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Season2012 Canada Toronto-> Montreal 3/2

2012年3月2日(金)雨

横浜は朝はくもっていたが、10時頃から雨が降り始め、家を出るお昼前には本降りに。そのためかタクシーがいつもより時間がかかった。
とはいえ、電車もバスも順調。成田空港行きのバスはすいていた。春休みにはまだ早いし、というところか。

でも飛行機は私の周りは満席。一番後ろまで見に行ったわけではないけれど、赤ちゃんから若者、お年寄りまで万辺なく居た。おそろいのジャージの高校生のグループもいた。

20120302-0001.JPGトロントまで11時間半。長いけど、食事後、横になったらすぐに寝た。ん、起こすのは誰?と目を無理無理あけると、隣の夫。窓側席でオーロラが見えるよ、とコンデジで写した写真を見せてくれる。窓の外を見るが、遠くにかすかにそれらしき光。でもこれくらいなら起こさないでほしかった。。。
ね、っとしっかり目覚めた目で夫は得意そうな顔。はい、もう1勝っていいたいのね。おやすみ。

私たちは初トロント。バンクーバー空港は遠くにカナディアンロッキーの山々が見えるが、ここは大都会。山はまったくなし。入国審査、税関検査後、国内線への乗り継ぎ。トロントは大きな空港だ。表示に沿ってセッセと歩き、再度手荷物検査を受ける。さっき電光掲示板で見たD24に行くと、あれ?便名と時間が違う。再度電光掲示板で確認。D33になっている。あわてて移動。これがまた遠い。やっと着き、搭乗手続き後、座席に座って、ほっ。機内放送はここはフランス語が先。次に英語。どちらもものすごく速い。まあいいや。乗っていれば連れて行ってくれる、と思ったら、まわりがみんな立ちあがって手荷物を下ろし、降りる様子。まだ飛んでいないのに?!夫が乗務員に確認したら「エアクラフト チェンジ」。今度はD41に行ってひたすら待つ。17時発が18時に変更。機内への案内開始が18時過ぎ。結局1時間半遅れで、モントリオールに着いた。トロントから1時間なのにここは雪景色だ。

モントリオール空港は首都の割にはこじんまりな感じがしたが、一部しか知らないからなんともいえない。今夜は空港内のホテル。20時近くになってからのチェックイン。歩いて行けるところでよかった。
ホテルは空港内とは思えないほどきれいだし、音も思ったより静か。シャワーをあびて横になる。長い1日だった。

機内食1:和食(おそば、酢の物など前菜、すき焼き風煮物、ご飯と味噌汁、香の物)、フルーツ、アイスクリーム
機内食2:おかゆ(卵焼き、たらこ、塩鮭など)、フルーツ
機内食3:スナック(クラッカー2種、チーズ3種類、フルーツに野菜)

Season2012 Canada Montreal -> Magdalen Islands 3/3

2012年3月3日(土)くもり

20120302-0002.JPG夜中に何度も目が覚める。日本との時差14時間。身体がついてきていない。外を見ると横殴りの雪。こちらは寒い国だから、雪には慣れているとは思うけど、明日時間通りに飛んでほしい、と心配。
初めてオーロラを見に行った時も大雪でシアトルで足止め。でもすばらしいオーロラに出会えた。スムーズに着いて素晴らしいのに出会いたいけどなぁ。

ホテルをチェックアウトし、エレベータを降りたら出発ロビー。こりゃあ楽だ。自動チェックインをし、荷物を預け、レストランで朝食をとり出発ロビーへ。
今日は飛行機は1機にしか乗らないが、途中ケベックとガスペを経由していく。つまり各駅停車。プロペラ機でしかもすごく揺れた。アラスカでもカナダでも小さい飛行機は何度も乗っているが、今日のは定員40名。乗務員のお姉さん、早口でよくしゃべる。

マドレーヌ島には時間通り14時着。ホテルからお迎え。日本語を話すまゆみさんが待っていてくれた。ホテルまでは車で10分ほど。一面雪の中、ぽつぽつとかわいいおうちが建っている。横浜のうちの近所に最近スゥェーデン・ハウスが建ったが、あの感じ。こういうところだと映えるね。

20120303-0002.JPGホテル着。とってもかわいいホテルだ。チェックイン後、簡単な説明。ハープシール・ウォッチングは日に3回ヘリコプターで飛ぶが、今日の3回目は悪天候で飛べなかったとのこと。今日到着組は明日は最優先で乗ることができる。どうか飛びますように。
ここのシステムは到着翌日に飛び、その後はエントリーして、空きがあればいける、というもの。行けかないとすることないよねぇ。オーロラと同じ、かなりリスキーなツアー。ラグナーに言わせるとこれもギャンブルだろうね。
ホテル内で出会う人は日本人もそうでない人も、みんなすごいカメラをかかえている。世界中のカメラマンや愛好家が集まっているのでしょう。

3時からの町のスーパーに行く車にのせてもらい、ビールやジュースなどを調達。帰ってからホテルの周りを写真を撮ろう、と表にでたが、強風。くじけてじきに戻る。部屋に入ったらもうぜんと眠くなり、横になったらぐっすり。

7時前に起きて、夕食。メニューが全部フランス語か英語。適当に頼んだが、日本のファーストフードのように写真付きだったらいいのになぁ。あれってユニバーサルデザインだよね、と話しながら食べた。

明日は朝7時のフライト。45分前には講習ともし氷河から海に落ちても浮くという、ムスタングスーツを着るなどの準備がある。その前にご飯も食べなくちゃあだし、と準備をして早々に寝る。なんかだるい。

朝食: ジュース、トースト、スクランブルエッグとハムとポテトとフルーツ
昼食: スーパーのサンドイッチ、ジュース
夕食: スープ、グリーンサラダ、サーモンのベーグルとロブスターのパニーニ

Season2012 Canada Iles-de-la-MADELEINE 3/4

2012年3月4日(日)晴れ のち くもり

昨夜は雨が窓ガラスをたたいていたので、今日の天気を心配して寝たが、目が覚めてみると、うっすら朝焼け。時差ぼけのために夜中から明け方まで、何度も目が覚め、5時半朝食、6:15に集合。

20120304-01.jpgムスタングスーツ(防寒のためと海に落ちた時に浮く)とブーツを借り、あざらしウォッチング・マナーのビデオを見て、準備完了。みんなでいそいそとホテル裏のヘリポートへ。朝日が海のむこうから顔を出し、まわりでシャッター音が響く。いよいよだ。3機のヘリコプターに別れ、スタッフの指示で乗りこみ、シートベルトをセット。ヘリのハネがまわりはじめた。わくわく。と、突然回転数がぐんと落ちた。

え?。少ししたら、降りるよう指示。
ええっ?!他の2機は飛んで行ったのに、私たちには数分待つように言われ、更に修理に30分ほどかかるので、建物内で待つように言われる。
えええっ?私たちだけ行けないの?
その後、通信系の障害で、3機で連絡を取り合うので飛べない、この時間はキャンセルで、私たちは午後2時のフライトに変更、とのこと。
ええええっ?!ここまで来ていけないなんて。。。
島内観光の車を出すのでどうぞ、とのこと。部屋で午後までじっとしている気分にはなれず、日本人4人、東京のKNさん、茨城のKBさんと参加することに。仕方がないけど、こんなにお天気がいいのに、ひどいよね、とぶつぶつ。

20120304-08.jpgマドレーヌ島は6つの島からなっており、今日は中央部の観光。8時半から11時半まで。ガイドのデーミアンが丁寧に説明。但し、フランス語圏の人の英語。昔は冬はマイナス20度くらいまで下がったそうだが、今日はマイナス2度。温暖化の影響が出ているようです。
町の中はカラフルなおうち、主要産業のロブスター漁の船やトラップ、教会は舟のかたちをしていたり、とそれはそれで楽しめました。凍った海の上に点々と小さい小屋は穴釣り用。途中のチーズ工場でコーヒーを頼むと、レシピをみながら丁寧に入れてくれた。本当にのんびりした町なのね。

ホテルに戻り、昼食。朝行った人たちはみんな陽に焼けた顔をしている。いっぱい居たそうだ。いいなぁ。
1時半に今朝借りたムスタングスーツとブーツを着用し、スタンバイOK。空には雲が広がっているも、明るい。スタッフは2時のフライトも大丈夫、との返事。
予定の時間を30分ほど過ぎてヘリが戻ってきた。TV朝日のクルーが一緒だったので、時間がかかったのかな。他に海からNHKも来ているそうです。
で、私たちも30分遅れで出発。私たちが乗ったヘリは朝行けなかった日本人4人と陽気なミッチとルース夫婦の6人。今度はちゃんと飛び上がった。
GPSの軌跡を見ると、ホテルから南西方向の流氷の上のようだ。

20120304-0010.jpg島周辺の海の流氷はかなり薄く、途切れ途切れだし、海が透けて見えるのばかり。でも、凍結の模様がモザイクのようでなかなかきれい。
その氷の色がだんだん濃くなった頃、氷の上に点々を細長いゴマのようなものが見えてきた。ルースが「seal!」と指をさす。うわあ、すごい量。あっちにもこっちにもどっさり。だんだん近づくと、ゴマのとなりにしろくてちいさいのがうごめいている。赤ちゃんだ。黒1つに白ひとつ。雪の上には胎盤らしきものがところどころ見えている。いずれ鳥が全部始末してくれるらしい。
こんなにいっぱいいて、ヘリはどこに降りるんだろう、アザラシを踏みつぶさないか、と余計な心配をしていたが、そこはプロ。3機とも無事到着した。

20120304-02.jpg降りたら、そこはアザラシのコロニー。いるいる、いるいる。防寒靴にアイゼンをつけ、ストックを持っていざ出発。ストックで氷の薄いところかどうか確認しながら歩く。
ガイドが1匹の赤ちゃんのそばに。ルースが上手に近寄り、並んで写真を撮っている。私も、と他の赤ちゃんに近づくが、人間を見るとキュウキュウ泣きながら逃げて行く。結構早い。親は穴の中に飛び込むが、親を驚かせないようにしなくてはいけない。
しっかし。かわいいなぁ。ルースが静かにさせた赤ちゃんと私たちも写真を撮らせてもらう。うーん、かわいい!
ごまちゃんあれこれをよく見てみると、器量も性格もいろいろだということがわかる。近寄っても鼻の穴をふぅと膨らませるだけの子、ガォと歯をむく子、身体を触らせてもらってもじっと我慢している子。毛の色が生まれたての黄色の子、白が少し出てきている子、完全に真っ白な子。もうかわいい!!!

