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Sweden

2002Season Sweden, Kiruna 03/20

2002-kiruna.jpgゆうこのキールナ通信No.1
今、やっーとホテルについた。
現地時間12:51。3/21になっちゃった。疲れた?!!
ストックフォルムではきれいな月だったのに、キールナ空港は小雪。-6℃。グスン。
空には分厚い雲。それにホテルのオーロララウンジも部屋に入る前に見てきたが、街の明かりがけっこう明るい。
ここで見るの????ってカンジ。明日の昼間、きいてみる&近くを見てみようと思う。本当に大丈夫なのカナ、ここ。
ホテルはバスタブもサウナもあり、よかった。
今日の感想
1.成田までの京成電車は通勤電車なので、旅行カバンを持っている私はヒンシュク者でした。
2.ヘルシンキまでは10H。飛行機は、TVは小さくて遠いし、狭かった。シアトル行きのアメリカンがなつかしい。
3.ストックフォルムもヘルシンキも雪もなく暖冬のもよう。ここもやっぱり・・・
4.キールナでおりた時はさらさらの雪で、ちょっぴりホッ。でも晴れていればよかったのになー。
5.とにかくねむい1日でした。
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雪雲が厚いので、このFaxを出したあと、もう一回ウォッチしてから寝る。

ゆうこのキールナ通信No.2
オーロラ写真用に携帯したフィルムの件
高感度フィルムなので「ハンドチェック」してくれたのは日本のみ。
ヘルシンキ:いくら言っても「ISO2400まではOKだからダメ」の一点張り。
ストックフォルム:担当者は「OK」といって受け取ったその手で日本語で「モンダイナーイ」とカゴに入れてX線を通してしまった。失礼なカンジ。

2002Season Sweden, Kiruna 03/21

2002-school01.jpgゆうこのキールナ通信No.3
朝:ホテルのビュッフェスタイル サラダ・玉子・ハム・チーズ・フルーツ
今回は聞こえない友人と来ており、添乗員に地元のろう学校へTelしてもらい、見学の許可をもらう。タクシーで学校へ。Deaf Schoolと思ったが、普通の子供と一緒に難聴の子も学んでいる。手話も使うが補聴器も使用している。
子供はかわいい。私たちをキョロキョロと見にくる。授業中だが見せてもらう。案内してくれる先生や生徒との質問がすっごく楽しかったです。
ろうの子が生まれると両親がきこえる場合、親がまず手話を学び、第1言語として手話を教えるとのこと。子供からの質問は地図で見ると日本はせまいが住むところはあるのか、東京の人口は?など。広さが違いますネ。スウェーデンとは。

2002-school02.jpgキールナでも教えているが、南のほうと北のほうでろうの子の学校があり、そこで専門の教育をしているとの事。
1クラス10?12人ぐらい。しかも年齢も10?13歳ぐらいが一緒に各自のカリキュラムで学んでいた。先生は2人。机を並べているが、並んでいる子供が違う教科書を学んでいる。社会の子のとなりは数学というように。
最後に「ありがとう」の日本とスウェーデン両方の手話を交換して学んで終了。楽しかったデス。

昼:ホテルに戻り、近くのレストランで昼食。4人で入りいろいろ注文して分けて食べた。サラダ・パン・コーヒー&紅茶がついて60クローネ(約900円)くらい。お腹いっぱいになった。生野菜がたっぷりあり、他にトナカイのくんせい(コンビーフみたいだった)パスタなどなどでした。この間もずっと雪が舞っていた。ぐすん。

2002-icehotel01.jpgゆうこのキールナ報告No.4-1,-2
氷のホテルから18:00前に帰り、東京からのFAX2通受け取りました。
氷のホテル(ユッカスヤルビ)はとてもきれいでした。昨年のクメさんの報告の写真のとおりですが。みんなオーロラカクテルを氷のグラスでのんでいました。私は唯一のHot Drinkのコーヒーを紙コップでのみました。

