Diary-title

Whitehorse

Season2006 Canada, Whitehorse 12/23

051223-02.jpg成田発19:00のエアカナダでバンクーバーへ。年末年始を海外で過ごす人々で空港はごったがえしていた。手荷物検査に長蛇の列。飛行機に乗ってから飛び立つまでもずいぶん待っていました。こんなに混んでいるのは初めてです。
機内では今夜に備えてひたすら寝る。飛行機は満席。
バンクーバーにはほぼオンタイムで着。入国審査、税関を過ぎ、14:30のホワイトホース行きを待つ。空港はここも混雑していたが、このあたりはすいており、横になって寝る。
ホワイトホースへは2時間30分のフライト。小さい飛行機。オンタイム。空港で待っていた現地旅行社の人から「私、大星さんからメールをもらったことがあります」とのあいさつにびっくり。オーロラゆめ倶楽部で写真展をやった同時期に、ニコンでオーロラ写真展をやっていた谷角さんでした。とってもまじめそうな好青年です。
 車で40分ほどでマーシュ湖のほとりのイン・オンザ・レイクに到着。びっくり。今までいろいろなところでオーロラを見てきましたが、「本当にこれでいいの?」という位設備の良いところなのです。

051223-01.jpg24時間OKのジャグジー、地下のアスレチック・ルーム。お部屋はきれいで暖かい。こんなリッチなところで過ごせるなんて!昨年のエノダ・ロッジはほとんど私たちだけでしたが、ここは日本人ビジターが多く、おしゃべりも楽しく、新しい友人がたくさんできました。
おいしい夕食後、外に出るもオーロラは気配もない。満天の星。バンクーバーもホワイトホース空港も曇りだったのに。
何度か外に出る。今年はここは暖冬だそうで、気温はマイナス1度C。重い防寒ジャケットが暑い。湖面は全面凍結しており、湖からロッジを撮ると、後ろが北面にあたり、なかなか良い感じだ。

機内食1:サラダ、シーフードシチュー、フルーツ
機内食2:クラムチャウダー、ヨーグルト、フルーツ
ディナー(イン・オンザ・レイク):サラダ、ラム or ビーフステーキ、ポテトのクリームグラタン他温野菜たっぷり、洋ナシのパイ包み
夜食:カップカレーうどん

Season2006 Canada, Whitehorse 12/24

051224-01.jpg朝10時にけたたましく時計がなり目が覚める。今日はお部屋の引越しがあるのでお昼過ぎまで寝ているわけにはいかない。もうろうとしたまま朝食へ。
昨夜(というか今朝)は3時くらいから4時20分位まで、薄いがオーロラが出現。それ以前の2日間は見えなかったそうで、みんなで歓声をあげた。写真も数カット。初日からオーロラに会うことができほっとする。
5時過ぎには全天雲に覆われてきたので、あきめてジャグジーへ。あったか?い!とつかりながら空を見上げるといつの間にか、また星がきれいに見え、コロナ状のオーロラが薄く見える。夫は体がまだ温まっていないのに、急いであがってカメラを用意。私はゆっくり温まりながら空を見上げていました。爆睡。


051224-02.jpg「お引越し」終了後、荷物を出し、横になる。4時過ぎまで、とにかく寝た。
ところで持参のパソコンが昨夜クラッシュ。使用途中にカラコロと音がし、再起動しても立ち上がらない。どうやら「お亡くなり」になったようだ。ショック。web更新、DVDの視聴、録音してきたCDも聞くことができない。
夜、新しい客が8名到着。今夜の夕食はにぎやかだ。カレンダーの休暇のとりやすさのせいか、教員が多いようだ。
外は曇り。雲がとぎれるのを待つ。

ブランチ:ハム、チーズ、ジュース、パン、フルーツ
ディナー:サラダ、ハム or チキン、ズッキーニ、ライス他温野菜たっぷり、フルーツのクリームのクレープ包み
夜食:ラーメン

Season2006 Canada, Whitehorse 12/25

051224-06.jpg夜中の12時に焚き火をやるよ、といわれ、湖に下りていく。空にうっすらとオーロラ。雲もあるが、真上にアーチ状と少しひらひらしたのが3本くらい出ていた。しばらく写真をとったりして楽しむ。
1時半ころ、名古屋からきている3人組のロッジ(シャーレ)でラーメンをご馳走になる。キッチン付きですごくきれい。ロフトになっており、ここもいいなぁ。
ひとやすみして帰り、外を見るもやはり雲が多い。4時頃、薄いオーロラ。木々を通してみるとなかなかきれい。ロッジの南のベランダで撮る。
その後、雲がビッチリ出たので、あきらめてジャグジーへ。真上は星が見えるものの、まわりは雲に覆われてしまっていた。5時半就寝。


051225-02.jpg10時過ぎに起きて食事に。空は雲いっぱいだが、今晩のしあわせを祈る。
食後、ロッジの周りを散歩。ムースの足跡をみつぃけた。親子連れらしいのもあり。りすが走り回っていた。
ロッジにもどり、入浴と昼寝。あたふたした日常と違い、の?んびり。パソコンが壊れた「おかげ」で結果としてゆったりとした時間がありあまるほどでき、それを楽しむことにする。
谷角さんが夕方来たので、オーロラ写真の話など楽しく会話。今日の夕食は16名。クリスマス・ディナー。おいしいお食事でした。

