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Hay River

Season2007 Canada, Hay River 12/29

20061229-1.jpgのサムネイル画像今日はヘイ・リバーへ移動。飛行機は17:30なので、昨日ホテルのチェックインの時に16時まで使用をお願いしてあり、朝はのんびり寝ているつもりだった。が、夫は相変わらず(?)休みとなると元気で7時に起きてこちょこちょ動き回っている。ホテルの朝食はコンチネンタル・スタイル。好みのものをいただいておき、後で食べることにし、キッチンでごはんを炊いて食べる。朝10時日の出。東の空が真っ赤に染まってきれいだ。
17:30の飛行機でへイ・リバーへ。ベテルス行きのような小さい飛行機を想像していたが、けっこう立派。とおもいきや客席は半分。どうやら半分荷物らしい。でもちゃんと客室乗務員が居て、飲み物とスナックのサービスもあったんですよ。
空港にはB&Bのリックさんが迎えに来てくれ、途中買い物をしてB&Bへ。湖沿いのまわりに明かりがないところ。うん、これなら撮影には向いている。

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全部で7部屋あるが、今晩は私たちだけ。リックさんの丁寧な説明が延々と続き、途中で私はクッキング開始。夫は半分眠い目をこすりながらの「英会話教室」状態。で、8時半頃「See You Later」とお帰りになり、9時にやっと食事を終えました。
雲はところどころ切れているものの、おぼろ月。オーロラがぼんやりと漂いだしたのは、明け方の5時50分ごろから。縁起物なので数カットシャッターを切ると、うす雲が街明かりを映しているのがわかる。このまま強くなるのを待つが、7時に就寝。

朝食:ごはん、シーフードサラダ、きゅうりの塩もみ、梅干、のり、りんご
昼食:ベーグル、ヨーグルト
夕食:Bigソーセージ、アスパラガス、トマトのサラダ、ごはん、味噌汁
夜食:マフィン、コーヒー




Season2007 Canada, Hay River 12/30

20061230-1.jpgヘイ・リバー第一夜はミニマム。明け方に薄い雲を通して低い位置にぼんやり見えただけだった。あ?、腰を抜かすようなのとは言わないので、そこそこいいオーロラを見たい!
11時過ぎに起きて外を見ると快晴。朝食後散歩。気温摂氏プラス2度。暑いくらいだが、風が強く冷たい。ここはハーバー・ハウスという名前の通り、港にあり、すぐそばに大きな船が何艘も氷に閉じ込められている。湖には「おみ渡り」ができており、対岸に教会が見える。すごく静かで、時々スノーモービルが走る音がするだけだ。20061230-2.jpg







夕方、リックさんがきて今日来る予定の人はキャンセルになったので、1月2日までは私たちだけだという。西向きの私たちの部屋から夕焼けが見え、空には月が煌々と光っている。夫はクロスカントリーの実地訓練をリンクさんから受けている。「歩くようではなく、スライディングですべるのがクロスカントリー」なんだそうです。


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今日のディナーはハンバーグ。しっかり食べて今晩に備える。21時ごろ外に出ると、しっかり雲。うそっ、昼間はあんなに晴れていたのに....
24時ごろ、雲が切れたので湖に行く。うっすらとオーロラが出現。わ?い、6日ぶりにシャッターが切れるぞと意気込むも、月明かりが強く、なかなか難しい。いま朝の5時近くで、水入りです。

ブランチ:ごはん、スープ(ソーセージ、きのこ、トマト、たまねぎなどの野菜)、ピクルス、りんご
夕食:ハンバーグ、温野菜、味噌汁(赤だし)、ごはん、煮りんごのシナモンかけ
夜食:おしるこ、マフィン

Season2007 Canada, Hay River 12/31

20061231-1.jpg昨夜は24時以降、ほとんど外にいた。気温摂氏0度なのでめちゃめちゃ寒くはないが、風が強く、外に長くいるとそれなりに寒かった。
オーロラは。。。なんと言っても満月が近い月が明るくて。。。それに負けない強いオーロラが出れば月とともに撮るという楽しみもあるのでしょうが、昨日のは薄くて薄くて。雲なのかオーロラなのか、といううっすらを、デジカメで確認しながらの撮影。じっと見ているとたしかに濃くなったり、カーテン状にゆれたりなんですが。
とはいえ久しぶりのカメラの出動で、明け方まで頑張りました。5時過ぎになると月も弱くなったのですが、オーロラも弱くなり、6時過ぎに撤収。かたずけ、入浴後7時に就寝。爆睡。

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11:30起床。体が重い。今朝はメニューを変更しおかゆにする。うーん、お米から炊いたおかゆはおいしい!
食後、HAY RIVER 沿いの散策。対岸の教会と周辺の村に行く。とても雰囲気のある教会だ。
ロッジに戻り、夫はクロスカントリーのプラクティス。ロッジ周辺を数回周回するだけで、汗だくとなり、シャワーを浴びてお昼寝。
今晩は大晦日なので餃子パーティ。二人だけでちょっとさびしいがおいしく出来た。外は晴れ。13夜の明るい月が輝いている。

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夜、8時過ぎくらいから雲が出てきて、月がにじんでみえるようになってしまった。雲が切れるのは12時過ぎになるのかなぁと、ごろごろしていると、突然リックさんがきてこれからファイヤーワークスがあるから行こう、と言う。防寒対策をして出発。例年今頃はマイナス30度なのに今年は暖かい、とのこと。本日は昨日よりは寒いもののマイナス3度。
ダウンタウンの川のほとりの大きな焚き火で暖をとり、元旦になった瞬間に花火があがる、という。リックさんの奥さんや、息子さん夫婦にお会いしました。
また住民は4000人ということでしたが、大勢の人で、わいわいという感じです。実際には12時少し回ってからのスタート。30分ちかく打ち上げ花火があがり、とてもきれいでした。リックさん、ありがとうございました。楽しい年越しができました。

ブランチ:すりおろしりんご、おかゆ、のり、ハムともやしの和え物、きゅうりの塩もみ
夕食:手作り餃子(焼き&ゆで)、茹でアスパラガス、ごはん
夜食:ぜんざい、焼きおにぎり

Season2007 Canada, Hay River 01/01

今年もカナダで新しい年を迎えました。いろいろあるけど、今年もがんばろうっと。

いつものように、遅い起床のあとは、ロケハンをするでもなく、Web-siteの更新などで時間を費やす。夫はスタートレックのビデオを熱心に見ている。
夕方新たに2人が到着。ふたりっきりでさびしかったところにYOUNGカップルが。にぎやかになりました。リックさんが今日はお魚料理をしてくれるといっていたが、これから食事に連れて行ってくれる、という。ムースやカリブーのお肉もあるよ、と言われ、レストランかな、と思ったらなんと先住民のNew Years Celebrationだった。

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公民館みたいなところに人がいっぱい。次々と200人位あつまってきた。先住民の言葉と英語で挨拶や話をしてくれるが私たちは「???」状態。食事は中央のテーブルに山となっているので、いっせいに取りに行くと大変だな、と思っていたらボランティアをお願い、と司会が言ったら、次々とみんなに取り分けてくれた。その種類と量の多いこと。

20070101-4.jpgスープ、サラダ、バヌック(パン)、お肉、デザートもそれぞれいろんな種類があって、少しづついただいたがものすごい量になってしまった。バヌックはそのまま持ち帰ることに。食後は歌と踊り。私たちも入れてもらっておどってきました。星野道夫氏の本に出てくる「ポトラッチ」という集まりもこんな感じなのでしょう。楽しかった?。

23時をまわり外へ出てみると天気予報を覆して星空。うっすらとオーロラのアーチすら出ている。同泊のカップルに「ぼんやりと出ていますよ。これから強くなりそうです」と伝えて私たちも出動。

24時過ぎから南天に踊り始める。ようやく結氷した湖に閉じ込められている船とオーロラの構図で写真が撮れると動き回りました。
途中、夫のカメラのレリーズが脱落していることに気づくも、そのまま撮影続行。強弱を繰り返しつつ、3時ごろには沈静化しました。その後も多少強くなるものの、出動までにはいたりませんでした。

