはいえないがそれでも彼よりは寝ている。私はこまめにチェック。でも月はあがってきても雲の向こう。雲をすかして薄いオーロラが見えることもあるも、彼を起こすほどのことはなかった。

結局。彼は2時にはパジャマに着替えて横になり爆睡。私は5時まで頑張ったがあきらめた。長い夜でした。
時間と言えば、今日からサマータイム。夜中の1時に時計と1時間進め2時にした。

20120311-0001.JPG今日は11時にブランチ。いつもの通り早めに目が覚めてしまった。外は晴れ。昨夜の雲はどこに行ったの?!という良い天気。
NOさん、HKさんが元気にあいさつをしてくれた。朝食は今朝も日本食中心。おいしい。みんなでわいわい食べ、デザートのおしるこもいただき、そろそろ終了、というときにオーナーのラグナーが入ってきた。「なぜみんないるのか、時間前なのに」との声。「サマータイム!」えっ、彼のみ時計を進めていなかった。しかし、オーナーがいないのに、彼はまた何かやっていて遅れているんだろう、と全員が食事を済ませてしまったなんて。。。

キャビンに戻り横になるとすぐ寝てしまうも、2時にガバッと起きた。ヤングカップルとキッチンスタッフがYKに戻るので、お見送りをしなくては。パジャマの上に防寒着を着てメインロッジへいく。出発前でみんなのんびり。
ヤングカップルは2泊共オーロラを見ることができ、魚を釣り、スノーモービル、スノーシューなど極北の冬を満喫できた。ハッピイだ。

お見送り後、また横になる。2時間半ほど熟睡。ここでの滞在も残り3泊。いつもの静かなエノダライフ。今までにぎやかだったもんなぁ。

20120311-0003.JPG夕食にメインロッジに向かう頃には空一面に雲。ところどころ切れ間はあるものの、今夜の天気予報は曇り。明日も1日曇りの予報。苦戦しそうだ。
今年はお天気が安定せず、雲が多めだ。昨年は毎夜晴れ晴れ、で楽しい日々だったが、かわりに気温はガンガン下がりマイナス40度以下の連続で辛かったぁ。今年は今のところ初日にマイナス37度だったけど、後はマイナス25度を切らない。楽は楽だけど。。。

食後、雲いっぱいの空とサテライト天気予報をの映像を見て、とりあえず寝ることにする。エノダライフも5泊目。今日まで毎日見えているんだから。
テンプラさんがキャビン前のステップをライトアップしてくれた。ばけつで氷を作り、中にろうそくをともす。目にはとっても暖かい。

ブランチ: ごはん(ジャポニカ)、きゅうりのぴりからサラダ、出し巻き卵、味噌汁、お浸し、ベーコンとソーセージ、おしるこ
夕食:グリーンサラダ、オニオンスープ、ラザニア、ガーリックトースト、小倉アイスクリーム
夜食: すいか

Season2012 Canada Enodah Island 3/12

3/12(月)雪
久しぶりのお風呂

昨夜は一晩中雲が厚く、雪は降るし、でオーロラは見えなかった。初1敗。夫は早々に寝たが、私は結局朝まで起きていて、5時半過ぎに横になったが、なぜか頭がさえてなかなか寝られない。私ってオーロラ写真を撮らないと、なぁんにもしていないのよね。食べて寝ているだけ。だからか。起きているとお腹がすく。何か食べ、何か飲む。これじゃあ太っちゃうよね。

朝食後、今日は町へ。久しぶりのお風呂だ。雪が降る中、雪上車、乗用車と乗りついでYKへ行く。ラグナーはタクシーよろしく、キャビンの前に雪上車を横づけしてくれたけど、私たち、メインロッジで待っているんですけど。。。
スポーツセンターでシャワー。久しぶりに髪の毛、身体を洗い、ジャグジーでしっかりあたたまる。気持ちいい。
1時間後、迎えに来てくれたラグナーと寿司ノースでランチ。オーナーの鈴木さんに久しぶりにお会いする。2004年の年末に初めてYKに来た時にお世話になった。その後、彼のツアー会社はやめてしまったが、今はパイロットとこのお店でYKにすっかり根をおろしている。彼は20年暮らしているが、今年ほど暖かい年はない、とのこと。ここでも温暖化か。

20120312-0001.JPGその後はショッピング。事前にメモをしておいた電池、明後日から行くヘイリバー用のジャポニカ米(むこうのお店では長いお米の大きい袋しかないので)などなど購入。電気屋さんでは先日会った中国人ツアー会社のアンジェラさんと娘さんに会う。オーロラの撮れるカメラを買いたいので、相談に乗って、と夫はつかまっていた。

ショッピングセンターから外に出たところでラグナーと再会。メイプルシロップ、バックエディを購入し、グレートスレーブ湖に3月になって作られるアイスパレスを見学したのち、雪上車とのミーティング・ポイントへ。ここで中国客5人、ガイド、ロッジスタッフをピックアップし、ロッジへ戻る。6時半過ぎ。今日の午後は眠れなかったなぁ。

夕食は本日到着の中国人(カナダやアメリカ在住)たちとにぎやかに食べた。というか、私は彼らのにぎやかさに圧倒された。今日は朝まで起きていて、いつも寝ている時間には町へ行ったので一睡もしていない。英語の早口会話について行くのはとっても大変。食べ終わったところで先にキャビンに戻ってひと眠り。外は小雪。厚い雲。ぐっすり。

20120312-0003.JPG12時近くに、はっと目が覚めた。3時間ほどぐっすり寝た模様。夫も寝ている。外を見ると暗く、星は見えない。そのうち外で中国人客たちの大きな足音。夫も起きだして、防寒着を羽織ってオーロラチェック。「雲多めだけど出ているよ」。
まだ完全に目覚めていないまま、私も外に出てみる。なるほど。雲があるけど、昨日まったく撮れなかったんだし、天気予報では今日も明日も小雪なので、少しでも晴れ間があるうちに撮ろう、とあわてて支度。コンタクトレンズを入れ、着替えて防寒をしっかりして外に。

アーチがどんどん伸び、1本が2本になる。撮影すると裾ははっきりピンク色。強いんだ。雲がなかったらなぁ、と雲を避けるためあちこちうろうろ。そのうちどんどん星が見えだし、はっきり見えるようになった。中国人GPの歓声が響く。うん、しっかり赤も出ている。

20120312-0004.JPG約1時間半撮影し、薄くなったのでロッジに戻る。この後も、ほぼ1時間撮影10分休憩のリズムでぴったりの状態でした。特に3時ごろはとても強く、光の塊がぐるぐるまわるブレークアップ。興奮しました。
朝、6時にロッジにひきあげるも、部屋から見るとまだ薄いオーロラ。完全に着替えて寝る支度をしてから、コンデジで数ショット撮る。月が上がって明るいけど、まだしっかり写ってくれた。楽しかったぁ。

朝食:フルーツサラダ、トースト、キッシュ、ポテトのチーズ焼
昼食:(寿司ノースで)オーロラセットと北極いわなのにぎり、味噌汁
夕食:シーザーサラダ、シュウマイ、スパゲッティミートソース、ガーリックトースト
夜食: カップメン

Season2012 Canada Enodah Island 3/13

3/13(火)晴れのち曇り、ときどき晴れ
エノダ最後の夜

今朝、ろくに寝ないまま、朝食に。昨夜の幸運に話しが弾む。だって、昼間はずっと厚い雲に覆われていて、雪もかなり降ったのに、夜になってあんなに晴れるなんて。油断大敵。
中国人客はニコンのプロ仕様のでっかいカメラ。彼以外は3時ごろに寝たが、彼は私たちと一緒に5時過ぎまで外にいた。たくさん撮った、とにんまり。ハッピィな人だ。

彼らは今日はアイスフィッシング。私たちは就寝のためにキャビンに戻る。食後すぐ横になるとお腹が重いので、昨夜のデータをPCに吸い上げる。うーん、腕はともかく量は撮った。
現在、アラスカにいるHさんの写真がナショジオに掲載された、というので見る。うーん、赤がしっかり出ている。あっちは昨日も今日も良いコンディションだったんだ。いいなぁ。こんな写真を撮れるなんて。すごいなぁ、としばし感心。

14時にランチをお願いしていたので、無理無理起きる。昨夜来たジーさん(もちろん男性)が野菜スープとサンドイッチを作ってくれた。寝てただけだけど、おいしい。夫はアイスクリームにクランベリーをトッピングして、とおねだり。ありがとう。

キャビンの戻りまた横になる。足音で中国人GPが帰ってきたなぁ、と思うも、ごろごろ。午後6時。目覚まし時計に起こされて、着替えてメインロッジへ。空は昼間、あれだけ快晴だったのに、雲が広がっている。わずかな切れ間が南西方向。夕日がきれいだ。

今日の釣果はノーザンパイク1匹だそうだ。YK在住の中国人ガイドが料理してくれ、お刺身、煮付けとスープ。ロッジスタッフのカナディアン以外全員で舌鼓。おいしい。
ジーさんが朝から支度していたでっかいターキーもおいしかったです。

食後、キャビンに戻り、またひと休み。外は真っ暗。星は見えない。天気予報は小雪。確かに降っています。20120314-0001.jpg23時に起きるが、身体が重い。睡眠時間、ぐちゃぐちゃだもんなぁ。おとなりのキャビンで大きな足音。表に出て見るといつの間にか星空。夫を起こす。即、外を見に行き寝ぼけながらも出かける支度。私は一足先に外に。うーん、北西方向にアーチが2本。
到着日から昨日まで、毎日、ほぼ同じポイントで撮影していたので、今日は事前に相談しておいた林の方に行く。真上は星があるも、下の方やところどころ雲が多いので、隠すことができるかも。

林を抜け、開けたところに出てみると、オーロラが強いのは東の方向。あちらにはYKの町明かりがあるもんなぁ。とあちこちうろうろ。あー楽しい。
1時間ほどでキャビンに戻る。風が強く、足が冷たいので防寒対策をしてまた外に。夫はトイレ、というので先に外に出ると、あれ、ブレークアップしそうだ。キャビンを降りたところで数カット。夫がまだ出てこないので呼びに行く。

大きなウェーブと龍のようにくねくねうねるのと、カーテン状のものが続けて発生。今日月が出てくるのは4時ごろなので、今は真っ暗。動きが早いのを数秒で撮ると、オーロラはシャープに写るが、真っ暗やみの中のうねうねで周りの景色はまったく写りこまない。長時間にすればまわりも写るがオーロラがつぶれてしまう。うーん、困った。そのうちレリーズを押している親指の感覚がなくなってきた。寒くてかじかんでいる。昨日まではリモコンのレリーズだったので大丈夫だったけど、今日は夫とカメラ交換している。親指、人差し指、中指がジンジンになったころ、大分静かになったので。メインロッジで暖をとる。

20120314-0002.jpg中国人GPも休憩に来てにぎやか。暖まってから、歩いて10分ほどの廃屋まで歩く。オーロラは静かだが、赤色がきれいに出ていた。1時間ほど楽しんでメインロッジに引き上げるともう誰もいなかった。カップめんで暖まり、キャビンに戻ると5時。まだオーロラは確認できるが、雲が多く星が見えない。今夜はエノダ最後の夜。楽しかった。

キャビンに戻り、寝る準備。歯を磨き、お湯で顔を洗い、身体を拭く。泡なしのシャンプーシートで髪の毛を拭く。この間、約30分。サッカーのオリンピック出場決定戦をロケフリで見ながら作業。
寝る前に今年習慣になっている今日の気象庁の地震情報をチェック。え、また東北でM6.8の地震。津波警報がでたの?とニュースを見ると次に千葉県東方沖地震で震度5強。また今年も?としばらくニュースを見る。どうかこれ以上、ひどいことになりませんように。


朝食:フルーツサラダ、オムレツ、ポテトのチーズ焼、ベーコンとソーセージ、スパゲッティ、トースト
昼食:ヤサイスープ、エッグサンド、ブルーベリーとアイスクリーム
夕食:ノーザンパイクのお刺身、スープ、トマトサラダ、マッシュポテト、ターキーの丸焼き、べイクドポテト、野菜(レタス、ブロッコリなど)
夜食: カップメン、いちごケーキ

Season2012 Canada Hay River 3/14

3/14(水)晴れ
リックさんと再会

今朝方、横になっても頭がさえてしまい、ほとんど眠れなかった。今、この時間に日本にまた大きな地震がきているのではないか、と何度も起き上がってipad2で気象庁の地震データをチェック。もう去年のあの思いはしたくない、と日本中が思っているよね。

20120314-0001.JPG今日はヘイリバーへの移動日。朝食時に中国人GPは良い写真がとれた、とみんなにこにこ。明るい。webを教えたりして、お別れ。彼らは10時半にYKに帰って行った。
中国GPの標準スケジュールはかなりハードだ。
 1日目 夕方YK着→エノダへ 夕食後オーロラ・ウォッチング
 2日目 アイスフィッシング、スノーモービルなど、夜はオーロラ・ウォッチング
 3日目 YKに移動 犬ぞり、夜はオーロラ・ビレッジにてオーロラ・ウォッチング
これでは寝る時間がない。すごい。

当方は11時半にキャビンを引き上げ、メインロッジでのんびり。昨夜寝ていないのでソフにで横になるも、今日から1週間、ロッジをクローズするのでスタッフが忙しく片づけをしていてにぎやか。眠れないけど、横になってじっとしていた。
夫は写真の取り込み。毎日晴れているので、量だけはすごい。

昼食後、2時半にロッジ出発。明日から北京に出張のラグナー、フィッシングガイドその他オールマイティのマイク(てんぷらさん)、キッチンスタッフのジーさんと私たち、計5名。1週間、お世話になりました。

時間通り空港着。ヘイリバー行きはいわゆるローカル線。生まれて1週間くらいの赤ちゃんを連れたママやおじいさん、お兄さん、その他もろもろで16席は満席。客室乗務員は厚手のコートを着たままのサービス。昨年同様機内はそこそこ寒い。

ヘイリバー空港では昨年お会いできなかったリックさんが迎えに来てくれていた。最近は彼は偉くなり、忙しくなったのでB&Bはもっぱら息子の仕事、とのことで昨年はジョーダンがケアしてくれた。東日本大震災直後で、ものすごい早口で質問の連発で私たちはアタフタしたものだ。
今夜からの食材調達にスーパーとリカーショップに寄ってもらい、B&Bへ。今年は道路が閉鎖されているので、ここに遠距離バスで来るメインの客がいなくて静かだという。私たちの他には車で移動している台湾人カップルのみ。彼らは明日はYKに行き、あさって戻ってくるという。

リックさんも帰り、時計を見ると8時。寝ていないのでだるいが、お米を炊いて、簡単に夕食。昨日までの超ハイカロリーな食事から、いつもの我が家に近い食事ができるのはうれしい。食後、私はせめて1クール寝かせて、と横になる。「でももう筋が出ていて明るくなりそうだよ」と夫。「一人でカメラ2台、使ったら」というと本当に両方抱えて出て行った。片方は魚眼。私は即、気を失った。

20120314-0004.JPG 20120314-0003.JPG


しばらくして「起きたほうがいいよ、すごいことになっているよ」と起こされる。準備しておいた防寒着を着て外に。月が昇る前の真っ暗な空に太いアーチが2本。よく見ると更にいくつも筋がある。頭半分寝たまま移動。う、街灯が明るい。あれって去年まで、あったけ?雪面に自分の影が映る。一番激しいときに迎えに来てくれたようでじき静かになった。B&Bに戻ったらソファに座りそのまま寝てしまう私。

「もう今日はあきらめて寝よう」と夫が提案。いや、もうちょっと、と寝ている私。1時過ぎにもう一度外に出る。薄いのが2本。東屋の下で見ているとだんだん濃くなってしばらく撮影。ファインダーを見ると街灯の明かりで雪面は真っ赤、向こうの木々は暗くて写っていない。こんな写真、撮ってどうするの、わざわざ移動してこれじゃあ1週間もいるのに、とかなりネガティブな私。明日の昼間にロケハンし、いいところを探そうよ、とポジティブな夫。

20120314-0005.JPG薄くなったので引き上げる。2時。バスタブで身体を暖める。ここはこれがいいのよね。
寝る支度終了後、みれんたっぷりに一番光が入り込みそうもない非常口の窓を見ると、大きなオーロラがぐわんぐわん揺れている。夫を呼んで見せ、コンデジで撮る。セットに時間がかかったので、いざカメラを向けた頃には薄くなっていたが、部屋の窓(北西向き)から見えたので数カット。

今夜はオーロラはまだこれから強くなるかもしてないけど、その下で寝ていると思うと贅沢でいい。と、また即、気を失った。


朝食:フルーツサラダ、スパゲティ入りオムレツ、ベーコンとソーセージ、パンケーキ
昼食:ツナサンド、カップヌードル
夕食:ゆで野菜(もやし、人参他)、さんまのかば焼き缶詰と玉ねぎの卵とじ、ごはん、味噌汁
夜食:ホットツナサンド

Season2012 Canada Hay River 3/15

3/15(木)晴れ
ヘイリバー2泊目もオーロラ・ウォッチング

今朝は何時まで寝ていてもいいのに6時過ぎには目が覚めた。夫も7時には目を覚ましたので、起きて朝食にすることにする。台湾カップルが朝食の用意をしていたので、キッチンがあくまで昨夜の写真を取り込む。

あれ、思ったほど雪面の照明の反射が気にならない、向こうの木もそこそこ写っている。私が寝ているときの夫の写真、なかなかいいじゃん、とよく寝たせいか気分良し。食事中の台湾カップルに「写真、見る?」とお誘いしたら即寄ってきた。そっちは撮れた?と聞くとまったく撮れなかったとのこと。聞けば三脚はないし、長時間露光はしていない。夫がカメラを見せてもらい使い方をカルチャー。

彼らは今日7時間かけてイエローナイフまで凍った道をドライブ。7時間でいくのかなぁ?飛行機は1時間かからないけど、湖の上を飛ぶからで直線距離だけど、道路はまわって行くからなぁ。いずれにしても気をつけてね、というと素直にはいの返事。かわいい。

朝食後はひと休みしてから、シャワーとお風呂。ここはシャワー室とバスタブがある。その後横になる。うー、快適。

目が覚めたんのは2時過ぎ。おきて日本の地震とメールをチェック。書の友人からうれしいメール。早速お返事。
昨日のダイアリーを更新してから、ロケハンに。撮れていた写真が想像よりよかったので、足取りも軽く公園の遊具のそばや教会が見えるところまで雪面を二人でラッセル。スノーモービルが通った跡が固くなっていて歩きやすいが、そうでないところはドボドボ沈みながら。夜、暗い中、カメラをかかえて歩くのだから、とセッセと踏みしめる。
20120315-0001.JPG 20120315-0002.JPG

B&Bに戻ったら6時少し前。早めだけどお昼を食べていないので夕食にする。キッチンに電気の蒸し器があったので試しにお野菜を入れて使ってみるが、うーん、私にはあいません、というか待ち切れず、途中でお湯を沸かし茹でた。日の入りは8時過ぎ。外はまだまだ明るく、きれいに晴れあがっている。今夜も長そうだ。

20120315-0005.JPG夕食後、横になってとろとろ。ふと目が覚めてトイレに行こうと部屋を出ると、バスルームに電気がついている。また夫がつけっぱなし、と消しに行ったら人が居てちょっとびっくり。リックさんが流しの補修をしてくれていた。
そのリックさん、夫と少し話してから帰宅。途中で「オーロラが出ているよ」と電話をくれた。ありがとうございます。さっそく彼がチェック。あわてないで支度して、とのこと。しっかり防寒をして出発。昼間道を作った教会が見えるところまで行く。途中、オーロラがきれいなので撮影しながら行く。ちょうど休みながら行った格好になり、大汗をかかないで済んだ。(あわてて行くと大汗をかき、その後それが冷えて面倒なことになる)

オーロラはB&Bの後ろから湧き出しているので、教会まではちょっと距離があるが、どんどん伸びて何とか撮影。きれいだ。色がはっきり出ていて、裾はピンク。上はバイオレット。おおきなカーブを描いたのはブルーに見えた。本当かな。明日、データを取り込んでから確認しようっと。
20120315-0003.JPG今日は気温がマイナス10度と今までで一番暖かく、2時間も外にいたが、全然問題なし。気温って大きいよね。さすがに薄くなってきたので戻ることに。それにしても今日ラッセルした教会のところ、船のところと写真を撮ってしまったので、明日からどうする、と話す。

しばらく休んで12時過ぎに再度表に出る。あれ、強くなったと思ったけど、雲がいっぱい。さっきも雲があったけど、撮影しているうちに流れて行ったが、今は真上に少し星が見えるだけ。これじゃあねぇ、と言いながら公園の遊具のところでしばし撮影してから戻る。それでも30分も外にいた。

この後、2時までねばり、最後は夫が外をひとまわり。天気予報がよくないことと、先ほど2時間しっかり外にいて楽しんだので、納得していることもあり、今日はもう寝ることにする。お風呂に入り、今日も楽しかった、と私が気を失った瞬間、夫が「ん?!外はすごいことになっているよ」の声。部屋の窓のブラインドの隙間からの光がやけに明るいので外を見たという。どれ、と飛び起きてみる。うひゃあ。コロナ状だ。

パジャマの上に防寒着を着て、さっきはずしたカメラをつけてもらって外へ。えーん、さっきほどはない。眼鏡が即曇って使い物にならない。裸眼でもそこそこきれいなのですぐ前の公園の遊具や木々を入れてパチリ。色がきれい。。。

寒くなったのと薄くなったのでバック。40分も外にいた。4時近い。これは寝るな、という神のお告げ?!


朝食:トースト、ハム、セロリと人参とレタス炒め、ラズベリーといちご
昼食:なし
夕食:塩豚とたまねぎと人参、ゆで野菜(青梗菜、カリフラワー、マッシュルーム、ポテト)、ご飯、ピクルス、スープ
夜食:たまごおじや

Season2012 Canada Hay River 3/16

3/16(金)雪
ヘイリバー3泊目は良く寝たぁ

20120316-0003.JPG9時に起きる。外は雲いっぱい。わずかに下の方に朝日のひかりが見えるも、ほぼ真っ白。天気予報通り、この後、雪が降ってきた。あーん、昨日作った道が消えちゃうかも。

食後、昨日の写真の取り込み。教会とオーロラの写真は、撮っているときはそばの街灯が明るくダメかなぁ、と思ったが、思ったよりはっきり写っていた。よかったよかった。
雲の中のオーロラ以外は、写真展レベルかどうかはともかく、けっこうきれい。雲の中のもはっきりピンク色が確認できる。惜しいなぁ。

ヘイリバーに来てから撮った写真全部をスライドショーで楽しむ。到着の夜、私が寝ていた時に夫が一人でカメラ2台をあたふた撮った時が一番活発だった。忙しくて東屋の屋根とかが写りこんでおり、ちょっと残念なのも多い。ごめんね。

この後、のんびり本を読み、夕食の下ごしらえをしてから寝た。目が覚めたら18時過ぎ。台湾カップルは帰ってきており、昨日YKのオールドタウンで撮ったオーロラ写真を見せてもらう。三脚なし、自動シャッターではじめて撮ったとは思えない出来。いいのが撮れていた。
20120316-0001.JPG彼らは車で2カ月、カナダ旅行をする、とのこと。B&Bの中にはキッチンがプアーなところもあるから、という理由で、電気釜や鍋、フライパンまで持参している。車で移動だからできることとはいえ、すごい。

外は相変わらずの雪。今夜は長丁場。

夕食後、しばらくは撮りためた写真みたりしていたが、眠くなる。何しろ過去2週間だ。ごまちゃんの1000カットを含めて一人2000カット以上撮っている。私はじきにダウン。
夫は1時間半から2時間おきに起きて外をチャックしてくれているも、星のない真っ暗な空ばかり。今日は2敗目か。YKのオーロラ・ライブを見ると下の方にオーロラが出ている。YKは湖を挟んでの対岸。300キロ離れた向こうは晴れているんだ。

3時過ぎに夜食を作って食べる。もう少し頑張る、と話しているも、天気予報を見るとその気も失せそうだ。

今日はとにかく良く寝た。


朝食:おかゆ、グリーンサラダ、ツナサンド、ラズベリーといちご
昼食:なし
夕食:スモークサーモンともやしとベビーリーフ、鶏肉のポトフ、ご飯、3色アイス
夜食:たまごおかゆ

Season2012 Canada Hay River 3/17

3/17(土)晴れ
ヘイリバー4泊目 St.パトリックデイはサタデーナイトフィーバー

20120317-0000.JPG昨夜は結局一晩中空は曇に覆われ、星が多少にじむことはあっても、晴れることはなかった。2敗目。でもとにかく寝た。なんでこんなに眠れるのだろう。
時間があるときは撮りためた写真のレーティングをしよう、と言っていたのに、未だにまったくできていない。他に暇な時用に編み物なども持ってきているが、今年は全然手がついていない。セーター1枚編んで帰ったこともあるのに。

起きてみると外は雪。それもかなり激しい雪。昨夜から今朝まで積雪10センチ程。ホワイトアウトとまではいかないが、湖の向こうの教会や林がかすんで見える。台湾の二人が次の目的地に向かって行った。雪道、気をつけてね。

ここのB&Bのネットワーク環境は有線で「メールを見る程度にしてね」と言われている。料金は従量制で、昨年3月の請求額は400ドル(約4万円)でびっくりした、とのこと。3.11以降宿泊した日本人がずっとストリーミングをして高額になった模様。ここも東日本大震災の被害?という感じだが、責任の一端を感じている私たち。帰りのチップに反映させましょう。
でも今のこの時代、できれば無線LANにしてほしいなぁ。私のiPad2は今は音楽を聞くくらいしか使えません。ぐすん。

20120317-0003.JPG今日はST.パトリックデイ。日本ではなじみがないがこちらのTVでは緑の衣装の人々を映していた。
朝食後は宿題の写真のレーティング。夫の撮ったハープシールだけで午前中いっぱいかかった。お昼過ぎに入浴し、昼食後は夜に備えて寝ることにする。お昼前から天気予報に反して青空が広がってきた。いいぞ。

昨夜良く寝たせいか、じきに目が覚め、今夜に備えてラッセルをすることにする。すっかり青空。まずはB&Bの入り口から階段にかけて雪かき。もう汗だくだ。おととい歩いたところはどこもすっかり雪に覆われわからなくなっていた。スノーモービルが湖面を走ってくれると、下の雪が固まり歩きやすくなるが、雪面は風紋だけ。
対岸の教会が良く見えるところまでラッセル。帰りは船を入れて撮影できるところと東屋。さらに公園まで約1時間のエクササイズでした。

20120317-0009.JPGB&Bに戻ると運動したせいか眠くなる。夫はなにかごちょごちょやっていたが私はぐうすか。7時に目が覚め、無理無理起き上がって食事の支度。今日はここのでっかいオーブンでチキングリル。そろそろ焼き上がり、の頃にリックさんが来た。しばし話しをしてから、明日また来るけど、寝ていたら起こさないように気をつけるね、と帰って行った。

ちょっと遅い夕食後、外はやっと暗くなってきた。9時前に「薄いのが出ている」の夫の声を合図に外に出る。日が沈んだばかりなので空は青く、星がまたたき、西の空にはまだ夕焼け。ラッセルしたところを教会の近くまで行く。大きなアーチが1本。だんだん濃くなり,、複数になり、ピンク色が裾を走る。濃い緑色が踊る。わーい、としばし撮影。こんなきれいなのを見ているのがたった二人なんて贅沢。
1時間半ほどして寒くなったし、大分撮ったのでバック。まだ濃いのが1本出ているもピンクやバイオレットがでないので、まあいいか、と歩く。ビーチから道路に出たあたりで、ブレークアップ。背が高い木をバックに撮影していると、向こうから車。明るいなぁ、と思ったらリックさんの息子のジョーダン。「良いのが出ているね」と声をかけていく。
直後にまた1台。どうやらここは町の人がオーロラを見に来るスポットらしい。今日は土曜日。みんなお休みなのね。

第2ステージは30分の休憩後、再度出発。今度は手前の東屋まで。裾がピンクの強い光のオーロラが1本。1本だけじゃ絵にならない、とわがままを言っていたら、きれいなひだひだがその下に現れ、風に揺れるカーテン状態。思わず「きれい」とうっとり。
1時間ほどで静かになったので戻る。

20120317-0008.JPGその後1時過ぎにまた外に出るが、外は真っ暗で、濃くなったと思ったオーロラも薄くて撮影する気にならず短時間でバック。行って帰って20分。
うーん、これからどうする?とりあえず冷え切っているので、卵おじやを作って食べる。おいしい。体も温まったことでしっかり待つ気分。ネットで各種データをチェック。うん、お天気のサテライト画面ではでっかい雲がこちらに向かっている。そうかなぁ、と外を見に行った夫が「星がにじんで見えにくくなってきた」。外は真っ暗。2時半。今日もたっぷり撮ったし、と寝ることにする。

今日も寒かったぁ、けど楽しかったぁ。


朝食:トースト、ベーコン、野菜炒め、クランベリーとヨーグルト
昼食:ドリア風ごはん、漬物、バナナといちご
夕食:グリルチキン、野菜(カリフラワー、人参、ポテト)、ご飯、漬物、スープ
夜食:たまごおじや

Season2012 Canada Hay River 3/18

3/18(日)くもり&雪
ヘイリバー5泊目は静かな日曜日 

20120318-0001.JPG目が覚めると外は真っ白。小雪が舞っている。ゆったり朝食後、まったり。昨夜の写真データをモニターで見ながらPCに取り込む。

日没直後の写真は空がまだ青く、透明感があり、ものすごくきれい。夕日が沈んだ辺りはまだ茜色で、青い空、白い雪面、緑のオーロラと色彩的にはきれいだが、西側にはちょうどよい木や建物がなく、ちょっとのっぺり。教会をバックにしたものはちょうどピンクの激しいオーロラが出たので、3/15のに比べてはるかにカラフル。などなど、二人で盛り上がる。
昨夜は私たちのヘイリバー3回の滞在でNo.1の夜だったと思う。

外は真っ白の厚い雲に覆われているものの、お昼ごろから薄日が差し、あれ、昨日と同様、夜には晴れるのかな、と期待して入浴、午睡。

夕方目が覚めてみると、外は真っ白。薄日もどこかに行ってしまっていた。
今日はヘイリバー5日目で折り返し。今日を含めて4泊後、うちに帰ることになる。3週間。毎日楽しいけど、オーロラが見られないと、さすがにうちを思い出す。今頃はクロッカスや水仙が咲いているのだろうか。太陽光発電のモニターをロケフリでチェックできるようにしているので見ているが、今年3月の横浜はお天気がイマイチのようだし、友人のメールに「3月に入っても寒い」とのことなので、お花も私たちが帰るまで待っていてくれるかもしれない。
この時期、いつも花粉症がひどい夫はすこぶる元気。昨年は症状が出てからカナダに来て、2週間滞在しても全然改善しなかったことを思えば、今年はかなり楽なようだ。

20120318-0003.JPG早めの夕食後、お約束の写真のレーティング。ハープシール・ウォッチングの残りとオーロラの2日分を夜中までかかって終了。二人で同じ場所で撮っているので、よく似たのと、あれ、これどこ、というのとがあって面白い。EOSの5DMark2と60Dを時に交代しながら使用しているが、カメラやレンズの微妙な違いも興味深い。

時々外をチェックしながら、レーティング結果を書き込む時間待ちに私はやっとレース編み、夫は卓球の練習。彼は帰国の翌々日に試合の予定。楽しんでできる試合らしいが、ちょっとは身体を動かさないとね。

夜1時過ぎにお決まりの夜食のおじやを食べる。5日間食べ続けているがあきないもんだ。今まで夜食にはカップめんを食べることが多かったが、おじややおかゆのほうがやはり胃にやさしい。

2時に就寝。オーロラは今日まで通算9勝3敗。


朝食:トースト、ベーコン、目玉焼き、レタスとパプリカ、ハムとベビーリーフのスープ、ブラックベリーとバナナとヨーグルト
昼食:なし
夕食:白身魚のグリル(バックエディ調味料)、焼野菜(トマト、ポテト)、漬物、玉ねぎとかにかまのスープ、ご飯
夜食:たまごおじや

Season2012 Canada Hay River 3/19

3/19(月)雪 のち 晴れ
ヘイリバー6泊目 お昼から青空だ、それっ!

20120319-0001.JPG朝5時過ぎに目が覚めた。夫はとなりでぐうぐう。しばらくじっとしていたが起きた。PCをみたりDVDを見たり、メールを読み込んだりしているが、夫はなかなか起きない。さすがにお腹がすいたので9時半に起こす。

外は雪。それもかなりしっかり。B&B入り口の階段もたっぷり積もっている。日本の豪雪地帯もそうだけど、寒いところは大変だ。こちらのTVを見ていても、どこも雪だらけ。寒さには慣れているお国柄とは思うが、こうやって毎日新しい雪が積もるのを見れば、その大変さの一端を感じる。

お昼前から薄日。あれよあれよ、という間に青空が広がり始めた。私たちは入浴、午睡をしていたが、あまりのまぶしさに起きだし、ゆきかき。天気予報では1日雪なので、今夜もオーロラはみられない、と諦めていたが、また3/17と同じように良いのがみられるかも、とわくわく。午後9時からあの、空が青くて透明感のあるのが撮れるかも。どきどき。

夕方になって雲が少しずつ広がってきたが、またなくなるかもしれなし、と楽観的な私たち。夕食後は夜にそなえて横になる。夫は私より睡眠が足りているせいか、起きて待つ。

20120319-0005.JPG9時少し前に起きたら、夫がまだ何にも出ていないよ、とのこと。たしかに西の空はまだ明るい。着替えてリビングのソファに横になりうとうと。夫がこまめにチェックしてくれるもなかなか出ない。あれだけお天気がよかったのだから見えないはずはないのにぃ。

結局、薄雲が広がり、雲の上の薄いオーロラが見えただけ。明け方のオーロラを待とう、と一度寝る。朝5時まで空をチェック。外は真っ暗なままだった。オーロラの活性が低かったようだ。3/17はActiveレベルだったもんなぁ。
どうせダメなら初めっから期待させないでほしかった。今夜は9時の明るいときにああしよう、こうしよう、と思っていた。「チャンスに後ろ髪はない」というけれど、「今度」はなかなかないのよね。

今夜のこんなに薄いのじゃあ、見えたことにならないよね、noriさん。ということで2連敗。


朝食:トースト、ベーコン、レタスとパプリカ、野菜スープ、いちごとバナナとヨーグルト
昼食:(おやつ)トースト、フルーツポンチ
夕食:ポークグリル、野菜(グリーンリーフ、焼きリンゴ、人参、ポテト)、ご飯、漬物、レタスとかにかまのスープ

Season2012 Canada Hay River 3/20

3/20(火)雪 のち くもり
ヘイリバー7泊目はにぎやかな夜 

今朝も外は雪。私たちの足跡は完全に消えている。毎日、よく降るなぁ。
朝食後、リビングでまったりしていると、ジョーダンが来た。やあやあ、とあれこれおしゃべりをしたり、彼のiPhonの写真を見たり。その彼から、今夜うちにサパーにおいでよ、とのお誘い。この早口英語につきあうのは大変だけど、二人だけのさびしい日々が続いていたので即OK。

昼間は今日も入浴したり午睡したりのだらだら。夫はPCに向かって、今夜ジョーダンワイフに見せる写真をセレクト&iPadに移行したり、タイムラップス撮影した写真で動画を作ったり、と忙しそう。

窓から湖を見ると、大勢がなにか作業。道を作っているのかな?ビーチのあたりを除雪している。何だろ?(→ジョーダン情報で今週末にアイス・フィッシング大会があると判明)

20120320-0002.JPG夕方、ジョーダンのおうちに。B&Bのお隣。雪がしっかり降っている。
かわいいレディ二人と大きなハスキー犬ベアがお迎え。お嬢さんは2歳のスザンナと5歳のジョアンナ。金髪ブルーアイでお人形さんのようだ。
2歳の英語はほぼ聞きとれるものの、5歳のは半分くらいか。情けない。

20120320-0001.JPGおうちは湖側に大きな窓があり、オーロラが出ているときは、居ながらにしてよく見える、とのこと。いいなぁ、こんなおうち、こんな環境。でもこの寒さは大変か。うーん。。。

さあお食事、というときにお祈り。やり慣れていないのでおっとっと、とあわてて手を組んだが、スザンナに「目を開けていた」と言われてしまった。ごめん。パパが「どうしてそれを知っているの?」と聞かれ、スザンナもてへへ。
楽しいお食事、おしゃべりをして戻る。今夜はニューゲストが3人来るよ、と聞いていたが、ひとりはお仕事。後の二人は夜遅かったので、まだ聞いていない。みんなそれなりの年配のカナディアン。身体もでっかい。ここでオーロラ・ウォッチング以外の客にあうのは初めて。釣りかな。

20120320-0003.JPG外は暗く、星は金星がやっとにじんで見える程度。明け方のオーロラを狙おう、と私たちは11時前に就寝。12時半頃にふと目が覚めた。外を見ると満天の星。夫も起きて「出ているよ」。それ、と着替えて表に繰り出す。寒い。風がびゅうびゅう。この風のおかげで雪雲が飛んで行ったんだけど、しっかし寒い。
昼間の除雪のおかげで雪に埋まれずに歩けて楽だ。建物の陰で風をよけながら撮影。だんだん強くなりいろいろな形をみせてくれた。緑とバイオレット。

1時間程で寒さに耐えられず撤収。薄くなってきたし。戻ると2時半。どうする、と音を気にしながら相談の結果、今は薄いので、ひと休みして夜明け前のオーロラを狙うことにした。今回一度もチャンスがなかったから。(我慢できずに寝ちゃった時もあったんだけど)

5時に再度支度して出動。暗い。シャッターを押して見ると、先ほどよりはるかに空が青い。やっぱり夜明け前の空の色はきれいだ。オーロラは薄いけど、まあいいや、と小一時間遊んだ。

3連敗は免れ、通算で10勝4敗。今日の夜は千秋楽。


朝食:おかゆ、ハム、マッシュルームオムレツ、レタス、いちごとヨーグルト
昼食:いかのリングフライ、温野菜(カリフラワー、人参、青豆)、ご飯
夕食:タコス(挽肉、レタス、チーズ、パプリカ)、ホットチョコチップクッキー
夜食:たまごとマッシュルームのおじや

Season2012 Canada Hay River 3/21

3/21(水)晴れ のち 雪
ヘイリバー8泊目 楽日

早朝まで起きていたので、なかなか眠つけない。夫は良く寝るなぁ。
同宿者が6時半過ぎから起きてはシャワーを浴び、食事をして出かけて行く。男の人もマメね。結局3人ともお仕事。一人はセールス、二人は電気の配線工事屋さんだそうです。

朝食後、おしゃべりしていたらジョーダンが来て、彼もまたしばらくおしゃべりをして行った。夫は寝ていない時には今回の写真からのTimeLapsでのビデオ作り。出来上がったのをiPad2に送る。うーん、きれいだ。

今まで大量の本を持ってきて、待ち時間に読んでいたが、今回iPad2にして、とても楽だった。e-Bookとしての他、webを見るのはもちろん、撮った写真のスライドショー、音楽プレイヤー、日経新聞をダウンロードして読むなど大活躍した。
最もヘイリバーのB&Bは無線LANではないので、ネットワーク環境は使えない。PCは撮った写真データやあれやこれやで動作が重いが、こちらはさくさくだった。

今日は朝から晴天。ダイヤモンドダスト、サンピラーと楽しませてくれる。窓ガラスにはアイスクリスタル。どうかこのまま夜まで持ちますように。この前みたいに夜になったら曇るのはやめてね。

昼間は寝にくいので、早めの夕食を食べ、目覚ましをセットして横になる。日没直後の9時半ごろからのオーロラを撮りたいな。

20120321-0001.jpgやっと暗くなった頃に夫がチェック。うーん、オーロラがない。ごくごく薄いのが1本あるが、撮影できる状況ではない。11時過ぎまで待って、うすいアーチだけど、と出動。身支度してカメラを抱えて外に出ると、あれ、雪が降っている。確かにアーチが出ていて、2本が3本と広がっているけど、上の方は雲。それでもしばし撮ってみる。うーん、フォギー。あきらめてバック。
昼間晴れていたが、なんとなく白っぽかった。薄い雲はずっとかかっていたのかもしれない。