ブランチ:ハム、チーズ、ジュース、パン、フルーツ
ディナー:ターキー、マッシュポテト他温野菜たっぷり、チョコレートケーキ
夜食:ラーメン

Season2006 Canada, Whitehorse 12/26

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昨夜から今朝にかけてはNGでした。空がうっすらと明るくなり、雲の上にオーロラが出ているのがわかるものの、雲は切れてはくれませんでした。朝5時に帰宅する人を見送ってからジャグジーに入り、寝ました。気温はマイナス10度Cとそんなに低くはないものの、寒い夜でした。






051225-05.jpg10時に目覚ましがなり、起き上がったのは10:55。朝食は11時までなので、あわてて下に行く。
にぎやかに朝食。きのうはみんなそれぞれ3時、4時、5時過ぎまで起きていたが、あきらめて寝たとのこと。
外は曇り。雪が風に舞い上がり、湖の対岸が白くなってみえません。散歩。きつつき3羽ウオッチ。木の皮をすごい勢いでつついていました。
夜に備えてしっかり就寝。
夕食は15名。外は快晴。

ブランチ:ハム、チーズ、ジュース、パン、フルーツ
ディナー:ターキースープ、魚orポーク他温野菜たっぷり、ラズベリーケーキ
夜食:おそば

Season2006 Canada, Whitehorse 12/27

051225-01.jpg昨夜は苦戦。ぼんやりしたのが少し見えただけでした。厚い雲が空にあり、なかなかとれてくれない。ところどころ星が見えてくるときもあるが、また、雲に覆われて見えなくなってしまう。初日から一緒だった名古屋3人娘が5時に帰るので見送り、その後6時過ぎまで粘るが、あきらめて寝ました。ミニマム。
朝10時過ぎに起床。11時出発でホワイト・ホースの町に行く。途中、ユーコネーズという滞在型ロッジで客をピックアップするというので、ついでに中を見せていただく。アットホームなロッジで、ここもなかなかよさそうです。





ag1228-00.jpg町に出た目的はパソコンのハードディスクを購入できるか、みてみよう、ということでしたが、今日は12/26がはボクシングデーといってクリスマスの翌日は大バーゲンなのだそうです。で、今はボクシング・ウィークでセール中とか。
私たちはユーコン川に沿って散歩。ゴールドラッシュを描いた大きな壁画が目を引く。「ミッドナイトサン」なんとかというショップが多い。夏の白夜を売りにしている町なんですね。大型スーパーまで歩く。
ロッジに戻ると町よりも雲が多く、ちょっとがっくり。ジャグジーに入り寝る。

ブランチ:ハム、チーズ、ジュース、シリアル、フルーツ
ディナー:サラダ、ダックorビーフのパイ包みみたいの、トマト他温野菜たっぷり、チョコレートケーキ
夜食:ラーメン

Season2006 Canada, Whitehorse 12/28

ag1228-01.jpg昨夜はスタートが早く、忙しく長い夜でした。夕食前は空一面の雲だったのに、9時には星が空一面にまたたき、天の川もくっきり。北の空の星もバッチリ。そのうち、北の空が白く輝きはじめ、オーロラがアーチ状態に。「よし」と機材をかかえ、林の中や、湖の方にとウロウロしながら撮影。気温マイナス10度C。防寒着の下は汗だく。
動きがないので部屋に戻り下着を着替えていると、北のオーロラが三重になってきたので、また外に行こう、と話しているうちに、突然のブレイク。ロッジで暖をとっていた人たちにあわてて声をかけ、カメラをベランダへ。2?3分と短い時間でしたが、動きが激しく、オーロラの下にピンクやオレンジの光が走っているのが見えました。大興奮。
その後は光が強くなったり弱くなったりを繰り返す。ロッジや林、遠くの山をバックに写すも、新月が近く星以外の光はなく暗い。


ag1228-02.jpg5時に帰る人を見送って暖をとる。外を見ると東の方に動きはないものの面白い形のオーロラがたくさんでているので、ロッジ南面のベランダに出て撮影。東の空一面に広がっている。軽装のままだがあわてて外へ出てカメラをかまえる。夫が叫ぶ。「ワッ!点滅している。点滅オーロラだ!」確かに電飾のように点滅。そのひとつひとつがものすごく大きく、空をバックにピカ、チカ!これが1時間以上続いた。こんなに大きいのは写真には無理。真上なので、椅子にすわって見上げていた。6時半ごろ、冷え切ってロッジに戻る。感動。
ところでアラスカのベテルスに滞在の友人からもオンタイムでwebにオーロラ報告と写真が送られてくる。時差が1時間あるので、ほぼ同時刻に同じようなオーロラ出現。緯度の関係であちらは真上、こちらは仰角60度くらい。(今年の9月にイエローナイフで真上のオーロラをずっと見ていて、帰国後2週間ほどむちうち状態でした。我が家では「オーロラ頚(くび)」と呼んでおりました。でも痛かったです。ぐすん)