ブランチ:ごはん、のり、きぬさやとハムのソテー、きゅうりの塩もみ、味噌汁
夕食:たくさんのスープ、サラダ、バヌック(パン)、お肉、デザート
夜食:バヌック

Season2007 Canada, Hay River 01/02

20070102-1.jpg今日は昼間はよいお天気でしたが、夜になるにしたがって、雲が多くなってきました。夕方お買い物にNewCityまで連れて行ってもらい、ゆっくりスーパーなど見てまわる。女性3名がジョインし、にぎやかに。オーナーのリックさんがお魚料理をしてくれました。とてもおいしくいただきました。外は小雪。晴れるのを期待して待つ。
7名でおしゃべりしたり、DVD(ラピュタ)を見たりで4時過ぎまで頑張るがあきらめて寝る。夫は5時半まで。7時半にも目覚めてチェックしたがずっと小雪でした。

ブランチ:ごはん、のり、サラダ、味噌汁
夕食:ホワイトフッシュのグリル、ビーフシチュー、サラダ、ごはん
夜食:ポテトチップス

Season2007 Canada, Hay River → Yellowknife 01/03

20070103-1.jpg今回の旅行もいよいよ最終日になってしまいました。今回のオーロラはお天気にはばまれイマイチの結果でした。また2週間という今までで最長の旅行でしたが、過ぎてしまえばあっという間で、これなら1ヶ月だって大丈夫、と変な「自信」を持ちました。早くリタイアしたいよ?。
で、今日は散歩とB&Bのみなさんとの楽しいおしゃべりの1日。気温マイナス15度C。今回のヘイリバーで一番寒い日でした。湖のおみ渡りの方の歩いてみましたが、10分歩いてもまったく近づく気配もなく、かなり遠いようです。おみ渡りはなんと高さ2メートルもあるそうで、クロカンかスノーモービルじゃないと行けない距離です。
夕方、飛行機の運行状況をwebでチェックしたら2時間半のディレイ。B&Bのみなさんの作るお食事をちょっといただいたりして時間を待つ。
イエローナイフまでは40分のフライト。到着後ホテルに向かうタクシーの中から雲の上のオーロラが見えました。ホテル着22時。ホテルは13階なのでチェックしてみるものの、雲は厚い。ヘイリバーで知り合ったみんな、見えているといいなぁ。

ブランチ:ごはん、のり、梅干、サラダ、味噌汁
おやつ:おもちの磯部まき、焼きおにぎり、野菜のパスタ
夕食:おかゆ、魚の酢漬け、ピクルス、味噌汁

Season2011 Yellowknife, Hay River 3/13

今日からサマータイム。こちらではDaylight Saving Timeという20110313-0001.jpgそうだ。朝食準備に6時半に起きたバーサは、外の暗さに「あれ、時間間違えた?」と一瞬思ったそうだ。すべてが1時間前倒しで動くのだからすごい。
もしかして電力不足の日本も今年はサマータイム導入になるかも。戦後の電力不足の時にやったとか検討したとか聞いたことがあるけど。
前回、雪上車のスタートに手間取ったこともあり、今日は安全のために予定よりさらに時間を繰り上げてエノダ出発。ロッジはしばらく閉鎖なのでスタッフ3人で念入りな戸締り後、全員雪上車に乗る。ミーティング・ポイントで車に乗り換え空港へ。当初の予定より2時間も早く着いてしまった。
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カウンターで搭乗券をもらい、荷物を預ける。重量オーバーだけど、まあいいわ、と無料。この後、カフェでのんびり。ネットはつながるし、マッサージ機はあるしで、時間はあっという間に過ぎました。
前回同様、今回も手荷物検査なし。ローカル路線とはいえ、すごいなぁ。飛行機は前半分は荷物、後ろ半分に人がのり定員18名。フライト時間実質30分程度だが飲み物にスナックにとお姉さんの愛想もいい。
ヘイリバー空港に予定通り着。B&Bのオーナーのリックさんが迎えに来てくれる、と思ったが、いない。持参の携帯がつながったので電話。Sorryと来てくれたのは若いお兄さん。彼、さっき空港にいたなぁ。
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ここの日本人客は留学生やワーキング・ホリデイなどの若い人中心。だいたい飛行機で来る人はめずらしい、と前回言われた。きっと彼、若い日本人が来ると思っていたので戻ったらしい。
その彼、ジョーダンはしゃべる、しゃべる。ものすごい早口。日本の家族は大丈夫か、仙台の人口はどれくらいか、などなど。で、B&Bは今は彼がやっているそうです。
お店で今日からのお肉、お魚、お野菜などを購入してからB&Bへ。
久しぶりの料理。持参のお米を炊き、お決まりのカレーライス。バーサのお料理もおいしいけど、毎日だと日本人の胃袋にはちょっと重い。
外は快晴。天気予報では曇りになっていたけど、何とか持ってくれるといいな。
前回ここに来たのは2006年の年末からお正月にかけて。特に変わっているところもなく、ゲストは今朝一人帰ったが、今夜は二人だけ。ロビーもお風呂、トイレも使い放題。別荘かウィークリーマンションにいるようなものだ。
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夜10時過ぎから薄いオーロラが1本、2本と出現。11時少し前に支度して出発。公園のあずま屋みたいなところまで途中ラッセルしながら行く。
ついた頃からどんどん濃くなり、おおきく広がった。昨日、おとといとろくに写真を撮ることができなかったので、夢中になってあちこち撮る。気温マイナス25度。1時間がすぎ、雲が増えてきたので戻ることに。でも寒さを感じない。楽だ。そうよ、いつもこれぐらいの気温だったよね、などと話しながら。
あずま屋の近くまで来たらオーロラはまた大きく、強くなった。B&B前の大きなトウヒの木を入れて撮影。薄くなってきてから中に入った。約1時間半。楽しかった。
この後はどんどん雲が広がり、外は暗くなっていった。天気予報を見ても晴れる状況にはなかったので、お風呂に入り3時就寝。やっぱりお風呂はいい。

朝食:オートミール、トースト、チーズ、フルーツ
昼食:YK空港のカフェ「Bush Pilot」でハム、チーズ、ローストビーフのサンドイッチ
夕食:サラダ、カレーライス、味噌汁
夜食:梅おにぎり



Season2011 Canada, Hay River 3/14

目が覚めたら10時過ぎ。ぐっすり寝た。お風呂に入って寝た20110314-0001.jpgせいもあってか、身体が軽い。遅い朝食後、リビングでのんびり。静かだ。
このB&Bはグレート・スレーブ湖のほとりにあり、ハーバーハウスという名前通り、すぐとなりはドックで、大型の船が何艘も停泊。今は氷に閉じ込められている。ドックの対岸にはかわいい教会があり、前回は歩いて行けたが、今回はスノーモービルの跡がなく歩いてはいけそうもない。B&B前のトウヒの木は大きくて、写真写りがいい。

湖には諏訪湖でいう御神渡りが3メートルくらいの高さでできている。ここから1.5キロほど先なので、スノーモービルかクロスカントリーで行くしかない。夫はそこでオーロラ写真を撮りたい、と言っているがむずかしいでしょうねぇ。

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夫はジョーダンにリカーショップまで連れて行ってもらう。昨日は日曜日なので閉まっていたためだ。ついでに私のお買い物を頼む。どこのお店でも「日本人か、今回の地震は大変だね」「家族が大丈夫?」と聞かれたとのこと。
そういえばCNNでは地震直後に電話で10$寄付案内を出していた。本当に直後で、そのすばやさにびっくりした。

午後4時頃、湖の方に撮影のための道作りに行く。踏み跡がない雪面を二人でラッセル。45分ほど行ったが、全身汗だく。B&Bに戻ってシャワーをあびる。エノダは食料はもちろんお水もみんな町から運んでくるので貴重品。少しのお水で何でも行うが、ここでは蛇口をひねるとお水、お湯が出て、日頃当たり前のことがありがたい。

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お昼から雪が降りだした。夜になってもやまず、天気予報でも一晩中雪。でも明日は晴れになっているので、夜中過ぎには晴れるかもしれないので、明け方まで頑張ることにする。今夜は3人なので、それぞれがこまめにチェック。
2時過ぎくらいからにじんだ月が見え始め、だんだんはっきりしてきて、星もにじみだした。
いいぞ、と見ていると、4時半前に薄いオーロラが南から北にアーチを描く。わーい、と3人で外に。シャッターを切ってみる。月のそばなので、長時間露光もむずかしい。うーん。雲の中のオーロラだけど、雲にしか見えない。
でもとにかく見ることはできた、できた、と更に薄くなった頃、戻る。
うー、今のところ2週間全勝ってか(;_;

