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Season1998 Alaska, Fairbanks 12/29

1997-chatanika-rodge.jpg朝はゆっくり起きてまず温泉。11:30頃朝食、夫はアラスカン・アンバー(地ビール)を「ぷはー」と言いながら飲んでいる。14:00発フェアバンクス経由でチャタニカ・ゴールド・キャンプへ移動。1日分の荷物だけ持ち、レンタルしたおそろいの防寒着でいると何だか少しおかしい。
バスの連絡が多少悪かったが無事到着。 ゴールド・キャンプはアットホームな感じの所だ。私たちは8人4ルームだがかなり部屋にばらつきがある。ここでは客がホールにあつまってお互いに仲良く話をしたりしていて、夫はほとんどここに入りびたり。


1997-au1229-1-01.jpg夕食後、おしゃべりしていたら「出た-、出てるよー」の声にみんな一斉に外へ飛び出す。
ロッジ前の向かいの山の上をみると幅広のオーロラがくっきり出ている。そのうちカーテン状になる。夫を探すと、「ここだ!」と、もうすでにカメラにかぶりついている。ロッジのすぐそばで、 きれいなオーロラが見えている。寒い!食後の団らんの最中だったので足元はスリッパ、上着なしだった。
急いで部屋に戻り「武装」してからもう一度外にでる。オーロラが良く見えるようにとロッジの外の明かりはおとしてくれていた。

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「もう感激!来て良かった」と涙を浮かべて喜んでいる仲間もいる。これはひょっとしてひょっとするぞ、とスキーランドへのオーロラ観測ツアーにメンバー全員でいくことにする。
10:30過ぎにスキー場へ出発。空には大きな明るいアーチ状のオーロラがでている。まだ動いてないけどこれはきっとすごいのがでるぞ! 12:00過ぎ、リフトの向こうから筋状だったオーロラの色が突然濃くなりオーロラ・サブストーム(オーロラ嵐)状態になる。


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大きなカーテン1本が2本、3本とどんどん別れていきゆらゆらゆれている。かと思えば後方も大きくうねっている。「わー!」「ゆれている!」「きゃー、あっちよ」「真上にもあるわー」という声があちらこちらからあがっている。空いっぱいのオーロラだ。次々と変化していく。 これが一晩ずーとつづいた。「今年もありがとう!」と大空に感謝。午前3:30過ぎにオーロラに見送られながら迎えの車に乗った。