060102-02.jpg目が覚めたら12時半。ごろごろしていたら、ロッジスタッフが清掃、シーツ交換に来てくれた。朝食時間は過ぎていたが、ロッジが用意してくれていたパウンド・ケーキなどをいただく。1989年からオーロラ・ウォッチングしている群馬のIさんとしばらく話をしてから部屋に戻りまた寝た。5時半過ぎに起きる。曇り。でも夜中にはまた晴れてね。

ブランチ:パウンド・ケーキ、バナナ、ジュース
ディナー:キャロット&ジンジャースープ、チキンのローズマリー焼きorハム、コーン、ポテト他温野菜たっぷり、クランベリーサンドケーキ2切れクリーム付き(Big!)
夜食:おそば

Season2006 Canada, Whitehorse 12/29

051228-02.jpg昨夜は苦戦でした。というか前夜、きれいなのを見ているので、目が上がってしまい、薄いオーロラはシャッターを押す気がしないのです。
11時頃、東の空にたて筋のオーロラが出現したので、急いで出動。防寒対策をして外に出ると、もう薄くなってきてしまいました。北の空が明るいので、湖の上をウロウロしながらオーロラを待つも強くならず撤収。この繰り返しでした。空一面の雲、というわけではありませんが、おとといのすっきりした満天の星と違い、雲のむこうにオーロラがぼんやりみえたり、雲の切れ間から見えたりです。強くなったり弱くなったり、が弱くなりっぱなしになったので、みんな5時にひきあげました。quiet。


051229-03.jpg今朝は10時におきて食事。体がだるいのでひと休みし、ジャグジーに入ってまた寝る。3時すぎに目が覚め洗濯。窓の外を見ると、真っ白な雪山に夕日があたってきれいなので、カメラをかかえて行くことにする。防寒にもたもたしていたら、夕日は山からはずれてしまった。夫も起きだして一緒に散歩。夕日をカメラに納めてから、オーロラ・ウォッチング12回目のIさんが泊まっているロッジ(スプルース)でお茶をごちそうになる。キッチン付きで北窓のお部屋。ここもいいなぁ。
夕食は21人。(日本人から見て)外国人の方が多い。他に自炊している人もおり、ロッジは満杯。ここの予約がとれず、他に泊まってから1-2泊する人も多い。
今夜は12/24到着で6泊目のIさんと福岡の(我が家でつけたニックネーム)静か姫、計3名の最後の夜。期待している。

ブランチ:ハム、チーズ、ジュース、シリアル、フルーツ
ディナー:カレー味のクリームスープ、ビーフステーキ(おいしい!)or魚、緑のマッシュポテト、焼きトマト他温野菜たっぷり、メレンゲ(カラメルソース)
夜食:カレーうどん

Season2006 Canada, Whitehorse 12/30

051229-05.jpg11時過ぎに起床。実は私、歯が痛い。12月中旬に治療したのが、ここ2-3日、ものすごく痛くなってきており、熱を持ってうずいている。朝食は持参の簡易湯沸かし器でおかゆにチャレンジ。ここの朝食は9時から11時の間に各自自由にとるビュッフェスタイル。内容はごらんの通り毎日同じだが、他に小さい電気釜でごはんをたいてある。細長いインディカ米でぱさぱさ。それにどうみてもごはんのおかずになるものがなく、しいていえばゆで卵くらいか。私は念のため持参したジャポニカでチャレンジ。梅干とのりしかないけどおいしい。



051231-02.jpg昨夜も苦戦。滞在の残り日数が少なくなってきているのであせりすら感じる。
夕食時に曇っていた空も9時には晴れわたり、北の空があかるくなってきた。強くなってきたので、カメラをかかえて出動。でも、じきに弱くなる。部屋に戻り期待。北にうっすら出ているものの、雲がかかったりでうすくなり、またぐっと明るくなりの繰り返し。3時過ぎには雲が広がり、空一面暗くなってしまった。
5時に帰る人をお見送りをして休む。明け方7時半過ぎにふと目が覚めて北の空を見ると結構明るい。夫を起こしてデジカメで撮ってみてもらうと何とブルー。朝焼けらしい。quiet。


051229-04.jpg今回は本当に「ゆっくり旅行」。持参のパソコンがクラッシュのため持参のDVDも見られない。たっぷりある時間でweb-siteのリニューアルを考えていたが、これもおあずけ。持ってきた本3冊はすでに読み終わり、おとといから編み出したセーターは、このままいけば完成しそうだ。TVもなく、こんなにゆっくりした時間は日常では考えられないので、大事にしたいとも思う。
ディナーは9連泊のドイツ人1名、イギリス(マンチェスター)からのカップル、バンクーバーからのファミリーと日本人は少数派。オーナーのカーソンさんが毎日ディナーの説明をしてくれるのですが、今日の英語はものすごく早い。いつもは日本人のためにゆっくり話してくれていたんですね。とにかく「ポーク」と「サーモン&トラウトグラタン」だけ聞き取れたからいいや。
カーソンさん曰く。今日は小雪。みなさんはオーロラが見られないとがっかりするだろうが、われわれは雪がいいんだ。スノーモービル、犬ぞり、その他雪のアクティビティがあるんだから、ですって。
で、夫曰く。ユーコン・ゴールド(ビール)はGood。レッドワインもいいぞ。