朝食:たまごおかゆ、味噌汁、りんご
昼食:うどん、オレンジ
夕食:サラダ、エビチリ、スープ、ご飯、ベリーとプリン
夜食:おしるこ(お餅入り)

Season2011 Canada, Hay River 3/15

今日もぐっすり寝たので、すっきり目覚め。11時少し前。同宿の20110315-0002.jpgSちゃんは既にお散歩1回終了で2回目に出て行った。若い!
ブランチの後はのんびり本を読んだりとたらたら。で、ミニ卓球選手権大会を開催。小さいラケットだけど、けっこう楽しい。
卓球台にしたテーブルに世界地図があり、今回のSちゃんの旅行ルートを教えてもらう。北欧からヨーロッパを東、南と通り、大西洋を渡ってカナダ。トロントから60時間以上かけてバスを乗り継いでのヘイリバー着。
明日、カナディアン・ロッキーに移動しバンクーバーから帰国。1か月の旅を終えるとのこと。すごいなぁ。

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夕食は今日は時間をかけてビーフシチューを作る。夫はワインをおいしそうに飲んでいる。
夕食後、夕焼けがきれいなので、表に出てちょっと撮影。寒い。気温マイナス20度と先日までから比べれば、気温は高いが風もあり、やっぱり寒い。
今夜は月も星もしっかり見えている。後はオーロラだけだ。3人でこまめにチェックするも見えるのは星だけ。ときどき「あれは。。。?」という時は夫がデジカメでチェックするも雲で、むしろその後ろにオーロラはごくごく薄く広がっているだけ。

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午前2時過ぎには月がにじんできた。雲が全体に広がってきた模様。アラスカのライブ・カメラも星だけ。天気予報は下り坂。NOAAは1のオンパレード。アラスカの奥地に今居るHさんから電話。あちらもオーロラはなしだそうです。
2時半にあきらめお風呂に入って寝る。起きていると結局日本のニュースに釘付け。横浜の我が家も計画停電でロケフリが切れた。
おやすみなさい。明日は良いことがありますように。

ブランチ:ミルク、ホットオープンサンド、りんごとヨーグルト
夕食:ビーフシチュー、北極イワナのグリルと野菜、ご飯
夜食:カップラーメン




Season2011 Canada, Hay River 3/16

朝7:15に出発するはずのSちゃんが、私が目覚めた7:20に廊下20110316-0001.jpg
にいた。お迎えが来ないという。8時の長距離バスでバンフに行く予定なのに。電話をし、7:40過ぎに出て行った。ほっ。

再度横になり、10時半に起床。外は曇りだが、ところどころ雲が切れてい陽が差している。夜までに晴れてくれないかなぁ。天気予報は1日中曇り。明日にはお日様が顔を出しているので、明け方まで頑張るしかない。
ブランチをたっぷり食べ、今日は夫はwebサイト関連作業、私は書道をする。今までやる気にならなかったけど、今はふたりだけで時間はたっぷりあるので、せっかく持ってきたものを広げる。

午後3時前にエクササイズに道を作りにラッセル。先日作った道にたっぷり雪がかぶっていた。今晩、この道を通ってカメラをかついできたいねぇ。と話す。湖の上に何か文字が。良く見ると。。。「I love Hay River」あれ、今朝出発したSちゃんかな?

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夕方、SKYPEから固定電話に向けて約25分以上の通話ができるSkypeクレジットのバウチャー(クーポン)が提供された。これを利用して日本に電話。両方の親の声を聞く。声はそれなりに元気そうでよかった、よかった。ここでは携帯もそのままつながるし、で何かと便利。最大の欠点は静電気。どこを触っても大きな音と共に緑色の光が出る。どこをさわるにもまず放電させてから触らないと「ピチッ」と痛いほど。夫に湯呑を手渡すだけピチッ。PCを触るとピチッ。トイレの照明をつけようとしてピチッ。この電気、有効利用できないの?

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それともうひとつ。ここだけではないが、ものすごい乾燥。毎日小物を洗濯し、タオルを濡らしてかけているが、鼻の奥まで乾燥しきってのどが痛い。マスクをして寝るがいつの間にかはずれちゃっているし。

で、今夜は長丁場、とベットに横になって雲が切れるのを待つが、朝5時過ぎても全天曇り。あきらめて寝る。晴れてくれないと、日本のニュース漬けになって不安感がつのるばかり。とぶちぶち言いながら寝る。あっちもこっちも晴れてー!
でないと、我が家のお食事レポートになっちゃうぅ。

ブランチ:味噌汁、ご飯、スクランブルエッグとサラダ、ぶどう
夕食:ビーフシチュー、鳥の手羽のグリルと野菜、ご飯
夜食:スープはるさめ


Season2011 Canada, Hay River 3/17

昨夜はずっと雲が晴れず。お天気もさえないし、オーロラ関係20110317-0005.jpg
データもさんざん。あきらめて5時就寝。

起きたのはいつもと同じ11時前。外は曇り。ったく。
今日はこちらではセント・パトリックデイ。アイルランドにキリスト教を広めた人らしい。日本ではなじみがないが、人口3,500のこの町に教会は8つもあり、どこかでは何かやっているのでしょう。カナダのニュース番組CBC Newsを見ているが、グリーンがどうの、といろいろなものが緑色になっているのを紹介していたのがこれらしい。

めざましにベリーとヨーグルトを食べ、ひと休みしてからブランチの用意。お天気もオーロラも悪いと、このwebもまるでお料理webになってしまいそう。

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ここはB&Bだが朝食はオーナー用意のパンやシリアル、りんごなどを自由に食べてください、というスタイル。ときどき彼がきて何か不足のものがあるか聞いていく。ついでにものすごい早口でおしゃべり。
シンクは背が高い私には快適な高さで、ものすごく大きいオーブンがある。昨日初めてオーブンを使用。かつてアラスカのノーザンスカイロッジのオーナーが私の夕食作りを見て、いろいろやるのね、自分はいつもオーブンだ、と言っていたのを思い出す。
ついでにリビングには大きな白クマのはく製。背中に2か所、弾痕がある。かつてエノダにもあったが、昨年度からなくなっていて、聞いたらレンタルだったので返した、と言われた。へえー、ここではこういうものも貸し出すのね、と思った。
土曜日までここにいる予定だが、天気予報はイマイチ。ということは昼も夜ものたくさんの自由時間が二人にあることになる。今日はじっくり書道。3時間ほども集中してやってしまった。何もしないとつい、日本のニュースに見とれ、暗澹たる気持ちになってしまうもの。

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今夜も曇り。気温マイナス7度。こちらに来てからの最高気温。雲が厚いんだろうなぁ。
仕方なくここまで撮りためた写真の反省会とレーティングをする。PCに取り込み直後には気がつかなかったことがたくさんあり、時間つぶしにはぴったりだった。
途中、22時頃、ジョーダンさんが今仕事帰り、といいながら牛乳とバナナ、パンを補充しに来てくれた。「自分の家にいるようにくつろいでいるねぇ」と言われてしまった。
2時過ぎ撤退。天気も予報もよくなる芽はなく、早々に引き揚げる。

ブランチ:味噌汁、ご飯、ソーセージと野菜のゆでたもの、ブルーベリーとクランベリーのヨーグルトかけ
夕食:ビーフステーキ、野菜サラダ、スープスパゲッティ


Season2011 Canada, Hay River 3/18

昨夜は久しぶりに早く寝たので、朝8時過ぎに目が覚める。外20110318-0001.jpg
は曇り。がっかり。
ちょっとネットを見て今日は自宅の計画停電がないのを確認してから、また横になるがじきに起き上がった。

今日は食事も久しぶりに3食作る。朝と昼は軽めにした。相変わらず特にすることがなく、書道、卓球、デジタル写真データのレーティングなどを行う。
写真データはいつもは帰国後に行うが時間があるので、使えるもの、そうでないものと5段階評価。あ、ここはこうなっていたのね、と新しい発見があり、時間が経つのが早い。

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夕食後ものんびり&レーティングの続き。他にやることないもんなぁ。
今日も天気予報もオーロラ予報も芳しくない。アラスカに居る友人の報告では、あちらは昨夜晴れてはいたが、オーロラはさえなかったとのこと。
こういう時はひたすら待つしかなく、ラグナーに「ギャンブルと同じ」と言われる所以だ。
他のギャンブルはしないんだけどね、私。