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ネットワーク環境:ホテルのモジュラージャックは形状がまったく違いパソコンをつなぐことはできません。フロントで専用ジャックを貸してくれるそうですが、数が少なく、Sold Outで添乗員クンも借りられなかったそうです。

FAX通信:この通信のFaxですが、フロントですぐやってくれるのですが、料金が人によりマチマチ。5?10クローネ(75円?150円)とTelよりかなり安い。受信は、部屋のTVに表示されるのでフロントにいくともらえる。けっこう良い方法だネ。

2002-launge01.jpgゆうこのキールナ通信No.5-1
夜:ホテルのレストランでビーフ。まぁ平気でしょう。
21:00すぎにオーロラ・ラウンジから外を見ると雲が下のほうはないし、上空も少し切れはじめている。今はまだほとんど雲だが夜中にウオッチする価値はありそうだ。
いまごろアラスカでてけてけさんの様子はどうなのだろう。
(注:「お留守番より一言」アラスカのバーロー&フェアバンクスに行かれている"てけてけさん"からのMailでは、3/20うっすらとオーロラが見えたとのご報告をいただいています)
昼間氷のホテルで会った日本人によるとその人は3/18に来たがずっと雪だったと言っていた。また、ろう学校の先生は「この前オーロラを見たのは2週間前」とか。地元の人は毎日チェックしているわけではないとは思うがそれにしてもそろそろ見えても良い頃だ。

2002-launge02.jpg22:30?4:00、この間30分から1時間間隔でおきて外を見る。雲が下の方は少し切れているが、なかなか全体に晴れるまでにはいかない。3:45におきた時はけっこう上まで晴れているので、5Fのオーロララウンジへ行く。晴天。よし、夜明けまで1時間だから起きていようと、はじめてカメラをかかえてゆく。が、どんどん空が明るくなる。非常口のほうから反対側をみると、なんと夜が明けてきている。4:00前には東の空が明るくなりだしてしまうのだ!!!。
仕方なく部屋に戻り外を見ると明るくなりだした空に明るい雲がある。もやっしているが、雲が光るわけがないので「もしかしたらオーロラ?」と思って数枚写真を撮った。なにかグリーンにも見えるが日の出の前の明るさかもしれない。
ところでマニュアルで写真をとるのは初めて。事前に夫に習ってきたのだがシャッターがすぐにおりてしまう。えっ?20秒にセットしたのに???という?の時間が長かったのでこの写真、オーロラか雲か分からないことも含めて不安。空はどんどん明るくなり4:20には終了。短い夜だ。

2002Season Sweden, Kiruna 03/22

2002-sori.jpgゆうこのキールナ通信No.5-2
明け方に興奮したせいか、なかなか寝つけず、あきらめて起き、8:00に朝食へ。昨夜犬ゾリに行ったメンバーから暗いところでオーロラの"オ"くらいは見えたとの事。やはりホテル周辺は明るすぎるのだ。これではフェアバンクスやアンカレッジのダウンタウンで見ろというようなものだ。
今回は旅行社のオーロラツアーに参加しているので、見えるものと思っていたが、まさかホテルのラウンジからとは思わなかった。そこはチェナの観測小屋やオーロラマウンテンのスキーロッジのようなところ、と勝手に信じていた私がオバカでしたー。
朝食後、腹ごなしも兼ねて近くをロケハン。とはいえMAPでみても街の中心地にホテルがあり、多少歩いても街灯がどこにもある。これではとても暗いところはありません。キールナ駅、街の高台等など1時間半程度歩く。天気は良く青空。風はさすがに冷たいが気分は良い。
市民はソリのようなもので買い物に。子供も乳母車ならぬ乳母ゾリ。

2002-inuzori.jpg今夜は19:00発で犬ゾリへ。暗そうなので期待。(オプショナルにいかないとオーロラが見えないオーロラ旅行!?)