ブランチ:おかゆ、梅干、のり
ディナー:サラダ(えび、フルーツ入り、セサミソース)、ポークorサーモン&トラウトのグラタン、カリフラワー、ガーリック味の青菜他温野菜たっぷり、チョコレートケーキ
夜食:ラーメン

Season2006 Canada, Whitehorse 12/31

051231-01.jpg10時半に起床。昨夜用意していたおかゆを炊く。昨夜の夕食時、夫が「どなたか痛み止めをお持ちですか」と言ったら、二人の方が痛み止めをくださった。昨夜はいただいた市販のお薬を飲んだ。少しおさまった。今朝はドクターのくださった薬を飲んだ。痛み止めと炎症を抑える薬までいただいた。ぐんと楽になった。一応、ハンカチをぬらしてベランダに出して冷やし(すぐコチコチになる)ほっぺにあてている。本当にありがとうございました(時差ぼけなどで体調がくずれ、免疫力が下がるんだそうです)。
うー、よかった。帰りまで我慢できるか、ちょっとナーバスになっていたところでした。
昨日は小雪。外は雲でいっぱいだったので読書に編み物。今はインターネットでいろいろな情報をウオッチすることができるので、カナダの衛星天気予報で今後の雲の動きをチェック、雲が切れるのは3時頃、とのんびり待つ。本当にその頃に空に星がまたたきはじめ、北の空にうっすらと明るいオーロラが見えてきた。みんないっせいに出動。気温マイナス9度C。楽だ。

051229-06.jpgしばらく見てから部屋に戻る。外を見るとまだうっすら出ている。ベランダでジャケットをかぶって見ていると、薄いレースのカーテンのようなオーロラが空からぐぐっと下がってきて、私のすぐ目の前までおりてきた。手を伸ばせば届くような感じ。裾は色が濃くて、その下に雲があるものの、それがちょうどカーテンが風に揺れているように見えた。30分くらいの長い時間ゆらゆら。薄かったけど、すっごくきれいでした。
この後、さらに薄くなってしまいました。雲もでてきた。5時半に帰る人たちをお見送りしてから休む。quiet。でも私はmoderateにしてもいいな、と思いました。

ブランチ:おかゆ、梅干、のり
ディナー:シーザーサラダ、ラムorチキン&温野菜たっぷり、オレンジチーズケーキ
夜食:ラーメン

Season2006 Canada, Whitehorse 01/01

060101-00.jpgあけましておめでとうございます。今年はカナダ・ホワイト・ホースでロッジスタッフのジョニー、それから宿泊客でカウント・ダウンをし、シャンパンで祝いました。
オーロラもお正月休みらしく、webで予報をみると弱い上に、空いっぱいの厚い雲。5時にお世話になったKドクター親子(ディナーのときはきちんと正装でした。すごい!ドクターはお母様。お嬢さんもとっても素敵な感じの方でした)をお見送りする時も晴れてはくれませんでした。気温マイナス9度C。2敗目。
朝9時過ぎには目が覚める。外は雪。ロッジのPCを見るとメールが来ていた。すでに帰った方々からのご挨拶やらここで撮った写真など。便利な世の中ですね。
朝食後に散歩。ロッジの犬2匹がすぐについてきて、というか先導してくれる。でもね、そうするとりすが見られないのです。でもマグパイという尾の長い鳥を数羽ウォッチ。今夜は私たちの最後の夜。この雪雲が消えてくれるのを祈るばかりです。

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午後1時半頃、外を見るといつの間にか雲が切れてお日様が出ている。初日の出は見られなかったが、初日にはかわりがないので、防寒対策をして写真を撮りに出かける。
部屋に戻って横になるも、いよいよ帰りかと思うと、あれこれ考えて眠れない。起き上がって荷物の整理、と思っても、朝5時のピックアップなので、防寒着、防寒靴、三脚などカメラ関係は最後の最後まで使うので、結局部屋に荷物をぶちまいたような状態に。
ディナーも最後。K先生のおかげで食事も辛くなく食べられるようになりました。で、10日間、毎日違うメニュー、違うデザート。リサさん、カーソンさん、ジョニーさんに感謝。本当にみんなおいしいし、量もたっぷりでした。
夕方仕事でいらした谷角さんにもごあいさつ。9月上旬の紅葉がきれいなのでぜひまた来てください、とのお話にグラッ!私たち自身はもちろんですが、両方の親も元気でいてくれますように。

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夕食時に今日来た人たちからTVドラマの影響でイエローナイフの予約が取りにくい、との話を聞く。年末発のJALのフェアバンクス直行便もキャンセル待ちが20名以上だったとか。テレビの影響ってすごいですね。
オーロラをみるのはどこがいいですか、と良く聞かれます。でも場所ではなくて、太陽フレアが発生しているか、空が晴れているか、で決まるのですから。2005年9月中旬はそりゃあきれいでしたよ。何しろNASAが太陽活動が活発だ、とわざわざ発表するくらいだったんですから。

