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Season1998 Appendix 2

撮影note:失敗メモともいう
撮影機材:nikon ニコマート, F2.8-f28mm広角レンズ

その1:三脚のマウント部をわすれた! チェナ温泉に着いて、さっそく器材準備をしてみると、なんと三脚のカメラマウント部分が付いていない!予備の旅行用三脚は持ってきているけど、20秒露光に耐えられないだろう。そうだ、チェナ温泉のスタッフに聞いてみる。「貸し出しサービスはないけど、私のでよければ」と、日本人スタッフのトールさんが貸してくれた(^^)v 。ラッキー!
その2:手を抜いて、レンズを曇らせる フェアバンクスでのオーロラ観察の二日目、8時に第1回の明るいオーロラが出現。F2.8 -28mm ISO800で、夢中になってシャッターを切る。防寒ズボンを履いていないことに気づいて、一度ロッジに戻る。カメラにスキー帽をかぶせただけの簡単な保護をして室内に入る。オーバーズボンを履いた後、「あ、レンズが曇った」
その3:フィルム装填ミス カラ撮り (;_; まだ、オーロラは出ている。はやる気持ちを押さえながら、レンズをF1.4-50mm に変更する。フィルムも2本目、ISO1600を挿入。外に駆け出して、オーロラ写真の撮影を再開する。10数枚とったところで、広角レンズのくもりも取れたので、レンズ交換できる犬ぞり用の犬小屋周辺の明るいところへ移動し、レンズ交換。カメラも冷え切って冷たい。もどかしくレンズを交換し、フィルムを巻く。「あれ、フィルムが巻かれていない! がーん、カラ撮りをしていたんだ。とほほ」
その4:オーロラ・サブストームを激写! この日は、すばらしいオーロラが出そうだ。8人パーティの仲間で「スキーランドへの見学ツアー」に参加する。このスキーランドは、正式の山の名称があるが、いまや「オーロラ・マウンテン」と呼ばれていると、チャタニカロッジのオーナーの話し。
期待通り、12:30分から筋状のオーロラの輝度が増し、地平線から中空にかけて暴れ出す。「よし、いいぞ」と自分を励まし、撮影ポイントを探してウロウロ。
いつのまにかカミさんともはぐれたが、そんなことを気にしている場合ではない。そこここに三脚が立ち並ぶ中で、地平線が見通せる、そしてオーロラの大きさを感じ取れる建物をアングルの中に収めるように、ポジションを確保した。
今回は2回目なので、昨年よりは落ち着いていたが、次ぎはどの感度のフィルムを使おうか、縦位置でとるか、横位置のままで良いか、借りたマウントの固定部の甘さも気になる。1枚撮っては、ゆるみを確認する。「あーいそがしい、あー楽しい」
その5:フィルムがきれた Appendix 1 に記載
その6:フィルム感度設定もわすれた 暗闇のフィルム交換といえば、そう、ISO感度設定も、2本ぐらい忘れました。ISO1600の設定にしたまま、ISO800を入れて撮る。ISO400もそのまま。 フィルム容器にその旨を、用意したフェルトペンで書き込む。なんかもう、ミスばっか。
その7:まさかの「nikonのガチャガチャ!」 一夜開けて、カメラの手入れをしているとき、ふとレンズ装着時のF値表示に目をやるとインジケーターが出ていない。
まさか、またガチャガチャに失敗した!? その時のショックときたら......

30分経っていくぶん気を取り直したので、いろいろ調べてみた。そして、レンズ開放で、3?20secの露光では、nikonのガチャガチャは、関係しないことがわかった。ガチャガチャは、内蔵TTLに、いまどんな明るさのレンズが付いているよと知らせるためのもの。また、フィルのISO感度設定も同様のもと理解した。
それにしても、現像上がりでしっかり写っているのを確認するまで、不安だった。やはり、設定はきちんとやりましょう。

ん! ということは、去年の失敗の原因は何だったんだ???