こちらのニュース番組のトップはここ数日はリビア情勢。日本の災害の扱いがどんどん短くなってきた。
日本のテレビも災害関連一辺倒からドラマや民放のCMも再開され、少しづつでも落ち着いてきているのだろうか。普段はうるさいとかしか思わないCMやバラエティが、実は平和の象徴だった、と変なところに感心。

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深夜になっても雲は厚いので、一度ベットに横になる。2時間後の3時頃に起きて空をみると、月と星がにじんでいる。これはよし、と着替えて待機。にじみは一進一退。5時過ぎに夫が外に出て、あたりをデジカメで撮り、あきらめて寝る。ここ数日、何だかなぁ。。。

朝食:味噌汁、のりトースト、ソーセージとセロリのしょうゆ炒め、トマト、バナナ
昼食:たまごうどん
夕食:サーモン・ステーキ、サニーレタスのおひたし、パプリカ、ご飯、味噌汁、ベリーとプリン
夜食:スープはるさめ、吉野葛ゆず味


Season2011 Canada, Hay River 3/19

10時過ぎに起床。だるい。へイリバーに来て1晩しかオーロラが20110319-0001.jpg
見られていないと思うと、何か元気が出ない。今回はここにくるまでが良すぎたもんなぁ。
まずいつもの日本のニュースチェック。うん、おどろくようなことは起きていないな。かわいい姪からメール。そうか、計画停電やガソリンの入手がむずかしくなっている、などの理由で児童館は大忙しなんだ。
しっかり朝ご飯というかブランチの後、今日も書道。午後にはスノーモービルに乗るかい?と言われOKと言っておいたので、ジョーダンさんを待つ。こないなぁ。で、「待っているんですけど」電話。彼のママが出て「連絡しておくわ」。
それなら、とこちらも準備完了。さあ、いつでもOKと部屋のカギをロック。「え、部屋のキーなんてないよ。もらったのは玄関のカギだけだよ」
えっ?!!!仕方なくまた電話。「わかったわ、待っててね」との返事。

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それから1時間経っても、1時間半経ってもこない。再度電話。「連絡してあるから、もうすぐ」とのお返事。それから30分くらい経ってから、ニュー・ゲストと一緒に現れた。彼、ご家族と一緒にお出かけだったそうです。
彼のおうちはおとなり。すぐ戻ってきてスノーモービルでアイス・プレッシャーへ連れて行ってくれた。午後から空は晴れ、青い空、広い湖に横に一筋、氷が盛り上がって路を作っている。今日は風もなく、日差しがあかるくきれいだ。昨夜、小雪が舞っていた時のこちらの天気予報の表現はアイス・クリスタル。たしかに表面があちこちきらきら光ってきれい。いわゆる諏訪湖のお神渡りと同じで、氷結する時の盛り上がりだが、高いところは3メートル以上あり、登り降りも大変だが、けっこう楽しかった。スノーモービルで5分。でもクロスカントリーでは30分以上かかりそうだ。歩いては。。。むずかしそう。
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今夜はYさんとKさんがジョイン。私たちの最後の夜をにぎやかにしてくれる。オーロラさん、待っているからね。夜9時、教会の後ろからオレンジ色の満月がどよんと昇る。でっかい。今日は星もきれいにまたたいているが、オーロラは。。。まだです。若い二人は外で撮影の練習。カメラマンの仕事をしていたことがある、というKさん。ご本人はオーロラははじめてと謙虚だが、水平の撮り方、カメラ・アングルなどとても上手。さすがです。
この後、肉眼ではわからないが、湖の向こうにどうやらオーロラらしいのがうっすらとカメラで確認。それ、とみんなで出動。私たちは5日間、オーロラらしいオーロラを見ていなかったので、弱くてもパチパチ、シャッターを押す。それにつけても月が明るい。でもこれだけ見られるんだからそこそこのオーロラなのだろうが、月光に負けてしょぼく見えてしまう。
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でもYさんとKさんが初オーロラと喜んでいるのを見れば、私たちももっと自然のすばらしさを謙虚に受け止めなくては。
この後、ちょっと濃くなる、ごく薄くなるを繰り返す。
明日の朝、帰国の途に着く私たちは3時に撤収。荷物のパッキング。その後も表に出ていた彼らの写真を見せてもらうが、静かながらも、濃くなったりして楽しませてくれていました。
今回、私は19戦14勝5敗。ブレークアップを数回見ることができたので、とっても幸せでした。次回はもっと上手に撮影するぞ!

ブランチ:ご飯、味噌汁、ソーセージ、きゅうり、梅干し、焼き海苔
夕食:肉じゃが、カレーうどん、ベリーとプリン


Season2011 Canada, Hay River 3/20

7時過ぎに起床。だるっ。パジャマなど最後の荷物をパッキン20110320-0001.jpg
グ。1週間もいたので、あちこち広げていた。忘れ物はないか最終確認。大丈夫。
朝食後、ジョーダンさんが8時に迎えに来てくれ、空港まで。長い間、お世話になりました。
エドモントン経由でバンクーバーにいくのだが、荷物は通しで手配できないので、一度エドモントンで受け取ってね、と言われた。乗り換え時間がたっぷりなので、いいけど。。。
ここも手荷物検査はなく、小さなプロペラ飛行機は定員18名。今日はBABYも含めて10名。2時間のフライト。
エドモントンでは再度カウンターへ。チェックインは昨日webでやっておいたので、荷物の預けなおしのみだが、自分でベルトラインに運ぶ。ここは、普通に手荷物検査。待合室に落ち着いてから、飲み物を買いに行ったら、お姉さんに「ここで働いている人?」と聞かれてしまった。防寒ズボンのせい?色あせた藍染の上着のせい?^^
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飛行機は時間通りにバンクーバーに到着。荷物を受け取り、タクシーのりばのほうに行くも、待っている人はいるものの車の影はなし。では、とカナダラインの方まで歩く。ジャケットと防寒ズボンが暑い。汗だく。脱ぐと荷物になるから仕方がない。遠くに雪をいただうた山々がきれいだ。カナダラインの入り口のチケットを購入。でも、これってどこでチェック?乗り口でも降り口でも改札口らしきものなしだし、人もいない。チケットっていらなかったの?
電車は初めは地上を走っていたが、途中から地下に潜る。どこもエレベーターがあるので、乗り換えもスムーズ。バラード駅で外に出たら、今夜のホテルは目の前。3週間、ひっそりとした景色ばかりだったが、突然の大都会。
チェックイン後、着替えて、夕方なのにまだ明るい街中へ。観光者なのか、人が大勢だ。信号を渡るときにビルの谷間に山々が見える。大きくてカッコいい。
日本人向けのコンビニに今回の災害の募金箱があり、ホワイトボードに頑張れニッポン・メッセージ。

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今晩は中華料理。お腹がものすごくすいていたので、たくさん注文しすぎて食べきれなかった。残してごめんなさい。
途中のスーパーで買い物をしてホテルに戻る。明日のフライトのwebチェックインをし、荷物の最終パッキング。ホテルの窓の下はプールとジャグジー。結構にぎわっていて、楽しそうな声が響く。
今頃アラスカやイエローナイフ、ヘイリバーでも歓声が響いているといいな。

朝食:おにぎり、味噌汁
機内食:クラッカーとハム、チーズ、チョコレート
夕食:上海楼にて 小ロンポウ、豆腐とシーフードのスープ、牡蠣のガーリック味、おこげ、野菜と春雨、お菓子





Season2012 Canada Hay River 3/14

3/14(水)晴れ
リックさんと再会

今朝方、横になっても頭がさえてしまい、ほとんど眠れなかった。今、この時間に日本にまた大きな地震がきているのではないか、と何度も起き上がってipad2で気象庁の地震データをチェック。もう去年のあの思いはしたくない、と日本中が思っているよね。

20120314-0001.JPG今日はヘイリバーへの移動日。朝食時に中国人GPは良い写真がとれた、とみんなにこにこ。明るい。webを教えたりして、お別れ。彼らは10時半にYKに帰って行った。
中国GPの標準スケジュールはかなりハードだ。
 1日目 夕方YK着→エノダへ 夕食後オーロラ・ウォッチング
 2日目 アイスフィッシング、スノーモービルなど、夜はオーロラ・ウォッチング
 3日目 YKに移動 犬ぞり、夜はオーロラ・ビレッジにてオーロラ・ウォッチング
これでは寝る時間がない。すごい。