いつものブランチ
ディナー:ローズマリーとビーフのスープ、ローストビーフorサーモンのトマトソースとたっぷり温野菜、コーヒームース
夜食:バナナ




Season2006 Canada, Whitehorse -> Narita 01/02-03

060101-04.jpg元旦の夜から2日朝にかけてが、今回の私たちの旅の最後のオーロラ・ウォッチング・チャンス。前夜2敗目だったので、気持ちはちょっと落ち込み気味。
ディナーのときに元日に来たオーストラリアのカップルはオーロラを見に来た、とのこと。今回は本当に「外国人」が多かったです。今までオーロラを見に来ているのは日本人ばっかりで、アラスカでは「日本人がアラスカの空を買いきった」とまで言われていたのに。この夜のフェアバンクスのオーロラ・クリーク・ロッジも半分はアメリカ人だったそうです。
夜10時半すぎ、北の空がうっすら白くなってきた。今夜が最後なので、とにかくうすくてもなんでも写真を撮ることにする。11時半くらいまで楽しみ、ロッジに戻る。しばらくするとまた濃くなってきたので、再度出動。今日は星がきれいだ。北斗七星、オリオン座などくっきり。湖面におりていくとオーストラリアンの女性がオーロラはまだだから、とロッジに戻ろうとするので、あれがオーロラですよ、というと「オ?」とまた湖面に戻っていった。焚き火をしていたので気がつかなかったらしい。

060103-01.jpgしばらく撮影。うすくなったので戻る。1時20分。荷物の整理を始めるが、外はまた濃くなってきた。夫は外へ、私は窓からウォッチングしたりかたずけたり。1時半すぎに東から西へ大きなアーチ。下がかなり濃くなってきたので、部屋の明かりを落とし、窓辺に椅子を持っていって眺めた。そのうちどんどん濃くなり、白からグリーンに。北西からカーテンをひくようにうねうねと伸びてきたり、北東に大きなアーチが2重になり、さらに縦筋オーロラが次々と出現。きれいだ。(夫は外にいたので、湖面から歓声が聞こえたそうです)2時半過ぎまで続く。帰国する私たちに最後のプレゼント。今回No.2のオーロラでした。モデラート。で、結果は8勝2敗。

帰りはバンクーバー発の成田行きが1時間ほど遅れましたが、まあ順調。(イエローナイフからの帰国は3便に乗るのですが全部遅れたそうです)。成田着1月3日夕方4時45分。入国検査は今まで見たことがないくらいの長蛇の列。ごった返していました。気温プラス7度C。でもなぜかとっても寒く感じました。東京ではオーロラがみられないからでしょうか。

朝食:ロッジ製。パン、ハム、チーズ、ヨーグルト、みかん
機内食1:和食 鮭の照り焼き、煮物、えびなど
機内食2:スープ、天丼

Season2019 Canada,Whitehorse-01

ユーコン準州へ
9月3日(火)くもり
3時20分に起き上がる。この2週間ほどは夜中の12時から3時は起きていた時間なのでそんなに眠れるものではないけれど、それでもしっかり休めました。部屋を出たらレンタカーででかけたHiroさんが夜食中。「雨が降ってきました」。あらま、それじゃあオーロラは見られなかったね。
時間通り宿出発。今回はYoshiさんにおんぶにだっこで本当にお世話になりました。空港カウンター前までアテンドしてもらいお別れ。カウンターにはバーダーさん。エノダでいつも会っていた彼女。再会をとても喜んでくれました。

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バンクーバー行きは時間通り出発。眠い。この後のホワイトホースとドーソンでは昼間のアクティビティを申し込んであり、楽しみでもあります。もちろん素敵なオーロラにも会いたいです。バンクーバーで7時間待ち。今回は空港で待っている時間が長いです。少しはトロンとできました。
ホワイトホース行きは搭乗口に行ってから15分遅れの連絡。2時間ちょっとのフライトです。飛行機は満席。到着してバッゲージのピックアップに行ったら団体お迎えの人に声をかけられる。うちはお迎えなし。違いますよ。日本人団体さんは同世代の方々でした。ホテルのシャトルバスはこれかなと見ていたら「どこのホテルか」と聞かれ、このバスだよと言われる。荷物を預けて乗る。着いたのがでっかい兵隊さんの木造の人形が立っているコーストカントリーホテル。えっ、ウエストマークホテルと言ったつもりがもしかしてウエストコーストって言っちゃった?運転手さんから間違いだと言われ「どうしたらいいですか。送ってくれた。ありがとうございます。
ホテルのチェックインで明日の空港へのシャトルの時間を聞く。予約制だった。チェックアウトは12時なのでゆっくり眠れる。部屋に荷物を置いてまずは酒屋さんへ。徒歩10分程のところ。2006年にホワイトホースに来た時は郊外のインオンザレイクという滞在型のホテル。長期だったので町に買い物に連れてもらったりした。その時以来で、ここは砂金堀で出来た町でアラスカの小さい町と雰囲気が良く似ています。

