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Bettles

Season2001 Alaska, Fairbanks -> Bettles 12/28

2000-122901.jpg朝6:30ロッジ発で空港へ。今日はいよいよ北極圏の町、ベテルスへ飛ぶ。オーロラベルトの真下だ。パイロットを含めて10人乗りの小さい飛行機。荷物の重量オーバー分24ドル払う。ミネラルウォーターやビール(スーパーで買ったアラスカン・アンバー)まで持っているんですもの。
暗い中を1時間の飛行。9:10着。寒い!メガネは息で凍るし、冷たい空気が肺に届くのを感じる。う?ん、フェアバンクスは暖冬だったのね。過去2回はフェアバンクスがこれくらいの寒さでした。
部屋に入るとジャグジーがで?んとある。久しぶりのお風呂。部屋はきれいだし、お湯はあついし、最高。ロビーもきれいで談話室もビデオや書籍も充実。持参してきた星野道夫の本とまったく同じものもあった。食事も事前情報とは違いおいしいし、とってもおすすめロッジだ。
入浴後熟睡。午後少し散歩。夕食後も仮眠。
10時過ぎに焚き火(ファイヤ・ワークス)をやるからと呼びに来てくれた。マシュマロを枝の先につけて焼いて食べる。ものすご?く甘い。


2000-Fau38.jpg空には2段から3段のオーロラ。ここは飛行場そのもの。地形がフラットなので部屋と観測の行き来が楽。12時頃、オーロラ・ロッジのまん前に長くてきれいなオーロラが出た。3時頃までロッジから出たり入ったりしながら観測するが、かなりうすくなってきたので引き上げる。この後、夫は30分おきにチェックしたが濃くはならなかったそうだ。私はひたすら寝ていた。

朝食:オーロラロッジのサンドイッチ
昼食:ポテトスープ、チーズサンド、野菜
夕食:でかいハムステーキ、パン、グリンピース、サラダ、デザート
夜食:カップラーメン

Season2001 Alaska, Bettles 12/29

2000-B_aurora-lodge.jpg10時半過ぎに目がさめる。だるいが朝食に行く。空には雲。夜までには消えてほしいなぁ。部屋に戻ってそのままダウン。Kさんに昼食時に声を掛けてもらったが起きられず。
3時にvillege Tourに行く。村の中をガイドしてくれるが、車だと10分ほどで1周してしまう。消防署、学校、病院と一通りあるが、No Policeとのこと。50人ほどの村だとトラブルもないのかな。
今回は洗濯をしたくないので日数分下着類を持参したが、空気がものすごく乾燥しているので加湿器替わりに毎日洗濯物して室内にかけている。半日程度で全部乾いてしまう。着ている分も含めて3枚もあれば充分だった。夜、外に出るも、雲がかかっていて星がでていない。夕食に行くときには星がみえたんだけど。12:00過ぎまでみんなで待つがあきらめて部屋に入る。1時間おきに夫が空をチェックする。2時過ぎに薄く星がにじんでみえたので期待するが、その後は小雪。あきらめて寝るが、誰かが外をチェックしにいくと、スノーブーツの重い足音が部屋まで響くので、走って帰ってこないかな、と期待し、うつらうつらである。

朝食:トースト&ベーコン&エッグ
昼食:カップラーメン
夕食:チキンのペッパー味、たっぷり温野菜、ごはん

Season2001 Alaska, Bettles 12/30

2000-sled_dog.jpg昨夜は私が冬のアラスカに来て初めてオーロラに会えなかった。9勝1敗である。ロッジ外の手すりに雪が2センチほど積もっていた。新雪を踏みながらメインロッジに朝食に向かう。今夜はラストチャンスだ。
お昼前に犬ぞリに乗る。私たちが着いてからそりの準備。これから働く犬をピックアップするのだが犬が自分を選べとばかりに一斉にぎゃんぎゃんとほえる。6頭立てのそりにひとりづつ乗り、約40分かけて一周する。これがけっこう楽しくて、前にチェナで2度乗っているがはるかに楽しい。風をきって走るのでけっこう寒い。



