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Season2006 Canada, Whitehorse 12/28

ag1228-01.jpg昨夜はスタートが早く、忙しく長い夜でした。夕食前は空一面の雲だったのに、9時には星が空一面にまたたき、天の川もくっきり。北の空の星もバッチリ。そのうち、北の空が白く輝きはじめ、オーロラがアーチ状態に。「よし」と機材をかかえ、林の中や、湖の方にとウロウロしながら撮影。気温マイナス10度C。防寒着の下は汗だく。
動きがないので部屋に戻り下着を着替えていると、北のオーロラが三重になってきたので、また外に行こう、と話しているうちに、突然のブレイク。ロッジで暖をとっていた人たちにあわてて声をかけ、カメラをベランダへ。2?3分と短い時間でしたが、動きが激しく、オーロラの下にピンクやオレンジの光が走っているのが見えました。大興奮。
その後は光が強くなったり弱くなったりを繰り返す。ロッジや林、遠くの山をバックに写すも、新月が近く星以外の光はなく暗い。


ag1228-02.jpg5時に帰る人を見送って暖をとる。外を見ると東の方に動きはないものの面白い形のオーロラがたくさんでているので、ロッジ南面のベランダに出て撮影。東の空一面に広がっている。軽装のままだがあわてて外へ出てカメラをかまえる。夫が叫ぶ。「ワッ!点滅している。点滅オーロラだ!」確かに電飾のように点滅。そのひとつひとつがものすごく大きく、空をバックにピカ、チカ!これが1時間以上続いた。こんなに大きいのは写真には無理。真上なので、椅子にすわって見上げていた。6時半ごろ、冷え切ってロッジに戻る。感動。
ところでアラスカのベテルスに滞在の友人からもオンタイムでwebにオーロラ報告と写真が送られてくる。時差が1時間あるので、ほぼ同時刻に同じようなオーロラ出現。緯度の関係であちらは真上、こちらは仰角60度くらい。(今年の9月にイエローナイフで真上のオーロラをずっと見ていて、帰国後2週間ほどむちうち状態でした。我が家では「オーロラ頚(くび)」と呼んでおりました。でも痛かったです。ぐすん)


060102-02.jpg目が覚めたら12時半。ごろごろしていたら、ロッジスタッフが清掃、シーツ交換に来てくれた。朝食時間は過ぎていたが、ロッジが用意してくれていたパウンド・ケーキなどをいただく。1989年からオーロラ・ウォッチングしている群馬のIさんとしばらく話をしてから部屋に戻りまた寝た。5時半過ぎに起きる。曇り。でも夜中にはまた晴れてね。

ブランチ:パウンド・ケーキ、バナナ、ジュース
ディナー:キャロット&ジンジャースープ、チキンのローズマリー焼きorハム、コーン、ポテト他温野菜たっぷり、クランベリーサンドケーキ2切れクリーム付き(Big!)
夜食:おそば