この後、ずっとチェックし、もう1回外に出たが、雪は降り続け、4時に完全撤収。帰国の準備をした。まあ、一応出たということで

今回のオーロラ撮影もこれで終了。今年も楽しかった。昨年のようにマイナス40何度、ということはなかったが、それでもやっぱり寒かった。
今年の最終結果は11勝4敗。来場所は出世間違いなし。


朝食:トースト、ベーコン、レタスとパプリカ、バナナとヨーグルト
昼食:(おやつ)いかのリングフライ、お野菜
夕食:ビーフステーキ、野菜(レタス、パプリカ、スナップえんどう、人参)、ご飯

Season2012 Canada Hay River 3/22-23

3/22(木)-23(金)
帰国日

朝7:30にジョーダンから電話。7:45に迎えに行くからね。はい。今朝4時に最終チェックをして、あきらめてから荷物のパッキングをしたので準備完了です。

ヘイリバー空港9時の飛行機でエドモントンへ、更にバンクーバーで乗り継いで成田着23日(金)午後17:50。
今回はへりに飛行機に、とたくさん乗った。離陸着陸の数を数えてみると16回(!)。ヘリ2回、プロペラ機8回、ジェット機6回。新記録だ。多少の遅れはあったものの、全体の行程に影響はなく、順調だった、ということだと思う。

バンクーバーで成田行きに乗って、久しぶりに夫以外の日本語を聞く。やっぱり楽だ。

今回はほぼ1週間づつ、3か所に行ったので夫曰く「3回海外旅行した気分」。特に1回目のマドレーヌ島が遠かったし、初めての体験だったし。

1)ハープシールウォッチング
年に2週間だけ、という超レアものの旅行。しかも過去2年は流氷状態が悪く催行そのものがキャンセルで、3年ぶりの実施。現地到着まで2日がかり、というのも遠い。
ハープシールの赤ちゃんはとにかくかわいい。ホテルの設備はGood。常連さんがたくさんいて、お話しも聞けるし、ヘリさえ飛べば楽しい毎日だ。
マドレーヌ島は赤土、カラフルな家、じゃがいも畑に灯台、とプリンスエドワード島(PEI)とよく似ている。PEIまではフェリーで5時間。(行ったことはないけど、本で読んだりテレビや映画情報)
ここはフランス語圏。発音が悪い私たちの英語は四苦八苦でした。
マドレーヌ島はケベック州で税金が高い。カナダの消費税5%プラスケベック州9.8%で約15%。これはヘリの追加料金506ドル(41,800円)が582ドル(48,000円)!!!
で、ごまちゃんウォッチングはヘリが飛ばなかったのが1日あるので、2勝1敗。

2)YK郊外のエノダ・ワイルダネス・ロッジ(トラウト・ロック・ロッジ)
私たちにとって8回目のエノダは今までで一番大きな変化の波。チャイニーズ。2泊づつの彼らは英語が話せる人、中国語だけの人といろいろだが、とにかく声が大きくよくしゃべる。中国にも何度か行っているので、ちょっとは慣れているつもりの私たち。筆談したり、「どういたしまして」にあたる「メイクワンシー」と言ってものすごく受けたり。
食事はキッチンスタッフがバーサでなかったこともあり、量、内容、並べ方も変わっていた。(悪いほうではありません)
で、オーロラ・ウォッチングは6勝1敗。特に3月8日はきれいだった。

3)ヘイリバー
ここのメインの客である長距離バスでやってくるカナダ国内で留学やワーキングホリディの若者たちが、昨年秋でバス路線廃止でこなくなり、静か。前々回は次々若い日本人がきていたのに。。。
将来も冬の営業を続けてくれるかな。余計な心配だけど。
ここは朝食用の食材を用意してくれてあるので、勝手に起きて勝手に食べる。用があるときだけ来てくれるオーナー親子は相変わらずの早口。
で、オーロラ・ウォッチングは5勝3敗。3月17日がベスト。過去2回の滞在ではあんまり良い結果ではなかったのでリベンジにつもりの3回目だったけど、お天気は仕方がないが、見られればブリリアント、長時間で楽しく過ごせた。
ノースウエスト準州は無税。YKもヘイリバーもお買い物は表示金額だけなのがうれしい。

201203240002.JPG今回はYK到着直前に大きな太陽フレアが出て、今年のオーロラはすごいぞ、とかなり期待をした。結果はここ数年のさびしーい状態からみればきれいなオーロラだったが、昨年はやはり桁違いにきれいだったんだ、と妙に納得。オーロラもハープシールもギャンブルと同じですねぇ。

最後にちょっとトラブル。成田で出てきたトランク上部に大きなへこみ。レンズを入れていないトランクの方だったのでちょっとほっとしたが、ハードだからって安心しちゃいけません。厄落としまで終わらせて帰宅した。

朝食:カニかまとわかめのおじや、バナナ
機内食(エドモントン便):スナック(スモークターキーとチーズとクラッカー、ミニキットカット)
機内食(バンクーバー便):チーズとクラッカー、サラダ菜とぶどう
機内食(成田便)1:和食(かにかま、煮物、しいたけ、鮭、ご飯、味噌汁、いちごとブルーベリー
機内食(成田便)2:フルーツ、パン、ラザニア

旅行中にお会いした方々や、日本で"日記見てるよ"と応援していただいたすべての方々に、心から感謝いたします。(ハート)

Season2013 Canada Enodah Island 3/6

3/6(水)晴れ
長い一日

今朝の横浜の気温は15度。暖かい。お庭のお花にお水をたっぷり。今週は20度を超えるようなので、クロッカスのつぼみはぐんぐん大きくなり、水仙は咲きそうです。

20130306-0007.JPG最終戸締りをし、10時半に出発。YCATからバス。ゆとりを見てうちを出たが、渋滞もなく、想定よりも更に早く成田着。カウンターは出発の2時間半前にオープン。午後の成田空港は閑散としている。この時間帯は出発便が少なく、人も少ないので安全で良い。多いと大荷物を引きずって人が右往左往し、あぶないもの。

出発直前にT子さんと会う。私たちはカルガリー便だが、彼女はバンクーバー便。彼女は他をまわってから9日にエノダロッジで会う予定。4年ほど前、エノダロッジで初めて会い、彼女はすっかりはまって今では年に2回通っている。そういう私たちはエノダは足掛け10年目。夏冬行ったことがあるのだから人のことは言えませんが。。。

20130306-0008.JPG昨年から冬のみ運航していたバンクーバー-イエローナイフ便がなくなり、今年はカルガリー経由に。昨年は先にハープシールウォッチングに行ったので帰りのみカルガリー便でした。カルガリーで入国審査、乗り換えなどをし3時間後のイエローナイフ(YK)便。時間がたっぷりあるし、大きな椅子に座ったらさすがに眠い。飛行機の中で少しは寝たけど、今は日本時間午前2時。とろとろ。ときどき時間をチェック。うん、まだ大丈夫、を繰り返す。ぐっと寝て、時計を見てびっくり。出発の20分前。カウンター付近に人影まばら。遅れているのかな、と行ってみるとほとんど最後の人が乗り込むような感じ。あわてて夫を起こし、搭乗手続きをし、近くのトイレに駆け込みダウンのズボン下を履く。YK空港到着後、ものの数分外を歩くときにそれはそれは寒いので。

飛行機は私たちが最後。そこだけ2席、ぽっかりあいていた。離陸はそれから30分後。つばさに融雪剤をまいたりしていた。カルガリーはマイナス10度。YKはー32度ですって。

YKに15分ほど遅れて着。荷物はちゃんと出てきた。一番大きいトランクを開けて防寒着、防寒服を着る。まわりは日本人ばかり。今年は観光客が多い、とあちこちで聞いたけど、なるほどぉ。ロッジのオーナー、ラグナーと再会。「Welcome,Your second Home!」とお出迎え。彼との付き合いも10年だもんね。

20130306-0001.JPGまずはCOOPでお買いもの。私たちは早速お土産の調味料をGET。コーヒーを飲み、ミーティング・ポイントへ。今朝、シンガポールからの客21名を送って行った後だそうで、今日はいつもよりかなり手前に雪上車2台。今夜は私たちの他に香港のヤングガール2名、シカゴからのアメリカ人2人。
ロッジに到着後、お部屋に入ってすぐに荷物の整理。寒い中、エアコンのないカーゴに入っていたので、トランクの中の中までキンキンに冷えていて、手袋をしないと指がいたくなるほど。昨年と同じにこの引き出しにはカメラ関係、こっちは防寒下着、こっちは着替えとしまうと、もう夕食の時間。

飛行機の中で明け方に20130306-0002.JPGおかゆを食べて以来なのでお腹ぺこぺこ。客6人、ロッジスタッフ4名(全員男性)、中国系旅行社スタッフ1名でにぎやかにおしゃべりしながらのお食事。みんなよくしゃべる。英会話に通っているとはいえ、ついていくのは大変でした。

22時過ぎに部屋に戻る。外は星がいっぱい。西の下の方にわずかにうすーいオーロラが見えるも、とにかくひと休み。夜中の12時に目覚ましをセットけ、着替えてお布団の中に入る。

23時半前に目が覚め、夫は外を見て「すっきりした。薄く出ているし」としっかり着替えて準備開始。少ししてから「練習にはちょうどいいのが出てるぞ。赤いよ」というので私も起きる。
20130306-0003.JPG完全武装をして外に。私たちのロッジのうしろの東方向から立ち上るようなオーロラ。そうなのよね。ここはあそこから出てくるんだけど、YKの町あかりが写るので、注意しなくちゃ。

湖の方に降りてロッジで街明かりがかくれるところで数カット。このカットは過去に山ほど撮っているので向こうにまわろう、とうろうろ。
そのうちに1本だったのが幾本にも分かれ、ちょうど撮影していた木々のうしろからわくように出てきた。あれぇ、初日からこれかい。少しは寝たいのに、と文句を言いながら撮影。途中の小高いところで撮影中にはブレークアップ。カーテンのすそがひらひら。きれいだぁ。

20130306-0004.JPG2時間ほど撮影してメインロッジで暖をとる。ちょっと外に出た夫が「すごいことになってるよ」いれたばかりのハーブティ、二口しか飲んでないけど、あわててジャケットを着る。アメリカ人はすぐ出て行った。外に出ると、ほえぇ。三脚をセットし、リモコンを押すも反応しない。あれぇ。あれこれやるもカメラは静かなもの。あわてて夫を探す。どこに行っちゃたのかなぁ。やっと見つけてチェックしてもらう。問題なしとわかりほっ。早速パニくっちゃった。

この後も強弱を繰り返し、1年ぶりの私たちを歓迎してくれていました。マイナス40度に音を上げたカメラが動作不安定になり、3時過ぎにCABINに戻る。初日だし、15日もあるんだからそろそろ寝ちゃおうか、と話すも、外はまたまた強くなっている。夫のカメラはタイム・ラップスで外で一人で働いている。私のは動作不良で三脚から外して部屋の隅にあるので、今回デビューのミラーレスを夫が試す。うん、これも使えそうだ。

4時過ぎ、薄くなってきたし、私たちも納得したし、ものすごーく眠くなったしでダウン。オーロラさん、今年もありがとう。


機内食1:日本食(おそば、煮物、すき焼き風の煮物、ご飯、味噌汁)、果物
機内食2:果物、おかゆ(梅干し、たらこ、塩サバ、きのこの佃煮)、ゼリー
夕食:グリーンサラダ、野菜たっぷりのスープ、ミックスベジタブル、ポークチップの煮込み、ご飯、アイスクリームにリンゴのお菓子

Season2013 Canada Enodah Island 3/7

3/7(木)晴れ
そんなぁ...

まぶしい朝日が部屋の中を照らしている。朝食は昨夜、客全員の希望で10時に。9時半に目覚まし時計に起こされる。昨夜は横になったらすぐに熟睡。寝てなかったもんね。

今朝もにぎやかなお食事。みんなで昨夜の幸せをわかちあう。全員、それぞれ持参のカメラでベストショットを収めたようです。
昨夜(というか明け方)、寝る前に用意してくれたカップラーメンを食べて寝たのに、お腹はぺこぺこ。おいしくいただきました。

20130307-0001.JPG香港のヤングガール二人はアイスフィッシングに出発。アメリカ組と私たちはお留守番。私たちは睡眠タイム。でもその前に。昨夜の映像を取り込んで反省会。うーん、やっぱり長すぎたり短すぎたり、ジャストというのは難しいです。

ダイアリーを書いて私は横になる。眠い。。。夫はしばらく写真データを見ていたようですが、じきにダウン。外は雲ひとつない快晴。今夜も見られそうだ。

次に目が覚めたのは17時。まだ西日がまぶしい。しばらくぼんやりしている。夕食は19時から。昨夜の反省会の続きをしたりして、19時少し前にメインロッジに行く。
今日のアイスフィッシングの成果は2匹。でっかいノーザンパイクが釣れたそうです。昼食後に釣れたそうで、今夜の前菜。みんなでお刺身に舌鼓。この味、久しぶり。鯛のお刺身のような味です。

お腹すいたぁ。キッチンスタッフのロンさんは私たちのランチを作ってくれていたそうです。寝ていて食べなかったのに。ありがとうございます。
昨夜の写真を見せ合う。夫の写真は大好評で香港組、アメリカ組それぞれを送ってほしい、とのこと。E-MAILアドレスを交換。夕食後で2枚ほど、リサイズして送ったそうです。

ディナーが始まったのは20時半。新規のお客様は5人。オーストラリアのカップル、カルガリーの若者二人、1年をかけての世界旅行中で最後にここに来たカズ君。インターナショナルだ。相変わらずの早口英会話教室状態。でも昨日より読み取れているような気がします。

20130307-0002.JPG外は曇り。天気予報ではミッドナイトに雲が晴れる、とのこと。期待して起きていようっと。
昨日同様10時過ぎにキャビンに戻り少し横になる。YKのオーロラライブカメラも雲り空を映しだしている。ときどき雲の上にオーロラのうねりが見えるも、外に出て肉眼ではほとんど確認できず。カメラで長時間露光なら見えるのかもしれないが、これじゃあね。

カナダの天気予報は結局当たらず、雲は厚くなるばかり。4時少し前に今朝、シアトルに帰るアメリカ組を見送ろう、とメインロッジに行くが、既にハグランドに乗った後だった。

キャビンに戻りカップラーメンを食べ、夫は寝酒にビール。支度をして横になるも私は昼寝が効いてか、なかなか眠れず。寝る前までロケーション・フリーでWBCの台湾戦を見ていたのでその続きと、なでしこジャパンのドイツ戦をwebの実況速報で見る・どっちも苦戦。
サッカー後半の20分過ぎ頃夫も目覚め、ロケーション・フリーでライブ映像を見る。朝の6時半。なでしこジャパンは若手育成ということだが、相手国から見れば飛車角と王将も欠いている状態。このメンバーで勝つのは大変、と思っていたがやっぱり。。。大野はヨーロッパにいるんだから召集すればよかったのに、とぶつぶつ。
なでしこが負けた後、私は寝たが、夫は野球が同点、逆転勝ちしたのを見てから再ダウン。

今日も長かった。オーロラもなでしこもちょっと残念(;_;


朝食:ベーコン、ソーセージ、オムレツ、トースト、チーズとフルーツ
昼食:(用意してくれていたが寝ていました)
夕食:刺身、グリーンサラダ、温野菜、ビーフステーキ、ポテトの丸焼き、ガーリックトースト
夜食:ミニカップラーメン

Season2013 Canada Enodah Island 3/8

3/8(金)くもり のち 晴れ
43inchのノーザンカマスをゲットン!!

8時半起床で朝食へ。香港組は朝食後出発し、日本に観光へ行くそうだ。最初に中国人2名、アメリカ人2名と私たち、と聞いて、微妙な国際関係、と思ったが、みんなとってもフレンドリー。香港の2人組は日本びいきで年に2回も日本に観光にくるそうです。景色、食事、ショッピングと温泉が好きなんですって。下手な英語の私たちによく付き合ってくれ、なんだかんだとほとんど切れ目なくおしゃべりをした。

空には雲いっぱいに覆われているが、北側に細く雲の切れ間。朝食のあとには切れ間が広くなっていた。夜には晴れるといいな。

20130308-0002.JPG香港ガールズを見送って、横になる。すぐ熟睡。となりのお部屋や外をお掃除している物音や人声がうるさい、と思っても起きなかった。夫は11時前に起き上がってアイスフィッシングに出発。昨夜、ひまだったし、今日はおさしみを持って帰ってくれるそうです。

携帯のアラームに起こされ昼食に。おいしいチーズサンドイッチを作ってくれた。ヤングボーイのカズ君はこなかった。昨夜、4時まで起きていた、と言ってたので起きられなかったかな。
外は快晴。昨日も今日も昼間はお日様ぎらぎら。どうか、夜までもってくれますように。

夕方戻ってくると思っていた夫は15時半には帰ってきた。2匹釣れたので、ラグナーと彼だけ先に帰ってきたそうだ。最初の小さいのは私へのお土産、大きいのはリリース。すでにランチ用に魚が数匹釣れていたのでメスだったこともあり、資源保護のために回復するまで見守ったそうだ。よかったね。

夕食前まで寝て、19時少し前にディナーへ。今夜はニューゲストはいない。釣りに行った人たちみんなで盛り上がっている。夫の写真はカルガリー組が撮ってくれました。ありがとうございます。

20130308-0019.JPG今夜はカレー。ここで食べるのは初めて。ラグナーはそうか、よく食べるよ、って。へえ、カナダ人も食べるんだ。そんなにインド系の人が多いようには見えないけど、今やワールドワイドですね。

外が暗くなるとYK-LIVEカメラにはうっすらオーロラ。今日の晴れは夜も大丈夫そうだ。よかった。早めに部屋に引き揚げ、出かける準備。いつでも出動OKだが、肝心のオーロラがごくごく薄い。

今回事前に夫と決めたこと。ここのところ感動が薄くなっている。特に昨年、一昨年と素晴らしいのに出会えたことで、薄いと撮る気がしない、ということがある(主に私)けれど、ここは初心に戻って楽しもう。

それにしても薄すぎるよね。22時半まで待って、それなら星景写真を撮ろう、と出発。部屋で待っていても仕方がないもんね。
外にでるとうっすらオーロラが邪魔して星景写真は真っ白に写る。それなら薄いのを何とか、と数カット撮影。手足が冷えてきたので部屋に戻る。1時間ほどたっていた。あっという間だ。今日はものすごく寒い。ライブカメラは星が見えるだけ。曇っても駄目だけど、出ないことには。。。なぜかNOAAの数値は良い。Northってどこのこと?

20130308-0011.JPG12時過ぎに濃くなってきたので外に出る。撮影しているうちにどんどん濃くなり、1時過ぎにはブレークアップ。カーテンの裾がきらきら光りながら動いている。わぁ、と声を挙げながら撮影。うん、すごいすごい。
この後薄くなる、ブレークアップと思われる状態が数回。てんぷらさんがろうそくを入れてくれたティービーやまわりの木々、建物を入れて撮影。写真を撮っていると1時間はあっという間。寒くなって部屋に戻る、外を見る、また出る、の繰り返し。

3時過ぎから雲が出始め、あんなに明るかった空がまっくら。4時には祝杯をあげて寝ました。おやすみなさい。


朝食:ベーコンとソーセージ、ポテトのオムレツ、トースト、チーズにフルーツ
昼食:野菜スープ、チーズのホットサンドイッチ
夕食:サラダ、温野菜、チキンカレー、アイスクリームと焼き菓子
夜食:カップヌードル

Season2013 Canada Enodah Island 3/9

3/9(土)晴れ
一日おきかなぁ...

0310-0031.JPG今日はシャワーオプション。9時朝食、9時45分出発。朝食後、帰国するオーストラリアのカップルと一緒に出発。

天気予報は晴れのち曇り。夜まで晴れますように。いつものようにハグランド、乗用車をのりつぎ2時間近くかけてスイミングセンターへ。2時間後のピックアップを約束してラグナーと別れる。

久しぶりのシャワー、暖かいジャグジーでゆったり。今日は子供たちのスイミングスクールらしく、とってもにぎやか。2,3歳くらいの小さい子が先生の指導でプールとたまにジャグジーで暖まる。まわりで親たちが見守っている。かわいい。

ラグナーにダウンタウンまで連れて行ってもらい、夕方までフリータイム。ベトナム料理店でゆっくり昼食をし、スポーツショップで働いているAKさんとおしゃべり。久しぶりにお会いしましたが、とってもお元気そうでした。

昨夜ほとんど寝ていない私たち。お風呂に入り、お腹一杯になったらもう眠くて。。。お店を少し見て、待ち合わせのホテルのロビーでまったり。音楽を聞いたり、本を読んだりしていたが、気づくととろとろ。眠い。

0310-0032.JPG17時にYKツーリストの新しいきれいなバスにピックアップしてもらい、ミーティングポイントへ。この会社からの今日のお客様は5名。香港からだそうです。

ハグランドの先頭車両の座席は運転手を含めて6人。はじめてうしろの車両に乗る。荷物とYKツーリストのエノダ担当のBDさんと一緒。彼女ずっとしゃべりっぱなし。英語の下手な私たちにつきあってくれてありがとう。

エノダ着18時半。夕焼け空に雲が薄く広がっている。今夜は大丈夫かなぁ。この後、お天気が崩れるというので雲は広がるばかりかも。。。

今日からキッチンスタッフは現地で働く日本人のYKさん。2年ほど前にもここで私たちとあっているとのこと。うーん、忘れている私たち。ごめんなさい。お食事はとってもおいしかったです。一人でこんなに大勢の食事にデザート作り。プロとはいえすごいです。

0310-0033.JPG夕食は今日到着の香港からの5人とYKから犬ぞりで来たT子さんを加え、大にぎわい。すごい。香港客のうち2名はデフ。私が手話をする、と前に夫がBDさんに話したのを、彼女が覚えていて話して、と言われる。手話は視覚言語。文化に依存するのは音声言語同様で、国によって違うが、中国、韓国は日本の手話と似ている部分があり、通じやすい。むこうから私に積極的に話しかけてくる。うん、通じる度合いは英語と同じくらいかな。ところどころわからないけど、いいたいことはほぼわかるから。

外は雲がいっぱい。ライブカメラに写っているのも雲ばかり。昼間出かけていて、昨日の写真データを取り込んでいないので、食後は部屋に戻り作業。昨日はなかなか良いオーロラだったね、と反省しながらも楽しんだ。

結局今夜はずっと曇り。12時ごろ雲の上にオーロラが見えたので、よっぽど強かったのでしょう。残念。今回のオーロラ・ウォッチングは1日置きなのかしら。
ネットでWBSオランダ戦がコールド勝ちしたのを見て、3時過ぎに寝た。


朝食:ベーコンとソーセージ、トマト、オムレツ、トースト、チーズとフルーツ
昼食:生春巻き、野菜サラダ、牛肉のベトナム風ヌードル
夕食:野菜サラダ、チキンのハムとチーズのはさみ焼、ポテト、温野菜、アイスクリームと焼き菓子2種類

Season2013 Canada Enodah Island 3/10

3/10(日)晴れ ところどころ 雲
やっぱ、一日置き(^^;;;

0311-0001.JPG昨夜は雲に覆われ、雲の上にほんのり見えるだけだったのに、今日は朝からお日様が顔を出す。薄雲はあるものの太陽の力は偉大だ。
9時朝食、とのんびりしていたら、日本人スタッフのYKさんがトントン。今朝からサマータイムで時計を1時間進めるのだった。忘れていたぁ。あわてて食事に行く。

今日は香港組とT子さんは釣りに。私たちはお留守番。夫は昨夜あんまり寝ていない、とすやすや。私もしばらくは起きていたが、じきに寝る。
昼食は1時半。作って待ってくれていると申し訳ないので、時間に行く。今日はバノックを焼いてくれていた。焼き立ては特においしい。

昼食後、夫はまたダウン。私は明日YKのダウンタウンに移動なので、持って行くもの、置いていくものを整理。最終的には明日の朝になるけれど、今夜撮影で忙しいと、朝大変だもんね。そうあってほしいし。

0311-0003.JPG夕方、起き上がって食事に。19時ディナーって聞いていたけど、来ているのは私たちとT子さんだけ。キッチンスタッフのYKさんも「みんな、サマータイム?」。だんだん人が集まって夕食開始。今夜は夫の好みの骨付き肉。たれがおいしかったので作り方を教えてもらう。わーい、うちに帰ったらやってみよっと。

食後の時間は撮影した写真のレーティング。私は人間TimeLapsになって撮影しているので、同じようなのがいっぱい。後で動画にしてもらうんだ。外は雲が空いっぱい広がっている。

外に出ると真上には星が見える。さっきまで小雪が降っていたのに。予報より早く雲がきれ、22時過ぎにはきれいな星空。昨日、雲の上のしか撮れなかったので、今日はとにかく出動。オーロラがでるまでは星景写真にチャレンジ。うーん、きれいな星空。^部屋に戻ると汗びっしょり。気温はマイナス18度。この気温だと暖かく感じるなんて。。。!^

0311-0002.JPG1時過ぎに待ちきれずに「試しに」と夫がカメラをかかえて出て行ったが、となり近所がにぎやか。外に出てみると東の空にうっすら。ここはあそこから出てくるのです。急いで装備をして出発。そのうちかなり活性化し、カーテンが空いっぱいにむくむくと広がり、裾を光が走り、見ているみんなの歓声がエノダに響く。

私はてんぷらさんが火をいれてくれたティービーを入れたり、オールドタウンまでトレイルし撮影。うーん、きれいなオーロラ。
今夜は風が強くものすごく寒い。きっと気温はぐんぐん下がっていると思います。


1時15分から2時、2時10分から3時までと楽しみ、薄くなったので、ビールで乾杯、ラーメンであたたまる。この後も薄いのがしばらく出ていたが、3時半過ぎにはすっきり何にもなくなった。YKライブカメラも真っ暗の中に星がポツポツ。明日は移動日、とあきらめて寝る。

うーん、やっぱり1日置きかも。


朝食:ソーセージ、ベーコン、オムレツ、トースト、フルーツ、チーズ
昼食:チリコンカン、焼き立てバノック
夕食:グリーンサラダ、野菜の卵とじのおすいもの、ポークスペアリブ、ミックスベジタブル、マッシュポテト、クレープ
夜食:カップラーメン

Season2013 Canada Yellow Knife 3/11

3/11(月)晴れ のち 曇り
はじめてのナヌックツアーズ

2年前の3.11地震の時もここエノダに滞在中だった私たち。あの日はものすごくきれいなオーロラでした。あれから2年。今年の日本時間3月11日の昨夜もきれいなオーロラでした。

0312-0001.JPG今日はエノダから町中のホテルに移動。朝食後、日本人客のカズ君、T子さん、私たちがYKにバック。香港の親子三人組はシャワーオプションで一緒にミーティングポイントまで移動。

ホテル着お昼。チェックインでちょっとごたごた。キッチン付きでお願いしたのに、スタンダードルームとのこと。ちょうど日本人スタッフがいて確認し、予定通りキッチン付きに入ることができました。ほっ。その後5日分の食料の買い出し。二人でうんうんいいながら運ぶ。

今夜から4日間はナヌック・ツアーに参加。車でオーロラが出ているところまで追いかける、というアクティブなツアーで人数はMAX10名。

午後10時過ぎに曇りの町中から西に向けて走り、雲が切れたあたりで様子見。薄いのがでてきた。ここででティータイム。ここはメールで予約するせいか参加者はお若い個人客が多く、みんなとっても感じが良い人たちでした。
0312-0002.JPGはじめてYKに来た時にお世話になったカナディアンEXを思い出します。ナヌックのヨシさんはそこで働いていたし、エノダのキッチンスタッフのYKさんも同じく、社長だった鈴木さんは寿司ノースだし、いろいろな形で根をおろしているようです。
ティータイムはオーロラの話し、撮影の仕方などなど盛り上がる。

一度町中のホテルに戻ってトイレタイムの後は、イングラハムトレイルを東に向かい、船と一緒に撮影できるところに移動。到着直後にちょうどきれいなオーロラ。船や向かいのロック、木々をバックに撮影。縦に長いオーロラが多く、撮影に苦慮。紫がきれいなのが多かったです。うすくなったり広がったして、結局ここに3時半までいました。

4時前にホテルに戻り、鏡を見たらほっぺの上の方が赤い。撮影中に冷たいな、と思っていた。凍傷になっちゃうところだった。気をつけなくっちゃ。


朝食:フレンチトースト、ソーセージ、フルーツ
夕食:あらびきソーセージとたっぷり温野菜、カレーライス
夜食:チェリーケーキと紅茶

Season2013 Canada Yellow Knife 3/12

3/12(火)晴れ
小さなトラブルに気をつけよう

昨夜、というか明け方の4時近くに部屋に戻り、足湯をしてほっとひと息。ベットに入ったのが5時近く。明日は目が覚めるまで起きないぞ、と宣言して寝た。夫は9時半過ぎに起き上がり、カメラデータの取り込み。昨夜、ヨシさんのお勧めの撮影方法をトライしてみたが、2-3秒という超短時間のため、ものすごい枚数だ。

私は10時半過ぎに起き、ブランチ作り。昨夜の残ったカレーはスープにした。さあ食べよう、という時に廊下を歩く日本人の話し声の中に友人の声。彼女が昨日から同じホテル、とは聞いていたが、同じフロアなんて。会社の先輩で夫も私もよく知っている人。まず夫が外に出て、声をかける。続いて私も出て、廊下でやあやあ。

私の後ろでドアがガッチャン。あ、キー持っていない!お隣の部屋で電話を貸していただきフロントに電話。この建物はフロントの向かいにあり、ちょっと離れている。カギを新たに作って来てくれることになった。あー、うかつだった。
ちょうどそこにお掃除のスタッフが通り、彼にカギをあけてもらう。よかった。ほっとして食事をしていたら、フロント・スタッフが新しいカギを持ってきた。お手数をおかけしてすみません。

そういえば昨夜、トイレの水を流すコックが壊れた。朝、夫が先に起きたのでフロントに電話して修理をしてもらった。トラブル続き。気をつけなくっちゃ。

0313-0001.JPGトラブルではないがもうひとつ。こっちに来てから3日目くらいから右の二の腕が痛い。なんでかなぁ。思いつかない。今朝、はっと気がついた。超寒い戸外で長時間のリモコン操作かも。時々寒さで動かなくなるし、ホットスポットに当てようと力を入れているかも。しかも昨夜は3秒感覚でシャッターを切った。1枚撮るのに2回、グッとやるので、日頃使わない筋肉が頑張っている模様。夫は卓球で鍛えているせいか何ともないそうだ。今日はタイムラップスに任せようかなぁ。

ブランチの後はまったり。TVでWBCイタリアとドミニカ戦をライブで見る。最後まで見ていられず、午睡。

夜10時過ぎピックアップで出発。昨夜会った2年間の冒険旅行中ガール1名と北海道イケメン学生2名、到着したばかりの女性4人組と私たちでにぎやかに出発。

プレリュード湖に着いた11時には既に薄いオーロラ。湖面の上に大きく広がるオーロラはバックに入れる木々も建物もなく、多少撮影したもののモノにならないだろうなぁ。
やがてロックと木の方にも広がったのでそちらを撮影。うーん、薄い。
トイレ休憩後の小高いところでは木々を入れて撮影。目視では薄いけど撮るとまあまあか。

0313-0010.JPG最後に行ったアイスロードではブレークアップ。ものすごく大きく広がりみんなで歓声。わあわあ言っていたら、ギンギンに明るいトラックが2台来た。はじに寄ってよけたのに少し手前で止まる。えっ、オーロラがいいのにそこで何をしているの?!早く行って、と思ったら夫が私に足を引っこめて、と言う。そうか、アイスロードのトラックとオーロラ。うん、チャレンジチャレンジ!!!
数カット撮ったらトラックはライトをつけて走り去る。手を振ったらクラクションを鳴らしてくれた。

ということで3時にホテルバック。気温マイナス38度。寒かったぁ。右の写真はさあ帰ろう、と車に乗った時の夫。みんなに大ウケ。


ブランチ:パン、野菜サラダとベーコンエッグ、カレースープ、ワイルドベリーとクランベリー
夕食:カリフラワーとブロッコリとソーセージ、えびとパプリカのトマト味、お浸し、ご飯、味噌汁
NANOOK:コーヒーケーキ、ホットチョコレート
夜食:おかゆ、ふりかけ、お浸し

Season2013 Canada Yellow Knife 3/13

3/13(水)晴れ
指先がジンジン

昨夜は3時過ぎにホテルバック。片づけをし、あたたまって寝たのが5時過ぎだった。
昨夜はカメラトラブル。Mark2のレリーズが反応しなくなった。60Dのリモコンをアイスロードで落とした時に割れた。ちゃんと手首にひもをつけていたのにぃ。
彼はワインを飲みながら両方ケア。ご苦労様。

0314-0002.JPG明け方、何となく目が覚める。8時過ぎ。NETを見るとなでしこジャパンの中国戦の前半終了。後半を15分程web中継で見ていたが、それならと起き上がってロケーションフリーでフジテレビのライブを見る。回線が細いのか途中でぶちぶち切れるも、何とか最後まで見た。1-0で勝利。よかった、と横になると夫が目を覚ました。ごめん。
彼は起き上がってカメラデータの取り込みをセットしてまた横になった模様。私はすぐに熟睡でした。

次に目が覚めたのが11時半過ぎ。すっきり。夫は。。。熟睡です。ブランチの支度をしたり、サッカー記事を読んだりのんびり。夫は14時少し前に起床。よく寝たぁ。昨日までずっとちょこちょこ寝で、二人とも何となく頭痛、何となくだるかったのが、すっきりしました。

ブランチの後、ショッピング。昨夜リモコンを落とし、グラグラしているので新品をGET。2つあると安心。次にスポーツショップに行き、ラフティングの防水パックを探す。カメラを暖かい場所に入れる時、ジップロックを使用しているが、ヨシさんがこれがいいよと紹介してくれたもの。
0314-0001.JPGアキさんがちょうど出社したところで一緒に探してもらうも、でっかいのか小さいのしかなくあきらめ。季節外れだもんね、確かに。
フレンチ・アソシエーションで去年と同じかわいいお姉さんからメープルシロップを購入し、ホテルに戻る。ロビーで昨日会った友人、M子さんのGPが夕食に行くために待ち合わせしていた。17時。もう夕食の時間かぁ。

うちはブランチが遅かったので、今日はゆっくり夕食。ちょっと軽めにした。胃袋も元気でいなくっちゃね。現在カナダで行われているフィギュアスケート世界選手権の男子SPをライブで見る。高橋君、なんとか踏みとどまったね。

ナヌックのピックアップは今日も22時過ぎ。今夜の予報はマイナス40℃。郊外はもっと寒いと思う。
昨夜、帰りのバスの中でお土産の話。私のお勧めはバックエディ。売っているお店が限られているので、結局ヨシさんの仕事を増やしてしまった。ごめんなさい。その上、手袋を片方、車の中に忘れちゃったし。今夜も会うのでま、いいか、でした。

今夜のオーロラツアーはまずVeeLakeへ。私たちがYKで初めてオーロラを見たのがここでした。かつてあった鑑賞施設は現在使用されていませんが、湖に降りて見上げると満天の星。おもわずため息。オーロラは。。。まだのようです。

0314-0003.JPGものすごく寒く、じきに車に入る。車の中ではヨシさん手作りフィリップでオーロラ談義。今日も奥様手作りのパウンドケーキでティータイムの後、町に戻りトイレ休憩。

次に木々のきれいなところに行き、出てますよ、の声に急いで支度。念入り防寒。支度しているうちに薄くなっちゃいました、とのことだけど、カメラをかまえて待つ。薄いアーチが出ているので長時間露光で撮ってみる。赤い!これって街明かり?やっぱりオーロラだよね。

ヨシさんから後ろの方がいいですよ、と言われるもそちらは街明かりがあるいしなぁ。でも夫が撮ったそちらのを見ると赤いひだひだ!あわててカメラの向きを変えた。

わーい、とたくさん撮影。寒い。TimeLapsのレリーズはダウンし、リモコンで対応。昼間バックアップ用に買っておいてよかった。

小1時間撮影。薄くなったし、かじかんできたので車に。親指は根元までじんじん。しばらく待機するもほとんど消えてしまったので本日はここまで。
赤が出る時って、肉眼では薄くしか見えないし、ブレークアップという感じではないもんね。しっかり楽しみました。


ブランチ:サラダ、ベーコンとスクランブルエッグ、青梗菜のお浸し、味噌汁、ご飯、グレープフルーツとベリー
夕食:サーモングリルとグリーンサラダ、味噌煮込みうどん
NANOOK:アップルケーキ、紅茶
夜食:お茶漬け、漬物

Season2013 Canada Yellow Knife 3/14

3/14(木)晴れ
だいぶん生活リズムができてきた

昨夜は割と早く寝たせいか、夫は10時前には起きて、カメラのデータを取り込んでいた。私は更に1時間後に起床。うん、よく寝た。

20130315-0003.JPGおめざに洋ナシ。おいしい。夫は3日間、一緒だったイケメン学生2人組と2年間の世界旅行の元気ガールにオーロラと一緒に撮影した彼らの写真をメールで送っていた。とっても気持ちの良い若者たちでした。
テレビではフィギュアスケート女子のショートプログラムのライブ。キム・ヨナの復帰戦でこちらでも大きく取り上げています。

テレビをちらちら見ながらブランチ作り。旅先でご飯を炊くときは、そこにあるお鍋でお米を炊いていましたが、ちょうど良いのがない時も多いので、今回はトラベルクッカーで炊いています。1回目はちょっと芯が残っていておいしくなかったけど、炊くたびに上手になってきたみたい。電源がONとOFFしかないので、蒸らし時間を十分とることがコツでした。

食事をしながら、昨夜の画像のスライドショー。うーん、なかなかすごいオーロラだったね。

20130315-0001.JPG午後は午睡とWBCアメリカ対ドミニカ戦を見る。夕方、ヨシさんが昨夜撮影してくれた私たちの写真がメールで届く。さすが。上手です。人間もオーロラもばっちり。最も私たちだってわからないよね、この恰好じゃ。^^

夕食後、夫はひと休み。私はフィギュアスケート観戦。日本ではペアとアイスダンスはほとんど放送されないけど、こちらではばっちり。おかげでしっかり楽しめました。


今夜も10時過ぎに出発。車は今日もにぎやか。世界旅行出発第一番目にここYKに来たヤングカップル、毎年きているという男性が仲間入り。

初めにVeeLake。既にうっすら縦に出始めている。撮ってみると赤い。えっ、今日も?!となりに薄いオーロラがどんどん成長し大きなアーチを作り、動き出す。みんなの歓声の中、撮影。撮影しない人も十分たのしめました。

20130315-0004.JPG静かになったので車の中でティータイム。外も大分静かになったし、と12時半にトイレ休憩に一度町までバック。

YKの町から南方向がなんとなくどんより雲が広がり始めている、とのことで晴れているところまで走る。
車を降りて湖の上を歩くと、あ、強くなりだした。急いで撮影開始。赤い!きれい!!木々をバックに撮るが、大きすぎてどこをカメラに収めるか悩ましい。あたふた!!!

しばらく撮影し、ふと見るとさっきまでまわりで歓声を上げていた人がゼロ。冷え切ったし3時近いからか、と車に戻りかけると、車のそばで三脚2台で撮影しているヨシさんから「まだいいですよ」の声。ご本人「客よりしつこいガイド」と笑うけど、本当にオーロラをよく見ているし、楽しんでいる様子がわかります。

20130315-0002.JPGおしゃべりながら数枚撮影したが、先ほどの元気な状態からは大分ダウンだし、寒いしと車に乗る。オーロラがまた活性化するかどうか少し待ってから出発。町に入る少し手前で「また明るくなってきた」と車を止められるところまでバック。

まわりの灯りが明るかったので撮影はともかく、空から降ってくるような縦長のオーロラをしばし楽しみました。
Nanookさん、4日間、ありがとうございました。すっごく楽しめました。写真もたくさん撮れました。楽しかったぁ。

ホテルに着いたのが4時過ぎ。今朝6時の飛行機で日本に帰る友人と廊下ですれ違う。お互いの幸運と旅の安全を祈って見送った。


ブランチ:ベーコンエッグ、野菜サラダ、味噌汁、ご飯、洋ナシ
夕食:骨付きポークソテー(にんにく、しょうが醤油味)、温野菜、味噌汁、ご飯、ホットバナナ
NANOOK:ホットチョコレート、キャラメルケーキ、チョコレート
夜食:お茶漬け、お浸し

Season2013 Canada Yellow Knife 3/15

3/15(金)晴れ
待ちぼうけ、結果良ければ...