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夫御所望のユーコンゴールドを今夜の分だけでいいと行ったが6本からしか買えない。ドーソンに行くときに不要な荷物はここの置いていくので、ビールもその中に入れて行こう。お支払いしようと思ったら「ん?!」。夫が間違えて12本のを持ってきていた。今日とドーソンからもどった2泊しかない。6本のを持ってきてお姉さんに交換をお願い。気持ち良くやってくれた。とはいえシャトルバス間違いといいビールといい、注意力が落ちている。疲れているんだよね。気をつけましょう。
部屋に戻ってお風呂に入り横になる。3時間ほどくっと寝た。今夜のオーロラ鑑賞ツアーは23時半ピックアップ。寝ぼけまなこで準備。ロビーに行ったら担当者が既に来ていた。オーロラステーションまでは車で30分程。鑑賞施設が3つあり私たちは#1に。日本人7人と他国の人が2名。となりのキャビンには台湾GPがにぎやか。到着後に丁寧な説明あり。ライトは足元を照らすだけ、ここから先はカメラマンエリアでライト禁止などなど。トイレもきれい、ガイドは親切で快適でした。
オーロラは北側にうっすら出ているものの雲いっぱい。時々濃くなったりひらひらするが、強いオーロラは街明かりが写りこむ方向に出ている。敷地内のティビィで焚火。到着直後のホワイトホースはイエローナイフに比べて暖かかったが、さすがにこの時間は寒い。しっかり防寒。焚火でマシュマロを焼きながら日本人とおしゃべり。ホワイトホース3泊の方々は明日の早朝には日本に帰国。私たちが最終日に行くアラスカへの鉄道旅に今日行き良かったですよって。楽しみです。
3時に現地出発。ホテル着3時半。お風呂に入り即寝た。
機内食1;オムレツ、ウィンナ、チーズ、パン、果物、ヨーグルト
機内食2;サラダ、パスタ、ケーキ、ドリンク
夜食;マフィン、クッキー、おこげスープ

Season2019 Canada,Whitehorse-02

バスでホワイトホースへ
9月7日(土)晴れ
今日は路線バスでホワイトホースへ移動。11時15分ピックアップで12時出発。ホテルのチェックアウト時間が11時。昨夜寝る前に荷物をまとめておいたので10時半に目覚ましをかけたが9時過ぎに目が覚めてそれからは眠れなかった。
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荷物を階下に降ろし、宿のママに昨日の明け方にホテル前で撮った写真を見せる。よかったら送くりますよ、と言ったらメールアドレスを書いてくれた。魚眼レンズなのでまあるく写っています。

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ロビーで待つもお迎えがこない。11時半を過ぎたら心配になって電話をするも今日は土曜日。お休みですメッセージが流れる。ロビーに他に4人いたが、うち2名が同じバスでホワイトホースへ行くという。宿のママがバス会社に電話をしてくれた。ありがとうございます。
バスの発車はその会社の前。他にも数人待っていた。これで出発と思ったら運転手のお兄ちゃんが早口英語でばばばーっとしゃべったらみんな降りた。空港に15人を迎えに行かなくちゃいけないので、出発は遅れる。コーヒーでも飲んでいて、と言ったのはわかった。出発時間を確認したら12時半。それならとお土産屋さんを探し絵葉書を買う。今回の旅行で母に出す最後の絵葉書です。書いて前に買っておいた切手を貼って、どこに出しに行けばいいの、とバス会社の人に聞いたら「出しておいてあげるよ」。よろしくです。
母にハガキを出すようになって、今まで知らなかったその国の郵便事情が分かるようになりました。カナダのポストは赤ですがスイスは黄色。カナダは住宅地のところどころに集合ポストがあり、配達されるだけでなくポスト機能もついています。切手はスイスはお土産屋さんでも買えますがカナダは郵便局だけでした。

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空港往復で30分で帰って来られるのかな、と待っていたが案の定50分遅れで出発。ま、飛行機も遅れるのは日常茶飯事だしね。今日も快晴。真っ青な空の元、黄葉が盛りのでこぼこ道のハイウェイを駆け抜けて行く。ときどき視界が開けて湖が見える。突然「ブラックベア!」と夫の声。道の脇に大きなクロクマがいた。目が大きくキュートでした。
ほぼ2時間おきに休憩。ガソリンスタンドにはコンビニやスーパーが併設。こんな田舎みたいなところで日本人の若者が働いていた。「ワーホリ?」「そうです」「頑張ってね」。
カナダは山火事が多い。常緑樹のトウヒも多いが火事の後に芽を出すのはトウヒに比べて成長が早いアスペン。そのアスペンが黄葉しているので道路に沿って黄色のリボン状態。今回はちょうど盛りでした。
ホワイトホース7時到着予定が8時少し前。500キロを超える移動でした。ホテルに再チェックインし預けておいたトランクも受け取り今夜のオーロラ鑑賞の支度。夕食はホテルのとなりのレストランへ。地元の人も行くという人気店。予約は取らないのでそばを通るといつも行列。9時少し前のこの時間はさすがにすぐ入れた。お腹すいた、おいしいー!ユーコンにきてからは昼夜出歩いているので、食事作りは無理。きちんと食べているのは夕食だけ。しっかり食べなくっちゃ。