20120304-07.jpgと夢中になって2時間。あっという間でした。雲の切れ間に夕焼けで薄赤くなってきて、ごま子ちゃん、ごま夫ちゃんたちも寝てしまう子がちらほらし出した頃、集合のホイッスル。楽しかったぁ。

帰りのヘリでは少しとろとろ。今日は1日が長かった。マドレーヌ島独特の赤茶色のがけに雪がかぶり、食べかけのチョコレートケーキみたいなのが見えてくるまでに約20分。17時半着。大満足でした。

部屋に戻って水着に着替え、ホテルのジャグジーに。肩までたっぷりつかって暖まり、動き回って汗びっしょりの身体も頭もさっぱり洗った。大量の洗濯物はコインランドリーで洗う。でっかい洗濯機が1回1ドル。
このホテル、お部屋も広いし設備も充実。超快適。

朝食: 目玉焼き、ベーコン、ポテト、トースト、フルーツ
昼食: ハンバーガー、グリーンサラダ、ポテト 
夕食: トマトクリームスープ、パン、ロブスターや貝などが入ったパイ包み焼き

Season2012 Canada Iles-de-la-MADELEINE 3/5

2012年3月5日(月)雪

早朝、起きて外を見る。まだ真っ暗。でも雪が降っている。夫がフロントに今朝7時のヘリは飛ぶのか、聞きに行ってくれるが、まだ未定とのこと。それならいつでも出られるように、と準備。6時にレストランで食事をしていたらまゆみさんが1時間様子を見る、と言いに来てくれた。

20120305-0002.jpg食後部屋でまったり。外は明るくなったが大粒の雪がしっかり降っている。今日のヘリは朝7時のみなので、少々遅れてもアザラシが居るあたりが晴れていれば飛ぶから、とのこと。

振り返ってみれば、日本から延々2日がかりで来て、きのうは早朝から長い1日だった。いつもと違う筋肉を使ったせいか身体もあちこち痛い。ゆっくり休めるのはうれしくもあるが、待っているだけ、というのも辛く、二人で交代でロビーに行き、情報収集。「今日は無理そうなので8時半の島の東部観光に行ったらどうですか」とも勧められたが、この大雪の中、寒いだけ、と部屋でまったり。

お昼前までゴロゴロ。身体が痛いのは治らないので、それならと二人で太極拳を行う。身体のすみずみまで伸ばして気持ちがよかった。その後、私は太極扇の練習。ノートの小さい画面を見ながらってむずかしい。
20120305-0001.JPG結局雪は降りやまず、今日はキャンセル。ぐすん。
仕方がなく、昨日の写真を見て、反省会。すっかり舞い上がってしまったが、被写体のかわいさは腕にかかわりなくGood。かわいい!!!氷の上にいる白い動物なので白に白。上手にピントがあって毛の1本1本もきれいに写っているのはやはりいいけど、何と言ってもごまちゃんの表情が一番だ。うーん、行きたい、行きたい!
それから夫が旅行のwebサイトをUPしてくれた。

夕方、ジャグジーに入りさっぱり。夕食後、館内で実施されている小原玲さんのスライドショーを見る。報道写真家から動物写真家に転身し、ここマドレーヌ島に20年通っているそうだ。その間、地球の温暖化をウォッチ。そうだよね、アラスカの氷河に何回か行っただけでも感じたもの、私。

明日は最終日。私たちは10時半のヘリにエントリーされている。どうか晴れますように。

朝食: クロワッサンサンド(ハム、チーズ、トマト)、ポテト、バナナ、ヨーグルト
昼食: カップめん、グレープフルーツ 
夕食: クリームスープ、スパゲッティミートソース
(夫はコンソメスープ、豚肉のりんごソースに温野菜添え、クランベリーケーキ)

Season2012 Canada Iles-de-la-MADELEINE 3/6

2012年3月6日(火) くもり のち 小雪

明け方見た夢は八百屋さんで野菜をたくさん買っているところ。身体が野菜不足だと言っているのかな。レストランの食事だけでは野菜不足になるので、スーパーで果物を買って食べているけど、まだまだ足りないようだ。

今朝はゆっくり起きればいいのに、やはり早く目が覚めた。一昨日の夜には二人とも目の下に隈ができていたが、昨日ののんびりのおかげで戻ったようだ。早朝の飛行機で帰る人をお見送り、と思って5;30にロビーに行くも、今朝はだれもいなかった。アザラシ室の入口に貼り紙。「今日のアザラシ・ウォッチングはパイロット判断により全て中止」って、これ昨日のことだよね?!

6時半すぎにはスタッフがヘリの周りをうろうろ。準備開始。よかった。空はどんよりだけど、今日は飛びそうだ。ヘリポートへの出入り口がホテルの2階でお部屋と同じフロア。ちかくに行くと、カメラマンの井村さんが様子を見ていたのでしばしおしゃべり。しばらく待っていたが、もう少し時間がかかりそうなので、4階のレストランに行き、朝食を食べながら、ヘリが無事飛び立つのを見送った。よかった、今朝は3機とも飛んで行った。

私たちの出発時間10時半まで手持無沙汰。外ばかり見ている。あれ、小雪が舞っている。大丈夫かなぁ。でも空があかるくなってきた。と一喜一憂。
8時半に島西部の観光に行く人たちを見送ると、もうすることは何もなく、時間より早めにアザラシツアー準備室に行き、ムスタングスーツを着、ブーツを履いて待つ。
ほぼ時間通りにヘリは戻り、降りてきた人たちはみんなにこやか。いっぱいいたよ、楽しんできてね、と声をかけてもらう。
20120306-0003.JPG
指示されたヘリは最初に飛ばなかった機体。でも今日はちゃんと飛び上がった。行くまでにどきどきだ。どんよりした雲の中、25分飛んで今日の観測地着。一昨日に比べて、さらに南下したポイントで、アザラシの数も少し少なめか。
ヘリが着陸するまわりに居た親子が必死で逃げて行くのが見える。ごめんね。
ヘリから降りると強い風と雪。寒い。もういちどしっかり防寒を確認し、アイゼン(現地ではクランポンという)をセットしてもらっていざ出発。昨日今日の降雪のせいか、おとといよりも表面に雪がかぶっている。
20120306-0002.JPGまず、近くにいる親子のところへ。キイキイ泣きながら逃げる子。カメラを首からはずし、横になっていざって近か寄る。あれぇ、今日の雪はべたべたの水分多め。手袋もカメラもぐっしょりになってしまった。風が冷たいし雪も降っている。ガイドが寄ってきて穴が雪に覆われてわからなくなっているところがあるので、必ずスティックで確認してから歩くようにあらためて注意があった。

20120306-0001.JPG数頭のごま子ちゃん、ごま夫ちゃんに遊んでもらった。しかし、風が強く寒い。はーい、と片手をあげていた子がねんねした頃、あと10分だよ、とガイドに声をかけられた。
ヘリから大分離れていたので、戻りながらパチリパチリ。
いやぁ、今日も楽しかった、寒かった。

帰りは30分。ホテルに戻り、まずジャグジー。身体の芯から冷えたのでまずたっぷり暖まり、さっぱりしてから遅めの昼食。島名産のマッスル貝で乾杯。食事の間に終わった洗濯物を干し、ちょっと横になったらぐっすり寝てしまった。夕方6時過ぎに目が覚め、外を見ると相変わらずの曇りだが、真上にお月さま。明日は晴れだ。いいなぁ、明日行く人。


朝食: エッグベネディクト、ポテト、フルーツ、紅茶
昼食: アスパラガスのスープ、マッスル貝、サーモンのピザ、ケーキ
夕食: 今日のスープ、ロブスターのパニーニ、チキングリル、ケーキ

Season2012 Canada Enodah Island 3/7

3/7(水)マドレーヌ島は小雪、モントリオール&カルガリーは晴れ、イエローナイフは晴れ

今日はエノダへの移動日。おととい大きな太陽フレアが出ているので、気持ちがはやり、よく眠れなかった。ただの時差ぼけかもしれないけど。

20120307-0001.JPG5時半ロビー集合で、空港につれていってもらう。チェックイン後、レストランでもらったランチBOXを食べてから、手荷物検査。プロペラ飛行機は時間より早めに飛んだ。日本人は私たちと茨城からきているKBさんの3人。ガスペ、ケベック経由でモントリオールへ。ケベックでは外に出て足を伸ばすことができたが、小さい飛行機で寒かった。

モントリオールでKBさんとお別れ。彼女は生まれて初めての海外旅行が一人旅のマドレーヌ島。すごいなぁ。
私たちはカルガリー便に乗り換え。予定では4時間待ちが、更にディレイでもう1時間20分後になるという。ラウンジの椅子でとろとろ。結局2時間遅れでカルガリーに着いた。
カルガリーからイエローナイフは3時間待ちの予定だったが、遅れのために1時間と短くなり、トイレに行ったりしていたらあっという間。待合室は急に日本人が増え、にぎやか。


ほぼ時間通りにイエローナイフ着。出てきたトランクから防寒着を出して着ていたら、ラグナーが迎えにきてくれた。今年は暖かい、とのこと。また、中国人の客が増えたそうだ。
乗用車から雪上車に乗り換え、ロッジ着12時。今日も長い1日だった。

20120307-0005.JPG荷物の整理をし、メインロッジに行ったら、昼間のアイスフィッシングの獲物のお刺身と、そのアラをつかったスープを出してくれた。香港のAさんが作ったそうだ。おいしい。野菜がたっぷり入っていてものすごく幸せな気分。

幸せ、といえばPCでオーロラ関連データを見てびっくり。3/5にX1.4の大規模太陽フレアが発生し、わくわくしながらここまで来たが、更に3/7にX5.4というとほうもない太陽フレアが発生したとのこと。地元のテレビがカナダ中でオーロラが見える、と報道しているもよう。