朝方一度目が覚めたものの、起き上がったのは11時過ぎ。よく寝た。お茶をゆっくり飲んでから、ブランチの準備。

20130316-0003.JPG夫は目が覚める度に写真データを取り込んでいたとのこと。ご苦労様。
YKに来て10日目。夫の花粉症もやっと楽になってきた模様。3月に来るのは避花粉症の意味もあるのだが、一度肺の奥まで入り込んでしまうとなかなか復活しない。おととしは回復しないまま帰国した。今年は出発直後がピークだったようでよかった。
昨夜千葉から来た女性が今は3重苦だと言っていた。花粉、黄砂、PM2.5.それに煙霧まであったのだから。ここに居てきれいな空気を吸えるうちに症状が回復してほしい。

ブランチをゆっくり食べた後は、明日のチェックアウトに備えて少しお片付け。うーん、まただるくなってきた、と横になる。

次に目が覚めたら16時。フィギュアスケート男子フリーとWBCアメリカ対プエルトルコ戦を見たり、昼間はたらたらしています。

今夜はベックスケンネルのオーロラツアー。ベックスケンネルは2006年の年末に犬ぞりで郊外のキャビンまで行ったことがありますが、宿泊もできるようになったとかで、どんな様子か今回チェックチェックです。

20130316-0002.JPG約束の時間にホテルのロビーで待つも来ない。同じホテルに宿泊する日本人一人と中国人2人計5人。ちょっとくらい遅れることもあるでしょうが、それにしても来ない。30分を過ぎたところでホテルのスタッフに電話してもらうも「誰も出ません」。ぐっ。1時間ほどたってからようやくつながり「バンが壊れたので修理中。ちょっと待ってね」。先に言ってよぉ。

ようやく23時15分にお迎え到着。1時間半の遅刻。次のホテルでは予約の人は乗ってこなかった。怒っちゃたのかな。

観測小屋についたのが12時少し前。あっ、2006年の時と同じキャビンだ。まだ使っているんだ、これ。
中に入ると人がいっぱい。日本人、中国人らしい人たち。

荷物を置いて、カメラをセットし外で構える。そこそこ写真写りが良い薄いのが出ているも、しばらくしたら静かに。暖をとれるキャビンがもうひとつあり、そちらで休憩。

20130316-0001.JPG少ししたらまた強くなり外に。湖正面に広がっているが、建物とか何もないのであちこち動き回る。確かこっちに行けば、うん、そうだ、と歩く。やがて薄くなり、昨日までのきれいな写真とは雲泥の差なので、戻ろうか、とカメラにジップロックをかけたところで一部が急速に明るくなってきた。
と思ったらあたりが急にものすごく明るくなり、ブレークアップ状態。肉眼でピンク色がぐにゅぐにゅ動き回り、オーロラもきらきら、ぐんぐん。

カメラのジップロックをはずすのももどかしく、一番激しいのが過ぎたころにやっと撮影体制。それでもものすごいことになっていて、あわてて撮ったのは水平はくずれているし、ごく短時間でもぐじゅぐじゅ。

短時間だったけど、いやー、すごかった。(まわりの歓声もすごかった)

この後はうっすら、ちょっと濃いの繰り返して、落ち着いて撮れました。私たちは到着が遅れた分延長になり、4時ホテル着。
ホテルのおとなりの部屋で数人で祝杯をあげている声が聞こえる。英語らしいが、すごいのが見られたら興奮するのはみんな一緒だよね。


ブランチ:野菜サラダ、ソーセージと卵、お浸し、味噌汁、ご飯
夕食:温野菜、チキン野菜のトマトソース煮込み、お浸し、味噌汁、ご飯、バナナ
ベックス:スープとバノック
夜食:お茶漬け、お浸し

Season2013 Canada Enodah Island 3/16

3/16(土)晴れ
赤出ました(^^;;

20130317-0002.JPG昨夜寝たのは5時過ぎ。今日はホテルチェックアウトだが、エノダのピックアップが夕方5時なので昨日のうちにレイトチェックアウトを頼んでおいた。なので今朝もゆっくり起床。

昨夜は短時間だった割には結構な枚数を撮っていたとのことで、夫がせっせと取り込んでくれた。

ブランチの後、荷物の整理をし、ホテルのロビーでNANOOKのヨシさんの奥さんにご挨拶をしてからお散歩。この週末行われているアイス・キャッスルのフェスティバルを見に行く。昼間寝てばかりじゃあね。

オールドタウンの方に10分程歩いてアイス・キャッスルに。昨年、ラグナーに連れてきてもらったときは人影まばらだったが、今日はフェスティバルですごい人。
20130317-0006.JPG子供もいっぱい。凍った湖の上で開催されているのですべりやすい。靴下を履いていない犬は腰砕けになっていた。
メープルシロップのキャンディ作りのお店やバーガー屋さんなど長蛇の列。お城だけでなく氷の彫刻を作っている。寒いけど、それを楽しんでいるんですね。

ホテルに戻ってシャワー。あー、さっぱり。今夜からまたシャワーなしの生活です。

夕方5時ホテルのロビーでにバーダーさんのピックアップ。ホテルスタッフのヨシさんの奥様に別れを告げ、キッチンスタッフのYKさんと一緒にミーティングポイントまで連れて行ってもらう。ラグナーと再会しハグランドでエノダへ。前回と同じルームB。

20130317-0005.JPG今夜の客はカナダの女性2名、日本人の奥様と外国人(聞きませんでした)のカップル、中国の若きネット王(?)ともう一人。
ディナーはいつも通り、今日の釣りの話で盛り上がる。

外は快晴。降るような星空。フッシングスタッフのてんぷらさんが陽が沈んだ1時間後くらいに彗星が見えるので教えてあげる、という。キタムラさん情報の彗星らしいが、この日は下の方に雲があるらしく見えなかった。

食後、キャビンで待つもなかなか現れず。各種情報をチェックする。でっかい太陽フレアはないものの、今夜はかなりよさそうだ。

11時20分すぎ、東から薄いアーチが濃くなり始めた。待っていました、と出動。真上で活性化することが多いので、林の中で撮影。うろうろしながらしばらく撮影。あ、明るくなってきた。初めは1本だけだったものが、どんどん広がりブレークアップ。カラフル。

向こうの方で人声。みんな、見ているのね。よかった。

部屋に戻ると12時50分。空にはオーロラのカスのようなものがもやもやしていて、一部が濃くなっても写真に撮るとすっきりしていない。

20130317-0004.JPGしばらく暖をとっている間にかすがきれいになり、濃くなってきたので再出動。薄いけど上部が赤いオーロラを1時間ほど撮影。

この後はキャビンの前にでたり入ったり。さっきと同じくらいの薄さ。写真に撮るときれいだけど。

3時過ぎに外を見ると、南にわぁと広がってきた。EOS-Mで試しに撮ると真っ赤。これでとっている場合じゃない、とMark2を出動。夫には「休んでいる場合じゃない」と声をかける。

すごく強いのは短時間だったが、20分程撮影。いやぁ、きれいだった。

この後も多少濃くなったり薄くなったりしたが、5時過ぎダウン。NOAAを見たら10!すごっ。


ブランチ:温野菜、トマトとパプリカ、ソーセージのオムレツ、お浸し、ご飯とみそ汁
夕食:グリーンサラダ、骨つき豚肉、じゃがいもなど温野菜、ミックスベジタブル、アップルとビスケットの焼いたものとアイスクリーム
夜食:カップラーメン

Season2013 Canada Enodah Island 3/17

3/17(日)くもり のち 晴れ
ミニマムでのんびり

昨夜、自宅近くの友人から悲しいお知らせ。お世話になった先生の訃報。こちらにいたのでお通夜にも告別式にも出席できなかった。出発する3日前にお会いしたときはいつも通りだったのに、そんなに悪かったなんて。。。
ご冥福をお祈りいたします。

今朝は朝ご飯は要らない、と言っておいたのでゆっくり起床。まわりの部屋のブーツの足音がゴツゴツ聞こえていたけど、ひたすら寝る。
夫はいつも通り、目が覚めるたびに写真データの取り込み。

20130318-0001.JPGランチ13時。キッチンスタッフのYKさんが私たちのためにあたたかい食事を用意してくれた。

ところでここ2日ほど鼻風邪。鼻水がとまらない。寝ても寝てもなんとなくだるい。部屋の中は乾燥しているので、タオルを濡らしてかけているがすぐにカラカラになる。
今回の旅も残すところ数日。熱があれば飛行機に乗せてもらえないし。ということで、明日のシャワーオプションはキャンセルし、買う予定だったお土産用のクッキーをラグナーにお願いした。わがままな客ですみません。

夕方の空には雲がいっぱい。夜中に晴れてくれますように。
今夜の客は6名。日本から2名到着し、中国人2名と私たち。スタッフの入れ替えもあり、静かだ。

20130318-0002.JPG夕食後、夫はアルコールの力も借りて熟睡。私はじき目が覚めて、webでWBCを見たりニュースをみたり。外は雲が広がっているが、月と天頂の星はにじんで見える。

12時過ぎに夫は起床。着替えてEOS-Mの焦点合わせに外に出る。撮影したものを見るとうっすらオーロラ。出たがっているみたいだ。

今夜はずっとこんな調子。天気予報はくもりでしたが、雲は下の方だけ。オーロラは長時間露光でやっと写る程度。星はきれいでしたので、星景写真家の友人なら眠れない夜でした。
で、結局5時半就寝。証拠写真を数枚撮っただけで終了。


ブランチ:スープ、牛肉とチーズの焼サンド、フルーツ
夕食:フレッシュサラダ、焼ポテト、ビーフステーキ、温野菜、チョコレートムース
夜食:なし

Season2013 Canada Enodah Island 3/18

3/18(月)晴れ
心の目で見ても「ミニ・ミニマム」

朝、おとなりご近所の足音で目が覚める。朝食もおでかけもなしの私たちなので再度寝る。12時ごろ目が覚めた。うーん、よく寝た。ここ数日のだるさもちょっと回復。風邪もよくなってきているみたい。持参の葛根湯はなくなりYKさんに日本の風邪薬をもらった。効果も出てきた模様。ほっ。

現在アラスカの北極圏でオーロラ撮影中の友人の写真がYahooに掲載。おとといの赤いオーロラの日のだ。やっぱりあっちもすごかったのね。友人2名からメール。yahooのオーロラ写真を見て、私たちを思い出し、webサイトを見たら今そちらですね、という内容。そうなんです、楽しんでいます。

20130319-0002.JPG本日のランチは牛丼。夫のわがままリクエストにYKさんが応えてくれました。おいしかったぁ。やっぱりご飯。濃い味のおかずがしっかりしみて、風邪なのにたっぷり食べられました。元気になるぞ!
昼食後、ひと眠り。ぐぐっと寝て、起きるたびに身体が軽くなっている。どんどん復活しているみたいだ。

今夜はモントリオールからのガールが一人到着。客は私たちと3人の静かな夜。彼女はOldCabinなのでNewCabinは4部屋のうち、いるのはうちだけ。暖房の目盛りを1つUP。過去の経験で他の3室の暖房がないと寒くなるので。

今夜は苦戦しそうだ。PCで各種データを見られるようになり、とっても楽になったけど、どれを見ても良い兆候はみじんもなく、こんな夜に曇りもせず、だいぶん高くなった月と星が煌々と雪景色を照らしている。

外はきれいな星空。何時に外を見てもきれいな星空。星だけ。オーロラなし。無理無理超長時間露光すればそれらしきものが写らないわけではないけれど、そこまでするのモノでもなし。。。

それでも「もしかして」と4時までねばる。久しぶりに撮りためた写真のレーティングをしながら反省会。
4時半就寝。今日はよく食べ、よく寝ました。

ブランチ:牛丼、味噌汁、フレッシュフルーツ
夕食:フレッシュサラダ、カレーライス、ミックスベジタブル、アップルケーキ
夜食:カップラーメン

Season2013 Canada Enodah Island 3/19

3/19(火)晴れ のち くもり
寝過ぎて腰が痛い...(^^;;;

二晩続けて、ろくに見えない夜が続き、防寒靴もコンタクトレンズも出番なし。まあ、休養タイムと思います。

20130320-0001.JPG時々目が覚めるも、横になっていてお昼過ぎに起床。今日のブランチはオムライス。おいしい!私たちのためにお手数をおかけし、ありがとうございます。よく食べ、よく寝ているので、体調は回復。体調が悪い時に、口に合わないものは辛いもの。本当にありがとうございます。

食後もまた睡眠時間。さすがにワンクールほどで目が覚めた。アラスカから向こうも昨夜はダメだった、とのこと。同じですよね。多少の時間差があるだけだよね。後はお天気。そう、今日の天気予報は曇り。それも夜になってから雪が降る。オーロラ関係のデータは昨日とうってかわって全体に上向き。そんなぁ。

夕食は7時半かな、と6時半に起きて、ストレッチをやっていたら、YKさんが「食事ですよ」と呼びに来てくれた。今日は7時からなんですって。はーい。

今夜はニューゲストはなく、昨夜同様3人。カナディアンのガールはアイスフィッシングに行き、ノーザンパイクが釣れた、とのことでキッチンスタッフが私たちにお刺身を出してくれた。ごちそうさま。彼女はお疲れか、早めに就寝。

サマータイムの影響もあり、夜9時近くにやっと暗くなった。空いっぱい雲が広がり、お月さまがにじんでいるが、YKのライブカメラには既にオーロラ。キャビンのデッキでEOS-Mで撮ってみる。むむむ、雲の上にしっかりオーロラ。

20130320-0002.JPGこの後もライブカメラを見て、オーロラが強くなったな、という時に撮影するもライブカメラの設置場所より、このあたりの方が雲が厚いらしい。天気予報では夜中になればなるほど厚くなる。NANOOKは北の方に走って、これを写しているんだろうなぁ、いいなぁ。
だって、雲の上のオーロラなのに、ピンクがわかるんだもの。

きのうは晴れたのにオーロラなし、今日はオーロラはあるのに雲の上。しかも目で見てもはっきりわかるくらい強いのです。
なーんてこったぁ。

ということで早々に寝ました。去年も一昨年も後半は苦戦。あさっての朝4時にはここを出るので、後は本日YKに到着する友人の幸運を祈るのみです。

あー、腰が痛い。寝過ぎ?かも。


ブランチ:オムライス、豚汁、フレッシュフルーツ
夕食:グリーンサラダ、スェーデン風焼ポテト、ミックスベジタブル、骨付き豚肉のロースト、アイス・ティラミス
夜食:なし

Season2013 Canada Enodah Island 3/20

3/20(水)くもり 雪
ソフトランディングも、まぁいいか...

昨夜から風が強く、写真を撮るときは建物の陰に身体を寄せていた。寝ていてもときどきひゅうひゅう鳴る音に目が覚めた。こんなに風が強いなら雲を吹き飛ばしてくれればいいものを、目が覚めるたびに外とライブカメラを見たが、雲は厚いままだった。

20130321-0001.JPG今日のランチはエッグ・ベネディクト。昨年、マドレーヌ島で初めて食べた。それからわかめのお吸い物と果物たっぷり。YKさん、大変お世話になりました。
彼は今日の午後、スノーモービルでミーティングポイントまで行き、町に帰る。

午後になると雪。それも強風にあおられ、雪あらし状態。こんな中、スノーモービルでいくんだ。すごいなぁ。

今夜も期待薄なので、荷物の片づけ。三脚1台はトランクの底にしまい、衣類やその他をパッキング。あとは今着ているものをしまえば終了。なにせ朝4時出発だから、今夜は眠れないかも。眠れないようなオーロラに出てほしいし。

今日は香港から2レディとガイドのバーダーさんがジョインし、にぎやかな夕食。これがここでの最後の晩餐です。食後、みんなとごあいさつ。

空には雲がいっぱい。月がにじんで見える。昨日オーロラデータはみんなとてもいいのにぃ。雲さえなければきっと見えている状態なんだけどなぁ。
本日、神戸の友人がYK着。到着早々、こんなお天気なんて。。。でもオーロラの強度は回復しているみたいなので、天気さえ良くなれば。。。

1時間置きに外をチェック。ライブカメラも雲いっぱいで、月もかくれてしまった。3時に未練がましく出しておいたカメラと三脚をしまう。外は雪あらし。3時45分に出発するよ、と言っていたラグナーは起きてこない。大丈夫かなぁ。40分過ぎにやっと出てきた。気温はマイナス8度。暖かいね、という会話。雪が吹き付ける中、ハグランド、車に乗り継ぎ空港到着。1番だ。

隅で着ていた防寒着とブーツをトランクに積め込む。団体さんが来て、まわりをぐるりと取り囲まれ、ちょっと恥ずかしい。本日到着した友人が会いに来てくれ、トランクに押し込むのを手伝ってくれた。ふぅ、何とか閉まった。。。

彼としばし話してから、幸運を祈って分かれる。あーあ、今年も終わっちゃたなぁ。


ブランチ:エッグ・ベネディクト、わかめスープ、フレッシュフルーツ
夕食:グリーンサラダ、ベイクドポテト、コーン、ビーフステーキ、ガーリックトースト、ケーキ

Season2013 Canada Enodah Island 3/21-22

3/21-22(木ー金)雪


20130322-0001.JPGYK6時発のカルガリー便は融雪剤をまいたりしていて30分程遅れて出発。カルガリーでは乗り継ぎ時間が3時間もあるのでのんびり。お食事をしたり、ネットを見たり。エノダでは衛星通信のwi-fiをなので、何を見るのも非常に時間がかかっていたが、空港のネットのつながりの早さにちょっとびっくり。でもこれが普通なんですけど。

カルガルーでは時間通り搭乗。ほっとしたけど、こちらも翼についた氷を取るなど、出発は1時間以上遅れた。離陸後、水平飛行になったのは3時間ちかく経ってから。まわりが次々、トイレに。
飛行時間11時間プラス1時間。成田直行は便利だけど、昨夜ほとんど寝ていない身にはやっぱ長い。

20130322-0002.JPG成田着15時半。気温17度。あつぅ。トランクの宅配手配をし、リムジンバスで横浜YCATへ。週末の夕方でこちらもいつも90分のところプラス1時間。現地、ほとんど寝ないで朝4時出発の身体には応えました。次回は帰り方をちょっと考えなくっちゃ。
成田は気温17度。出発の3/6はまだ寒かったが、日本はすっかり春。桜が咲いていました。

楽しかったぁ、疲れたぁ、お風呂入りたぁい!写真の整理はこれから反省会しながら、ゆっくり楽しみたいと思います。

ということで旅はまだまだ続きそう、続けたい(!)
現在オーロラ・ウォッチング中のHさん、hiさんが素敵な写真をたくさん撮れますよーに!!!


朝食:トースト、ヨーグルト、フルーツ。ミルク
機内食1:鮭の前菜、銀だらと筍ご飯、温野菜、フルーツ、ケーキ
機内食2:フルーツ、ラビオリ


次回のためのメモメモ
・NANOOK初体験(車でオーロラが出ているところまで追いかけるツアー)
 私たちは今まで、いつも二人っきりで夜中にうろうろ。薄い時に長時間外にいて冷え切り、一番強い時に間に合わなかったことは数知れません。彼は撮影ポイントをたくさん知っているだけでなく、オーロラの動きなどもこまめにチェックし教えてくれます。
 彼が撮影してくれた自分では撮れない自分たちの写真。かなりお気に入りです。
 車ですのでトイレがなく、女の私は夕食前くらいから水分控えめにしました。ツアー中に一度トイレ休憩も取ってくれ、何の問題もありませんでした。
 特に写真を撮りたい人にはお勧め。定員10名の小規模ツアーで、早めの予約が必要です。

Season2014 Canada Yellowknife 2/25

2/25(火)晴れ
「我が家の2014オーロラ、スタート」

今日から今年のオーロラ撮影旅行です。飛行機は午後7時発。成田に午後5時までにいけばいいのでゆっくりです。午前中は書道の清書を出しにコンビニに行ったり、最後の洗濯にお掃除、戸締りの最終確認。

成田までは横浜からリムジンバス。いつものことですが、何となくうきうきした空気が漂っています。今日は若いお嬢さんが多いなぁ。

宅配しておいた荷物を受け取り、航空会社のカウンターで預けてから出国手続き、に行ったら大行列。なんじゃこりゃ。それも子供ばっかり。おおさわぎしている。手前からだとすぐ入れたけど、きゃあきゃあいう一人に聞くと中学校の修学旅行でニュージーランドに行き、ホームステイもするんだそうです。じゃあ英語は大丈夫ね、と言ったら「あんまり。。。」の返事。頑張ってね。

20140225-01.JPGイエローナイフ(YK)までバンクーバー、カルガリーと乗り継ぎ。昨年はカルガリー直行便だったが、毎日運航ではなく、今日はなし。バンクーバーからYKまでの直行便はなくなってしまったので仕方がない。カルガリー直行便は成田16時発で現地着日本時間の早朝2時半。バンクーバー便は4時半。飛行機の中では昨年よりぐっすり寝た気がする。短時間ですがね。

カルガリーで待っているときに金メダルを首からかけた人が通った。まわりにスタッフが大勢。日本の選手団も今朝成田に帰国しましたよね。バンクーバーまではアイスホッケーのSmile Japanのカナダ人コーチと同じ便でした。五輪と日の丸のジャージとバック。目立ちますよね。^^

20140225-02.JPG日本から待ち時間を含め20時間以上かかってYK到着。YK便の航空機は昨年より少し大きくなっていて楽でした。YK空港には明日からお世話になるNANOOKのヨシさんの奥様のYRさんともう一人がお迎え。ありがとうございます。YRさんは妊娠6カ月。だいぶん大きくなっていました。お土産にカルシウム豊富なヒジキなどを持参。こちらでも日本食が大分手に入るようになってきました、とのことですが。

今日はオーロラツアーはなしでまっすぐホテルへ。YK到着が22時過ぎになることからどれかが遅れたら困るし、私たちのために他のお客さんに迷惑をかけるのも。。。それに20時間、ほとんど眠れずに到着し、突然マイナス30度以下のところで5時間、6時間もウロウロするのはきついので、今夜は英気を養います。宇宙天気予報によると本日X4.9の太陽フレア発生。ここ1,2年で最高のサイズ。2,3日後に地球に到着すればすばらしいオーロラに出会えるはず。しっかり体力回復しなくっちゃ。それにしても眠い。

機内食:1=和食、2=おかゆ
機内食:タコスとサラダ

Season2014 Canada Yellowknife 2/26

2/26(水)晴れ
「観測初日はまったり」

昨夜はホテル着後、早々に寝た。ちょっとノイズが気になったもののぐっすり。よく寝ました。だるぅ、と10時過ぎに起床。今回の宿泊はアパートメントタイプ。リビングにキッチンに寝室。朝食は外に食べに行くか作るしかない。買い物前なので持ってきた範囲で食べた。ご飯に味噌汁に梅干しに。おにぎりと思えば十分でおいしかった。オーナーさんが日本人ということもあり、炊飯器も借りられる。お鍋でも炊けるけど電気釜はおまかせで安定して炊ける。

食後は買い出し。ここはとっても便利なロケーション。何でも近い。まずは銀行に行ってカナダドルをゲット。これは今夜の支払い用。次に4日分の食料。あ、バックエディ!スーパーがエクストラフードからインデペンデントに変わったとは聞いていたが、この調味料が買えるようになってうれしい。今まではCOOPかウェーバー&デボアにしか置いてなかったんだもの。一度戻って荷物を下ろしてから、酒屋さんへ。夫のビールをGET。

帰宅後お昼寝。もう眠くって。。。16時少し前に目覚めた。うーん、よく寝た。2日間の睡眠不足を取り戻すのって大変だよね。

20140226-01.JPG夕食はお腹に優しい煮込み料理。自分でもおいしくできました。片づけてでかける支度をしていたら、宿の管理人のSMさん到着。今までメールと昨夜の電話でコンタクト。お会いするのは初めてと思っていたが「7,8年ぶりです」。あれ、あっそ。今はなきオーロラワールド時代にお世話になったそうです。重ねがさねありがとうございます。

夫が宿の外に出てカメラの焦点合わせ。私が荷物を持って上がり、次はこれね、と渡した瞬間に車が到着。
Nanookのヨシさん、今年もよろしくお願いしまぁす。車は若い人、そうでない人も含めていっぱい。
既にオーロラが出ているから、とまずはアイスロードに行く。お、濃くなってきた。とパチリパチリ。撮影初日としては良い準備運動になるようなオーロラです。まわりーもみんな、わーい、とにぎやか。しばし見てから次はもっと街明かりが見えないところに。うーん、薄いなぁ。数枚撮るももういいか。一度町に戻りトイレ休憩。次にまた別の湖のそばに行く。薄いのがうっすら。だんだんつながっていくが薄いまま。うーん、オーロラに関する各種予報はすごくいいけど、太陽フレアが届くのはもう1日2日後か。本日はマイナス35℃。やっぱ寒い。2時半までおしゃべりしたりして待ったが薄いまま。また明日ねぇ。この後早朝に帰国する人が数人。4日間滞在し、1日目にすっごいのが見られた、と目を輝かせて報告してくれました。

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クリックでちょっぴりサイズアップ


ということで我が家の1日目の主観的レベルはLOW。明日はHighだといいな。

ブランチ:ごはん、味噌汁、梅干し、ふりかけ、のり、おかか
夕食:たっぷりサラダにソーセージ、鶏肉と野菜のトマトソース煮込み、ご飯、桃
夜食:ココアと洋ナシのケーキ(nanook)、味噌煮込みうどん

Season2014 Canada Yellowknife 2/27

2/27(木)晴れ
「今年もオーロラさんの熱烈歓迎ありがとう」

目が覚めたらでっかい音。ン?もしかしてとなりのランドリールームの洗濯機がまわる音?
朝10時過ぎじゃあ文句もいえないか。それにしても壁、薄っ。11時近くにやっと起き上がり入浴、食事の支度。1日2食プラス夜食の生活なので、たっぷりしっかり食べます。

食後、私はすぐにダウン。だってもう眠くって。。。でもその前に、昨夜のNOAAで私たちが帰った後を見ると弱いまま。でもお昼から急にアップ。来た来た来たぁ。Xクラス太陽フレアが地球に届いた頃か。とにかく暗くなるまでにもうひと眠り、と即ダウン。

夫は昨日の写真データを取り込んだりしていたそうですが、私はまったく記憶なし。お疲れさまでした。16時過ぎに目が覚めた。のどが乾いた。ぬれたタオルを干し、マスクをして寝ているのにのどからっから。まずはアイスクリーム。うまぁ。

20140227-01.JPG夫も起きてきた。今日のオーロラデータ、すごいね、楽しみだね、などとおしゃべり。夕食はステーキ。こっちは肉は安いけど固いので持参の塩麹にしばし漬ける。午前中にやっておけばよかったなぁ。それでもおいしく焼けました。Nanookツアーはトイレなしのため、夕方から私は水分控え目。なので夕食に汁ものはつけません。

この間もオーロラ状況はよくなるばかり。NOAAで10ってめったに見ないのに。わくわく。今夜の気温予報はマイナス39度。しっかり防寒しなくっちゃ。

食後、夫はカメラの焦点合わせに表に出て行った。電話。ヨシさんからオーロラが早いので、出発を1時間早めるとのこと。今から20分後。急いで支度をし、外にいる夫を呼びに行く。
何とか準備が間に合い、バンにピックアップしてもらう。ほとんど満席。我が家は最後の方でした。
20140227-02.JPG
まずは近くのアイスロードへ。へ、静か。さっきまでライブカメラにコロナ状のが見えていたのに。これでは、と残りの2人ピックアップし、郊外の撮影スポットへ。ここでも静か。出ていることは出ているけど。。。しばし見たり、縁起ものだからとパチリ。昼間NOAAで10だったのに。

一度市内に戻りトイレタイム。また別の撮影スポットに到着したのが12時半。明るいオーロラが下の方に長く広がっていた。
20140227-04.JPGこれはこの後、活性化して上に広がっていきますよ、とヨシさん。写真を撮ると真っ赤。背景に明るいところがあるけどあっちに町?「あそこはビレッジです」とヨシさん。オーロラ鑑賞施設があんなに明るいなんて...規模拡大にともないどんどん明るくなっているんだそうです。

オーロラが二重になりひらひらしてきてみんなの歓声。ロックと木が映る所まで歩いて行く。あ、カメラ、動かなくなった。夫がバッテリー交換してくれるもじきに反応しなくなる。気温マイナス39℃。寒過ぎるんだよね。って言っている頃にブレークアップ。わぁ、きれい。。。肉眼でも色がはっきり。緑、ピンク、紫がキラキラ。みんなの声がヒートアップ。これでなくっちゃ、としっかり目に焼き付けた。

20140227-03.JPG真上でブレークアップか、私たちはオーロラの円の中心にいる感じ。きれい。。。静かになった頃に、身体も冷え切ったし、と車に乗ってティータイム。ホットチョコレートと奥様手作りのくるみのパウンドケーキ。おいしい。車の中はなごやかなおしゃべり。いやぁ、よかった、きれいだった、とまたひとしきり。

この後、時々きれいになるのを復活したカメラで少々撮影してから帰路に。宿着3時半過ぎ。昨日よりちょっと遅い。今日は1時間早かったので長いツアーでした。で、主観的レベルはActive。

ブランチ:ベーコンエッグ、トマト、お浸し、味噌汁(インスタントにダシ、豆腐、マッシュルームを追加)、ご飯、ブラックベリーとラズベリーとヨーグルト
夕食:ビーフステーキきのこと玉ねぎソース、温野菜、おかゆ、りんご
夜食:ココアとくるみのケーキ(nanook)、おしるこ+ビール(夫)

Season2014 Canada Yellowknife 2/28

2/28(金)晴れ
「マイナス40℃は寒いよぅ」

10時半過ぎに目が覚める。頭が重い。この生活のリズムにまだ身体がついてこられないようです。ハードだ。まずは入浴。気持ち良い。が既に眠い。とにかく食事。でもその前に。今日はお洗濯。ここにはでっかいコインランドリー。この後、エノダに行く前に今まで着たものを全部お洗濯。30分で終了する。寝室に干す。これでこの後は湿度たっぷり。

ブランチは今朝も昨日と同じメニュー。たっぷり食べ、即ダウン。湿度たっぷりでのどが楽です。

15時過ぎに目が覚めた。約2時間熟睡。今度は頭もはっきりすっきり。あ、腰が痛い。体操しなくっちゃ。目も真っ赤。急にコンタクトレンズの日々でちょっぴり悲鳴。頑張れぇと目薬。マイナス30度以下では眼鏡は曇ってしまい使用できないのです。夫もこの旅行の時のみコンタクト。彼はソフトで大丈夫のようですが、私は長年ハードを使っていたので、今もハードです。目にもハードってか。

20140228-01.JPG今夜は鮭のソテーとキムチ鍋。鮭は一晩塩麹に漬けておいたもの、キムチ鍋はキューブの鍋の素にソーセージ、豆腐に野菜を入れて煮込みました。暖まるぅ。

いつもの時間にホテルの前に行くと、今日は同行者がおひとり。
ピックアップの車は、前の人が遅れたとかで15分遅れで出発です到着。時間は守りましょう。

20140228-02.JPG今夜は一晩中動きの少ないオーロラが出ていて、弱くなったりちょっと強くなったりの繰り返し。ブレークアップ、とはいきませんでしたが、落ち着いて写真が撮れる状態でした。

撮影スポットは3か所に移動。最初のスポットではうっすらぼんやり。途中少し濃くなったけど、じきに薄くなっていった。消えてはないけど車に戻る。

トイレ休憩後、強くなってきたので、とSTOP。木を入れて数カット。次に広い湖のところへ移動。到着時うっすら大きなアーチ。濃くなったり薄くなったり。もう終わりかな、2時半だし、と車に戻るとヨシさんが「見た方がいいですよ」。カメラしまっちゃたし、見るだけで、と外に出ると大きな円になっている。しばらくしたら薄くなり本日は終了。こういうのは一晩中出ていて、多少の強弱を繰り返すのでしょう。
20140228-04.JPG
それにしても寒かった。マイナス40℃。出来うる限りの対策をして行きましたが、それでもじきに手足の指先がジンジン、カメラは沈黙。少し暖まろう、と車に乗っているとヨシさんが「強くなってきましたよぉ」。外に出ると確かにさっきよりは強い。見るとカメラを構えたくなる。まず右手の親指が冷たくなり、次に小指。我慢の限界のころには左手もジンジン。カメラに帽子とビニールをかけ、車に入れてもらい、椅子に座る頃にはひえっひえ。の繰り返し。ホカロンは寒過ぎて反応しないし、宿から借りたカイロ灰は消えちゃうし、で役に立たず。

宿に戻ると3時半。キムチ鍋の残った汁にご飯と卵で雑炊。うまぁ。

で、今夜は長かったけどやっぱりLOWかなぁ。写真をあらためてみるとModerateか...


ブランチ:ベーコンエッグ、野菜サラダ、味噌汁(豆腐、マッシュルーム)、ご飯、ブラックベリーとラズベリーとヨーグルト
夕食:鮭のステーキと玉ねぎ炒め、キムチ鍋、白玉あんこ
夜食:ホットチョコレートとレモンのケーキ(nanook)、雑炊

Season2014 Canada Yellowknife 3/1

3/1(土)晴れ
「LOWの日は待ったり」

3月になりました。ここYKも暖かくなってくれるといいのですが。。。
今日もゆっくり起床、入浴、ブランチ、お昼寝。いつもと変わらずです。少し違うのは明日、エノダに移動するので、5日後にここに戻ってきた時用に置いて行く荷物を準備。明日午前にキッチン用品を入れます。

今日の夕食はビーフシチュー。じっくり煮込みました。デミグラスソースは持参のハインツの缶詰を使用。こちらのスーパーで簡単に買えそうですが、今まで見つけたことがありません。国によって製品が多少違うのでしょうね。思ったよりたっぷりできたので、前のお部屋のお姉さまにおすそ分け。食べてねぇ。

食後、ひと休みしてからストレッチ。昼間は寝ているだけ、夜は重たい防寒着を着て暗い中をうろうろ。身体が固くなっています。うーん、のびのびぃ。

いつもの時間にピックアップ。今日は昨日とまったく同じメンバーです。今夜もよろしく。

20140301-03.JPG初めに郊外の撮影スポットに。YKといえばここ、というくらい多くの写真家が撮影しているところで、いろんなところに発表されているのが多いスポットだそうです。あ、ここ、私も見たことある。でもオーロラは静か。出ていると言えば出てるけど、状態。待っている間、ヨシさんが紙芝居を使ってオーロラのメカニズムの説明をしてくれた。つい最近放映されたNHKの番組撮影の話しも交え、楽しく歓談。

しばらくして東からうっすらしたオーロラ。撮影してみるとまあまあ明るい。しばしフォトタイム。それにしても車の通行量が多いところで、次々明るい光の帯がくる。
少し静かになったところで休憩に町に戻る。途中でまた明るくなってきました、と昨日寄った小高い丘のところでSTOP。しばし撮影。

20140301-04.JPG静かになったと思ってカメラを入れて暖をとっていると「強くなってきましたよ」の声。はい、今行きます。一度車に乗って手袋、帽子、マスク等をはずし、またでかけるには時間がかかって。。。外に出るとぼんやりしたオーロラが大きく広がっていた。うーん、ブレークアップにはならない。。。

ということでトイレ休憩。その後、もう一度郊外の湖まで行くがうっすらのまま。ティータイムに今日も奥様手作りのキャラメルケーキをいただく。2時までここで待機するもギブアップ。本日はここまで。

今日のメンバーは山形、名古屋、京都、オーストラリア、そして我々横浜からとにぎやかでした。みなさん、楽しい時間をありがとうございました。良い旅をお続け下さい。

宿に戻り、明日の支度。夫は三脚の点検。私の三脚は外ではネジがまわらなくなり、ヨシさんが寒冷地用のグリースを塗ってくれ、スムーズになりました。ありがとうございました。


ブランチ:たまご雑煮、漬物、ブラックベリーとラズベリーのヨーグルト
夕食:ビーフシチュー、サラダ、ソーセージ、ご飯、桃
夜食:ホットチョコレートとキャラメルケーキ(nanook)、味噌煮込みうどん

Season2014 Canada Yellowknife 3/2

3/2(日)晴れ
「HomeSweetHome」

今日は郊外のロッジ、エノダに移動です。2004年から毎年通っているところです。いつもより早めに起きて荷物のパッキング。最後の食材で朝食。うん、無駄なく使い切ることができました。12時過ぎにオーナーのSMさん到着。オーロラ、どうでした?としばしおしゃべりし、チェックアウト。トランクひとつ、5日後まで預かっておいてくださいねぇ。

20140302-01.JPG向かいのお部屋の京都から来ているTBさんにエノダのピックアップまで荷物を預かってもらう。お願いします。私たちはNanookのヨシさんに教えてもらったWiFiの使えるカフェへ。運よくソファ席をゲット。webサイトの更新、この間撮影した写真のレーティングをしていたら4時間、あっという間でした。このカフェのスタッフは全員日本人。ネットが使えるので長居の人もいるものの、人が次々来て繁盛していました。

宿に戻り、預かっていただいたトランクを受け取り、今夜からの宿のピックアップ場所のすぐそばのホテルのロビーへ。約束時間に黄刀旅遊社のバスがお迎え。あれ、ロビーの向こうに今日から一緒のFTさんたち。気づきませんでした。よろしくお願いしまぁす。

黄刀旅遊社の運転手はパパ、ガイドは娘のVDさん。1年ぶり。去年も乗せてもらいました。この会社がエノダと提携してから、エノダに中国人客がどっと増え、それに伴い各種設備、サービスもどんどん上がっています。エノダは決してお安くはないので、ここで会う中国人たちはハイソサエティな人たちばかりです。

雪上車(ハグランド)とのミーティングポイントで乗り換える。ラグナー、1年ぶりぃ、とハグ。「Welcome to home sweet home!!」。ちょうど夕焼けを見ながらのエノダに向かう景色がなぜかなつかしい。

キャビンに入りひと休み。お部屋に入ると洗面所にあれこれ何?というもの発見。小はそちらでってへぇ。変わったのね。
8時からの夕食はにぎやか。10人がけのテーブル、2つがいっぱい、計19名。スタッフを入れたら25人ほど。たぁいへん。デザートまでしっかりいただきました。ごちそうさまでした。

20140302-02.JPGオーロラは夕食に行く時点で既にうっすら。食事中にどんどん濃くなり、夫はデザートも食べずに行くぞ、ってキャビンに戻る。はいはい。しっかり装備してまずは湖の小島の後ろへ。うっすら出ていたのがだんだん濃くなった。メインロッジのあたりで中国語の元気な歓声。

1時間ほどで薄くなったのでキャビンに戻る。webで各種データをチェック。今夜はめちゃくちゃ強くはならないけど、そこそこ強弱を繰り返す模様。11時過ぎに再出動。今度はオールドタウンの方に行ってみる。やはり1時間ほどで戻る。ときどき強くなるもブレークアップはしそうもないし、色も単調。などと贅沢。

20140302-06.JPG休憩後、もう一度小島の方へ。今度は少し赤い。13時15分にメインロッジへ。しばし休憩。人間よりもカメラが音を挙げた。まだいいのが出ているけど、カメラが復活するまで待つしかない。それも薄くなったので今日はこんなものかなぁ、と2時にロッジのカップめんをいただき、キャビンに引き上げる。あれ、ちょっと強くなっていない?としばし撮影。ひえちゃったね、もういいか、と私はコンタクトをはずし、ライブカメラを見たらありゃ、また強くなってきた。カメラはもう外しちゃったし、と夫はミラーレスで撮影。私もしばし見ていたが、寒くなってきたのでキャビンに戻る。4時半。いやぁ、長い夜だった。

ここエノダはロケーションがわかっているので、真っ暗闇な中でうろうろしても動きやすい。慣れって大事ですよね。ということで今夜はModerate。おやすみなさい。


ブランチ:ベーコンエッグとサラダ、味噌汁、きゅうりの漬物、ご飯、グレープフルーツとヨーグルト
おやつ;ホットチョコレートとベーグルサンド
夕食:スープ、フレッシュサラダ、トウモロコシ、ビーフステーキ、焼き立てパン、チョコレートケーキにアイスクリーム
夜食:烏龍カップめん(ビーフ味と海鮮味)