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お部屋に戻って荷物の整理をして23時半のオーロラ鑑賞までひと休み。オーロラ鑑賞は今夜が最後。ここまで18泊。内、雨などでまったく見られなかったのが3日、体調維持のためキャンセルしたのが1日。残り14日は雲があったりなかったりだけれど全部見えています。今日は快晴。今夜もきっと見えるよね。
前回と同じ施設なので私たちも慣れて撮影スポットに陣取る。着いた時には既に白い筋。それがどんどん成長していくが、町明かりが写りこむ方が元気に。仕方ないからしっかり目で見る。ひらひらと縦筋がきらめく。思わず「きれい!!!」。ロッジ#1は個人客、#2は団体さん。ほとんどが日本人。みなさん、素直に感動され、とってもにぎやか、なごやかでした。オーロラさん、今年もありがとう。
ブランチ;サンドイッチ、おこげスープ、トマトとりんごとキウィ、ヨーグルト
夕食;グリーンサラダ、バイソンステーキ、アークティックチャーのグリル、温野菜、ライス

Season2019 Canada,Whitehorse-03

ホワイトパスとスギャグウェイ
9月8日(日)晴れ
今朝の3時半にホテルに戻り、お風呂に入って寝る。夫は夕食のレストランでたべきれなかったのを容器に入れてもらい、部屋の電子レンジでチンして、ユーコンゴールドで乾杯。オーロラは最後の夜までしっかり楽しめました。
で、今朝は8時ピックアップでホワイトパスとスギャグウェイへのデイトリップ。今回最後の観光です。アラスカに行くのは16年ぶりの超久しぶり。

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今日のガイドはケンさん。若くてユーコンの良さやすばらしさ、自然のすばらしさを熱く語ってくれました。客はカップルがもうひと組の4人。どちらさんも睡眠不足で眠い目をこすっての参加です。
今日もすばらしい天気。鉄道駅のフレイザーまでは車でハイウェイを行く。途中お願いしてコンビニ、休憩でカークロスの町でトイレ休憩。かつてカリブーの季節移動で何万、何十万というトナカイ、カリブーが通った町です。今はもっと北を移動しているそうです。先住民の意匠の建物などがあり、お土産屋さんもたくさん。

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フレイザーからは鉄道で。長い列車は予約でいっぱいでした。ガイドのケンさんは車で行きます。車にはカナダ、アラスカの両方が走れるナンバープレート。列車は10時40分発。すぐにビューポイント。夫は窓ガラスがない車両の連結部分から動かない。黄葉に湖に、遠くの山には氷河、すぐ眼の下は大丈夫かな、というぎりぎりの崖っぷち。最高峰ホワイトパスにはアメリカとアラスカ、カナダとBC州の旗。国境です。約1時間半、景色をたっぷり楽しんで終点のスギャグウェイ着。ここはアメリカ。係官が電車に乗り込んできてパスポートチェック。アメリカはESTA登録が必要で私たちは日本で事前に登録してきている。未登録の人もそこで登録。今回だけの登録で無料。私は3年間有効だけど14ドル。1日ビザが有料、と聞いていたが今日はなぜか支払いなしでした。

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16年ぶりのアラスカ。ALASKAの文字が何かなつかしい。ガイドが案内してから自由時間。まずは夫の大好きなビール、アラスカんアンバーを買いに行く。明日は帰国。持って帰れるわけでもないので2本だけ。スモークサーモンの専門店に行きたかったがスギャクウェイにはないとのこと。町中とお土産やさんをうろうろ。Tシャツが50%引きだった。デザインはなかなかいいかも。地元のスーパーに行ったりであっという間に集合時間。
帰りは車で。アメリカとカナダの国境を超えカナダ入国手続き。再入国です。明日は帰るので滞在日は2日。途中フォトストップしながらホテル着18時。ケンさん、長距離運転と熱いガイド、ありがとうございました。

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部屋に入ってまず貴重品BOXの確認。今朝、パスポートを出した時に閉めた記憶が二人ともない。やっぱり開けっぱなしだった。中身を見ると封筒に入った日本円はそのまま、夫の財布内のカード2枚がない。やられた。あわてて夫はフロントに、私はPCを立ち上げ日本のカード会社に電話。日本時間午前10時だったのですぐ対応してもらえた。とにかくカードは止めた。今日現在使われた形跡はなし。ホテルサイドは誰も部屋に立ち入っていない、どこかにあるのでは、という。だってベットはきれいになっているし、タオルは取り換えてあるとスタッフに見せるとチェックします、と戻って行った。清掃スタッフは立ち入ったが誰かはっきりしているのでありえないように思うと夫婦で話していたら電話。さっき別れたばかりのケンさん。ホテルから連絡がいったらしい。10分後に行きます、とのことなので夫はロビーに降りて行った。私は彼の衣類やバックの総点検。やっぱりないよなぁ、とあきらめて帰国のパッキング準備。