2000-thunderbird.jpgロッジに戻りランチ後、スタッフが雷鳥がいるというのでついて行く。真っ白な冬姿で木の枝にとまっていた。昨夜からきているカメラマンの佐藤ケンジさんと一緒だったが、彼によると事前情報では今日の天気予報は雪だったそうだが、空の雲はだんだんときれて、すっかりクリアになっていた。今夜は期待できる。夕食後インターネットをつないでみると天気予報では晴れ、オーロラ予報はアクティブ。急に元気になる。
夕食後、オーロラロッジのロビーでくつろぐ。部屋に入ってしまうと眠たくなるので今日はここでねばることにする。私たちの他にも数名きていてオーロラ談議に花が咲く。交代で様子を見に行き11時半頃、うすいけど出ているので一斉にカメラを抱えて出て行く。空には星。北の空にうっすら大きなアーチ形のオーロラがかかってる。


2000-Fau42.jpg濃くなったり、カーテン状になったり、ゆれたり、また薄くなったりを1時頃まで繰り返す。その後はだんだん薄い雲がかかってしまい、雲の上でオーロラが出ているのがわかるも、雲がきれてくれないことには見ようがない。地元特有の高いところの雲だそうだが、これがなかなか晴れてくれない。5時までねばるがあきらめて撤収。夫はその後も様子を見に行くが雲は切れなかった。まあ、今日は1時間半は見られたし、5泊して4勝1敗なので...、それにしても動いているオーロラが透けて見えていただけに残念!

朝食:パンケーキ&ソーセージ&エッグ
昼食:ホットビーフサンド、スープ、サラダ
夕食:おひょう、ポテト、ミックスベジタブル、デザート


Season2001 Alaska, Bettles -> Fairbanks 12/31

2000-aurora_lodge.jpgいよいよ今日でベテルスともお別れ。計画から今日まで長いこと楽しみにしていたオーロラ観測はすべて終わってしまった。荷物を整理する。オーロラ観測にはここベテルス・ロッジは本当に最高なところ。チャンスを作ってぜひ是非またきたい。
朝食後スノーモービルに乗る。30分のコースだが雪の中をスピードを出して走るので寒い。後でみんなで何度も笑ったが走り出してしばらくした時、このまま凍傷にかかるのかと思うくらい寒く、体はとんでくる雪ですっかり雪だるま状態。いや?、寒かったです。

2000-fredmayer.jpg12時半過ぎの小型飛行機でアラカッケ経由フェアバンクスへ。悪天候の場合もあるのでこの後のアンカレッジ行きは遅い便を予約していたが、早めのに変更してもらう。空港近くの大型スーパーで昼食&買い物。
アンカレッジまでのフライトはオーロラ・フライトにならないか目をこらしたがまたまた雲。アンカレッジはみぞれだった。気温が暖かく感じる。ホテル到着後、近くのちょっときれいなレストランで食事をして寝る。

朝食:トースト&ベーコン&エッグ
昼食:スーパーのファーストフード
夕食:クラムチャウダースープ、サーモンステーキ(夫はマスタードステーキ)

Season2003 Alaska, Fairbanks -> Bettles 12/26

2002122601.jpg昨夜夫が1ー2時間おきに外をチェックするも雪。3時過ぎに雲が薄くなり月がにじんでみえる、と多少希望をもったが雪は降り止まなかった。
今朝同じロッジに泊まっている日本人カップルによると、時間によっては雲のむこうにオーロラがでているのがわかったというから、きっと強いオーロラだったのだろう。
私たちは雪が降って残念だが、地元にいわせると今年は雪が遅くてスノーモービルがつかえず、もっと降れふれ、ということらしい。また雪のため気温もさして低くなく、-15度くらい。寒いと言ったら「今日は暖かいよ」と笑われた。