当方は11時半にキャビンを引き上げ、メインロッジでのんびり。昨夜寝ていないのでソフにで横になるも、今日から1週間、ロッジをクローズするのでスタッフが忙しく片づけをしていてにぎやか。眠れないけど、横になってじっとしていた。
夫は写真の取り込み。毎日晴れているので、量だけはすごい。

昼食後、2時半にロッジ出発。明日から北京に出張のラグナー、フィッシングガイドその他オールマイティのマイク(てんぷらさん)、キッチンスタッフのジーさんと私たち、計5名。1週間、お世話になりました。

時間通り空港着。ヘイリバー行きはいわゆるローカル線。生まれて1週間くらいの赤ちゃんを連れたママやおじいさん、お兄さん、その他もろもろで16席は満席。客室乗務員は厚手のコートを着たままのサービス。昨年同様機内はそこそこ寒い。

ヘイリバー空港では昨年お会いできなかったリックさんが迎えに来てくれていた。最近は彼は偉くなり、忙しくなったのでB&Bはもっぱら息子の仕事、とのことで昨年はジョーダンがケアしてくれた。東日本大震災直後で、ものすごい早口で質問の連発で私たちはアタフタしたものだ。
今夜からの食材調達にスーパーとリカーショップに寄ってもらい、B&Bへ。今年は道路が閉鎖されているので、ここに遠距離バスで来るメインの客がいなくて静かだという。私たちの他には車で移動している台湾人カップルのみ。彼らは明日はYKに行き、あさって戻ってくるという。

リックさんも帰り、時計を見ると8時。寝ていないのでだるいが、お米を炊いて、簡単に夕食。昨日までの超ハイカロリーな食事から、いつもの我が家に近い食事ができるのはうれしい。食後、私はせめて1クール寝かせて、と横になる。「でももう筋が出ていて明るくなりそうだよ」と夫。「一人でカメラ2台、使ったら」というと本当に両方抱えて出て行った。片方は魚眼。私は即、気を失った。

20120314-0004.JPG 20120314-0003.JPG


しばらくして「起きたほうがいいよ、すごいことになっているよ」と起こされる。準備しておいた防寒着を着て外に。月が昇る前の真っ暗な空に太いアーチが2本。よく見ると更にいくつも筋がある。頭半分寝たまま移動。う、街灯が明るい。あれって去年まで、あったけ?雪面に自分の影が映る。一番激しいときに迎えに来てくれたようでじき静かになった。B&Bに戻ったらソファに座りそのまま寝てしまう私。

「もう今日はあきらめて寝よう」と夫が提案。いや、もうちょっと、と寝ている私。1時過ぎにもう一度外に出る。薄いのが2本。東屋の下で見ているとだんだん濃くなってしばらく撮影。ファインダーを見ると街灯の明かりで雪面は真っ赤、向こうの木々は暗くて写っていない。こんな写真、撮ってどうするの、わざわざ移動してこれじゃあ1週間もいるのに、とかなりネガティブな私。明日の昼間にロケハンし、いいところを探そうよ、とポジティブな夫。

20120314-0005.JPG薄くなったので引き上げる。2時。バスタブで身体を暖める。ここはこれがいいのよね。
寝る支度終了後、みれんたっぷりに一番光が入り込みそうもない非常口の窓を見ると、大きなオーロラがぐわんぐわん揺れている。夫を呼んで見せ、コンデジで撮る。セットに時間がかかったので、いざカメラを向けた頃には薄くなっていたが、部屋の窓(北西向き)から見えたので数カット。

今夜はオーロラはまだこれから強くなるかもしてないけど、その下で寝ていると思うと贅沢でいい。と、また即、気を失った。


朝食:フルーツサラダ、スパゲティ入りオムレツ、ベーコンとソーセージ、パンケーキ
昼食:ツナサンド、カップヌードル
夕食:ゆで野菜(もやし、人参他)、さんまのかば焼き缶詰と玉ねぎの卵とじ、ごはん、味噌汁
夜食:ホットツナサンド

Season2012 Canada Hay River 3/15

3/15(木)晴れ
ヘイリバー2泊目もオーロラ・ウォッチング

今朝は何時まで寝ていてもいいのに6時過ぎには目が覚めた。夫も7時には目を覚ましたので、起きて朝食にすることにする。台湾カップルが朝食の用意をしていたので、キッチンがあくまで昨夜の写真を取り込む。

あれ、思ったほど雪面の照明の反射が気にならない、向こうの木もそこそこ写っている。私が寝ているときの夫の写真、なかなかいいじゃん、とよく寝たせいか気分良し。食事中の台湾カップルに「写真、見る?」とお誘いしたら即寄ってきた。そっちは撮れた?と聞くとまったく撮れなかったとのこと。聞けば三脚はないし、長時間露光はしていない。夫がカメラを見せてもらい使い方をカルチャー。

彼らは今日7時間かけてイエローナイフまで凍った道をドライブ。7時間でいくのかなぁ?飛行機は1時間かからないけど、湖の上を飛ぶからで直線距離だけど、道路はまわって行くからなぁ。いずれにしても気をつけてね、というと素直にはいの返事。かわいい。

朝食後はひと休みしてから、シャワーとお風呂。ここはシャワー室とバスタブがある。その後横になる。うー、快適。

目が覚めたんのは2時過ぎ。おきて日本の地震とメールをチェック。書の友人からうれしいメール。早速お返事。
昨日のダイアリーを更新してから、ロケハンに。撮れていた写真が想像よりよかったので、足取りも軽く公園の遊具のそばや教会が見えるところまで雪面を二人でラッセル。スノーモービルが通った跡が固くなっていて歩きやすいが、そうでないところはドボドボ沈みながら。夜、暗い中、カメラをかかえて歩くのだから、とセッセと踏みしめる。
20120315-0001.JPG 20120315-0002.JPG

B&Bに戻ったら6時少し前。早めだけどお昼を食べていないので夕食にする。キッチンに電気の蒸し器があったので試しにお野菜を入れて使ってみるが、うーん、私にはあいません、というか待ち切れず、途中でお湯を沸かし茹でた。日の入りは8時過ぎ。外はまだまだ明るく、きれいに晴れあがっている。今夜も長そうだ。

20120315-0005.JPG夕食後、横になってとろとろ。ふと目が覚めてトイレに行こうと部屋を出ると、バスルームに電気がついている。また夫がつけっぱなし、と消しに行ったら人が居てちょっとびっくり。リックさんが流しの補修をしてくれていた。
そのリックさん、夫と少し話してから帰宅。途中で「オーロラが出ているよ」と電話をくれた。ありがとうございます。さっそく彼がチェック。あわてないで支度して、とのこと。しっかり防寒をして出発。昼間道を作った教会が見えるところまで行く。途中、オーロラがきれいなので撮影しながら行く。ちょうど休みながら行った格好になり、大汗をかかないで済んだ。(あわてて行くと大汗をかき、その後それが冷えて面倒なことになる)

オーロラはB&Bの後ろから湧き出しているので、教会まではちょっと距離があるが、どんどん伸びて何とか撮影。きれいだ。色がはっきり出ていて、裾はピンク。上はバイオレット。おおきなカーブを描いたのはブルーに見えた。本当かな。明日、データを取り込んでから確認しようっと。
20120315-0003.JPG今日は気温がマイナス10度と今までで一番暖かく、2時間も外にいたが、全然問題なし。気温って大きいよね。さすがに薄くなってきたので戻ることに。それにしても今日ラッセルした教会のところ、船のところと写真を撮ってしまったので、明日からどうする、と話す。

しばらく休んで12時過ぎに再度表に出る。あれ、強くなったと思ったけど、雲がいっぱい。さっきも雲があったけど、撮影しているうちに流れて行ったが、今は真上に少し星が見えるだけ。これじゃあねぇ、と言いながら公園の遊具のところでしばし撮影してから戻る。それでも30分も外にいた。

この後、2時までねばり、最後は夫が外をひとまわり。天気予報がよくないことと、先ほど2時間しっかり外にいて楽しんだので、納得していることもあり、今日はもう寝ることにする。お風呂に入り、今日も楽しかった、と私が気を失った瞬間、夫が「ん?!外はすごいことになっているよ」の声。部屋の窓のブラインドの隙間からの光がやけに明るいので外を見たという。どれ、と飛び起きてみる。うひゃあ。コロナ状だ。

パジャマの上に防寒着を着て、さっきはずしたカメラをつけてもらって外へ。えーん、さっきほどはない。眼鏡が即曇って使い物にならない。裸眼でもそこそこきれいなのですぐ前の公園の遊具や木々を入れてパチリ。色がきれい。。。

寒くなったのと薄くなったのでバック。40分も外にいた。4時近い。これは寝るな、という神のお告げ?!