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一番小さいバックをあけたら下の方でカードが『こんにちは』。あらま。あわてて夫のスマホに連絡するも返答なし。急いでロビーに行った。ホテルスタッフ、ケンさんに平謝り。なんでそんなところにあったのかと夫は???だらけ。とにかくあってよかった。
大騒ぎが一段落。お風呂に入ってさっぱりしてからスーパーまでお買いものに行き、昨夜と同じレストランに行ったら長蛇の列。出なおそう、とホテルに戻り9時に部屋を出て行ったら「日曜日の今夜は9時までです」。ええっ。ホテル内のレストランも9時までだったっけ。どうする?お腹すいたね、と暗くなりかけた町をうろうろ。既にしまったところが多く、今夜は食事抜きを覚悟した頃に中華レストランに「OPEN」の表示。ほっ。セットモノを頼んだら、えらく時間がかかって出てきたのはメガ盛り。おかずは食べたけど、チャーハンとやきそばは半分も無理でした。ごめんなさい。
部屋に戻ったら10時を過ぎていた。明日は帰国。大きなトランク2つは私が乗っかってやっと閉まった。ほっ。何しろカメラ関係が多い。それでも冬のオーロラ旅行に比べれば防寒着に防寒靴がないだけ少ない。今日も疲れた。とにかく眠い。夫はさっきの中華でテイクアウトしたおかずの残りを肴にアラスカんアンバー。『おうちに帰るまでが遠足』。あと少し。早くうちのワンコに会いたいよ。
ブランチ;ターキーサンドイッチ
夕食;えびのフリッター、肉野菜炒め、焼きそば(夫はえびのフリッター、豚のスペアリブ、チャーハン)

Season2019 Canada,Whitehorse-04 Vancouver

帰国日
9月9ー10日(月/火)
朝3時半に起きて支度してホテルのロビーへ。空港までのシャトルバスは4時15分。4時には来てね、と言われている。いつものお父さんが運転手。ご年配だけど頑張る。運転だけでなくトランクの積み下ろしもあるのでかなり体力仕事と思います。みなさんチップを渡している。我が家も従っています。お世話様。

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webチェックインをしているので手続きはスムーズ。ドーソンに行くときよりしっかり手荷物検査。夫のカメラバックは赤外線だけでなくあけて中身確認。アサイチの便なので時間通り6時に離陸。映画を見ながらとろとろしているうちにバンクーバーに着いた。
バンクーバー空港で国際線ロビーに移動。ラウンジ開始時間の8時45分より前に到着。座った後はまったりとろとろ。12時過ぎに掲示板を見たら13時50分のTOKYO行きはゲートはさっきまでC58とあったのが消えている。昨日の関東は台風の影響で大変だったと聞き、webで成田便の発着時間をチェックしておいたが30分遅れで既に到着しているはず。今日は問題ないと思っていたがやな予感。
やな予感といえば昨日のカード騒ぎは「いやな予感」が続いた。セイフティボックスのドアを閉め忘れたことには午前中に気がついていた。現金はあきらめがつくがクレジットカードが盗まれたら面倒と夫と話していた。
a.ホテルに戻ったらカードキーが使えない。エレベーターにも乗れないし部屋にも入れない。フロントでデータを入れ直してもらった。
b.カード紛失で夫がフロントに行っている間に別な客が私たちの部屋に入ろうとした。
c.室内掃除してあるのにホテル責任者は「誰も入っていない」という。
後になってみればそれぞれそんなこともあるかもね、だが「怪しい」「いやな予感」とどんどん関連付けていた。思い込みってこういうのね。気をつけましょう → 自分。

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成田行きの便はただのコンピューターのミスだそうで最初表示のゲートから時間通りに離陸。ここから約10時間は安心して寝られます。食事が終わったら即寝落ち。目が覚めたら着陸の2時間半前。アラスカ上空はほとんど寝ていた。
16時成田着。蒸し暑い。入管、税関を通り外に出てトランクを宅配依頼。夕方着の便の場合、横浜には翌日の午前中には配達されるが、昨日台風で大混乱の影響で2日以上後になり日にちと時間はわからないという。腐るものは入っていないのでよろしくです。
16時35分のYCAT行きのバスに乗る。いつもは90分のところ夕方の渋滞で2時間半かかった。それにしても暗い。横浜の夜7時は真っ暗。今まで完全に暗くなるのは23時だったので「日本に帰ったんだな」と実感。YCATから相鉄線横浜駅までの通路も混んでいた。自宅着夜8時過ぎ。昨日の台風の影響かNTTのルーターが壊れたらしく固定電話とNETがつながらず、セコムも異常表示で大騒ぎ。2014年にも同じことがあったっけ。(後に9/3のカミナリが原因と判明)
今回はオーロラウォッチングが17夜、完全に見られなかったのが3夜だけという高確率。最も素晴らしいのがメインイベントのレディイブリン滝の夜でした。ユーコンでは昼間は毎日初めてのイベントにわくわく。お天気にも恵まれ地元ガイドがこんなに晴れたり風がなかったりって珍しいんですよ、と言うほど。たっぷり楽しみました。いろいろあったけれど二人とも体調を崩すこともなく元気で帰ることができたので全てよし。明日はワンコを迎えに行きます。待ってねぇ。
機内食1;オムレツ、チーズ、ソーセージ、果物、ヨーグルト
空港で;キヌアと野菜のサラダ、洋風まぐろ丼、果物
機内食2;サラダ、エビの前菜、AAAの牛のステーキとインゲンとジャガイモ、フルーツ、ケーキ
機内食3;フルーツ、キヌアとブロッコリとひよこ豆(ベジタリアン用)