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Season2013 Canada Enodah Island 3/6

3/6(水)晴れ
長い一日

今朝の横浜の気温は15度。暖かい。お庭のお花にお水をたっぷり。今週は20度を超えるようなので、クロッカスのつぼみはぐんぐん大きくなり、水仙は咲きそうです。

20130306-0007.JPG最終戸締りをし、10時半に出発。YCATからバス。ゆとりを見てうちを出たが、渋滞もなく、想定よりも更に早く成田着。カウンターは出発の2時間半前にオープン。午後の成田空港は閑散としている。この時間帯は出発便が少なく、人も少ないので安全で良い。多いと大荷物を引きずって人が右往左往し、あぶないもの。

出発直前にT子さんと会う。私たちはカルガリー便だが、彼女はバンクーバー便。彼女は他をまわってから9日にエノダロッジで会う予定。4年ほど前、エノダロッジで初めて会い、彼女はすっかりはまって今では年に2回通っている。そういう私たちはエノダは足掛け10年目。夏冬行ったことがあるのだから人のことは言えませんが。。。

20130306-0008.JPG昨年から冬のみ運航していたバンクーバー-イエローナイフ便がなくなり、今年はカルガリー経由に。昨年は先にハープシールウォッチングに行ったので帰りのみカルガリー便でした。カルガリーで入国審査、乗り換えなどをし3時間後のイエローナイフ(YK)便。時間がたっぷりあるし、大きな椅子に座ったらさすがに眠い。飛行機の中で少しは寝たけど、今は日本時間午前2時。とろとろ。ときどき時間をチェック。うん、まだ大丈夫、を繰り返す。ぐっと寝て、時計を見てびっくり。出発の20分前。カウンター付近に人影まばら。遅れているのかな、と行ってみるとほとんど最後の人が乗り込むような感じ。あわてて夫を起こし、搭乗手続きをし、近くのトイレに駆け込みダウンのズボン下を履く。YK空港到着後、ものの数分外を歩くときにそれはそれは寒いので。

飛行機は私たちが最後。そこだけ2席、ぽっかりあいていた。離陸はそれから30分後。つばさに融雪剤をまいたりしていた。カルガリーはマイナス10度。YKはー32度ですって。

YKに15分ほど遅れて着。荷物はちゃんと出てきた。一番大きいトランクを開けて防寒着、防寒服を着る。まわりは日本人ばかり。今年は観光客が多い、とあちこちで聞いたけど、なるほどぉ。ロッジのオーナー、ラグナーと再会。「Welcome,Your second Home!」とお出迎え。彼との付き合いも10年だもんね。

20130306-0001.JPGまずはCOOPでお買いもの。私たちは早速お土産の調味料をGET。コーヒーを飲み、ミーティング・ポイントへ。今朝、シンガポールからの客21名を送って行った後だそうで、今日はいつもよりかなり手前に雪上車2台。今夜は私たちの他に香港のヤングガール2名、シカゴからのアメリカ人2人。
ロッジに到着後、お部屋に入ってすぐに荷物の整理。寒い中、エアコンのないカーゴに入っていたので、トランクの中の中までキンキンに冷えていて、手袋をしないと指がいたくなるほど。昨年と同じにこの引き出しにはカメラ関係、こっちは防寒下着、こっちは着替えとしまうと、もう夕食の時間。

飛行機の中で明け方に20130306-0002.JPGおかゆを食べて以来なのでお腹ぺこぺこ。客6人、ロッジスタッフ4名(全員男性)、中国系旅行社スタッフ1名でにぎやかにおしゃべりしながらのお食事。みんなよくしゃべる。英会話に通っているとはいえ、ついていくのは大変でした。

22時過ぎに部屋に戻る。外は星がいっぱい。西の下の方にわずかにうすーいオーロラが見えるも、とにかくひと休み。夜中の12時に目覚ましをセットけ、着替えてお布団の中に入る。

23時半前に目が覚め、夫は外を見て「すっきりした。薄く出ているし」としっかり着替えて準備開始。少ししてから「練習にはちょうどいいのが出てるぞ。赤いよ」というので私も起きる。
20130306-0003.JPG完全武装をして外に。私たちのロッジのうしろの東方向から立ち上るようなオーロラ。そうなのよね。ここはあそこから出てくるんだけど、YKの町あかりが写るので、注意しなくちゃ。

湖の方に降りてロッジで街明かりがかくれるところで数カット。このカットは過去に山ほど撮っているので向こうにまわろう、とうろうろ。
そのうちに1本だったのが幾本にも分かれ、ちょうど撮影していた木々のうしろからわくように出てきた。あれぇ、初日からこれかい。少しは寝たいのに、と文句を言いながら撮影。途中の小高いところで撮影中にはブレークアップ。カーテンのすそがひらひら。きれいだぁ。

20130306-0004.JPG2時間ほど撮影してメインロッジで暖をとる。ちょっと外に出た夫が「すごいことになってるよ」いれたばかりのハーブティ、二口しか飲んでないけど、あわててジャケットを着る。アメリカ人はすぐ出て行った。外に出ると、ほえぇ。三脚をセットし、リモコンを押すも反応しない。あれぇ。あれこれやるもカメラは静かなもの。あわてて夫を探す。どこに行っちゃたのかなぁ。やっと見つけてチェックしてもらう。問題なしとわかりほっ。早速パニくっちゃった。

この後も強弱を繰り返し、1年ぶりの私たちを歓迎してくれていました。マイナス40度に音を上げたカメラが動作不安定になり、3時過ぎにCABINに戻る。初日だし、15日もあるんだからそろそろ寝ちゃおうか、と話すも、外はまたまた強くなっている。夫のカメラはタイム・ラップスで外で一人で働いている。私のは動作不良で三脚から外して部屋の隅にあるので、今回デビューのミラーレスを夫が試す。うん、これも使えそうだ。

4時過ぎ、薄くなってきたし、私たちも納得したし、ものすごーく眠くなったしでダウン。オーロラさん、今年もありがとう。


機内食1:日本食(おそば、煮物、すき焼き風の煮物、ご飯、味噌汁)、果物
機内食2:果物、おかゆ(梅干し、たらこ、塩サバ、きのこの佃煮)、ゼリー
夕食:グリーンサラダ、野菜たっぷりのスープ、ミックスベジタブル、ポークチップの煮込み、ご飯、アイスクリームにリンゴのお菓子