2002122602.jpg昼過ぎに空港へ。ベテルスへ出発。佐藤さんたち、昨夜シアトル経由で着いた2組と一緒。シアトル便は満杯だったとか。大韓航空はニューヨーク行きだからすいていたのかな。
1時間半でベテルス着。途中、ユーコン川のあたりは雲が切れていて、これはいいぞ、と思うがブルックス山脈に近づくと、また一面の雪雲。今夜はきれてくれるのだろうか。
2年ぶりのベテルス。今日の客は私たち4組、8名だけ。ひさちゃんという可愛い日本人スタッフがいた。犬のメアリーも元気にお出迎え。
暖かいスープをもらってから部屋に入る。夫はロビーでネットワーク接続に成功。メールも取り込む。夕食後空を眺めるも小雪が舞う。今夜もこのままかしら。

朝食 ハム、チーズ、オニオンオムレツ
夕食 サーモン、インゲン、ごはん、デザートはケーキにアイスクリーム

Season2003 Alaska, Bettles 12/27

2002122701.jpg昨夜は9時から焚き火。空に舞い上がる火の粉をながめながら、今期客の出足が遅く、昨夜の8人が第一号とのことで、ロッジをあげての準備だった話を聞く。イラクとの国際情勢が影響してキャンセルもあいついでいるとか。そうですよね、遊ぶためには何より平和でなくては。
焚き火には地元の人も大勢来て、自分が捕ったきつねの帽子をかぶせてくれたりの大賑わい。マシュマロを焼いてたべる。
夫に呼ばれて空を仰ぐと雲の上にオーロラがでているのがわかる。雲さえなかったら。。。!
夜はロッジのロビーでビデオをみたりおしゃべりしたりしながら定期的にチェックするも雪。観測に行った人がいうには薄くなって星がにじんでみえたりするんだけど。。。とのこと。むむむ。。。


2002122702.jpg朝はゆっくり起きて13:00の犬ゾリにあわせてメインロッジへ。朝食を食べて出発。池をぐるっとまわるコースで身体から湯気をだしながら走る犬はかわいい。戻って犬小屋で子犬をみせてもらう。
夕方、到着した飛行機を、ビレッジ・ツアーにでかけるためにロビーにいた日本人6人もスタッフと一緒にお出迎え。知り合いの羽生さんは笑って受け止めてくれたが、同乗の日本人女性は私たちが「いらっしゃい」「ベテルスへようこそ」と並んだ姿に一瞬びっくりした様子。それはそうですよね、こんなところで日本人がひさちゃんを含めて7人もでお迎えしたんですもの。
今日はサウナをたててくれたとのこと。え???、水着もってこなかったよぉ。下着で入っちゃう?パジャマではどう?などと相談。表はマイナス18度。結構寒い

同宿の人々との「今夜はロビーではなく外で話そう」という約束通り(?)11時過ぎにオーロラが見えた。薄雲を通してだが、今日ははっきり見える。佐藤さん持参の無線でロビーで待機している中とウォッチに行った外と交信。「出た」と聞いてあわてて全員で完全武装にカメラを抱えてどたどたと表に出る。空にはうっすらと白い筋。天の川ではないか、という感じだ。それがだんだん色が濃くなり、大きくカーブ、更に2本にわかれてゆらゆらとゆれる。待ちに待ったオーロラ。歓声があがる。やっと3日目に。。。!
薄雲を通してなので「くっきり」とはいかないが、とにかく今日はみることができた。2時半過ぎまで寒さでかじかむので足踏みしながら外で楽しむ。
その後は「ぱったり」という雰囲気になり、全員ロビーでビール、カップヌードルなどで身体を暖め、ひとしきり盛り上がってから休む。

とにかく見ることができた!