ゆうこのキールナ報告No.6:オーロラ&キールナは最終号
犬ゾリより帰ってきました。寒い。帰ったとき、ホテルの温度計は-8℃(ここは摂氏で表示)だったけど、現地は-20℃くらいな感じだった。防寒着付きとはいえ、かなり寒く、戻ってから小屋で温まっていたら全員身体から湯気がでているみたいでジーーーン!!
空はクリアで半月と満天の星。オーロラは"オ"の字もありませんでした。今夜はねばるゾ。

2002-kiruna21s.jpgところでカメラ。マニュアルで20secにしてもすぐシャッターが下りちゃうしー?と思っていたけど夫からもらったFAX/品川通信No.3をみて20"にしたらOK!。Avモードで撮っていたの。えーん。
今3:40。一晩中、オーロラ・ラウンジでねばったがー。 23:00頃、横の緑色のオーロラが帯状に見え、少しカーブ。よかった!
23:45頃、こんどはたて状のが少し。でもすぐボヤ。
このあと、みんなで交替で外に出てみたがけっきょく徹夜でお月見をしたようなものだった。観測ポイントは夜になってからホテル周辺を探した人もいたが、やはりここで見るしかない。でも出れば確かに見られた。最後まで頑張ったのは9人。お疲れ様でした。
3/23、6:45ホテル発。オーロラは一応2勝1敗。ミニマム。

2002Season Sweden, Kiruna -> Stockholm 03/23

2002-stendglass.jpgゆうこのストックホルム通信No.1
今朝キールナは快晴。-11℃。朝8:05の飛行機でストックホルムへ行き、明日13:00すぎストックホルムを出るのであれば、今日もキールナに泊まりたいよぉ、と添乗員に向かってダダをこねるが、もちろん却下。こんなに良いお天気なのにー。

ストックホルムは・・・雪でした。ホテルは国際会議や体育大会などが開かれるアリーナの付属で本当に"ビジネス"ホテル。コンパクトとも言えるし、殺風景とも?。ここのTelコネクタも日本と形状が違い、やっぱりパソコンをもってきてもつなげませんでした。
今日はこのあとフリー。5人で旧市街へ観光へ行く。大聖堂、王宮、市庁舎など。2年前に来たメンバーが案内してくれるも、時折小雪の舞う寒さ。北風ピープーで、ビルの表示に+2℃との表示があったが信じられないくらい寒い。

2002-stockfolm02.jpg

キールナと違い観光客がすごく多く、日本人だけでなく世界各国から集まっているもよう。地下鉄に乗るのも楽しかった。
とはいえ、寒風の中の観光。疲れました。ドイツ教会のステキなステンドグラス、大聖堂の荘厳な内装、王宮の衛兵をなんとか笑わせたり、と楽しかったです。北欧は観光地にはことかかないかも。
もう少し暖かい時期の方が歩きまわるのに向いているかもしれない。

2002Season Sweden, Stockholm 03/24

2002-oukyu.jpgゆうこのストックホルム通信No.2
初めての北欧のオーロラ旅行。私はついついアラスカと比較している自分に気がつく。歴史が長いヨーロッパ、その中のラップランドと呼ばれる北の地域。そこでの暮らしはアラスカ先住民との共通点が多く「そうそう」と思うこと多し。違いは他の民族からの侵略はアラスカより早く長かったのでしょうか。
オーロラは自然現象。今回は夫を置いて一人できたので、ちょっぴり後ろめたさもあり、お正月より良いのが出たらどうしよう?の気持ちがなかったわけではないが、神様もそれをキャッチしたのでしょうか。それから同じ時アラスカはどうだったのでしょうか。などと思うことしきりです。
これから日本まで20時間近くの長い帰国の旅に出ることになる。

2002Season Sweden, Stockholm 03/25

帰りはコペンハーゲン経由。北欧は出入国はまとめてなので、私たちはヘルシンキ(フンランド)で入国手続きを行い、デンマークで出国手続きということになる。成田までの飛行機は満席。13名オーバーブッキングがあり、明日帰るボランティアを募集していた。高級ホテルに3食付き、お小遣いももらえるんだからいいなぁ。でも私は帰るけど。(明日から仕事なの。。。)
飛行機は各シート最新型ディスプレイ付き。いろんな機能がついていて、たいくつしませんでした。欲をいえば日本語の映画が1本しかないこと。
ということで無事時間通り日本着。あーん、北欧でもアラスカでもカナダでもいい、すばらしいオーロラに会いたい!(こうしてまた私の旅は「続く」になってしまうのね)