Season2014 Canada Yellowknife 3/3

3/3(月)晴れ
「待ちぼうけパニック」

いつものエノダ・ライフがはじまりました。お昼に起きてブランチ食べて、前夜のデータを取り込んで昼寝をして、ディナーを食べてオーロラを待つ。

20140304-0009.JPGオーロラが出ていれば短い夜、そうでなければ長い夜です。今日はまったく気配なしの星空。きれーな星空。星景写真家なら忙しいような風もない夜でした。10時半過ぎまでメインロッジでみんなとおしゃべり。キャビンに引き揚げた後もまったく気配なし。夕方から編み始めた指なし手袋が両手とも編み上がりました。

1時半に夫はメインロッジにビールを取りに行き、さっきいただいた鮭の燻製で寝酒。編み物終了した私は顔を洗い、身体を拭き、パジャマに着替えて寝る準備完了が2時半過ぎ。まだ寝たくないなぁ。

ライブカメラを未練たっぷりに見ていた夫が
 「南に薄いのが出てきたよ」
 「えっ、そっちに出るといつも強くなるよね、見てきてくれる?それとも準備する?」
 「あっ、強くなってきた」
あわててパジャマの上に防寒支度。手は洗ってクリームをつけた後だったので、コンタクトレンズを入れるのにも時間がかかる。靴も中靴を出したまま。あたふたしているうちにライブカメラは上空にヒラヒラ。いそげっ。20140304-06.JPGFTさんが「出てますよぉ」と教えてくれる。ありがと、今支度中なの。。。

やっと外に出ると真上でブレークアップ。ものすごい速さで光がぐるんぐるん。あ、これ撮れっこない、というのと撮らなくっちゃという気分が交錯。とにかく三脚を立て、レンズを上に向ける。あ、リモコンがない、ジャケットにつけておいたのにぃ。夫にそれ私のジャケットでしょ?と因縁をふっかけるも私の右手の横でリモコンのヒモがぶらぶら。
今日は夫とレンズを交換したのでこれくらいの秒数か、と1枚目シャッターを切る。モニターを見てうへぇ。ひどいアングル、ものすごい赤。画角を24から16にする(ここだけなぜか冷静)。上を見たりカメラを見たり、と忙しい忙しい。いやぁ、すごい。というのが15分程か。パニクったぁ。

20140304-00.JPGぐるんぐるんきらきらが落ち着いてからもう少し下に降り、撮影継続。まだまだきれいだ。
30分程で静かになってきたのでキャビンに戻る。防寒支度もいい加減だったし。夫は外に出た瞬間、三脚の足が1本、外れたそうです。そりゃあ、あわてるよね。まだまだ西の空に薄いのが出ているので、ミラーレスを持って夫は出て行った。三脚を貸したので私はキャビンの前のてすりにカメラを乗せて数枚パチリ。駄目だろうけど、気分です。

夫が戻り、さっきはあわてたね、と笑ったのは4時近く。いやぁ。パニクった。楽しかった。

ということで今夜はミニマムのちとつぜんアクティブ。
オーロラさん、ありがとう。今度は予告してから来てね。

ブランチ:サラダ、野菜とツナなど、トースト、スープ
夕食:トマト野菜スープ、フレッシュサラダ、温野菜、チキン、サフランライス、シフォンケーキにホイップクリーム
夜食:鮭と白身魚の燻製、サフランライスのおにぎり

Season2014 Canada Yellowknife 3/4

3月4日(火)晴れ
「LOWなのに雲が。。。」

今日の夫はアイスフィッシング。私はお留守番。私が寝ているうちに夫は朝食を食べ、出かけて行きました。私はいつも通りお昼に起き、昼食後、データを取り込み、昼寝前に窓から景色を見ながら歯磨き。あ、何か跳ねた。うさぎ。ちょっぴりグレーの白い塊があっという間に横切って行きました。YKに着いた夜にきつねをみたし、これで2匹目。^^

20140304-0008.JPG16時頃、遠くのスノーモービルの音に目が覚める。しばらくしたら夫が戻ってきて釣れなかったぁ。日本から釣りの仕掛けを持ってきたのに、今年は効果がなかったようです。同行者やガイドが昼食前に2匹ほど釣り、昼食はおさしみがおいしかったとか。彼は速攻で寝ました。

夕食は今夜も中国語がはげしく飛び交う中、日本人5人は静かにお食事とおしゃべり。オーロラは今夜もゆっくりスタート。寒いし星はきれいだし、と条件はいいのですが、各種データはしょぼそう。データや予報と実際のオーロラとの乖離は過去に多々経験しているもんね、と気分を盛り上げる。

夫は夕食後横になっていたが、11時頃目を覚ます。ライブカメラにうっすら出てきていたので、それでは、と今日は準備良く出動。淡い光の帯が東から西に。ここエノダでは東のYK街明かり方向から伸びてきます。20140305-02.JPGうーん、あかりが大きい。街の水蒸気がfog状にかぶさっていて、そこに街明かりが反射している。入らないように木の影などにうろうろするもうまくいかない。薄くなってきたのでいったんバック。

トイレ休憩後すぐに再出動。今度は林の中で撮る。弱いながら強弱を繰り返し、結構きれいなオーロラ。西の下の方に雲が出てきた。オーロラが魚のうろこのよう。これじゃあ。。。

20140305-03.JPGこれも薄くなってキャビンにバック。ライブカメラがちょっと強くなったように見えたので、もう一度外に出るがんんん。。。そのままメインロッジに行きカップめん。これが辛かった。

しばし休憩後、部屋に戻る。2時半。夫はもう眠くて我慢できない、と寝る準備。データ的にも一番強いところは過ぎたし、でもわからないし、と私は30分以上粘る。外を見ると上空は星が見えるも下の方はまっくら。雲が広がっている。ネットでサッカー男子のNZ戦。開始早々4点取ったところで寝た。今日は今回の旅行のちょうど中日。後半も頑張れるよう体力温存です。

ということでLOWでした。

ブランチ:生野菜、たっぷりサラダ2種類、煮豆、トースト、スープ、オレンジ
夕食:生野菜サラダ、骨付き豚肉、スープ、ご飯、チーズケーキとアイスクリーム
夜食:カップめん

Season2014 Canada Yellowknife 3/5

3/5(水)晴れ
「長い夜」

いつも通り11時に目が覚めるも、夫熟睡中。あれ、いつも私より先に起きてデータを取り込んだりしているのに。起こして聞けば、夜中に体調が悪くなったとか。何とか持ち直しているが、一昨日の夜、あんまり眠れないまま昨日のアイスフィッシングに行ったのが響いたらしい。よく食べ、よく寝て体調を整えましょう。

メインロッジに行くと今朝の5時のを見たか、とラグナーとアンジェラさんに聞かれた。寝ていた、というと得意そうに空いっぱい広がっていたよ、とのこと。うーん、体調がすぐれなかったんだから仕方ないよね、と言い訳け。

ブランチを食べているときにNewGuest。韓国のTV局が1泊で来ると言っていた人たち。黄刀旅遊社のガイドなので英語、中国語、韓国語と私たちの日本語が飛び交う。LGのスマホでオーロラ撮影するのを撮るんだそうです。着くなりカップめんを全員食べ始める。そろって辛いタイプ。シーフードやビーフ味もあるのに。ものすごくにぎやか。

キャビンに戻り写真データを取り込んだら夫はすやすや。元気になってね。体調維持のために今年はシャワーオプションなしにしているのに、行かないで調子を崩しているようではねぇ。

夕食後、10時半くらいまでくつろぎ、キャビンに戻る。既に薄いのが1本、東から西におおきなアーチ。

20140306-01.JPG今日はしっかりおきていなくっちゃ、と準備。少し明るくなってきたところで出動。11時15分。オールドタウンまで歩く。身体が芯から暖まっているせいか寒さを感じるところかき過ぎで暑いくらい。

いつもの通り東のYK街明かりの上に出始めのオーロラがくっきりしてきた。困った。反対側はまだ弱過ぎて。。。ということで木に隠すようにして撮影。ゆったり、ゆっくりオーロラ。反対側は月と一緒に撮影。

キャビンに戻ったら1時間以上経っていた。トイレ休憩後、すぐ外に出て、今度は湖の方に降りてみる。あ、カメラ。タイムラップス作動中らしくカシャカシャ。韓国のTVクルーらしい。ごめん、前を横切っちゃった。何枚か撮るもオーロラは薄くなってきたし、さっきの汗が冷えて全身を包む。こりぁいかん、とキャビンに戻り、下着から全とっかえ。ふぅ、さっぱり。

20140306-02.JPGひと休みして、今度はメインロッジでお茶。FTさんたちと今夜は長そうですね。ずっと出ていますね、などとしばしおしゃべり。少し濃くなってきたのですぐ下の湖の上。うーん、ロケーション悪すぎ、オーロラ薄過ぎ。夫はレンズを替えてあそんでいる、というので私だけロッジでまったり、おしゃべり。奥さんを見に行ったFTさんが「休んでいる場合ではないですよ」。それではとロッジのデッキから撮影していたら、一瞬あたり一面、ぱぁっと明るくなった。何々、どうしたの、と見上るとロッジの上に開かなかった花火のようなものが燃え落ち、また暗くなった。あれは何だったの?(夫は人工衛星の燃えカスでは、と夢のない意見)。

最後にティービーのうしろの森の先の開けたところで撮影。西から南に広がってきたのを撮る。1時間ほどいたら芯から冷えた。オーロラもしょぼくなったのでキャビンに引き上げる。

TVクルーがきてからほとんどつながらなかったネットがやっといつものエノダ状態に戻る。4時15分。彼ら、寝たな。我々はここまで起きていたんだから5時までねばることに。夫はビール、私は編み物をしながら様子見。外はオーロラのカスのようなものがごく少しもやっとあるものの濃くなりそうもない。5時にあきらめて寝る支度。今夜は長かったぁ。

ということでModerate。


ブランチ:生野菜、ハム、ダシ巻き卵、きゅうりのキムチ味、チャーハン、スープ、オレンジ
夕食:生野菜サラダ、スパゲッティナポリタン、チキン、スープ、ティラミスとアイスクリーム
夜食:カップめん

Season2014 Canada Yellowknife 3/6

3/6(木)晴れ
「ミニマム」

20140307-11.JPGいつも通り11時起床、12時食事でメインロッジに行くと、あれ、食事の量がいっぱい。聞けば10時朝食の人たちが誰もこない。12時食事の日本人5人が11時半過ぎにそろっていた。5人でおしゃべり。昨日は長かったねぇなどなど。

食後はデータ取り込みと昼寝。昨夜、私は200カット以上。アクティブにはならないのでタイムラップス用にたっぷり撮りました。今日も晴れ。薄い雲が全天に広がっていた。風が強く寒かったので、きっと夜にはクリアに、と期待。

夕食前にオーロラ待ち時間に作った指なし手袋をスタッフのAYAさん、MAYOさんにプレゼント。すっごく喜んでくれました。ここでのお仕事はまだまだ寒いので使ってねぇ。
食後は、同宿の中国人(香港)たちとも一緒に大盛り上がり。楽しい夜でした。
20140307-pixel1600-01.JPG
今日もネットワーク環境最悪。韓国のTVクルーは帰ったのに、なぜ?ラグナーの説明はみんながスマホを持っているから。でもおとといまではもうちょっとマシだったのに。

ということで今日はライブカメラなど各種情報は全く見ることができず、肉眼で現状調査。定期的に夫が防寒着をしっかり着こんで外を1周。11時半頃アーチが分かるようになってきたので、事前に頼まれた香港人に声を掛け出動。うすい。
20140307-02.JPGとりあえず1.2枚撮ったけど、これでは。。。と戻る。

その後もなかなか濃くならず。1時半にメインロッジへ。しばしお茶し、待つもだめなのでまたキャビンへ戻る。
2時過ぎに私は荷物のパッキング開始。明日、じゃなく今日はYKに戻る日。三脚1本を残し、3時過ぎにあきらめて寝た。

この後、物音がするともしかして、と二人ともちょこちょこ起きるも、外はきれいな星空でした。

ブランチ;サラダ、ソーセージ、パンケーキ、スープ、オレンジ
夕食:生野菜サラダ、ポテトなど温野菜、スペアリブ、じゃがいものスープ、チョコレートケーキ
夜食:なし、夫はビール


Season2014 Canada Yellowknife 3/7

3/7(金)晴れ
「Nanook再会」

20140308-01r.JPG今朝は9時朝食、9時45分出発。他の部屋の物音で8時前に目が覚めた。Newキャビンは4部屋くっついており、話し声、物音がつつぬけ。お隣のいびきも聞こえるので、我が家は耳栓をして寝ています。

重い身体で最後の荷造り。三脚をしまい、夫を起こす。寝不足だぁ。朝食に行くと、元気な中国人たちが声を掛けてくる。昨夜は疲れたね、残念だったねぇ、などなど。

YKの街まで雪上車、ミーティングポイントから黄刀旅遊社のバスで送ってもらう。奥さんが足を骨折してしまった香港ファミリー3人組は空港へ、香港の2名はシャワーオプション、日本人5人と香港2人組はそれぞれのホテルへ。みなさん、お世話になりました。
写真は、前方の雷鳥(白い点の2羽)を撃つ真似をするラグナー。

私たちは既に宿の鍵も預かっており、まっすぐお部屋に。預けたトランクもお部屋の中。急いでお買いもの。今日から5日間の食料を買い出し。一度戻り、夫はリカーショップに。私は荷物を広げ、アパートメント内のコインランドリーでお洗濯。洗濯30分、乾燥45分。夫が戻ってきたら交替で入浴。チョー気持ち良いい!

20140308-02.JPG先ほど買ってきた卵や長ネギ、菜っ葉でお雑煮作る。15時には横になることができました。即、お部屋にチェックイン出来たおかげでとっても楽。

17時半過ぎに目が覚めた。よく寝たぁ。今夜の食事の支度と明日以降食べる骨付き肉の下ごしらえ。夫は18時過ぎに起きてきた。今朝は少ししか寝ていなかったので、だいぶん楽になりました。

ゆっくり夕食、のんびり支度でピックアップタイム。NANOOKツアーは今夜も満席。エノダから一緒のFTさんご夫婦とADさんもJoin。10時半前に到着した撮影ポイントには既にうっすら出ている。撮ってみると空が青く、上が赤くて透明感があるきれいなオーロラ。濃くなったり薄くなったりして、12時過ぎまで楽しませてくれた。

20140308-03.JPG一度街まで戻り、トイレ休憩後再出発。目的地到着後、すぐ外に出てみるとちょうど強くなってきた。ロックの上のオーロラをねらう。西に月。ずいぶん長く出ているようになりました。東のロックの上のとがつながり、真上で動きを繰り返す。両方共きれい。途中、薄くなってきたところでコーヒータイム後、しばし撮影し本日は終了。

寒かったけど、身体も大分慣れたし、気温も到着直後のようにマイナス40℃を下回ることもなく、寒い中でも楽しく撮影できました。それに月が雪面や木々、ロックを明るく照らしてくれるのでなかなかいい感じでした。

明日から別行動になるFTさんご夫婦、ADさんとお別れし、3時半宿着。うどん1人前を半分づつ食べて寝た。楽しかったぁ。今日はModerateかな。


朝食:スープ、パン、サラダにチーズ、ツナと野菜、オレンジ
昼食:たまご雑煮
夕食:空芯菜のにんにく炒め、エビチリ、(買ってきた)生春巻き、ご飯、ぶどう
夜食:ホットチョコレート、ピーチケーキ(nanook) 、味噌煮込みうどん

Season2014 Canada Yellowknife 3/8

3/8(土)晴れ
「雲との競争」

11時過ぎに起床。9時半に一度目が覚めたものの、すぐまたぐうぅ。よく寝たぁ。ここの生活も快適です。エノダから戻ると蛇口をひねれば水、お湯がふんだんに出るありがたさを思い出させてくれます。まずは入浴。さっぱりぃ。

朝食後、近所のインデペンデンスにお買いもの。ついでに昨日ここでトトロのエコバックを忘れたんですけど、と聞いてみる。あちこち聞いてくれたけど、ありませんでした。ありがと、残念。
スーパーで1ドル硬貨にチェンジしてもらい今日も洗濯。昨日、これはまあいいか、というのもやっぱり洗いたい、となり全部洗うことに。コインランドリーが同じフロアにあるのは便利です。洗剤は管理人さんから分けてもらいます。

20140309-00.JPG夫はレンズの点検。月を撮った写真がなぜか変な輪っか。おかしい、とあれこれチェックしたがわからず、昨夜、ヨシさんに相談したところ、レンズの傷では、とのこと。光にあてて真剣な眼差しで見て、傷とそのカケラ発見。ショック。24ミリ1.4の明るいレンズ。帰国後、修理に出すにしてもとりあえずここでは使えないので予備のレンズに。あーん、そのレンズ、私専用だったのに。私の使い方が悪かったの?前に暗いところで夫の三脚を倒してからは注意しているつもりなんだけどなぁ。。。

洗濯後は昼寝タイム。17時半に起床。webを見たりのんびり。ここはラグナーのところと違いサクサク。ストレスなく使用できます。18時過ぎに夫を起こし、夕食の準備開始。昨日下ごしらえを済ませておいたので今日は(も)らくらくメニュー。骨付き肉なので、食べるところは半分ほど。こちらのパックはものすごく多いので、少ないのを探すのに苦労です。

20140309-01.JPGいつもの時間にNanookのピックアップ。今日は眼鏡(戸外では裸眼)で参加。今朝方、乾燥しすぎのせいかコンタクトレンズをはずすのに大苦労。部屋に入り帽子を脱いだ瞬間、髪の毛が全部張り付いたくらいすごい静電気だったもの。

外は月と星がきれいですが、天気予報ではこの後雲が広がり、明け方には雪。今のうちにオーロラがでてくれればいいのですが。。。初めに行ったところは雲はまだ来ていないものの、オーロラもYK到着前。東の空にうっすら。早く来い、と呼んでみるも、今日のオーロラ姫はのんびりやさんの模様。

雲がどんどん近ずくのでヨシさん、走る走る。空を見ながら雲がまだのところにガンガン。イングラハムトレイルの突きあたりまで行き、何とか間に合って、迫りくる雲と一緒の写真をパチリ。雲がなければなかなかの器量よしのオーロラさんでした。更に戻りながら雲の切れ間が見える度にフォトタイム。うーん、雲も早い。

20140309-02.JPG夫はここで凍っていない川を発見。逆さオーロラを狙うも雲いっぱい。それにしてもこの気温で凍っていないってなぜ。

9日の日曜日からサマータイム。午前1時59分の次は3時になる。ティータイムでおいしいアップルケーキをいただいてから車の中でヨシさんのi-Phoneの時間表示でカウントダウン。2時を飛ばして3時になった瞬間、盛り上がった。(ダイヤモンド鉱山のおかげで街から車で1時間の荒涼としたところでもi-Phoneは繋がるんですって。びっくり)

宿着3時半。ヨシさん、お疲れさまでした。


ブランチ;生野菜、マッシュルームのオムレツ、漬物、味噌汁、3種のベリーとヨーグルト
夕食:ゆで小松菜にカリカリーベーコン、骨付き豚肉とアスパラ、漬物、ご飯、ぶどう
夜食:ホットチョコレート、アップルケーキ(nanook)

Season2014 Canada Yellowknife 3/9

3/9(日)雪
「雲が出ていてもチャンスあり?」

11時に目が覚めた。外を見ると予報通り雪。今夜もヨシさん、苦労するんだろうなぁ。それともこれだけしっかり雪雲いっぱいの時は何か秘策があるのかな。で、私はまずは入浴タイム。

20140309-11.JPGここポーラースイートは1LDKのマンションを借りているようなもの。各部屋はかなり広いです。私たちが泊ったフラットは半地下。こちらでは多いですよね、半地下。キッチン用品もそろっていてオーナーが日本人だということもあり、日本製の炊飯器も事前予約で借りられます。食器棚の中はこんな感じ。キッチン付きのホテルに泊まるたびに、自分がいかに無駄に道具に囲まれているか、思い知らされます。でもここは本当に何でもそろっています。ホテルによってはキッチン付きなのにこれでどうしろというの、というくらい鍋が少なく、フロントにもっと貸して、と言いに行ったこともあります。塩こしょう、油など基本調味料もそろっています。

雪が降っていることもあり、今日はお散歩にも行かずお昼寝。よく眠れますが、乾燥がひどくのどが少々痛いです。タオルを濡らして干す、などしているのですがね。
テレビでカーリングのカナダ大会を見る。途中に入るCMでおもちゃのカーリングセット。あんな小さいときからやっているのだから、オリンピックで優勝するはずです。カナダ杯の決勝らしくアルバータ(AB)州対ブリテッシュコロンビア州(BC)。BC苦戦。ABが優勝した。

20140309-15.JPG今回のオーロラ鑑賞はここまでの11戦11勝。今夜、連勝記録が途切れるか、とNanookツアーのお迎えを待つ。サマータイムになったのでお迎えが少し遅くなったも、実質昨日より40分早い。早朝帰りの飛行機が6時発で4時過ぎには空港に着かなくては、となると1時間の差は大きいです。

市内と空港で客をピックアップし、今日も満席。初めに行ったところで空を見上げると、雪が降っているものの、真上に月と星。今日も雲の切れ間を狙うしかない、と少々あきらめ気味。

この後、別のところに移動し、雲の上のオーロラ。写真展にはとても向かないけれど、記録用にと数枚パチリ。

20140309-14.JPG一度トイレ休憩後、昨年と同じアイスロードに。降りた瞬間、月のそばの雲の下で大きなカーテンがくっきり。わーい、と歓声。うん、今日も見られて良かった、連勝記録は更新、とにんまり。弱くなってきたので車でティータイム。カップにお湯をいれたところでヨシさん「そのままカップを持って外に出てください」。急いで帽子をかぶって出る。うわぁ、ブレークアップ。ここだけ雲がない。まわりで歓声。若い女性が多いので声もかわいい。おおきなコロナ状に降ってきたオーロラ。スカートのように広がり裾がひらひらと揺れる。ところどころで強くなりピンクに。私はうわぁ、と言いながらホットチョコレートと共に楽しむ。うーん、贅沢。

2時少し前から3時近くまで楽しみました。この後雲が広がってきたし、明日早朝帰りの人がいるしでバック。いやぁ、楽しかったぁ。

広い何もない雪原での撮影なので写真はイマイチですが、期待薄だっただけに満足な夜でした。


ブランチ:ベーコンエッグ、お浸し、味噌汁、ご飯、フルーツとヨーグルト
夕食:エビと野菜の塩炒め、漬物、ご飯、ぶどう、酒の肴=骨付き肉と温野菜
夜食:ホットチョコレート、クランベリーケーキ(Nanook)、味噌煮込みうどん


Season2014 Canada Yellowknife 3/10

3/10(月)曇り
「YKでピンポン」

10時前に目が覚め、アルガルペ杯の結果をwebでチェック。あ、同点でまだ試合中。頑張れ。宮間のPKで2-1で勝ち越し。勝ったぁ。よかった。これでGP首位なので次は決勝戦。試合時間はバンクーバーの空港で国際線を待っているときの予定。時間つぶしにぴったりだ。

入浴、食事後お買いもの。スーパーで食料品を少々とフレンチアソシエーションでメイプルシロップ。缶がほしかったけど売り切れで、仕方なくボトルで買った。これとBackEddysのシーズニングはNanookの車内などで随分宣伝しちゃったもんなぁ。お姉さんに宣伝してくれてありがとう、と言われた。

20140310-00.JPG20140310-01.JPG

夕方までちょっぴり横になり、今夜のカレーの下準備。近くの学校で17時半に待ち合わせ、AKIさんが地元の子供に高校の教室を使って卓球を教えているのを見に行く。夫はマイラケットを持参し、やる気満々。但しウェアを持ってきていない。半袖はモンベルのシャツのみ。結局それでやっていた。ごめんね、AKIさん、KBさん。

20140310-02.JPG私は先に戻り夕食の準備。今夜はカレーです。8時少し前にAKIさんと夫着。早速乾杯。卓球の話し、AKIさんが所属するブルームボールチームがノースウエスト準州で優勝した地元新聞の記事などで盛り上がり、9時前に帰って行きました。楽しい時間をありがとうございます。

今夜もNanookのツアー。雲が多いですが、昨夜のようにラッキー、ということになるでしょうか。今夜も満席。スタートは雲が厚い。今日は早めのティータイム、とケーキとドリンク。おいしくいただいてからトイレ休憩後、オールドタウンのバックベイで船と一緒にパチリ。うーん、雲多め。切れ間に青い筋がちろり。

もう少し雲がないところ、とヨシさんガンガン車を走らせ、プレリュード湖のそばに。車を降りた瞬間、雲間にちらり。急いでパチリ。
20140310-03.JPGこの後、街に戻りながら途中で「見えてますよ」とSTOP。早朝便で帰る人がいるので私の方が時間が気になり、少し薄くなったら車の中に。誰も来ない。外で「強くなってきましたね」の声。もう一度外に出る。雲の中で強くなっている。うーん、雲がなければねぇ。。。

ホテル着4時近く。6時の便で帰国する富山の3人娘、気をつけてねぇ。ということで今日はミニマムかなぁ。13連勝中。


ブランチ:ベーコンとアスパラ、漬けもの、味噌汁、ご飯、フルーツとヨーグルト
夕食:サラダ、カレーライス、白玉あんこ
夜食:ホットチョコレート、コーヒーとくるみのケーキ(Nanook)


Season2014 Canada Yellowknife 3/11

3/11(火)曇り
「最終日はLOW」

20140311-01.JPG長いと思っていた今回の旅行も最終日となりました。今日は3月11日。日本のニュースをwebで見ると東日本大震災から3年の記事がいっぱい。あの日、私たちはエノダロッジで陽が沈むとともに空をかけめぐるオーロラを撮っていました。マイナス40℃の寒い日でした。当時のエノダは静かで客は私たちだけ。名古屋の友人の心配したメールで震災を知り、その後はカナダで不安な日々を過ごしたのを思い出します。
おととい3月9日は太極拳の先生の1周忌。それもここエノダで知りました。3月はオーロラだけでなく、いろいろな思い出が詰まった月です。

今朝は早めに目が覚めた。今夜のオーロラ・ウォッチング後、そのまま帰国するので航空便のwebチェックインを済ませておく。搭乗時間の24時間前から、と思っていたが、乗り継ぎ便がある場合、最終乗り継ぎ便の24時間前までに済ませる、という2重のしばりがあるようです。問題なく終了。
夫も起きてきたので、入浴し衣類など今夜と帰国時に使用するもの以外をトランクに詰める。かなり効率よくなったとはいえ、要らなかった物がまだありました。日本でマイナス40℃を考えるとついつい多く持ってぎてしまいます。

20140311-04.JPG食事後、ひと休みして横になる。そんなに眠れるものでもなく14時前には目が覚めた。撮影データの取り込みをしてから寝た夫はぐうぐう。この後、うちに帰るまではろくに眠れないので、眠れるときに寝ておいてね。

今夜はYK最後の晩餐。冷蔵庫の中はすっきりきれいになりました。食後、まったり。防寒着、靴とカメラのレンズと三脚、着ているものは最後に入れます。

今夜のNANOOKは9時40分ピックアップ。本日も満席。3月は混んでいる日が多いものの、12月など一人、という時もあるそうです。
で、10時半に到着した湖の北の空にうっすら。北東から北西におおきなアーチ。今日はここでねばります。
アイスロードの除雪した雪の上に乗り、カメラをかまえる。月が明るく雪面も人もくっきり。昼間のオーロラのようでした。月齢は11夜。新月だったらきれいだったろうなぁ。その後濃淡を繰り返し、12時過ぎに大分濃くなって動いてきた頃には雲も濃くなりました。最後はカメラをしまって雲の中で揺れるオーロラを楽しみました。
20140311-02.JPG
オーロラさん、今年もありがとう。今年は晴天に恵まれ、また終盤の雲が多い時はNanookに助けていただき14戦全勝。^^
勝ち負けにこだわっているわけではないのですが、縁起物ということで...(^^;;


ブランチ:ベーコンエッグ、サラダ、お浸し、漬物、味噌汁、ご飯、メロンとヨーグルト
夕食:青菜の炒め物、骨付豚肉、カレーの残り、パン、メロン
夜食:ホットチョコレート、紅茶のケーキ(Nanook)

Season2014 Canada Yellowknife 3/12

3/12-13(水ー木)
「帰国日は西日本は春一番、西日本は強い風雨の大荒れ天気」

最後のオーロラ・ツアーから宿に戻ったのが2時半過ぎ。空港までのピックアップまで約2時間とたっぷり。落ち着いて防寒着をトランクに詰め込めました。圧縮袋に入れてじっくり空気を抜くので時間がかかるのです。防寒靴の中にはメガネやレンズなど入れます。三脚も入れ間を衣服でうめて終了。自炊用品がなくなり帰りはらくらくパック。

YK到着から離陸までNanookにはお世話になりました。6月には赤ちゃん誕生とのこと。ヨシさん夫婦は美男美女だからかわいい子なんだろうなぁ。私まで楽しみです。

エアカナダのカウンターにはいつもエノダで会う黄刀旅遊社のバーダーさん。ここで会うのははじめて、と彼女のラインに並ぶ。先日にいただいた黄刀旅遊社のネームタッグをつけておいたらとっても喜んでくれた。涙出ちゃうですって。^^ 飛行機に乗るために外に出た時もしばしおしゃべり。「先日のコメットを見られていいなぁ、私は見ていないの」とかしゃべりだしたら止まらない。またねぇ。

20140313-01.JPGカルガリーまでは爆睡。カルガリー空港で次のバンクーバーまでの乗り継ぎ便のゲート確認、と表示板を見てびっくり。Cancelled!カスタマーサービスに行くと、一度外に出てトランクを受け取り、チェックインカウンターに行くようにとのこと。フライトは10時15分から12時10分に変更になりました。ふぅ、びっくり。バンクーバーでの乗り継ぎ時間が4時間あってよかったぁ。

この後は順調で時間通り成田着。前夜、寝ずに帰国便を乗り継いでいるので、さすがによく眠れました。成田は強い雨風。YCATまでのリムジンバスはときどき横滑りしていた。

自宅着夜8時半。郵便ポストに出発当日タクシーの中で落とした私のステンレスポットが入っていた。タクシー会社のメモ付き。最後の最後まで人の暖かさに触れることができました。また行くぞ。^^

機内食:豆のサラダ、シシカバブ
機内食1:和食(前菜、牛肉と山芋、味噌汁)、フルーツ
機内食2:フルーツ、ラビオリ

Season2015 Canada Yellowknife 3/25

今年のオーロラ旅行スタート

2015年3月25日(水)晴れ
いよいよ今年のオーロラ旅行に出発。今年は夫婦ともに地域でのお付き合いも増え、本日出発になりました。夫の花粉症がひどいので、例年は1カ月ほど早めていたのですが。さて結果はどうなりますか。

20150325-0001.JPGYCATからバス。往復割引適用期間が30日→2週間になり使えなくなりました。ぐすん。渋滞することもなく到着。
荷物を預け、身軽になったところで同じ第一ターミナルの北ウィングにいるはずの姪に会いに行く。姪は今日から子供たちとアラスカでキャンプ。星野道夫さんの遺志を受け継いで、今年も催行。ちょうど集合のあいさつが始まったところ。毎回、写真を見せてもらっているが、実際子供たちを見ると、小さいなぁ。親もスタッフも大変だよね。姪とは写真だけ撮ってじゃあね、と別れる。

カルガリー、イエローナイフ(YK)と時間通り。カルガリーの乗り継ぎ時間が短く、心配したけれど何とかOK。何度も来ている、というのはこういうとき楽です。入国審査、バッゲージ受け取り、再預け、国内線へ移動、手荷物検査を1時間以内に終了。ほっ。搭乗後カメラバッグを忘れたことに気づいてあわてるなどのドッキリがありましたが無事に離陸。

YK空港でYoshiさんと再会。カルガリーで一人乗り遅れたそうです。私たちだけピックアップしてホテルへ。わーい、14時半。ゆっくりできる。と思ったらチェックインタイムは16時。待ち時間を利用してお買い物に。15時20分頃ホテルにバック。まだ入れない。ロビーでぼぉっと待つ。
16時半にやっとお部屋に。荷物の片づけや今夜でかける準備。ひと段落したところで、入浴と1時間ほど睡眠もとれた。今夜は到着日お決まりのカレー。おいしくいただきました。

夜9時40分ピックアップでナヌック・ツアー参加。ナヌックのお世話になるのは3年目。Yoshiさんとは2004年の年末にカナディアンEX時代もお世話になっています。
昨年、美人の奥様Yさんとの間にかわいいBabyが生まれました。今、9か月のかわいい盛り、と早くも親ばかぶりです。

20150325-0010.JPGツアーは満席。
今日から参加は3名。よろしくお願いします。YK便に乗り遅れた方は他の人が彼女のトランクを間違えて持って行ってしまったそうです。わぁ、到着早々、大変でしたね。
徳島からのお姉さま2人組はオーロラが見えなかった時の「保険」に、とカナディアンロッキー&バンクーバーでお花を見て帰るんだそうです。私も一度は行きたい、と思っているブッチャーズガーデン、いいですね。後ろのヤング4人組はワーホリなのか日本に帰ったら何を食べたい、と盛り上がっていました。
というお話しがゆっくりできるようなお天気でした。雲の間にうっすらオーロラは出たものの、雲が多くって。我が家はカメラの焦点合わせ、試し撮りにぴったり。(;_;)
Yoshiさんが雲のないところないところ、と車を走らせてくれましたが、最後は全天厚い雲に覆われてギブアップ。眠い。

ホテルに戻り、カップラーメンとおにぎりで夜食。長くて楽しい1日目でした。ぬむたいぃ。

機内食1:和食(おそば、たこの煮物など、金目鯛の煮付け)、フルーツ
機内食2:おかゆ、きんぴらごぼう、卵焼き、魚など、フルーツとヨーグルト
夕食:カレーライス(仙台のわらしべ舎の牛タンカレー、ワインカレー)、小松菜のお浸し
夜食:ナヌック=キャラメルケーキ、ホットチョコレート
   ホテルのお部屋=カップラーメン、梅おにぎり

Season2015 Canada Yellowknife 3/26

キラキラ

3月26日(木)晴れ

目が覚めたら11時半。よく寝たぁ。外を見ると雲が多いがお日様キラキラ。YKでこんなに強い日差しを見るなんて。

20150326-0006.JPG朝食後、お買いもの。夫のビールにアイスクリームに。以前、ホテルの冷凍庫が効かなくて、アイスクリームがぐじゅぐじゅになったことがあったので、チェックしてから買うようにしています。今回はOK。ものすごく乾燥しているので、のどが渇き、アイスがおいしい。

後の用事はオーロラ・ウォッチングの準備と夕食だけ。まったり時間です。
今夜は豚の骨付き肉。早めに下こしらえをしておきます。夜8時過ぎに夕食。すごい量ですが半分以上は骨なので、ぺろっと食べてしまいました。これ、日本ではなかなか買えないんですよね。豚のスペアリブとして売っているのとちょっと違うんです。

夕方から雲はなくなりすっきりクリア。昨日と同じ時間にピックアップしてもらう。今日は一人参加の方が多い。若い人も多く、にぎやかでした。
Vee Lake 近くに22時過ぎに到着。既に薄いオーロラ。前夜、雲の中のだけだったので写真展には出せないけど、とシャッターを数回押す。

20150326-0004.JPGその後もぼんやり出続け全員ずっと外に。時々濃くなったり、形を変えたりとそれなりに楽しみました。今日はモデラートだね、YK特有のダラダラオーロラだね、と木の近くに行ったり、多少あちこち動いていましたが、1時半頃ブレークアップ。わぁ、きれいだぁ、と盛り上がる。
さすがに寒くなり、薄くなった頃に車に戻ってティータイム。を始めたらもう一度ブレークアップ。キラキラキラときれいでした。
早朝の便で帰る人がいるので、それでもねばって3時40分まで鑑賞。楽しい夜でした。

6時間、トイレ休憩なしでほとんどお外。気温マイナス16度。昨年と1カ月違うだけですが、楽ですねぇ。
ホテル着4時20分頃。夜食を食べ、本日の幸せに乾杯。(私はお茶です)

ブランチ:ハムと目玉焼き、サラダ、ご飯とみそ汁、クランベリーとヨーグルト
夕食:空芯菜のにんにく炒め、豚の骨付き肉と野菜、きゅうりの塩麹漬け
夜食:ナヌック=バナナくるみケーキ、ホットチョコレート
   ホテルのお部屋=カップラーメン、梅おにぎり


Season2015 Canada Yellowknife 3/27

ヒラヒラ

3月27日(金)晴れ
今日も11時過ぎに起床。夫は時差ぼけで寝にくかったりしているようですが、私はすっきり。入浴後、ブランチの用意です。

20150327-0001.JPG食後、お買いもの。寝不足の夫は「身体が重たい」とご機嫌ナナメ。歩道は日当たりが悪いところ以外はほとんど雪がなく、防寒ブーツでのお買い物は重いので、スポーツ用品店に行ってみる。スニーカーを買おう、と言ったらネットで買った方が安いだのなんだの言っていたのに、彼のはすんなり決まり、すぐに履いて「楽だぁ」。私のは気にいったのはサイズがなく、ちょうど良いのがなかなか。中学生みたいなスニーカーを買いました。
足取りも軽くお買いもの後、お片付けして就寝。おやすみなさい。すぐ眠れた。^^

夕方起きてホテルのフロントに行き、あさってのチェックアウト時間の延長依頼。85ドルの追加料金。たかっ。でも11時に出た後、16時にエアポート。寝て居られた方が楽だもんなぁ。
今夜はエビチリ、じゃない海鮮チリ。こちらの食材は1パックの量が多く、1回分をさがすのに苦労します。自炊の場合はやはり3泊以上しないとなかなか使い切れません。

20150327-0002.JPG食後、更にちょびっと横になり、yoshiさんお迎えの時間には準備万端。
本日も22時頃ウォッチング・スポットに到着。ごく薄くて写真に撮ると赤いのが出ていました。とっても静かでこれじゃあなぁ、と元気になるのを待つ。そろそろか、と12時頃カメラをかまえる。うーん、弱過ぎ。もう少し車で待とう、とカメラは置いて戻りかけたら本日到着のSさんの奥さんが「出てきましたね」。「えっ?」振り返ったら岩の上に大きなカーブ。
私は丘に近づきすぎて、木の後ろが見えなかったのね。あわてて戻って撮影。更に奥に居た夫は既にパチャパチャ。かなり大きなブレークアップ。真上ではじけてヒラヒラと広がって、自分がオーロラの中心の真下にいるような気分。右後方で大盛り上がりの声。中国語。私たちは静かに撮影。きれいでした。

その後は大きくはじけることはなく、多少の強弱。強い部分はアラスカに行った、とyoshiさんが言っていたので、今頃、フェアバンクスのHTさんが見ているんだろうなぁ。それでも写真に撮るとピンクのきれいなオーロラでした。

4時過ぎにホテルにバック。おやすみなさい。

ブランチ:目玉焼きとサラダ、ご飯とみそ汁、クランベリーとヨーグルト
夕食:サラダ、イカ、エビ、牡蠣のチリソース煮込み、きゅうりの塩麹漬け
夜食:ナヌック=コーヒーバナナくるみケーキ、ホットチョコレート
   ホテルのお部屋=カップラーメン、おにぎり

Season2015 Canada Yellowknife 3/28

カラフル
3月28日(土)晴れ

20150328-0001.JPG昨夜は前の部屋でパーティをやっていて、出入りの音や廊下で大きな声で話していてうるさかった。と思ったけど、私は即ダウン。ぐっすり寝て、今日も11時頃目が覚めた。すっかりこのリズム。夫は夜寝にくく、その分昼寝をするのでまだリズムがつかめないようです。

今日もお日様キラキラ。日当たりが良い部屋で室温が高く、室内ではノースリーブ。ブランチ後、夫のフィッシング・ライセンスの購入に行く。何度か利用しているコンビニです。3日間で30ドルプラスTAX。昨日買ったスニーカーのおかげで足取りも軽くお散歩。日差しは強いけど、風は冷たい。大きなビルの横を歩いていると、上から融けた氷のかたまりがときどき落ちてくる。こわっ。