が、外は晴れているけど、オーロラはまったくなし。まあるい月が煌々と光っている。

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空には、金星と木星が明るく光り、月のそばの火星で5Dm2と60DのLiveViewを使ってFocus合わせをおこなう。うっ、コンタクトにしたので手元が見えない。ここは大胆に勘で合わせる。

2時頃に縦筋の弱いオーロラが出現。早速出動する。とはいえ、一年ぶりのオーロラ撮影。あれっ、ワイヤレスリモコンRC-6が動作しない...。ゴマちゃんとのツーショットに使っただけなのに!?。電池交換するも無反応。LEDもつかないし...
---(by Toshi)


朝食: ランチボックス(パン、マフィン、りんご、ジュース)
昼食: サラダ、スープ
夕食: サラダ、おひょうとごはん、アイスクリーム
夜食: ノーザンパイクの刺身、アラと白菜のスープ

Season2012 Canada Enodah Island 3/8

3/8(木)晴れ

朝食は9時半。私たち二人だけの時は11時のブランチにしてもらうが、先客が居る中、わがままはいえない。
昨夜は、というか今朝は5時半までねばり、寝たのは6時過ぎなのでだるい。体内時計はさぞ目を回していることだろう。

20120309-0008.JPG太陽フレアのこともあり、オーロラ関連情報はすべていつになく高く、期待の割には昨夜はしょぼいオーロラだった。もっとも満月なのに、F2.8で5秒でうつるのだから、モデラートなんだろうなぁ。同宿の人から太陽フレアが出ているのに、なんで強くならないのか、聞かれるが、聞きたいのは私。オーロラ予報はめったにない5なんだから。

エノダの気温は十分わかっているつもりの私たちだが、マドレーヌ島に行き、寒さに少し慣れた気分になっていたせいか、寒さが辛い。昨夜は最低マイナス38度C。防寒靴は移動のときに履いていたので、中に汗をかいたのもあり、早々に冷たくなるし、顔の出ている部分は凍傷になるか、と思うほど冷たかった。
油断大敵。夫が14年前アラスカで替えバッテリーを暖めるためズボンのポケットに入れた時の凍傷もどきは未だに治らない。ロッジに戻って再度防寒をし直して外に出ると、さっきの薄いのはなくなっていた。

昨夜は肉眼では薄いのが数回出た程度だった。今日は朝からきんきんの晴れ。今夜への期待は高まる。

朝食にメインロッジに行く。あ、てんぷらさんだ。バーサは先週までで今週は彼にチェンジしたとのこと。食後、もう一度横になる。夫はなにかごちょごちょやっていたが、私はすぐに眠ることができた。目が覚めたら夕方の5時。起きるか。

20120309-0005.JPG昨日の中国人4人は昼間イエローナイフ(YK)に戻り、中国瀋陽のニューゲスト2名がガイドと一緒に夕方着いた。夕食前に既にうっすらオーロラ。今日はいいぞ。急いで食事をし、お茶を飲んでいると、表に出たラグナーの声。「オーロラが出てるよ」。みんな急いで外に。さっきうっすら出ていたのが、おおきな波のようにうねっている。わあ、とキャビンに戻り、あわてて防寒をし、カメラをかかえて外に。あれ、さっき習ったシャッターのリモコンがうまく働かない。ねえ、おじちゃん、動くようになったけど思う通りに終われない、ねえおじちゃん、あれ、またきれなくなっちゃた、ねえおじちゃん、と夫に3度ほど確認してもらい、やっと思うように動かせるようになった。あ、でもほっぺが異常につめたい。凍傷になりそう、と一度キャビンに戻り、再防寒。あー、時間がもったいない。

それにしても強いオーロラ。私のレンズはF1.4だが、1秒から5秒程度でシャッターを切った。メモリ、大丈夫かな。とにかくガンガン。ピンクや黄色、濃い緑色、紫色がはっきり見える。写真には赤く写っているんだろうな。動きも激しく、忙しい。

20時から歩きまわって1時間ほどしたら月が昇ってきた。明るい。明るすぎ。雪面が黄色に見える。
しばらくすると月のせいか、赤がみえなくなってきたし、薄くなってきたのでメインロッジに戻る。この間、1時間半。うー、よかった。

20120309-0006.JPG第2ステージは10時頃。強い弱いを繰り返すものの、月が出る前ほどの色は出ず、気分はちょっと盛り下がる。昨日だったら絶対撮影しているクラスだったが、薄くなりだしたら早々にメインロッジに引き上げる。50分ほど楽しんだ。

第3ステージは11時半頃。東と北は大分雲が出てた。薄いアーチが見えたが、どうする、と話していたら動きが激しくなってきた。これは撮らなくては、と急いで準備。着替えだけでなく、カメラを三脚から外していたので時間がかかる。その間におおきな動き。カメラをセットする夫のとなりで「うわぁ」「きれい」「すごい」と叫んでいる私。ごめん。
やっと撮影できるようになり、セッセと撮るも、雲がどんどん湧き上がってくる。動きが静かになってきた30分後にロッジに戻る。うー、忙しかったね、と話していたら、突然ボンッと音がしてメインロッジの電源が落ちた。停電だ。そうだ、去年もあったけど、ここは自家発電。なにかの拍子で切れてしまった。

仕方なく荷物をまとめてキャビンにバック。暖房はプロパンガスなので切れる心配はない。部屋の中では二人のヘッドライトのみ。
月のまわりには星が見えているので、暗い中でも辛抱して外を確認。1時半ごろ、雲の切れ間にオーロラ。コンデジで撮ってみるもまわりは雲いっぱい。2時過ぎにあきらめて寝る準備。

今日の夜は曇りの天気予報だった割にはたっぷり楽しむことができた。楽しかった、と横になる。
夫が1時間おきにチェックしてくれたが、雲は暑くなるばかりだった。

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RC-6の動作について、改めてマニュアルを見たが、セルフタイマーモードにしておく必要があったんだ。
あわてていて気付かなかった(^^;;  (by Toshi)
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朝食: フルーツサラダ、ベーコンとソーセージ、オムレツ、パン
夕食: グリーンサラダ、スパゲッティトマトソース、ガーリックトースト
夜食: カップヌードル

Season2012 Canada Enodah Island 3/9

3/9(金)雪

昨夜は夫が1時間おきに外をチェックしてくれたが、結局厚い雲におおわれ、雪が降り出した。残念。条件がそろっているのに。。。

20120309-00b1.JPG今朝は5時過ぎに二人とも起きた。停電は復旧している。それなら、と昨日の撮影データの取り込み開始。うわぁ、とおもわず声が出る。オーロラが赤い、でかい、きれい。すごい、すごい。
ん、それにしても寒い。外は雪なのでしんしんと冷えている。ここのインドアトイレのキャビンは4部屋で1棟。昨日CとDの客が帰ったので、暖めているのはAとBのみのせいか、建物のあたたまりかたが悪いようだ。室温設定のレベルを1つあげ、しばらくしたら暖かくなってきた。ほっ。

朝食時間にあわせてメインロッジへ。この頃には横殴りの雪で、外は完全にホワイトアウト。100メートル先のメインロッジに行くのに遭難しそうだ。

朝食後は部屋に戻り、私は横になる。夫はPCに向かって何かしていたり、横になっていたり。まあ、大して寝ていない模様。私は、うーん、実質3時間くらい寝たかな。

5時半過ぎにメインロッジに行く。中国客はスノーモービルと釣りをしたりと忙しい。今日は3匹も釣れたが、1匹は放し、残り2本をお料理。お刺身をどうぞ、といただいた。中国客の奥さんがスープと煮物にしてくれた。彼女、昨日から見た中で一番生き生きとキッチンで働いていた。うーん、おいしい。たっぷり食べた。おいしかった。これが前菜ってどんな夕食なんだ、今日は。

20120309-0009.JPG7時前に日本人の若いカップル2名とロッジのキッチンスタッフのMEさんが到着。急に日本人比率がアップ。スタッフは更にHMさんが追加。週末にきているとのこと。
8時過ぎに雲の切れ間から金星と木星が見えだした。この二つは大きいのですぐわかる。そのうちオーロラの筋が見えだした。急いでキャビンに戻り準備。キャビンの前で撮影。おおきな丸いオーロラが数本。ところどころ濃くなり、ピンク色が見える。
わーい、とシャッターを押して見ると、手前に雲がびっしり。雲を通して見えているのに、こんなに強いんだ。さすがオーロラ予報で初めて見た6のExtrime+。でもなんでこんな日に曇がいっぱいなの?!
写ったオーロラは雲の上だけど、しっかりピンク色。ぐぐぐ。。。

そのうちまた雲に覆われ、我々は遅いディナータイム。今日はクリスマス・パーティ?!というような豪華でにぎやかな夕食でした。おいしかった。これでオーロラが出ていればいうことないけど。。。

20120309-0010.JPG10時半過ぎほどからキャビンに引き上げる人がポツポツ。外は真っ暗。満月直後の今がこんなにくらいはずはなく、いかに雲が暑いか、ということだよね。
うちも11時半過ぎにバック。ビールとワインですっかりいい気分の夫はダウン。私一人でオーロラ待ち。何とか雲が切れないかなぁ。

夫はアルコールの力も借りて寝たけど、1時過ぎに月が顔を出し、星も見えてきたので起こして出動。薄いのをしばらく撮影。それにしても風が冷たく寒い。外は下の方に雲があるものの、クリアになりました。ところどころぼんやりオーロラが一晩中出ていた。アリバイ写真をとったけど、ちょっとねぇ。。。これでExtreme+なの?!


朝食: フルーツサラダ、パンケーキ、ごはんとポテトのグラタン風、ベーコンとソーセージ
夕食: 前 菜=本日中国客が釣り、料理したノーザンパイクのお刺身、スープ、アラ煮
     メ イ ン=グリーンサラダ、マッシュポテト、チキンの丸焼き、チキングリル
          デザート=ケーキ
夜食: カップめん

Season2012 Canada Enodah Island 3/10

3/10(土)晴れ

昨夜は4時半までねばり、5時過ぎに就寝。外にはずっと薄いオーロラは出ていたが、あばれることはなかった。シャターを押すとオーロラがあることがわかるが、写真としてはどうにもこうにも。。。なのであきらめた。うーん、こんなもの?!