朝食:トースト、ハム、セロリと人参とレタス炒め、ラズベリーといちご
昼食:なし
夕食:塩豚とたまねぎと人参、ゆで野菜(青梗菜、カリフラワー、マッシュルーム、ポテト)、ご飯、ピクルス、スープ
夜食:たまごおじや

Season2012 Canada Hay River 3/16

3/16(金)雪
ヘイリバー3泊目は良く寝たぁ

20120316-0003.JPG9時に起きる。外は雲いっぱい。わずかに下の方に朝日のひかりが見えるも、ほぼ真っ白。天気予報通り、この後、雪が降ってきた。あーん、昨日作った道が消えちゃうかも。

食後、昨日の写真の取り込み。教会とオーロラの写真は、撮っているときはそばの街灯が明るくダメかなぁ、と思ったが、思ったよりはっきり写っていた。よかったよかった。
雲の中のオーロラ以外は、写真展レベルかどうかはともかく、けっこうきれい。雲の中のもはっきりピンク色が確認できる。惜しいなぁ。

ヘイリバーに来てから撮った写真全部をスライドショーで楽しむ。到着の夜、私が寝ていた時に夫が一人でカメラ2台をあたふた撮った時が一番活発だった。忙しくて東屋の屋根とかが写りこんでおり、ちょっと残念なのも多い。ごめんね。

この後、のんびり本を読み、夕食の下ごしらえをしてから寝た。目が覚めたら18時過ぎ。台湾カップルは帰ってきており、昨日YKのオールドタウンで撮ったオーロラ写真を見せてもらう。三脚なし、自動シャッターではじめて撮ったとは思えない出来。いいのが撮れていた。
20120316-0001.JPG彼らは車で2カ月、カナダ旅行をする、とのこと。B&Bの中にはキッチンがプアーなところもあるから、という理由で、電気釜や鍋、フライパンまで持参している。車で移動だからできることとはいえ、すごい。

外は相変わらずの雪。今夜は長丁場。

夕食後、しばらくは撮りためた写真みたりしていたが、眠くなる。何しろ過去2週間だ。ごまちゃんの1000カットを含めて一人2000カット以上撮っている。私はじきにダウン。
夫は1時間半から2時間おきに起きて外をチャックしてくれているも、星のない真っ暗な空ばかり。今日は2敗目か。YKのオーロラ・ライブを見ると下の方にオーロラが出ている。YKは湖を挟んでの対岸。300キロ離れた向こうは晴れているんだ。

3時過ぎに夜食を作って食べる。もう少し頑張る、と話しているも、天気予報を見るとその気も失せそうだ。

今日はとにかく良く寝た。


朝食:おかゆ、グリーンサラダ、ツナサンド、ラズベリーといちご
昼食:なし
夕食:スモークサーモンともやしとベビーリーフ、鶏肉のポトフ、ご飯、3色アイス
夜食:たまごおかゆ

Season2012 Canada Hay River 3/17

3/17(土)晴れ
ヘイリバー4泊目 St.パトリックデイはサタデーナイトフィーバー

20120317-0000.JPG昨夜は結局一晩中空は曇に覆われ、星が多少にじむことはあっても、晴れることはなかった。2敗目。でもとにかく寝た。なんでこんなに眠れるのだろう。
時間があるときは撮りためた写真のレーティングをしよう、と言っていたのに、未だにまったくできていない。他に暇な時用に編み物なども持ってきているが、今年は全然手がついていない。セーター1枚編んで帰ったこともあるのに。

起きてみると外は雪。それもかなり激しい雪。昨夜から今朝まで積雪10センチ程。ホワイトアウトとまではいかないが、湖の向こうの教会や林がかすんで見える。台湾の二人が次の目的地に向かって行った。雪道、気をつけてね。

ここのB&Bのネットワーク環境は有線で「メールを見る程度にしてね」と言われている。料金は従量制で、昨年3月の請求額は400ドル(約4万円)でびっくりした、とのこと。3.11以降宿泊した日本人がずっとストリーミングをして高額になった模様。ここも東日本大震災の被害?という感じだが、責任の一端を感じている私たち。帰りのチップに反映させましょう。
でも今のこの時代、できれば無線LANにしてほしいなぁ。私のiPad2は今は音楽を聞くくらいしか使えません。ぐすん。

20120317-0003.JPG今日はST.パトリックデイ。日本ではなじみがないがこちらのTVでは緑の衣装の人々を映していた。
朝食後は宿題の写真のレーティング。夫の撮ったハープシールだけで午前中いっぱいかかった。お昼過ぎに入浴し、昼食後は夜に備えて寝ることにする。お昼前から天気予報に反して青空が広がってきた。いいぞ。

昨夜良く寝たせいか、じきに目が覚め、今夜に備えてラッセルをすることにする。すっかり青空。まずはB&Bの入り口から階段にかけて雪かき。もう汗だくだ。おととい歩いたところはどこもすっかり雪に覆われわからなくなっていた。スノーモービルが湖面を走ってくれると、下の雪が固まり歩きやすくなるが、雪面は風紋だけ。
対岸の教会が良く見えるところまでラッセル。帰りは船を入れて撮影できるところと東屋。さらに公園まで約1時間のエクササイズでした。

20120317-0009.JPGB&Bに戻ると運動したせいか眠くなる。夫はなにかごちょごちょやっていたが私はぐうすか。7時に目が覚め、無理無理起き上がって食事の支度。今日はここのでっかいオーブンでチキングリル。そろそろ焼き上がり、の頃にリックさんが来た。しばし話しをしてから、明日また来るけど、寝ていたら起こさないように気をつけるね、と帰って行った。

ちょっと遅い夕食後、外はやっと暗くなってきた。9時前に「薄いのが出ている」の夫の声を合図に外に出る。日が沈んだばかりなので空は青く、星がまたたき、西の空にはまだ夕焼け。ラッセルしたところを教会の近くまで行く。大きなアーチが1本。だんだん濃くなり,、複数になり、ピンク色が裾を走る。濃い緑色が踊る。わーい、としばし撮影。こんなきれいなのを見ているのがたった二人なんて贅沢。
1時間半ほどして寒くなったし、大分撮ったのでバック。まだ濃いのが1本出ているもピンクやバイオレットがでないので、まあいいか、と歩く。ビーチから道路に出たあたりで、ブレークアップ。背が高い木をバックに撮影していると、向こうから車。明るいなぁ、と思ったらリックさんの息子のジョーダン。「良いのが出ているね」と声をかけていく。
直後にまた1台。どうやらここは町の人がオーロラを見に来るスポットらしい。今日は土曜日。みんなお休みなのね。

第2ステージは30分の休憩後、再度出発。今度は手前の東屋まで。裾がピンクの強い光のオーロラが1本。1本だけじゃ絵にならない、とわがままを言っていたら、きれいなひだひだがその下に現れ、風に揺れるカーテン状態。思わず「きれい」とうっとり。
1時間ほどで静かになったので戻る。

20120317-0008.JPGその後1時過ぎにまた外に出るが、外は真っ暗で、濃くなったと思ったオーロラも薄くて撮影する気にならず短時間でバック。行って帰って20分。
うーん、これからどうする?とりあえず冷え切っているので、卵おじやを作って食べる。おいしい。体も温まったことでしっかり待つ気分。ネットで各種データをチェック。うん、お天気のサテライト画面ではでっかい雲がこちらに向かっている。そうかなぁ、と外を見に行った夫が「星がにじんで見えにくくなってきた」。外は真っ暗。2時半。今日もたっぷり撮ったし、と寝ることにする。

今日も寒かったぁ、けど楽しかったぁ。


朝食:トースト、ベーコン、野菜炒め、クランベリーとヨーグルト
昼食:ドリア風ごはん、漬物、バナナといちご
夕食:グリルチキン、野菜(カリフラワー、人参、ポテト)、ご飯、漬物、スープ
夜食:たまごおじや