その後はまったり。夫はトロトロしたり卓球のスペインオープンの動画を見たり。私は昨日のなでしこリーグの情報をあれこれ。澤選手が2011Wカップのようなゴールを決めた、などなど。移籍組も各地で活躍。今シーズンも楽しませてくれそうです。

20150328-0005.JPG今夜はビーフシチュー。玉ねぎにじゃがいも、人参もたっぷり入れました。

今夜もいつもと同じ10時半ごろ鑑賞ポイントに到着。既に薄いオーロラ。撮影してみるとピンク。がぜん張り切って撮影開始。この後、強いのが南から出てくる、というので木をバックに撮影ポイントに移動して待つもなかなか。今日は風が強く寒い。週末の夜のせいか車が次々。既に撮影者がいるとわかると他に行く。ツアー会社、個人でレンタカーなど、多いです。
11時半頃一度車に戻り、暖をとってから外へ。月が明るい。12時過ぎから急に強くなりブレークアップ。カラフルできれいなオーロラ。20150328-0006.JPG
北斗七星から降るようなオーロラでした。
強いのがなくなっても赤いのが出ていてしばし楽しむ。
2時にティータイム。よかったね、きれいだったね、と言っていたらまた強くなってきたのであわてて外にです。3時を過ぎ、薄くなったしそろそろ終了か、と車の前でYoshiさんとおしゃべりしていたらブレークアップ。一度車に入れたカメラを引っ張り出す。きらきら、ひらひらときれい。車のそばで撮っていたが途中で小走りで林の方へ。
いやぁ、でっかい、いやぁ、きれい。

明日から郊外のロッジ、ブラッチフォードに行きます。2007年の夏以来2度目です。お天気は下り坂の模様。この3日間、素敵なのを見られたので、データ整理でもします。おやすみなさい。

ブランチ:目玉焼きとサラダ、ご飯とみそ汁、ブルーベリーとヨーグルト
夕食:サラダ、ビーフシチュー、グレープフルーツ
夜食:ナヌック=紅茶ケーキ、ホットチョコレート
   ホテルのお部屋=カップラーメン、おにぎり

Season2015 Canada Blachford 3/29

ジャグジーでオーロラ
3月29日(日)晴れ のち くもり

20150329-0001.JPGゆっくり起床し、入浴後ブランチの支度。今日は15時までのレイトチェックアウトをお願いしました。フロントでスーツケースを2個預け、オールドタウンの航空機発着場までタクシーで行く。今日はジャンボリーの最終日で人がすごい。昨夜は花火もあがっていたし。エアティンデイの待合室も人がいっぱい。ジャンボリーに来た団体客の待ち合わせ場所になっていたようです。

10年前と同じようなエアプレーン。人も荷物も一緒に行きます。10年前は9月初めに来たのですが、見た感じほとんど変わっていず。到着後、45分かけてロッジまわりのツアー。YK市内より気温が10度ほど低いようで、雪は多いし、風は冷たい。客は私たちと一緒に来たアメリカ人家族の5人。説明は早口英語でした。ロッジに戻り夕食後、オリエンテーション。これも早口英語。雪道の軽いハイキング後、満腹状態なので睡魔が。。。

20150329-0003.JPGブラッチフォードでは、東と南向きに大きな窓があるお部屋をリクエストした。オーナーのマイクが荷札につけてくれた部屋もリクエストどおりの部屋。はじめ窓が南向きだけの隣の部屋にガイドされたが、スタッフに言ってチェンジしてもらう。窓が多い部屋なので「こっちのほうが寒いですよ」と暖かい部屋にしてくれようとしたのです。

オーロラは。。。今日は雲が多いが、切れ間があるので、準備万端整えて23時に高台のティービーに行き、オーロラを待つ。空には雲がいっぱい。切れ間に見えていた星もだんだん見えなくなりギブアップ。2日ほどは曇りと雪の予報です。

ロッジにもどりジャグジーへ。空を見上げると月の横にオーロラ。雲もいっぱいなので写真に撮れるようなものではありませんが、暖まりながら楽しみました。

ということで、まあちょびっとは見えたのでミニマムってことで。。。

ブランチ:目玉焼きとサラダ、ご飯とみそ汁、ブルーベリーとヨーグルト
夕食:サラダ、魚(白身魚、サーモン)、ご飯とコーンの副菜、フルーツ・コンポートとアイスクリーム

Season2015 Canada Blachford 3/30

雪にオーロラ
3月30日(月)雪

20150330-0001.JPG昨夜はよく寝ました。私たちの部屋、sunrise2は五角形で3面が窓に面しているので、寝たまま外が見えます。全天に雲が広がり、オーロラは雲の上。まったく見えませんでした。それでも夫が外を見に行ってくれましたがやはりなぁんも見えなかったそうです。

8時前に目が覚め、久しぶりに「朝食」をいただきました。食後はまた横になる。いくらでも寝られる。^^ 次に目が覚めたら12時過ぎ。夫は、となりのベットで本を読んでいました。「昼食に行こうよ」えっ、さすがにお腹がすいていません。それでも着替えて下に行く。夫は普通に、私は野菜中心に少々いただきました。

ここには世界各国から集まった若い人たちが有機ファームのボランティアさんです。10年前にMichikoさんがいて、私たちのお世話をしてくれました。現在日本人スタッフはゼロ。大勢がロッジの仕事を分担していて、元気であかるい雰囲気です。

20150330-0003.JPGランチ中にアイス・フィッシングの確認。「14時からだけど今日行く?」
きのうから何もしていないし、今夜も雲厚そうだし、と夫はおでかけ。雪も降ってきて重装備で出て行きました。私もお散歩、と外に出ると、アイスフィッシング組が見える。あんなに近いんだったら、と歩いて行き、写真を少し。防寒着についた雪は結晶のかたちそのまま。おしゃべりをしてじきに戻る。往復1時間程度でしたが、アップダウンがあり汗びっしょり。シャワーをあびてすっきり。ここは2階にトイレもシャワーもあります。蛇口をひねればお水もお湯もでてくる、という孤島の1軒宿とは思えないような設備です。

16時過ぎに夫もバック。おでこ。
この後、食堂のテーブルで30分程卓球におつきあい。夫はマイラケットとボールを持参。私は日頃やっていないので「温泉卓球」レベルです。

空は夕方からすっきり晴れ。これはいいぞ、と思ったら陽が沈み暗くなった頃にはまた雲でいっぱい。

20150330-0004.JPG夜10時過ぎから切れ間が出てきたので、11時に出動。前夜と同じ高台で待つ。ティービーにランタンを入れたが、月明かりの方が強く、ティビーがほんのり色づく、とはいきません。でも中で待てるので楽です。
日付が変わる頃から、切れ間にオーロラ。雲が少ないところ少ないところとうろうろしながら撮影。満月が近い月がまぶしくて真昼のオーロラのような写真でした。

切れ間がかなり広がった時もありましたが、1時半過ぎからガンガン雲が出てきて、2時にロッジに引き上げる。YKライブカメラを見ると雲がいっぱい。先ほどの晴れ間も100K離れたここまで来るのに2時間くらいかかった。ということはこの後晴れたとしても明るくなる時間。あきらめて就寝。

昼間の雪を思えば3時間楽しめました。

朝食:クランベリー入りのパンケーキ、ベーコンとソーセージ、MIXフルーツとヨーグルト
昼食:リゾット、ひよこ豆と野菜のサラダ、チキン(煮たのとフライの2種類あり)
夕食:バッファローのハンバーグ、マッシュポテトとコーンとパプリカ、グリーンサラダ、レモンケーキにいちごのソース
夜食:チョコレートケーキ

Season2015 Canada Blachford 3/31

焚火
3月31日(火)晴れ

暑くて目が覚めた。部屋の中にひざしがいっぱい。東と南に大きな窓。あつい。雲がぽかりぽかりとあるものの青空。予報では今日からまた晴れが戻ってきます。やったぁ。

朝食後、私はおやすみなさい、夫は昨日の写真の取り込み。でも寝ていても暑くって。カーテンをさげ、日差しがこないところにごろごろ。汗びっしょりかきました。床に置いておいたものが暖かくなるので、床からも暖めているようです。

「昼飯に行こうよ」と言われてしぶしぶ起きました。今日もサラダをいただく。こんなところで生野菜をたっぷり食べられて幸せです。午前中ネット・フィッシングに行ったfamily。6匹もかかって楽しかった、ディナー用よ、って。ありがとうございます。ちょっと離れたところまで行ったので、寒かったぁって。外は気温が低いだけでなく、今日は風がとても強いです。

20150331-0001.JPG14時からからお散歩。2キロコースのトレイルに。すばらしい晴天。青空がひろがり気持ちが良いです。ロケハンもして汗びっしょり。ロッジに戻りシャワーとジャグジー。お部屋に入ってお休みなさい。

夕食くらいまでは晴れていたのに、暗くなった8時過ぎからは雲いっぱいの空。大丈夫かな、と心配しつつ、この間撮った写真のチェック。ここに来る前の3日間は素晴らしいオーロラでした。やっぱりでるか、でないか。オーロラ頼みです。23時からティービーに焚火をしてもらい、オーロラとのコラボをねらったのですが、オーロラは見えず、雲は広がるばかりで2時間、焚火を楽しんだだけでした。

20150331-0004.JPG部屋に戻り、ひと休み。夫が4時過ぎに外を見に行き、切れ間があるから、とカメラを構まえ4枚ほど無理無理撮影しているうちにまた雲に覆われたそうです。

私はykのライブカメラが雲いっぱいでオーロラは見えていなかったので外にはでませんでした。


朝食:チーズパン、ベーコン、オートミール、フルーツとヨーグルト
昼食:サラダ3種類、人参カレーと豆の煮込み
夕食:パスタ(バイソンのトマトソースとサーモンソース)、フレッシュサラダ、りんごといちごのコンポートとアイスクリーム

Season2015 Canada Blachford 4/1

やっとやっと
4月1日(水)晴れ

20150401-0001.JPG今朝もお陽さまきらきら。夜はあんなに雲があったじゃない、といいたくなるほど。お天気はどうしようもないですね。

朝食に行き、今日のスケジュールを見ると10時からアイス・フィッシング。4時過ぎに起きて写真を撮っていた夫。さすがに今朝は寝ていたい。そうでしょうね。スタッフさんが確認にきてくれたけど、ごめんなさい、です。

午前中は今日も睡眠。12時に目を覚ますと夫は既に起きていた。飯に行こうぜ。何かリズムがあわないね。私はお付き合い程度に昼食。
ひとやすみしてからお散歩に。今日は湖の方に降りて、小島をひと回り。風が冷たいが、歩くと汗びっしょりです。リスがちょろちょろ。40分ほどでロッジにもどり卓球。30分しないうちに夫ギブアップ。もう眠くってって。
シャワーとジャグジーに入り、さっぱり。夫は早速すやすや。私は睡眠足りてるし、と思ったけどいつのまにかうとうと。他にすることもないし。。。^^

20150401-0001b.JPG17時頃目が覚めた。親子3人組が今日帰るのでお見送り、と思って着替えているうちに、下に降りてしまった。お世話様でした。スキーをはいた小型飛行機はNewゲスト4人と荷物と一緒に到着。ゲストもゴミも積んであっという間に飛び立った。

本日到着のゲストは二人組二組。夕食後、夫はすやすや。さすがに私は眠れず。廊下に出ると夕焼けがきれい。今夜は雲もない夜になりそうです。


10時半に夫起床。NETであれこれ見て、しばらくしてから外に見に行き「薄い縦筋がでてきたよ」の夫の声に11時半に出動。まっすぐ湖に降り、昼間確認した通り歩く。ごく薄くそれでも赤みがかったのがとれました。なくなったので1時間ほどでお部屋に戻る。

1時半頃「薄いのが出てきたので外で待とう」と再出動。休憩中におしゃべりした本日到着の隣室の女性2人もうしろからついてきた。ちょっとひらけたヘリポートに着いたころから西のオーロラが濃くなり、どんどん広がりそのうちひらひら。一緒に来た女性は「虹の様」といったくらいカラフル。満月が近いのにきれいでした。

20150401-0003.JPGその後、また湖に降り、メインロッジを入れて撮影。今夜は寒かったぁ。いつもよりたっぷり着込んでいたものの、久しぶりのマイナス30度。しかも風強し。冷え切ってあちこちジンジンになってきた。特に外でカメラの交換をしていたおっとの指はひえっひえ。ちょっと薄くなったし、でロッジに戻る。2時間も外にいたんだ。

部屋の窓からオーロラを見ながら熱々の味噌汁を飲む。ひと休み後、もう一度外へ。わぉ、また強くなった。30分程でロッジへ。

やっとオーロラ三昧。アイスフォグがあり、写真では下の方がぼんやりしていましたが、昨夜までのことを思えば楽しい夜でした。


朝食:サラダ、ピラフ、フルーツとヨーグルト
昼食:フレッシュサラダ、ピザ3種類(バイソン、ベーコン、野菜)
夕食:ホワイトフィッシュケーキ+カレーソース、フィットチーネ+バイソンソース、ひよこ豆のサラダ、カリフラワーとブロッコリー、フライドライス、デザート(アイスクリーム+ケーキ,くだもの)

Season2015 Canada Blachford 4/2

じたばたしょぼーん
4月2日(木)晴れ

昨夜は明け方までねばり、5時過ぎに納得して就寝。空にはオーロラがなくなったし、YKライブカメラも満月近くのきれいな月空。安心して寝ました。

今日も8時過ぎに起きて朝食に。昨日の二人組にお礼を言われる。写真がうまく撮れなかったので見てねって。夫は早速彼女のカメラをセット。フラッシュをたいていたし、三脚は持っていないし。先日ナヌックでもそういうお姉さんが居て、yoshiさんからかわいい三脚を借り、撮れた写真を見て感激している人がいました。自分が撮ったオーロラ写真ってうれしいよね。

朝食後、またまた横に。ぐっすり寝て次に目が覚めたら12時。食べて、寝てばかりです、はい。

20150402-0002.JPG14時から夫と卓球。30分程遊んでからホットタブ。途中からお隣ルームの女性がJoin。トロントから来たそうです。今年のトロントはイエローナイフより寒くって大変だった、とのこと。

夕食後、今度はもうひと組みの男性が夫にカメラのセットと使い方を聞きに来た。うちと同じCANONです。香港から来たカップルで女性はモデルさんのようにきれいな人。

今夜もスタートは遅そう。ということで夜中の12時に焚火をお願いする。YKライブカメラも夜10時を回るようになりました。10時台、11時台はきれいな星空。12時にティービーに行く。勢いよく炎が燃えていました。

20150402-0003.JPGオーロラは。。。12時半ごろちょびっと。ティービーと一緒に記念写真。その後はなかなか現れず。現れたのは他のゲストのみなさん。カナダ組はすぐバック。香港組はカメラのセットをしたりなんちゃら。2時間を過ぎたころから全身冷え冷え。ティービーの中とはいえ風があたらないだけで外気温と同じ。焚火は目は暖かいものの、マイナス30度を暖めてくれるほどのことはなく、2時過ぎたころから「ロッジに戻りたいよぉ」と言っていたら、3時近くに夫が「西が強くなってきた」。前夜と同じ方向。これはいいかも、と薄いのにシャッターを押すがアイスフォグなのかもやもやの中のオーロラ。数カット撮って、私はそのままロッジへバック。

部屋に入ると先ほどまでかじかんでいた指がジンジン。やっと血が通っている感じ。お湯を沸かして味噌汁ができたころに夫もバック。ライブカメラに薄いオーロラが出てきたので、この後外に出て、ロッジ前で撮影。それもじき消えて、本日はここまでか、とあきらめた。ライブカメラには月明かりのみ。

じたばたした割にはしょぼいオーロラだけでした。

朝食:サラダ、パンケーキ、フルーツとヨーグルト
昼食:フレッシュサラダ、サンドイッチ(ハム、チーズ、野菜など)
夕食:サラダ、ポークのマッシュルームソース、ポテト、紫キャベツ、デザート(チーズケーキ、パイナップル)

Season2015 Canada Blachford 4/3

長い夜
4月3日(金)晴れ

20150403-0002.JPGいつもの時間に起床。遅く寝ても8時半の朝食に間に合うように目が覚めるからすごいです。朝食後、ひと休みして睡眠タイム。次に目が覚めたら11時半過ぎ。これもすごい。12時半の昼食にぴったりです。^^

昼食後、夫はアイス・フィッシングに、私はロッジ周辺をお散歩です。30分程で戻り、シャワーをあびてまったり、とろとろ。16時少し前に夫が戻ってきた。香港組と3人で釣果ゼロ。うーん、むずかしそう。この後、夫は香港の彼と卓球。16時からメイプル・タフィー作り。わーい、楽しい。トロント組が夕方の飛行機で帰るので記念撮影。ハグしてお別れ。オーロラ写真、撮れなかったので送って、とのこと。はぁい。一緒に見たのを送ります。

今日のフライトでオーナーのマイクさん到着。久しぶりです、覚えていないと思うけど。前回はここで道子さんと会ったんですよ、としばしおしゃべり。

20150403-0003.JPG夕食後、香港組がなぜ日によって私たちの出動時間が違うのか、と聞かれる。YKライブカメラなど今は便利なサイトがあるので、チェックしている、と教える。彼女、真剣。そりゃそうだよね。見のがしたら同じのは見られないもの。

今夜も各種データではスタートは遅そう。出動は12時過ぎかなぁ、と夫は横になる。私はwebを見たり。

YKライブカメラスタート前の夜10時。窓の外を見ると東に大きなアーチ。結構強い。あわてて寝ている夫を起こし、防寒着を羽織ってバルコニーで撮影。うわぁ、今日は早いんだ。
夫はもくもくと出動準備。彼が出て行ったのを確認してから私が準備開始。何しろマイナス30℃以下。玄関脇、その先の林の中でしばし撮影。ブレークすることはなかったがそれなり撮影。薄くなったので部屋に戻ったのが12時15分。2時間。オーロラが出ていると時間がたつのが早いです。

20150403-0004_edited-1.jpg12時半頃、もう一度外へ。薄いのをオールドロッジを入れて撮る。それにしても薄い。今夜は長そう、と早めに暖をとりに戻る。

この後、ずうっと何もなし。1時を過ぎても2時を過ぎても。ライブカメラも外を見ても。お月さま煌々でオーロラがでない時って、寝るわけにはいかないし、起きていてもヒマで眠くなっちゃうし。瞬間ほんのり明るくなるときがあるものの、ごく薄く地平線にへばりつくようなのだけ。あきらめて3時半過ぎに寝の体制。月食が4時15分から開始するので4時半に目覚ましをつける。

とろとろしながらライブカメラを見ると4時過ぎに赤く見えた。夫を揺り起こすもカメラのゴーストらしきもの。せっかく起きたのだからと夫は月食を撮ってくると外に。透明感のあるきれいな星空だったそうです。

朝食:フレンチトースト、スクランブルエッグ、ソーセージ、フルーツとヨーグルト
昼食:フレッシュサラダ、パスタ2種類(ペンネ、ショートパスタ)
夕食:サラダ、サーモンとホワイトフィッシュのグリル、玄米、焼トマト、パン、デザート(チョコレートケーキ+クリームとジャム)

Season2015 Canada Blachford 4/4

マイナス30℃はきつい
4月4日(土)晴れ

昨夜寝たのが今朝の5時。朝食はパス、と思っていたが夫は8時半過ぎに起きて「行こう」。同じように長い夜を過ごした香港組は彼女だけが食事に来ていた。だるっ。

20150404-0001.JPG朝食後、まったりしてから寝るも、睡眠時間がぐちゃぐちゃで身体のリズムがすっかりくるっているのか、私は1時間ほど、夫はほとんど眠れなかったとのこと。それなら昼食前に、とホットタブへ。銭湯と同じにまずはシャワールームで身体を洗ってからホットタブへ。うーん、気持ちが良い。青空を見ながらのお風呂って何かとっても贅沢ですよね。ときどきスタッフがそばを通る。みんな防寒着を上下しっかり着ています。気温マイナス15℃。水着で外に出た瞬間はとても寒いのですが、マイナス20℃台の時に比べ「今日はあたたかいね」と話す。

昼食後、今度は本格的に夫は熟睡。私もしばし寝たけど暑くて目が覚める。この部屋、日当たりが良すぎるのです。その分、陽が落ちたころからグングン冷えます。夕方5時過ぎに夫も目が覚めたので少しは身体を動かそう、と卓球。オーナーのお孫さんも参戦するも卓球は初めてらしく続かないので、すぐに飽きて行ってしまいました。

20150404-0004.JPG今夜はブラッチフォードの最後の夜。夕食時にマイクさんが来て「オーロラはどう」と話して行った。彼は私たちに合わせてゆっくり話してくれるので楽です。食事が終わる頃にキツネがロッジのそばを通り、みんなでわいわい。夫はジャケットを着ずに外に出て行き動画を撮ってきました。今日の日没は20:32。夕焼けの写真を撮ってくると夫はカメラを抱えて出て行った。

その後、暗くなるまでひと休み、と横になる。ドアをコンコン。はぁい、と出るとマイクさんがオレンジ・ムーンだよ、って。ドロンとしたオレンジ色の月が昇って来るところでした。
20150404-0005.JPG空が暗くなると共に夕焼けの残る空とオーロラ。強くなってきたので今日もロッジのバルコニーから撮影。風が強く寒い。ブレークとは行きませんがそれなりに濃くなってきたので、急いで支度をして外にでる。今夜も長そうだ。

この1時間程度がピークで、あとは瞬間的に濃くなることはあるものの、すぐぼんやり。ティービーで焚火をしながら待ちましたが、なぁんにもなくなってお部屋にバック。その後も時々外に出たりしましたが薄らぼんやり状態。

明日の朝朝は10時半にはお部屋を出なくてはいけないし、ここのところの睡眠時間ぐちょぐちょで疲れが足に来ているので、3時にはあきらめてせめて朝食までの睡眠時間を確保することにして就寝。横になった頃YKライブカメラの真ん中あたりでミニブレイク。薄いのが10分程で消えた。


朝食:ソーセージ、ベーコン、オムレツ、フルーツとヨーグルト
昼食:フレッシュサラダ、スープ(チリコンカン、ブラウン)、ポテトサラダ
夕食:ローストターキー、マッシュポテトに芽キャベツとグリンピース、フレッシュサラダ、レモンケーキ

Season2015 Canada Blachford 4/5

ハッピー イースター
4月5日(日)晴れ

20150405-0001.JPG昨日の夜中からロッジのあちこちに卵型のミニチョコ。洗面所にもトイレにも、廊下のバイソンのはく製の鼻の穴、階段の手すり、玄関の靴の中。部屋の中では歯ブラシをさしたコップの中、枕の下、眼鏡ケースの中などなど。部屋の中だけでリンツのチョコを10個以上GETした。廊下のはマイクさんのお孫さん用にノータッチ。

朝食に降りて行くと彼女はバスケットいっぱいハンティング。みんなに誉められて得意そう。イースターを海外で過ごすのは初めて。こうやるんだ。今日の午後はイースターイベント。食堂にはクリスマスツリーならぬイースターツリー。

20150405-0002.JPG夫は10時半からのアイスフィッシング。今日は釣れるかな。荷物をパックし、私は食堂で静かにしています。昼食前に夫バック。今日もおでこ。結局3回行って何も釣れませんでした。今日は20歳のお姉さんスタッフと二人。ほとんど英会話教室状態だったそうです。よかったね、きれいなお姉さんとじっくりお話しができて。

昼食後はイースターイベント。
1.エッグペインティング
2.二人三脚で雪のロックを登り、降りてきて次に一人反対側を向いて足を結びなおして、キャンプファイヤーまで薪を運ぶ
3.ウッドゲーム、丸太の長いのを投げる、でっかいのを投げる、やり投げタイプ、遠くの穴に通す20150405-0003.JPG
4.ホットチョコレートと焼きマシュマロとメイプルタフィ
5.雪の塊の彫刻(夫はベアの頭作成)
このあとアイススレッド、アイスホッケーがあったのですが、ご遠慮。外に2時間以上居て楽しかったけど疲れました。それでなくても睡眠不足なのに。

17時半にYKからの飛行機が到着し、私たちとマイクさんファミリー、香港組を乗せて出発。25分のフライトです。
タクシーでホテルに入ったのが19時。それから荷物を出し、夕食を作って食べ、10時にはナヌックのお迎え、と結構忙しかったです。

それを察してくれたわけではないのでしょうが今夜のオーロラはゆっくりぼんやり。特に私は車の中でまったりとろとろしていました。若い人が多く、あれこれ聞かれるとつい秋の写真展の宣伝をしたりしています。
20150405-0004.JPG
でオーロラは23時半くらいにちょっぴり強くなったものの、カメラを構えて頑張る、とはいきませんでした。そのうち雲が広がり車は雲がないところへと移動。2時半頃に天頂にうっすら広がり、これはいいぞ、と思ったらそこまで。雲の上にうっすらだけでした。

ホテルバック4時。暖かいお茶を飲み、早々に寝ました。疲れたぁ。


朝食:パンケーキ(チョコ入り)、ベーコンとソーセージ、スクランブルエッグ、フルーツサラダとヨーグルト
昼食:サラダ、ターキーのサンドイッチ
夕食:カレーライス(レトルト)、ジャガイモと人参のサラダ
夜食:チョコレートと洋ナシのパウンドケーキ、ホットチョコレート

Season2015 Canada Yellowknife 4/6

ソフトランディング、か?
4月6日(月)晴れ のち くもり

9時少し前に目が覚めた。今日はお昼まで寝ているつもりだったけど、この1週間、8時半には朝食を食べていたのでお腹がすいて目が覚めました。^^ 外は晴天。昨夜は雲いっぱいだったのに。

20150406-0001.JPG食材がなにもないのでお買い物に行こう、と10時を過ぎたころに出かける支度。物音に夫も起きてきて、一緒にお出かけ。まずはリカーショップ。はイースター・マンデーでお休みでした。今夜もノンアルコール・デー決定。スーパーはやっていました。よかった。お野菜に卵にお豆腐にうどんにって日本食の食材もそろいます。戻って朝食、というかもうお昼。久しぶりの日本のお米。おいしかったぁ。

食事の支度をしている間に、夫は入浴とお洗濯。部屋中に干して湿度アップ。のどの奥がひりひりして目が覚めまるほど乾燥しています。食後、休憩。

夕方目が覚め、外を見ると雲いっぱい。夜中には晴れるとの予報です。入浴後食事の支度。昼間、塩麹に漬けておいた鳥の手羽元にヘイリバーの調味料"BackEddy's"と玉ねぎを乗せてグリル。我ながらとってもおいしくできました。きゅうりも塩麹に漬けておいたのが食べ頃。自炊に塩麹、かつおぶしは便利な調味料です。

20150406-0002.JPG昨夜10時に出かけるときは曇り。ナヌック・ツアーは今夜も満席。車はYellowknife Hwyを西にどんどん走り、星空が見えるところでファースト・ストップ。下の方の雲の中にオーロラ。結構強かったです。

その後更に2回移動。月も星も見えるもののオーロラはなし。うーん、残念。仕方なくお疲れ様と市内に戻ったら雪でした。雪の時に晴れている場所まで行けるYoshiさんに感動した夜でした。外にほとんど出なかったのですが、外は風が強く気温マイナス3℃の割には寒かったです。

ということで今日の写真はお料理で。。。あと2晩。天候は回復傾向ですが、オーロラはどうかな。オーロラさん、出てねぇ。

ブランチ:ベーコンエッグ、野菜(レタス、トマト)、味噌汁、ご飯、のり、3種のベリーとヨーグルト
夕食:手羽元のグリル(バックエディ)、小松菜と豆腐の炒め物、ベリーとアイスクリーム
夜食:ナヌック=ホットチョコレート、アップルケーキ
   ホテル=味噌うどんのおじや

Season2015 Canada Yellowknife 4/7

粘り勝ち....?
4月7日(火)くもり

20150407-0001.JPG目が覚めて外を見ると薄曇りの空からお日様。夜には晴れてね。身体は何となくふわふわ。でも良く寝ました。

食後、ひと休みしてお散歩。まずはオールドタウン入り口のウェーバー&デボォア。何でも屋さんです。BackEddy'sという調味料を買う。2階の衣料品売り場を見る。日本では着ないだろうなぁ、というあたたかい衣料品ばかりどっさりそろっています。

外に出てまた歩く。魚屋さんに行きたかったんだけど、看板はあるもののお店の場所がわからない。電話番号しか書いてないから事前に電話が必要なのかなぁ。わからん。
ダウンタウンに行き、スーパーで食材とお土産、リカーショップでビール、フレンチアソシエーションでメイプルシロップを購入。フレンチアソシエーションのお姉さんはみんなきれいな気がする。職場内ではフランス語を話しているから?そんなことないよね。

ホテルに戻ったらルームサービス中。日本人のお姉さんがお掃除してくれていた。あれこれおしゃべり。かわいい人でした。

ひと休みし、夕方起床。今夜はビーフステーキ。そういえば今回の旅行で初ビフテキ。オーブンを使用し、おいしくできました。夫のビールはブラッチフォードで飲んでいたALE。むこうでは缶。瓶のほうがおいしいとご満悦。

20150407-0003.JPGいつも通り22時にナヌックのピックアップ。昼間は雲が広がっていましたが、暗くなる頃から雲が切れてきました。VeeLake10時半過ぎに着いて外に出るとあたりはまだ夕闇が残っていました。空には星がいっぱい。暗くなった頃には満天の星。月が昇る時間が遅くなっているので真っ暗な空。今回一番きれいな星空です。星景写真家のYDさんなら写真をとるのでしょうね。長時間露光で3月に北海道で撮れたようなオーロラ写真。

トイレ休憩後、また郊外に戻るも星空のみ。月はどろんと登り、先日までの煌々とした明かるさはありません。

ここ2日、しっかり見えている状態ではなく、朝早く帰る新婚さんは今日が3日目で最終日のこともあり、ギリギリまでねばる。3時20分にyoshiさん「半までねばります」。外に出てみると薄い縦筋。あと10分なら撮っておこう、とカメラを出すと他の方々もわらわらと外にでてきた。少しづつ強くなり、歓声もあがる。薄くたって充分楽しまなくっちゃね。

1時間ほど撮影。ホテルバック4時45分。iPadでYKライブを見たらもう東の空は明るくなってきていました。

オーロラさん、明日はもうちょっと早く出てぇ。

ブランチ:ベーコン、オムレツ、野菜サラダ、きゅうりの塩麹漬け、味噌汁、3種のベリーとヨーグルト
夕食:ビーフステーキ、玉ねぎ、きのこ、小松菜添え、サラダ、ご飯、洋ナシとアイスクリーム
夜食:ナヌック=クランベリーケーキ、ホットチョコレート
    ホテル=おしるこ

Season2015 Canada Yellowknife 4/8

有終の美で
4月8日(水)晴れ

20150408-0001.JPG今日も昼間は晴れ。今夜のオーロラ・ウォッチング後、寝ずにそのまま帰国するので、昼間はひたすら休む。眠れなくても横になって体力温存。
食事はしっかり。食材を全部使い切る。残ったのはおしょうゆ少々、オリーブオイル、ビール2本。

夕食後、カメラ関係と着ていくもの以外はパッキング。出発ギリギリに戻ってきても、大丈夫なように準備完了。
カナダは日本と同じ100Vなので持参した小さい電気釜はとても楽でした。キッチン付きといっても ろくなお鍋がなかったり、ふたがなかったり、とお米を炊くのにいつも苦労でしたもの。湯沸かしポットもいつでも手元でお湯が沸かせるので便利でした。 夜10時にピックアップしてもらい、すぐに近くのアイスロードに。暗くなると同時にオーロラ出現。最初は1本のアーチがどんどん強くなり、複数に なり、広がってブレークアップ。キラキラカーテン状に輝く真上を見ると北斗七星あたりがオーロラの中心。
20150408-0005.JPGその真下に私。今年もたくさんのオーロラ に出会うことができました。今日から参加した若者たちが大騒ぎ。 薄くなった頃に移動。湖の上で撮影。強弱をしばし繰り返し、私は数だけはたくさんシャッターを切りました。ティータイム後の2時半にyoshiさ んが「本日は終了」宣言。えっ、前夜、あれだけねばった彼にしては淡泊、と思い「また出るのでは?」と言うと「この時間に南に行ったのは今晩中に は戻ってきません」ときっぱり。はぁ。みんな納得して戻りました。 今回はオーロラ鑑賞15夜。強弱はあったけどとにかく全勝でした。^^ ブランチ:ベーコンとオムレツ、きゅうりの塩麹漬け、味噌汁、ベリーとヨーグルト 夕食:サーモンステーキのきのこソースかけ、どっさりサラダ(レタス、トマ ト、じゃがいも、人参、玉ねぎ)、アイスクリーム 夜食:ナヌック=キャラメルケーキ、ホットチョコレート

Season2015 Canada Yellowknife 4/9

帰国日
4月9日(木)-10日(金)

20150409-0001.JPGホテルに3時半バック。三脚、カメラ、防寒着のパッキングをしトランクの準備完了。ここデイズインのキッチン付きの建物はフロントと別棟でエレ ベーターなし。居住性は快適ですが、3階から階段でトランクを降ろすのはちょっと大変。フロントにキーを返しチェックアウト終了。yoshiさん 5時15分ピックアップで空港へ。今回は防寒靴のみお借りし、助かりました。いろいろお世話様でした。
空港で見た朝焼けがきれい。6時45分の飛行機でエドモントン経由カルガリーへ。カルガリー12時45分発の国際線で4月10日14時35分成田着。ほとんど寝むれないまま帰国。日本は寒の戻りだそうで、この時期にしては寒かったです。

朝食:おにぎり、ゆでたまご、洋ナシ
機内食1:日本食(前菜、酢のもの、麺、牛肉のすき焼き風、ご飯、味噌汁)、フルーツ、チーズ
機内食2:焼きそば、フルーツ

※今回は10年ぶりにブラッチフォードへ。ジャグジーにシャワー、とあのロケーションでのホスピタリティ。快適でした。 
20150409-0002.JPGYKのホテルはキッチン付きで依頼。持参したキッチンアイテムはこちら。プラスエプロン、台布巾、アクリルタワシ。カナダは日本と同じ100Vなので持参した小さい電気釜はとても楽でした。キッチン付きといってもどこもろくなお鍋がなかったり、ふたがなかったり、とお米を炊くのにいつも苦労でしたもの。湯沸かしポットもいつでも手元でお湯が沸かせるのでYKホテルでもブラッチフォードでも便利でした。
お米は日本から無洗米持参。スーパーでジャポニカも売っています。長期滞在の場合、現地のメニューも楽しいけれど、自炊だと体調が良いです。
卓球ができたのも楽しかったです。簡易ネットとラケットはあるもののボールはなし。夫がボールを持参していたので国際マッチもできました。チェックアウト時にボールをプレゼントしたら、私にしてははずんだチップよりも喜ばれました。「これでみんなでブラッチフォード・オープンができるわ」 と。 今年は秋に仲間と4年に一度の写真展を予定しています。これから楽しんで写真を整理したいと思います。

Season2016 Canada Yellowknife 9/20

秋のオーロラスタート
2016年9月20日(火)雨 YKは晴れ

2016-0920-002.JPG

1年半ぶりのカナダです。今回はオーロラ&紅葉撮影。成田発16時20分のカルガリー行きなのでゆっくりお出かけ。YCATで成田行きチケットを買おうとカウンターに行ったら、渋滞のため1時間40分程かかりますの表示。早めに出てきてよかった。
羽田、品川あたりが混んでいたが、湾岸に出たらすいすい。カルガリー便は新機材。あれこれ使いやすくなってGood。座席はスカスカ。トイレに行った時に後ろの方をみたらそちらもスカスカでした。食事して寝て目が覚めたら着陸2時間前。映画を前後1本づつ見たら着いた。快適。
カリガリーで通関。どこに行くの、何するの、何日滞在するの、など事務的な対応。トランクを一度引き取り、再度流して国内線ゲートへ。ここで7時間の連絡待ち。長い。成田からの飛行機が10時40分着でイエローナイフ(YK)行きが11時。間に合うはずもないので次の便になるがこれが17時5分。ながっ。長時間待ちのお伴はこちら。国内線乗り継ぎの手荷物検査場で中国人団体さんと一緒になる。英語が分かる人がいないようで、係り員さん四苦八苦。
YKには30分遅れで到着。Yoshiさんがお迎えに来てくれていました。お久しぶりです。宿のShimaさんも来てくれていました。今回のYKはお二人のところだけ。よろしくお願いします。あ、バーダーさん、とごあいさつ。YK中国人観光さきがけの彼女たちのおかげで今は中国人たちがいっぱい。日本人観光客がぐっと減った後のYK経済を支えているともいえるので、何ともです。ダウンタウン入り口に新しい大きなホテル。これも中国人対応だそうです。すごっ。
宿着8時半。オーロラツアーに9時半にお迎えにきます、とYoshiさん。1時間で支度。夫はカメラ2台をセット。私は着替えやら何やらを引っ張り出し、行けるだけの支度。今日の長い1日、ほとんど寝ていないので、風邪をひかないようにしなくっちゃ。

20160920-001.JPG

ダウンタウンを離れたら既に空にはオーロラ。今日は幸先がよいようです。右上が欠けた大きな赤い月がどよんと昇ってきた。途中で一度フォトストップ。月の上にオーロラの大きなアーチ。わーい、出だしから好調。
そこからしばらく走った湖のそばで停車。トイレもあるしで今日はずっとここにいます、とYoshiさん。久しぶりの秋のオーロラ。
今回は逆さオーロラだ、と日本を出てきました。空は晴れ、風はなくと絶好の条件とロケーション。夫は焦点合わせをしたり、カメラの状態をみたりとケアしてくれました。気温マイナス1度C。横浜はここのところの雨で気温が多少低めとはいえ、つい先日までは気温30度以上で生活していた私。しっかり防寒してきたつもりとはいえ、そこは9月。真冬ほどの準備をしているはずもなく、想像以上の寒さでした。カメラもレンズも霜がびっしり。オーロラは強弱を繰り返しながらずっと出ていたので、アドレナリンが出ているせいか、眠くもならずの楽しい夜となりました。同行者からここ数日は見えてもごく短時間か雲の上だったそうです。2時過ぎに雲が広がりだし、久しぶりのナヌック・ケーキのティタイムで身体を暖めて町にバック。いやあ忙しかった、楽しかった。眠い。
夕食;機内食(和食、前菜、鶏肉、ケーキにフルーツ)
朝食:機内食(オムレツ、ポテト、ソーセージ、ヨーグルトに果物)
夜食:ナヌックケーキ(紅茶)、即席ラーメン

Season2016 Canada Yellowknife 9/21

日中大興奮
9月21日(水) 晴れ
目覚ましに起こされたのが12時半。昨夜寝るときに8時間後をセットしたが「その前に目が覚めちゃうよね」と話したけれど、二人ともぐっすり。トイレに起きることもなくしっかり寝た。とりあえずお米を水につける。カナダは日本と同じ100Vなので持ってきた電気製品がそのまま使えるので楽です。スイスと違い高地ではないのでご飯も普通に炊けます。
持参の佃煮、梅干し、ふりかけと味噌汁で朝食。昨夜、ナヌックで一緒になり、同じホテルの人から洗剤をいただいたので早速コインランドリーへ。洗剤を入れ、洗濯物を入れてコインをいれようとしたらあれ?1.5CADと部屋の案内にあったけど、1CADコインの穴が2個しかない。どうやって1.5にするんだろ?とりあえず戻る。

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買い物に近くのスーパーへ。宿から近くて楽。10日分の食料を買い込む。しばらくはこれでOKというくらいたっぷり買った。レジにナヌックでお手伝いしているAKIさん。紙幣をコインに変えてもらう。
部屋に戻り、夫はリカーショップへ、私はまずは洗濯。1CADコインを2枚入れたら動いた。1.5じゃなくて2ということね。納得。買ったものを片づけ、お風呂に入ってひと休み。もう眠れないかな、と思ったがすっと寝た。^^
目覚ましに5時半に起こされる。1時間ほどの昼寝。ぼぉっとしながら夕食の準備。飛行機を降りてから、ろくなものを食べていなかったので、ここからはきちんと食事をしなくっちゃ。今夜は夫の希望でスペアリブ。がっつり食べた。写真の量は二人分です。間に骨があるとはいえ、とても一人では食べきれませんでした。