横になって30分ほどぐっと寝たところで、目が覚める。異様にすっきり。ん、なんかお腹のあたりが寒い。というか、部屋が寒い。暖房がとまったのかな、とそばに寄ってみる。温風は出ていない。ヒーターそのものも冷たい。しばらく布団にくるまってじっとしているもどんどん寒くなってきた。室温が下がっているのを感じる。
起き上がってメインロッジに言いに行こうしたら、夫も起き上がって一緒に行く、という。治っても暖かくなるまでには時間がかかるし。

20120310-00b1.JPGメインロッジに行ったら、明け方、私たちが引き揚げた時のまんま。つまり、まだ誰も起きていなかった。仕方ない、とストーブのそばでまったり、どよよんとしていると、暫らくしてキッチンスタッフのNOさんが来た。外で夫から伝言を聞き、ラグナーに伝えた、とのこと。
ガス欠らしくプロパンを交換してくれたら、元気よく白い煙を噴き上げていた。

今日の朝食は日本食。ご飯に出し巻き卵、中国人の張さんお持たせのお漬物。うーん、おいしい。炊飯器は日本製ではないけれど、ジャポニカ米がおいしく炊けていました。

食後、張さんたちはYKに戻るので、記念撮影をしてお別れ。夫とヤングカップルは釣りに行く。夫は釣りの準備をごちょごちょしていたが、私は横になる。やっと眠れる。ぐぐぐ。。。

午後3時過ぎに夫が戻ってきた。今日は3匹も釣れたという。今まで何度も何度も行ったけど、1匹釣れただけなのに。釣れると楽しいよ、と満足顔。彼は片づけのそこそこに横になりぐうぐう。

私は夕方5時過ぎに起き、今日、日本時間3/11の日本経済新聞をiPad2に取り込んですみずみまで読む。あれから1年経ったんだ。去年はネットとロケフリで日本のテレビを見続けたっけ。
今年はこうやって新聞の朝刊夕刊を毎日ダウンロードし、紙よりも早く読めるようになった。これはこれでとっても便利。20120310-0001.JPG

起き上がってカメラをPCにセット。昨日の撮影データを吸い上げるセットをしてから、メインロッジへ。スタッフがおにぎりを作ってくれた。おいしい。お腹、ぺこぺこだったの。^^
キャビンに戻り、カメラ2台目のデータを吸い上げる頃には夫も起きてきた。きのうのオーロラは薄かったけど、その割にはそこそこ頑張ったよね。

今日の夕食はまたまた豪華版。日本人スタッフの気合が入ったメニュー。デザートもおいしかった。
昨夜までの中国人客とガイドがいなくなり、今日の客は私たちとヤングカップルの日本人4名。キッチンスタッフの女性2名とガイド他いろいろこなすテンプラさん、オーナーのラグナーと総勢8人。なぜか静かなゆったりとした夕食でした。

20120310-0002.JPG食後、キャビンに戻るときに空を見上げるとうっすらオーロラ。それっ、とコンタクト・レンズを入れ、防寒をしてカメラをかかえて外に出る。うん、さっきのうっすらがかなり濃くなってきた。いいぞ。シャッターを押してみる。あれ、暗闇に緑の筋が1本。うーん、月の出の前だもんなぁ。しばらく外をうろうろ。身体もまだ寒さに耐えられそうなので、少々薄くなっても頑張る。も1時間半過ぎたころにメインロッジに引き上げた。薄くて。。。

キッチンスタッフの2名が明日以降の食事の準備を遅くまでしていた。こんなに遅くまでありがとうございます。


朝食: ごはん、ホテトサラダ、ダシ巻き卵、チキンとセロリのスープ、ベーコンとソーセージ、中国のお漬物
間食: おにぎり、しょうがのたまごスープ
夕食:グリーンサラダ、野菜たっぷりトマト味のスープ、コロッケ、ビーフ・ステーキ温野菜添え、クレープ(アイスクリーム、フルーツ、チョコレートソース) 

Season2012 Canada Enodah Island 3/11

3/11(日)晴れ
サマータイムスタート

昨夜、夫は12時前にはメインロッジのソファに横になり、とろとろ。前夜、ほとんど寝ていないのに、昼間釣りに行ったので、睡眠不足。私も十分足りている、とはいえないがそれでも彼よりは寝ている。私はこまめにチェック。でも月はあがってきても雲の向こう。雲をすかして薄いオーロラが見えることもあるも、彼を起こすほどのことはなかった。

結局。彼は2時にはパジャマに着替えて横になり爆睡。私は5時まで頑張ったがあきらめた。長い夜でした。
時間と言えば、今日からサマータイム。夜中の1時に時計と1時間進め2時にした。

20120311-0001.JPG今日は11時にブランチ。いつもの通り早めに目が覚めてしまった。外は晴れ。昨夜の雲はどこに行ったの?!という良い天気。
NOさん、HKさんが元気にあいさつをしてくれた。朝食は今朝も日本食中心。おいしい。みんなでわいわい食べ、デザートのおしるこもいただき、そろそろ終了、というときにオーナーのラグナーが入ってきた。「なぜみんないるのか、時間前なのに」との声。「サマータイム!」えっ、彼のみ時計を進めていなかった。しかし、オーナーがいないのに、彼はまた何かやっていて遅れているんだろう、と全員が食事を済ませてしまったなんて。。。

キャビンに戻り横になるとすぐ寝てしまうも、2時にガバッと起きた。ヤングカップルとキッチンスタッフがYKに戻るので、お見送りをしなくては。パジャマの上に防寒着を着てメインロッジへいく。出発前でみんなのんびり。
ヤングカップルは2泊共オーロラを見ることができ、魚を釣り、スノーモービル、スノーシューなど極北の冬を満喫できた。ハッピイだ。

お見送り後、また横になる。2時間半ほど熟睡。ここでの滞在も残り3泊。いつもの静かなエノダライフ。今までにぎやかだったもんなぁ。

20120311-0003.JPG夕食にメインロッジに向かう頃には空一面に雲。ところどころ切れ間はあるものの、今夜の天気予報は曇り。明日も1日曇りの予報。苦戦しそうだ。
今年はお天気が安定せず、雲が多めだ。昨年は毎夜晴れ晴れ、で楽しい日々だったが、かわりに気温はガンガン下がりマイナス40度以下の連続で辛かったぁ。今年は今のところ初日にマイナス37度だったけど、後はマイナス25度を切らない。楽は楽だけど。。。

食後、雲いっぱいの空とサテライト天気予報をの映像を見て、とりあえず寝ることにする。エノダライフも5泊目。今日まで毎日見えているんだから。
テンプラさんがキャビン前のステップをライトアップしてくれた。ばけつで氷を作り、中にろうそくをともす。目にはとっても暖かい。

ブランチ: ごはん(ジャポニカ)、きゅうりのぴりからサラダ、出し巻き卵、味噌汁、お浸し、ベーコンとソーセージ、おしるこ
夕食:グリーンサラダ、オニオンスープ、ラザニア、ガーリックトースト、小倉アイスクリーム
夜食: すいか

Season2012 Canada Enodah Island 3/12

3/12(月)雪
久しぶりのお風呂

昨夜は一晩中雲が厚く、雪は降るし、でオーロラは見えなかった。初1敗。夫は早々に寝たが、私は結局朝まで起きていて、5時半過ぎに横になったが、なぜか頭がさえてなかなか寝られない。私ってオーロラ写真を撮らないと、なぁんにもしていないのよね。食べて寝ているだけ。だからか。起きているとお腹がすく。何か食べ、何か飲む。これじゃあ太っちゃうよね。

朝食後、今日は町へ。久しぶりのお風呂だ。雪が降る中、雪上車、乗用車と乗りついでYKへ行く。ラグナーはタクシーよろしく、キャビンの前に雪上車を横づけしてくれたけど、私たち、メインロッジで待っているんですけど。。。
スポーツセンターでシャワー。久しぶりに髪の毛、身体を洗い、ジャグジーでしっかりあたたまる。気持ちいい。
1時間後、迎えに来てくれたラグナーと寿司ノースでランチ。オーナーの鈴木さんに久しぶりにお会いする。2004年の年末に初めてYKに来た時にお世話になった。その後、彼のツアー会社はやめてしまったが、今はパイロットとこのお店でYKにすっかり根をおろしている。彼は20年暮らしているが、今年ほど暖かい年はない、とのこと。ここでも温暖化か。

20120312-0001.JPGその後はショッピング。事前にメモをしておいた電池、明後日から行くヘイリバー用のジャポニカ米(むこうのお店では長いお米の大きい袋しかないので)などなど購入。電気屋さんでは先日会った中国人ツアー会社のアンジェラさんと娘さんに会う。オーロラの撮れるカメラを買いたいので、相談に乗って、と夫はつかまっていた。

ショッピングセンターから外に出たところでラグナーと再会。メイプルシロップ、バックエディを購入し、グレートスレーブ湖に3月になって作られるアイスパレスを見学したのち、雪上車とのミーティング・ポイントへ。ここで中国客5人、ガイド、ロッジスタッフをピックアップし、ロッジへ戻る。6時半過ぎ。今日の午後は眠れなかったなぁ。

夕食は本日到着の中国人(カナダやアメリカ在住)たちとにぎやかに食べた。というか、私は彼らのにぎやかさに圧倒された。今日は朝まで起きていて、いつも寝ている時間には町へ行ったので一睡もしていない。英語の早口会話について行くのはとっても大変。食べ終わったところで先にキャビンに戻ってひと眠り。外は小雪。厚い雲。ぐっすり。

20120312-0003.JPG12時近くに、はっと目が覚めた。3時間ほどぐっすり寝た模様。夫も寝ている。外を見ると暗く、星は見えない。そのうち外で中国人客たちの大きな足音。夫も起きだして、防寒着を羽織ってオーロラチェック。「雲多めだけど出ているよ」。
まだ完全に目覚めていないまま、私も外に出てみる。なるほど。雲があるけど、昨日まったく撮れなかったんだし、天気予報では今日も明日も小雪なので、少しでも晴れ間があるうちに撮ろう、とあわてて支度。コンタクトレンズを入れ、着替えて防寒をしっかりして外に。