朝食 パンケーキ、ハム、チーズ、フルーツ
昼食 クラムチャウダー、サラダ、サンドイッチ
夕食 ローストビーフ、温野菜、ごはん、デザートはチョコレートケーキ

Season2003 Alaska, Bettles 12/28

2002122801.jpgこのダイアリーを書くたびに驚くこと、それは日付。
ここにいると特に曜日の感覚がまったくなくなっており、日ごろあれやこれやに追い立てられるような自分の日常との落差が大きい。最も「旅」ってそれを求めているんですよね。
今朝は10:30に起きてメインロッジへ。今日も曇り空...。今日の便で帰る人たちを送る。ここで新たにお友達になった方々と再会を期してお別れ。次回は是非晴天のオーロラの下でお会いしたいです。



2002122802.jpg今日の昼間は何も予定が無く、遅い朝食後に村を二人でぶらぶら。ムースの足跡や、らいちょうが雪の中をラッセルしながら徘徊した跡を見たり。川は完全に氷結。白一色の世界。木々も家々も何もかも雪で覆われており、音も無く、人も通らずのシーンとした村。たまにスノーモービルのエンジン音が通り過ぎていく。
身体が冷え切ってしまった私は部屋に戻ってジャグジーに入ったが、夫は更に散歩をして、犬ゾリの小屋に行き、そこで3ヶ月の子犬を抱かせてもらったという。あ?ん、いけばよかった。



2002122803.jpg夕食後、今日は焚き火にサウナと聞き、早速サウナに行く。ロシア製のランプに照らされて芯から温まってから焚き火に。持っていったお餅を棒につけて焼く。夫が「あれー、出ているよ」というので慌てて火から離れて見ると、北のほうにぼうっとオーロラ。始めは雲かと思ったが、デジカメで撮ってみると確かにオーロラ。よし、と日本人は全員カメラをかついで走る。



2002122804.jpg


今日のオーロラはすごかったです、はい。はじめは筋状だったがそれが幾本にも分かれて、カーテン状になり、更に円になりその中も外も揺れて、下を光が走っていく。そのそばに縦のオーロラが幾本もでて、丸くなったオーロラが降るように下がってくる。んんーーーー、うまく書くことができません。
写真を撮ろうにもどこを撮ったらいいのか、どっちを向いたらいいのか。。。最後は「とにかく目で見よう」

っと。



2002122805.jpg肉眼で赤、黄色がはっきり見えました。すごいです。他に言葉はありません。
結局9時半から朝の5時まで外にいました。気温マイナス28度。風があり体感温度はマイナス30度くらいだったでしょうか。空を見上げているとまつげが凍りまばたきが重いし、カメラは表面真っ白になっています。それでもカシャと働いているので誉めたくなるほどです。途中、あまりの寒さにロッジに戻り防寒対策を強化したり、暖かい飲み物を飲んだりしました。そういう面ではここベテルスは便利です。部屋に何か取りに戻るのもおっくうではないので、身軽でいられるので。
まだオーロラは出ていましたが、ともかく明日はここを出なければいけないので、興奮さめやらぬままベッドに入りました。いや?、楽しかった!これだからやめられない。

ブランチ デニッシュ、卵、ソーセージ、フルーツ
夕食 ビーフストロガノフ アップルパイ&アイスクリーム

Season2003 Alaska, Bettles -> Fairbanks 12/29

2002122901.jpg朝9:45過ぎに起き、ねぼけまなこをこすりながらトランクを詰める。10:30朝食、11:00出発。多少遅れて11:30頃になる。ここでソウルから一緒だった佐藤さんたちとお別れ。羽生さんとはひとまずお別れして明日またオーロラ・クリーク・ロッジで再会することになっている。空は晴れ。朝焼けの中に月が出ていてきれいだ。気温が低くてマイナス28度
1年ぶりのオーロラ・クリーク・ロッジ。オーナーのブレンダさんが再会を喜んでくれる。ここも昨日はよく見えたとのこと。今日も晴れなのでよさそうだ。部屋に入って今晩に備える。
夕食はレストランでベテルスから一緒の大橋さん、北村さんと一緒に食べる。途中JNTの加藤さんも入りにぎやか。ここの食事はおいしい。食後空をみると北のほうにうっすらと既にオーロラがでている。