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今夜も9時半ピックアップでオーロラ・ツアーへ。まだ完全に暗くなっていない。10時半近くに月がどろんと昇ってきた。赤くて大きい。昇る時間は1日50分づつ遅れるそうです。
Yoshiさんが始めた移動式オーロラ・おっかけツアー。今では同業者が増え、また中国人も増えたとのこと。シルバーウィークのこの時期、中国の中秋節とも重なり、YKのホテルはどこも満室、レンタカーはSoldOut。それでもさすがYoshiさん。静かなところでウォッチングです。
岩のごろごろした高台でオーロラを待つ。薄いのが空にすぅっと大きなアーチ。それにしても雲多め。風が強い。月が雲を照らし、写真にするとおじゃま。うーん。。。オーロラは強弱を繰り返すので、証拠写真といいながら数カット撮る。雲がどんどん広がってきたので、少し西に行きましょう、と移動。していたらオーロラが強くなってきたのでここで、と湖沿いで降りる。うーん、雲が。。。でもオーロラは活性化。「もっと前の方がいいですよ」と教えてもらいカメラを抱えて歩くも、人が多い。それもほとんど日本人。こんなにいっぱい来ているんだ。あとでYoshiさんに聞くとそれでも今日は少ない方、と言っていました。

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オーロラは。。。きれいでした、ひらひらきらきらと雲の切れ間と上。途中から「私は見てる」とシャッターを押さずに見ていました。空から降ってくるようなオーロラに包まれた感じでした。
再度移動してYKリバーでトイレ休憩。ここも車がいっぱい。用を済ませて車に戻る頃に何台か車が来た。中国人の団体さん。この後急にオーロラが活性化。いやぁ、きれいでした。川の方は雲があるも林は雲を隠せるのでそっちに行ったりしながらシャッターを切る。中国人たちの超派手な歓声をモロに聞きながら、盛り上がってシャッターを押した。後で見ると雲いっぱいかも、と思いながら。中国人、うるさかったけど、あれだけ素直に感激できるのもいいよね、と思いながら。
沈静化後、人も減って静かになったところナヌックのティータイム。今日もおいしいケーキをいただき街にバック。寒さは今日は気になりませんでした。雲が多めだったことと、Yoshiさんが自分のだけど、とダウンの上着を貸してくれたし。
オーロラさん、今夜もありがとう。
ブランチ:ご飯と佃煮類
夕食:スペアリブ、サラダ、お浸し、桃
夜食:ナヌックケーキ(ココアとくるみ)、ラーメン

Season2016 Canada Yellowknife 9/22

月とコラボレーション
9月22日(木)晴れ
今日も目が覚めたら12時過ぎでした。よくねたぁ。
早速朝食の支度。しっかりベーコンエッグ。ベーコンがしょっぱく、明日からは枚数を減らそうっと。
トントンと来客。ルームサービスに来てくれたHaruさんです。3日に1回お願い、と言ったけど、まだ2泊しかしていない。次回は4日後でいいよ。などとしばしおしゃべり。彼女はゴミを捨てたりとさくさくお仕事をして帰って行きました。
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ひと休みしてからお散歩。随分前に湖沿いに魚を売っている船があると聞いて、行った時はお休みの日でした。その次に行った時は見つけられず、他のお店で聞いたけどわからず。再チャレンジとでかけるもやはりわからない。パイロット・モニュメントに昇って街を一望。湖に黄色がきれいです。道路は大々的な舗装工事中。寒い国は大変ですよね。コンビニに寄って帰宅。その後は入浴・お昼寝のお決まりパターンです。
5時半に起きて夕食準備。お魚を買えなかったので、昨日買った中からステーキ。骨付きのでかいやつなので、はじっこを切り落として肉じゃがにしました。こちらは肉が安いですが、その中でもまあまあなのを買いました。おいしかったぁ。

2016-0922-009.JPG

今夜も同じ時間のピックアップ。車のドアがあいたらゆめ倶楽部のFさんご夫妻の笑顔。今日から来ると聞いていました。わーい、お久しぶり。
車は湖沿いのところに駐車。既にうっすらオーロラ。他にも何台か駐車しているもののそのほとんどが日本人のせいか静かです。岩場を歩いて三脚を立てやすいところに場所取り。最初の薄いのを撮るとピンク色。かなり縦に長いオーロラ。縦アングルは動画にしにくいんだよな、と思いながら、静かな動きを「人間」タイムラップスになってシャッターを押す。12時半過ぎに大分静かになったので車に戻る。周りの車も減っていました。
その後も2度ほど強くなる。真上ではじけているのはなかなか撮れなくて。。。もう見てよ、ということも多く、明日は首が痛くなりそう。もっと下の方に来てくれれば撮れるのに。

2016-0922-007.JPG

月が大きくまぶしいけど、すぐそばのオーロラがはっきり見えるのでかなり強いです。激しい動き、とはいきませんでしたが、それでも裾はピンクで濃い緑色をきらめかせていました。
今夜は雲に邪魔されることがほとんどなく、上空は一晩中晴れ。オーロラを充分楽しませてくれました。Yoshiさんによると一晩中晴れは9月になって初めてだそうです。
おどかしてくれたのはでっかい白い犬。Hiroさんもびっくりしたあの犬です。とつぜん三脚と私の間に割り込んできてしっぽを振っています。もうびっくり。聞けば近くの家の飼い犬だそうで、オーロラ鑑賞客が食べ物をあげたりするので寄ってくるそうです。でかいし暗い中で見ると白クマの子みたいな。みんなになでなでしてもらっていました。
ということで今夜もしっかり楽しみました。
ブランチ;ベーコン、卵、トマトと青菜、味噌汁、漬物、2種類のベリーとヨーグルト
夕食; ビーフステーキのアボガドソース、肉じゃが、焼りんご
夜食; ナヌックケーキ(バナナとくるみ)、ラーメン

Season2016 Canada Yellowknife 9/23

雲の上はどうなっているの?
9月23日(金)晴れ

2016-0924-001s.JPG

昨夜もしっかり寝ました。11時過ぎに起床。まずはお洗濯。ここポーラースイーツはコインランドリーがついているので楽です。今回の2回目。乾燥機もありますが、室内にぶら下げての湿度UPです。洗っている間に朝食準備。オーロラ鑑賞中は日に2食プラス夜食なのでしっかりご飯です。
食後、今日のお散歩。昨日見かけたお魚の移動販売トラックが出ているかもしれないし。昨日は15時過ぎにみかけ、貼り紙に1:45からの表示。既におわっていた。今日は出ているかな。akiさんに聞いた場所に行く。が、いませんでした。がっかり。

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ヘリテージセンターまでお散歩。黄葉がきれいです。子供たちがわいわいと大騒ぎ。ホテルに戻って入浴とひと休み。眠い。。。
6時過ぎに起きて夕食準備。昨日の残りがあるので今日は楽です。野菜を買い足したので野菜たっぷり夕食でした。
オーロラ・ウォッチングはいつもの時間に出発。ダウンタウンを出てしばらく走って、まずは空見ストップ。ところどころ薄雲のところに星は見えるが雲いっぱいでオーロラは見えず。その後も晴れ間を探してYoshiさんは西に東にと車を走らせる。人がいるところ、いないところ。どこも星が少し見える、と止まるもじきに星はにじんで雲におおわれてしまう。

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オーロラらしいものもなかなかなく、あやしいのはカメラで確認するもなし。
結局今回初の見られない夜でした。雲があって見えなかったのか、オーロラそのものが出ていなかったのかは不明。ま、こういう日もあるよね。
今日はほとんど車に乗っていただけなので、ホテルに戻ってラーメンを食べる気にもなれず、入浴して横になる。明日は晴れますように。
朝食;ベーコン、チーズ入りスクランブルエッグ、豆腐、菜っ葉とトマト、漬物、桃とベリーとヨーグルト
夕食;肉じゃが、ソーセージとスペアリブ、青菜のにんにく炒め、茄子のシギ焼きとトマト
、りんご
夜食;ナヌック・ケーキ(キャラメル)

Season2016 Canada Yellowknife 9/24

雨が降っているその先へ
9月24日(土)くもり のち 雨 のち 晴れ

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昨夜はオーロラに出会えなかったせいか寝つきが悪かった。夜中に何度も目が覚めた。ぐったりするほどオーロラを見たい!
今日もしっかり朝食を食べてからひと休み。ショッピングにニュータウンまで連れて行ってもらうので、お散歩はなしです。
15時にお迎え。藤Tさんご夫婦と一緒ですニュータウンの大きいスーパーはダウンタウンと同じ系列ですが、ものすごぉく広いので品数も多いし、地元の人も多く、何でも新鮮な気がします。せっかくのなのでここでしか買えないものやYoshiさんのお勧めを購入。これでYK滞在中のお食事は十分すぎるほどです。COOPにも寄ってもらう。エノダ滞在時にはいつもここに寄ってもらいました。なつかしい。
今夜もしっかり夕食を食べてお迎えを待つ。バンに乗ったら今日到着した今Nさんの笑顔。わーい、久しぶり。彼のそばに座ったヤング・カップルに話している声を聞きながら、うーん、なつかしい。元気で再会できてよかった。
ダウンタウンをでると雨。それもかなり激しい雨。うわぁ。今日もだめかぁ、とちょっとあきらめムード。あきらめないのはYoshiさん。西に東に車を走らせる。雨がないところ、星が見えるところ。ところどころザーザー雨。星が見えるところでひと休み。かなり走った。こんなに頑張ったのに、星は見えてもオーロラはごく薄いし雲の中。

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それなら星を撮ろう、と木々と北斗七星に向けてカメラをセット。30秒。ねえ見て、と夫に見せると「あれ、これオーロラだよ」。ごく薄いオーロラが赤く写っていた。あわてて人を呼び、みんなでシャッターを押す。写真展には出せないけれど、PCの壁紙にきれいだよ、などと話しながら。
早朝便で帰る人の時間ぎりぎりまで頑張って戻る。途中、Yoshiさんが何度も空を見ていたので、ホテルの裏側に見に行こう、と夫を誘うも、ホテル内に犬を飼っている人がいて、人が通る気配で吠えるので断念。
まあ、写真を撮ることは撮ったし、と寝る。明日はすっきり晴れて、良いオーロラが見えますように。
朝食;ベーコン、目玉焼き、青梗菜と茄子、桃とベリーとヨーグルト
夕食;スモークのサーモンとチーズの前菜、サーモングリル、じゃがいもや青菜の付け合わせ、りんご
夜食:ナヌック・ケーキ(りんご)、半ラーメン

Season2016 Canada Yellowknife 9/25

今日こそはブレークアップを
9月25日(日)晴れ
昨夜、というか今朝方戻り、入浴して寝ました。今朝PCを開いたら今Nさんからメールで4時40分頃からオーロラが宿から楽しめた、とのメール。ちょうど寝たころ。だから見に行こうと誘ったのに → 夫。ぷんぷん。
で、起きたのはお昼近く。ゆっくり食事をしてお散歩に。ビジターセンターは中国人、韓国人でいっぱい。何度もここに来ているけれど、随分お土産が充実していました。へぇ。。。

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すぐそばの池の周りをお散歩。黄葉がきれい。新しいホテル、シャトーノバは北側にオーロラが出たら、部屋の窓から見えるロケーション。既に140室ほどがオープンしていますが、まだまだ建設中。デイズインというホテルは2004年末に来た時はシャトーノバホテルでした。イエローナイフ・インも今回来たらクオリティ・ホテルに名前が変わり、この街もどんどん変化しています。初めて来た時はオーロラ・ワールドという鑑賞施設の会社が全盛期で日本のツアーはほとんどそこで大混雑だったね、と懐かしんだりしながら歩きました。
リカーショップは日曜日なのでお休み。その先の小学校を右手に見てホテルにバック。空はきれいに晴れています。このまま夜までもつといいな。

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夕食はターキー。肉だけ見るとでっかい鶏肉。鶏肉よりあっさりしていてたくさん食べられます。ついつい食べすぎてしまうのが難点。外を見るといつの間にか雲がいっぱい。
オーロラ・ウォッチングは9時半。9時になったら支度をしようと、夕食後本を読んだりまったりしていたら電話。Yoshiさんから「もう出ていますよ」。ええっ、あわてて支度。夫が一足先に出て行く。そのまま出かけられるようにして私も外に出る。裏の駐車場の先で夫が撮影中。町中なので街灯が明るいが目にもしっかりオーロラ。今日は期待できそうです。

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撮影地に着いた時には雲が多く、水に映ったのと一緒に撮ると雲がしっかりおじゃま。水辺が前と左右にあるので少しでも写りが良いところに、とうろうろ。あの雲さえなければ、とぼやきながらもオーロラはどんどん強くなる。撮ると紫がかった赤も。肉眼で見えるのと違うんだからおかしいよぉ、と今Nさん。「目に見えないけど本当だもん」とかけあい漫才です。
そのうちぐんぐん広がって光が強くなる。あっかるーい、と言っているうちにカーブが大きくなり超高速できらきら、ひらひら。空から私たちに向かって降ってくるみたい。真上なので写真はなかなか。もう見ていようっと。横になって空を見上げている人も。同行者たちと「わぁ!」「きれい!」。きれいしか言葉が出てこない。我ながらボキャブラリーの乏しさを感じます。いやぁ、久しぶりのブレークアップ。きれいきれいきれい。。。
しばらくして静かになり、落ちいてシャッターを押していたら、夫が「お茶タイムだよ」。気がつけば私と今Nさん以外は全員車で暖をとっていた。「ええっ、だってこんなにきれいなのに」と撮ったばかりのを見せると「ミイラ取りがミイラに。。。」と言いながら自分のカメラを抱えてきた。

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その後またキラキラ・ショウ。空も人もブレークアップ。今度は先ほどより少し落ち着いて撮影。2時半に引き上げます、と言われていたのに15分以上オーバーして撮っていた。
今日ショックなこと。1回目のブレークアップの途中からオーロラがぼやけてきた。空一面に広がっているからシャープさがなくなっちゃった、と思っていたらレンズが曇っていた。そんなにメチャメチャ寒かったわけではないが、レンズフードにもしっかり水滴。カメラにとっては寒かったようです。この後はときどきレンズチェック。結構曇っているんですね、この程度の気温でも。
後ろ髪をひかれる思いでバック。もうちょっと、せめて後1時間
。。。でも昨日、一昨日のリベンジできました。ホテルに戻ってライブカメラを見たら遅くに昇った月だけが光っていました。楽しかったぁ。
朝食:ベーコン、トマトやパプリカなどの卵とじ、味噌汁、桃とヨーグルト
夕食:前菜(燻製のサーモンとチーズとトマトなど)、ターキーのトマト煮込みと青梗菜
夜食:ナヌックケーキ(紅茶)、半ラーメン

Season2016 Canada Yellowknife 9/26

小春日和
9月26日(月)くもり
朝から曇天。私がお昼前に起きたら夫はPCに向かっていた。昨夜興奮しすぎたのか、3時間ほど寝たら目が覚めたので写真の整理をしていたとか。それなら洗濯、お願い。これが洗剤、こっちがコイン。
しっかり朝食後、彼は即横になり、寝息をたてていた。
今日はHaruさんがタオル交換に来てくれるので、私は本を読んだりまったり。持ってきた『君の名は。』は成田を出てから2回読んだ。軽いのでさくさく。次にカルガリーの空港で買ったハリーポッターの最新版。舞台版の脚本なので会話中心で読みやすいが、わからない単語は飛ばし飛ばし。魔法に関する単語や呪文だったりするけど、大筋がなんとなくわかるのでよしとする。眠りたい時に最適。外はときおりポツポツと雨。今夜のオーロラもの難しいかなぁ。

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ディナーはYoshiさん宅で寿司パーティ。彼の送り迎え付き。ゆめ倶楽部メンバー5人もいて、オフミ状態です。Yoshiさんご家族、akiさんも交えての楽しいお食事でした。今回、Yoshiさんのお嬢さんと初対面。写真は何度か見せていただいていましたが、本物と会うのは初めて。最初は寝起きでご機嫌斜めでしたが、だんだん本領発揮。パパにべったり。かわいいー。今Nさん、意外と子供好きなのね。最後にゆめ倶楽部メンバーと一緒にパチリ。バイバイと言ったらハグしてくれました。こっちで育っている子供ですね。

2016-0927-001.JPG

オーロラ・ウォッチングにいつもの時間に出発。空には雲いっぱい、街を離れても雲、小雨。うーん。。。今夜もかっとびYoshiさん。西に東に走りまわるも星が雲の上ににじんでいるところまで。最新のカメラ、EOS-5DM4とnikon750を持ってきた若者がカメラのタイムラップス機能を使って空を撮ると雲の上のオーロラがどんどんぶ暑い雲に覆われて行くのがわかる。断念。その後もYoshiさんは空を見い見いバック。部屋に入ったら3時半を回っていた。PCでライブカメラを見ると一面の雲で下の方が街明かりが反射してぼんやり赤くなっているだけ。
まぁ、こういう夜もあるよね。
朝食;ハムと小松菜、トマト、卵入り味噌汁、マンゴとヨーグルト
夕食;寿司パーティ、インゲンのごま和え、高野豆腐の煮物、温麺、ポテトサラダなどなど、フルーツの盛り合わせ
夜食;ナヌック・ケーキ(コーヒーとくるみ)、おつまみ(チーズ、トマト、ピクルス)

Season2016 Canada Yellowknife 9/27

雲の上はすごいことに
9月27日(火)雨 明け方くもり
YK滞在も後半。残り少なくなってきました。
今日もゆっくりおきてしっかり朝食。外は雨。日本出発前に夫がこちらの天気予報や宇宙天気図を見て、26、27日あたりは雪かも、と言っていた。ま9月後半に来ているのだから半分近くはだめかもと覚悟はしてきましたが。

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少しお散歩。町中を歩く。ショッピングモールや食料品店など。カッパを着て、傘を持ってです。
夕食に今Nさんをお誘い。作るのは2人分も3人分も同じなのでおいでよ、と。彼が宿から15分程歩いて到着した頃は風雨が強まり、全身雨でびっしょり。こんなに日お誘いしてごめん。
楽しい夕食後、オーロラ・ウォッチングに出発。雨が強く、途中で空見に外に出ることもできません。外は真っ暗。小止みになったので降りますか、と聞かれ足腰伸ばそうと外に出るも雨がまた強くなって車に戻るを繰り返し。車は今日も西に東に。車中ではカメラ談義。

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やっと雨がないところで外に出ると雲の上でオーロラがはじけているのがわかる。動きや筋やピンク色はわかる。すごいことになっていそう。若者がわぁ、あそこ、こっちとカメラを向けるも、う?ん。。。気持ちわかるけどこれじゃあねぇ。。。それにしても風が強い。三脚倒されそう、立っているとおっとっと、と後ろに下がるほど。星がなんとなくにじんで見えだしたので、少しでも良いところに、と移動。雲の切れ間が街の方なんです、と最後はアイスロードの入り口でフォトストップ。カメラにはしっかりオーロラ。なんというかブレークアップの後にカス状態。それでもアリバイ程度シャッターを押しました。
部屋に戻ってライブカメラauroraMAXを見ると全天雲で下の方にぼぉっと街明かりのみ。明日からはお天気よさそう。あと2晩に期待です。
朝食;ハム、チーズ入りオムレツ、トマトとパプリカ、青菜のお浸し、マンゴとヨーグルト
夕食;前菜(燻製サーモンとチーズ等)、アルバータ牛のステーキとソーセージと温野菜、桃とアイスクリーム
夜食;ナヌック・ケーキ(レモン)、半ラーメン

Season2016 Canada Yellowknife 9/28

フェアウェルakiちゃんオーロラ
9月28日(水)晴れ

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いつものようにゆっくり起床。夫は更に1時間後に起きてきた。ここで過ごすこのまったりとした時間。特に在職中は大好きでした。オーロラを待つだけ。昼間は何することもなく、ただただゆったり過ごします。退職後も何かとあれこれ用事に追われる日々。こんなにゆっくり過ごすのは本当に久しぶりです。うちにいると何かとお仕事あるしね。
朝食後、夫が掃除機をかけてくれました。ありがと。次にお散歩。ダウンタウンの町はずれのロックまで。湖もあり、この近くの人はここでオーロラ撮れるよね、などとおしゃべり。
午後ものんびり過ごして夕食。残りの食事回数を考えながら食材を消費。自炊だとお野菜たっぷりなので快調です。
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昼間は晴れ間と雲の連続。夕方にはかなり雲が全天を覆っていましたが、夕食後、出かける支度をしながらLIVEカメラをみるともう出ているではありませんか。
大急ぎで準備を終わらせ、20分ほど早めに部屋を出て、ホテルの裏側をうろうろ。うーん、見えない。かなり緯度が低かったので街灯が明るい町中では無理のようです。
バンに乗ると「もう出ているので急ぎます」と今日もかっとびYoshiさん。「すぐ撮影できるよう車中でカメラの準備しておいてくださいね」の声。はぁい。雲の少ないところで降ろしてもらい、まずは1回目の撮影。はじめはほんのりでしたが、アーチがどんどん強くなり、わーい、きれい。うわぁ、後ろも横も。道路方面は車が通るたびに撮影中止になるので後ろ狙いでいこう、などなとみんなと楽しく会話。
静かになってきたところで移動。ここでもわーいというのをしばし撮影。最後に水辺へ。バンを降りた瞬間濃いピンクが激しく裾をきらめかせて走っている。うひょお。どっピンク色、と言ったら今Nさんに笑われた。それくらい濃い色。その後も何度もきらきらし、やがて天空から放射状のオーロラに。「こういうのを撮りたかったんですよ」とは埼玉から来た青年。

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そのうち空いっぱいのオーロラのカスみたいな状態で写真にするとぼわん。見た目は真っ白でその後ろで星が見える。レンズはくもっていないしやっぱりカスだよね。
その後沈静化した頃にお茶タイム。今日はお手伝いのakiちゃんがラストの日。yoshiさんの奥さんがいつものケーキプラススペシャルケーキを焼いてくれ、みんなでおいしくいただきました。10か月にわたりYKで働いていたakiちゃんにとって最後の夜。特別きれいなオーロラだったようです。
今日は気温も低かったけど、三脚が倒れるほど強風だった昨日と比べると風はほとんどなく楽でした。楽しかったぁー。
朝食;ハムと野菜の卵とじ、ほうれん草炒め、味噌汁、マンゴとヨーグルト
夕食;ターキーのトマト煮、ハムステーキ、温野菜、桃とアイスクリーム
夜食;ナヌック・ケーキ(チョコレートと洋ナシ、akiちゃんケーキ)、半ラーメン

Season2016 Canada Yellowknife 9/29

Last Aurora
9月29日(木)晴れ
いよいよYK最終日。今夜オーロラを見て、そのまま寝ないで空港へ行き、明日の朝6時のフライトでエドモントン経由モントリオールに行きます。最後のオーロラ・チャンス。朝からお日様キラキラです。夫は昨夜興奮しすぎたのか早めに目が覚める。仕方なくそのまま起き上がってまずは洗濯。洗い上がるまでにwebチェックイン。これで空港に行って荷物を預けるだけでOKです。

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持参の味噌汁がなくなったので今日は野菜スープ。しっかり朝食後、近くをお散歩。夫が腕が痛い、というので塗り薬を購入。卓球のやり過ぎが原因なのでこっちにきたら治るかな、と思っていましたがまだ痛いんですって。お姉さんお勧めのVoltarenを購入しましたが、効果はいかがでしょうか。
YK最後のディナー用に先日おいしかったのでアルバータ牛のテンダーロイン・ステーキ肉を購入し、ホテルにバック。入浴後ひと休み。洗濯物のおかげで室内は潤っています。乾燥しているのでマスクをしないで寝るとのどがひりひりしてしまいます。
日が暮れるころから空一面の雲。最後の夜なのにぃ。今夜もかっとびYoshiさん。西に東にと5回ほどフォトストップ、というか雲を避けての移動です。

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2回目は池のあるところで撮影。暗くてよくわからないところをかき分けかき分け行く。高台でカメラをセット。夫は「もう少し下に行く」と降りて行った。シャッターを押していたら下の方で「どぼぉん!」とものすごく大きな音。夫が落ちたか、と大声で呼ぶと落ち着いた声で返事。ほっ。ここで落ちても助けにいけないからねぇ。よく見えないし。ビーバーがシッポで水辺をたたく音だそうで、この後も数回。心臓に悪いよぉ。
3回目の岩場ではピンクにきらめくブレークアップ。せっかく雲が切れたところまで来たのに途中から雲がもくもく。オーロラが連れてくる雲だそうです。みんなでわいわい興奮しながら撮影。うまく撮れているかどうかはともかく撮りました。その後も何度か移動。最後に町の入り口で止まって空を見上げる。一面の厚い雲の切れ間にときどきキラリ。オーロラさん、今年もありがとう。
3時前にホテルに戻り三脚や荷物を詰める。4時ピックアップで空港へ。これから長い移動時間です。
朝食;ゆで卵、ハム、ほうれん草のおかか会え、野菜スープ、桃とヨーグルト
夕食;ステーキ、生野菜、スープ、りんごとアイスクリーム
夜食;ナヌック・ケーキ(洋ナシとくるみ)

Season2016 Canada Montreal 9/30

寝ずの移動はつらいよ

9月30日(金)

YK空港4時半につき、ここでYoshiさんとお別れ。10日間もの長い間、お世話になりました。6時の飛行機でエドモントン、そこで3時間待ってモントリオールまで4時間。ひと晩中、オーロラ・ウオッチングだったのでもちろん寝ないで空港へ。その後はぼぉっとただ待つ。機内ではひたすら寝るつもりだったが、エドモントン便の中でちょっと貧血気味になった。この感覚、久しぶり。ズボンのボタンをゆるめ、アイマスクをはずしたら少し楽になった。このまま気合だ、とひたすら寝る。うん、何とか持ちました。眠れない時間はハリーポッターの本を読む。脚本なので会話中心で私でも何とか。ここまで英語はほとんど使っていないが、この後、少しは役立つかな。

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モントリオール空港に着いたらバスもタクシーも長蛇の列。747バスがあります、と教えてもらったけど、いわゆるCityBusなのでトランクの持ち運びが必要とのことなのでタクシーの列に並ぶ。約30分。運ちゃんがいうのに大きな交通事故が2つもあったし週末だし、で市内も大渋滞でした。ほとんど寝ていないままへとへとで夜7時すぎにやっとホテル着。疲れたぁ。

夕食はきちんと食べよう、と近くの中華料理店へ。お店のマスターにお勧めを聞くとどれも、ですって。頼んだものはどれもおいしかったです。ただ量が多くて。。。食べきれませんでした。3人くらいでちょうどいいかな。

モントリールとYKは時差2時間。今夜のオーロラはどうかなぁ。


朝食;おにぎり
昼食;サンドイッチ
夕食;中華レストラン(春巻き、牛肉とネギの炒め物、エビチリ、焼きビーフン)

Season2016 Canada Mont-Tremblant 10/01

メープル街道

10月1日(土)くもり

朝は8時ピックアップでローレンシャン街道からモントレンブランへ行きます。部屋のキチネットで昨日買っておいたサンドイッチを暖め、コーヒーを入れて朝食。YKはアパート暮らし、ここはモントリオールの街中のビルに囲まれたきれいなホテルです。
8時少し前に下に降りたら日本のGPの集合時間と一緒。こちらは10分以上待ちました。迎えに来てくれてよかった。ほっ。来なかったらどうしようか、と話していたところでした。

大型バスに乗り換えガイドさんの説明を聞きながらモントレンブランに向かう。旅行社のパンフレットに載っているような全部が一斉に真っ赤な紅葉は10年ここでガイドしている人も見たことはないそうです。紅葉になるのが早い木と遅い木があり、一昨年は10月中旬、昨年は9月末がピーク。今年は今頃と思うが、2日ほどであっという間に枯れ葉になってしまうこともあるそうです。
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途中のトイレ休憩のパーキングの案内所でモントレンブランの地図やアクティビティの案内をもらう。夫はコンビニでビールを購入。お気に入りのがあったそうです。それにしてもここで買わなくても。。。

10時半にモントレンブラン着。近づくにつれてきれいな紅葉が見えました。13時半集合のクルージングを予約して、私たちはホテルに向かう。無料のゴンドラで村の上の方まであがり、そこからホテルへ。早い時間なのでトランクを預かってもらい、ぶらぶらしよう、と思っていたが、フロントで聞くとグレードアップのお部屋なら今すぐ入れますとのこと。許容範囲の金額だったのでそうする。お部屋はフルキッチンでクイーンベットがひとつ。ま、いいか。

荷物を出して整理し、フロントで聞いたお店にお買いもの。うーん、これで自炊はきついかも。チーズの種類はたくさんあるが肉魚はゼロ、野菜はちょぼちょぼ。夫はビールとワインを買っちゃったので部屋で食べたいとのたまう。とりあえず昼食はハムと買った野菜でカレー。それなりに美味しく食べました。

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13時半集合でオプションのクルージングへ。湖から見る紅葉と豪華な別荘はなかなか素敵でした。今朝のモントリオールは雨、途中からあがりモントレンブランは曇りでしたが、途中から晴れ間が出てきてきれい。これなら、と戻ってからゴンドラで山の上まで上がって見たが、お日様はまた雲の中へ。うーん、この景色をお日様が照らしているのを見たかった。

今日はここモントレンブランで音楽祭があるそうで大混雑。あちこちでギターを弾いたり、踊っていたりとにぎやかです。私たちはまだ疲れが抜けきれているわけではないので、夜は8時過ぎたらとろぉん。また明け方に目が覚めちゃうかもだけど、おやすみなさい。

朝食;サンドイッチ、デニッシュ
昼食;ソーセージと野菜のカレースープ、バナナ
夕食;前菜(燻製チーズなど)、ソーセージのベーコン巻、青菜のお浸し、きゅうりの浅漬け、りんごとアイスクリーム

Season2016 Canada Mont-Tremblant 10/02

雨のトレンブラン散策

10月2日(日)雨

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朝、外を見ると曇り。朝食を食べ、携行食のおにぎりを持っていざハイキング、と外に出るもおでこにポツリ。あ、雨。せっかくなら晴れの時に山頂を歩きたい。それなら、と湖の方に降りる道を歩く。
ここの中心部はディズニーランドかUSJか、というかわいいホテルやレストランやブティックが並んでいます。USJ入り口のホテルに泊ったことがありますが、あまりにかわいい室内で恥ずかしくなってしまうほどでしたが、ここはさすが5つ星。ワールドクラスの大人のホテル。超快適です。

静かな湖畔の道をあるく。紅葉がきれいなところでフォトストップ。静かです。スイスもそうですが、大人のリゾート地という感じです。日本人は紅葉の時期しか来ないようですが、モントリオール郊外のリゾートタウンで、有名人の別荘がたくさんあります。教会や川を通り、水辺で写真を撮ってホテルにバック。鹿の親子やリスをたくさん見かけました。人間のすぐそばで生息しているんですね。
途中からしっかり雨。観光案内所の前で知らない人から声をかけられる。山頂まで行けるゴンドラのチケット、自分はいかないので、と2枚いただいた。ありがとうございます。で、またまた食料品店によって未練がましく残り物から生ハムと缶詰のスープを買う。

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ハイキングに行かなかったので、ホテルでおにぎりをチンして昼食。観光案内所でもらった地図を見るとモントレンブランのセンターヴィレッジの大きなスーパーは週に7日オープンとの表示。あ、今日は日曜日なのであきらめていたけど、空いているなら行こう、とバス乗り場へ。30分ほどかけて到着。大きなスーパーで新鮮なお野菜やお肉、海産物もたくさんありました。残り2泊分の食料なのでそんなにたくさんは買えないし、と小ぶりのものをセレクト。バラで買えるのはうれしいです。お買い物をたっぷり楽しみ、そばをうろうろしてからまたバスで戻りました。車窓からの景色も紅葉していてきれいです。

お部屋着15時半過ぎ。しっかり雨で山頂は薄もやに包まれている。紅葉は昨日より進んできれいはきれいなのですが、山上は風も強いし、とせっかくチケットもいただいたけど今日はあきらめ、ホテルの屋内プールとジャグジーに行く。肩までしっかりつかれるのはうれしいです。芯から暖まって部屋に戻りシャワー。このまま寝たら気持ちがいいだろうな、と思いながら夕食の準備。食材が増えたのでたっぷりの食事です。太りそう。。。

朝食;ベーコンと野菜のスープ、漬け物、バナナとヨーグルト
昼食;おにぎり、トマトスープ(缶)
夕食;前菜(セロリとトマトとカリフラワー、燻製チーズ)、ビーフシチュー、パスタ、洋梨

Season2016 Canada Mont-Tremblant 10/03

青空に紅葉

10月3日(月)晴れ

朝、外を見ると雲がいっぱい。遠く西の空に晴れ間。ここモントレンブランに来て3日目でやっと晴れそうです。山頂までのゴンドラは9時スタート。その前に日本の団体さんが長い列。先に乗せているようです。上空は一面の雲。山頂あたりは薄雲。うーん、我が家はとりあえず村の入り口の方のきれいな紅葉を見に行く。

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村の入り口から山頂行きゴンドラ乗り場までの無料のゴンドラは10時スタート。到着直前にカメラがパシャ。こんなふうに撮影されます。まだ多少雲があるものの青空がどんどん広がっているので山頂へ。ゴンドラで約15分。山頂は雲の上。紅葉にお日様があたりきれいです。展望台に昇ってしばし撮影。その後はトレイルを歩く。久しぶりのトレッキングですが、きれいな景色で足取りも軽いです。紅葉は日本もそうですが年によって盛りが多少ずれますが、まだ青いのも黄色のも赤いのもあり、きれいです。ローレンシャン高原は四国と同じ広さとか。山頂から広がる360度の錦織りなす紅葉。ところどころに湖。桁はずれな雄大な景色です。いやぁ、連泊して良かった。オーロラに比べて紅葉は時期さえ合えば、と思っていました。来た日は曇り、昨日は1日中雨、今日は快晴。昨日、おとといの写真は何だったの、というくらい今日はきれいでした。紅葉に陽があたっているかどうかって大事ですよねぇ。お天気が問題というのはオーロラも星景写真も紅葉も同じ、としみじみ。

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山の上の静かなところでおにぎりを食べ、雲が広がってきたのでゴンドラで降りてホテルに戻ったのが13時頃。シャワーで汗を流し、ちょっと食べてお昼寝。ぐっすり。YKでは夜中には起きていて昼間は寝るほぼ日本の時間に近い生活でした。ここはYKと2時間の時差。ダブル時差で何となくいつも眠いです。

16時過ぎに目が覚め、外を見るといつの間にか雲は切れてまた青空。ビールで良い気持ちで寝ている夫を起こし、夕陽に照らされる紅葉を撮りに行く。明日行く予定のホテルの後ろの方のトレイルに行ってみる。うひゃあ、きれい。道路沿いなので標識いっぱいなのが気になりますが、紅葉はきれい。
明日も楽しみだね、と1時間ほどでバック。

ホテルのジャグジーで肩までつかってしっかり暖まり、夕食の支度。今夜もおいしくいただきました。ねむぅ。。。zzz

食;ハムと野菜たっぷりスープ卵入り、ラズベリーとバナナとヨーグルト
昼食;おにぎり、パスタ入りオニオンスープ
夕食;生ハムと野菜と燻製チーズ、サーモングリル、いんげんのにんにく炒め、洋ナシとアイスクリーム

Season2016 Canada Tremblant -> Montral 10/04

青空に紅葉 2

10月4日(火)晴れ

朝目が覚めて外を見るとすっぽり霧の中。予報は晴れ。昨日の朝もそうでした。これが陽が昇るのに従い、どんどん晴れてきます。『ただ一面にたちこめた牧場の朝の霧の中。。。』の歌を思い出した。
朝食後、荷物の整理。今日はホテルをチェックアウト。トレッキングに持って行くもの以外は預けて行きます。残ったビールも預かってもらうように荷物を整理。食事作りはここで終了。ほとんどの食材を使い切りました。調味料の他にミニ炊飯器、包丁、まな板にアクリルタワシまで持参。みんな使ったので持ってきてよかった。

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9時過ぎると陽がさしてきました。今朝の団体さんは8時半前には昇って行ったGPがありましたが、雲の上は晴れていたのでしょうか。
9時半チェックアウト。お世話になりました。快適でした。で、私たちはゴンドラから見える真っ赤なあたりのトレイルを歩く予定です。陽が昇るにつれて気温もあがり、更にただただ昇り路なので汗びっしょり。早々に着ていたものをぬぎました。あっちぃ。

紅葉は。。。それはそれはきれいでした。赤にオレンジに黄色に。林道の中は日当たりが悪いのかほとんどが緑色なので車道の日当たりが良い道を歩く。写真撮り撮りなので時間がかかりますが、モントリオールに戻る待ち合わせ時間は15時半。たぁっぷり。手前の木々もきれいですが、向こうの山や湖が見えるところは広大な景色もすべて紅葉。全山紅葉。

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昼食は夏は動いていないゴンドラステーションの横で。快晴の空の元、正に錦織りなす紅葉に囲まれて。最高の景色の中でのランチでした。食後、またあたりをひとしきり写真を撮ってからすぐそばの林道に入る。まっ黄色でものすごくきれい。下に降りるに従いオレンジ、赤と変化。うひゃあ、最高!林道から出ると開けたトレイル。ひたすら下る。しばらく歩くと足の甲が「平らな地面にたちたいよぉ」と悲鳴。休み休みしたまで降りた。中心部のすぐ上の広いところでしばし休憩して景色を楽しむ。
ローレンシャンの紅葉は9月下旬から10月中旬。日本の桜同様なかなかバッチリとはいかないだろうなぁ、と思っていたけど、今回はバッチリ(と信じています)。4日間滞在したけど、私たちの感想は昨日がピークだったかな。いやぁ、きれいでした。

この後、Rootsのお店で記念にパーカーとスウェットパンツを買い、ホテルのトイレで下着を着替え、トランクを受け取り約束の時間に約束の場所へ。来た時と同じ添乗員さんでした。
帰りの道路は途中交通事故があり迂回。道路わきの景色も紅葉がきれいです。モントリオールに近づくに従い大渋滞。それもほとんどが自家用車。車社会なんですねぇ。運転、ちょっと荒いようにも感じます。お土産屋さん経由でホテル着18時半近く。疲れたぁ。

お部屋に入ると前回より広いお部屋でキッチンも大きい。これなら簡単なものは作れるかな、と棚を見るもお鍋、フライパンがゼロ。どうしろというの。フロントで教えてもらった近くの食料品店もろくなものはなく、最初の予定通り、ここでは自炊なしかな。フロントで前回行った中華のお店に予約をしてもらう。
入浴後お食事へ。予約だとなんとなく待遇が違うのは気のせいでしょうか。今日もおいしくいただきました。ホテルに戻るときに交差点で車が自転車をはねた。自転車に乗っていた人はすぐ立ち上がって自転車を運んでいたので、命に別条はないようですがびっくりしたぁ。モントリオールは交通渋滞が激しいし工事も多い。上下共に一車線は路駐でふさがっている。その間を自転車が走り抜け、かなりこわいです。あぶなぁ。

荷物のおかたずけや明日行く場所のチェックは明日にしようね、と今日はもうおやすみなさい。疲れたぁ、楽しかったぁ。

朝食;ベーコンと野菜たっぷりスープ卵入り、ラズベリーとバナナとヨーグルト
昼食;おにぎり、ゆでたまご、りんご
夕食;春巻き、MIX野菜の塩炒め、牛肉のガーリック炒め、ワンタン

Season2016 Canada Montral 10/05

モントリオール散策

10月5日(水)晴れ

時差でぐちゃぐちゃになっているので、夜なかなか寝むれないし、やっと寝てもすぐに目が覚めたりの繰り返し。お酒が飲める夫がうらやましい。6時前に起きて外を見る。どんより。まだ日の出前です。予報では晴れ。最後の滞在日です。今日行くところを相談。ノートルダム大聖堂が来た時の運ちゃんのお勧め。徒歩30分以内でいけそうです。お買い物にスーパーに行きたいけど、とこちらは別方角に30分以内でMETRO。朝8時オープン。じゃあまずお買いもの、と朝食後に出発。早速Rootsのパーカーを着て行きます。^^

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マギル大学という日本で言うと東京大学と京都大学をMIXしたようなところ、とは先日のモントレンブランに行った時のガイドさんの話し。その構内を通って行く。広いしすてきな建物もたくさん。
やっと到着して中に入るとまずは果物や野菜がいっぱい。普通のスーパーの雰囲気。中に入って見ると先日行ったモントレンブランのセンタービレッジのお店よりかなり品数が少ない。大都会だからしかたがないのかな。いくつか買って外に出ると地下街から上がってくる人が。あれ、METROはあっちの表示。じゃあここは何だったの?分かりにくいなぁ。降りて行くと品数はるかに多い。初めからこっちにきたかったなぁ。