アーチがどんどん伸び、1本が2本になる。撮影すると裾ははっきりピンク色。強いんだ。雲がなかったらなぁ、と雲を避けるためあちこちうろうろ。そのうちどんどん星が見えだし、はっきり見えるようになった。中国人GPの歓声が響く。うん、しっかり赤も出ている。

20120312-0004.JPG約1時間半撮影し、薄くなったのでロッジに戻る。この後も、ほぼ1時間撮影10分休憩のリズムでぴったりの状態でした。特に3時ごろはとても強く、光の塊がぐるぐるまわるブレークアップ。興奮しました。
朝、6時にロッジにひきあげるも、部屋から見るとまだ薄いオーロラ。完全に着替えて寝る支度をしてから、コンデジで数ショット撮る。月が上がって明るいけど、まだしっかり写ってくれた。楽しかったぁ。

朝食:フルーツサラダ、トースト、キッシュ、ポテトのチーズ焼
昼食:(寿司ノースで)オーロラセットと北極いわなのにぎり、味噌汁
夕食:シーザーサラダ、シュウマイ、スパゲッティミートソース、ガーリックトースト
夜食: カップメン

Season2012 Canada Enodah Island 3/13

3/13(火)晴れのち曇り、ときどき晴れ
エノダ最後の夜

今朝、ろくに寝ないまま、朝食に。昨夜の幸運に話しが弾む。だって、昼間はずっと厚い雲に覆われていて、雪もかなり降ったのに、夜になってあんなに晴れるなんて。油断大敵。
中国人客はニコンのプロ仕様のでっかいカメラ。彼以外は3時ごろに寝たが、彼は私たちと一緒に5時過ぎまで外にいた。たくさん撮った、とにんまり。ハッピィな人だ。

彼らは今日はアイスフィッシング。私たちは就寝のためにキャビンに戻る。食後すぐ横になるとお腹が重いので、昨夜のデータをPCに吸い上げる。うーん、腕はともかく量は撮った。
現在、アラスカにいるHさんの写真がナショジオに掲載された、というので見る。うーん、赤がしっかり出ている。あっちは昨日も今日も良いコンディションだったんだ。いいなぁ。こんな写真を撮れるなんて。すごいなぁ、としばし感心。

14時にランチをお願いしていたので、無理無理起きる。昨夜来たジーさん(もちろん男性)が野菜スープとサンドイッチを作ってくれた。寝てただけだけど、おいしい。夫はアイスクリームにクランベリーをトッピングして、とおねだり。ありがとう。

キャビンの戻りまた横になる。足音で中国人GPが帰ってきたなぁ、と思うも、ごろごろ。午後6時。目覚まし時計に起こされて、着替えてメインロッジへ。空は昼間、あれだけ快晴だったのに、雲が広がっている。わずかな切れ間が南西方向。夕日がきれいだ。

今日の釣果はノーザンパイク1匹だそうだ。YK在住の中国人ガイドが料理してくれ、お刺身、煮付けとスープ。ロッジスタッフのカナディアン以外全員で舌鼓。おいしい。
ジーさんが朝から支度していたでっかいターキーもおいしかったです。

食後、キャビンに戻り、またひと休み。外は真っ暗。星は見えない。天気予報は小雪。確かに降っています。20120314-0001.jpg23時に起きるが、身体が重い。睡眠時間、ぐちゃぐちゃだもんなぁ。おとなりのキャビンで大きな足音。表に出て見るといつの間にか星空。夫を起こす。即、外を見に行き寝ぼけながらも出かける支度。私は一足先に外に。うーん、北西方向にアーチが2本。
到着日から昨日まで、毎日、ほぼ同じポイントで撮影していたので、今日は事前に相談しておいた林の方に行く。真上は星があるも、下の方やところどころ雲が多いので、隠すことができるかも。

林を抜け、開けたところに出てみると、オーロラが強いのは東の方向。あちらにはYKの町明かりがあるもんなぁ。とあちこちうろうろ。あー楽しい。
1時間ほどでキャビンに戻る。風が強く、足が冷たいので防寒対策をしてまた外に。夫はトイレ、というので先に外に出ると、あれ、ブレークアップしそうだ。キャビンを降りたところで数カット。夫がまだ出てこないので呼びに行く。

大きなウェーブと龍のようにくねくねうねるのと、カーテン状のものが続けて発生。今日月が出てくるのは4時ごろなので、今は真っ暗。動きが早いのを数秒で撮ると、オーロラはシャープに写るが、真っ暗やみの中のうねうねで周りの景色はまったく写りこまない。長時間にすればまわりも写るがオーロラがつぶれてしまう。うーん、困った。そのうちレリーズを押している親指の感覚がなくなってきた。寒くてかじかんでいる。昨日まではリモコンのレリーズだったので大丈夫だったけど、今日は夫とカメラ交換している。親指、人差し指、中指がジンジンになったころ、大分静かになったので。メインロッジで暖をとる。

20120314-0002.jpg中国人GPも休憩に来てにぎやか。暖まってから、歩いて10分ほどの廃屋まで歩く。オーロラは静かだが、赤色がきれいに出ていた。1時間ほど楽しんでメインロッジに引き上げるともう誰もいなかった。カップめんで暖まり、キャビンに戻ると5時。まだオーロラは確認できるが、雲が多く星が見えない。今夜はエノダ最後の夜。楽しかった。

キャビンに戻り、寝る準備。歯を磨き、お湯で顔を洗い、身体を拭く。泡なしのシャンプーシートで髪の毛を拭く。この間、約30分。サッカーのオリンピック出場決定戦をロケフリで見ながら作業。
寝る前に今年習慣になっている今日の気象庁の地震情報をチェック。え、また東北でM6.8の地震。津波警報がでたの?とニュースを見ると次に千葉県東方沖地震で震度5強。また今年も?としばらくニュースを見る。どうかこれ以上、ひどいことになりませんように。


朝食:フルーツサラダ、オムレツ、ポテトのチーズ焼、ベーコンとソーセージ、スパゲッティ、トースト
昼食:ヤサイスープ、エッグサンド、ブルーベリーとアイスクリーム
夕食:ノーザンパイクのお刺身、スープ、トマトサラダ、マッシュポテト、ターキーの丸焼き、べイクドポテト、野菜(レタス、ブロッコリなど)
夜食: カップメン、いちごケーキ

Season2012 Canada Hay River 3/14

3/14(水)晴れ
リックさんと再会

今朝方、横になっても頭がさえてしまい、ほとんど眠れなかった。今、この時間に日本にまた大きな地震がきているのではないか、と何度も起き上がってipad2で気象庁の地震データをチェック。もう去年のあの思いはしたくない、と日本中が思っているよね。

20120314-0001.JPG今日はヘイリバーへの移動日。朝食時に中国人GPは良い写真がとれた、とみんなにこにこ。明るい。webを教えたりして、お別れ。彼らは10時半にYKに帰って行った。
中国GPの標準スケジュールはかなりハードだ。
 1日目 夕方YK着→エノダへ 夕食後オーロラ・ウォッチング
 2日目 アイスフィッシング、スノーモービルなど、夜はオーロラ・ウォッチング
 3日目 YKに移動 犬ぞり、夜はオーロラ・ビレッジにてオーロラ・ウォッチング
これでは寝る時間がない。すごい。

当方は11時半にキャビンを引き上げ、メインロッジでのんびり。昨夜寝ていないのでソフにで横になるも、今日から1週間、ロッジをクローズするのでスタッフが忙しく片づけをしていてにぎやか。眠れないけど、横になってじっとしていた。
夫は写真の取り込み。毎日晴れているので、量だけはすごい。

昼食後、2時半にロッジ出発。明日から北京に出張のラグナー、フィッシングガイドその他オールマイティのマイク(てんぷらさん)、キッチンスタッフのジーさんと私たち、計5名。1週間、お世話になりました。

時間通り空港着。ヘイリバー行きはいわゆるローカル線。生まれて1週間くらいの赤ちゃんを連れたママやおじいさん、お兄さん、その他もろもろで16席は満席。客室乗務員は厚手のコートを着たままのサービス。昨年同様機内はそこそこ寒い。

ヘイリバー空港では昨年お会いできなかったリックさんが迎えに来てくれていた。最近は彼は偉くなり、忙しくなったのでB&Bはもっぱら息子の仕事、とのことで昨年はジョーダンがケアしてくれた。東日本大震災直後で、ものすごい早口で質問の連発で私たちはアタフタしたものだ。
今夜からの食材調達にスーパーとリカーショップに寄ってもらい、B&Bへ。今年は道路が閉鎖されているので、ここに遠距離バスで来るメインの客がいなくて静かだという。私たちの他には車で移動している台湾人カップルのみ。彼らは明日はYKに行き、あさって戻ってくるという。

リックさんも帰り、時計を見ると8時。寝ていないのでだるいが、お米を炊いて、簡単に夕食。昨日までの超ハイカロリーな食事から、いつもの我が家に近い食事ができるのはうれしい。食後、私はせめて1クール寝かせて、と横になる。「でももう筋が出ていて明るくなりそうだよ」と夫。「一人でカメラ2台、使ったら」というと本当に両方抱えて出て行った。片方は魚眼。私は即、気を失った。

20120314-0004.JPG 20120314-0003.JPG


しばらくして「起きたほうがいいよ、すごいことになっているよ」と起こされる。準備しておいた防寒着を着て外に。月が昇る前の真っ暗な空に太いアーチが2本。よく見ると更にいくつも筋がある。頭半分寝たまま移動。う、街灯が明るい。あれって去年まで、あったけ?雪面に自分の影が映る。一番激しいときに迎えに来てくれたようでじき静かになった。B&Bに戻ったらソファに座りそのまま寝てしまう私。

「もう今日はあきらめて寝よう」と夫が提案。いや、もうちょっと、と寝ている私。1時過ぎにもう一度外に出る。薄いのが2本。東屋の下で見ているとだんだん濃くなってしばらく撮影。ファインダーを見ると街灯の明かりで雪面は真っ赤、向こうの木々は暗くて写っていない。こんな写真、撮ってどうするの、わざわざ移動してこれじゃあ1週間もいるのに、とかなりネガティブな私。明日の昼間にロケハンし、いいところを探そうよ、とポジティブな夫。

