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Season1997 Alaska, Fairbanks 12/29

1996-cameraman.jpg翌日は朝から天気はClear。今夜はきっと快晴だ、と山頂までのスノーモービルを予約。昼間は温泉につかって夜に備える。氷点下15度の中での露天風呂もGood 。髪の毛は瞬く間に、真っ白に...。水中カメラももってくれば良かった。
夜9時過ぎに観測所まで登る。満天の星。昨夜の倍は星が見える。すでに筋状のオーロラが出ている。今日はさい先がいい。
夜11時過ぎにスノーモービルの発着場に集まる。雪上車の運転手は、「人数が多すぎる。減らしてくれ」という。「おいおい、それはないだろ」。結局ピストン輸送となった。運良く先発組となり、スノーモービルで山頂へ。12時少し前着。めちゃくちゃ寒い。

1996-yuko.jpg空には煌々とした月。筋状のオーロラの素がたくさんみえる。12時をまわった頃から約45分間、予告なしに天体ショーが突然開始。
っすっごーいー!の連続でとても私の文章力では表し切れません。とにかく満天の空いっぱいオーロラが広がり、どこを見たらいいのかパニクってしまう状態でした。いいよぉ、オーロラは、ホント。気がつくと、感激して涙が出ていた。とにかくいい!!!。
オーロラは写真で撮るか、見るかのふたつにひとつと、インターネット上の情報にあった。「あーすごい!」「キャー、こんどはあっちよ」の声に、三脚の上のカメラを右往左往させて、あたふた。その意味がよーくわかった。ホント。(^^;
まわりは感激と歓声の渦。中には「オーロラさん、ありがとう」とか「オーロラ、ばんざーい」なんて叫んでいる人まであり。気持ちわかるなぁ。
下山後、もう一度観測所まで登る(2:45)。私たちが観測所に着いた瞬間、観測小屋にいた人たちが外にでてくる。ちょうど2度目のショーが始まった。ラッキー。
さっきとは違う形。いくつかあったカーテン状のものが突然頭上でつながり、まんまるになって、それが真下に降りてくる感じ。その裾を緑と赤の大きな光が駆け抜けていく。っもう、歓声と溜息!!!寝転がって見ても全体が見渡せず、さらに首を左右に降り続けて見る。っすっごーいー!
3:45まで見ていた。翌朝、アンカレッジへ。帰りたくない。また来たい、もっと見たい。