Season2012 Canada Hay River 3/18

3/18(日)くもり&雪
ヘイリバー5泊目は静かな日曜日 

20120318-0001.JPG目が覚めると外は真っ白。小雪が舞っている。ゆったり朝食後、まったり。昨夜の写真データをモニターで見ながらPCに取り込む。

日没直後の写真は空がまだ青く、透明感があり、ものすごくきれい。夕日が沈んだ辺りはまだ茜色で、青い空、白い雪面、緑のオーロラと色彩的にはきれいだが、西側にはちょうどよい木や建物がなく、ちょっとのっぺり。教会をバックにしたものはちょうどピンクの激しいオーロラが出たので、3/15のに比べてはるかにカラフル。などなど、二人で盛り上がる。
昨夜は私たちのヘイリバー3回の滞在でNo.1の夜だったと思う。

外は真っ白の厚い雲に覆われているものの、お昼ごろから薄日が差し、あれ、昨日と同様、夜には晴れるのかな、と期待して入浴、午睡。

夕方目が覚めてみると、外は真っ白。薄日もどこかに行ってしまっていた。
今日はヘイリバー5日目で折り返し。今日を含めて4泊後、うちに帰ることになる。3週間。毎日楽しいけど、オーロラが見られないと、さすがにうちを思い出す。今頃はクロッカスや水仙が咲いているのだろうか。太陽光発電のモニターをロケフリでチェックできるようにしているので見ているが、今年3月の横浜はお天気がイマイチのようだし、友人のメールに「3月に入っても寒い」とのことなので、お花も私たちが帰るまで待っていてくれるかもしれない。
この時期、いつも花粉症がひどい夫はすこぶる元気。昨年は症状が出てからカナダに来て、2週間滞在しても全然改善しなかったことを思えば、今年はかなり楽なようだ。

20120318-0003.JPG早めの夕食後、お約束の写真のレーティング。ハープシール・ウォッチングの残りとオーロラの2日分を夜中までかかって終了。二人で同じ場所で撮っているので、よく似たのと、あれ、これどこ、というのとがあって面白い。EOSの5DMark2と60Dを時に交代しながら使用しているが、カメラやレンズの微妙な違いも興味深い。

時々外をチェックしながら、レーティング結果を書き込む時間待ちに私はやっとレース編み、夫は卓球の練習。彼は帰国の翌々日に試合の予定。楽しんでできる試合らしいが、ちょっとは身体を動かさないとね。

夜1時過ぎにお決まりの夜食のおじやを食べる。5日間食べ続けているがあきないもんだ。今まで夜食にはカップめんを食べることが多かったが、おじややおかゆのほうがやはり胃にやさしい。

2時に就寝。オーロラは今日まで通算9勝3敗。


朝食:トースト、ベーコン、目玉焼き、レタスとパプリカ、ハムとベビーリーフのスープ、ブラックベリーとバナナとヨーグルト
昼食:なし
夕食:白身魚のグリル(バックエディ調味料)、焼野菜(トマト、ポテト)、漬物、玉ねぎとかにかまのスープ、ご飯
夜食:たまごおじや

Season2012 Canada Hay River 3/19

3/19(月)雪 のち 晴れ
ヘイリバー6泊目 お昼から青空だ、それっ!

20120319-0001.JPG朝5時過ぎに目が覚めた。夫はとなりでぐうぐう。しばらくじっとしていたが起きた。PCをみたりDVDを見たり、メールを読み込んだりしているが、夫はなかなか起きない。さすがにお腹がすいたので9時半に起こす。

外は雪。それもかなりしっかり。B&B入り口の階段もたっぷり積もっている。日本の豪雪地帯もそうだけど、寒いところは大変だ。こちらのTVを見ていても、どこも雪だらけ。寒さには慣れているお国柄とは思うが、こうやって毎日新しい雪が積もるのを見れば、その大変さの一端を感じる。

お昼前から薄日。あれよあれよ、という間に青空が広がり始めた。私たちは入浴、午睡をしていたが、あまりのまぶしさに起きだし、ゆきかき。天気予報では1日雪なので、今夜もオーロラはみられない、と諦めていたが、また3/17と同じように良いのがみられるかも、とわくわく。午後9時からあの、空が青くて透明感のあるのが撮れるかも。どきどき。

夕方になって雲が少しずつ広がってきたが、またなくなるかもしれなし、と楽観的な私たち。夕食後は夜にそなえて横になる。夫は私より睡眠が足りているせいか、起きて待つ。

20120319-0005.JPG9時少し前に起きたら、夫がまだ何にも出ていないよ、とのこと。たしかに西の空はまだ明るい。着替えてリビングのソファに横になりうとうと。夫がこまめにチェックしてくれるもなかなか出ない。あれだけお天気がよかったのだから見えないはずはないのにぃ。

結局、薄雲が広がり、雲の上の薄いオーロラが見えただけ。明け方のオーロラを待とう、と一度寝る。朝5時まで空をチェック。外は真っ暗なままだった。オーロラの活性が低かったようだ。3/17はActiveレベルだったもんなぁ。
どうせダメなら初めっから期待させないでほしかった。今夜は9時の明るいときにああしよう、こうしよう、と思っていた。「チャンスに後ろ髪はない」というけれど、「今度」はなかなかないのよね。

今夜のこんなに薄いのじゃあ、見えたことにならないよね、noriさん。ということで2連敗。


朝食:トースト、ベーコン、レタスとパプリカ、野菜スープ、いちごとバナナとヨーグルト
昼食:(おやつ)トースト、フルーツポンチ
夕食:ポークグリル、野菜(グリーンリーフ、焼きリンゴ、人参、ポテト)、ご飯、漬物、レタスとかにかまのスープ

Season2012 Canada Hay River 3/20

3/20(火)雪 のち くもり
ヘイリバー7泊目はにぎやかな夜 

今朝も外は雪。私たちの足跡は完全に消えている。毎日、よく降るなぁ。
朝食後、リビングでまったりしていると、ジョーダンが来た。やあやあ、とあれこれおしゃべりをしたり、彼のiPhonの写真を見たり。その彼から、今夜うちにサパーにおいでよ、とのお誘い。この早口英語につきあうのは大変だけど、二人だけのさびしい日々が続いていたので即OK。

昼間は今日も入浴したり午睡したりのだらだら。夫はPCに向かって、今夜ジョーダンワイフに見せる写真をセレクト&iPadに移行したり、タイムラップス撮影した写真で動画を作ったり、と忙しそう。

窓から湖を見ると、大勢がなにか作業。道を作っているのかな?ビーチのあたりを除雪している。何だろ?(→ジョーダン情報で今週末にアイス・フィッシング大会があると判明)

20120320-0002.JPG夕方、ジョーダンのおうちに。B&Bのお隣。雪がしっかり降っている。
かわいいレディ二人と大きなハスキー犬ベアがお迎え。お嬢さんは2歳のスザンナと5歳のジョアンナ。金髪ブルーアイでお人形さんのようだ。
2歳の英語はほぼ聞きとれるものの、5歳のは半分くらいか。情けない。

20120320-0001.JPGおうちは湖側に大きな窓があり、オーロラが出ているときは、居ながらにしてよく見える、とのこと。いいなぁ、こんなおうち、こんな環境。でもこの寒さは大変か。うーん。。。

さあお食事、というときにお祈り。やり慣れていないのでおっとっと、とあわてて手を組んだが、スザンナに「目を開けていた」と言われてしまった。ごめん。パパが「どうしてそれを知っているの?」と聞かれ、スザンナもてへへ。
楽しいお食事、おしゃべりをして戻る。今夜はニューゲストが3人来るよ、と聞いていたが、ひとりはお仕事。後の二人は夜遅かったので、まだ聞いていない。みんなそれなりの年配のカナディアン。身体もでっかい。ここでオーロラ・ウォッチング以外の客にあうのは初めて。釣りかな。

20120320-0003.JPG外は暗く、星は金星がやっとにじんで見える程度。明け方のオーロラを狙おう、と私たちは11時前に就寝。12時半頃にふと目が覚めた。外を見ると満天の星。夫も起きて「出ているよ」。それ、と着替えて表に繰り出す。寒い。風がびゅうびゅう。この風のおかげで雪雲が飛んで行ったんだけど、しっかし寒い。
昼間の除雪のおかげで雪に埋まれずに歩けて楽だ。建物の陰で風をよけながら撮影。だんだん強くなりいろいろな形をみせてくれた。緑とバイオレット。