20120314-0005.JPG薄くなったので引き上げる。2時。バスタブで身体を暖める。ここはこれがいいのよね。
寝る支度終了後、みれんたっぷりに一番光が入り込みそうもない非常口の窓を見ると、大きなオーロラがぐわんぐわん揺れている。夫を呼んで見せ、コンデジで撮る。セットに時間がかかったので、いざカメラを向けた頃には薄くなっていたが、部屋の窓(北西向き)から見えたので数カット。

今夜はオーロラはまだこれから強くなるかもしてないけど、その下で寝ていると思うと贅沢でいい。と、また即、気を失った。


朝食:フルーツサラダ、スパゲティ入りオムレツ、ベーコンとソーセージ、パンケーキ
昼食:ツナサンド、カップヌードル
夕食:ゆで野菜(もやし、人参他)、さんまのかば焼き缶詰と玉ねぎの卵とじ、ごはん、味噌汁
夜食:ホットツナサンド

Season2012 Canada Hay River 3/15

3/15(木)晴れ
ヘイリバー2泊目もオーロラ・ウォッチング

今朝は何時まで寝ていてもいいのに6時過ぎには目が覚めた。夫も7時には目を覚ましたので、起きて朝食にすることにする。台湾カップルが朝食の用意をしていたので、キッチンがあくまで昨夜の写真を取り込む。

あれ、思ったほど雪面の照明の反射が気にならない、向こうの木もそこそこ写っている。私が寝ているときの夫の写真、なかなかいいじゃん、とよく寝たせいか気分良し。食事中の台湾カップルに「写真、見る?」とお誘いしたら即寄ってきた。そっちは撮れた?と聞くとまったく撮れなかったとのこと。聞けば三脚はないし、長時間露光はしていない。夫がカメラを見せてもらい使い方をカルチャー。

彼らは今日7時間かけてイエローナイフまで凍った道をドライブ。7時間でいくのかなぁ?飛行機は1時間かからないけど、湖の上を飛ぶからで直線距離だけど、道路はまわって行くからなぁ。いずれにしても気をつけてね、というと素直にはいの返事。かわいい。

朝食後はひと休みしてから、シャワーとお風呂。ここはシャワー室とバスタブがある。その後横になる。うー、快適。

目が覚めたんのは2時過ぎ。おきて日本の地震とメールをチェック。書の友人からうれしいメール。早速お返事。
昨日のダイアリーを更新してから、ロケハンに。撮れていた写真が想像よりよかったので、足取りも軽く公園の遊具のそばや教会が見えるところまで雪面を二人でラッセル。スノーモービルが通った跡が固くなっていて歩きやすいが、そうでないところはドボドボ沈みながら。夜、暗い中、カメラをかかえて歩くのだから、とセッセと踏みしめる。
20120315-0001.JPG 20120315-0002.JPG

B&Bに戻ったら6時少し前。早めだけどお昼を食べていないので夕食にする。キッチンに電気の蒸し器があったので試しにお野菜を入れて使ってみるが、うーん、私にはあいません、というか待ち切れず、途中でお湯を沸かし茹でた。日の入りは8時過ぎ。外はまだまだ明るく、きれいに晴れあがっている。今夜も長そうだ。

20120315-0005.JPG夕食後、横になってとろとろ。ふと目が覚めてトイレに行こうと部屋を出ると、バスルームに電気がついている。また夫がつけっぱなし、と消しに行ったら人が居てちょっとびっくり。リックさんが流しの補修をしてくれていた。
そのリックさん、夫と少し話してから帰宅。途中で「オーロラが出ているよ」と電話をくれた。ありがとうございます。さっそく彼がチェック。あわてないで支度して、とのこと。しっかり防寒をして出発。昼間道を作った教会が見えるところまで行く。途中、オーロラがきれいなので撮影しながら行く。ちょうど休みながら行った格好になり、大汗をかかないで済んだ。(あわてて行くと大汗をかき、その後それが冷えて面倒なことになる)

オーロラはB&Bの後ろから湧き出しているので、教会まではちょっと距離があるが、どんどん伸びて何とか撮影。きれいだ。色がはっきり出ていて、裾はピンク。上はバイオレット。おおきなカーブを描いたのはブルーに見えた。本当かな。明日、データを取り込んでから確認しようっと。
20120315-0003.JPG今日は気温がマイナス10度と今までで一番暖かく、2時間も外にいたが、全然問題なし。気温って大きいよね。さすがに薄くなってきたので戻ることに。それにしても今日ラッセルした教会のところ、船のところと写真を撮ってしまったので、明日からどうする、と話す。

しばらく休んで12時過ぎに再度表に出る。あれ、強くなったと思ったけど、雲がいっぱい。さっきも雲があったけど、撮影しているうちに流れて行ったが、今は真上に少し星が見えるだけ。これじゃあねぇ、と言いながら公園の遊具のところでしばし撮影してから戻る。それでも30分も外にいた。

この後、2時までねばり、最後は夫が外をひとまわり。天気予報がよくないことと、先ほど2時間しっかり外にいて楽しんだので、納得していることもあり、今日はもう寝ることにする。お風呂に入り、今日も楽しかった、と私が気を失った瞬間、夫が「ん?!外はすごいことになっているよ」の声。部屋の窓のブラインドの隙間からの光がやけに明るいので外を見たという。どれ、と飛び起きてみる。うひゃあ。コロナ状だ。

パジャマの上に防寒着を着て、さっきはずしたカメラをつけてもらって外へ。えーん、さっきほどはない。眼鏡が即曇って使い物にならない。裸眼でもそこそこきれいなのですぐ前の公園の遊具や木々を入れてパチリ。色がきれい。。。

寒くなったのと薄くなったのでバック。40分も外にいた。4時近い。これは寝るな、という神のお告げ?!


朝食:トースト、ハム、セロリと人参とレタス炒め、ラズベリーといちご
昼食:なし
夕食:塩豚とたまねぎと人参、ゆで野菜(青梗菜、カリフラワー、マッシュルーム、ポテト)、ご飯、ピクルス、スープ
夜食:たまごおじや

Season2012 Canada Hay River 3/16

3/16(金)雪
ヘイリバー3泊目は良く寝たぁ

20120316-0003.JPG9時に起きる。外は雲いっぱい。わずかに下の方に朝日のひかりが見えるも、ほぼ真っ白。天気予報通り、この後、雪が降ってきた。あーん、昨日作った道が消えちゃうかも。

食後、昨日の写真の取り込み。教会とオーロラの写真は、撮っているときはそばの街灯が明るくダメかなぁ、と思ったが、思ったよりはっきり写っていた。よかったよかった。
雲の中のオーロラ以外は、写真展レベルかどうかはともかく、けっこうきれい。雲の中のもはっきりピンク色が確認できる。惜しいなぁ。

ヘイリバーに来てから撮った写真全部をスライドショーで楽しむ。到着の夜、私が寝ていた時に夫が一人でカメラ2台をあたふた撮った時が一番活発だった。忙しくて東屋の屋根とかが写りこんでおり、ちょっと残念なのも多い。ごめんね。

この後、のんびり本を読み、夕食の下ごしらえをしてから寝た。目が覚めたら18時過ぎ。台湾カップルは帰ってきており、昨日YKのオールドタウンで撮ったオーロラ写真を見せてもらう。三脚なし、自動シャッターではじめて撮ったとは思えない出来。いいのが撮れていた。
20120316-0001.JPG彼らは車で2カ月、カナダ旅行をする、とのこと。B&Bの中にはキッチンがプアーなところもあるから、という理由で、電気釜や鍋、フライパンまで持参している。車で移動だからできることとはいえ、すごい。

外は相変わらずの雪。今夜は長丁場。

夕食後、しばらくは撮りためた写真みたりしていたが、眠くなる。何しろ過去2週間だ。ごまちゃんの1000カットを含めて一人2000カット以上撮っている。私はじきにダウン。
夫は1時間半から2時間おきに起きて外をチャックしてくれているも、星のない真っ暗な空ばかり。今日は2敗目か。YKのオーロラ・ライブを見ると下の方にオーロラが出ている。YKは湖を挟んでの対岸。300キロ離れた向こうは晴れているんだ。

3時過ぎに夜食を作って食べる。もう少し頑張る、と話しているも、天気予報を見るとその気も失せそうだ。

今日はとにかく良く寝た。


朝食:おかゆ、グリーンサラダ、ツナサンド、ラズベリーといちご
昼食:なし
夕食:スモークサーモンともやしとベビーリーフ、鶏肉のポトフ、ご飯、3色アイス
夜食:たまごおかゆ

Season2012 Canada Hay River 3/17

3/17(土)晴れ
ヘイリバー4泊目 St.パトリックデイはサタデーナイトフィーバー

20120317-0000.JPG昨夜は結局一晩中空は曇に覆われ、星が多少にじむことはあっても、晴れることはなかった。2敗目。でもとにかく寝た。なんでこんなに眠れるのだろう。
時間があるときは撮りためた写真のレーティングをしよう、と言っていたのに、未だにまったくできていない。他に暇な時用に編み物なども持ってきているが、今年は全然手がついていない。セーター1枚編んで帰ったこともあるのに。

起きてみると外は雪。それもかなり激しい雪。昨夜から今朝まで積雪10センチ程。ホワイトアウトとまではいかないが、湖の向こうの教会や林がかすんで見える。台湾の二人が次の目的地に向かって行った。雪道、気をつけてね。

ここのB&Bのネットワーク環境は有線で「メールを見る程度にしてね」と言われている。料金は従量制で、昨年3月の請求額は400ドル(約4万円)でびっくりした、とのこと。3.11以降宿泊した日本人がずっとストリーミングをして高額になった模様。ここも東日本大震災の被害?という感じだが、責任の一端を感じている私たち。帰りのチップに反映させましょう。
でも今のこの時代、できれば無線LANにしてほしいなぁ。私のiPad2は今は音楽を聞くくらいしか使えません。ぐすん。