2002122902.jpg10時前に他の客と一緒にスキーロッジへ。空には雲が多少あるもののくっきりとオーロラの大きなアーチ。今日も活発なようだ。11時半くらいまで途中弱くなるときもあったが、明るくなったりゆらゆらゆれたりしている。ダウンタウンからのOPで大型バスが到着すると「きゃ?、オーロラよ、オーロラ」といいながら客が降りてきた。
ロッジでひと休みするが大変な混雑。80人とスティーブが言っていた。寒さもたいした事は無く、人が少ないところへ移動しようと外に出ると、真上以外は一面薄い雲。そのむこうにオーロラがでているのははっきりわかるが、昨日のオーロラを見た後の私たちとしては、写真を撮る気にはなれない。相談の結果、クリーク・ロッジに戻って、雲が切れるのを待つことにする。
ロッジの真上に長いオーロラが大きくかかっているのがわかるが、うっすらとした雲の上。ロビーで3時までねばり、その後5時、6時と夫がチェックするも雲はきれなかった。

ブランチ デニッシュ、卵、カリカリのベーコン、フルーツ
夕食 ムースのスープ、サラダ、鳥のアーモンド・ロースト、温野菜、デザートはパンプキンケーキとアイスクリーム

Season2004 Alaska, Estar -> Bettles 12/24

20031224-01.jpgロッジの一人息子のダンカンの声が遠くで聞こえるなぁ?、と思って目が覚めた。9:40。ぐっすり寝た。元気印の大阪の香寿代さんが帰り、私たちも朝食後迎えに来てくれたロバートさんと空港へ。私たちはベテルスに行くのだが、ここでコールドフットへ行く佐藤さんと会う。
ベテルスまでは1時間程。小型飛行機に弱い私はひたすら寝るが、時折目をあけてみると途中けっこう雲がきれていた。でもベテルスに降りると小雪。PETEさんによるときのうも雪とか。



20031224-02.jpg
部屋でジャグジーに入って芯から暖まる。私は一眠りするが夫はカメラの用意、パソコンの接続とよく働く。
夕焼けがきれいだったが、夕食後空をみあげると雲。ここベテルスの今夜の宿泊者は新潟からきているOさんと3人。去年はゆめ倶楽部の面々と一緒になりにぎやかでしたが、今年はさびしい限りです。去年いたスタッフのひさちゃんは12/29にくるとか。残念。
ロッジのロビーで持参のDVDを見て、ひたすらオーロラを待つ。
3:00までねばるも雲は薄くならないし、気温も高く寝ることにした。去年、すごいのが見られたときは寒かったもんなぁ。

ブランチ:トースト、シリアル
おやつ:カップラーメン
ディナー:チキンのオレンジソース、ブロッコリ、ライス、アイスクリーム

Season2004 Alaska, Bettles 12/25

20031225-02.jpg10:30起床。
昨夜、今朝も分厚い雲にはばまれてオーロラに会えなかった。
PETEさんに聞くと次の客がくるのは12/27。同時多発テロ前のここのにぎわいがうそのようだ。午後、犬ぞりに。30分のコースに夫はマッシャーを体験。快適だったとのこと。
昨年はここもフェアバンクスも雪が少なく、スノーモービルが使えない、とみんなこぼしていたが、今年はたっぷりであちこちにふきだまりのような雪山ができている。それでも尚、マッシャーのマックスは「More Snow」と言っていた。生まれて5週間の子犬を抱かせてもらい帰る。


20031225-01.jpgロッジでおやつのケーキをいただいてから、部屋に戻りジャグジーに入りさっぱりする。今日はクリスマスなので夕食は16:00から、と早い。外は小雪のホワイトクリスマス。天気予報ではこの後雪は上がって晴れになる予定ですが...