2002Season Sweden, 03/26

ゆうこのアラスカ、北欧比較(少ない体験ですが感じたことなど)

アラスカ 北欧
3月末の日照時間 フェアバンクス Sunrise: 6:15 am Sunset: 7:39 pm ルーレオ Sunrise: 4:52 am Sunset:6:22 pm (ルーレオはキールナより南。だからキールナはもっと夜が短い)
日本との時差 マイナス18時間(日本時間の18時間前)けっこうきつい。 マイナス8時間(日本時間の8時間前)すぐ慣れる。
所要時間(乗り換え時間含まず) シアトル経由 計14時間:成田-シアトル9時間、シアトル-アンカレッジ-フェアバンクス5時間,ソウル経由 計10時間:成田-ソウル 2時間、ソウル-アンカレッジ-フェアバンクス 8時間 キールナ 計12.5時間:成田-ヘルシンキorコペンハーゲン10時間、ストックホルムまで1時間、キールナまで1.5時間,ロバニエ 計11時間:成田-ヘルシンキ10時間、ロバニエまで1時間
防寒 借りないと寒い。無料レンタル付きツアーやレンタル会社多い。 自前でけっこうOK。オプショナルツアーによっては防寒着付き。
ホットドリンク どこのホテルにもロッジにも必ずコーヒー沸かしや飲み物がフリーで置いてある。 今回のキールナ、ストックホルム共になし。テルモス必携。
ネットワーク環境 so-netではGRIC、その他iPassなど海外ローミングサービスのプロバイダー加入者であれば、どこも日本のパソコンそのままでOK。場所により市内通話はフリー(市内にアクセスポイントがあればただ) モジュラージャックの形状が日本と違うので専用の変換機の持参が必要
イベント料金(犬ソリなど) 犬ゾリ、スノーモービル、アイスフィッシング、クロスカントリースキーなどなど アラスカとほとんど同じだが、印象としては高かった。氷のホテルは最近カナダにもできたとか。フィンランドの砕氷船での氷の海の浮遊体験ツアーは他にはなし?
観光地(オーロラ観測ポイント以外) フェアバンクス=サンタハウス、パイプラインなど。アンカレッジ=簡単な市内観光。夏ならシアトルで野球を見ることもできるが、冬は。。。 ヘルシンキ、コペンハーゲン、ストックホルムなどどこも歴史のある町々で見所いっぱい。今回はストックホルムの旧市街に行きましたが世界遺産もたくさんあり、もっといきたかった。でも3月末でも寒かった。
物価 アラスカはアメリカ本土から品物を運んでくるので高い、とガイドブックにあるが、日本と同じくらい。(つまり日本は高いってことか。。。)レストランも日本で食べるのと変わらない。(量はものすごく多いが)防寒着関係はもちろん現地のほうがそろっている。 北欧は福祉先進国のため物価は高い、と聞いていたがスーパーマーケットで見た食料品や日用品は安かった。いわしの缶詰やピクルスの瓶詰めなどは大瓶で日本円で100円以下。消費税は25%でほとんど内税だがレストランなどでも高いとは感じなかった。200クローネ以上のお土産品の税金は帰りに空港で還付される。
おまけ:ゴミ ここはアメリカ。時には日本人もびっくりする位大量消費国。 ホテルのゴミ箱まで3種類(プラスティック、生ゴミ、紙ごみ)に分別(の所もありました)。犬ゾリのコーヒーブレイクで焚き火に使い捨てカイロの袋を燃やしたら、同行のスイス人が「環境に悪い」と言っていた。ヨーロッパは環境先進国だ。