1時間程で寒さに耐えられず撤収。薄くなってきたし。戻ると2時半。どうする、と音を気にしながら相談の結果、今は薄いので、ひと休みして夜明け前のオーロラを狙うことにした。今回一度もチャンスがなかったから。(我慢できずに寝ちゃった時もあったんだけど)

5時に再度支度して出動。暗い。シャッターを押して見ると、先ほどよりはるかに空が青い。やっぱり夜明け前の空の色はきれいだ。オーロラは薄いけど、まあいいや、と小一時間遊んだ。

3連敗は免れ、通算で10勝4敗。今日の夜は千秋楽。


朝食:おかゆ、ハム、マッシュルームオムレツ、レタス、いちごとヨーグルト
昼食:いかのリングフライ、温野菜(カリフラワー、人参、青豆)、ご飯
夕食:タコス(挽肉、レタス、チーズ、パプリカ)、ホットチョコチップクッキー
夜食:たまごとマッシュルームのおじや

Season2012 Canada Hay River 3/21

3/21(水)晴れ のち 雪
ヘイリバー8泊目 楽日

早朝まで起きていたので、なかなか眠つけない。夫は良く寝るなぁ。
同宿者が6時半過ぎから起きてはシャワーを浴び、食事をして出かけて行く。男の人もマメね。結局3人ともお仕事。一人はセールス、二人は電気の配線工事屋さんだそうです。

朝食後、おしゃべりしていたらジョーダンが来て、彼もまたしばらくおしゃべりをして行った。夫は寝ていない時には今回の写真からのTimeLapsでのビデオ作り。出来上がったのをiPad2に送る。うーん、きれいだ。

今まで大量の本を持ってきて、待ち時間に読んでいたが、今回iPad2にして、とても楽だった。e-Bookとしての他、webを見るのはもちろん、撮った写真のスライドショー、音楽プレイヤー、日経新聞をダウンロードして読むなど大活躍した。
最もヘイリバーのB&Bは無線LANではないので、ネットワーク環境は使えない。PCは撮った写真データやあれやこれやで動作が重いが、こちらはさくさくだった。

今日は朝から晴天。ダイヤモンドダスト、サンピラーと楽しませてくれる。窓ガラスにはアイスクリスタル。どうかこのまま夜まで持ちますように。この前みたいに夜になったら曇るのはやめてね。

昼間は寝にくいので、早めの夕食を食べ、目覚ましをセットして横になる。日没直後の9時半ごろからのオーロラを撮りたいな。

20120321-0001.jpgやっと暗くなった頃に夫がチェック。うーん、オーロラがない。ごくごく薄いのが1本あるが、撮影できる状況ではない。11時過ぎまで待って、うすいアーチだけど、と出動。身支度してカメラを抱えて外に出ると、あれ、雪が降っている。確かにアーチが出ていて、2本が3本と広がっているけど、上の方は雲。それでもしばし撮ってみる。うーん、フォギー。あきらめてバック。
昼間晴れていたが、なんとなく白っぽかった。薄い雲はずっとかかっていたのかもしれない。

この後、ずっとチェックし、もう1回外に出たが、雪は降り続け、4時に完全撤収。帰国の準備をした。まあ、一応出たということで

今回のオーロラ撮影もこれで終了。今年も楽しかった。昨年のようにマイナス40何度、ということはなかったが、それでもやっぱり寒かった。
今年の最終結果は11勝4敗。来場所は出世間違いなし。


朝食:トースト、ベーコン、レタスとパプリカ、バナナとヨーグルト
昼食:(おやつ)いかのリングフライ、お野菜
夕食:ビーフステーキ、野菜(レタス、パプリカ、スナップえんどう、人参)、ご飯

Season2012 Canada Hay River 3/22-23

3/22(木)-23(金)
帰国日

朝7:30にジョーダンから電話。7:45に迎えに行くからね。はい。今朝4時に最終チェックをして、あきらめてから荷物のパッキングをしたので準備完了です。

ヘイリバー空港9時の飛行機でエドモントンへ、更にバンクーバーで乗り継いで成田着23日(金)午後17:50。
今回はへりに飛行機に、とたくさん乗った。離陸着陸の数を数えてみると16回(!)。ヘリ2回、プロペラ機8回、ジェット機6回。新記録だ。多少の遅れはあったものの、全体の行程に影響はなく、順調だった、ということだと思う。

バンクーバーで成田行きに乗って、久しぶりに夫以外の日本語を聞く。やっぱり楽だ。

今回はほぼ1週間づつ、3か所に行ったので夫曰く「3回海外旅行した気分」。特に1回目のマドレーヌ島が遠かったし、初めての体験だったし。

1)ハープシールウォッチング
年に2週間だけ、という超レアものの旅行。しかも過去2年は流氷状態が悪く催行そのものがキャンセルで、3年ぶりの実施。現地到着まで2日がかり、というのも遠い。
ハープシールの赤ちゃんはとにかくかわいい。ホテルの設備はGood。常連さんがたくさんいて、お話しも聞けるし、ヘリさえ飛べば楽しい毎日だ。
マドレーヌ島は赤土、カラフルな家、じゃがいも畑に灯台、とプリンスエドワード島(PEI)とよく似ている。PEIまではフェリーで5時間。(行ったことはないけど、本で読んだりテレビや映画情報)
ここはフランス語圏。発音が悪い私たちの英語は四苦八苦でした。
マドレーヌ島はケベック州で税金が高い。カナダの消費税5%プラスケベック州9.8%で約15%。これはヘリの追加料金506ドル(41,800円)が582ドル(48,000円)!!!
で、ごまちゃんウォッチングはヘリが飛ばなかったのが1日あるので、2勝1敗。

2)YK郊外のエノダ・ワイルダネス・ロッジ(トラウト・ロック・ロッジ)
私たちにとって8回目のエノダは今までで一番大きな変化の波。チャイニーズ。2泊づつの彼らは英語が話せる人、中国語だけの人といろいろだが、とにかく声が大きくよくしゃべる。中国にも何度か行っているので、ちょっとは慣れているつもりの私たち。筆談したり、「どういたしまして」にあたる「メイクワンシー」と言ってものすごく受けたり。
食事はキッチンスタッフがバーサでなかったこともあり、量、内容、並べ方も変わっていた。(悪いほうではありません)
で、オーロラ・ウォッチングは6勝1敗。特に3月8日はきれいだった。

3)ヘイリバー
ここのメインの客である長距離バスでやってくるカナダ国内で留学やワーキングホリディの若者たちが、昨年秋でバス路線廃止でこなくなり、静か。前々回は次々若い日本人がきていたのに。。。
将来も冬の営業を続けてくれるかな。余計な心配だけど。
ここは朝食用の食材を用意してくれてあるので、勝手に起きて勝手に食べる。用があるときだけ来てくれるオーナー親子は相変わらずの早口。
で、オーロラ・ウォッチングは5勝3敗。3月17日がベスト。過去2回の滞在ではあんまり良い結果ではなかったのでリベンジにつもりの3回目だったけど、お天気は仕方がないが、見られればブリリアント、長時間で楽しく過ごせた。
ノースウエスト準州は無税。YKもヘイリバーもお買い物は表示金額だけなのがうれしい。

201203240002.JPG今回はYK到着直前に大きな太陽フレアが出て、今年のオーロラはすごいぞ、とかなり期待をした。結果はここ数年のさびしーい状態からみればきれいなオーロラだったが、昨年はやはり桁違いにきれいだったんだ、と妙に納得。オーロラもハープシールもギャンブルと同じですねぇ。

最後にちょっとトラブル。成田で出てきたトランク上部に大きなへこみ。レンズを入れていないトランクの方だったのでちょっとほっとしたが、ハードだからって安心しちゃいけません。厄落としまで終わらせて帰宅した。

朝食:カニかまとわかめのおじや、バナナ
機内食(エドモントン便):スナック(スモークターキーとチーズとクラッカー、ミニキットカット)
機内食(バンクーバー便):チーズとクラッカー、サラダ菜とぶどう
機内食(成田便)1:和食(かにかま、煮物、しいたけ、鮭、ご飯、味噌汁、いちごとブルーベリー
機内食(成田便)2:フルーツ、パン、ラザニア

旅行中にお会いした方々や、日本で"日記見てるよ"と応援していただいたすべての方々に、心から感謝いたします。(ハート)