とはいえお土産など希望のものを買えたので満足してホテルに戻る。陽が出てきて暑いくらいです。マギル大学構内の公園ではリスとカモメが共存していました。お部屋で荷物を下ろして今度は観光に出発。かなり歩くからね、と釘をさされて出発。毎週1回、友人と2時間ウォーキングしているんだから大丈夫。昨日のトレッキングだって結構歩いたよね。
街中は相変わらずの大渋滞。クラクションの音がうるさい。信号はしっかり守って渡る。守らない人もいっぱい。怖くないのかしら。お店や看板を楽しみながら歩く。かなり歩いてからチャイナタウンに。あ、ここのスーパーおもしろそうと入る。中華食材満載。へぇとあれこれ楽しみ、スナップエンドウの小さい袋を一つ購入。パン屋さんもとってもおいしそう。あ、京都飯店。webで見たモントリオールのお勧めレストランのひとつ。でも昨日の夜も中華だったもんね。

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ノートルダム大聖堂はちょうど団体さん到着で大行列。一人5CAD払って入る。うわぁ、きれい。。。聖堂、ステンドグラスがとってもきれいです。みんなカメラやスマホでカシャカシャ。暗い中で浮き上がっている景色と高い天井の空気感。しばし観光客気分満喫。売店の絵葉書のステンドグラスのマリア像がどこか、もういちどぐるりと探したけどわかりませんでした。

外に出たらおなかがぐぅ。12時過ぎている。どうする。さっき通ったチャイナタウンで餃子専門店、羊の専門店と見てきたせいか、食欲がそっちに。まあ、麺ならいいか、と結局京都飯店へ。タンメンとチャーハンを頼んだが量がすごい。1.5から2人分はありました。具が多い。こんなにエビや貝柱が入っているの、はじめて。お味もなかなかGOOD。結局チャーハンの2/3はテイクアウト。ごちそうさまでした。

この後、モントリオール公園に行くつもりだったけど、もうしっかり歩いたし、とホテルに戻りシャワーを浴びてひと眠り。昨夜の睡眠不足を取り戻します。
1時間半程度で起きた。まだ日が高いので目覚ましに公園の方にお散歩。20分以上歩いても公園に着かない。途中で曲がって夫のビールのみ買って帰ってきた。よく歩いたぁ。

夕食前に最後のパッキング。明日の朝は渋滞を考えて早めにホテルを出る予定。フロントにタクシーを依頼したら2分で来るから明日の朝で大丈夫とのこと。はあい。
夕食はMETROで買ってきたものとランチの残り。おいしくいただきました。


朝食;サンドイッチとコーヒー
昼食;チャイナタウンの京都飯店で京都タンメンと海鮮チャーハン
夕食;手羽先のBBQ、サラダ2種類、スナップエンドウ、ブロッコリのクリームスープ、チャーハン、マンゴー

Season2016 Canada -> Haneda 10/06-7

帰国日はディレイ×2

10月6-7日(木-金)くもり

今回の旅もいよいよ最終日。昨夜寝る前にトランクのパッキングも終了。使用したパジャマは手持ち。朝7時出発。ホテルでタクシーを呼んでもらう。昨夜、確認したら2分で来る、と言っていたが10分ほど。この時間は大渋滞ということもなくモントリオール空港着。ほっ。

webチェックイン済なのでBagDropのみで手荷物検査場へ。カナダの公用語は英語とフランス語。アルバータ州やBCの表示は英語の下にフランス語。モントリオールはその逆でしかも英語は小さめ。それでも私たちの行く先々のお店もホテルもつたない英語で通じました。
時間に搭乗口に行き座席に座る。じきにキャプテンからお知らせ。タイヤ交換をするから30分ほど遅れます。はい、安全第一。全員を機内にいれたんだからまあ大した時間はかからないでしょう、と思ったが、次々伸びて結局1時間半遅れ。トロントで羽田行きへの乗り換え時間が2時間。国際線の搭乗口までは15分ほど歩くので、ちょっとドキドキしたがまあ、この時間なら大丈夫、とほっ。過去に飛ばなかったことも数回あるので、その時はその時で、と腹をくくる。
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初トロント・ピアソン空港。案内板を見て搭乗口へともくもくと歩く。まっすぐに機内へ入る時間でした。ほっ。これから13時間の長旅、と靴を脱いだり本を出したりするもなかなか出発しない。機体整備に時間がかかっていて遅れます、とのアナウンス。結局1時間半の遅れ。私たちは多少遅れてもいいけど、乗り継ぎがある人は冷や冷やだよね。機内に全員入れてから1時間半遅れが1日で2回。こんなこと、よくあることなのかしら。
今日は朝出発なのでそんなに眠れるものでもなく映画を次々見た。『殿、利息でござる』『もしも猫がいなくなったなら』『NAPS』『Finding NIMO』『ハリーポッターと謎のプリンス(途中まで)』途中、何度も寝ようとしたけれど、眠れなくて。目をつぶってじっとしているだけでも疲れはとれる、と音楽を聞いたりです。YK上空は雲でいっぱい、アラスカ上空は快晴できれいな山並みを見えました。

国際線での羽田使用は超久しぶり。1978年の成田開業以前。新国際線ターミナルはお初なのでどこに何があるのやら、で職員に聞き聞き、トランクを宅配、二俣川行きのバスのチケットを購入し、バス乗り場へ。ふぅ。
ちょうどラッシュ時で高速道路は混んでた。モントリオールの超渋滞からみると、日本の運転手さんはみんなおとなしいですね。
自宅着7時半少し前。日本のこの時間はまっくら。

今回は久しぶりの秋のオーロラ。真夜中でも東京の冬並みの気温はやはり楽です。オーロラも紅葉もバッチリの楽しい旅ができました。
お世話になった方々、ダイアリーを読んでくださったり、ご連絡をくださった方々、ありがとうございました。

朝食;おにぎり、ソーセージとオムレツ
国内線機内食;ソーセージとオムレツ、パン、ヨーグルト
国際線機内食1;サラダ、スモークサーモンの前菜、ビフテキとアスパラとマッシュポテト、チーズとフルーツ
国際線機内食2;焼きうどん、フルーツ、ヨーグルト

今回お泊りしたホテルは。。。
・YK;ポーラースイート
 現地在住の日本人が経営。アパートメントの1室で独立したリビングとキッチン付き。1ベットルームと2ベットルームあり。キッチン用品も充実。頼むと電気釜もあり。ネットワークはまあ不自由なく使用可。フロントはもちろんなし。
・モントリオール;ル・カントリー・スイーツ☆☆☆☆
 モントレンブランに行く前後1泊(#2111)と2泊(#411)。どちらもキチネット付き。411はリビングが独立タイプで広い。ネットワークは2111は普通だったが411はかなり細く、PCでの画像処理は困難。部屋でこんなに違うんだぁ。
・モン・トレンブラン;フェアモント・モントレンブラン☆☆☆☆☆
 アーリーチェックインのためにグレードアップしたせいかどうかわからないけど超快適。部屋の中にモデムも有線もあり、ネットワークはサックサク。ジャグジーにつかりながらの紅葉見物もGood。

Season2019 Canada

スイス旅行にかまけて、気がつけば3年ぶりのオーロラツアーです。
あれこれ思い出しながらの旅行準備。新しい企画もあり、今からとても楽しみです。
さて、どうなりますやら(^^)v

08/17記



盛りだくさんなカナダの旅を終えて、今回もすてきな方々と出会えました。
また貴重な体験をし、美しい黄葉の景色や動物たちに出会うことができました。
そしていくつかの失敗もしました。これらをばねにして、また楽しい旅を続けたいと思います。

09/11記

Season2019 Canada,Yelloknife-01

2019年8月21日(水)くもり

今日から3年ぶりのオーロラ旅行。今回のテーマは『滝とオーロラ』&ドーソン。バンクーバーからイエローナイフ直行便ができたので楽です。
成田発16時50分。横浜からバスなので渋滞を見込んで早めに行くもスムーズで3時間前に到着した。30分前初のカルガリー便の搭乗手続き開始時にバンクーバー便も手続きしてくれた。

昨夜webチェックインをしているので、荷物預けだけ。手荷物検査場が新しくなっていた。手荷物に最後に入れた一番小さい三脚が引っ掛かり何度も通して最後は目視。たたんだ状態で60センチ以上なら機内持ち込みNG。45センチなのでOKになった。ほっ。

飛行機は時間通りに離陸。新機材で乗り心地快適。食っちゃ寝、映画を見たら寝。『こんな夜中にバナナかよ』『ラストメニュー』などを見た。途中2クールほど気を失った。

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バンクーバー30分遅れで午前10時到着。入国審査方法が機械に変更。トランクはまっすぐYKに行くので通関は早かった。YK行きフライトは19時。9時間半待ち。10時55分の便の予約が取りたかったけれどダメだったが、エレベーターで一緒になった方はその便のチケット。いいな。

空港では寝られる訳もなく、トロンとしただけで延々と待つ。10分遅れの表示だったが搭乗口に行ったら25分遅れに。あらま。22時半にYKに着き、今夜からオーロラツアーに行く予定だったが間に合うか。遅くなるならあきらめるか、と現地のYoshiさんに連絡してからスマホにエアカナダからメールが届く。離陸19:25、直陸22:34。着くのが4分遅れくらいだったらツアーに行きたい、と再度彼に連絡。

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バンクーバーとYKは1時間の時差。22時40分着陸。yoshiさんがお迎え。お久しぶり。一度宿に行き「15分後に迎えに来ます」。大急ぎで支度。横浜と気温差20度。しっかり着こんで、夫がカメラの準備をしてくれた。廊下に出たら一人待っている人。一緒にツアーに行くって、あ、さっき空港でお会いした人。同じ宿だったのね。偶然!

今日は雲多め。私は3年ぶりのオーロラ撮影。慣らし運転にはいいかも。何回かのフォトストップで雲の切れ間のオーロラ撮影。良いスタートがきれました。わーい、撮れた!風が強く雲はどんどん動く。月も出ていてにじんだりきれいになったり。すっかり雲が広がったところでティタイム。しっとりりんごケーキとあたたかい飲み物もいただき宿にバック。

それにしても眠い。頭の芯がジンジン。オーロラを撮ることができてよかったぁ。シャワーを浴びて即寝た。荷物の整理とお片付けは明日明日。

夕食;機内食(和食、前菜、すき焼き風煮物、ケーキにフルーツ)
朝食:機内食(やきうどん、ヨーグルトに果物)
夕食:機内食(サラダ、ラザニア、ケーキ)
夜食:ナヌックのりんごケーキ

Season2019 Canada,Yelloknife-02

きらきらひらひら

8月22日(木)雨

昨夜は気絶するように寝た。気がつくと11時45分。7時間近く寝た。身体が軽い。
今回の宿はB&B。朝食は用意してくれてあるのを自由に好きな時間に食べられる。同宿ののりちゃんと3人。おいしくいただいた。用意するのも片づけるのも人数が多いと楽です。

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外はしっかり雨。風も強い。夜にはあがってくれるのだろうか。夕食はキッチンを使わせてもらって自炊するか、どこかに食べに行くか。自炊道具に無洗米を用意してきているので、買い出しに行かなくちゃ。しっかり雨具上下を着ておでかけ。

でがけにオーナーの奥さんとお嬢さんと3年ぶりの再会。5歳になりすっかりお姉さん。別嬪さんになっていた。

スーパーまで徒歩15分。昨日はほとんど椅子でじっとしていたので良い運動です。雨は行きは傘をさしたものの帰りは傘なし。雨具の下に汗をかくほど。のりちゃんは一緒に食材をセレクト後、ヘリテージセンターへ。行ってらっしゃい。私たちは酒屋さん経由で宿に戻る。

買ってきたものをしまってから荷物の整理。昨日からあれはどこに入れたっけ、確かあれも持ってきたはず、と探しものばかり。トランクに後から追加で入れたりしてぐちゃぐちゃになっていたのを整理。終わったところでひと休み、と横になったら30分、きゅっと寝た。

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起き上がってお茶していたらのりちゃんが帰ってきた。炊飯器をお借りしてご飯を炊き、豚のスペアリブに地元のシーズニングをたっぷり振りかけて焼いた。たっぷりサラダと一緒においしく食べた。7時半からの夕食時に外は夕焼け。空いっぱいの雲だったのが下の方から切れてきた。今夜は期待できそう。

夜10時を過ぎてやっと空が暗くなってきた。オーロラツアーの出発は23時。昨夜は気温18度、今夜の予報は7度。寒くなるのは晴れるから、との良い傾向。気温35度の横浜から来ているのでしっかり防寒。
今夜のYoshiさんツアーには私たち3人と和歌山の3人娘、ニューヨーク在住ファミリー4人。4歳と6歳のお子さんは寝むそう。
街から出たところで既に「出ていますよ」。パーキングにとめて空を見上げる。幸先が良い。その後水辺で駐車。三脚を抱えてロックの方に行ってみる。前に湖から後ろの森までアーチ状の大きなオーロラが出ていた。初めは静か。数本出ていて強くなったり弱くなったりを繰り返し楽しませてくれた。星がいっぱい。弱い時には動画用にタイムラップス撮影。マシンも持ってきているが、マニュアルで10枚以上撮影。後で動画にしてもらお。

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道路沿いなので次々と車が通る。時々大型バスも通るのでライトがまぶしい。レンタカーらしい車が私たちを見てか入ってくる。聞こえる話し声は中国語。イエローナイフは中国人観光客が押し寄せ、ホテルもお店も大きく変貌。我が家が毎年年末年始に来ていた頃とすっかり様変わり。良いオーロラがでると大声で喜ぶのには思わず笑ってしまう。感動するのはみんな一緒。

何度かブレークアップ。ピンクが肉眼でも確認できた。2時過ぎにティタイム。暖かい飲み物とケーキでひと休みして帰路に。この後、もう1回はじけるかも、とYoshiさんの予言通り、途中で止めて撮影。これがまたきれいだった。。。

宿に戻ったのが4時近く。宿の玄関を入った瞬間にのりちゃんが「楽しかったぁ」。私たち以外の人たちは全員今回が初オーロラ観測。全員大満足。

ブランチ;トースト、おこげスープ、ゆで卵、りんごと果物、ヨーグルト
夕食;Bigサラダ、スペアリブのグリルと青梗菜のお浸し
夜食;ホットチョコレート、キャラメルケーキ

Season2019 Canada,Yelloknife-03

遠征

8月23日(金)晴れ のち くもり

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朝の光がまぶしくて目が覚めた。8時。3時間しか寝ていない。目が覚めちゃった、と夫はキッチンに行きコーヒーを飲む。のりちゃんも起きていた。昨夜はすばらしいオーロラに恵まれみんな興奮しているのか。昨夜の気温は摂氏5度。横浜とは30度の差。身体もそれなりにきついはず。私は温めたミルクを飲んでまた横になった。

13時過ぎに目が覚めた。夫は高いびき中。ブランチの支度。オーロラ鑑賞中は基本1日2食。しっかり栄養を摂らないと。今朝は生野菜に果物もたっぷり添えて。じきに起きてきた夫と食事後、ダウンタウンまでお散歩に。お土産屋さんで絵葉書を購入。オーロラじゃないのを選ぶのに苦労。郵便局に行き、母へ書いて送る。すぐそばの本屋さんに入ったらさっきより良い絵葉書。明日以降出そうと購入。
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ドラッグストアで夫の卓球の筋肉痛の薬を購入。日本で売っているのより成分が濃いそうです。スポーツショップなどを見て宿に戻る。少し遅れて起きてショッピングに行くのりちゃんとすれ違う。行ってらっしゃい。

この時間には空には雲がいっぱい。宿に戻り、夕食のビーフシチューの下ごしらえをして横になる。15分ほどだがくっと寝た。夕食前にのりちゃんと夫は卓球大会。イエローナイフオープン。彼女、中学校時代にやっていたそうです。運動不足解消できたかな。外は雨。出かける時間にはあがりますように。

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今夜はビーフシチュー。夕方からじっくり煮込みました。保温調理なのでちょっと煮てはバスタオルで包みじっくり味をしみこませる。牛筋肉がホロホロ。スープにダシがしっかり出ていておいしい。3人でしっかり食べました。

夕食後、ひと休みし今夜も22時50分出発。雨はあがったものの空には雲いっぱい。昨夜と同じメンバーをピックアップして車は晴れ間を求めて郊外へ。なかなか切れ間が現れず。車の中では泊っているホテル情報やお勧めお土産の話しで盛り上がる。1時過ぎにティタイム。いつものお手製のケーキをいただく。街に戻りながら晴れ間を探す。あれは雲?オーロラというときもあり、チェックしてくれるが雲。街が近づくと霧が立ち込めていた。雲の上はともかく地上からはなにも見ることができない夜でした。Yoshiさん、みなさん、お疲れ様。

同宿ののりちゃんは早朝の便で移動。今夜が最後。私たちにもつきあってくれてありがとうございました。この後もたっぷり楽しんで元気で帰国してね。

ブランチ;ベーグル、おこげスープ、野菜サラダとゆで卵、ブルーベリーとラズベリーとヨーグルト
夕食;Bigサラダ、ビーフシチュー、りんご
夜食;ホットチョコレート、紅茶ケーキ

Season2019 Canada,Yelloknife-04

真上から降ってきた

8月24(土)くもり のち 晴れ

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午前11時に目が覚めた。スマホに入れている睡眠アプリによると睡眠時間は7時間で、内熟睡は6時間22分。なんか身体は重いが睡眠は足りているとアプリを信じて起きる。のりちゃんが早朝にチェックアウトし、今朝は二人。ちょっぴりさびしい。

夫もじきに起きてきた。ひと休みしてから朝食準備。昨夜のビーフシチューの残りもしっかり食べた。冷えて固まった油は取り去ったがおいしかった。健康です。

今日もダウンタウンまでお散歩。
夫が今回WiFi接続用に用意したSIMフリーのスマホの周波数がカナダにあっていず使えない。ネットワーク使用料を1万円以上を既に払っていて、今のままでは日本に帰ってからの10日間に使えるだけ。
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日本では不要だし、もともとポケモンをやりたい、という程度の理由なのでなくてもいいんじゃない、と思うがそれにしても高い「授業料」。ということ電気屋さんに行ってあれこれ見るも高すぎ。どうする?

スーパーで生野菜などを補充し、となりのショッパーズで切手を買って絵葉書を日本の母に送る。土曜日は郵便局はお休みですが、ここに窓口があるとお土産屋さんで教えてくれたもらいました。経験値UP。

宿に戻って食事の下ごしらえ。豚のスペアリブがたくさん残っているので半分はカレーに、半分はゆでてグリルするようにしました。今夜は夫のリクエストでお魚。白身魚にシーズニングを振りかけて焼く、ヘイリバーのリックさんレシピです。

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7時半夕食時に窓から差し込む夕日が眩しい。完全に暗くなるのは23時近く。今夜は期待できそうです。今夜のツアーは昨日のメンバーマイナスのりちゃんプラス男性が一人。街を離れると空には既にオーロラ。yoshiさん、びゅんびゅん飛ばして撮影ポイントに。途中の湖のほとりで車も人もいっぱいなのが見えた。今夜はスタートが早い。
草むらを歩いて湖というか池が見えるところまで行って三脚を立てる。岩ゴロゴロのところで足場が悪く気をつけなくちゃ。池側から後ろの森に向かって大きなアーチが数本。だんだん活性化。池の方よりも真上がすごい。こりゃあ魚眼レンズじゃないと。。。と思いつつもカメラを前に向けたり後ろに向けたり、横にしたり縦にしたりと忙しい。時間があっという間に過ぎて行き、かなり沈静化した。

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車に戻ると鑑賞用の椅子が出ていた。子供さんがいたしとyoshiさん。さっきの歓声はここから聞こえたのね。鳥の大群らしき鳴き声も聞こえた。こんな暗い時に鳥は目は見えないのではとちょっとびっくり。オーロラであたり一面明るくなるからか。ルーンという鳥なんですって。

お茶タイムでケーキをいただきまったり。お茶後外に出ていた夫が「面白い形になったよ」。さっきの強さからみたら静かだけれど、落ち着いて写真を撮るにはいいかも。みんなも出てきてにぎやかに見る。この後多少強くなったり弱くなったり、と楽しませてくれました。

和歌山の3人組は今朝の飛行機で帰国。YKでのオーロラ鑑賞3日間だけの旅行で、うち2日間はしっかり見られでラッキーでした。気をつけて帰国してください。

ブランチ;トースト、野菜サラダと目玉焼き、ビーフシチュー汁かけご飯、ブルーベリーとラズベリーとヨーグルト
夕食;サラダ、青梗菜のにんにく炒め、白身魚のグリル、果物ミックス
夜食;ホットチョコレート、コーヒーとくるみのケーキ

Season2019 Canada,Yelloknife-05

ベックスでオーロラ

8月25日(日)晴れ

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今朝もどよーんと起きる。宿にYKで働いているAZちゃんが休暇から帰ってきて、またにぎやかになりました。なんとエジプトとケニアに行ってきたそうです。カナダのYKからアフリカへ。すごい。カナダ、日本は平和だと感じたとのこと。これからもそうあってほしいし、その平和が全世界に広がって欲しいです。

朝夫が目が覚めた時、ブランチ後は3人で、としばしおしゃべり。カナディアンロッキーに行ったのりちゃんからもきれいな虹付きのメールが届いたし、いろんな方とおしゃべりできるのも旅の楽しみです。
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宿の奥様とおちびちゃんも来てくれた。広いリビングとキッチン。現在使っているのは私たちだけ。夫曰く「快適過ぎてやばい」。まるで自宅のようにくつろいでいます。宿のすぐ目の前は大きな公園。昼間は元気に遊ぶ子供たちや犬のお散歩が見える。夫婦の会話はお留守番のワンコの話し。あゆちゃん、待っててねぇ。

今日はプールに行こうと話していたのに洗濯したりしていたらもう眠くって。先は長いし、と眠たいときには寝る。夕食は昨日から作っておいたカレー。夫の酒の肴だけ作ればよいので楽です。

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Yoshiさんが出張で今夜から3日間はベックスツアー。冬に犬ぞりで行ったことがあるけれど夏は初めて。どこか湖のところと自前のキャビンに連れて行ってくれるそうです。22時40分ピックアップ。待っている時間はまだ完全に暗くはなっていません。あちこちピックアップして23時に街を出発。大きなバスに10名の客です。
今日は朝から晴れ。空には星。今夜も期待。バスは東に向かって走りマデリン湖でフォトストップ。既に大勢の人。オーロラはまだなのでベンチに座り、夫が私のカメラの焦点チェックをしてくれた。ありがと。私はシャッターを押すだけです、はい。

木々うしろにうっすらオーロラ。撮ろうとしたらレンタカーで来ているらしい中国人の車が動いてライトがまぶしい。なかなか消さないので「No Light」と言ったら夫がそちらに向かう。いろんなところから同じような非難する声。中国語が激しく飛び交う。どうやら消し方がわからないらしい。ナンセンス、GoAwayの声が飛び交う中、車を動かしてライトは向こうむきになった。あらま。とはいえオーロラ薄い。北斗七星を入れて数枚。秒数を変えてあれこれテスト。

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ガイドの移動しますの声にバスに乗る。50分ほどかけて西側のキャビンにいく。目の前に湖があるとはいえ、オーロラはそちらには出ていず。ティービーがあったので撮影。うーん、うろこ雲みたいなのが広がっている。「キャビンの後ろが良いですよ」の声に移動。してから活性化。私は見て楽しんだ。
ガイドの岩Nさんはスリムな女性。ガイド、写真撮影のほか、ジェネレーションを起動してキャビンの電気をつけ、バノックとスープは写真撮影している人まで配りと孤軍奮闘。お疲れさまでした。

宿着3時20分。今日も楽しかった。

ブランチ;ベーグル、野菜サラダとベーコンエッグ、おこげスープ、ブルーベリーとラズベリーとヨーグルト
夕食;白身魚のソテーに野菜、白菜のおかか和え、カレーライス、りんご
夜食;バノックにラズベリージャム、スープ

Season2019 Canada,Yelloknife-06

ぜいたくな時間

8月26日(月)晴れ

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朝すっきり目が覚めた。12時50分。7時間以上寝た。今日も良いお天気です。リビングでコーヒーをいただきながらしばしまったり。なぁんにもしない、することがないこの時間。貴重ですよね。特に仕事にボラにと公私でスケジュール表が真っ黒だった在職中はいつも何かに追いかけられているような毎日でした。
オーロラ鑑賞に来てのこの時間は「ぜいたくな時間」としみじみ。宿の前は公園。窓から見える大きな木々が日に日に紅葉しています。ここ極北の地では秋がすぐそこです。

しっかり朝食後お買い物に。ダウンタウンまで15分。良い運動です。昨日は室内でストレッチだけ。オーロラ撮影は真っ暗な中、岩ゴロゴロや草地をかき分けかき分け行くので足腰鍛えなくっちゃ。果物と夫のアルコールの補充とフレンチアソシエーションでメイプルシロップを購入。モノは良いしお安いけれどかさばります。
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雪が降った日にメープルタフィーにすると近所の子供たちに人気です。

帰宅後、夕食の下ごしらえ。今日は鶏手羽元の煮込み。少し煮たらバスタオルと毛布でくるんで保温調理。芯までじっくり煮える間に私は少々お昼寝できました。

18時半に太極拳の練功前段を二人でやってから夕食の支度。下ごしらえしてあるのですぐにできました。夫は前回と違うビール。ユーコンブランドのでどちらもおいしかったそうです。

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昨日と同じ時間にベックスケンネルがお迎え。今日は日本人7名、中国人5名、韓国人2名とアジアミックス。ガイドも二人。街を出てすぐにオーロラの筋。途中でとまってくれたがここじゃあ危ないよ、というところ。すぐに出発し昨夜と同じキャビンへ。
オーロラは。。。苦戦でした。出ることは出たものの雲の上。雲がなければすごいのがみられただろうなぁ。きけばベックスのキャビンは2か所。池があるのはこちらだけ。ふぅん。3時間ほどの滞在で宿に戻る。

出るか出ないかわからないオーロラを8月末に気温10度以下の外でひたすら待ち続ける。ぜいたくといえばぜいたくな時間です。どちらさまもお疲れ様。

ブランチ;トースト、ベーコンエッグと野菜、おこげスープ、りんごとヨーグルト
夕食;小松菜とカニカマのにんにく炒め、鶏手羽元のトマト煮込み、カレースープ、果物ミックス
夜食;バノックにラズベリージャム、スープ

Season2019 Canada,Yelloknife-07

おかえりなさい
8月27日(火)晴れ

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朝から晴れ。昨夜はあんなに雲いっぱいだったのにぃ。今朝は身体が重い。起きて1時間ほどしてから食事の支度。
今日は神戸のHiroさん、明日は東京のPonkanさんがJoin。いつも二人だけでの撮影旅行ですが、今回初めて友人たちとYoshiさんとのオーロラツアー。私たちは1週間の先乗り。3年ぶりのオーロラ撮影なので『慣らし運転』と時差順応の体調管理です。Yuriさんが彼らのお部屋の準備をしにきてしばしおしゃべり。おちびちゃんはキッズヨガだそうです。想像すると可愛い。
朝食後、ひと休みしてからおでかけ。今日はプールに行きます。目的はジャグジー。プールは明日から1カ月の休業だそうでラッキーでした。毎日シャワーを浴びているものの肩までお湯につかったのは1週間ぶり。きもち良いー。しっかり暖まり、全身を洗う。プールには子供連れが多く、お人形さんのような赤ちゃんがたくさんいた。ここのプールにはシャワー施設がないエノダロッジに連泊すると連れてきてもらっていたところ。すぐ裏の湖の周りはトレイルになっていて気持ちが良いお散歩コースです。

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宿に戻ってお洗濯。おちびちゃんたちがベランダでシャボン玉をして遊んでいた。かわいい。夕方、Hiroさん到着。伊丹、成田、カルガリー、エドモントン経由で28時間かけてイエローナイフ着。お疲れさまでした。この宿常連の彼にYuriさんは「おかえりなさい」とお迎え。ラグナーもいつも「WelcomeBack!」と迎えてくれたっけ。冷蔵庫の残り物だけど夕食をご一緒に。しばしおしゃべり。彼は今日明日はレンタカーでお好みの場所で撮影です。私たちは今夜までベックスのツアー。外を見ると雲が広がっている。夜中には晴れますように。
今夜のツアーは23名。25人乗りのバスにガイド二人で満席。全員日本人。まっすぐいつものキャビンに。空は晴れ、既にオーロラの大きなアーチ。山Gさんと私たちの3人はまっすぐ池の方に。ガイドに3日目だから場所はわかっているから大丈夫とひと言。

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3日目にしてやっとここでオーロラ撮影。オーロラは池側よりも後ろの森の方が強く、なかなかこっちに来てくれない。木々とオーロラを撮ったりするものうーん。。。対岸の下の方には雲もあり、なかなか思うようにはいきませんね。やっと少し強くなってきた、と思ったらガイドが「ハンティングに行きますので10分か15分後に出発します」「えっ?!やっとこっちが強くなってきたのに」「15分後ですから。ダブルオーロラの撮影ポイントに行きますから」。はいはい。薄くなってきたところで引き上げる。キャビンに行ったらまだスープとバノックがあったのでいただき、じきに出発。

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出発した直後にオーロラが活性化。満員の人々が窓に顔をくっつけて歓声。ハイウェイだから停められない、とのことで少し走ってから停まってくれた。ブレークアップ直後という感じ。それでも活発な動きでみんなを喜ばせてくれた。道路っ端だしと私はカメラを下ろさず、夫はそれでも撮っていた。山Gさんバスの中で待機。
その後もバスの中できれいなオーロラを見ながら移動。街が近づいた空港そばの池の近くで停車。階段を少しくだった湖沿いでフォトタイム。浮橋だからと夫は手前で私は橋の上で数枚シャッターを切った。
宿まで送ってもらい見上げた空にオーロラ。筋が幾本も近くの家々の上できらめいていた。今日到着したHiroさんは長距離移動で眠いだろうけれど、歓迎するような元気なオーロラでした。眠れなかったね。
ブランチ;ベーグル、ベーコンエッグとトマトとスナップエンドウ、おこげのトマトスープ、ラズベリーとブルーベリーとヨーグルト
夕食;スペアリブ、小松菜炒め、ジャガイモとトマト、きのこのスープ、フルーツMIX
夜食;バノックにラズベリージャム、スープ

Season2019 Canada,Yelloknife-08

全員集合

8月28日(水)晴れ
いつものようにゆっくり起きる。今朝も快晴。身体は重いし、頭の芯がジンジン。まったり時間です。夫が起きてきて食事の支度。今朝もしっかり食べました。

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明日から滝ツアーに行くので荷物を極力少なくしなくちゃ。3泊分の着替え、雨具などを準備。後はキッチンまわり。15時半にお買いものに。郊外の大きい方のスーパーに連れて行ってもらう。明日から3泊4日の大人5人分の食品調達です。向こうにもスーパーはありますが、小さい町なので品数も限られており、メイン食材は持って行きます。みんなが好きそうなものをチョイス。とはいえ大人5人。足りなかったら現地で補充すればいいよね。

宿に戻ってお片付けしたりしていたら、最後のメンバーPonkanさんが到着。一挙ににぎやかになりました。いよいよ明日から今回のメインイベントの滝とオーロラ撮影旅行。食品も人も揃いました。

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夕食はにぎやかに4人で。わいわいとおしゃべり。今日到着したばかりのPonkanさんは長旅でお疲れでしょうから、食後は寝ていいよ、と言うもマメな彼はセッセとお片付けをしてくれました。男性陣、みんな働くなぁ。

10時15分発で今夜のツアー出発。今夜はYoshiさんツアー。今日着いたばかりの新婚さん他、5泊目の人などにぎやかです。出発当初は雲が広がっていてどうしようと空を見上げる。これから雲が切れる方、晴れ間を求めて移動。薄いのが濃くなってきましたよ、と水に写る所に到着。砂地のようなところで小さな湖というか水溜りがいくつもあり写真撮影にはGood。アーチ状のがかかって濃くなったり薄くなったりして楽しませてくれました。その後、もう一か所で撮影。こちらも湖があるものの草が深いし、水辺に降りるのはちょっと大変。オーロラは反対方面が強かったので木々を入れて撮影。今夜も気温は10度以下。寒かった。

宿に戻ってシャワーを浴びて寝る。オーロラさん、毎晩出てくれてありがとう。

ブランチ;ベーコンと白菜とトマト、スクランブルエッグ、トースト、おこげのおかゆ、ラズベリーとブルーベリーとヨーグルト
夕食;エビチリ、スナップエンドウトトマトとジャガイモ、白菜のおかか和え、きのこのスープ
夜食;ナヌックのキャラメルケーキ

Season2019 Canada,Providence-01

すべて順調
8月29日(木)くもり 雨 夜一時晴れ
今日から今回の旅のメインイベントの滝ツアー。11時から12時の間に出発なのでいつもより早めに起きて食事の支度。他の部屋の人たちも起きていたのでみんなで食べる。3泊のお出かけ中、ここのお部屋に荷物はそのまま置いておいて良いですよ、と言われているので楽です。
11時40分出発。途中、昨日買い忘れたアルコール類を調達し、レンタカーを返したHiroさんを空港でピックアップ。ここから320キロほど移動しグレートスレーブ湖の対岸のフォート・プロビデンスという小さな町へ行きます。途中昨日の夜にオーロラ撮影したのはそこですよ、とYoshiさん。昼間見るとまったく様子が違います。

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この先の道はかつてバイソンツアーできたところ。雨の音にとろんとしていたら「バイソンだ!」の声。見ると15頭ほどの大きな群れ。

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Hiroさん、Ponkanさん、夫の3人はいつ準備したのかカメラにでっかいレンズ、ナガタマをつけて飛び出す。あんまり近づかないように、刺激しないようにと注意を受ける。バイソンの群れは静かに草を食べ、ときどきこちらを見るも威嚇するようなことはなかった。走ったら早いよね、あれ。子供も数頭。かわいい。大人はでっかいしひげもたっぷり。角は立派で尖っていて顔もこわい。車を群れの前後に動かしてもらいしばし撮影。その後も何度もフォトストップ。群れだったり、1頭だけだったり。3頭が道路を渡ろうとしているのはこちらに向かって威嚇。ボスと思われるのはとても大きかった。すごっ。
数年前の森林火災の後を見たりでたっぷり楽しんで途中トイレ休憩。更に1時間ほどでプロビデンスの町に到着。雨が降ったりやんだりしていたので今夜はどうかなぁ。ホテルのチェックインで最初の予定と違っていたがYoshiさんの頑張りで何とかキッチンを確保。お肉とかしっかり持ってきちゃったんだものキッチンなしじゃあねぇ。ダブルルームひとつにシングル3つでそのシングル2つの間にキッチン。フルキッチンです。

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近くのコミュニティセンターでイベントがあり、ムースのスープがあるので食べに行ってね、日本人が行くからと連絡しておくわと受付のお姉さん。みんなでまずは町ウォッチング。川や教会を見てからセンターへ。サラダやご飯みたいなのとムース、ギース、あひる、魚のスープなどがあり自由にどうぞって。それぞれ味見。昔ヘイリバーでクリスマスにネイティブのお祭りに参加し食べたことがあります。エコバックまでいただきました。
宿に戻り夕食。今夜はこれからの成功を願ってのごちそう、テンダーロイン・ステーキです。オーブンを使って焼きました。お野菜をたっぷり添え、持参の炊飯器でご飯を炊きみんなで舌鼓。おいしかったー!食後のお片付けは男性陣の手際の良さにびっくり。せまいキッチンでみんなでわいわい。これも楽しいですね。

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宿から目的の滝、レディイブリンまで車で小一時間。明りが残っているうちに到着し、ロケハンしなくっちゃ。駐車場から滝までは階段を下りて徒歩5分程。観測デッキが2か所、下まで降りるにはロープをつたっていく必要があり、あまりの急さに私は断念。20年前ならね。ワンコのあゆちゃんが待っているので元気で帰らなくっちゃいけないし。
デッキや遊歩道でもそれなりの写真は撮れそう、とみんなで車に戻り公園のトイレを探す。けっこう遠かった。暗い中、一人で行くのはちょっとこわいかも。
空には雲がいっぱい。西側に雲の切れ間はあるものの、まずはティタイム。ロケハンはしたしで様子もわかり後はオーロラを待つだけ。
?