20120317-0003.JPG今日はST.パトリックデイ。日本ではなじみがないがこちらのTVでは緑の衣装の人々を映していた。
朝食後は宿題の写真のレーティング。夫の撮ったハープシールだけで午前中いっぱいかかった。お昼過ぎに入浴し、昼食後は夜に備えて寝ることにする。お昼前から天気予報に反して青空が広がってきた。いいぞ。

昨夜良く寝たせいか、じきに目が覚め、今夜に備えてラッセルをすることにする。すっかり青空。まずはB&Bの入り口から階段にかけて雪かき。もう汗だくだ。おととい歩いたところはどこもすっかり雪に覆われわからなくなっていた。スノーモービルが湖面を走ってくれると、下の雪が固まり歩きやすくなるが、雪面は風紋だけ。
対岸の教会が良く見えるところまでラッセル。帰りは船を入れて撮影できるところと東屋。さらに公園まで約1時間のエクササイズでした。

20120317-0009.JPGB&Bに戻ると運動したせいか眠くなる。夫はなにかごちょごちょやっていたが私はぐうすか。7時に目が覚め、無理無理起き上がって食事の支度。今日はここのでっかいオーブンでチキングリル。そろそろ焼き上がり、の頃にリックさんが来た。しばし話しをしてから、明日また来るけど、寝ていたら起こさないように気をつけるね、と帰って行った。

ちょっと遅い夕食後、外はやっと暗くなってきた。9時前に「薄いのが出ている」の夫の声を合図に外に出る。日が沈んだばかりなので空は青く、星がまたたき、西の空にはまだ夕焼け。ラッセルしたところを教会の近くまで行く。大きなアーチが1本。だんだん濃くなり,、複数になり、ピンク色が裾を走る。濃い緑色が踊る。わーい、としばし撮影。こんなきれいなのを見ているのがたった二人なんて贅沢。
1時間半ほどして寒くなったし、大分撮ったのでバック。まだ濃いのが1本出ているもピンクやバイオレットがでないので、まあいいか、と歩く。ビーチから道路に出たあたりで、ブレークアップ。背が高い木をバックに撮影していると、向こうから車。明るいなぁ、と思ったらリックさんの息子のジョーダン。「良いのが出ているね」と声をかけていく。
直後にまた1台。どうやらここは町の人がオーロラを見に来るスポットらしい。今日は土曜日。みんなお休みなのね。

第2ステージは30分の休憩後、再度出発。今度は手前の東屋まで。裾がピンクの強い光のオーロラが1本。1本だけじゃ絵にならない、とわがままを言っていたら、きれいなひだひだがその下に現れ、風に揺れるカーテン状態。思わず「きれい」とうっとり。
1時間ほどで静かになったので戻る。

20120317-0008.JPGその後1時過ぎにまた外に出るが、外は真っ暗で、濃くなったと思ったオーロラも薄くて撮影する気にならず短時間でバック。行って帰って20分。
うーん、これからどうする?とりあえず冷え切っているので、卵おじやを作って食べる。おいしい。体も温まったことでしっかり待つ気分。ネットで各種データをチェック。うん、お天気のサテライト画面ではでっかい雲がこちらに向かっている。そうかなぁ、と外を見に行った夫が「星がにじんで見えにくくなってきた」。外は真っ暗。2時半。今日もたっぷり撮ったし、と寝ることにする。

今日も寒かったぁ、けど楽しかったぁ。


朝食:トースト、ベーコン、野菜炒め、クランベリーとヨーグルト
昼食:ドリア風ごはん、漬物、バナナといちご
夕食:グリルチキン、野菜(カリフラワー、人参、ポテト)、ご飯、漬物、スープ
夜食:たまごおじや

Season2012 Canada Hay River 3/18

3/18(日)くもり&雪
ヘイリバー5泊目は静かな日曜日 

20120318-0001.JPG目が覚めると外は真っ白。小雪が舞っている。ゆったり朝食後、まったり。昨夜の写真データをモニターで見ながらPCに取り込む。

日没直後の写真は空がまだ青く、透明感があり、ものすごくきれい。夕日が沈んだ辺りはまだ茜色で、青い空、白い雪面、緑のオーロラと色彩的にはきれいだが、西側にはちょうどよい木や建物がなく、ちょっとのっぺり。教会をバックにしたものはちょうどピンクの激しいオーロラが出たので、3/15のに比べてはるかにカラフル。などなど、二人で盛り上がる。
昨夜は私たちのヘイリバー3回の滞在でNo.1の夜だったと思う。

外は真っ白の厚い雲に覆われているものの、お昼ごろから薄日が差し、あれ、昨日と同様、夜には晴れるのかな、と期待して入浴、午睡。

夕方目が覚めてみると、外は真っ白。薄日もどこかに行ってしまっていた。
今日はヘイリバー5日目で折り返し。今日を含めて4泊後、うちに帰ることになる。3週間。毎日楽しいけど、オーロラが見られないと、さすがにうちを思い出す。今頃はクロッカスや水仙が咲いているのだろうか。太陽光発電のモニターをロケフリでチェックできるようにしているので見ているが、今年3月の横浜はお天気がイマイチのようだし、友人のメールに「3月に入っても寒い」とのことなので、お花も私たちが帰るまで待っていてくれるかもしれない。
この時期、いつも花粉症がひどい夫はすこぶる元気。昨年は症状が出てからカナダに来て、2週間滞在しても全然改善しなかったことを思えば、今年はかなり楽なようだ。

20120318-0003.JPG早めの夕食後、お約束の写真のレーティング。ハープシール・ウォッチングの残りとオーロラの2日分を夜中までかかって終了。二人で同じ場所で撮っているので、よく似たのと、あれ、これどこ、というのとがあって面白い。EOSの5DMark2と60Dを時に交代しながら使用しているが、カメラやレンズの微妙な違いも興味深い。

時々外をチェックしながら、レーティング結果を書き込む時間待ちに私はやっとレース編み、夫は卓球の練習。彼は帰国の翌々日に試合の予定。楽しんでできる試合らしいが、ちょっとは身体を動かさないとね。

夜1時過ぎにお決まりの夜食のおじやを食べる。5日間食べ続けているがあきないもんだ。今まで夜食にはカップめんを食べることが多かったが、おじややおかゆのほうがやはり胃にやさしい。

2時に就寝。オーロラは今日まで通算9勝3敗。


朝食:トースト、ベーコン、目玉焼き、レタスとパプリカ、ハムとベビーリーフのスープ、ブラックベリーとバナナとヨーグルト
昼食:なし
夕食:白身魚のグリル(バックエディ調味料)、焼野菜(トマト、ポテト)、漬物、玉ねぎとかにかまのスープ、ご飯
夜食:たまごおじや

Season2012 Canada Hay River 3/19

3/19(月)雪 のち 晴れ
ヘイリバー6泊目 お昼から青空だ、それっ!

20120319-0001.JPG朝5時過ぎに目が覚めた。夫はとなりでぐうぐう。しばらくじっとしていたが起きた。PCをみたりDVDを見たり、メールを読み込んだりしているが、夫はなかなか起きない。さすがにお腹がすいたので9時半に起こす。

外は雪。それもかなりしっかり。B&B入り口の階段もたっぷり積もっている。日本の豪雪地帯もそうだけど、寒いところは大変だ。こちらのTVを見ていても、どこも雪だらけ。寒さには慣れているお国柄とは思うが、こうやって毎日新しい雪が積もるのを見れば、その大変さの一端を感じる。

お昼前から薄日。あれよあれよ、という間に青空が広がり始めた。私たちは入浴、午睡をしていたが、あまりのまぶしさに起きだし、ゆきかき。天気予報では1日雪なので、今夜もオーロラはみられない、と諦めていたが、また3/17と同じように良いのがみられるかも、とわくわく。午後9時からあの、空が青くて透明感のあるのが撮れるかも。どきどき。

夕方になって雲が少しずつ広がってきたが、またなくなるかもしれなし、と楽観的な私たち。夕食後は夜にそなえて横になる。夫は私より睡眠が足りているせいか、起きて待つ。

20120319-0005.JPG9時少し前に起きたら、夫がまだ何にも出ていないよ、とのこと。たしかに西の空はまだ明るい。着替えてリビングのソファに横になりうとうと。夫がこまめにチェックしてくれるもなかなか出ない。あれだけお天気がよかったのだから見えないはずはないのにぃ。

結局、薄雲が広がり、雲の上の薄いオーロラが見えただけ。明け方のオーロラを待とう、と一度寝る。朝5時まで空をチェック。外は真っ暗なままだった。オーロラの活性が低かったようだ。3/17はActiveレベルだったもんなぁ。
どうせダメなら初めっから期待させないでほしかった。今夜は9時の明るいときにああしよう、こうしよう、と思っていた。「チャンスに後ろ髪はない」というけれど、「今度」はなかなかないのよね。

今夜のこんなに薄いのじゃあ、見えたことにならないよね、noriさん。ということで2連敗。


朝食:トースト、ベーコン、レタスとパプリカ、野菜スープ、いちごとバナナとヨーグルト
昼食:(おやつ)トースト、フルーツポンチ
夕食:ポークグリル、野菜(グリーンリーフ、焼きリンゴ、人参、ポテト)、ご飯、漬物、レタスとかにかまのスープ

Season2012 Canada Hay River 3/20

3/20(火)雪 のち くもり
ヘイリバー7泊目はにぎやかな夜 

今朝も外は雪。私たちの足跡は完全に消えている。毎日、よく降るなぁ。
朝食後、リビングでまったりしていると、ジョーダンが来た。やあやあ、とあれこれおしゃべりをしたり、彼のiPhonの写真を見たり。その彼から、今夜うちにサパーにおいでよ、とのお誘い。この早口英語につきあうのは大変だけど、二人だけのさびしい日々が続いていたので即OK。

昼間は今日も入浴したり午睡したりのだらだら。夫はPCに向かって、今夜ジョーダンワイフに見せる写真をセレクト&iPadに移行したり、タイムラップス撮影した写真で動画を作ったり、と忙しそう。

窓から湖を見ると、大勢がなにか作業。道を作っているのかな?ビーチのあたりを除雪している。何だろ?(→ジョーダン情報で今週末にアイス・フィッシング大会があると判明)