食後ごろごろしていたが、0時過ぎに夫が西の空にうっすら白いものが見え、どうやらオーロラらしい、とバルブ撮影ができるデジカメで確認。うん、緑色で雲じゃない。本日の宿泊者計3名、準備万端のカメラをかついで出発。それまでDVDを見たり、本を読んだりあくあくしていたのがうそのように、目も体もシャキッとする。

20031226-01a.jpg
はじめは西の方にぼんやりしていたのが、だんだん濃くなり宿泊しているオーロラロッジの真上あたりで濃くなり、SやLの形になったり、丸くなったりしてゆらゆらゆれている。カーテン状の裾をピンクや黄色の光が走る。形を変え、位置を変え3時頃まで続いた。やった?!
この後はぼ?っとしたのが残っていたが、強くはならなかった。


ブランチ:ベーコン、エッグ、トースト
おやつ:手作りレーズンケーキ
ディナー:手作りハムのレーズンソースかけ、温野菜(インゲン、マッシュポテト、芋など)アイスクリーム
夜食:ハム・チーズサンドイッチ

Season2004 Alaska, Bettles -> Estar 12/26

20031226-02.jpg10:30起床。今朝5時くらいまで片付けてからぐっすり寝た。ブルックス山脈が朝日に映えてきれいだ。空は晴れ。今夜も期待できそうだ。本日のフライトは午後2時。ゆっくりだ。
ここベテルスは明日12名、あさって17名とこれからやっと客がくるらしい。私たちが乗る飛行機がフェアバンクスから到着したら、明日からの準備らしい荷物をたくさん降ろして、活気ついていた。現在村民27名のここベテルス。これからは日本人観光客の数のほうが多くなる。
ベテルス便はダンと若きパイロットとの道行き。夕焼けのシルエットに浮かぶマッキンレーは、西斜面に夕日を反射させて後光が射してるようだ。


20031226-03.jpgフェアバンクス到着後、大型スーパーへ。今日から食事作りをする予定。前もって作成したメモを片手にで買い物するも思ったように品物がなくてメニューの変更をしなくては。
ロッジ着後早速夕食作り。今日は遅くなったのでカレーライスに。ガスの火力が日本と違い、途中で火が立ち消えて5分待つというアクシデントがあり、ご飯が生煮え。残りは夜食のおにぎりにするつもりだったが、べちゃべちゃで初日から失敗。自信がゆらいでしまった。



20031227-02a.jpg空を見上げると正に満天の星。降るような星空でとてもきれい。今夜も期待できそうだ。
今夜の宿泊客がカリフォルニアからきた学生2名、千葉からきたご夫婦と私たち、それからオーロラウォッチに写真家の柳木さんときたお客さんたちとにぎやか。これだけいればみのがすことはないでしょう。が12時過ぎても星ばかり。星空としてはきれいだがオーロラはなく。。。
1:00すぎても気配もなかったので夫に「星空の写真でも撮ってくる?」と送り出したところ、すぐ戻ってきて「うっすら出ているから来いよ」とのこと。


20031227-01a.jpgあわててしたくするも、重装備のため時間がかかる。やっと表に出ると、北から東の空にかけて明るくなっている。みているとどんどん強くなり、それがどんどん伸びてアーチ状に。さらに大きく広がり、ゆれたり、次々と形をかえたり、と3時過ぎまで楽しませてくれた。
今日は気温マイナス30度位。かなり着込んで行ったが、途中からカメラは動かなくなるし、足のつま先が冷たくなる。部屋に戻ったら3:30だった。

ブランチ:ベーコン、エッグ、トースト
ディナー:カレーライス、野菜&ハムのサラダ
夜食:カップラーメン、夫は同宿の人たちとアラスカンアンバーで祝杯