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23時過ぎに外に出ると真上は星がいっぱい。みんなうきうきとカメラの準備。機材をかかえて展望デッキまで歩き、後は自由撮影タイム。とはいえまっくら。腰の熊ベルを鳴らしながらお互いの存在確認。熊さん、いるのかな。
見上げた空にうすいオーロラ。滝の方に伸びてきている。あわててシャッターをきるとなかなか良い感じ。開放時間が短すぎると滝が写らない。ヘッドライトで照らしたり、いや邪魔かもとにぎやか。レディイブリンとオーロラ。念願の写真が撮れました。さっきのロープを伝って降りるところに行ってみると2人が行った。気をつけてね、といわずもがなだけどついつい。はい、と元気よく降りて行った。
見上げると元気なオーロラが滝方面に伸びてきた。私たちもカメラを縦にしたり横にしたりと忙しい。元気が良いピンクのオーロラが滝の上で踊っていた。しばらくしたらあたり一面真っ暗に。雲が広がり星が見えなくなっていた。良い時に下に降りたよ、とあがってきた人たちとしばし喜びあって撤収。Yuriさんのケーキで休憩後3時前には宿に戻った。
今日はバイソン、ネイティブイベント、滝とオーロラと盛りだくさん。みんなでワインで乾杯。楽しかったぁ、ありがとうございました。
ブランチ;ベーコンときのことトマトとスナップエンドウ、目玉焼き、手作りパン、ブルーベリーとヨーグルト
夕食;アルバータ牛A3のステーキ、玉ねぎ、トマトときゅうりとセロリ、いんげんのお浸し、きのこのスープ
夜食;ナヌックのレモンケーキ、ホットチョコレート

Season2019 Canada,Providence-02

オーロラ観測は
8月30日(金)雨 ときどき くもり
今朝は雨。昨夜はあの時間だけ晴れたようです。ついていた。ゆっくり起きて入浴と食事。午前中はそれぞれが自由に過ごす。

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14時集合でホテルの向かいの小さいお店にお買いもの。現地調達予定だったバター、ヨーグルト、ミルクなどを買う。キッチンに戻りお茶しながら昨日の幸運を喜びあうのと今日の相談。フロントで川下りはどうですか、紹介しますよと言われたけれど、この雨じゃあねぇ。途中から夫が持参の卓球ラケット出して卓球大会。Hiroさんは学生時代に卓球部、他の二人は温泉卓球くらいといいながら、みなさん運動神経が良いのでラリーがけっこう続いていました。
夕方、ホテルの周りを散策した程度で今夜晴れるかもにかけて夜に備える。ディナーはサーモンのグリル。ここフォート・プロビデンスの近くの町、ヘイリバーのシーズニングをたっぷり振りかけて焼きました。旅行中は野菜と果物が不足気味になるのでたっぷり添えて。

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デザートにはアイスクリーム。みんなで食べるとおいしいですね。
お片付けして8時半出発。夕焼けが出ていれば見られる時間。西の空の下の方がほんのり赤くなっていたが、空一面に雲。約1時間かけてレディイブリン到着。昨日様子がわかっているので、雲が広がっているからと全員車内で待機。それにしても雲、厚い。
オーロラツアーのこと、好きなアニメなどとりとめがない話しをしながらひたすら待つ。ここのところはYoshiさんのオーロラが出ており場所に連れて行ってもらうツアーが多かったけれど、アラスカやエノダではひたすら待っていましたっけ。今のようなネット時代ではなく、ライブカメラもまだないしで交代で外をチェックし、本を読んだり音楽を聞いたり。オーロラ観測イコール待ちだったなぁ。全員、出ている時間より待っている時間が圧倒的に長かった時代を経験している。でもせっかく滝まで来ているのだから短時間でいいから雲が切れてー。。。
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途中星がにじんできたのでそれっと出動。雲の上に出ているらしいのはけれど。。。3時半にあきらめて撤収。最終日の明日にかけることにしてホテルにバック。お疲れさまでした。お休みなさい。
ブランチ;ハムサンドイッチ、おにぎり、ヨーグルト
夕食;サーモングリル、セロリ炒めと生野菜、いんげんのお浸し、きのこのスープ、りんごとアイスクリーム
夜食;おせんべ、ホットチョコレート

Season2019 Canada,Providence-03

フルコースまたは満漢全席
8月31日(土)くもり
昨夜はまったく見られずでホテルに戻ってすぐに寝た。今日がレディイブリン最終日。是非是非良いオーロラが出てほしいし、絶対出るよね。ゆっくり起きて12時半キッチン集合。今朝はみんなで一緒にお食事。それぞれ自由でも良いけれど、洗い物が一度で済むもんね。窓の外には雲。それでも夜中には晴れの予報。信じましょう。
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食後ひとしきりおしゃべりしてから車でお出かけ。ガソリンスタンド経由橋を見に行きます。今夜、滝の帰りにオーロラが強かったらここでも撮影できるとロケハン。釣りをしているおじさん3人。夫がのぞいたらノーザンパイクが数匹釣れていた。白樺の紅葉がきれいです。ここ極北の地では8月末で既に黄葉がはじまっています。
ホテルに戻りひと休みする人、お散歩に行く人。今夜はドライカレー。残った野菜を挽肉と一緒に炒めて作るヘルシーメニューです。みんな残さず食べてくれました。明日の朝は11時チェックアウト。食事をする時間がないのでサンドイッチを用意。YKに戻る途中で食べます。
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19時出発で滝着20時。暗くなる前に夕焼けと滝、と思ったがしょぼかった。しばしフォトタイム後休憩。完全に暗くなり、雲が切れるまで待ちます。ヒーリングミュージックをかけてくれ私はちょっぴり眠ることができました。
23時過ぎに雲の切れ間が出てきたかも、と偵察隊。まだだったが車の中で待機していてもしかたないし、と準備。みんなしっかり装備してさっさと行く。展望台に行ったらさっきより星が見える、と更に大慌てで支度。とりあえずシャッターを押すとしっかり写っている。いいじゃないですか。私たち夫婦は展望台から、他3人はロープを伝って下に降りていった。気をつけてね。下だと滝を正面から撮ることができます。滝の上にオーロラが現れるのを待つ。さっきキャンプ場で会った男性二人がカメラを抱えてやってきた。1名はロープで下に降り、もう1名はこわいからと私のとなりで撮影。
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徐々にオーロラがはっきりしてきて滝のむこうから湧き出るようなオーロラ。見上げると真上に強いオーロラが出てきた。これが伸びて滝の方に行きそう。わーい。ふと見ると滝と反対方向にオーロラが強い。滝と一緒に撮りたいけれど、困った。でもせっかくだから撮らなくっちゃ。うひゃー、というようなきれいな透明感があるピンク色。たくさんシャッターを切った。もっと滝の近くで撮影していた夫が呼びに来た。私のいた場所は手前の木がどうしても入ってしまう。移動しておしゃべりしながらの方が感動を分け合えるもんね。しばらくしたら滝の上にながーい筋状のオーロラ。それが活発に動き出して超ひらひら。ピンクに輝いている。すごーい、すごーい。
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あまりに背が高くてファインダーに入りきらない。それなら見なきゃ、としっかり楽しむ。ときどきシャッターを押してみるもうーん。しばらくはじけていた。オーロラが静かになって暗くなったなぁ、という頃に下に居たメンバーが戻って来て互いの幸運を喜びあう。すごかったね、きれいだったねぇ。ちゃーんと滝の上に出たねぇ。気温マイナス1度。指先がかじかんだ。車に戻るも頭の上にはまだオーロラのアーチ。3時近いしと宿にもどりかけると途中でYoshiさんが「強くなってきましたよ」と通常ツアーのように停まれるところを探してストップ。これがまたきれいで。。。真上でブレークアップ。滝もよかったけれどこれもきれいでした。次に昼間ロケハンした橋のところでもフォトストップ。ここでもきれいにはじけた。最後は宿を通過してフォートプロビデンスの教会前で撮影。街灯が明るいもののくっきりオーロラ。ひらひらと揺れてくれた。
宿に戻って祝杯。いやー、すごかった、楽しかった。明日はホテルをチェックアウト。早々に切り上げた。
ブランチ;サラダ、玉ねぎ入り卵焼き、あんずとヨーグルト
夕食;ドライカレーと生野菜、小松菜のにんにく炒めお浸し、きのこのスープ、りんごとアイスクリーム
夜食;ポテチ、おにぎり、ホットチョコレート

Season2019 Canada,Yelloknife-09

YKに戻りました

9月1日(日)くもり

昨夜というか今朝部屋に戻ったのは5時半。ホテルチェックアウトは11時。10時に起きてお片付け。あっという間の3日でした。なんとなく頭ぼやー。当然か。

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イエローナイフまで300キロ以上のドライブ。
車中、寝ちゃうかも、と思ったが出発早々にバイソン。でっかいのがのそのそ歩いていた。黄葉は更に深まり、色のコントラストがきれいです。しばらく走ったらもう1頭。こりゃいったい何時に帰りつくのやら。男性3人はナガタマやフィルムカメラを出して近辺をうろうろ。その後は景色を楽しむもバイソンはさっぱり。行きはあんなに居たのにね。バイソン・サンクチュアリとはいえいつも車道近くにいるわけではないもんね。と思った頃にはとろんとしていた。

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休憩をはさみながらYK着16時半。スーパーに寄ってもらい今晩の食材購入。YKはあと2泊。こっちのはどれも1パックが大きいのでどうするかなぁ。野菜とでっかいウィンナをことこと煮込んでポトフ。身体も疲れているのでお腹にもやさしいメニューです。
部屋の戻ってまずは洗濯。衣類は最低限しか持ってきていません。フォートプロビデンスではかからなかった日本への電話も開通。やはりYKは大きな街ですね。

日本から来た4人での最後の夕食。Ponkanさんは今夜のオーロラウォッチング後、そのまま早朝の便で帰国の途に着きます。一番最後に来て最初に帰るという強行スケジュール。Hiroさんもほどなく帰国。がんばれ、現役世代!

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今夜のYoshiさんツアーは私たち4人と女性2名。笑い声がかわいい二人で車内は華やかに。空には雲がいっぱい。どこにいくかなぁ、とYoshiさんは天気予報、雲の動き、その他の情報とにらめっこ。今夜はかなり強い太陽風が地球に届くのでとても強いオーロラが出る予報。すぐに晴れる見込みはないからと、まずはキャメロン滝へ。

前に何度か行ったことがあるキャメロン滝は片道30分程のハイキングコース。夜はそんなに遠くには行けないので、駐車場から15分程の下るところ。暗くなったばかりの道を滝まで歩く。木道や階段があるハイキングと言うよりお散歩道。滝の流れはごうごう響き、ここなら真上にオーロラが出たら良いのが撮れる。曇りの道をまた戻る。

この後はYoshiさんが東に西にと移動するも雨まで降りだし、今夜のオーロラは雲の上。お疲れさまでした、と宿に戻る。こんな日もあるのですばらしいのが見られた時の感動はひとしおです。宿で4人で夜食。帰国するPonkanさんと別れのごあいさつ。東京はまだまだ気温30度超えの日々。睡眠不足にヒートショック。ご自愛ください。10月の写真展で元気で会いましょう。

ブランチ;サンドイッチ、ゆでたまご
夕食;ポトフ、ゆでいインゲン、りんご
夜食;ナヌックのバナナ胡桃ケーキ、ホットチョコレート、カレーうどん

Season2019 Canada,Yelloknife-10

オフ

9月2日(月)くもり

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今朝の5時過ぎに寝たのに9時に目が覚めた。4時間寝ていない。その後もなかなか眠れない。夫も他の部屋も就寝中なので静かにしている。明日はユーコンに移動。今回のノースウェスト準州のイベントは今日で最後です。長いような短いような。オーロラ旅行は待ってる時間が長く、そんなときは日本で待っている母とワンコを想います。母は大変だけれど、兄夫婦とスタッフがケアしてくれ、その様子がメールで届きます。ペットホテルのワンコはもちろん何の報告もないのでどうしているかな、とスマホに入っている過去の画像や動画を見たりです。

12時半に夫が起床。私がガタガタしていたからかな。おとといからの睡眠不足を取り戻すことはできないけれど、それでもしっかり寝たって。私はお腹がすいていたので早速お食事。Ponkanさんが置いて行ったお野菜もいただきました。食後、お片付けをしたり明日の便のwebチェックインをしていたらHiroさんが起きてきた。あ、いたんだ。12時頃に音がしていたので、出かけたと思っていました。

夫の口内炎が治らないというのでYK最後のお買い物に行く。今日はLaborDay、勤労感謝の日でお休みが多いですが、目的のドラッグストアはやっていました。無事薬を手に入れることができてほっ。YKに着いた翌日にスペアリブを食べたときに口の中を噛んでしまったとのこと。またそのそばを噛んだそうです。2週間も我慢していたのね。母への絵葉書を買ったが切手はお休みで買えなかった。

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宿に戻り休憩。明日からここでのツアーのガイドさん木Mさんが到着。元気で声が良い。にぎやかになりました。私はベットでまったり。とはいえ眠れそうもない。明日は朝5時50分のフライト。2時間前に空港に行くということは今夜のオーロラツアーの後は寝ないで急いでパッキングをして行く。バンクーバーで7時間待ち、ホワイトホース着が17時近く。その後夜23時半から3時までオーロラツアーで翌日の昼にドーソンへ小型飛行機で移動。今思えばよくもこんな計画をたてたもの、と思うけれど、チャンスは1回も逃したくなかったんだもの。でも昨日、一昨日との睡眠不足のまま行けるほど若くはない。今夜はオフにしようよ。夫も賛成してくれたので決定。Yoshiさん、よろしくです。

夕食は木Mさんと4人でにぎやか。彼は世界各地を回っているので楽しいお話しをたくさん聞けました。B&Bは宿泊者との交流もたのしいです。食後はお片付けとパッキング。持参の食品はかなり減りましたが、その分お土産が増え、けっこうしっかり荷物です。片付いたところで横になる。空港への送りは3時50分。少し眠れるかな。

ブランチ;ベーコン、たまご、トマトとレタス、ベーグル、スープ、ブルーベリー
夕食;ポトフ、レタスと玉ねぎといわしの缶、ブルーベリーとりんご

Season2019 Canada,Whitehorse-01

ユーコン準州へ
9月3日(火)くもり
3時20分に起き上がる。この2週間ほどは夜中の12時から3時は起きていた時間なのでそんなに眠れるものではないけれど、それでもしっかり休めました。部屋を出たらレンタカーででかけたHiroさんが夜食中。「雨が降ってきました」。あらま、それじゃあオーロラは見られなかったね。
時間通り宿出発。今回はYoshiさんにおんぶにだっこで本当にお世話になりました。空港カウンター前までアテンドしてもらいお別れ。カウンターにはバーダーさん。エノダでいつも会っていた彼女。再会をとても喜んでくれました。

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バンクーバー行きは時間通り出発。眠い。この後のホワイトホースとドーソンでは昼間のアクティビティを申し込んであり、楽しみでもあります。もちろん素敵なオーロラにも会いたいです。バンクーバーで7時間待ち。今回は空港で待っている時間が長いです。少しはトロンとできました。
ホワイトホース行きは搭乗口に行ってから15分遅れの連絡。2時間ちょっとのフライトです。飛行機は満席。到着してバッゲージのピックアップに行ったら団体お迎えの人に声をかけられる。うちはお迎えなし。違いますよ。日本人団体さんは同世代の方々でした。ホテルのシャトルバスはこれかなと見ていたら「どこのホテルか」と聞かれ、このバスだよと言われる。荷物を預けて乗る。着いたのがでっかい兵隊さんの木造の人形が立っているコーストカントリーホテル。えっ、ウエストマークホテルと言ったつもりがもしかしてウエストコーストって言っちゃった?運転手さんから間違いだと言われ「どうしたらいいですか。送ってくれた。ありがとうございます。
ホテルのチェックインで明日の空港へのシャトルの時間を聞く。予約制だった。チェックアウトは12時なのでゆっくり眠れる。部屋に荷物を置いてまずは酒屋さんへ。徒歩10分程のところ。2006年にホワイトホースに来た時は郊外のインオンザレイクという滞在型のホテル。長期だったので町に買い物に連れてもらったりした。その時以来で、ここは砂金堀で出来た町でアラスカの小さい町と雰囲気が良く似ています。

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夫御所望のユーコンゴールドを今夜の分だけでいいと行ったが6本からしか買えない。ドーソンに行くときに不要な荷物はここの置いていくので、ビールもその中に入れて行こう。お支払いしようと思ったら「ん?!」。夫が間違えて12本のを持ってきていた。今日とドーソンからもどった2泊しかない。6本のを持ってきてお姉さんに交換をお願い。気持ち良くやってくれた。とはいえシャトルバス間違いといいビールといい、注意力が落ちている。疲れているんだよね。気をつけましょう。
部屋に戻ってお風呂に入り横になる。3時間ほどくっと寝た。今夜のオーロラ鑑賞ツアーは23時半ピックアップ。寝ぼけまなこで準備。ロビーに行ったら担当者が既に来ていた。オーロラステーションまでは車で30分程。鑑賞施設が3つあり私たちは#1に。日本人7人と他国の人が2名。となりのキャビンには台湾GPがにぎやか。到着後に丁寧な説明あり。ライトは足元を照らすだけ、ここから先はカメラマンエリアでライト禁止などなど。トイレもきれい、ガイドは親切で快適でした。
オーロラは北側にうっすら出ているものの雲いっぱい。時々濃くなったりひらひらするが、強いオーロラは街明かりが写りこむ方向に出ている。敷地内のティビィで焚火。到着直後のホワイトホースはイエローナイフに比べて暖かかったが、さすがにこの時間は寒い。しっかり防寒。焚火でマシュマロを焼きながら日本人とおしゃべり。ホワイトホース3泊の方々は明日の早朝には日本に帰国。私たちが最終日に行くアラスカへの鉄道旅に今日行き良かったですよって。楽しみです。
3時に現地出発。ホテル着3時半。お風呂に入り即寝た。
機内食1;オムレツ、ウィンナ、チーズ、パン、果物、ヨーグルト
機内食2;サラダ、パスタ、ケーキ、ドリンク
夜食;マフィン、クッキー、おこげスープ

Season2019 Canada,DawsonCity-01

初ドーソン

9月4日(水)晴れ

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ゆっくり起きる。空は晴れ。昨夜はあんなに雲があったのに、と見上げる。今も雲があるけれど昼間は気にならないものですね。
今日はドーソンに移動。機内預けの荷物は一人20キロまで、機内持ち込みは5.9キロと言われている。ドーソン3泊で使わないものはここのホテルに置いていきます。二人でパッキング。

チェックアウトは12時。トランクを預けて市内をぶらぶら。まずは郵便局に行き切手を購入したいけど。ホテルのフロントで持参の地図に場所を書いてもらったが???。お土産屋さんで聞くと全然違うところ。それにしてもみんななんて早口で話すのでしょう。こちらの英語でへたっぴってわかると思うけれど。どうやらあそこらしいというところに行って聞いたら同じビルの地下に郵便局。ほっ。切手は多めに買った。

食事をしようと町の中をうろうろ。ここはどうかな、というところは夕方からだったりで、さっき人がいっぱいだったレストランに行く。ゴールドラッシュホテルのレストランのランチメニューは焼きそばとサンドイッチ。両方頼んでシェアした。まわりでも焼きそばを食べている人が多いが、みなさん、お箸を上手に使っていました。おいしくいただきました。

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空港までのシャトルバスの時間までお土産屋さんなどを見てホテルに戻る。バスは私たち二人だけでした。webチェックイン済みなので手続きはすぐ終了。手荷物検査もYKに比べるとゆるやかな印象。20分ほど遅れて離陸。機内ではドリンクの他にサンドイッチが出た。

ドーソンはお初。空から見た黄葉がきれい。見渡す限り黄色。まっさかり。2006年にホワイトホースに来た時は旅行社に日帰りなら、と言われオーロラ撮影ができないので諦めた。今回の現地受け入れはハスキーバスという会社。この空港から帰りはバスでホワイトホースまで送ってもらいます。今夜のオーロラ鑑賞の時間が前に知らせたのより30分遅くなるよ、とスケジュール表をくれた。了解です。

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ホテルはオーロライン。おかみがにこやかに対応。すぐそばにキッチンがあったので使っていいか聞いたら「もちろん」。飲み物も自由。さっき機内でサンドイッチを食べたのでそんなにお腹がすいていない。スーパーまで買い物に行き野菜と果物を買い、持参のお米をトラベルクッカーで炊いて食べた。夫はさっき買った赤ワイン。

23時ピックアップまでひと休み。時間に降りて行ったら日本人GPがいた。一緒かな。向こうはバスで、私たちはバンで外人さん2人ご一緒。船着き場から車ごと船で渡り「高い場所に行くよ」って。暗い道を走って丘の上へ。暖かいキャビンと焚火が待っていた。でもここって。。。木々に囲まれて視界が超狭い。到着時点で既にオーロラ。支度していたらLookUpの大きな声。ブレークアップです。おおきくひらひら、ピンク色がはっきり見えるも雲が。。。多過ぎる。それでもシャッターを切ったがファインダーを見るとがっかり。その後は薄いオーロラ。星が見えた時もあったが雲がどんどん広がってきた。GPは先に帰り私たちは30分後。見えることは見えたけど、雲がないとよかったのになぁ。

ブランチ;牛肉入り焼きそば、ビーツのスープ、ベーコンサンドイッチ
機内食;ターキーサンドイッチ
夕食;野菜サラダ、ご飯と梅干し

Season2019 Canada,DawsonCity-02

町中オーロラはネコと

9月5日(木)晴れ

今朝は9時半ホテルピックアップでトゥームストーン・パーク・ツアー。軽いハイキングがあります、と言われているのでそのつもりで支度。9時15分にロビーに行き、コーヒーをのみながら待とうと行ったらスタッフからさっきお迎えが来て、私たちがまだなのでまた来るとのこと。えっ。9時半なのに。としゃべっていたらやってきた。今日のツアーは私たちともう一人。その人が空港で待っているから行こうって。はいはい。

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ということで運転手でガイドのジョージ、空港で待っていたパティさんと4人。まずはインフォメーションセンターまで走る。黄葉した木々がお日様に照らされてゴールドに輝く。今日はすばらしいお天気。良い景色が見られるよ、とガイド。彼はパティさんと話す時は早口、ガイドとして私たちにも伝えたい時は少しゆっくりになります。とはいえイエローナイフでは日本語三昧だった私たち。寝不足が続く毎日で頭が追いつかない。英会話教室状態でかなり大変。

インフォメーションセンターで入山届けみたいなのを提出。それにしても良い景色、すばらしいお天気。今日は最高だ、とガイド。perfectは日本語で何というの、beautifulは、と車の中はにぎやかです。まただいぶん走ってからハイキング開始。標高がかなりあがり、木々は低く黄葉が終わって枯れているところもあり。それでも見渡す限りの黄葉の山並み。
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私たちも久しぶりのハイキング。夫はカメラバックと一脚を抱えてでちょっと重そう。歩いているうちにみんなどんどん薄着になって行く。往復2キロ、標高300メートルほど昇る。整備されたトレイルで2時間弱の楽しいハイキングでした。

車に戻ったのが1時半。お腹すいたー。キャンプ場に移動してガイド準備のランチ。大きな鳥、ウィスキージャックがにおいに誘われてか、次々やってきた。リスも駆け回っている。おいしいランチをしっかりいただいた。

後はムースを見るだけ、と助手席の夫はナガタマを抱えて目を凝らす。後ろの席の私は船をこぐ。往復7500歩のハイキング後に満腹。睡眠不足の日々。眠くなるよね。数か所でフォトストップ。ムースは見られませんでしたが景色を満喫。大満足のツアーでした。

宿に戻ってシャワーを浴び、ホテルのレストランで夕食。お姉さんお勧めのメニューはステーキ。おいしくいただきました。オーロラ鑑賞は残り3晩。空は快晴。期待しておでかけまでひと休み。

23時ピックアップでオーロラ鑑賞にお出かけ。今日もフェリーで対岸に渡って行きます。着いたら先に来ていた同宿のGPが敷地内をうろうろ。北側下の方にオーロラ。今日は空いっぱいの星。夜も快晴です。焚火のそばから椅子を運んでカメラの前にセット。座って活性化を待ちます。
北のオーロラは徐々に上昇し、さすがにしんしんと冷えてきたなぁ、という12時過ぎに強くなる。その右に長い縦筋オーロラ。うーん、きれい!夫は魚眼レンズに交換。私は彼使用の広角レンズで撮影。
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静かになった1時にGPはバック。明日は7時半に朝食だという。お疲れさまでした。大勢だとにぎやかでいいね。その後もオーロラ出るものの薄い。薄いのは強くなる前兆というけれど1時半バックなのであきらめて撤収。宿に戻る途中、フェリーを渡ったあたりで外を見ていた夫が「強くなっている!」。ガイドのデニーさんに言って川のそばの公園で降ろしてもらう。歩いて帰るからここまででいいよ。

川向うに大きなオーロラ。どんどん強くなる。しばし撮るも町明かりはどうにも。。。撮影しながら帰る。ゴールドラッシュ時代のなごりの傾いた廃屋をバックに撮るも、夫は魚眼なので家が傾いているのかがわからない。ホテルの前は川の辺りより灯りが少ないね、と撮っていたらブレークアップ。濃いピンクが肉眼でもくっきり。この場所でか、と暗いほうへ、暗い方へと歩きながら撮影。ン、さっきから足元に白ネコ。ぷっくぷくのがずっとついてきていた。静かになったところで終了。面白かったぁ。

朝食;おにぎり、コーヒー
昼食;サラダ2種類 サンドイッチ、ポテチ、果物
夕食;スモークサーモンの前菜、ステーキセット、パスタセット

Season2019 Canada,DawsonCity-03

トップ オブ ザ ワールド ハイウェイ

9月6日(金)晴れ

ホテル前の道路工事の重機の音で目が覚めた。極北の地はどこも冬に入る前に工事をやっています。仕方ないね、と起き上がる。

今日は10時ピックアップでトップオブザワールドハイウェイツアー。それにしてもすごいネーミング。世界の頂上を走る。外は霧が出ているも晴れ。支度をして下に降りるとおなじみになったGPの人たち。昨夜一足先に帰ったので「あの後どうでしたか」と聞かれる。2時過ぎのが一番きれいでしたよ、というと、人によってはお部屋から見ていたそうです。オーロラ観測のお約束は「寝ちゃダメ」。でも町中では仕方がないですよね。

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今日のガイドは日本人のノビさん。私たちだけのプライベートツアーなので、希望は何でも言ってくださいって。はい、よろしくです。
フェリーの渡し場から対岸に行きハイウェイへ。霧は晴れ、黄葉が今日も金色に輝いている。白樺やポプラの仲間だそうです。カナダの国旗にもなっている楓、メープルは東海岸のケベック州が有名。こちら側にはないそうです。それにしてもみごと。

キャッスルロックに到着。車から降りて山道、崖を少し昇り、岩場を歩きます。ロックの下はかなり急。ロックはナイフで切ったようにまっすぐに割れている。あたりを一望。山々が黄色の広大な景色。スマホのパノラマモードで撮ったけれどうーん。。。難しい。

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その後も何か所かフォトストップ。今回の私たちの予約の時に「写真を撮りに来ます」メッセージがあり、ノビさんが事前に下見をしてくれたそうです。夫は他の人に気を遣うことなくのびのび撮影。ハイウェイはアラスカまで続きますが、アメリカの入国審査の建物が見えるところまで行き、バックします。速度標識は向こうはマイル、こちらはキロ。何キロは何マイルだよ、との表示も。山並みを見降ろす景色の中でランチ。標高は1300メートル。風が強く、あたりの景色は黄色の木々から地を這う赤いシダに変わっています。

帰りもフォトストップしながらに戻る。それにしても静かです。他の車も通りますが、どこの展望台も公園でもほんの数台。舗装ではない道路をものすごいスピードで追い抜いていきました。
町の手前のオーロラ鑑賞地に寄ってもらう。暗い時しか行っていないので明るい時にロケハンしたい、と夫の要望。気持ち良く行ってくれました。
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町に着いてからまだ時間があるからとドームと呼ばれる山の頂上に。ドーソンの町、砂金堀の様子やユーコン川とクロンダイル川、遠くに昨日行ったトゥームストーンの尖った山並みが見えます。「ここいいよ、ここでオーロラを撮りたい」と夫。北側から出たらユーコンに写りこむし。でも吹きさらしだよ。ホテル着18時。ノビさん、楽しい1日、ありがとうござました。

夕食はホテルのレストランでバイソンのソーセージ。フォートプロビデンスに行くときにバイソンを見たけれど、1頭でソーセージいくつ作れるのかな。体重2トンはあったよね。夫は今夜もユーコンゴールド。ドーソンの空港からホテルまでシャトルバスで一緒だったこちらのGPがお食事中。ガイドのお姉さんが「あなた会ったことがあるよね」というので答えるとドーソン、楽しんでいるって。はい、とっても。

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今夜のオーロラ鑑賞は私たちだけ。ガイドのダ二ーさん、ノビさんから聞いたのか、いつものキャビンか昼間行ったドームか、好きな方でいいよ、との暖かいお言葉。夫は即「チャレンジ!」。山の頂上に決定。着いたら駐車場に車が5台ほど。みんなオーロラを待っているそうです。早速カメラを出すも空には雲がいっぱい。強風に吹かれながらしばし合わせてから車の中で待つ。12時近くに様子を見に行った夫が「薄いのがみえるようになったよ」。さっそく出動。薄い中に北斗七星がくっきり。日本人のGPが到着しにぎやかに。カメラの使い方を聞いたりしている。そばの人に聞いたら、今日飛行機でドーソンに着き今夜がオーロラ鑑賞の初日とのことで期待いっぱいでした。そのうち北西のが濃くなってきた。でも下の方に雲がある。「記念撮影しますよ」「動かないで」のにぎやかな声を聞きながらシャッターをきる。静かになった頃にまた大きな車が2台。人がたくさん降りてきた。私たちがいる高台にライトギンギンで登ってきた。時間を見たら1時20分くらい。相談して私たちは山を降り、川のそばで降ろしてもらう。ダ二ーさん、3日間、ありがとうございました。

街灯がまぶしいものの、川の方は暗いのでオーロラははっきり見える。二人だけでちょっと怖いので「帰ろうよ」。夫は「なんで?!」。山の上といい、川のそばといい「チャンスだよ」って。船を入れて撮影。そのうちどんどん濃くなって来て濃い緑。裾はピンク。わいわいと撮影。沈静化した2時半すぎに「もう帰ろうよ」。さすがに夫も同意。15分ほど歩く。町中は街灯やホテルの灯りがまぶしく安全でもあります。ホテルの前で最後の1枚。オーロラは薄くなっていた。おやすみなさい。

昼食;ポテトサラダ サンドイッチ
夕食;キノコのチーズ焼きの前菜、Bigサラダ、バイソンのソーセージ

Season2019 Canada,Whitehorse-02

バスでホワイトホースへ
9月7日(土)晴れ
今日は路線バスでホワイトホースへ移動。11時15分ピックアップで12時出発。ホテルのチェックアウト時間が11時。昨夜寝る前に荷物をまとめておいたので10時半に目覚ましをかけたが9時過ぎに目が覚めてそれからは眠れなかった。
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荷物を階下に降ろし、宿のママに昨日の明け方にホテル前で撮った写真を見せる。よかったら送くりますよ、と言ったらメールアドレスを書いてくれた。魚眼レンズなのでまあるく写っています。

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ロビーで待つもお迎えがこない。11時半を過ぎたら心配になって電話をするも今日は土曜日。お休みですメッセージが流れる。ロビーに他に4人いたが、うち2名が同じバスでホワイトホースへ行くという。宿のママがバス会社に電話をしてくれた。ありがとうございます。
バスの発車はその会社の前。他にも数人待っていた。これで出発と思ったら運転手のお兄ちゃんが早口英語でばばばーっとしゃべったらみんな降りた。空港に15人を迎えに行かなくちゃいけないので、出発は遅れる。コーヒーでも飲んでいて、と言ったのはわかった。出発時間を確認したら12時半。それならとお土産屋さんを探し絵葉書を買う。今回の旅行で母に出す最後の絵葉書です。書いて前に買っておいた切手を貼って、どこに出しに行けばいいの、とバス会社の人に聞いたら「出しておいてあげるよ」。よろしくです。
母にハガキを出すようになって、今まで知らなかったその国の郵便事情が分かるようになりました。カナダのポストは赤ですがスイスは黄色。カナダは住宅地のところどころに集合ポストがあり、配達されるだけでなくポスト機能もついています。切手はスイスはお土産屋さんでも買えますがカナダは郵便局だけでした。

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空港往復で30分で帰って来られるのかな、と待っていたが案の定50分遅れで出発。ま、飛行機も遅れるのは日常茶飯事だしね。今日も快晴。真っ青な空の元、黄葉が盛りのでこぼこ道のハイウェイを駆け抜けて行く。ときどき視界が開けて湖が見える。突然「ブラックベア!」と夫の声。道の脇に大きなクロクマがいた。目が大きくキュートでした。
ほぼ2時間おきに休憩。ガソリンスタンドにはコンビニやスーパーが併設。こんな田舎みたいなところで日本人の若者が働いていた。「ワーホリ?」「そうです」「頑張ってね」。
カナダは山火事が多い。常緑樹のトウヒも多いが火事の後に芽を出すのはトウヒに比べて成長が早いアスペン。そのアスペンが黄葉しているので道路に沿って黄色のリボン状態。今回はちょうど盛りでした。
ホワイトホース7時到着予定が8時少し前。500キロを超える移動でした。ホテルに再チェックインし預けておいたトランクも受け取り今夜のオーロラ鑑賞の支度。夕食はホテルのとなりのレストランへ。地元の人も行くという人気店。予約は取らないのでそばを通るといつも行列。9時少し前のこの時間はさすがにすぐ入れた。お腹すいた、おいしいー!ユーコンにきてからは昼夜出歩いているので、食事作りは無理。きちんと食べているのは夕食だけ。しっかり食べなくっちゃ。

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お部屋に戻って荷物の整理をして23時半のオーロラ鑑賞までひと休み。オーロラ鑑賞は今夜が最後。ここまで18泊。内、雨などでまったく見られなかったのが3日、体調維持のためキャンセルしたのが1日。残り14日は雲があったりなかったりだけれど全部見えています。今日は快晴。今夜もきっと見えるよね。
前回と同じ施設なので私たちも慣れて撮影スポットに陣取る。着いた時には既に白い筋。それがどんどん成長していくが、町明かりが写りこむ方が元気に。仕方ないからしっかり目で見る。ひらひらと縦筋がきらめく。思わず「きれい!!!」。ロッジ#1は個人客、#2は団体さん。ほとんどが日本人。みなさん、素直に感動され、とってもにぎやか、なごやかでした。オーロラさん、今年もありがとう。
ブランチ;サンドイッチ、おこげスープ、トマトとりんごとキウィ、ヨーグルト
夕食;グリーンサラダ、バイソンステーキ、アークティックチャーのグリル、温野菜、ライス

Season2019 Canada,Whitehorse-03

ホワイトパスとスギャグウェイ
9月8日(日)晴れ
今朝の3時半にホテルに戻り、お風呂に入って寝る。夫は夕食のレストランでたべきれなかったのを容器に入れてもらい、部屋の電子レンジでチンして、ユーコンゴールドで乾杯。オーロラは最後の夜までしっかり楽しめました。
で、今朝は8時ピックアップでホワイトパスとスギャグウェイへのデイトリップ。今回最後の観光です。アラスカに行くのは16年ぶりの超久しぶり。

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今日のガイドはケンさん。若くてユーコンの良さやすばらしさ、自然のすばらしさを熱く語ってくれました。客はカップルがもうひと組の4人。どちらさんも睡眠不足で眠い目をこすっての参加です。
今日もすばらしい天気。鉄道駅のフレイザーまでは車でハイウェイを行く。途中お願いしてコンビニ、休憩でカークロスの町でトイレ休憩。かつてカリブーの季節移動で何万、何十万というトナカイ、カリブーが通った町です。今はもっと北を移動しているそうです。先住民の意匠の建物などがあり、お土産屋さんもたくさん。

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フレイザーからは鉄道で。長い列車は予約でいっぱいでした。ガイドのケンさんは車で行きます。車にはカナダ、アラスカの両方が走れるナンバープレート。列車は10時40分発。すぐにビューポイント。夫は窓ガラスがない車両の連結部分から動かない。黄葉に湖に、遠くの山には氷河、すぐ眼の下は大丈夫かな、というぎりぎりの崖っぷち。最高峰ホワイトパスにはアメリカとアラスカ、カナダとBC州の旗。国境です。約1時間半、景色をたっぷり楽しんで終点のスギャグウェイ着。ここはアメリカ。係官が電車に乗り込んできてパスポートチェック。アメリカはESTA登録が必要で私たちは日本で事前に登録してきている。未登録の人もそこで登録。今回だけの登録で無料。私は3年間有効だけど14ドル。1日ビザが有料、と聞いていたが今日はなぜか支払いなしでした。

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16年ぶりのアラスカ。ALASKAの文字が何かなつかしい。ガイドが案内してから自由時間。まずは夫の大好きなビール、アラスカんアンバーを買いに行く。明日は帰国。持って帰れるわけでもないので2本だけ。スモークサーモンの専門店に行きたかったがスギャクウェイにはないとのこと。町中とお土産やさんをうろうろ。Tシャツが50%引きだった。デザインはなかなかいいかも。地元のスーパーに行ったりであっという間に集合時間。
帰りは車で。アメリカとカナダの国境を超えカナダ入国手続き。再入国です。明日は帰るので滞在日は2日。途中フォトストップしながらホテル着18時。ケンさん、長距離運転と熱いガイド、ありがとうございました。

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部屋に入ってまず貴重品BOXの確認。今朝、パスポートを出した時に閉めた記憶が二人ともない。やっぱり開けっぱなしだった。中身を見ると封筒に入った日本円はそのまま、夫の財布内のカード2枚がない。やられた。あわてて夫はフロントに、私はPCを立ち上げ日本のカード会社に電話。日本時間午前10時だったのですぐ対応してもらえた。とにかくカードは止めた。今日現在使われた形跡はなし。ホテルサイドは誰も部屋に立ち入っていない、どこかにあるのでは、という。だってベットはきれいになっているし、タオルは取り換えてあるとスタッフに見せるとチェックします、と戻って行った。清掃スタッフは立ち入ったが誰かはっきりしているのでありえないように思うと夫婦で話していたら電話。さっき別れたばかりのケンさん。ホテルから連絡がいったらしい。10分後に行きます、とのことなので夫はロビーに降りて行った。私は彼の衣類やバックの総点検。やっぱりないよなぁ、とあきらめて帰国のパッキング準備。

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一番小さいバックをあけたら下の方でカードが『こんにちは』。あらま。あわてて夫のスマホに連絡するも返答なし。急いでロビーに行った。ホテルスタッフ、ケンさんに平謝り。なんでそんなところにあったのかと夫は???だらけ。とにかくあってよかった。
大騒ぎが一段落。お風呂に入ってさっぱりしてからスーパーまでお買いものに行き、昨夜と同じレストランに行ったら長蛇の列。出なおそう、とホテルに戻り9時に部屋を出て行ったら「日曜日の今夜は9時までです」。ええっ。ホテル内のレストランも9時までだったっけ。どうする?お腹すいたね、と暗くなりかけた町をうろうろ。既にしまったところが多く、今夜は食事抜きを覚悟した頃に中華レストランに「OPEN」の表示。ほっ。セットモノを頼んだら、えらく時間がかかって出てきたのはメガ盛り。おかずは食べたけど、チャーハンとやきそばは半分も無理でした。ごめんなさい。
部屋に戻ったら10時を過ぎていた。明日は帰国。大きなトランク2つは私が乗っかってやっと閉まった。ほっ。何しろカメラ関係が多い。それでも冬のオーロラ旅行に比べれば防寒着に防寒靴がないだけ少ない。今日も疲れた。とにかく眠い。夫はさっきの中華でテイクアウトしたおかずの残りを肴にアラスカんアンバー。『おうちに帰るまでが遠足』。あと少し。早くうちのワンコに会いたいよ。
ブランチ;ターキーサンドイッチ
夕食;えびのフリッター、肉野菜炒め、焼きそば(夫はえびのフリッター、豚のスペアリブ、チャーハン)

Season2019 Canada,Whitehorse-04 Vancouver

帰国日
9月9ー10日(月/火)
朝3時半に起きて支度してホテルのロビーへ。空港までのシャトルバスは4時15分。4時には来てね、と言われている。いつものお父さんが運転手。ご年配だけど頑張る。運転だけでなくトランクの積み下ろしもあるのでかなり体力仕事と思います。みなさんチップを渡している。我が家も従っています。お世話様。

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webチェックインをしているので手続きはスムーズ。ドーソンに行くときよりしっかり手荷物検査。夫のカメラバックは赤外線だけでなくあけて中身確認。アサイチの便なので時間通り6時に離陸。映画を見ながらとろとろしているうちにバンクーバーに着いた。
バンクーバー空港で国際線ロビーに移動。ラウンジ開始時間の8時45分より前に到着。座った後はまったりとろとろ。12時過ぎに掲示板を見たら13時50分のTOKYO行きはゲートはさっきまでC58とあったのが消えている。昨日の関東は台風の影響で大変だったと聞き、webで成田便の発着時間をチェックしておいたが30分遅れで既に到着しているはず。今日は問題ないと思っていたがやな予感。
やな予感といえば昨日のカード騒ぎは「いやな予感」が続いた。セイフティボックスのドアを閉め忘れたことには午前中に気がついていた。現金はあきらめがつくがクレジットカードが盗まれたら面倒と夫と話していた。
a.ホテルに戻ったらカードキーが使えない。エレベーターにも乗れないし部屋にも入れない。フロントでデータを入れ直してもらった。
b.カード紛失で夫がフロントに行っている間に別な客が私たちの部屋に入ろうとした。
c.室内掃除してあるのにホテル責任者は「誰も入っていない」という。
後になってみればそれぞれそんなこともあるかもね、だが「怪しい」「いやな予感」とどんどん関連付けていた。思い込みってこういうのね。気をつけましょう → 自分。

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成田行きの便はただのコンピューターのミスだそうで最初表示のゲートから時間通りに離陸。ここから約10時間は安心して寝られます。食事が終わったら即寝落ち。目が覚めたら着陸の2時間半前。アラスカ上空はほとんど寝ていた。
16時成田着。蒸し暑い。入管、税関を通り外に出てトランクを宅配依頼。夕方着の便の場合、横浜には翌日の午前中には配達されるが、昨日台風で大混乱の影響で2日以上後になり日にちと時間はわからないという。腐るものは入っていないのでよろしくです。
16時35分のYCAT行きのバスに乗る。いつもは90分のところ夕方の渋滞で2時間半かかった。それにしても暗い。横浜の夜7時は真っ暗。今まで完全に暗くなるのは23時だったので「日本に帰ったんだな」と実感。YCATから相鉄線横浜駅までの通路も混んでいた。自宅着夜8時過ぎ。昨日の台風の影響かNTTのルーターが壊れたらしく固定電話とNETがつながらず、セコムも異常表示で大騒ぎ。2014年にも同じことがあったっけ。(後に9/3のカミナリが原因と判明)
今回はオーロラウォッチングが17夜、完全に見られなかったのが3夜だけという高確率。最も素晴らしいのがメインイベントのレディイブリン滝の夜でした。ユーコンでは昼間は毎日初めてのイベントにわくわく。お天気にも恵まれ地元ガイドがこんなに晴れたり風がなかったりって珍しいんですよ、と言うほど。たっぷり楽しみました。いろいろあったけれど二人とも体調を崩すこともなく元気で帰ることができたので全てよし。明日はワンコを迎えに行きます。待ってねぇ。
機内食1;オムレツ、チーズ、ソーセージ、果物、ヨーグルト
空港で;キヌアと野菜のサラダ、洋風まぐろ丼、果物
機内食2;サラダ、エビの前菜、AAAの牛のステーキとインゲンとジャガイモ、フルーツ、ケーキ
機内食3;フルーツ、キヌアとブロッコリとひよこ豆(ベジタリアン用)