20120320-0002.JPG夕方、ジョーダンのおうちに。B&Bのお隣。雪がしっかり降っている。
かわいいレディ二人と大きなハスキー犬ベアがお迎え。お嬢さんは2歳のスザンナと5歳のジョアンナ。金髪ブルーアイでお人形さんのようだ。
2歳の英語はほぼ聞きとれるものの、5歳のは半分くらいか。情けない。

20120320-0001.JPGおうちは湖側に大きな窓があり、オーロラが出ているときは、居ながらにしてよく見える、とのこと。いいなぁ、こんなおうち、こんな環境。でもこの寒さは大変か。うーん。。。

さあお食事、というときにお祈り。やり慣れていないのでおっとっと、とあわてて手を組んだが、スザンナに「目を開けていた」と言われてしまった。ごめん。パパが「どうしてそれを知っているの?」と聞かれ、スザンナもてへへ。
楽しいお食事、おしゃべりをして戻る。今夜はニューゲストが3人来るよ、と聞いていたが、ひとりはお仕事。後の二人は夜遅かったので、まだ聞いていない。みんなそれなりの年配のカナディアン。身体もでっかい。ここでオーロラ・ウォッチング以外の客にあうのは初めて。釣りかな。

20120320-0003.JPG外は暗く、星は金星がやっとにじんで見える程度。明け方のオーロラを狙おう、と私たちは11時前に就寝。12時半頃にふと目が覚めた。外を見ると満天の星。夫も起きて「出ているよ」。それ、と着替えて表に繰り出す。寒い。風がびゅうびゅう。この風のおかげで雪雲が飛んで行ったんだけど、しっかし寒い。
昼間の除雪のおかげで雪に埋まれずに歩けて楽だ。建物の陰で風をよけながら撮影。だんだん強くなりいろいろな形をみせてくれた。緑とバイオレット。

1時間程で寒さに耐えられず撤収。薄くなってきたし。戻ると2時半。どうする、と音を気にしながら相談の結果、今は薄いので、ひと休みして夜明け前のオーロラを狙うことにした。今回一度もチャンスがなかったから。(我慢できずに寝ちゃった時もあったんだけど)

5時に再度支度して出動。暗い。シャッターを押して見ると、先ほどよりはるかに空が青い。やっぱり夜明け前の空の色はきれいだ。オーロラは薄いけど、まあいいや、と小一時間遊んだ。

3連敗は免れ、通算で10勝4敗。今日の夜は千秋楽。


朝食:おかゆ、ハム、マッシュルームオムレツ、レタス、いちごとヨーグルト
昼食:いかのリングフライ、温野菜(カリフラワー、人参、青豆)、ご飯
夕食:タコス(挽肉、レタス、チーズ、パプリカ)、ホットチョコチップクッキー
夜食:たまごとマッシュルームのおじや

Season2012 Canada Hay River 3/21

3/21(水)晴れ のち 雪
ヘイリバー8泊目 楽日

早朝まで起きていたので、なかなか眠つけない。夫は良く寝るなぁ。
同宿者が6時半過ぎから起きてはシャワーを浴び、食事をして出かけて行く。男の人もマメね。結局3人ともお仕事。一人はセールス、二人は電気の配線工事屋さんだそうです。

朝食後、おしゃべりしていたらジョーダンが来て、彼もまたしばらくおしゃべりをして行った。夫は寝ていない時には今回の写真からのTimeLapsでのビデオ作り。出来上がったのをiPad2に送る。うーん、きれいだ。

今まで大量の本を持ってきて、待ち時間に読んでいたが、今回iPad2にして、とても楽だった。e-Bookとしての他、webを見るのはもちろん、撮った写真のスライドショー、音楽プレイヤー、日経新聞をダウンロードして読むなど大活躍した。
最もヘイリバーのB&Bは無線LANではないので、ネットワーク環境は使えない。PCは撮った写真データやあれやこれやで動作が重いが、こちらはさくさくだった。

今日は朝から晴天。ダイヤモンドダスト、サンピラーと楽しませてくれる。窓ガラスにはアイスクリスタル。どうかこのまま夜まで持ちますように。この前みたいに夜になったら曇るのはやめてね。

昼間は寝にくいので、早めの夕食を食べ、目覚ましをセットして横になる。日没直後の9時半ごろからのオーロラを撮りたいな。

20120321-0001.jpgやっと暗くなった頃に夫がチェック。うーん、オーロラがない。ごくごく薄いのが1本あるが、撮影できる状況ではない。11時過ぎまで待って、うすいアーチだけど、と出動。身支度してカメラを抱えて外に出ると、あれ、雪が降っている。確かにアーチが出ていて、2本が3本と広がっているけど、上の方は雲。それでもしばし撮ってみる。うーん、フォギー。あきらめてバック。
昼間晴れていたが、なんとなく白っぽかった。薄い雲はずっとかかっていたのかもしれない。

この後、ずっとチェックし、もう1回外に出たが、雪は降り続け、4時に完全撤収。帰国の準備をした。まあ、一応出たということで

今回のオーロラ撮影もこれで終了。今年も楽しかった。昨年のようにマイナス40何度、ということはなかったが、それでもやっぱり寒かった。
今年の最終結果は11勝4敗。来場所は出世間違いなし。


朝食:トースト、ベーコン、レタスとパプリカ、バナナとヨーグルト
昼食:(おやつ)いかのリングフライ、お野菜
夕食:ビーフステーキ、野菜(レタス、パプリカ、スナップえんどう、人参)、ご飯

Season2012 Canada Hay River 3/22-23

3/22(木)-23(金)
帰国日

朝7:30にジョーダンから電話。7:45に迎えに行くからね。はい。今朝4時に最終チェックをして、あきらめてから荷物のパッキングをしたので準備完了です。

ヘイリバー空港9時の飛行機でエドモントンへ、更にバンクーバーで乗り継いで成田着23日(金)午後17:50。
今回はへりに飛行機に、とたくさん乗った。離陸着陸の数を数えてみると16回(!)。ヘリ2回、プロペラ機8回、ジェット機6回。新記録だ。多少の遅れはあったものの、全体の行程に影響はなく、順調だった、ということだと思う。

バンクーバーで成田行きに乗って、久しぶりに夫以外の日本語を聞く。やっぱり楽だ。

今回はほぼ1週間づつ、3か所に行ったので夫曰く「3回海外旅行した気分」。特に1回目のマドレーヌ島が遠かったし、初めての体験だったし。

1)ハープシールウォッチング
年に2週間だけ、という超レアものの旅行。しかも過去2年は流氷状態が悪く催行そのものがキャンセルで、3年ぶりの実施。現地到着まで2日がかり、というのも遠い。
ハープシールの赤ちゃんはとにかくかわいい。ホテルの設備はGood。常連さんがたくさんいて、お話しも聞けるし、ヘリさえ飛べば楽しい毎日だ。
マドレーヌ島は赤土、カラフルな家、じゃがいも畑に灯台、とプリンスエドワード島(PEI)とよく似ている。PEIまではフェリーで5時間。(行ったことはないけど、本で読んだりテレビや映画情報)
ここはフランス語圏。発音が悪い私たちの英語は四苦八苦でした。
マドレーヌ島はケベック州で税金が高い。カナダの消費税5%プラスケベック州9.8%で約15%。これはヘリの追加料金506ドル(41,800円)が582ドル(48,000円)!!!
で、ごまちゃんウォッチングはヘリが飛ばなかったのが1日あるので、2勝1敗。

2)YK郊外のエノダ・ワイルダネス・ロッジ(トラウト・ロック・ロッジ)
私たちにとって8回目のエノダは今までで一番大きな変化の波。チャイニーズ。2泊づつの彼らは英語が話せる人、中国語だけの人といろいろだが、とにかく声が大きくよくしゃべる。中国にも何度か行っているので、ちょっとは慣れているつもりの私たち。筆談したり、「どういたしまして」にあたる「メイクワンシー」と言ってものすごく受けたり。
食事はキッチンスタッフがバーサでなかったこともあり、量、内容、並べ方も変わっていた。(悪いほうではありません)
で、オーロラ・ウォッチングは6勝1敗。特に3月8日はきれいだった。

3)ヘイリバー
ここのメインの客である長距離バスでやってくるカナダ国内で留学やワーキングホリディの若者たちが、昨年秋でバス路線廃止でこなくなり、静か。前々回は次々若い日本人がきていたのに。。。
将来も冬の営業を続けてくれるかな。余計な心配だけど。
ここは朝食用の食材を用意してくれてあるので、勝手に起きて勝手に食べる。用があるときだけ来てくれるオーナー親子は相変わらずの早口。
で、オーロラ・ウォッチングは5勝3敗。3月17日がベスト。過去2回の滞在ではあんまり良い結果ではなかったのでリベンジにつもりの3回目だったけど、お天気は仕方がないが、見られればブリリアント、長時間で楽しく過ごせた。
ノースウエスト準州は無税。YKもヘイリバーもお買い物は表示金額だけなのがうれしい。

201203240002.JPG今回はYK到着直前に大きな太陽フレアが出て、今年のオーロラはすごいぞ、とかなり期待をした。結果はここ数年のさびしーい状態からみればきれいなオーロラだったが、昨年はやはり桁違いにきれいだったんだ、と妙に納得。オーロラもハープシールもギャンブルと同じですねぇ。

最後にちょっとトラブル。成田で出てきたトランク上部に大きなへこみ。レンズを入れていないトランクの方だったのでちょっとほっとしたが、ハードだからって安心しちゃいけません。厄落としまで終わらせて帰宅した。

朝食:カニかまとわかめのおじや、バナナ
機内食(エドモントン便):スナック(スモークターキーとチーズとクラッカー、ミニキットカット)
機内食(バンクーバー便):チーズとクラッカー、サラダ菜とぶどう
機内食(成田便)1:和食(かにかま、煮物、しいたけ、鮭、ご飯、味噌汁、いちごとブルーベリー
機内食(成田便)2:フルーツ、パン、ラザニア

旅行中にお会いした方々や、日本で"日記見てるよ"と応援していただいたすべての方々に、心から感謝いたします。(ハート)